JPH1193981A - 電磁クラッチ - Google Patents

電磁クラッチ

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JPH1193981A
JPH1193981A JP9272089A JP27208997A JPH1193981A JP H1193981 A JPH1193981 A JP H1193981A JP 9272089 A JP9272089 A JP 9272089A JP 27208997 A JP27208997 A JP 27208997A JP H1193981 A JPH1193981 A JP H1193981A
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JP
Japan
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elastic body
plate
hub plate
hub
rotor
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JP9272089A
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Inventor
Shuji Kiyoshima
修二 清島
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロック等によってダンパーゴムに過大なトル
クが加わったときでも、ダンパーゴムやベルトの破損を
回避できる電磁クラッチを提供する。 【解決手段】 ダンパーゴム50を備えている電磁クラ
ッチ1において、通電停止時にアーマチュアプレート3
0を元の位置に復帰させるダンパーゴム50の一部分を
半径方向の外側から支持する環状の外側カバー41を、
アーマチュアプレート30に固定し、ダンパーゴム50
の残り部分を半径方向の内側から支持する環状の内側カ
バー42を、ハブプレート11に固定し、ダンパーゴム
50を両カバー41,42とハブプレート11との間で
圧縮し、内側カバー42に設けられた凹部42Aでダン
パーゴム50の外周面を支持し、過大トルクが加わった
とき、ダンパーゴム50を凹部42Aから離脱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は電磁クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁クラッチとして、回転軸に固
定されるハブプレートと、回転軸の軸周りに回転駆動さ
れるロータと、通電時に前記ロータに吸着されるアーマ
チュアプレートと、通電停止時に前記アーマチュアプレ
ートを元の位置に復帰させるとともに、アーマチュアプ
レートとハブプレートとの間に介在するダンパーゴムと
を備えるものがある(特開平7−54867号公報)。
【0003】ダンパーゴムはプロジェクション溶接等で
ハブプレートに固着された容器内に収容され、ダンパー
ゴムを貫通してアーマチュアプレート側に突出するリベ
ットによってアーマチュアプレートに固定されている。
【0004】通電停止時は、ダンパーゴムの作用によっ
てアーマチュアプレートがロータから離れた位置に保持
されているので、ベルトからロータに伝達される回転動
力はアーマチュアプレート及びハブプレートには伝達さ
れず、ロータだけが空転する。
【0005】通電時、アーマチュアプレートをロータへ
吸引する力が発生すると、リベットの頭部がアーマチュ
アプレートに加わった吸引力によって、ダンパーゴムを
軸方向に圧縮する。
【0006】アーマチュアプレートがロータに吸着する
と、ロータの回転トルクがアーマチュアプレート、リベ
ット、ダンパーゴム、ハブプレートを介して圧縮機の回
転軸に伝達され、圧縮機が駆動される。
【0007】このとき、ダンパーゴムの弾性変形によっ
てロータとアーマチュアプレートとが吸着したときの急
激な回転トルクの伝達による衝撃が緩和される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、冷媒圧縮機が
駆動時に焼き付き等によってロックしてしまったような
場合には、過大な回転トルクがダンパーゴム等に加わ
り、ロータを回転させるベルト等を破損させてしまうと
いう問題がある。
【0009】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題はロック等によって弾性体に過大な
トルクが加わったときでも、ベルト等の破損を回避でき
る電磁クラッチを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明の電磁クラッチは、回転軸に固定さ
れるハブプレートと、前記回転軸の軸周りに回転駆動さ
れるロータと、前記ロータに設けられ、駆動源からの動
力を伝達するベルトが掛けられるプーリと、通電時に前
記ロータに吸着されるアーマチュアプレートと、通電停
止時に前記アーマチュアプレートを元の位置に復帰させ
るとともに、前記アーマチュアプレートと前記ハブプレ
ートとの間に介在する弾性体とを備えている電磁クラッ
チにおいて、前記アーマチュアプレートに固定され、前
記弾性体の一部分を支持する環状の外側カバーと、前記
ハブのハブプレートに固定され、前記弾性体の残り部分
を環状の内側カバーとを備え、前記弾性体が前記両カバ
ーと前記ハブプレートとの間で圧縮され、前記内側カバ
ーに設けられた凹部に前記弾性体の外周面が支持され、
前記弾性体に過大トルクが加わったとき、前記弾性体が
前記凹部から離脱することを特徴とする。
【0011】弾性体に過大な回転トルクが加わったと
き、外側カバーに支持された弾性体が内側カバーに設け
られた凹部から離脱し、弾性体の外周面が内側カバーに
沿って移動する。
【0012】請求項2の発明の電磁クラッチは、回転軸
に固定されるハブプレートと、前記回転軸の軸周りに回
転駆動されるロータと、前記ロータに設けられ、駆動源
からの動力を伝達するベルトが掛けられるプーリと、通
電時に前記ロータに吸着されるアーマチュアプレート
と、通電停止時に前記アーマチュアプレートを元の位置
に復帰させるとともに、前記アーマチュアプレートと前
記ハブプレートとの間に介在する弾性体とを備えている
電磁クラッチにおいて、前記アーマチュアプレートに固
定され、前記ハブプレートと軸方向に対向する環状の外
側カバーを備え、前記外側カバーに前記弾性体が固定さ
れ、前記弾性体のハブプレート側端面に複数の凹部が周
方向に沿って設けられ、前記ハブプレートに複数の凸部
が周方向に沿って設けられ、前記弾性体が前記外側カバ
ーと前記ハブプレートとの間で圧縮され、前記ハブプレ
ートの複数の凸部が前記弾性体の複数の凹部と噛み合
い、前記弾性体に過大トルクが加わったとき、前記弾性
体の凸部が前記ハブプレートの前記凸部を乗り越えるこ
とを特徴とする。
【0013】弾性体に過大トルクが加わったとき、外側
カバーに固定された弾性体の凸部がハブプレートの凸部
を乗り越え、弾性体がハブプレートに沿って周方向に移
動する。
【0014】請求項3の発明の電磁クラッチは、請求項
2に記載の電磁クラッチにおいて、前記ハブプレートの
前記凸部と前記弾性体の前記凹部との間に隙間が形成さ
れていることを特徴とする。
【0015】ハブプレートの凸部と弾性体の前記凹部と
の間に隙間が形成されているので、弾性体の軸方向への
移動が容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0017】図1はこの発明の第1実施形態に係る電磁
クラッチの断面図である。
【0018】電磁クラッチ1は、冷媒圧縮機の回転軸に
装着されたハブ10と、ラジアル軸受3を介して回転可
能に支持され、冷媒圧縮機の回転軸2を回転中心として
エンジン(図示せず)からの回転力によって回転するロ
ータ20と、電磁コイル21の通電時、ロータ20に吸
着されるアーマチュアプレート30と、アーマチュアプ
レート30に周方向に沿って設けられ、電磁コイル21
の非通電時、アーマチュアプレート30を原点位置に復
帰させる3つのダンパーゴム(弾性体)50とを備えて
いる。
【0019】ハブ10は、冷媒圧縮機の回転軸2にボル
ト5によって装着される円筒部12と、この円筒部12
の一端に一体に設けられるハブプレート11とで構成さ
れている。
【0020】ロータ20の外周面にはプーリ60が一体
に設けられ、プーリ60にはベルト61が巻き掛けら
れ、ロータ20はベルト61を介してエンジン(駆動
源)のクランクシャフトに連結されている。
【0021】ダンパーゴム50は外側カバー41と内側
カバー42とハブプレート11とによって軸方向に圧縮
され、プリセットがかけられている。外側カバー41は
アーマチュアプレート30に固定され、内側カバー42
はハブプレート11に固定されている。
【0022】図2はアーマチュアプレートの平面図、図
3はその斜視図である。ただし、図3ではボルトは図示
されていない。
【0023】アーマチュアプレート30は、例えば低炭
素鋼からなり、外側環状部31とこの環状部31の内側
に磁気遮断部32を介して形成された内側環状部33と
で構成されている(図1参照)。
【0024】外側環状部31には外側カバー41が12
0゜の間隔で配置され3つのリベット43によって固着
されている。
【0025】外側カバー41は環状であり、外側カバー
41には回転軸2(ボルト5)を中心とする同一円周上
に3つの半円筒部41A〜41Cが120゜の間隔で形
成されている。これらの半円筒部41A〜41Cが円板
状のダンパーゴム50の外周面の一部を半径方向外側か
ら支持する。
【0026】ハブプレート11は円板状であり、このハ
ブプレート11には環状の内側カバー42が回転軸2を
中心とする同一円周上に120゜の間隔で配置されたリ
ベット44によって固着されている。
【0027】内側カバー42には6つの円弧状の凹部4
2A〜42Fが形成されている。凹部42A〜42Fは
ダンパーゴム50の外周面の一部を半径方向内側から支
持する。
【0028】電磁コイル21に通電していないときに
は、3つのダンパーゴム50の軸方向の弾性力によって
アーマチュアプレート30がロータ20から所定の間隔
を隔てた位置に保持される。
【0029】このため、エンジンからベルト61、プー
リ60を介してロータ20に伝達される回転動力は、ア
ーマチュアプレート30、ダンパーゴム50、ハブプレ
ート11等へ伝達されず、ロータ20だけがラジアル軸
受3の外周側で空転する。
【0030】電磁コイル21に通電すると、起磁力が発
生して、ロータ20及びアーマチュアプレート30に磁
束が発生し、アーマチュアプレート30がロータ20側
に吸引される。
【0031】これにより、外側カバー41と内側カバー
42とによって3つのダンパーゴム50が軸方向に圧縮
されてアーマチュアプレート30がロータ20に吸着さ
れる。
【0032】このため、エンジンからベルト61、プー
リ60を介してロータ20に伝達されていた回転動力
が、アーマチュアプレート30へ伝達され、アーマチュ
アプレート30が回転する。
【0033】図4はアーマチュアプレートの要部拡大断
面図である。
【0034】アーマチュアプレート30が矢印aに示す
方向へ回転すると、アーマチュアプレート30に固着さ
れた外側カバー41も同一方向へ回転するため、半円筒
部41Aの内周面がダンパーゴム50を圧縮し、内側カ
バー42の凹部42Aを押す。
【0035】その結果、内側カバー42が固着されたハ
ブプレート11もアーマチュアプレート30と同一方向
に回転し、その回転が冷媒圧縮機の回転軸2に伝達さ
れ、冷媒圧縮機が駆動される。
【0036】この冷媒圧縮機の駆動時、冷媒圧縮機が焼
き付き等によってロックしてしまい、ダンパーゴム50
に過大な回転トルクが加わると、外側カバー41に支持
されたダンパーゴム50が内側カバー42の凹部42A
から押し出されるようにして離脱し、隣の凹部42F
へ、更に凹部42Fから凹部42Eへと順次回転方向に
移動する。
【0037】この移動はダンパーゴム50に過大な回転
トルクが加わっている間続く。
【0038】この第1実施形態によれば、通電時、過大
な回転トルクが加わったときでもダンパーゴム50は内
側カバー42に沿って移動し続けるので、ダンパーゴム
50やベルト61に過大な力が加わらず、ダンパーゴム
50やベルト61の破損を防ぐことができる。
【0039】図5はこの発明の第2実施形態に係る電磁
クラッチの断面図であり、第1実施形態と同一部分には
同一符号を付してその説明を省略する。
【0040】ハブ110は、冷媒圧縮機の回転軸2にボ
ルト5によって装着される円筒部112と、この円筒部
112の一端に一体に設けられ、周方向に沿って複数の
凸部111Aが形成されたハブプレート111とで構成
されている。
【0041】アーマチュアプレート30にはハブ110
のハブプレート111と軸方向に対向する環状の外側カ
バー141が固定されている。
【0042】ダンパーゴム150は外側カバー141に
接着剤で固定され、ダンパーゴム150のハブプレート
111側端面に複数の凹部150Aが周方向に沿って設
けられている。凸部111Aとダンパーゴム150の凹
部150Aとは互いに噛み合い、ダンパーゴム150は
外側カバー141とハブプレート111とによって圧縮
され、プリセットがかけられている。
【0043】図6はアーマチュアプレートの平面図、図
7(a)はハブプレートとダンパーゴムとの関係を示す
断面図、図7(b)はその要部拡大図、図8はアーマチ
ュアプレートの斜視図である。
【0044】ダンパーゴム150には凸部150Bと凹
部150Aとが周方向に沿って連続的に形成されてい
る。
【0045】また、ハブプレート111には凸部111
Aと凹部111Bとが周方向に沿って連続的に形成され
ている。
【0046】ダンパーゴム150の凸部150Bとハブ
プレート111の凹部111Bとは接触しているが、ダ
ンパーゴム150の凹部150Aとハブプレート111
の凸部111Aとは接触していないので、ダンパーゴム
150は軸方向へ容易に移動することができる。
【0047】電磁コイル21に通電していないときに
は、ダンパーゴム150の軸方向の弾性力によってアー
マチュアプレート30がロータ20から所定の間隔を隔
てた位置に保持されている。
【0048】このため、エンジンからベルト61、プー
リ60を介してロータ20に伝達される回転動力は、ア
ーマチュアプレート30、ダンパーゴム150、ハブプ
レート111等へ伝達されず、ロータ20だけがラジア
ル軸受3の外周側で空転する。
【0049】電磁コイル21に通電すると、起磁力が発
生して、ロータ20及びアーマチュアプレート30に磁
束が発生し、アーマチュアプレート30がロータ20側
に吸引される。
【0050】これにより、外側カバー141によって3
つのダンパーゴム150が軸方向に圧縮されてアーマチ
ュアプレート30がロータ20に吸着される。
【0051】このため、エンジンからベルト61、プー
リ60を介してロータ20に伝達されていた回転動力
が、アーマチュアプレート30へ伝達され、アーマチュ
アプレート30が回転する。
【0052】アーマチュアプレート30の回転に伴っ
て、アーマチュアプレート30に固着された外側カバー
141も回転するため、ダンパーゴム150の凸部15
0Bがハブプレート111の凹部111Bを回転方向に
押す。
【0053】その結果、ハブプレート111もアーマチ
ュアプレート30と同一方向に回転し、その回転が冷媒
圧縮機の回転軸2に伝達され、冷媒圧縮機が駆動され
る。
【0054】この冷媒圧縮機の駆動時、冷媒圧縮機が焼
き付き等によってロックしてしまい、ダンパーゴム15
0に過大な回転トルクが加わり、ダンパーゴム150を
回転させようとする力がダンパーゴム150の凸部15
0Bとハブプレート111の凹部111Bとが噛み合う
力より大きくなると、凸部150Bが凹部150Bから
押し出され、凸部150Aを乗り越えて隣の凹部111
Bへ、更に凹部111Bへと順次回転方向に移動する。
【0055】この移動は過大な回転トルクが加わってい
る間続く。
【0056】この第2実施形態によれば、第1実施形態
の効果に加え、以下の効果を発揮することができる。 ダンパーゴム150とハブプレート111とが第1実
施形態の場合より広い面で接触するので、第1実施形態
の場合より大きなトルクを伝達することができる。 内側カバー42を使用しないので、その分だけ第1実
施形態より部品点数を削減でき、電磁クラッチをより安
価に製造することができる。
【0057】また、過大なトルクがダンパーゴム150
に加わったときにはダンパーゴム150が破壊してしま
うこともあるが、その場合にはプーリ60が空回りする
ので、ベルト61が破損することはない。
【0058】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明の電磁クラッチによれば、例えば冷媒圧縮機のロッ
ク等によって過大な回転トルクが加わったとき、外側カ
バーに支持された弾性体が内側カバーの凹部から離脱
し、弾性体が回転方向に移動するので、弾性体やベルト
の破損が回避される 請求項2に記載の発明の電磁クラッチによれば、例えば
冷媒圧縮機のロック等によって過大トルクが加わったと
き、外側カバーに固定された弾性体の凸部がハブプレー
トの凸部を乗り越え、弾性体が回転方向に移動するの
で、ベルト等の破損が回避される。
【0059】また、弾性体とハブプレートとが広い面で
接触するので、 大きなトルクを伝達することができ
る。
【0060】更に、内側カバーを使用しないので、その
分だけ部品点数を削減でき、電磁クラッチをより安価に
製造することができる。
【0061】請求項3に記載の発明の電磁クラッチによ
れば、ハブプレートの凸部と弾性体の凹部との間に隙間
が形成されているので、弾性体の軸方向への移動が容易
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る電磁クラ
ッチの断面図である。
【図2】図2はアーマチュアプレートの平面図である。
【図3】図3はアーマチュアプレートの斜視図である。
【図4】図4はアーマチュアプレートの要部拡大断面図
である。
【図5】図5はこの発明の第2実施形態に係る電磁クラ
ッチの断面図である。
【図6】図6はアーマチュアプレートの平面図である。
【図7】図7(a)はハブプレートとダンパーゴムとの
関係を示す断面図、図7(b)はその要部拡大図であ
る。
【図8】図8はアーマチュアプレートの斜視図である。
【符号の説明】
1 電磁クラッチ 2 回転軸 10 ハブ 11 ハブプレート 20 ロータ 30 アーマチュアプレート 41,141 外側カバー 42 内側カバー 42A〜42F 凹部 50,150 ダンパーゴム(弾性体) 111A 凸部 150A 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に固定されるハブプレートと、前
    記回転軸の軸周りに回転駆動されるロータと、前記ロー
    タに設けられ、駆動源からの動力を伝達するベルトが掛
    けられるプーリと、通電時に前記ロータに吸着されるア
    ーマチュアプレートと、通電停止時に前記アーマチュア
    プレートを元の位置に復帰させるとともに、前記アーマ
    チュアプレートと前記ハブプレートとの間に介在する弾
    性体とを備えている電磁クラッチにおいて、 前記アーマチュアプレートに固定され、前記弾性体の一
    部分を支持する環状の外側カバーと、 前記ハブのハブプレートに固定され、前記弾性体の残り
    部分を環状の内側カバーとを備え、 前記弾性体が前記両カバーと前記ハブプレートとの間で
    圧縮され、 前記内側カバーに設けられた凹部に前記弾性体の外周面
    が支持され、 前記弾性体に過大トルクが加わったとき、前記弾性体が
    前記凹部から離脱することを特徴とする電磁クラッチ。
  2. 【請求項2】 回転軸に固定されるハブプレートと、前
    記回転軸の軸周りに回転駆動されるロータと、前記ロー
    タに設けられ、駆動源からの動力を伝達するベルトが掛
    けられるプーリと、通電時に前記ロータに吸着されるア
    ーマチュアプレートと、通電停止時に前記アーマチュア
    プレートを元の位置に復帰させるとともに、前記アーマ
    チュアプレートと前記ハブプレートとの間に介在する弾
    性体とを備えている電磁クラッチにおいて、 前記アーマチュアプレートに固定され、前記ハブプレー
    トと軸方向に対向する環状の外側カバーを備え、 前記外側カバーに前記弾性体が固定され、 前記弾性体のハブプレート側端面に複数の凹部が周方向
    に沿って設けられ、 前記ハブプレートに複数の凸部が周方向に沿って設けら
    れ、 前記弾性体が前記外側カバーと前記ハブプレートとの間
    で圧縮され、 前記ハブプレートの複数の凸部が前記弾性体の複数の凹
    部と噛み合い、 前記弾性体に過大トルクが加わったとき、前記弾性体の
    凸部が前記ハブプレートの前記凸部を乗り越えることを
    特徴とする電磁クラッチ。
  3. 【請求項3】 前記ハブプレートの前記凸部と前記弾性
    体の前記凹部との間に隙間が形成されていることを特徴
    とする請求項2に記載の電磁クラッチ。
JP9272089A 1997-09-18 1997-09-18 電磁クラッチ Withdrawn JPH1193981A (ja)

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JP (1) JPH1193981A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001073307A1 (fr) * 2000-03-29 2001-10-04 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Mecanisme de transmission de puissance
WO2001073308A1 (fr) * 2000-03-29 2001-10-04 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Mecanisme de transmission de puissance

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001073307A1 (fr) * 2000-03-29 2001-10-04 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Mecanisme de transmission de puissance
WO2001073308A1 (fr) * 2000-03-29 2001-10-04 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Mecanisme de transmission de puissance

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