JPH1190838A - 押圧摺動式研磨具 - Google Patents

押圧摺動式研磨具

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Publication number
JPH1190838A
JPH1190838A JP29150197A JP29150197A JPH1190838A JP H1190838 A JPH1190838 A JP H1190838A JP 29150197 A JP29150197 A JP 29150197A JP 29150197 A JP29150197 A JP 29150197A JP H1190838 A JPH1190838 A JP H1190838A
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JP
Japan
Prior art keywords
dust
polishing machine
polishing
buffing
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP29150197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehisa Ooyanai
毅尚 大谷内
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 削り取られた粉塵を短い時間内に確実に
除去し、また波打つような複雑な形状をした研磨面に対
しても粉塵を埋め込む事なくしかもバフ目のない光沢性
をもった研磨面が得られる研磨具を提供する事を目的と
したものである。 【解決手段】 押圧摺動板2に、粉塵収納窟7を中央部
に設けたフェルト板5を弾力性係合シート6を介して貼
着した押圧摺動式研磨具である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属板あるいはそ
の表面に金属メッキや塗装皮膜を施した例えば自動車ボ
ディの如き表面処理金属板の研磨具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】長期間使用した金属板あるいは表面処理
金属板は、表面に酸化膜を生成して変色しまた異物が付
着してその板が失った光沢性を再生するため、酸化膜や
異物を削り落とす表面研磨機が使用されている。その表
面研磨機には綿の芯を布に埋め込んだバフまたはスポン
ジをゴムに貼り着けたバフを一方向に180度回転する
軸に取り付けたシングル回転研磨機や回転する軸が二つ
あり交互に二重回転させることで力を分散させ円滑な動
きにしたダブルアクション研磨機、及び回転が5〜10
度の往復運動し振動に近い動きをするリバースアクショ
ン研磨機など多くの機種が開発されている。中でもダブ
ルアクション研磨機とリバースアクション研磨機は、シ
ングル回転研磨機に較べて、バフの渦巻き状の回転疵す
なわちバフ目が比較的浅い利点から多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがダブルアクシ
ョン研磨機やリバースアクション研磨機の回転するバフ
には、次のような問題があった。回転するバフを研磨面
に押圧しながら金属板あるいは表面処理金属板から削り
落とした粉塵は、そのバフに吸着させ排除するかあるい
はバフの外端部に設けた粉塵吸引孔から排出するかの、
いずれかの方法で行われている。しかしながら、新しい
バフの使用初期あるいは粉塵吸引孔近くで削り取られた
粉塵が研磨された光沢面に及ぼす悪影響は極めて少ない
が、バフの使用時間あるいは排出されるバフの粉塵吸着
時間が長くなるにしたがってその粉塵によって研磨面に
微細な疵を着け光沢性を劣化する問題があった。また研
磨機には電動駆動機や粉塵排送機その他多くの付属機を
一体化した重量化構造に製作されているため、削り取っ
た粉塵が研磨面に疵着け、特に山型に盛り上がった形状
の研磨面には過大な押圧力が掛り粉塵を埋め込む問題が
あった。
【0004】本発明は、こうした問題を解消することを
鑑みたもので、削り取られた粉塵を短い時間内に確実に
除去し、また波打つような複雑な形状をした研磨面にた
いしても粉塵を埋め込む事なく、しかもバフ目のない光
沢性をもった研磨面が得られる研磨具を提供する事を目
的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】その要旨は、押圧摺動板
に、粉塵収納窟を中央部に設けたフェルト板を弾力性係
合シートを介して貼着した押圧摺動式研磨具である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら詳細に説明する。図は本発明の一実施例で、図
1は研磨機の断面図、図2は研磨フェルト板の斜視図を
示す。図1において、1は研磨機である。研磨機1は、
前記したようなシングル回転研磨機、ダブルアクション
研磨機やリバースアクション研磨機など従来から使用さ
れるもので、押圧摺動板2を回転させたり揺動させたり
振動させたりするためのエアー又は電動駆動機3とその
他の付属機から構成されている。本発明において押圧摺
動板2は、上記のような各種研磨機の駆動機に連接しな
ければならない理由はなく、押圧して摺動する板であっ
てもよい。本発明で、押圧摺動板2には図2の押圧摺動
研磨具4の斜視図で示すようなフェルト板5が弾力性係
合シート6を介して貼着される。フェルト板5は金属板
あるいは表面処理金属板の表面に酸化膜や異物などを粉
塵化しながら削り落とすもので羊毛、綿およびポリエス
テルやアクリルなどのハイテク繊維を素材として作られ
ている。これらの素材で作られたフェルト状のバフは、
従来のウールやスポンジで作られたバフに較べて研磨力
があり疵を着けない。また弾力性係合シート6は、押圧
摺動板2にフェルト板5を着脱自在に貼着し、かつ金属
板あるいは表面処理金属板の局部的に変形した凹凸面に
対してもフェルト板5が研磨面に密着できるように茸
型、鉤型、リング型など通常マジックテープ(慣用商
標)とよばれる弾力性係合シートが、押圧摺動板2とフ
ェルト板5の接着側に貼着されている。7は、粉塵収納
窟である。粉塵収納窟7は、研磨面から落とされた粉塵
を収納し易くフェルト板5の中央部に設けられている。
【0007】上記のように構成された本発明の押圧摺動
式研磨具は、図1に示すようなリバースアクション研磨
機あるいはその他の研磨機の押圧摺動板に取り付けて金
属板あるいは塗装皮膜板などの表面を研磨する。
【0008】
【発明の効果】上記のような本発明の押圧摺動式研磨具
を使用することによってシングル回転研磨機は、使う必
要がなくなる。特に、リバースアクション研磨機に本発
明で磨くと、粉塵が吸着しまた中央部に設けた粉塵収納
窟に取り込むためバフ目のない光沢性をもった研磨面が
得られる。またシングル回転研磨機で疵着いたバフ目も
同時に取れる。その上、自動車塗装で多い洗車機の疵を
取る場合は、リバースアクション研磨機に本発明を着け
その傷み度合いによって研磨剤を使用すると時間が短縮
される。一方、従来の方法では取るのが難しかった鳥の
糞や酸性雨で変色した塗装面もダブルアクション研磨機
に本発明を着け研磨剤を使用すれば取り除くことができ
る。更に、自動車のガラスについているしみいわゆるう
ろこが取れなかったものも、ダブルアクション研磨機に
本発明を着け研磨剤を使用すると取れる。
【0009】上記の他に本発明によれば、シングル回転
研磨機を使うための練習が要らなくなる。また押さえつ
けながら磨く力が要らなくなるため誰にでも出来るよう
になる。その上、バフ目が付かないので安心して磨け
る。凹凸部分を削り過ぎて再塗装する失敗もなくなる。
凹凸部分を注意して磨くため時間がかかっていたのが、
大幅に時間を短縮できる。失敗を恐れ、高級車を磨くの
を敬遠して来たが、バフ目が着かないので安心して磨け
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で、研磨機の断面図を示す。
【図2】本発明の一実施例で、研磨用フェルト板の斜視
図を示す。
【符号の説明】
1 研磨機 2 押圧摺動板 3 駆動機 4 押圧摺動式研磨具 5 フェルト板 6 フェルト板の係合シート 7 粉塵収納窟

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧摺動板(2)に粉塵収納窟(7)を
    中央部に設けたフェルト板(5)を弾力性係合シート
    (6)を介して貼着した押圧摺動式研磨具。
JP29150197A 1997-09-16 1997-09-16 押圧摺動式研磨具 Pending JPH1190838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29150197A JPH1190838A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 押圧摺動式研磨具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29150197A JPH1190838A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 押圧摺動式研磨具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1190838A true JPH1190838A (ja) 1999-04-06

Family

ID=17769708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29150197A Pending JPH1190838A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 押圧摺動式研磨具

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JP (1) JPH1190838A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125842A (ja) * 2010-12-12 2012-07-05 Kazusuke Akiyoshi 塗装表面の鏡面仕上げ方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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