JPH1193517A - パワーウインドウ制御装置 - Google Patents

パワーウインドウ制御装置

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Publication number
JPH1193517A
JPH1193517A JP9269311A JP26931197A JPH1193517A JP H1193517 A JPH1193517 A JP H1193517A JP 9269311 A JP9269311 A JP 9269311A JP 26931197 A JP26931197 A JP 26931197A JP H1193517 A JPH1193517 A JP H1193517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power window
airbag
window
accident
air bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9269311A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Ishibashi
真道 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niles Parts Co Ltd filed Critical Niles Parts Co Ltd
Priority to JP9269311A priority Critical patent/JPH1193517A/ja
Publication of JPH1193517A publication Critical patent/JPH1193517A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車両が水中に落下した場合に、エアバッグを膨
張させることで窓ガラスを開放し、脱出口を確保する。 【解決手段】パワーウインドウレギュレータ1にエアバ
ッグ3を備える。エアバッグ3は、事故検出センサ4か
らの点火信号によって膨張し、窓ガラス2を開放側に付
勢する。パワーウインドウレギュレータ1は、エアバッ
グ3の膨張に伴ってシリンダ8内を摺動し、ワイヤ6を
介して窓ガラス2を開放側に牽引するスライダ7を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両が水中に落
下した場合等の事故の際に、窓を自動的に開放して脱出
口を確保することができるパワーウインドウ制御装置に
関し、特に、エアバッグを用いて窓を開放するパワーウ
インドウ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術は、例えば実開平6−
49551号公報に示したものがある。この従来技術
は、建設機械において転倒、落下、水没の緊急時に作業
者が運転室内から速やかに外部に脱出できるようにして
安全性の向上を図るべく、作業者によって非常口の規制
解除ピンを引抜くことで脱出口を確保できるようにした
技術を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術では手動で脱出口を確保しなければならず、
脱出する者がパニックに成っている状況では適切なもの
と言えず、緊急性を要する水没事故に対しては自動的に
脱出口を確保する技術が望まれていた。この発明は、こ
の様な課題に対処すべく発明したものであり、水中落下
等の事故発生時に、エアバッグを膨張させることで、窓
を自動的に開放して脱出口を確保することができるパワ
ーウインドウ制御装置を提供することを目的としたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、次の手段を提供する。まず請求項1記
載の発明は、パワーウインドウレギュレータに備えると
ともに膨張によって窓ガラスを開放側に付勢するエアバ
ッグと、車体に装着するとともに事故発生時に前記エア
バッグを膨張させる事故検出センサとを具備したパワー
ウインドウ制御装置を提供する。
【0005】また請求項2記載の発明は、前記パワーウ
インドウレギュレータが、前記エアバッグの膨張に伴っ
てシリンダ内を摺動し、ワイヤを介して窓ガラスを開放
側に牽引するスライダを具備したパワーウインドウ制御
装置を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、添付図
面に基づき説明する。図中に記号1で示す構成はパワー
ウインドウレギュレータである。該パワーウインドウレ
ギュレータ1は、電動によって自動車の窓ガラスを開閉
するものであり、膨張によって窓ガラス2を開放側に付
勢するエアバッグ3と、該エアバッグ3の膨張に伴って
シリンダ8内を摺動し、ワイヤ6及びパワーウインドウ
モータ5を介して窓ガラス2を開放側に牽引するスライ
ダ7とを備えている。
【0007】また図中に記号4で示す構成は事故検出セ
ンサである。該事故検出センサ4は、車体に装着すると
ともに事故発生時、すなわち、車両が水中に落下して衝
撃が加わったり、横転した時、前記エアバッグ3のイン
フレータ(図示せず)に点火信号を入力し、エアバッグ
3を膨張させるセンサである。該事故検出センサ4は、
既存のGセンサを使用することが出来る。尚、事故検出
センサ4はエアバッグ3のインフレータを点火するのに
充分なパワーを得るべく、パワー増幅器(図示せず)を
介してエアバッグ3に接続してもよい。また、この実施
の形態では、パワーウインドウレギュレータ1を一組だ
け図示しているが、同一の構造のものが各ドアに設けて
あり、事故発生時には事故検出センサ4の出力によって
全部の窓ガラスを開放するようにしている。
【0008】次に作動を説明する。先ず、図1(a)に
示すごとく、パワーウインドウモータ5が矢印D方向に
回転すると、窓ガラス2が開放し(下降し)、それに伴
ってスライダ7がワイヤ6によって押され、シリンダ8
内を矢印A方向に摺動する。次に、図1(b)に示すご
とく、パワーウインドウモータ5が矢印U方向に回転す
ると、窓ガラス2が閉じられ(上昇し)、それに伴って
スライダ7がワイヤ6によって引かれ、シリンダ8内を
矢印B方向に摺動する。
【0009】次に、事故発生時を説明する。事故発生
時、事故検出センサ4はエアバッグ3のインフレータに
点火信号を入力する。すると、エアバッグ3はインフレ
ータから発生するガスによって勢いよく膨張し、図1
(c)に示すごとく、エアバッグ3がスライダ7を矢印
A方向に強く押す。すると、スライダ7は、該エアバッ
グ3の膨張に伴ってシリンダ8内を矢印A方向に摺動
し、ワイヤ6を介して窓ガラス2を開放側に牽引する。
而して、窓ガラス2は事故発生時に自動的に開放され
る。
【0010】尚、事故検出センサ4は車両が水没したと
き作動する水没センサや車高センサを兼備し、各種事故
を検出するものである。
【0011】
【発明の効果】この発明は次の効果を奏するものであ
る。すなわち、請求項1記載の発明は、パワーウインド
ウレギュレータに備えるとともに膨張によって窓ガラス
を開放側に付勢するエアバッグと、車体に装着するとと
もに事故発生時に前記エアバッグを膨張させる事故検出
センサとを具備したパワーウインドウ制御装置であるの
で、車両が水中に落下した場合に窓を自動的に開放し、
乗員の脱出口を確保することができる。
【0012】また請求項2記載の発明は、前記パワーウ
インドウレギュレータが、前記エアバッグの膨張に伴っ
てシリンダ内を摺動し、ワイヤを介して窓ガラスを開放
側に牽引するスライダを具備したパワーウインドウ制御
装置であるので、前記効果に加えて、従来のパワーウイ
ンドウレギュレータに簡単に組み込むことができ、しか
も、エアバッグの膨張力を窓ガラスを開放する為の牽引
力に効率よく変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック図であ
り、(a)は通常時の窓ガラス開放状態を示し、(b)
は通常時の窓ガラスの閉鎖状態を示し、(c)は事故発
生時の窓ガラス開放状態を示す。
【符号の説明】
1 パワーウインドウレギュレータ 2 窓ガラス 3 エアバッグ 4 事故検出センサ 5 パワーウインドウモータ 6 ワイヤ 7 スライダ 8 シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーウインドウレギュレータ(1)に
    備えるとともに膨張によって窓ガラス(2)を開放側に
    付勢するエアバッグ(3)と、車体に装着するとともに
    事故発生時に前記エアバッグ(3)を膨張させる事故検
    出センサ(4)とを具備したパワーウインドウ制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記パワーウインドウレギュレータ(1)が、前記エア
    バッグ(3)の膨張に伴ってシリンダ(8)内を摺動
    し、ワイヤ(6)を介して窓ガラス(2)を開放側に牽
    引するスライダ(7)を具備したパワーウインドウ制御
    装置。
JP9269311A 1997-09-16 1997-09-16 パワーウインドウ制御装置 Pending JPH1193517A (ja)

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JP9269311A JPH1193517A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 パワーウインドウ制御装置

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JP9269311A JPH1193517A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 パワーウインドウ制御装置

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JPH1193517A true JPH1193517A (ja) 1999-04-06

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ID=17470583

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JP9269311A Pending JPH1193517A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 パワーウインドウ制御装置

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JP (1) JPH1193517A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100494787B1 (ko) * 2002-10-17 2005-06-10 현대자동차주식회사 차량의 충돌 발생시의 윈도우 글래스 하강장치
JP2006240352A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100494787B1 (ko) * 2002-10-17 2005-06-10 현대자동차주식회사 차량의 충돌 발생시의 윈도우 글래스 하강장치
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