JPH1191878A - 液体の圧力充填方法と充填装置 - Google Patents

液体の圧力充填方法と充填装置

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JPH1191878A
JPH1191878A JP9273901A JP27390197A JPH1191878A JP H1191878 A JPH1191878 A JP H1191878A JP 9273901 A JP9273901 A JP 9273901A JP 27390197 A JP27390197 A JP 27390197A JP H1191878 A JPH1191878 A JP H1191878A
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Japan
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filling
liquid
pressure
container
time
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Isayuki Matsuo
勲行 松尾
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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    • B67CCLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
    • B67C3/00Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus; Filling casks or barrels with liquids or semiliquids
    • B67C3/02Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus
    • B67C3/20Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus with provision for metering the liquids to be introduced, e.g. when adding syrups
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B67C7/00Concurrent cleaning, filling, and closing of bottles; Processes or devices for at least two of these operations
    • B67C7/0073Sterilising, aseptic filling and closing

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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 制御装置8によって各充填機構7の開閉
弁13が開放されると、ノズル14からアンプル2内へ
薬液3の充填が開始される。薬液3の液圧は液圧センサ
15によって所定時間ごとに計測されて制御装置8に入
力されている。制御装置8は、液圧センサ15から毎回
入力される液圧を元に毎回の計測後の平均の液圧を求め
るとともに、該毎回の計測後の液圧に基づく充填終了予
想時間を演算する。そして、このように毎回の計測後に
求めた充填終了予想時間を平均して、補正後の充填終了
予想時間を求め、充填開始後に上記補正後の充填終了予
想時間となったら開閉弁13を閉鎖する。 【効果】 アンプル2内への薬液3の充填量のばらつき
を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体の圧力充填方法と充
填装置に関し、より詳しくは、例えば薬液に圧力を加え
てアンプル内に所定量を充填する圧力充填方法と充填装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薬液に圧力を加えてアンプル内に
充填する圧力充填方法は知られている(例えば特公平1
−46392号公報)。上記特公平1−46392号公
報の充填方法は、充填開始時の液圧をもとに所定量の充
填液が容器に充填されるであろう充填終了予定時間を演
算し、該充填終了予定時間となったら充填機構による充
填を終了するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の充填方法では、充填開始後に液体の圧力が変動した
場合に、容器への充填量にばらつきが生じるという欠点
があった。そして、このような欠点を解消する方法とし
て、特開平9−2583号公報の充填方法が提案されて
いる。この特開平9−2583号公報の方法では、充填
開始後に所定時間ごとに液圧を計測して、計測した各時
点までの充填量を演算する。そして、各所定時間ごとに
演算した充填量を順次加算していき、このように加算し
た充填量が予め設定した充填量を越えたら、容器への充
填液の充填を停止させるようにしている。しかしなが
ら、この特開平9−2583号公報の方法においては、
順次加算した合計の充填量が設定した充填量を越えてか
ら充填を停止するため、充填終了後の容器内の充填液の
量は、設定した充填量よりも常に多くなるという欠点が
あった。しかも、圧力を計測する時間の間隔が長い場合
には、充填終了後の容器内の充填液の量の誤差が一層大
きくなるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明は、液体に圧力を加えた状態で容器内に液体の充
填を開始し、予め定めた液体の圧力と充填時間の関数に
基づいて、容器内に所定量の充填液が充填されるであろ
う充填終了予想時間を演算し、充填開始後の経過時間が
充填終了予想時間となったら、容器内への液体の充填を
停止するようにした液体の圧力充填方法において、容器
内への液体の充填開始後に順次液体の圧力を計測し、そ
れらの計測結果から液体の圧力の平均値を求めるととも
に、該平均値をもとに容器内に所定量の充填液が充填さ
れるであろう充填終了予想時間を複数回演算し直し、さ
らにこれら求めた充填終了予想時間を平均して補正後の
充填終了予想時間を求めて、充填開始後の経過時間が上
記補正後の充填終了予想時間となったら容器内への液体
の充填を停止させるようにしたものである。また、第2
の発明は、液体に圧力を加えた状態で容器内に液体の充
填を開始し、予め定めた液体の圧力と充填時間の関数に
基づいて、容器内に所定量の充填液が充填されるであろ
う充填終了予想時間を演算し、充填開始後の経過時間が
充填終了予想時間となったら、容器内への液体の充填を
停止するようにした液体の圧力充填方法において、容器
内への液体の充填開始後に順次液体の圧力を計測すると
ともに、該計測した圧力をもとに容器内に所定量の充填
液が充填されるであろう充填終了予想時間を演算し直
し、さらにこれら各回の計測終了後に演算し直した充填
終了予想時間を平均して補正後の充填終了予想時間を求
めて、充填開始後の経過時間が上記補正後の充填終了予
想時間となったら容器内への液体の充填を停止させるよ
うにしたものである。さらに、第3の発明は、液体に圧
力を加えた状態で容器内に液体の充填を開始し、予め定
めた液体の圧力と充填時間の関数に基づいて、容器内に
所定量の充填液が充填されるであろう充填終了予想時間
を演算し、充填開始後の経過時間が充填終了予想時間と
なったら、容器内への液体の充填を停止するようにした
液体の圧力充填方法において、容器内への液体の充填開
始後に順次液体の圧力を計測し、各回の計測終了ごとに
それまでに計測した液体の圧力の平均値を求めるととも
に、該平均値をもとに容器内に所定量の充填液が充填さ
れるであろう充填終了予想時間を求めて、充填開始後の
経過時間が上記充填終了予想時間となったら容器内への
液体の充填を停止させるようにしたものである。さらに
第4の発明は、液体を貯溜する圧力タンクと、圧力タン
ク内の液体を加圧する加圧手段と、上記圧力タンクと連
通するとともに開閉弁を有する複数の充填機構と、これ
ら充填機構の作動を制御する制御装置と、液体の圧力を
検出して上記制御装置に入力する液圧センサとを備え、
上記制御装置は、複数の充填機構の開閉弁を開放させて
容器内に液体の充填を開始し、予め定めた液体の圧力と
充填時間の関数に基づいて、容器内に所定量の充填液が
充填されるであろう充填終了予想時間を演算し、充填を
開始してからの経過時間が充填終了予想時間となった
ら、充填機構の開閉弁を閉鎖させて容器内への液体の充
填を停止するようにした充填装置において、上記制御装
置は、容器内への液体の充填を開始してから順次液体の
圧力を計測し、それらの計測結果から液体の圧力の平均
値を求めるとともに、該平均値をもとに容器内に所定量
の充填液が充填されるであろう充填終了予想時間を複数
回演算し直し、さらにこれら求めた充填終了予想時間を
平均して補正後の充填終了予想時間を求めて、充填開始
後の経過時間が上記補正後の充填終了予想時間となった
ら容器内への液体の充填を停止させるように構成したも
のである。さらに第5の発明は、液体を貯溜する圧力タ
ンクと、圧力タンク内の液体を加圧する加圧手段と、上
記圧力タンクと連通するとともに開閉弁を有する複数の
充填機構と、これら充填機構の作動を制御する制御装置
と、液体の圧力を検出して上記制御装置に入力する液圧
センサとを備え、上記制御装置は、複数の充填機構の開
閉弁を開放させて容器内に液体の充填を開始し、予め定
めた液体の圧力と充填時間の関数に基づいて、容器内に
所定量の充填液が充填されるであろう充填終了予想時間
を演算し、充填を開始してからの経過時間が充填終了予
想時間となったら、充填機構の開閉弁を閉鎖させて容器
内への液体の充填を停止するようにした充填装置におい
て、容器内への液体の充填を開始してから順次液体の圧
力を計測するとともに、該計測した圧力をもとに容器内
に所定量の充填液が充填されるであろう充填終了予想時
間を演算し直し、さらにこれら各回の計測を終了してか
ら演算し直した充填終了予想時間を平均して補正後の充
填終了予想時間を求めて、充填を開始してからの経過時
間が上記補正後の充填終了予想時間となったら容器内へ
の液体の充填を停止させるように構成したものである。
さらに第6の発明は、液体を貯溜する圧力タンクと、圧
力タンク内の液体を加圧する加圧手段と、上記圧力タン
クと連通するとともに開閉弁を有する複数の充填機構
と、これら充填機構の作動を制御する制御装置と、液体
の圧力を検出して上記制御装置に入力する液圧センサと
を備え、上記制御装置は、複数の充填機構の開閉弁を開
放させて容器内に液体の充填を開始し、予め定めた液体
の圧力と充填時間の関数に基づいて、容器内に所定量の
充填液が充填されるであろう充填終了予想時間を演算
し、充填を開始してからの経過時間が充填終了予想時間
となったら、充填機構の開閉弁を閉鎖させて容器内への
液体の充填を停止するようにした充填装置において、容
器内への液体の充填を開始してから順次液体の圧力を計
測し、各回の計測を終了ごとにそれまでに計測した液体
の圧力の平均値を求めるとともに、該平均値をもとに容
器内に所定量の充填液が充填されるであろう充填終了予
想時間を求めて、充填を開始からの経過時間が上記充填
終了予想時間となったら容器内への液体の充填を停止さ
せるように構成したものである。
【0005】
【作用】上述した本発明によれば、充填開始後に液体の
圧力が変動したとしても、充填開始後の経過時間が補正
後の充填終了予想時間となったら充填作業を停止するの
で、容器内への充填液の充填量のばらつきを抑制するこ
とができる。したがって、従来に比較して、容器内への
充填液の充填量を高精度に管理することができる。
【0006】
【実施例】以下、図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、1は充填装置であり、容器としての
アンプル2に所定量の薬液3を充填できるようになって
いる。充填装置1は、薬液3を貯溜する圧力タンク4
と、導管5を介して圧力タンク4と連通する分配管6
と、この分配管6に接続した複数の充填機構7と、これ
ら充填機構7の作動を制御する制御装置8とを備えてい
る。圧力タンク4には導管11の一端を接続してあり、
この導管11の他端は図示しない圧縮空気の供給源に接
続している。導管11の途中には調圧弁12を設けてあ
り、これにより、圧力タンク4内にほぼ一定圧力の圧縮
空気が導入されるようになっている。また、これによっ
て、圧力タンク4および分配管6内の薬液3はほぼ一定
の液圧に保持されるようになっている。
【0007】各充填機構7は開閉弁13とアンプル2内
に挿入されるノズル14とを備えており、開閉弁13の
開閉作動は制御装置8によって制御されるようになって
いる。分配管6には、その内部の薬液3の液圧を検出す
る液圧センサ15を取り付けてあり、液圧センサ15が
検出した分配管6内の液圧は常時に制御装置8に入力さ
れるようになっている。また、分配管6にはその内部に
貯溜する薬液3の温度を検出する液温センサ16を設け
てあり、液温センサ16が検出した液温も常時制御装置
8に入力されるようになっている。制御装置8は、充填
機構7のノズル14がアンプル2内に挿入されたら上記
各開閉弁14を同期して開放させるので、この時点から
アンプル2へ薬液3の充填が開始される。制御装置8に
は、各充填機構7ごとに予め定めた薬液3の液圧と充填
時間との関数を記憶させてあり、制御装置8は、各開閉
弁13を開放させた時点の液圧をもとに、アンプル2内
に所定量の薬液3が充填されるであろう充填終了予想時
間を演算し、充填を開始した後に充填終了予想時間とな
ったら、上記各開閉弁13を順次閉鎖させて各アンプル
2への充填を停止させるようにしている。
【0008】しかして、本実施例は、上述した構成を前
提として、充填開始後に薬液3の液圧が変動した際に、
アンプル2への薬液3の充填量の変動を抑制するよう
に、制御装置8による各開閉弁13の制御方法を改良し
たものである。すなわち、制御装置8は次のようにし
て、上記各充填機構7の開閉弁13の作動を制御する。
図2に示すように、先ず、制御装置8は、各開閉弁13
を同期して開放させてアンプル2への充填液の充填を開
始する(S1)。この充填を開始した時点で、制御装置
8は液圧センサ15が計測した液圧を読み込んで(S
2)、それをもとにして、予め定めた薬液3の液圧と充
填時間との関数から充填終了予想時間txを演算し、記
憶する(S3)。次に、制御装置8は上記第1回の充填
終了予想時間txを演算してから、適宜の時間(例えば
7/100秒)が経過すると、液圧センサ15が計測し
た液圧を読み込んで(S2)、それをもとにして、上記
関数から第2回の充填終了予想時間txを演算し、前回
記憶した充填終了予想時間txを抹消して今回求めた補
正後の充填終了予想時間txを記憶する(S3)。この
ように、制御装置8は充填を開始した後に、適宜の時間
(例えば7/100秒、10/100秒、8/100
秒)が経過するごとに、液圧センサ15が計測した液圧
を読み込んで、補正後の充填終了予想時間txを順次求
めて記憶する。なお、第2回以降の具体的な充填終了予
想時間txは、次のようにして演算する。すなわち、上
述した適宜の時間経過後の液圧センサ15による液圧の
計測ごとに、それまでに計測した結果をもとに液圧の平
均値px1〜pxnを求めるとともに、該平均値をもと
にアンプル2内に所定量の充填液が充填されるであろう
充填終了予想時間tを演算する。なお、液圧センサ15
から制御装置8へ順次入力される液圧をそれぞれp1,
p2,p3,……pnとすると、液圧の平均値pxの求
めかたは、次のようにして行う。 px1=(p1+p2)/2 −−−−−t1 px2=(p2+p3)/2 −−−−−t2 px3=(p3+p4)/2 −−−−−t3 換言すると、相前後する2回の計測結果を平均して順次
液圧の平均値px1〜pxnと、充填終了予想時間t1
〜tnを求める。次に、これら各回の計測終了後に求め
た充填終了予想時間t1〜tnを平均して上述した補正
後の充填終了予想時間txを求める。また、制御装置8
は、充填開始後に上述した処理を行うと同時に、内蔵し
たタイマーによって充填を開始した時点からの経過時間
を常時計測する(S4)。それと同時に制御装置8は、
上述したように充填開始後の時間の経過に伴って順次更
新される充填終了予想時間txを常時読み込む(S
5)。また、それと同時に制御装置8は、タイマーで計
測した充填開始後の経過時間と充填終了予想時間txと
を常時比較する(S6)。ここで、充填開始後の経過時
間が充填終了予想時間txに満たない場合には、再度S
4に戻って上述したS4からS6の処理を行う。他方、
充填開始後の経過時間が充填終了予想時間txと同じと
なった場合には、例え、次に補正する充填終了予想時間
を演算中であっても制御装置8は充填機構7の作動を停
止させて充填を終了する(S7)。また、これと同時に
制御装置8は、タイマーの計測時間および充填終了予想
時間txを零にクリアする(S8)。この後、充填が終
わったアンプル4が排出される一方、新たなアンプル4
が供給されるので、制御装置8は、新たなアンプル4に
対して上述したように充填を行う。このような充填方法
によれば、アンプル2への充填液の充填開始後に薬液3
の液圧が変動したとしても、順次充填終了予想時間を補
正する一方で、常時充填開始後の経過時間と補正後の充
填終了予想時間txを比較しているので、充填開始後の
経過時間が補正後の充填終了予想時間txと一致したら
直ちに充填作業を停止でき、目標とする薬液3の充填量
と実際にアンプル2に充填された薬液3の充填量との誤
差を小さくすることができる。したがって、従来に比較
して、アンプル2内への薬液3の充填量を高精度に管理
することができる。なお、上述した液圧の平均値px1
〜pxnは、次のようにして求めても良い。 px1=(p1+p2+p3)/3 −−−−−t1 px2=(p2+p3+p4)/3 −−−−−t2 px3=(p3+p4+p5)/3 −−−−−t3 つまり、相前後する3回の計測結果を平均して求めても
良い。また、液圧の平均値px1〜pxnは、次のよう
にして求めても良い。 px1=(p1+p2)/2 −−−−−t1 px2=(px1+p3)/2 −−−−−t2 px3=(px2+p4)/2 −−−−−t3 px4=(px3+p5)/2 −−−−−t4 つまり、前回までの平均値と今回の計測結果によって平
均を求めても良い。
【0009】(第2の実施例)さらに本発明の第2実施
例として、制御装置8による各開閉弁13の制御方法と
して次のような方法を採用することできる。すなわち、
アンプル2内への薬液3の充填開始後に、制御装置8
は、順次液圧センサ15によって計測した薬液3の液圧
が入力されると、順次入力される液圧をもとにアンプル
2内に所定量の薬液3が充填されるであろう充填終了予
想時間を演算し直す。そして、さらにこれら各回の計測
終了後に演算した充填終了予想時間の結果の全部を平均
して補正後の充填終了予想時間を求め、充填開始後の経
過時間が上記補正後の充填終了予想時間となったら制御
装置8は各充填機構7の開閉弁13を閉鎖させて、充填
作業を停止させる。このような第2実施例によっても、
上述した第1実施例と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0010】(第3の実施例)さらに本発明の第3実施
例として、制御装置8による各開閉弁13の制御方法と
して次のような方法を採用することできる。すなわち、
アンプル2内への薬液3の充填開始後に、制御装置8
は、順次液圧センサ15によって計測した薬液3の液圧
が入力されると、順次入力される液圧をもとにそれまで
に計測した薬液3の液圧の平均値を求めるとともに、該
液圧の平均値をもとにアンプル2内に所定量の薬液3が
充填されるであろう補正後の充填終了予想時間を求め
る。そして、充填開始後の経過時間が上記補正後の充填
終了予想時間となったら充填機構7の開閉弁13を閉鎖
してアンプル2内への薬液3の充填を停止させる。この
ような第3実施例によっても、上述した第1実施例と同
様の作用効果を得ることができる。
【0011】なお、上記各実施例においては、制御装置
8は、予め定めた薬液3の液圧と充填時間との関数をも
とに各開閉弁13の作動を制御しているが、薬液3の液
圧と充填時間との関数に、液温センサ16で検出した薬
液3の液温も加味するようにしても良い。そのように構
成することで、薬液3の充填量をより一層高精度に管理
することができる。また、上記各実施例では、液圧セン
サ15を分配管6に設けているが、液圧センサ15を各
充填機構7ごとに設けて、各充填機構7の液圧の変動に
応じて制御装置8によって各充填機構7の開閉弁13を
上述した実施例に倣って制御するようにしても良い。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較して容器内への充填液の充填量を高精度に管理する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を概略の構成図
【図2】図1に示した制御装置8による処理工程を示す
【符号の説明】
2 アンプル 3 薬液 8 制御装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体に圧力を加えた状態で容器内に液体
    の充填を開始し、予め定めた液体の圧力と充填時間の関
    数に基づいて、容器内に所定量の充填液が充填されるで
    あろう充填終了予想時間を演算し、充填開始後の経過時
    間が充填終了予想時間となったら、容器内への液体の充
    填を停止するようにした液体の圧力充填方法において、 容器内への液体の充填開始後に順次液体の圧力を計測
    し、それらの計測結果から液体の圧力の平均値を求める
    とともに、該平均値をもとに容器内に所定量の充填液が
    充填されるであろう充填終了予想時間を複数回演算し直
    し、 さらにこれら求めた充填終了予想時間を平均して補正後
    の充填終了予想時間を求めて、充填開始後の経過時間が
    上記補正後の充填終了予想時間となったら容器内への液
    体の充填を停止させることを特徴とする液体の圧力充填
    方法。
  2. 【請求項2】 上記平均値は、相前後する複数回の計測
    結果を平均して求めることを特徴とする請求項1に記載
    の液体の圧力充填方法。
  3. 【請求項3】 上記平均値は、前回までの計測結果を平
    均して求めた平均値と今回の計測結果とを平均して求め
    ることを特徴とする請求項1に記載の液体の圧力充填方
    法。
  4. 【請求項4】 液体に圧力を加えた状態で容器内に液体
    の充填を開始し、予め定めた液体の圧力と充填時間の関
    数に基づいて、容器内に所定量の充填液が充填されるで
    あろう充填終了予想時間を演算し、充填開始後の経過時
    間が充填終了予想時間となったら、容器内への液体の充
    填を停止するようにした液体の圧力充填方法において、 容器内への液体の充填開始後に順次液体の圧力を計測す
    るとともに、該計測した圧力をもとに容器内に所定量の
    充填液が充填されるであろう充填終了予想時間を演算し
    直し、 さらにこれら各回の計測終了後に演算し直した充填終了
    予想時間を平均して補正後の充填終了予想時間を求め
    て、 充填開始後の経過時間が上記補正後の充填終了予想時間
    となったら容器内への液体の充填を停止させることを特
    徴とする液体の圧力充填方法。
  5. 【請求項5】 液体に圧力を加えた状態で容器内に液体
    の充填を開始し、予め定めた液体の圧力と充填時間の関
    数に基づいて、容器内に所定量の充填液が充填されるで
    あろう充填終了予想時間を演算し、充填開始後の経過時
    間が充填終了予想時間となったら、容器内への液体の充
    填を停止するようにした液体の圧力充填方法において、 容器内への液体の充填開始後に順次液体の圧力を計測
    し、各回の計測終了ごとにそれまでに計測した液体の圧
    力の平均値を求めるとともに、該平均値をもとに容器内
    に所定量の充填液が充填されるであろう充填終了予想時
    間を求めて、 充填開始後の経過時間が上記充填終了予想時間となった
    ら容器内への液体の充填を停止させることを特徴とする
    液体の圧力充填方法。
  6. 【請求項6】 上記関数は、液体の温度の変化をも加味
    した関数となっていることを特徴とする請求項1から請
    求項5に記載の液体の圧力充填方法。
  7. 【請求項7】 液体を貯溜する圧力タンクと、圧力タン
    ク内の液体を加圧する加圧手段と、上記圧力タンクと連
    通するとともに開閉弁を有する複数の充填機構と、これ
    ら充填機構の作動を制御する制御装置と、液体の圧力を
    検出して上記制御装置に入力する液圧センサとを備え、 上記制御装置は、複数の充填機構の開閉弁を開放させて
    容器内に液体の充填を開始し、予め定めた液体の圧力と
    充填時間の関数に基づいて、容器内に所定量の充填液が
    充填されるであろう充填終了予想時間を演算し、充填を
    開始してからの経過時間が充填終了予想時間となった
    ら、充填機構の開閉弁を閉鎖させて容器内への液体の充
    填を停止するようにした充填装置において、 上記制御装置は、容器内への液体の充填を開始してから
    順次液体の圧力を計測し、それらの計測結果から液体の
    圧力の平均値を求めるとともに、該平均値をもとに容器
    内に所定量の充填液が充填されるであろう充填終了予想
    時間を複数回演算し直し、 さらにこれら求めた充填終了予想時間を平均して補正後
    の充填終了予想時間を求めて、充填開始後の経過時間が
    上記補正後の充填終了予想時間となったら容器内への液
    体の充填を停止させることを特徴とする充填装置。
  8. 【請求項8】 制御装置は、相前後する複数回の計測結
    果を平均して上記平均値を求めることを特徴とする請求
    項7に記載の充填装置。
  9. 【請求項9】 制御装置は、上記平均値を、前回までの
    計測結果を平均して求めた平均値と今回の計測結果とを
    平均して求めることを特徴とする請求項7に記載の充填
    装置。
  10. 【請求項10】 液体を貯溜する圧力タンクと、圧力タ
    ンク内の液体を加圧する加圧手段と、上記圧力タンクと
    連通するとともに開閉弁を有する複数の充填機構と、こ
    れら充填機構の作動を制御する制御装置と、液体の圧力
    を検出して上記制御装置に入力する液圧センサとを備
    え、 上記制御装置は、複数の充填機構の開閉弁を開放させて
    容器内に液体の充填を開始し、予め定めた液体の圧力と
    充填時間の関数に基づいて、容器内に所定量の充填液が
    充填されるであろう充填終了予想時間を演算し、充填を
    開始してからの経過時間が充填終了予想時間となった
    ら、充填機構の開閉弁を閉鎖させて容器内への液体の充
    填を停止するようにした充填装置において、 容器内への液体の充填を開始してから順次液体の圧力を
    計測するとともに、該計測した圧力をもとに容器内に所
    定量の充填液が充填されるであろう充填終了予想時間を
    演算し直し、 さらにこれら各回の計測を終了してから演算し直した充
    填終了予想時間を平均して補正後の充填終了予想時間を
    求めて、 充填を開始してからの経過時間が上記補正後の充填終了
    予想時間となったら容器内への液体の充填を停止させる
    ことを特徴とする充填装置。
  11. 【請求項11】 液体を貯溜する圧力タンクと、圧力タ
    ンク内の液体を加圧する加圧手段と、上記圧力タンクと
    連通するとともに開閉弁を有する複数の充填機構と、こ
    れら充填機構の作動を制御する制御装置と、液体の圧力
    を検出して上記制御装置に入力する液圧センサとを備
    え、 上記制御装置は、複数の充填機構の開閉弁を開放させて
    容器内に液体の充填を開始し、予め定めた液体の圧力と
    充填時間の関数に基づいて、容器内に所定量の充填液が
    充填されるであろう充填終了予想時間を演算し、充填を
    開始してからの経過時間が充填終了予想時間となった
    ら、充填機構の開閉弁を閉鎖させて容器内への液体の充
    填を停止するようにした充填装置において、 容器内への液体の充填を開始してから順次液体の圧力を
    計測し、各回の計測を終了ごとにそれまでに計測した液
    体の圧力の平均値を求めるとともに、該平均値をもとに
    容器内に所定量の充填液が充填されるであろう充填終了
    予想時間を求めて、 充填を開始からの経過時間が上記充填終了予想時間とな
    ったら容器内への液体の充填を停止させることを特徴と
    する充填装置。
  12. 【請求項12】 液体の温度を計測して制御装置に入力
    する液温センサを備え、上記関数は液体の温度の変化を
    も加味した関数となっていることを特徴とする請求項7
    から請求項9に記載の充填装置。
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