JPH1194081A - 自動変速機のパーク機構 - Google Patents
自動変速機のパーク機構Info
- Publication number
- JPH1194081A JPH1194081A JP27389097A JP27389097A JPH1194081A JP H1194081 A JPH1194081 A JP H1194081A JP 27389097 A JP27389097 A JP 27389097A JP 27389097 A JP27389097 A JP 27389097A JP H1194081 A JPH1194081 A JP H1194081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- tooth portion
- park
- parking
- teeth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/40—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
- F16H63/48—Signals to a parking brake or parking lock; Control of parking locks or brakes being part of the transmission
Abstract
(57)【要約】
【目的】 破損を防ぎ、小型化できる自動変速機のパー
ク機構の提供を目的とする。 【構成】 パーキングポール１が支点２を中心として傾
動されることにより、パーキングポール１の先端歯部３
がパークギア４の歯部４ａと噛み合うように構成された
パーク機構において、前記パーキングポール１には、先
端歯部３がパークギア４の歯部４ａと噛み合う前にパー
クギア４の歯部の歯先円Ｐと当接して衝撃を吸収する衝
撃用歯部５が先端歯部３よりも支点２側に形成されてい
る。
ク機構の提供を目的とする。 【構成】 パーキングポール１が支点２を中心として傾
動されることにより、パーキングポール１の先端歯部３
がパークギア４の歯部４ａと噛み合うように構成された
パーク機構において、前記パーキングポール１には、先
端歯部３がパークギア４の歯部４ａと噛み合う前にパー
クギア４の歯部の歯先円Ｐと当接して衝撃を吸収する衝
撃用歯部５が先端歯部３よりも支点２側に形成されてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動変速機のパーク
機構に関するものである。
機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、自動変速機のパーク
機構は図２の概略図で示すような構造となっており、パ
ーキングポール１は支点２を中心として傾動可能であ
り、その先端には先端歯部３が形成されており、この先
端歯部３がパークギア４の外周の歯部４ａと噛み合うよ
うに構成されているが、従来において、例えば運転者が
誤操作で、まだ車が走行中であるのにセレクトレバーを
Ｐレンジに入れたような場合には、パーキングポール１
及びパークギア４に破損が生ずる可能性もあり、そのた
め従来では十分な強度設計を行う必要があり、パーク機
構が大型化してしまうという問題点があった。
機構は図２の概略図で示すような構造となっており、パ
ーキングポール１は支点２を中心として傾動可能であ
り、その先端には先端歯部３が形成されており、この先
端歯部３がパークギア４の外周の歯部４ａと噛み合うよ
うに構成されているが、従来において、例えば運転者が
誤操作で、まだ車が走行中であるのにセレクトレバーを
Ｐレンジに入れたような場合には、パーキングポール１
及びパークギア４に破損が生ずる可能性もあり、そのた
め従来では十分な強度設計を行う必要があり、パーク機
構が大型化してしまうという問題点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、パーク機構の破損を防
ぎ、誤操作に対応できる自動変速機のパーク機構を提供
せんことを目的とし、その要旨は、パーキングポールが
支点を中心として傾動されることにより、該パーキング
ポールの先端歯部がパークギアの歯部と噛み合うように
構成されてなる自動変速機のパーク機構において、前記
パーキングポールには、前記先端歯部がパークギアの歯
部と噛み合う前に該パークギアの歯部の歯先円と当接す
る衝撃用歯部が前記先端歯部より支点側に形成されてい
ることである。
点に鑑み案出したものであって、パーク機構の破損を防
ぎ、誤操作に対応できる自動変速機のパーク機構を提供
せんことを目的とし、その要旨は、パーキングポールが
支点を中心として傾動されることにより、該パーキング
ポールの先端歯部がパークギアの歯部と噛み合うように
構成されてなる自動変速機のパーク機構において、前記
パーキングポールには、前記先端歯部がパークギアの歯
部と噛み合う前に該パークギアの歯部の歯先円と当接す
る衝撃用歯部が前記先端歯部より支点側に形成されてい
ることである。
【０００４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、本例のパーク機構の概略構成図であり、
パーキングポール１は支点２を中心として傾動可能に構
成され、その先端には先端歯部３が突出形成されてお
り、本例では、この先端歯部３よりも支点２側に、突出
して衝撃用歯部５が一体形成されたものとなっている。
する。図１は、本例のパーク機構の概略構成図であり、
パーキングポール１は支点２を中心として傾動可能に構
成され、その先端には先端歯部３が突出形成されてお
り、本例では、この先端歯部３よりも支点２側に、突出
して衝撃用歯部５が一体形成されたものとなっている。
【０００５】一方、パークギア４の外周には歯部４ａが
形成されており、本例では、この各歯部４ａの外周の歯
先円Ｐが、前記パーキングポール１が支点２を中心とし
て傾動される時に、先に前記衝撃用歯部５と当接するよ
うに構成されており、パークギア４が時計回りに回転し
ている場合でも、また逆に反時計方向に回転している時
においても、パーキングポール１が支点２を中心として
傾動された時には、先ず歯先円Ｐに衝撃用歯部５が当接
して、先端歯部３とパークギア４の当接を防ぎ、パーク
ギア４の回転が十分に落ちた状態で、次に先端歯部３が
歯部４ａに噛み合うように構成されている。
形成されており、本例では、この各歯部４ａの外周の歯
先円Ｐが、前記パーキングポール１が支点２を中心とし
て傾動される時に、先に前記衝撃用歯部５と当接するよ
うに構成されており、パークギア４が時計回りに回転し
ている場合でも、また逆に反時計方向に回転している時
においても、パーキングポール１が支点２を中心として
傾動された時には、先ず歯先円Ｐに衝撃用歯部５が当接
して、先端歯部３とパークギア４の当接を防ぎ、パーク
ギア４の回転が十分に落ちた状態で、次に先端歯部３が
歯部４ａに噛み合うように構成されている。
【０００６】従って、衝撃用歯部５がパークギア４の歯
部４ａの歯先円Ｐに当接した状態では、まだ先端歯部３
は浮いた状態で、歯部４ａと噛み合うことのないように
設定されており、逆に先端歯部３が歯部４ａと噛み合っ
た状態では前記衝撃用歯部５は歯部４ａから浮き上げら
れた状態となるように設定されている。即ち、図１にお
いて、先端歯部３が歯部４ａと噛み合った状態では、先
端歯部３と歯部４ａ間に形成されるバックラッシュａは
小さく、衝撃用歯部５と歯部４ａ間のバックラッシュｂ
は大となるように設定されている。なお、先端歯部３は
歯部４ａとの噛み合いを確実なものとするため、歯の端
縁が角形状に形成されているが、前記衝撃用歯部５の歯
の端縁は、破損を防ぐためにアール形状に形成されてい
る。
部４ａの歯先円Ｐに当接した状態では、まだ先端歯部３
は浮いた状態で、歯部４ａと噛み合うことのないように
設定されており、逆に先端歯部３が歯部４ａと噛み合っ
た状態では前記衝撃用歯部５は歯部４ａから浮き上げら
れた状態となるように設定されている。即ち、図１にお
いて、先端歯部３が歯部４ａと噛み合った状態では、先
端歯部３と歯部４ａ間に形成されるバックラッシュａは
小さく、衝撃用歯部５と歯部４ａ間のバックラッシュｂ
は大となるように設定されている。なお、先端歯部３は
歯部４ａとの噛み合いを確実なものとするため、歯の端
縁が角形状に形成されているが、前記衝撃用歯部５の歯
の端縁は、破損を防ぐためにアール形状に形成されてい
る。
【０００７】従って、本例のパーク機構においては、運
転者が誤って車の走行中にセレクトレバーをＰレンジに
入れたような場合においても、パーキングポール１が傾
動すると先ず衝撃用歯部５がパークギア４の歯先円Ｐに
当接し、十分にパークギア４の回転が落ちてから先端歯
部３が歯部４ａに噛み合わされるものであるため、破損
が生ずる恐れがなく、そのため従来のように十分な強度
設計を行うことなく全体を小型化させることができるも
のとなる。
転者が誤って車の走行中にセレクトレバーをＰレンジに
入れたような場合においても、パーキングポール１が傾
動すると先ず衝撃用歯部５がパークギア４の歯先円Ｐに
当接し、十分にパークギア４の回転が落ちてから先端歯
部３が歯部４ａに噛み合わされるものであるため、破損
が生ずる恐れがなく、そのため従来のように十分な強度
設計を行うことなく全体を小型化させることができるも
のとなる。
【０００８】
【発明の効果】本発明は、パーキングポールが支点を中
心として傾動されることにより、該パーキングポールの
先端歯部がパークギアの歯部と噛み合うように構成され
てなる自動変速機のパーク機構において、前記パーキン
グポールには、前記先端歯部がパークギアの歯部と噛み
合う前に該パークギアの歯部の歯先円と当接する衝撃用
歯部が前記先端歯部より支点側に形成されていることに
より、運転者が誤って車の走行中にセレクトレバーをＰ
レンジに入れたような誤操作の時にも、パーキングポー
ルが傾動されると先ず衝撃用歯部がパークギアの歯先円
に当接して衝撃を吸収し、その後にパーキングポールの
先端歯部がパークギアの歯部に噛み合わされるため、従
来のように破損の恐れがなく、そのため従来のような十
分な強度設計を行う必要がなく、全体を小型化させて設
計することができる効果を有する。
心として傾動されることにより、該パーキングポールの
先端歯部がパークギアの歯部と噛み合うように構成され
てなる自動変速機のパーク機構において、前記パーキン
グポールには、前記先端歯部がパークギアの歯部と噛み
合う前に該パークギアの歯部の歯先円と当接する衝撃用
歯部が前記先端歯部より支点側に形成されていることに
より、運転者が誤って車の走行中にセレクトレバーをＰ
レンジに入れたような誤操作の時にも、パーキングポー
ルが傾動されると先ず衝撃用歯部がパークギアの歯先円
に当接して衝撃を吸収し、その後にパーキングポールの
先端歯部がパークギアの歯部に噛み合わされるため、従
来のように破損の恐れがなく、そのため従来のような十
分な強度設計を行う必要がなく、全体を小型化させて設
計することができる効果を有する。
【図１】本例の自動変速機のパーク機構の概略構成図で
ある。
ある。
【図２】従来のパーク機構の概略構成図である。
１ パーキングポール ２ 支点 ３ 先端歯部 ４ パークギア ４ａ 歯部 ５ 衝撃用歯部 Ｐ 歯先円
Claims (1)
- 【請求項１】 パーキングポールが支点を中心として傾
動されることにより、該パーキングポールの先端歯部が
パークギアの歯部と噛み合うように構成されてなる自動
変速機のパーク機構において、前記パーキングポールに
は、前記先端歯部がパークギアの歯部と噛み合う前に該
パークギアの歯部の歯先円と当接する衝撃用歯部が前記
先端歯部より支点側に形成されていることを特徴とする
自動変速機のパーク機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27389097A JPH1194081A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 自動変速機のパーク機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27389097A JPH1194081A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 自動変速機のパーク機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1194081A true JPH1194081A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17534007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27389097A Pending JPH1194081A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 自動変速機のパーク機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1194081A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006042637A1 (de) * | 2006-09-01 | 2008-03-20 | Getrag Getriebe- Und Zahnradfabrik Hermann Hagenmeyer Gmbh & Cie Kg | Parksperrenanordnung |
| CN107327518A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-11-07 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构以及车辆 |
| CN107387750A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-11-24 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构以及车辆 |
| CN107524803A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-12-29 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构以及车辆 |
| CN107542924A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-01-05 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构以及车辆 |
| CN107559419A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-01-09 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP27389097A patent/JPH1194081A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006042637A1 (de) * | 2006-09-01 | 2008-03-20 | Getrag Getriebe- Und Zahnradfabrik Hermann Hagenmeyer Gmbh & Cie Kg | Parksperrenanordnung |
| DE102006042637B4 (de) * | 2006-09-01 | 2008-09-25 | Getrag Getriebe- Und Zahnradfabrik Hermann Hagenmeyer Gmbh & Cie Kg | Parksperrenanordnung |
| US8122786B2 (en) * | 2006-09-01 | 2012-02-28 | Getrag Getriebe- Und Zahnradfabrik Hermann Hagenmeyer Gmbh & Cie Kg | Parking lock arrangement |
| CN107327518A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-11-07 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构以及车辆 |
| CN107387750A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-11-24 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构以及车辆 |
| CN107524803A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-12-29 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构以及车辆 |
| CN107542924A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-01-05 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构以及车辆 |
| CN107559419A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-01-09 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构 |
| CN107387750B (zh) * | 2017-08-30 | 2019-06-04 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构以及车辆 |
| CN107524803B (zh) * | 2017-08-30 | 2019-06-04 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构以及车辆 |
| CN107542924B (zh) * | 2017-08-30 | 2019-06-04 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 驻车机构以及车辆 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040301 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040302 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040405 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060126 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060801 |