JPH1193203A - 旋回作業機におけるタンク取付構造 - Google Patents

旋回作業機におけるタンク取付構造

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JPH1193203A
JPH1193203A JP25567297A JP25567297A JPH1193203A JP H1193203 A JPH1193203 A JP H1193203A JP 25567297 A JP25567297 A JP 25567297A JP 25567297 A JP25567297 A JP 25567297A JP H1193203 A JPH1193203 A JP H1193203A
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JP
Japan
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hydraulic oil
tank
fuel tank
oil tank
frame
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JP25567297A
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Shizuo Shimoie
静夫 下家
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料タンクの昇音を抑えるだけでなく、作動
油タンクそのものの冷却効率の低下も抑制しつつ、燃料
タンクの着脱を容易に行えるようにする。 【解決手段】 走行装置2上に旋回フレーム8が上下方
向の軸心回りに回動自在に設けられ、この旋回フレーム
8上に、油圧ポンプ24を駆動するエンジン25が搭載
されているとともに、このエンジン25に燃料を供給す
る燃料タンク26が油圧ポンプ24に作動油を供給する
作動油タンク27の一側面に取り付けられている旋回作
業機において、燃料タンク27の取付面44Aと作動油
タンク27の被取付面44Bとの間に、それらの間に隙
間eを形成する介在物45を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばバックホー
等の旋回作業機におけるタンク取付構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、旋回体の後側面が走行装置の車
幅からはみ出ない小旋回の旋回作業機では、各種機器が
搭載される旋回フレームの後部を車幅を直径とする円内
に収める必要があるため、左側に油圧ポンプをかつ右側
にラジエータファンを有するエンジンを旋回フレームの
後部に横向きに配置し、旋回フレームの前部右側に作動
油タンクと燃料タンクとを互いに近接させて搭載するよ
うにしている。
【0003】しかし、旋回フレームの前部右側の下部ス
ペースにスイングシリンダを設ける場合、その丁度上側
に位置する燃料タンクの着脱がやり難いと、当該スイン
グシリンダの整備又は点検に手間がかかることになる。
一方、作動油タンクは一般に高温になりやすいことか
ら、燃料タンクを作動油タンクに近接して配置する場合
でも、作動油タンクからの発熱が燃料タンクに余り伝わ
らないようにする手段を講じる必要がある。
【0004】そこで、従来の旋回作業機として、作動油
タンクからの伝熱をできるだけ抑えつつ燃料タンクの着
脱を容易にすべく、燃料タンクをこの周囲に巻き付いた
取付バンドにより作動油タンクの前側面に断熱材を介在
させて取り付けたものがある(例えば、特開平9−15
1483号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
旋回作業機では、断熱材が作動油タンクの前側面のほぼ
全面に渡って張り付けられているので、燃料タンクへの
伝熱は有効に抑制できる反面、作動油タンクの前側面の
ほぼ全面が断熱材で覆われている分だけ同作動油タンク
そのものの冷却効率は低下することになる。
【0006】本発明は、このような実情に鑑み、燃料タ
ンクの昇音を抑えるだけでなく、作動油タンクそのもの
の冷却効率の低下も抑制しつつ、燃料タンクの着脱を容
易に行えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明
は、走行装置上に旋回フレームが上下方向の軸心回りに
回動自在に設けられ、この旋回フレーム上に、油圧ポン
プを駆動するエンジンが搭載されているとともに、この
エンジンに燃料を供給する燃料タンクが前記油圧ポンプ
に作動油を供給する作動油タンクの一側面に取り付けら
れている旋回作業機において、前記燃料タンクの取付面
と作動油タンクの被取付面との間に、それらの間に隙間
を形成する介在物が設けられているものである。
【0008】この場合、上記介在物により燃料タンクの
取付面と作動油タンクの被取付面との間に隙間が形成さ
れるので、この隙間への風通しにより作動油タンクの被
取付面からも熱が逃がされるとともに、燃料タンクへの
伝熱も抑制される。また、上記介在物として更に断熱材
よりなるスペーサを備えたものを使用すれば、燃料タン
クへの伝熱をより有効に抑制できるようになる。
【0009】更に、本発明は、作動油タンクの一側面
に、燃料タンクを下から支持する載置ブラケットを取り
付けることを推奨する。この場合、燃料タンクを載置ブ
ラケットに置くだけで作動油タンクに対する位置決めが
できて、その取付作業がより簡便になるとともに、燃料
タンクの下方には載置台を設ける必要がなくなるので、
燃料タンクの下方空間が大きく確保できてスイングシリ
ンダ等の整備ないし点検が行いやすくなる。
【0010】また、上記の本発明において、燃料タンク
の反取付面側に、作動油タンク側に凹んだ逃げ凹部を形
成しておけば、この逃げ凹部を例えばエアコンの室外機
等の他の部材の収納スペースとして利用できるようにな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図面は旋回作業機として例示する
小旋回バックホー1を示しており、図5において、この
バックホー1は走行装置2と旋回体3と掘削装置4とか
ら主構成されている。
【0012】なお、以下、バックホー1の走行方向(図
5の左右方向)を前後方向といい、この前後方向に直交
する横方向(図5の紙面貫通方向)を左右方向という。
図5に示すように、走行装置2は、ゴム製履帯を有する
クローラ走行体5を左右一対備え、これらの走行体5を
走行モータMで駆動するようにしたクローラ式走行装置
が採用されている。この走行装置2の前部にはドーザ6
が設けられている。
【0013】旋回体3は、走行装置2の左右クローラ走
行体5間の中央部に設けた軸受体7に上下方向の旋回軸
心X回りに回動自在に支持された旋回フレーム8と、こ
の旋回フレーム8に搭載された各種機器を覆うボンネッ
ト9と、このボンネット9上に設けた座席10やその前
の操縦部11を覆うキャビン12とを備えている。旋回
フレーム8は、上面に各種機器の取付ブラケットが立設
されたベースプレート13の外周をFRP製のカバー部
材13Aで覆うことで構成され、この旋回フレーム8の
後部には、ベースプレート13に固定されかつ旋回フレ
ーム8の前部の掘削装置4等との重量バランスを図るカ
ウンタウェイト9Aが設けられている。また、この旋回
フレーム8は、ベースプレート13に設けた旋回モータ
14(図4参照)によって旋回軸心X回りに回動される
ようになっている。
【0014】このバックホー1はいわゆる後方小旋回タ
イプのもので、旋回体3の後側面が走行装置2の車幅か
らはみ出ないように円弧状に形成されている。すなわ
ち、旋回体3が旋回したとき、この旋回体3の後面が描
く旋回軌跡が左右クローラ走行体5の左右幅内に収まる
ようになっている。図4に示すように、旋回体3の左右
側面は、旋回体3が前方を向いた状態で前後方向に沿う
平面に形成されていて、この左右側面間同士の間隔は旋
回体3後面が描く旋回軌跡円の直径より幅狭に形成され
ている。更に、同状態において、旋回体3の前面は、左
右方向に沿う平面に形成されている。
【0015】図4及び図5に示すように、旋回フレーム
8の前面右側には、掘削装置4を支持する上下一対の支
持部材15が突出されている。この支持部材15には支
軸を介してスイングブラケット16が上下軸回りに左右
揺動自在に枢着され、このスイングブラケット16は旋
回フレーム8の内部に設けたスイングシリンダ(図示せ
ず)によって揺動される。
【0016】前記掘削装置4は、基部がスイングブラケ
ット16に左右軸回りに揺動自在に枢着されたブーム1
7と、このブーム17の先端側に左右軸回りに揺動自在
に枢着されたアーム18と、このアーム18の先端側に
スクイ・ダンプ自在に取付けられたバケット19とを備
えてなる。ブーム17は、スイングブラケット16とブ
ーム17の中途部との間に設けたブームシリンダ17に
よって揺動され、アーム18は、ブーム17の中途部と
アーム18の基部との間に設けたアームシリンダ21に
よって揺動され、バケット19は、アーム18の基部と
バケット19の取付リンクとの間に設けたバケットシリ
ンダ22によってスクイ・ダンプされる。
【0017】図4に示すように、旋回フレーム8の前端
部には前記操縦部11が立設され、旋回フレーム8の前
半部分はフロアシートで覆われていて、このフロアシー
トの下方にコントロールバルブ23が収納されている。
他方、旋回フレーム8の後部上面および右側上面は上方
開放状とされ、これらの開放部分は旋回フレーム8の上
面から上方に突出した丸みを帯びた前記ボンネット9で
覆われている。
【0018】このボンネット9の内部には、コントロー
ルバルブ23に圧油を供給する油圧ポンプ24を駆動す
るエンジン25と、このエンジン25に燃料を供給する
ための燃料タンク26と、油圧ポンプ24に作動油を供
給するための作動油タンク27と、前記エンジン25を
水冷するためのラジエータ28等が収納されており、こ
れらはすべて旋回フレーム8に搭載されている。
【0019】図4に示すように、エンジン21はその駆
動軸心が左右方向を向くように旋回フレーム8の後部に
横向きに配置されている。このエンジン21の左側下部
に油圧ポンプ24が直結され、同エンジン21の右側上
部にラジエータファン29が連結されている。油圧ポン
プ24を駆動する下部軸とラジエータファン29を駆動
する上部軸は、ファンベルト30及びプーリよりなるベ
ルト伝動機構により連動連結されている。
【0020】ラジエータファン29の右側には、オイル
クーラ(図示せず)とラジエータ28がその順に配置さ
れていて、これらの熱交換器に対応するボンネット9の
右側面には外気取り入れ口が形成されている。なお、旋
回フレーム8の旋回中心部にはスイベルジョイント31
が設けられ、同ジョイント31の右側やや前寄りには前
記旋回モータ14が配置され、これらの部材は、コント
ロールバルブ23にそれぞれ油圧配管で接続されてい
る。
【0021】前記作動油タンク27はラジエータ28の
前方に配置され、燃料タンク23はその作動油タンク2
7の更に前方に配置されており、これら両タンク26,
27は旋回フレーム8の右側前部に互いに近接して並設
されている。そして、図1〜図3に示すように、作動油
タンク27は旋回フレーム8に直接支持された状態で取
り付けられているが、燃料タンク26は旋回フレーム8
からは支持されない状態で作動油タンク27の前側面に
取り付けられている。
【0022】すなわち、作動油タンク27は、その下部
が、旋回フレーム8のベースプレート13から立設した
支持ブラケット32にチャンネル材33を介して固定さ
れ、その左側面が、旋回フレーム8の前部右側に配置さ
れた支持プレート34に取付ステー35を介して固定さ
れ、これにより、当該作動油タンク27は旋回フレーム
8に直接支持された状態で取り付けられている。
【0023】なお、この作動油タンク27は、ほぼ縦長
直方体に形成された鋼製箱体よりなり、上面に給油口2
7Aを備えている。また、前記支持プレート34は、後
述するボンネットフレーム47の一部を構成する側方フ
レーム51に固定され、この側方フレーム51は旋回フ
レーム8の右側よりをその後部から前部に至るように架
設されている(図4参照)。
【0024】他方、燃料タンク26は、下半部36が上
半部37よりも前方へ膨出して形成された合成樹脂製の
ボトルよりなり、その上半部37の外周面に上下一対の
周溝38,39を備えているとともに、上面に給油口2
6Aを備えている。しかして、燃料タンク26の上半部
37の前面側(反取付面側)を後方に凹ませることによ
り、エアコンの室外機等を収納する収納スペース62と
しての逃げ凹部37Aが形成されている。
【0025】この燃料タンク26は、下側の周溝39に
嵌合するように巻き付けられたコ字状の取付バンド40
の両端を作動油タンク27側に固定することにより、同
作動油タンク27の前側面に吊り持ち状態で固定されて
いる。すなわち、図2に示すように、前記取付バンド4
0は燃料タンク26の上半部37の平面断面にほぼ等し
いコ字型に形成され、その左端が作動油タンク27の前
面左端に設けた固定ブラケット(固定部材)41にねじ
止め等によって固定され、その右端は、作動油タンク2
7の右側面から突設した締結ブラケット(固定部材)4
2にボルト43を介して締め付け固定されている。
【0026】このため、取付バンド40によって予め燃
料タンク26を作動油タンク27の前側面に一体に取り
付けておくようにすれば、旋回体3の製造ラインにおい
て、作動油タンク27を旋回フレーム8の支持ブラケッ
ト32に取り付けるだけで、燃料タンク26の旋回フレ
ーム8に対する取り付けも同時に行える。図1及び図2
に示すように、作動油タンク27の前側面下部には、燃
料タンク26の底面を下から支持する載置ブラケット6
7が固定され、これにより、燃料タンク26の作動油タ
ンク27に対する位置決めを容易にしている。また、旋
回フレーム8の前端には、燃料タンク26の前面傾斜部
を上から押さえる押さえ板68が設けられ、この押さえ
板68は、取付完了後に燃料タンク26の下部が前後に
振れるのを防止している。
【0027】一方、燃料タンク26の作動油タンク27
に対する取付面44Aには、その上下二箇所を作動油タ
ンク27側に一体に膨出してなる横長帯状の突部(介在
物)45が形成されていて、このため、燃料タンク26
は、突部45により作動油タンク27との間で隙間eが
形成された状態で作動油タンク27の前側面に取り付け
られている。
【0028】従って、この隙間eへの風通しにより、作
動油タンク27の被取付面44Bからも熱が逃がされる
とともに、作動油タンク27らの発熱が燃料タンク26
側に伝わるのが抑制されることになる。上記突部45
は、横長帯状のものだけでなく、小円板状のものやイボ
状のもの等を採用してもよく、要するに作動油タンク2
7との間で風通しのための隙間eが形成される程度の突
出高さを有するものであればよい。また、かかる隙間e
の形成のための突部45は、作動油タンク27側に設け
ることもできるし、燃料タンク26及び作動油タンク2
7の双方に対して別体に構成することもできる。
【0029】もっとも、本実施形態では、燃料タンク2
6が樹脂製で作動油タンク27が鋼材よりなるので、一
体成形により外周形状を細工しやすい燃料タンク26側
に突部45を設けるようにしている。また、本実施形態
では、燃料タンク26の突部45の当接面に断熱材より
なるスペーサ46を介在することにより、作動油タンク
27から燃料タンク26への熱伝導をより有効に抑制す
るようにしている。
【0030】また、図例では、燃料タンク26を作動油
タンク27の前側面に取り付けているが、同燃料タンク
26は作動油タンク27の左右いずれか一方の側面又は
後側面に取り付けることもできる。図4に示すように、
旋回フレーム8には、前記エンジン25を左右方向に大
きく跨ぐように正面視ほぼ門形に形成されたボンネット
フレーム47が立設されている。
【0031】このボンネットフレーム47は、旋回フレ
ーム8の後部左側に立設された前後一対の左側支柱4
8,49と、同フレーム8の後部中央に立設された中央
支柱50と、同フレーム8の右側よりをその後部から前
部に渡るように架設された側方フレーム51と、この側
方フレーム51内に固定した前記支持プレート34と、
後側の左側支柱49の上端から中央支柱50の上端を通
って側方フレーム51の後端部まで至るように架設され
た後横梁53と、を備えている。
【0032】また、前後の左側支柱48,49は、バッ
テリーの載置台としても機能する連結プレート54で互
いに連結されており、前側の左側支柱48と前記支持プ
レート34との間には、座席10を下方から支持するた
めの前横梁55が架設されている。ボンネット18は樹
脂製又は薄板鋼板製で、燃料タンク26、作動油タンク
27及びラジエータ28等を覆う右カバー部56と、エ
ンジン25を後方から覆う後カバー部57と、油圧ポン
プ24等を覆う左カバー部58とから構成されている。
これら各カバー部56,57,58のうち、後カバー部
57はヒンジを介して前記後横梁53に上下回動自在に
支持されており、この後カバー部57を開放させること
でエンジン25及びその周囲の保守点検が可能となって
いる。
【0033】図1に示すように、右カバー部56は前方
カバー59と後方カバー60とに前後に分割されてお
り、このうち、前方カバー59の上部に、燃料タンク2
6と作動油タンク27の給油口26A,27Aに対応す
る広さを有する点検窓61が形成されている。また、本
実施形態では、燃料タンク26の上半部37に逃げ凹部
37Aが形成されていることから、前方カバー59の前
部に、キャビン12内のエアコンの室外器(コンデンサ
等)の収納スペース62を設けるようにしている。
【0034】もっとも、キャビン12の代わりにキャノ
ピを採用する場合には、エアコンが不要になりその室外
器を燃料タンク26の前方に設ける必要もなくなる。そ
こで、このような場合には、燃料タンク26の逃げ凹部
37A近傍まで前部が縮小された前方カバー59を使用
するとにより、ボンネット9の前部がよりコンパクト化
され、ウォークスルーを出来るだけ広く取れるようにな
る。
【0035】図1及び図3に示すように、旋回フレーム
8の右端部でかつ作動油タンク27の下方にはグリスガ
ン63の収納部64が形成されており、この収納部64
は旋回フレーム8の右カバーに設けた開閉扉65で開閉
できるようになっている。また、グリスガン63は、前
記チャンネル材33に固定した取付クリップ66に着脱
自在に嵌め込まれている。
【0036】なお、本実施形態では後方小旋回のバック
ホー1に本発明を採用した場合を例示したが、本発明
は、掘削装置4の最上昇時に同装置4が旋回体3の旋回
軌跡からはみ出ない超小旋回のバックホー1にも採用す
ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
燃料タンクの取付面と作動油タンクの被取付面との間に
それらの間に隙間を形成する介在物を設けたので、燃料
タンクの昇音を抑えるだけでなく、作動油タンクそのも
のの冷却効率の低下も抑制しつつ、燃料タンクの着脱を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回体の内部構造を示す右側面図である。
【図2】旋回体の前部右側部分の内部構造を示す平面図
である。
【図3】旋回体の前部右側部分を前から見た場合の内部
構造を示す正面図である。
【図4】旋回体の内部構造を示す平面図である。
【図5】小旋回バックホー(旋回作業機)の全体側面図
である。
【符号の説明】
1 小旋回バックホー(旋回作業機) 2 走行装置 8 旋回フレーム 24 油圧ポンプ 25 エンジン 26 燃料タンク 27 作動油タンク 37A 逃げ凹部 44A 取付面 44B 被取付面 45 突部(介在物) 46 スペーサ 67 載置ブラケット e 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(2)上に旋回フレーム(8)
    が上下方向の軸心回りに回動自在に設けられ、この旋回
    フレーム(8)上に、油圧ポンプ(24)を駆動するエ
    ンジン(25)が搭載されているとともに、このエンジ
    ン(25)に燃料を供給する燃料タンク(26)が前記
    油圧ポンプ(24)に作動油を供給する作動油タンク
    (27)の一側面に取り付けられている旋回作業機にお
    いて、 前記燃料タンク(26)の取付面(44A)と作動油タ
    ンク(27)の被取付面(44B)との間に、それらの
    間に隙間(e)を形成する介在物(45)が設けられて
    いることを特徴とする記載の旋回作業機におけるタンク
    取付構造。
  2. 【請求項2】 介在物(45)は更に断熱材よりなるス
    ペーサ(46)を備えている請求項1に記載の旋回作動
    機におけるタンク取付構造。
  3. 【請求項3】 作動油タンク(27)の一側面に、燃料
    タンク(26)を下から支持する載置ブラケット(6
    7)が取り付けられている請求項1又は2に記載の旋回
    作動機におけるタンク取付構造。
  4. 【請求項4】 燃料タンク(26)の反取付面側に、作
    動油タンク(27)側に凹んだ逃げ凹部(37A)が形
    成されている請求項1〜3のいずれかに記載の旋回作動
    機におけるタンク取付構造。
JP25567297A 1997-09-19 1997-09-19 旋回作業機におけるタンク取付構造 Pending JPH1193203A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002061224A (ja) * 2000-08-24 2002-02-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd 旋回式建設機械
JP2018095175A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 株式会社日立建機ティエラ 小型油圧ショベル

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JP2002061224A (ja) * 2000-08-24 2002-02-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd 旋回式建設機械
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