JPH1191880A - 液体充填バルブ - Google Patents
液体充填バルブInfo
- Publication number
- JPH1191880A JPH1191880A JP26514197A JP26514197A JPH1191880A JP H1191880 A JPH1191880 A JP H1191880A JP 26514197 A JP26514197 A JP 26514197A JP 26514197 A JP26514197 A JP 26514197A JP H1191880 A JPH1191880 A JP H1191880A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- projection
- case
- valve
- holder
- filling valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液体充填バルブおいて、入味量の調整を迅速
容易にできるようにする。 【解決手段】 充填する容器のシール部材９と入味調整
用スペーサー１５を装着したケース１０の上部外側に突
起１１を設け、該突起１１をフローバルブ５と一体的の
ホルダー１２の下端内側に折曲形成した係止縁１３に係
止保持すると共に該係止縁１３には突起挿通切欠溝１４
を設けて入味調整操作時のケース１０のホルダー１２に
対する着脱を突起１１を突起挿通切欠溝を介して係脱す
ることにより迅速かつ確実に行うようにする。
容易にできるようにする。 【解決手段】 充填する容器のシール部材９と入味調整
用スペーサー１５を装着したケース１０の上部外側に突
起１１を設け、該突起１１をフローバルブ５と一体的の
ホルダー１２の下端内側に折曲形成した係止縁１３に係
止保持すると共に該係止縁１３には突起挿通切欠溝１４
を設けて入味調整操作時のケース１０のホルダー１２に
対する着脱を突起１１を突起挿通切欠溝を介して係脱す
ることにより迅速かつ確実に行うようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は入味量の調整を容易
にできるようにした液体充填バルブに関するものであ
る。
にできるようにした液体充填バルブに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】容器に充填した入味量の調整手段とし
て、通常は充填バルブに設けたフローバルブの下端部に
シール部材を設けた容器の口部に当接するケースを螺着
し、該ケースの螺合度合によって行っているが、このよ
うな螺合調整機構は調整回動に専用の工具を必要とした
り、調整後の回動を防止するロック手段を必要とすると
共に充填機の各充填バルブごとにその高さを測定しなが
ら調整するために手間を要したり、測定誤差によって充
填量にバラ付きが生じ易い等の欠陥がある。このような
欠陥を防止するために、実開平１−１７０６９２号公報
に見られるように容器口部に当接するケースに調整用ス
ペーサーを装着して調整することが知られている。
て、通常は充填バルブに設けたフローバルブの下端部に
シール部材を設けた容器の口部に当接するケースを螺着
し、該ケースの螺合度合によって行っているが、このよ
うな螺合調整機構は調整回動に専用の工具を必要とした
り、調整後の回動を防止するロック手段を必要とすると
共に充填機の各充填バルブごとにその高さを測定しなが
ら調整するために手間を要したり、測定誤差によって充
填量にバラ付きが生じ易い等の欠陥がある。このような
欠陥を防止するために、実開平１−１７０６９２号公報
に見られるように容器口部に当接するケースに調整用ス
ペーサーを装着して調整することが知られている。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記スペ
ーサー装着方式も、スペーサーを装着したケースをフロ
ーバルブの下端部にコイルスプリングによって着脱自在
に嵌着しているために、着脱操作に手間が掛かると共に
各充填バルブ毎にケースの外にコイルスプリングを部品
として用意しなければならず、その保管収納が面倒であ
ったり、使用している間にコイルスプリングが摩耗した
り損傷したりして充填作業中にケースが落下し異物混入
の原因になったりする問題点がある。本発明はこのよう
なスペーサー装着方式における欠陥を改善してケースを
簡易に着脱できるようにした液体充填バルブを提供する
ことを目的とするものである。
ーサー装着方式も、スペーサーを装着したケースをフロ
ーバルブの下端部にコイルスプリングによって着脱自在
に嵌着しているために、着脱操作に手間が掛かると共に
各充填バルブ毎にケースの外にコイルスプリングを部品
として用意しなければならず、その保管収納が面倒であ
ったり、使用している間にコイルスプリングが摩耗した
り損傷したりして充填作業中にケースが落下し異物混入
の原因になったりする問題点がある。本発明はこのよう
なスペーサー装着方式における欠陥を改善してケースを
簡易に着脱できるようにした液体充填バルブを提供する
ことを目的とするものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、上部外側に突起を有しかつ内部に入味調整
用スペーサーとシール部材を装着した容器口部に当接す
るケースを充填バルブのフローバルブの下端部に嵌合す
ると共に前記突起をフローバルブと一体的に固着された
ホルダーの下端内側折曲部に形成した係止縁に係止保持
し、該係止縁には突起挿通切欠溝を形成し突起挿通切欠
溝を形成したことを特徴とするものであり、この場合更
にケース外周部とホルダーの外部には夫々突起形成部と
突起挿通切欠溝形成部を表示するマークを夫々表示する
ことによってケースの着脱操作を一層迅速確実に行うこ
とができる。
するために、上部外側に突起を有しかつ内部に入味調整
用スペーサーとシール部材を装着した容器口部に当接す
るケースを充填バルブのフローバルブの下端部に嵌合す
ると共に前記突起をフローバルブと一体的に固着された
ホルダーの下端内側折曲部に形成した係止縁に係止保持
し、該係止縁には突起挿通切欠溝を形成し突起挿通切欠
溝を形成したことを特徴とするものであり、この場合更
にケース外周部とホルダーの外部には夫々突起形成部と
突起挿通切欠溝形成部を表示するマークを夫々表示する
ことによってケースの着脱操作を一層迅速確実に行うこ
とができる。
【０００４】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図
面について説明すると、液体充填バルブ１は、充填タン
ク２の下部に設けられたバルブ本体３と、該バルブ本体
３に対して発条４で下方に付勢されたフローバルブ５
と、下端外側に弁座６を有しかつ中心部ベント孔７を有
するベント管８と、前記フローバルブ５の下部に設けら
れて充填する容器Ａの口縁に当接するシール部材９を有
するケース１０とから構成されている。
面について説明すると、液体充填バルブ１は、充填タン
ク２の下部に設けられたバルブ本体３と、該バルブ本体
３に対して発条４で下方に付勢されたフローバルブ５
と、下端外側に弁座６を有しかつ中心部ベント孔７を有
するベント管８と、前記フローバルブ５の下部に設けら
れて充填する容器Ａの口縁に当接するシール部材９を有
するケース１０とから構成されている。
【０００５】しかして前記ケース１０には上部外側に突
起１１が突設され、該突起１１はフローバルブ５に螺着
等で一体的に固着されたホルダー１２の下端内側に折曲
形成された係止縁１３の上面に係止保持されると共に前
記係止縁１３には前記突起１１が通過できる突起挿通切
欠溝１４が設けられ、更にケース１０内のシール部材９
の上部には入味調整用スペーサー１５が装着されてい
る。
起１１が突設され、該突起１１はフローバルブ５に螺着
等で一体的に固着されたホルダー１２の下端内側に折曲
形成された係止縁１３の上面に係止保持されると共に前
記係止縁１３には前記突起１１が通過できる突起挿通切
欠溝１４が設けられ、更にケース１０内のシール部材９
の上部には入味調整用スペーサー１５が装着されてい
る。
【０００６】また前記ケース１０の外周部には突起１１
の位置を表示するマークａが、ホルダー１２の外周部に
は突起挿通切欠溝１４の位置を表示するマークｂが夫々
表示されている。
の位置を表示するマークａが、ホルダー１２の外周部に
は突起挿通切欠溝１４の位置を表示するマークｂが夫々
表示されている。
【０００７】本発明実施例は上記のように構成されてい
るので、容器Ａをリフター１６で扛上しその口部をシー
ル部材９に当接しながら更に発条４に抗してフローバル
ブ５を押し上げると弁座６が開口されて充填タンク２の
充填液は弁座６を介して容器Ａの内壁に向けて充填さ
れ、容器Ａ内の空気はベント孔７から充填タンク２の気
相部に抜け、容器Ａ内の液は充填タンク２の液面レベル
トと一致した時点で充填作用は終了し、入味線は容器Ａ
上面から一定距離Ｈに形成される。
るので、容器Ａをリフター１６で扛上しその口部をシー
ル部材９に当接しながら更に発条４に抗してフローバル
ブ５を押し上げると弁座６が開口されて充填タンク２の
充填液は弁座６を介して容器Ａの内壁に向けて充填さ
れ、容器Ａ内の空気はベント孔７から充填タンク２の気
相部に抜け、容器Ａ内の液は充填タンク２の液面レベル
トと一致した時点で充填作用は終了し、入味線は容器Ａ
上面から一定距離Ｈに形成される。
【０００８】しかして入味量を調整するときはケース１
０を回動してその突起位置を示すマークａをホルダー１
２の突起挿通切欠溝１４の位置を示すマークｂに一致さ
せることによりケース１０をフローバルブ５から下方に
離脱し入味調整用スペーサー１５を交換したりこれを脱
したりして再びその突起１１の位置を突起挿通切欠溝１
４の位置にマークａ・ｂにより一致させケース１０上方
に押し上げながら回動し突起１１を係止縁１３に係止保
持してフローバルブに装着固定するものである。
０を回動してその突起位置を示すマークａをホルダー１
２の突起挿通切欠溝１４の位置を示すマークｂに一致さ
せることによりケース１０をフローバルブ５から下方に
離脱し入味調整用スペーサー１５を交換したりこれを脱
したりして再びその突起１１の位置を突起挿通切欠溝１
４の位置にマークａ・ｂにより一致させケース１０上方
に押し上げながら回動し突起１１を係止縁１３に係止保
持してフローバルブに装着固定するものである。
【０００９】
【発明の効果】本発明はフローバルブと一体的のホルダ
ーの下端内側に折曲形成された係止縁にその突起挿通切
欠溝を介してケースに突設した突起を係止保持すること
によって専用工具、スプリング等の別部品等を使用する
ことなくケースを迅速確実にかつ簡易に着脱して入味量
を調整することができると共にその入味量の調整もバラ
付きなく正確に行うことができる。
ーの下端内側に折曲形成された係止縁にその突起挿通切
欠溝を介してケースに突設した突起を係止保持すること
によって専用工具、スプリング等の別部品等を使用する
ことなくケースを迅速確実にかつ簡易に着脱して入味量
を調整することができると共にその入味量の調整もバラ
付きなく正確に行うことができる。
【００１０】またその着脱に際してケースの突起の位置
とホルダーの係止縁における突起挿通切欠溝の位置を夫
々マーク表示することによってその係止固定操作が確実
にでると共に着脱操作も一層迅速容易に行うことができ
る。
とホルダーの係止縁における突起挿通切欠溝の位置を夫
々マーク表示することによってその係止固定操作が確実
にでると共に着脱操作も一層迅速容易に行うことができ
る。
【図１】本発明の縦断正面図。
【図２】同要部の縦断正面図。
【図３】図２Ｉ−Ｉ線断面図。
【符号の説明】 １ 充填バルブ ５ フローバルブ ９ シール部材 １０ ケース １１ 突起 １２ ホルダー １３ 係止縁 １４ 突起挿通切欠溝 １５ 入味調整スペーサー ａ・ｂ マーク Ａ 容器
Claims (2)
- 【請求項１】 上部外側に突起を有しかつ内部に入味調
整用スペーサーとシール部材を装着した容器口部に当接
するケースを充填バルブのフローバルブの下端部に嵌合
すると共に前記突起をフローバルブと一体的に固着され
たホルダーの下端内側折曲部に形成した係止縁に係止保
持し、該係止縁には突起挿通切欠溝を形成したことを特
徴とする液体充填バルブ。 - 【請求項２】 突起挿通切欠溝の形成部のホルダー外周
部と突起部分のケース外周部に夫々マークを表示したこ
とを特徴とする請求項１記載の液体充填バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26514197A JPH1191880A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 液体充填バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26514197A JPH1191880A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 液体充填バルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1191880A true JPH1191880A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17413206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26514197A Pending JPH1191880A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 液体充填バルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1191880A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102687084A (zh) * | 2010-01-08 | 2012-09-19 | 佳能株式会社 | 处理盒和成像装置 |
-
1997
- 1997-09-12 JP JP26514197A patent/JPH1191880A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102687084A (zh) * | 2010-01-08 | 2012-09-19 | 佳能株式会社 | 处理盒和成像装置 |
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