JPH119071A - コンバインの脱穀済み排稈切換装置 - Google Patents

コンバインの脱穀済み排稈切換装置

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JPH119071A
JPH119071A JP16567697A JP16567697A JPH119071A JP H119071 A JPH119071 A JP H119071A JP 16567697 A JP16567697 A JP 16567697A JP 16567697 A JP16567697 A JP 16567697A JP H119071 A JPH119071 A JP H119071A
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JP
Japan
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culm
threshing
switching
cutter device
machine
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Application number
JP16567697A
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English (en)
Inventor
Hisayuki Satoji
久幸 里路
Kazushi Ohara
一志 大原
Masami Matsui
正実 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】脱穀済み排稈をカッタ装置、又は結束機へ切換
する操作レバーに設けた操作ワイヤに、該カッタ装置で
切断した排藁が引掛かることがあり、このために、この
カッタ装置に詰りが発生していた。 【解決手段】脱穀済み排稈をカッタ装置3a,又は結束
機3へ切換する操作ワイヤ43の一端部は補助挾持杆3
8へ装着し、他端部は排塵処理胴23b下部で脱穀機右
側板44の挿入孔45を内側より挿通して外側部を経て
切換レバー46に装着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンバインから
の脱穀済み排稈をカッタ装置、又は結束機へ切換供給す
る切換板に連動する補助挾持杆を作用状態、又は非作用
状態に切換操作する操作ワイヤの一端部は、該補助挾持
杆に装着し、他端部は、扱胴後側の排塵処理胴下部で脱
穀右側板の挿入孔を内側より挿通させて外側部を経て操
縦席近傍に設けた切換レバーに装着してなる脱穀済み排
稈切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】脱穀済み排稈を切断するカッタ装置と、
排稈を結束する結束機とを装着したコンバインでは、こ
のコンバインの走行車台の上側の操縦席に搭乗した作業
者が走行操作等をして、圃場内をこのコンバインを走行
させ、刈取りした刈取穀稈を脱穀機へ供給して脱穀処理
し、脱穀済み排稈は、排稈移送チェンと排稈挾持杆とに
より、挾持されて所定位置までは移送され、この排稈を
該カッタ装置で切断するときは、切換レバーを操作し
て、切換板を上方へ回動移動させて、この排稈を所定位
置から該カッタ装置へ供給して切断し、所定長さに切断
した排藁を圃場へ排出する。
【0003】又、排稈を結束機で結束するときは、切換
レバーを操作して、切換弁を下方へ回動させると共に、
この回動に連動して補助挾持杆が作用状態に作動し、脱
穀済み排稈は、排稈移送チェンと排稈挾持杆、及び補助
挾持杆とにより、所定位置から更に挾持されて後方へ移
送され、この排稈を結束機へ供給して結束し、結束した
束を圃場へ排出する。
【0004】前記切換板と補助挾持杆との切換操作は、
切換レバーの操作により、該切換板の作動に連動して、
この補助挾持杆の作用状態への作動は、操作ワイヤを介
して行われる。この操作ワイヤの一端部は、該補助挾持
杆に装着され、他端部は、カッタ装置の下部、及び脱穀
機右側板後端部から外側部を経て操縦席近傍に設けた該
切換レバーに装着したこの切換レバーの操作により行わ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】切換板と補助挾持杆と
の切換操作する切換レバーに装着された操作ワイヤは、
カッタ装置の下部から脱穀機右側板後端部からの外側部
を経て装着されていることにより、切断した排藁は、こ
の操作ワイヤに引掛かることが発生し、これが原因でこ
のカッタ装置に詰りが発生することがあったが、この発
明により、これらの問題を解消しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、走行車台4
には作業者が搭乗する操縦席16と、刈取穀稈を脱穀す
る脱穀機2と、脱穀済み排稈を移送する排稈移送チェン
28と、排稈挾持杆36と、該排稈を切断するカッタ装
置3aと、結束する結束機3等を設けたコンバインにお
いて、該排稈の供給を該カッタ装置3a、又は該結束機
3へ切換える切換板37に連動する該排稈挾持杆36の
後方に設けた補助挾持杆38には作用状態、又は非作用
状態に切換操作すべく操作ワイヤ43の一端部を装着し
て他端部を該脱穀機2内の扱胴22b後側の排塵処理胴
23b下部で脱穀機右側板44の挿入孔45を内側より
挿通させて外側部を経て該操縦席16近傍に設けた切換
レバー46に装着したことを特徴とするコンバインの脱
穀済み排稈切換装置の構成とする。
【0007】
【発明の作用】脱穀済み排稈を切断するカッタ装置3a
と、排稈を結束する結束機3とを装着したコンバインで
は、このコンバインの走行車台4の上側の操縦席16に
搭乗した作業者が走行操作等をして、圃場内をこのコン
バインを走行させ、刈取りした刈取穀稈を脱穀機2へ供
給して脱穀処理し、脱穀済み排稈は、排稈移送チェン2
8と排稈挾持杆36とにより、挾持されて所定位置まで
移送され、この排稈を該カッタ装置3aで切断するとき
は、切換レバー46を操作して、切換板37を上方へ回
動移動させてこの排稈を所定位置から該カッタ装置3a
へ供給して切断し、所定長さに切断した排藁を圃場へ排
出する。
【0008】又、排稈を結束機3で結束するときは、切
換レバー46を操作して、切換板37を下方へ回動移動
させると共に、この回動に連動して補助挾持杆38が作
用状態に作動し、脱穀済み排稈は、排稈移送チェン28
と排稈挾持杆36、及びこの排稈挾持杆36の後方の補
助挾持杆38とにより、所定位置から更に挾持されて後
方へ移送され、この排稈を該結束機3へ供給して結束
し、結束済み束を圃場へ排出する。
【0009】前記切換板37と補助挾持杆38との切換
操作は、切換レバー46の操作により、該切換板37の
作動に連動して、この補助挾持杆38の作用状態への作
動は、操作ワイヤ43を介して行われる。この操作ワイ
ヤ43の一端部は、該補助挾持杆38に装着され、他端
部は、脱穀機2内の扱胴22b後側の排塵処理胴23b
下部で脱穀機右側板44の挿入孔45を内側より挿通さ
せて、外側部を経て操縦席16近傍に設けた該切換レバ
ー46に装着したこの切換レバー46の操作により行わ
れる。
【0010】
【発明の効果】カッタ装置3a側での操作ワイヤ43の
露出を最小限度にすることができる。又、該カッタ装置
3a下方部に、該操作ワイヤ43をなくすることができ
て、切断した排藁は、この操作ワイヤ43に引掛かるこ
とがなくなり、このカッタ装置3aに詰りが発生するこ
とがなくなった。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。コンバイン1に載置した脱穀機2後部の排稈口
28a部に後方へ向けて設けた排稈移送チェン28の後
方部には、刈取穀稈が脱穀されて脱穀済みで排稈とな
り、この排稈を受けて、この排稈を切断するカッタ装置
3aと、結束する結束機3とを載置した状態を図示して
説明する。この結束機3下側前部には、排稈を切断する
カッタ装置3aを設け、これら結束機3、又はカッタ装
置3aへ排稈の供給を切換可能な構成としている。
【0012】前記コンバイン1の走行車台4の下部に
は、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ5を張設
した走行装置6を配設し、該走行車台4上部には、フィ
ードチェン7に挾持されて搬送される刈取穀稈を脱穀
し、この脱穀された穀粒を選別回収して一時貯留する穀
粒貯留タンク8を設けた脱穀機2を載置した構成であ
り、又この脱穀機2後部の排稈口28aの後側には、脱
穀済みの排稈の供給を受け、この排稈を所定長さに切断
するカッタ装置3aと、結束する結束機3とを設けた構
成としている。
【0013】前記脱穀機2の前部には、前端位置から立
毛穀稈を分草する分草体9と、この分草された穀稈を引
き起す引起装置10と、引き起された穀粒を刈り取る刈
刃装置11と、この刈り取られた穀稈を後方へ搬送し、
フィードチェン7へ受渡しする穀稈掻込搬送装置12等
を設けた刈取機13を、油圧駆動による伸縮シリンダ1
4により、土壌面に対して昇降自在に作用させる構成と
している。
【0014】前記脱穀機2の一側には、コンバイン1の
操作制御を行う操作装置15と、作業者が搭乗する操縦
席16とを設け、この操縦席16の下部には、エンジン
17を搭載すると共に、後方には、穀粒貯留タンク8を
設置する。これら走行装置6、脱穀機2、刈取機13、
エンジン17、結束機3、カッタ装置3a等によって、
該コンバイン1の機体18を構成させている。
【0015】前記刈取機13の穀稈搬送装置12によっ
て形成される刈取穀稈の搬送経路中には、刈り取られて
搬送される刈取穀稈に接触作用することにより、脱穀機
2への刈取穀稈の有無を検出する穀稈センサ19を設け
ると共に、走行車台4前端部に装架された走行用ミッシ
ョンケース20の伝動経路中には、その出力回転数に基
づく走行車速を検出する車速センサ21を設けた構成と
している。
【0016】前記脱穀機2は、上部側に脱穀室22と、
排塵処理室23と、二番処理室24とを設け、下部側に
選別室25を各々配置した構成である。該脱穀室22内
には、各種の多数の扱歯22aを植設して刈取穀稈を脱
穀処理する扱胴22bを前後方向に軸架内装した構成と
している。平面視前記脱穀室22の右側に平行し前部側
に位置させた二番処理室24内には、還元される未脱穀
処理物(二番物)を前方へ移送しながら処理し、選別室
25へ漏下させる多数の処理歯24aを植設した二番処
理胴24bと、後部側に位置させた排塵処理室23内に
は、該脱穀室22から供給される一部の未処理物を再処
理する多数の処理歯23aを植設した排塵処理胴23b
を同軸に軸架内装した構成としている。
【0017】前記脱穀室22の平面視左側の扱ぎ口22
cに沿って刈取穀稈を挾持するフィードチェン7と、挾
持杆26とを配設すると共に、扱歯22aの外周縁下部
から扱胴カバー27までの間を包囲する扱網22dと、
各処理歯23a,24aの各外周縁下部側を段差を付け
て包囲する各処理網23c,24cを各々配設した構成
である。該排塵処理室23の移送終端部には、機体内へ
向けて、この排塵処理室23内で処理された藁屑、及び
稈切等の排塵物を排出する排出口(図示せず)を設けた
構成である。又、該脱穀室22の平面視後部側には、脱
穀済みの刈取穀稈が排稈となり、この排稈を排出する排
稈口28aを設けた構成としている。
【0018】前記選別室25内には、扱網22dから漏
下した脱穀物と、各処理網23c,24cから漏下した
各処理物と、排出口から排出された排塵物とを移送しな
がら揺動して選別を行う揺動選別棚29を、扱胴22b
の軸方向に沿わせて設けた構成としている。前記揺動選
別棚29の移送方向始端側(上手側)の下部には、送風
羽根30aを回転自在に内装した送風機30を設け、こ
の送風機30で選別風を起風し、送風して穀粒と塵埃等
とに風選別する構成としている。
【0019】前記送風機30の下手側の先端部は、一番
選別棚31から流下選別される一番穀粒を収容して一番
螺旋31aにより、横送りする一番受樋31bの上手側
と接続し、その下手側は該一番選別棚31の下端部と接
続させ、この一番選別棚31の上端部近傍下側に、二番
選別棚32から流下選別される未脱穀処理物(二番物)
を収容して、二番螺旋32aにより、横送りする二番受
樋32bの上手側上端部を適宜の間隔を設けて位置さ
せ、その下手側は、該二番選別棚32の下端部近傍下側
に適宜の間隔を設けて、重接状態に位置させ、この二番
選別棚32の上端部は、機外へ開放させた構成としてい
る。
【0020】前記二番螺旋32aで横移りされた未脱穀
処理物(二番物)を引継いで、二番処理室24内へ揚送
する揚送螺旋33aを内装する二番還元筒33を脱穀機
2の平面視右側に斜設した構成としている。前記揺動選
別棚29の移送終端部上方側には、送風機30の選別風
と、該揺動選別棚29の揺動選別とによる選別塵埃を共
に、機外へ排出する排塵ファン34を設けた構成として
いる。
【0021】前記穀粒貯留タンク8内の底部に横送りす
る横移送螺旋(図示せず)を設けると共に、この横送り
された穀粒を引継ぎし、方向変換する縦移送螺旋(図示
せず)を内装する排穀支持筒35を鉛直姿勢で回動可能
に支承して設け、この排穀支持筒35の上端部を支点と
し、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒
を排出する排出螺旋(図示せず)を内装した排出オーガ
35aを、上下回動、及び左右旋回可能に横方向へ配置
した構成としている。
【0022】前記脱穀機2で脱穀処理された刈取穀稈は
排稈となり、この排稈をカッタ装置3aへ供給して切断
処理するときは、回動自在に設けた切換板37を開状態
に操作し、又、補助挾持杆38は非作用状態に連動操作
され、この脱穀機2から、この脱穀機2後部の排稈口2
8a部に設けた排稈移送チェン28と、この排稈移送チ
ェン28下側に設けた排稈挾持杆36との間で引継ぎ挾
持して移送し、該切換板37の開により、該カッタ装置
3aへの排稈通路51を経て、このカッタ装置3aへ供
給されて所定長さに切断される。又、この排稈を結束機
3へ供給して結束するときは、該切換板37を閉状態に
操作し、その操作に連動して、該排稈移送チェン28の
移送終端部の下側で回動自在に設けた補助挾持杆38が
作用状態に連動して回動され、該脱穀機2後部の該排稈
口28a部に設けた該排稈移送チェン28と、この排稈
移送チェン28下側に設けた該排稈挾持杆36との間で
引継ぎ挾持して移送し、更に該排稈移送チェン28と該
補助挾持杆38とへ引継ぎ挾持して移送し、該切換板3
7の閉により、該結束機3への該排稈通路51を経て、
この結束機3へ供給され、所定の束径に結束される構成
としている。
【0023】前記カッタ装置3aは、排稈移送チェン2
8の下側に、一方側を回動支点として前後方向へ回動自
在な構成であり、左・右側板39,39間には、主軸4
0a、及びロータ軸41aを回転自在に軸支し、該主軸
40aには、カッタ刃40bを所定間隔に複数個装着
し、該ロータ軸41aには、ロータ41bを所定間隔に
複数個装着した構成であり、排稈を所定長さに切断する
構成である。これら主軸40a、及びロータ軸41aの
前部、及び下部は開放状態として、切断された排藁を機
外へ排出する構成であり、これら主軸40a、及びロー
タ軸41aの前方部の上下両側で該左・右側板39,3
9間には、上・下フレーム39a,39bを設けて連続
させた構成としている。
【0024】前記下フレーム39bには、L字形状のス
クレパ41cの一方側を装着させ、他方側は、ロータ4
1bの外周部の溝41d間へ挿入させた構成としてい
る。これにより、ロータ軸41aへの排稈の巻き付きが
防止でき、更に上・下フレーム39a,39bにより、
該ロータ軸41aの破損が防止でき、又、該カッタ装置
3a全体の強度アップができる。
【0025】前記結束機3は、カッタ装置3aの後方上
部に、一方側を回動支点として前後方向へ回動自在な構
成であり、集束装置、結束装置及び排出装置等よりなる
構成であり、この結束機3へ移送されてきた排稈は、該
集束装置で引き継ぎ所定量を集束しながら移送し、設定
した所定量の束径に達すると該結束装置で結束籾をこの
束に巻き付けすると共に、結束されて結束済み束は、該
排出装置で機外へ排出する構成としている。
【0026】前記カッタ装置3aと結束機3とに切換え
する切換装置は、図3で示す如く排穀支持筒35には、
支持板42aを設け、この支持板42aには、回動ピン
42cを装着した補助支持板42bを上方斜めに向けて
装着し、この回動ピン42cには、上下方向に所定間隔
を設けた各支持ピン42e,42eを装着した回動板4
2dを回動自在に装着して設けている。操作ワイヤ43
の一端部は、図1,図2及び図4で示す如く脱穀機2の
扱胴22bの後側の排塵処理胴23b下部で、これら扱
胴22b、及び排塵処理胴23b等を内装する脱穀機右
側板44の挿入孔45を内側より挿通して、この脱穀機
側板44の外側部を経て、コンバイン1の操縦席16近
傍の操作装置15に設けた切換レバー46下部に装着し
ている。又、他端部は、該回動板42dの下側の該支持
ピン42eに装着している。この操作ワイヤ43の先端
部近傍部は、二番還元筒33に設けた受板47で支持さ
せた構成としている。
【0027】前記操作ワイヤ43は、図3で示す如く回
動板42d部で2本に分岐させた構成であり、分岐した
側の一方側の1本の該操作ワイヤ43は、排稈の供給を
切換する切換板37を開閉操作する構成である。又、分
岐した側の他方側の1本の該操作ワイヤ43は、補助挾
持杆38を回動操作する構成としている。切換回動板4
8aは、回動ピン48bで回動自在に軸支し、この切換
回動板48aの上下両端部には、支持ピン49b、及び
支持ピン48cを装着して設けている。分岐した一方側
の操作ワイヤ43は、回動板42dの下側の支持ピン4
2eと、該切換回動板48aの該支持ピン48cとの間
に装着して設けて連接させ、この分岐した一方側の操作
ワイヤ43の基部近傍は、支持板42aで支持させた構
成としている。
【0028】前記切換板37は、回動自在な切換軸50
aに装着し、この切換軸50aには、支持ピン50bを
装着した連結板50cを装着して設け、この支持ピン5
0bと、切換回動板48aの上側の支持ピン49bとの
間には、連結ロット49aを設けて連接させた構成とし
ている。分岐した他方側の前記操作ワイヤ43は、回動
板42dの上側の支持ピン42eと、排稈に挾持作用す
る作用状態、及び非作用状態に回動作動する補助挾持杆
38下端との間に装着して設けて連接させ、この分岐し
た他方側の操作ワイヤ43の基部近傍は、支持板42a
で支持させた構成としている。
【0029】前記切換レバー46を切操作により、切換
板37は開状態になると共に、補助挾持杆38は非作用
状態となり、穀稈はカッタ装置3aへ移送されて供給さ
れる構成である。又、該切換レバー46を入操作によ
り、該切換板37は閉状態になると共に、この閉状態に
連動して、該補助挾持杆38は作用状態となり、排稈は
結束機3へ移送されて供給される構成である。これら各
操作ワイヤ43,43,43、及び連結ロッド49a等
は、抜け止めを施した構成としている。
【0030】図10で示す如く排稈が通過する排稈通路
51は、排塵処理胴23b上方に設け、該排稈通路51
は、排稈の穂先側を株元側より、所定高さ高くして、株
元側へ向けて下り傾斜させた構成としている。又、排稈
移送チェン28の下側に設けて、回動操作により、作用
状態と非作用状態になり、作用状態でこの排稈移送チェ
ン28との間に排稈を挾持して移送する補助挾持杆38
の非作用状態で収納状態のときには、該排稈通路51を
形成する通路板51aの後端部の上側面より、突出しな
いように、この上側面より低い位置へ収納する構成とし
ている。
【0031】これにより、カッタ装置3aで排稈を切断
作業のときは、補助挾持杆38上側を排稈が通過する
が、この補助挾持杆38は、通路板51aの上側面より
突出していないことにより、排稈がこの補助挾持杆38
に引っかかるのを防止でき、又、排稈通路51を通過中
に落下する塵埃等の溜りを防止できる。図11、及び図
12で示す如く穀粒貯留タンク8は、排穀支持筒35近
傍に設けた回動支点軸52aは、上下に設けた支持板5
2bを支持させた構成であり、この回動支点軸52aを
回動中心として、該穀粒貯留タンク8を体外側へ向け
て、開閉自在な構成としている。
【0032】前記排穀支持筒35部をカバーすべくオー
ガカバー53aを設け、このオーガカバー53aは、樹
脂材等よりなるL字形状に形成し、一方側を開閉自在な
丁番53b等介して穀粒貯留タンク8の一側部に装置し
ている。又、他方側は、ロック部材54aの支持軸54
bへ該オーガカバー53aの挿入孔53c部を挿入して
装着させる構成であり、該オーガカバー53aには、弾
発するスプリング53dを設けた構成としている。
【0033】前記穀粒タンク8を開状態に操作すると、
この開状態に連動し、オーガカバー53aは、ロック部
材54aの支持軸54b部より外れ、開状態になる構成
としている。これにより、穀粒貯留タンク8の開操作に
より、オーガカバー53aも同時に開状態になることに
より便利であり、又、ストッパ等の部品が不用となり、
コスト低減ができる。
【0034】図13で示す如く穀粒貯留タンク8は、機
外外側へ向けて開閉自在な構成であり、この穀粒貯留タ
ンク8の開状態の操作に連動して、排穀支持筒35部を
カバーすべくオーガカバー55を設け、このオーガカバ
ー55は、機体外側へ向けて開閉自在な構成としてい
る。前記穀粒貯留タンク8、及びオーガカバー55を開
状態に操作し、結束機3、及びカッタ装置3a開状態に
操作したときには、該結束機3に設けた結束籾ケース5
6は、該オーガカバー55の開状態部に位置する構成と
している。
【0035】これにより、結束籾ケース56、及びオー
ガカバー55を開き操作のときに破損することがなくな
り、又、これらを同時に開状態にすることができて、メ
ンテンスを向上させることができる。図14で示す如く
補助挾持杆38を装着するケース57を設け、このケー
ス57には、内装したスプリング58、及び操作ワイヤ
43等をカバーするケースカバー59を設け、このケー
スカバー59は、ゴム材、及び樹脂材等の弾性材で形成
した構成であり、このケースカバー59は、該ケース5
7に設けた取付板57aのナット57bに、ボルト57
cで装着する構成としている。
【0036】前記ケース57には、ケースカバー59を
設け、これにより、補助挾持杆38の切換部に藁屑等の
浸入がなくなり、作動不良による排稈の詰りが防止で
き、又、スプリング58部に藁屑等の浸入もなくなり、
該補助挾持杆38が非作用状態のときに、この補助挾持
杆38は、完全に収納することができ、排藁の引っかか
りがなくなった。
【0037】図15で示す如く脱穀機2の入口漏斗60
の前方下部、及び刈取機13の穀稈掻込搬送装置12の
移送終端部に設けた引継ゴム板61下方には、注油用オ
イルタンク62を設け、前方に回動支点63を有するフ
ィードチェン7のレール64より突出させて、刈取引継
ゴム支え板65を設けている。前記フィールドチェンレ
ール64が閉状態のときには、注油用オイルタンク62
の給油口66は、刈取引継ゴム支え板65下方に位置さ
せ、給油を容易とする構成である。又、開状態のときに
は、引継ゴム板61をめくることにより、該給油口66
上方部が開放する構成として、給油を容易とする構成と
している。
【0038】前記引継ゴム支え板65を入口漏斗60に
取付けることにより、給油が困難となり、又、供給部に
設けても同じように、給油が困難となるが、上記によ
り、給油が容易であると共に、引継ゴム板61の垂れ下
り防止とメンテナンス性の向上を図ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の拡大側面斜視図
【図2】カッタ装置部の拡大側面図
【図3】操作ワイヤ取付部の拡大側面図
【図4】脱穀機の拡大側断面図
【図5】脱穀機の拡大平断面図
【図6】コンバインの全体側面図
【図7】カッタ装置取付部の拡大側面斜視図
【図8】カッタ装置の拡大側面斜視図
【図9】カッタ装置の拡大平断面図
【図10】他の実施例を示す図で、カッタ装置取付部の
拡大側面斜視図
【図11】他の実施例を示す図で、オーガカバー取付部
の拡大平面図
【図12】他の実施例を示す図で、オーガカバー取付部
開状態の拡大平面図
【図13】他の実施例を示す図で、結束機開状態の拡大
平面図
【図14】他の実施例を示す図で、補助挾持杆取付部の
拡大側面斜視図
【図15】他の実施例を示す図で、刈取穀稈供給部の拡
大平面図
【符号の説明】
2 脱穀機 3 結束機 3a カッタ装置 16 操縦席 22b 扱胴 23b 排塵処理胴 28 排稈移送チェン 36 排稈挾持杆 37 切換板 38 補助挾持杆 43 操作ワイヤ 44 脱穀機右側板 45 挿入孔 46 切換レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車台4には作業者が搭乗する操縦席
    16と、刈取穀稈を脱穀する脱穀機2と、脱穀済み排稈
    を移送する排稈移送チェン28と、排稈挾持杆36と、
    該排稈を切断するカッタ装置3aと、結束する結束機3
    等を設けたコンバインにおいて、該排稈の供給を該カッ
    タ装置3a、又は該結束機3へ切換える切換板37に連
    動する該排稈挾持杆36の後方に設けた補助挾持杆38
    には作用状態、又は非作用状態に切換操作すべく操作ワ
    イヤ43の一端部を装着して他端部を該脱穀機2内の扱
    胴22b後側の排塵処理胴23b下部で脱穀機右側板4
    4の挿入孔45を内側より挿通させて外側部を経て該操
    縦席16近傍に設けた切換レバー46に装着したことを
    特徴とするコンバインの脱穀済み排稈切換装置。
JP16567697A 1997-06-23 1997-06-23 コンバインの脱穀済み排稈切換装置 Pending JPH119071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4713611A (en) * 1986-06-23 1987-12-15 Vtc Incorporated Burn-in apparatus for integrated circuits mounted on a carrier tape
US4779047A (en) * 1986-06-23 1988-10-18 Vtc Incorporated Burn-in apparatus for integrated circuits mounted on a carrier tape

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