JPH1189662A - 座椅子 - Google Patents

座椅子

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JPH1189662A
JPH1189662A JP27387397A JP27387397A JPH1189662A JP H1189662 A JPH1189662 A JP H1189662A JP 27387397 A JP27387397 A JP 27387397A JP 27387397 A JP27387397 A JP 27387397A JP H1189662 A JPH1189662 A JP H1189662A
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JP
Japan
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backrest
seat
buttocks
stopper
guide
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Pending
Application number
JP27387397A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Nishizawa
満 西沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背もたれの傾斜角度を大きくした時等に発生
する臀部のずれを体格に合わせて適切に防止でき、姿勢
を正しく保って疲れ難くする。 【解決手段】 座面4上に、腰を下ろした人の臀部のず
れを防止する臀部支持部を前後動可能に備え付けた臀部
ストッパー6を設置し、その臀部ストッパー6を、座面
4の前後方向に沿わせて配設したガイド部材20と、そ
のガイド部材20に沿ってスライド可能でガイド部材2
0に対する固定用の止め具29を備えたスライダー33
とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は居間等に置いて使用
する座椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、畳やフローリングの床等の上で楽
な姿勢でくつろいだり、テレビやビデオを見たりする時
に座椅子が使用されている。この座椅子は脚が無く、座
と背もたれと、その背もたれに対する傾斜角度の調節を
可能にする背もたれ斜度調節機構とを備えている。それ
故、座面上に腰を下ろし、座り心地が良いように適宜背
もたれの傾斜角度を調節しながら使用できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな座椅子では背もたれの座面に対する傾斜角度を大き
くして行くと、座面上を臀部が前方に滑って移動して行
く。そして、臀部の位置が移動して行くと、背中の下部
が背もたれから離れ姿勢が悪くなるため疲れ易くなる。
それ故、通常は疲れを感じたら臀部を元の位置に戻して
姿勢を正す必要がある。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、背もたれの傾斜角度を大きくし
た時等に発生する臀部のずれを体格に合わせて適切に防
止できて、姿勢を正しく保つことのできる、疲れ難い座
椅子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の座椅子では座と背もたれと、その背もたれ
の座面に対する傾斜角度の調節を可能にする背もたれ斜
度調節機構を備える。そして、座面上に腰を下ろした人
の臀部のずれを防止する臀部支持部を前後動可能に備え
付けた臀部ストッパーを設置する。
【0006】又、臀部ストッパーを、座面の前後方向に
沿わせて配設したガイド部材と、そのガイド部材に沿っ
て前後にスライド可能でガイド部材に対する固定用の止
め具を備えたスライダーとから構成すると好ましくな
る。
【0007】又、ガイド部材として2本のガイド棒を用
い、その各ガイド棒を座面の両側縁部付近にそれぞれ配
置し、更に各ガイド棒をその後端部を中心にして回動可
能に支持し、一方のガイド棒にその長手方向に沿わせて
多数の位置決め穴をそれぞれ設け、スライダーとして各
ガイド棒の外側にそれぞれ嵌まる2本のスライド管を備
えた足乗せ台を用い、一方のスライド管の後端部に固定
用の止め具としてガイド棒の任意の位置決め穴に嵌入可
能な鉤部付きフックを設置するとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図1〜3を参照し
て、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明を適
用した座椅子の斜視図、図2はその座椅子の骨組みを示
す斜視図である。この座椅子1は従来の座椅子と基本構
造を同一にするため、座2と背もたれ3と、その背もた
れ3の座面4に対する傾斜角度の調節を可能にする背も
たれ斜度調節機構5とを備える。そして、更にその座面
4上に臀部ストッパー6を設置する。
【0009】この座2は腰を下ろす場所であり、背もた
れ3や背もたれ斜度調節機構5、臀部ストッパー6等を
支持するベースとなる。そこで、座2の基材には強度を
大きくし、取付け性を良く、更に座り心地を良くするた
め、長方形状の木製平板7を用いる。しかし、平板7の
ままでは硬くて、当然座り心地があまり良くない。それ
故、平板7の全体をクッション材8で包む。
【0010】そして、平板7の後端部付近の上面両側縁
部に背もたれ3と臀部ストッパー6を取り付け、背もた
れ斜度調節機構5の要部を構成する支持金具9(9a、
9b)をそれぞれ設置する。その際、支持金具9として
細長い長方形状の水平部10と五角形状の垂直部11と
からなる断面L形状の金属板を用いる。すると、いずれ
も水平部10を複数例えば4箇所ねじ12止めにより平
板7に固定し、垂直部11をその板面に垂直に立てるこ
とができる。なお、各垂直部11には背もたれ3の座面
4に対する傾斜角度を多段階例えば3段階に変えるため
の斜度可変用貫通穴13(13a、13b)を開けてお
く。
【0011】又、背もたれ3は座面4に腰を下ろした
後、背中をもたせ掛ける場所となる。そこで、背もたれ
3の基材には強度の大きなコ状に屈曲する金属管14を
用いる。そして、このコ状管14をその両端部をそれぞ
れ潰して扁平にしそこに軸穴を設けて、対応する支持金
具9の垂直部11の上縁寄り中央部で回動可能に支持す
る。しかし、そのままでは背中を楽にもたせ掛けること
ができないのでコ状管14の全体にその両端部付近を除
いて強靱な布15等を巻回する。なお、16(16a、
16b)はコ状管14の回動の中心となるピンである。
【0012】又、そのままでは背もたれ3を座面4に対
して一定の傾斜角度を保って立てておくことができな
い。そこで、コ状管14を支持するため、コ状に屈曲
し、更にその両端部が向き合うように少しそれぞれ突出
する金属棒17を用いる。そして、この支持棒17の中
央直線部を両方の斜度可変用貫通穴13に差し通して配
置し、その両端部をコ状管14の両端部付近に設けた穴
18内に外方からそれぞれ嵌める。すると、支持棒17
がコ状管14に対して回動可能になる。それ故、支持棒
17を回動させて移動し、その中央直線部の両斜度可変
用貫通穴13内における位置を段階的に変えていくと、
背もたれ3の傾斜角度を3段階に切り替えることができ
る。なお、19が斜度可変用貫通穴13内にある位置決
め用の凹所である。
【0013】そして、臀部ストッパー6には臀部支持部
を座面4に沿って前後動可能に備え付ける。その際、臀
部ストッパー6として座面4の前後方向に沿わせて配設
したガイド部材と、そのガイド部材に沿って前後にスラ
イド可能でガイド部材に対する固定用の止め具を備えた
スライダーとからなる組立体を用いる。すると、スライ
ダーをガイド部材に沿って前後動し、止め具によりガイ
ド部材に固定して、臀部支持部として簡単に使用でき
る。
【0014】又、上記ガイド部材として2本の管状の金
属製ガイド棒20(20a、20b)を用い、その各ガ
イド棒20の後端部をそれぞれ潰して扁平にしそこに軸
穴を設ける。そして、各ガイド棒20を座面4の両側縁
部上にそれぞれ配置し、その各軸穴にピン21(21
a、21b)をそれぞれ嵌め、対応する支持金具9の垂
直部11の前縁寄り中央部で回動可能に支持する。その
際、各ガイド棒20の後端部を座面4より高く、例えば
3cm程高く支持する。なお、一方の例えばガイド棒2
0bの中央部にその長手方向に沿わせて多数の例えば7
個の位置決め穴22をほぼ等間隔に配置してそれぞれ設
けておく。
【0015】又、上記のスライダーの基材としてコ状に
屈曲する金属管23と直線状の金属管24とを方形状に
結合して用いる。そして、コ状管23の両側部25(2
5a、25b)を各ガイド棒20の外側にそれぞれ嵌ま
る2本のスライド管として使用し、そのコ状管23の中
央部26と直管24とに強靱な布等を巻回して足乗せ台
27を形成する。なお、コ状管23に対する直管24の
結合位置を少し内側にし、コ状管23の両端を直管24
より少し後方に突出する。
【0016】更に、一方のスライド管25bの後端部に
固定用の止め具としてガイド棒20bに設けた任意の位
置決め穴22に嵌入可能な鉤部28付きフック29を設
置する。この鉤部28付きフック29は図3に示すよう
にスライド管25bの後端部付近に固着した取付台30
で回動可能に支持し、その回動軸に当るピン31に中央
部を巻回したスプリング32より常に鉤部28が位置決
め穴22内に嵌まる方向に付勢力を与える。それ故、2
本のスライド管25を備えた足乗せ台27からなるスラ
イダー33を座面4上において前後動するにはフック2
9の後端部を押して鉤部28を位置決め穴22から抜か
なければならない。なお、スライド管25bの後端部に
は当然鉤部28が嵌まる穴を開けておく。
【0017】このような座椅子1を使用する場合、背も
たれ3の傾斜角度を適宜調節し、体格に合わせてスライ
ダー33を移動して位置決めする。すると、座面4上を
左右に配置した両ガイド棒20と前側に配置したスライ
ダー33の後縁部で仕切って、背もたれ3の下部付近と
共に枠状に囲んだ凹所を形成できる。それ故、座面4に
厚めの座布団を敷いて腰を下ろしても、その凹所に臀部
が嵌まり、座布団もずれない。
【0018】そして、両ガイド棒20とスライダー33
の後縁部で臀部を支持し、臀部の左右、特に前方への滑
り等によるずれを防止できる。しかも、姿勢を正しく保
つことができるため、長時間使用しても疲れない。な
お、使用中腰を下ろしたまま背もたれ3の傾斜角度を変
え、或いはフック29を操作する等して、当然スライダ
ー33の位置を変えることができる。又、各ガイド棒2
0がその後端部を中心にして回動可能に支持されている
ため、スライダー33の下に座布団等を差し込み、足乗
せ台27を高く足の位置を高くして、足を楽にすること
もできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、請求項1
記載の発明では使用する人の体格に合わせて臀部支持部
の位置を変えて臀部を適切に支持し、臀部の滑り等によ
るずれを防止できる。しかも、臀部を支持することによ
り姿勢を正しく保つことができるため、長時間使用して
も疲れ難くなる。
【0020】又、請求項2記載の発明ではスライダーが
ガイド部材に沿って前後にスライド可能であり、止め具
でガイド部材に固定できるため、そのスライダーを臀部
支持部として簡単に使用できる。
【0021】又、請求項3記載の発明では腰を下ろした
人の臀部の両側にガイド棒が配設されているため、臀部
の滑り等による左右へのずれも防止できる。又、一方の
スライド管の後端部に設置したフックを操作しスライダ
ーを移動して、鉤部を選択した位置決め穴に嵌入するこ
とにより、スライダーの位置を簡単に変えてガイド棒に
固定することができる。又、各ガイド棒をその後端部を
中心にして回動可能に支持することにより、スライダー
の下に座布団等を差し込み、足乗せ台を高く足の位置を
高くして、足を楽にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した座椅子の斜視図である。
【図2】同座椅子の骨組みを示す斜視図である。
【図3】同座椅子のフック設置箇所付近の構造を示す平
面図である。
【符号の説明】 1…座椅子 2…座 3…背もたれ 4…座面 5…背
もたれ斜度調節機構 6…臀部ストッパー 7…平板 8…クッション材 9
…支持金具 10…水平部 11…垂直部 13…斜度
可変用貫通穴 14、23…コ状管 15…背もたれ布
16、21、31…ピン 17…支持棒 20…ガイ
ド棒 22…位置決め穴 24…直管 25…スライド
管 27…足乗せ台 28…鉤部 29…フック 30
…取付台 32…スプリング 33…スライダー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座と背もたれと、その背もたれの座面に
    対する傾斜角度の調節を可能にする背もたれ斜度調節機
    構を備える座椅子において、上記座面上に、腰を下ろし
    た人の臀部のずれを防止する臀部支持部を前後動可能に
    備え付けた臀部ストッパーを設置することを特徴とする
    座椅子。
  2. 【請求項2】 臀部ストッパーを、座面の前後方向に沿
    わせて配設したガイド部材と、そのガイド部材に沿って
    スライド可能でガイド部材に対する固定用の止め具を備
    えたスライダーとから構成することを特徴とする請求項
    1記載の座椅子。
  3. 【請求項3】 ガイド部材として2本のガイド棒を用
    い、その各ガイド棒を座面の両側縁部付近にそれぞれ配
    置し、更に各ガイド棒をその後端部を中心にして回動可
    能に支持し、一方のガイド棒にその長手方向に沿わせて
    多数の位置決め穴をそれぞれ設け、スライダーとして各
    ガイド棒の外側にそれぞれ嵌まる2本のスライド管を備
    えた足乗せ台を用い、一方のスライド管の後端部に固定
    用の止め具としてガイド棒の任意の位置決め穴に嵌入可
    能な鉤部付きフックを設置することを特徴とする請求項
    2記載の座椅子。
JP27387397A 1997-09-19 1997-09-19 座椅子 Pending JPH1189662A (ja)

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JP27387397A JPH1189662A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 座椅子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015136708A1 (ja) * 2014-03-14 2015-09-17 Ykk株式会社 切断装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015136708A1 (ja) * 2014-03-14 2015-09-17 Ykk株式会社 切断装置
CN105163622A (zh) * 2014-03-14 2015-12-16 Ykk株式会社 切断装置
CN105163622B (zh) * 2014-03-14 2018-04-03 Ykk株式会社 切断装置

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