JPH1189248A - 電力制御装置 - Google Patents

電力制御装置

Info

Publication number
JPH1189248A
JPH1189248A JP9237491A JP23749197A JPH1189248A JP H1189248 A JPH1189248 A JP H1189248A JP 9237491 A JP9237491 A JP 9237491A JP 23749197 A JP23749197 A JP 23749197A JP H1189248 A JPH1189248 A JP H1189248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
inverter circuit
base material
power control
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9237491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Okochi
靖之 大河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP9237491A priority Critical patent/JPH1189248A/ja
Publication of JPH1189248A publication Critical patent/JPH1189248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気自動車用等の電力制御装置の組み付け性
を向上させ、その組み付け工数を節減すること。 【解決手段】 本発明の電力制御装置1は、インバータ
回路3と同回路を駆動する駆動回路13を含む制御回路
5と、インバータ回路3を搭載している基板25〜27
およびベース材24と、ベース材24を一部とする冷却
器(図略)とからなる。駆動回路13は、インバータ回
路3の直上に近接配置されているので、リード線によら
ず導体部(図略)を介して両回路13,3が接続され
る。ベース材24に接着固定されている電流センサケー
ス4bは、電源平滑用コンデンサ2の支持部材を兼ねて
いるので、構造部材の部品点数が低減されている。接続
部材および構造部材の部品点数が低減されて構成が簡素
化されているので、組み付け性が向上し組み付け工数が
節減されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車の交流
モータ等への電力供給に好適で、所定の直流電力を所望
の交流電力に変換する電力制御装置の技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】電気自動車の交流モータ等へ所望の交流
電力の供給を行う電力制御装置は、通常、インバータ回
路と、インバータ回路に印加される直流電圧を平滑化す
る電源平滑用コンデンサと、インバータ回路の出力電流
を検知する電流センサと、インバータ回路を駆動する駆
動回路を含み電流センサが検知した出力電流を観測しつ
つこのインバータ回路を制御する制御回路とを有する。
このような電力制御装置は、冷却装置として、インバー
タ回路を一方の面に搭載している基板の他方の面と一方
の面で接合しているベース材と、同ベース材の他方の面
に接合されており内部に冷媒が流通する冷媒流路が形成
されている冷却器とを有することもある。
【0003】このような従来の技術による電力制御装置
として、本願出願人によって出願された特開平9−37
566号公報に開示されている電力制御装置がある。こ
の電力制御装置は、電源平滑用コンデンサ、インバータ
回路、電流センサおよび制御回路が一体的に組み付けら
れて構成されており、全体が比較的小型に構成されてい
る。また同公報には、制御回路の駆動回路をインバータ
回路の近くに配設すると、小型化し易いことにも言及さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の従来技術で
は、電力制御装置の主要な回路構成要素を一体にまとめ
ることと、内部の流路を冷媒が流れる冷却器を設けてイ
ンバータ回路を冷却することとにより、電力制御装置の
小型化に成功している。しかしながら、電力制御装置を
一体化する上で組付けに要する部品点数が比較的多かっ
たので、組付けにやや工数を要する嫌いがあった。
【0005】そこで本発明は、一体化により小型化され
ておりながら、組付けが容易であって組付け工数が低減
されている電力制御装置を提供することを解決すべき課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するために、発明者は以下の手段を発明し
た。 (第1手段)本発明の第1手段は、請求項1記載の電力
制御装置である。本手段では、インバータ回路を搭載し
ている基板がベース材を介して冷却器に接合されてお
り、大量に発熱するインバータ回路の冷却性に優れてい
るので小型化されている。そればかりではなく、駆動回
路がインバータ回路と近接して配設されており、両回路
が多数のリード線を介せずに導体部と接続部とのハンダ
付け等により互いに導通しているので、小型化と併せて
組付け性が向上しており、組付け工数が低減されてい
る。さらに、インバータ回路および駆動回路だけではな
く、制御回路および電源平滑用コンデンサも、冷却器に
接合されているベース材と直接的または間接的に一体に
配設されているので、全体が一体化されて小型化されて
いる。
【0007】したがって本手段によれば、一体化により
小型化されておりながら、組付けが容易であって組付け
工数が低減されている電力制御装置を提供することがで
きるという効果がある。 (第2手段)本発明の第2手段は、請求項2記載の電力
制御装置である。
【0008】本手段では、制御回路のうち駆動回路以外
の部分は、駆動回路の近傍に配設されているか駆動回路
と一体に形成されているかのいずれかである。それゆ
え、駆動回路を含む制御回路が小型化されるので、電力
制御装置全体がより小型化されるばかりでなく、制御回
路の駆動回路とその他の回路部分とを互いに接続する電
気ケーブル等が短くて済むかあるいは省略可能である。
【0009】したがって本手段によれば、前述の第1手
段の効果に加えて、よりいっそうの小型軽量化と組付け
工数の低減とが得られるという効果がある。 (第3手段)本発明の第3手段は、請求項3記載の電力
制御装置である。本手段では、インバータ回路の出力電
流を検知する電流センサをさらに有するので、電流セン
サの検知出力を制御回路に入力することによって出力電
流の精密な制御とインバータ回路の故障検知とが可能に
なる。
【0010】そればかりではなく、電流センサは、一端
がベース材に直接固定されている電流センサケースに内
蔵されており、電源平滑用コンデンサの一端は、電流セ
ンサケースの他端に保持されている。それゆえ、電流セ
ンサケースが電源平滑用コンデンサの一端の支持構造部
材を兼ねているので、電源平滑用コンデンサの一端を支
持する支持構造部材を別途設ける必要がなくなり、部品
点数の節減になる。また、ベース材に電流センサケース
を固定する組付け手順が、そのまま電源平滑用コンデン
サの一端の組付け手順の一部になっているので、組付け
工数が低減されている。
【0011】したがって本手段によればさらに、部品点
数の節減と、組付け工数の低減と、両者に伴うコストダ
ウンとの効果がある。 (第4手段)本発明の第4手段は、請求項4記載の電力
制御装置である。本手段では、ベース材は冷却器の一部
を構成しており、ベース材のインバータ回路の基板に背
向する面は、冷却器の冷媒流路に面して冷媒に直接接触
する。それゆえ、冷却器とベース材との間に熱抵抗(th
ermal resistance)を生じる接触面が存在せず、インバ
ータ回路の基板からベース材を介して直接冷媒に熱伝導
が行われるので、熱抵抗が少なく非常に高い効率でイン
バータ回路の冷却が行われる。その結果、インバータ回
路の加熱がより有効に防止されているので、インバータ
回路の半導体素子の実装の際に、インバータ回路の集積
度をいっそう高めることができる。
【0012】また、ベース材が冷却器の冷媒流路の一側
面を封止して流路を形成しているので、ベース材と冷却
器とを合わせた厚さと重量とが低減されている。したが
って、本手段によればさらに、インバータ回路の過熱の
防止がより確実になるとともに、電力制御装置全体がい
っそう小型軽量化されるという効果がある。
【0013】(第5手段)本発明の第5手段は、請求項
5記載の電力制御装置である。本手段では、ベース材の
インバータ回路の基板に背向する面には、冷却器の冷媒
流路内の冷媒に直接接触する複数の冷却フィンおよび複
数の冷却溝のうち一方が形成されている。それゆえ、ベ
ース材が冷媒に接触する表面積が増大してベース材が持
つ熱抵抗がいっそう低減され、インバータ回路の冷却作
用がよりいっそう有効に行われるので、インバータ回路
の実装における集積度をいっそう高めることができる。
【0014】したがって本手段によればさらに、インバ
ータ回路の過熱の防止がいっそう確実になるとともに、
電力制御装置全体の小型軽量化がいっそう促進されると
いう効果がある。なお、冷却フィンや冷却溝の代わりに
深い凹凸面が形成されていても、同様の作用効果が得ら
れる。
【0015】(第6手段)本発明の第6手段は、請求項
6記載の電力制御装置である。本手段では、ベース材を
形成している材料は、多孔質のセラミックスにアルミニ
ウムが含浸されている複合材であるから、アルミニウム
に準ずる高い熱伝導度が得られるばかりではなく、軽量
でありながら高い剛性強度が発揮される。それゆえ、ベ
ース材に必要な剛性強度を確保しながら、より軽量で熱
伝導度が高いベース材が形成される。
【0016】したがって本手段によればさらに、電力制
御装置のさらなる軽量化が促進されるという効果があ
る。
【0017】
【発明の実施の形態および実施例】本発明の電力制御装
置の実施の形態については、当業者に実施可能な理解が
得られるよう、以下の実施例で明確かつ十分に説明す
る。 [実施例1] (実施例1の構成)本発明の実施例1としての電力制御
装置は、電気自動車の三相交流モータを制御しつつ駆動
するために、所定の直流電力を所望の交流電力に変換す
るものであって、図1に示すようにベース材24が水平
になるように車両上に設置される。本実施例の電力制御
装置1は、上方から順に、電源平滑用コンデンサ2、電
流センサ4、駆動回路15を含む制御回路5、インバー
タ回路3およびそのプリント基板21、ベース材24を
含む冷却器53(図5参照)などを主要構成要素として
構成されている。
【0018】インバータ回路3は、図4に示すように、
多数の半導体素子の六組の対7a〜7fからなる三相イ
ンバータ回路であって、スイッチング素子であるIGB
T71a〜71fとダイオード72a〜72fを回路要
素として構成されている。さらに図2および図3に示す
ように、六組のIGBT71a〜71fは、電流容量を
稼ぐために三並列で三つが一組になったIGBT単体7
11a〜711f,712a〜712f,713a〜7
13fから構成されている。同様に、六組のダイオード
72a〜72fは、三並列で三つが一組になったダイオ
ード単体721a〜721f,722a〜722f,7
23a〜723fから構成されている。
【0019】ここで、図2中に描かれている各半導体素
子から出ている多数の線分は、多数あるボンディングワ
イヤのうちの代表的な一部を示している。なお、必要と
される出力電流容量と各スイッチング素子(IGBT)
の定格電流容量との比率の多寡により、並列に配設する
スイッチング素子の個数を適正に変更して設計しなおす
ことも可能である。また、半導体素子として上記IGB
Tの代わりに、パワートランジスタやMOSFETなど
を採用することも可能である。
【0020】電源平滑用コンデンサ2は、再び図4に示
すように、直流電源である主バッテリ6からインバータ
回路3に印加される直流電源電圧を平滑化する大容量の
アルミ電解コンデンサである。再び図1に示すように、
電源平滑用コンデンサ2は、円筒体状の形状をしてお
り、その両端で間接的にベース材24に対して固定され
ている。すなわち、電源平滑用コンデンサ2の一端(図
1中の左端)は、下端がベース材24に直接固定されて
いる電流センサケース4bの上端に形成されているねじ
孔4aにねじ込まれたボルト51と、ボルト1に固定さ
れているL字金具である取り付けブラケット2aとによ
り、電流センサケース4bの上端に固定されている。一
方、電源平滑用コンデンサ2の他端(図中右端)は、二
本の取付ねじ(端子ボルト)50により銅製の入力端子
結合板40,42および合成樹脂製の絶縁ケース31を
それぞれ介して、ベース材24に対して固定されてい
る。
【0021】ここで、電流センサケース4bの下端面お
よび絶縁ケース31の下端面は、それぞれ接着剤でベー
ス材24の上面を形成している平面に接合されており、
接合用の部品の省略と組立工数の節減とが図られてい
る。なお、接合強度を向上させたい場合には、ベース材
24にねじ孔を形成し、絶縁ケース31および電流セン
サケース4bにそれぞれ取り付け孔を設けてねじ止めに
より固定しても良い。逆に、絶縁ケース31および電流
センサケース4bにそれぞれねじ孔を形成し、ベース材
24に取り付け孔を設けてねじ止めにより固定しても良
い。ねじ止めと接着剤とを併用すれば、さらに接合強度
は高まる。
【0022】合成樹脂製の電流センサケース4bには、
三本の出力端子331〜333が貫通して配設されてい
る。そして、電流センサケース4bの内部には、三個の
ホール素子型の電流センサ4が収容されており、各電流
センサ4によって出力端子331〜333のそれぞれを
流れる出力電流が検出される。検出された出力電流信号
は、図4に示すように、制御回路5に入力されて出力制
御や故障検出等に使用される。
【0023】同じく図4に示すように、入力端子結合板
40,41は、それぞれ主バッテリ6と接続されてお
り、入力端子32a〜32f(図2参照)を介してイン
バータ回路3に直流電源を供給する。図2に示すよう
に、入力端子結合板40は、三つの入力端子32a,3
2c,32eに、それぞれねじ孔41a,41c,41
eにねじ込まれるねじ42a,42c,42eによって
固定されて接続されている。同様に、入力端子結合板4
1は、三つの入力端子32b,32d,32fに、それ
ぞれねじ孔41b,41d,41fにねじ込まれるねじ
42b,42d,42fによって固定されて接続されて
いる。
【0024】また、入力端子32a〜32fのうち半分
32a,32c,32eは、半導体素子のうち半分を搭
載して導通している薄い銅板製の導体パターン28a,
28c,28eにボンディングワイヤで接続されてい
る。同様に、入力端子32a〜32fのうち他の半分3
2b,32d,32fは、半導体素子のうち他の半分を
搭載して導通している導体パターン28b,28d,2
8fにボンディングワイヤで接続されている。
【0025】一方、三本の出力端子331〜333は、
再び図4に示すように、電流センサケース4bの中を通
って電気自動車の三相交流モータ9に接続されている。
再び図2に示すように、出力端子331は導体パターン
28b,29aと、出力端子332は導体パターン28
d,29cと、出力端子333は導体パターン28f,
29eと、それぞれボンディングワイヤで接続されてい
る。
【0026】再び図1に示すように、入力端子32a〜
32fおよび出力端子331〜333は、合成樹脂製の
絶縁ケース31に挿入されて固定されている。すなわ
ち、絶縁ケース31は、入力端子32a〜32fおよび
出力端子331〜333をそれぞれインサート体とし
て、インサート成形されている。なお、再び図2に示す
ように、絶縁ケース31には、駆動回路13のプリント
基板21をねじ46a〜46h(図1参照)でねじ止め
するためのねじ孔44a〜44hが形成されている。同
様に、絶縁ケース31には、主制御回路14のプリント
基板22をねじ47a〜47h(図1参照)でねじ止め
するためのねじ孔45a〜45hが形成されている。再
び図1に示すように、プリント基板21,22上の各導
体パターンは、フラットワイヤ23で互いに接続されて
いる。
【0027】制御回路5は、インバータ回路3を駆動す
る駆動回路13と、駆動回路13の制御および故障判定
や異常処理等を行う主制御回路14とからなり、駆動回
路13とその他の回路14とは別体に構成されている。
再び図4に示すように、制御回路5は、ECU12から
の制御信号を主制御回路14のインターフェースで受
け、駆動回路13を介してインバータ回路3を制御す
る。
【0028】駆動回路13は、ガラス・エポキシ製のプ
リント基板21に搭載されてインバータ回路3の直上に
近接して配設されており、主制御回路14は、ガラス・
エポキシ製のプリント基板22に搭載されて駆動回路1
3の直上に近接して配設されている。駆動回路13のプ
リント基板21は、外縁部の絶縁ケース31の内周壁3
1aの上端面に接合されており、主制御回路14のプリ
ント基板22は、外縁部で絶縁ケース31の外周壁31
bの上端面に接合されて固定されている。
【0029】駆動回路13のプリント基板21と絶縁ケ
ース31の内周壁31aとベース材24とで形成された
内部空間には、インバータ回路3およびその基板25〜
27が収容されているとともに、インバータ回路3の半
導体素子群を保護するためのシリコン系ゲルが充填され
ている。インバータ回路3の基板25〜27(図3参
照)は、それぞれ窒化アルミニウム(AlN)からなる
絶縁性のセラミック基板であって、薄い銅板からなる導
体パターン28a〜28f(図2参照)が形成されてい
る上面に、インバータ回路3を搭載している。
【0030】ベース材24は、炭化珪素(SiC)から
なる多孔質のセラミックスにアルミニウムが含浸されて
いる複合材からなり、軽量でありながら、アルミニウム
に準ずる熱伝導率と高い剛性強度とを有している。ベー
ス材24は、再び図3に示すように、矩形板状の平板部
と、下方に突出して同平板部と一体成形されている多数
の冷却フィン30とから構成されている。冷却フィン3
0は、縦14本×横25本のピン型冷却フィンであっ
て、等間隔で格子状に配設されている。すなわち冷却フ
ィン30は、図5に示すように、後述する冷却器53の
内部に形成されている冷媒流路52の中に多数の柱を形
成して冷媒との接触面積を増大させ、ベース材24から
の放熱を促進する。
【0031】一方、再び図3に示すように、ベース材2
4の上面には、インバータ回路3の基板25〜27の下
面が、アルミニウム鑞付けにより接合されている。な
お、アルミニウム鑞付けに代えて、ハンダ付けによる接
合がなされていても良いし、基板25〜27とベース材
24とに含浸されているアルミニウムによる溶融接合が
なされていても良い。いずれの場合も、インバータ回路
3の基板25〜27の下面とベース材24の上面とが、
極力小さな熱抵抗で伝熱性良好に接合されていることが
肝要である。
【0032】冷却器53は、再び図5に示すように、ベ
ース材24の下面に接合されており、内部に冷媒が流通
する冷媒流路52が形成されている。より正確に説明す
ると、ベース材24は冷却器53の一部を構成してお
り、ベース材24の下面および14枚の冷却フィン30
は冷媒流路52に面して冷媒に直接接触して放熱する。
冷却器53の本体部材531には、冷媒流路52を形成
する凹部の周囲に溝部530が形成されており、溝部5
30に収容されているOリング54をベース材24の下
面が押圧して冷媒流路52が水密に封止されている。ベ
ース材24は、冷却フィン30の側方の八箇所に形成さ
れている貫通孔にそれぞれねじ53a〜53hが挿入さ
れて、本体部材531に接合固定されている。なお、O
リング54の代わりに樹脂製のシール材等を用いて冷媒
流路52を水密に封止しても構わない。ここで、冷却器
53の本体部材531の上面とベース材24の下面との
当接面には、高い熱伝導性をもつサーマルコンパウンド
が薄く塗られて、本体部材531とベース材24との間
の熱抵抗が低減されており、さらに良好な放熱性が得ら
れる。
【0033】再び図3に示すように、インバータ回路3
は、絶縁ケース31の一部である六個の台座から上方に
突出しており銅からなる棒状の導体部36a〜36fを
有すし、各導体部36a〜36fは、それぞれ多数の棒
状の導体を有する。各導体部36a〜36fは、多数の
IGBT単体711a〜711f,712a〜712
f,713a〜713fのゲートに、ボンディングワイ
ヤ37a〜37f(代表で図示)で接続されている。図
示されていないが、エミッタおよびチップ上のセンサの
出力へも同様にボンディングワイヤが接続されている。
【0034】制御回路5の駆動回路13は、前述のよう
にインバータ回路3の直上に近接して配設されており
(図1参照)、インバータ回路3から突出している上記
各導体部36a〜36fにそれぞれハンダ付けで接続し
ている六箇所の接続部(図略)を有する。すなわち、駆
動回路13の六箇所の接続部(一箇所あたり複数の接続
部を有する)から、それぞれに接続されている導体部3
6a〜36fを介して、インバータ回路3のIGBT7
1a〜71fのゲート電圧が印加される。
【0035】なお、再び図1および図5に示すように、
制御回路5および電源平滑用コンデンサ2を含めて前述
の電力制御装置の全ての構成要素が、ベース材24と直
接的または間接的に一体に配設されている。 (実施例1の作用)本実施例の電力制御装置1は、以上
のように構成されているので、以下のように作用する。
ここでは、電力制御装置1を含むモータ駆動システム全
体の回路図である図4を参照して、本実施例の電力制御
装置1の作用を説明する。
【0036】先ず、起動スイッチ10が投入されると、
補機バッテリ11からECU12および制御回路5に電
力が供給される。制御回路5には、ECU12からのア
クセル指令信号などの各種信号と電流センサ4からの検
出信号とが入力され、制御回路5は、駆動回路13を介
してインバータ回路3の半導体素子対7a〜7fのIG
BT71a〜71fのゲート電圧を制御する。
【0037】次にリレー8bが投入されて、抵抗器8c
を介して低減された主バッテリ6からの直流電源電圧が
インバータ回路3に印加され、続けてリレー8aが投入
されて、主バッテリからの直流電源電圧がインバータ回
路3に印加される。インバータ回路3の入力端子40,
41には、電源平滑用コンデンサ2が並列に接続されて
いるので、インバータ回路3には安定して直流電源電圧
が入力される。
【0038】インバータ回路3は、制御回路5の駆動回
路13によりゲート電圧が適正に制御されているので、
所望の電圧で所望の周期をもった三相交流電力を出力端
子311〜333から出力し、三相交流モータ9を所望
の回転数およびトルクで駆動する。前述のように、出力
端子311〜333から出力される三相交流電力の電流
は、電流センサ4によって検出されて制御回路5および
ECU12にフィードバックされる。
【0039】三相交流モータ9の回転数や搭載車両の速
度は、図示しないセンサによって検出され所定の信号経
路(図略)を通ってECU12にフィードバックされ、
運転者は所望の速度および加速度で搭載車両を運転する
ことができる。 (実施例1の効果)本実施例の電力制御装置1は、前述
のように構成されているので、以下のような効果を発揮
する。
【0040】第1の効果は、電力制御装置1の組み付け
性が向上し、電力制御装置1の組み立て工数が低減され
ることである。この効果は、次のような構成上の特徴に
由来している。第1に、電流センサケース4bが電源平
滑用コンデンサ2の一端をベース材24に対して固定す
る支持構造部材を兼ねており、構造部材の部品点数が削
減されていることである。また、ベース材24に対する
電流センサケース4b等の支持部材の固定は接着によっ
ているので、ねじ止めの場合に必要になるねじ孔および
貫通孔の形成に要する加工工数や、ねじ止めに要する組
み付け工数が低減されている。
【0041】第2に、制御回路5の駆動回路13および
主制御回路14が、ベース材24に接合されている絶縁
ケース31に固定されているので、両回路13,14を
支持する部材は絶縁ケース31だけであって構成が簡素
化されていることである。第3に、入力端子32a〜3
2fおよび出力端子331〜333が、合成樹脂製の絶
縁ケース31にインサート成形により固定されているこ
とである。
【0042】第4に、電源平滑用コンデンサ2の他端を
固定する二本の取付ねじ(端子ボルト)50を除いて、
全ての取付ねじ42a〜42f,46a〜46h,47
a〜47h,51が下方に向いて締結されていることで
ある。これらの各取付ねじは、上方から自働機械により
締結され得るので、組み付け工数は大きく低減されてい
る。
【0043】第5に、駆動回路13がインバータ回路3
の直上に近接して配設されており、駆動回路13とイン
バータ回路3とが、リード線等によらず導体部36a〜
36fを介して接続されていることである。また、主制
御回路14が駆動回路13の直上に近接して配設されて
おり、駆動回路13と主制御回路14とが、多数のリー
ド線等によらずフラットワイヤ23を介して接続されて
いることである。
【0044】第2の効果は、電力制御装置1がよりいっ
そう小型軽量化されることである。この効果は、次のよ
うな構成上の特徴に由来している。第1に、全ての構成
要素が直接間接にベース材24に対して固定されてお
り、全体が一体化されている上に、支持構造部材が低減
されていることである。第2に、前述のように電流セン
サケース4bが電源平滑用コンデンサ2の一端の支持部
材を兼ねているので、部品点数が削減され容積・重量と
もに低減されていることである。
【0045】第3に、インバータ回路3の直上に近接し
て駆動回路13が設置されており、さらに駆動回路13
の直上に近接して主制御回路14が設置されていること
である。それゆえ、密接に関連する上記三つの回路3,
13,14は、リード線やケーブル等によらず、導体部
36a〜36fおよびフラットワイヤ23を介して接続
されており、接続部品点数が低減されているのでいっそ
うの小型軽量化が可能になる。
【0046】第4に、ベース材24が冷却器53の一部
を構成しているので、ベース材24と冷却器53とを合
わせた厚さおよび重量が低減されていることである。ま
た、同様の理由でベース材24の放熱作用が極めて高い
ので、インバータ回路3の集積度を向上させることがで
き、インバータ回路3が占める面積をより小さくできる
ことである。
【0047】第3の効果は、電力制御装置1がコストダ
ウンされることである。この効果は、次のような構成上
の特徴に由来している。第1に、前述のような構成上の
特徴により、構造部品および電気接続部品の部品点数が
節減され、構造がより簡素になっているので部品コスト
が低減されていることである。
【0048】第2に、前述のようにインバータ回路3、
駆動回路13および主制御回路14が、リード線や電気
ケーブルによらず、導体部36a〜36fおよびフラッ
トワイヤ23によって容易かつ安価に接続されているこ
とである。第3に、前述のように組み付け工数が低減さ
れているので、組み付けコストが低減されていることで
ある。
【0049】第4の効果は、インバータ回路3の冷却効
率が高く、より有効なインバータ回路3の過熱防止がな
されていることである。この効果は、次のような構成上
の特徴に由来している。第1に、ベース材24が冷却器
53の一部を構成しており、ベース材24の下面が冷却
器53の冷媒流路52の中の冷媒に直接接触して放熱す
ることである。
【0050】第2に、縦14本×横25本のピン型冷却
フィン30がベース材24の下面に一体成形で形成され
ているので、冷却器53の冷媒に対するベース材24の
接触面積(放熱面積)が飛躍的に増大していることであ
る。第3に、冷媒流路52の周囲部分でも、ベース材2
4と冷却器53の本体部材531との当接面にサーマル
コンパウンドが介在しており、冷媒流路52以外の部分
でもベース材24と冷却器53の本体部材531との熱
伝導性が良いことである。
【0051】(実施例1の変形態様1)本実施例の変形
態様1として、図6に示すように、内部に冷媒流路52
をもつ冷却器62はベース材61と別体に用意され、組
み付け工程で矩形の平板であるベース材61と接合され
る構成の電力制御装置の実施が可能である。本変形態様
では、冷却器62の上面とベース材64の下面とが当接
し、この当接面にはサーマルコンパウンドが塗られてい
て、当接面での熱抵抗が低減されている。本変形態様の
電力制御装置のその他の部分の構成は、前述の実施例1
の電力制御装置と同様である。
【0052】本変形態様によれば、前述の実施例1に準
ずる各種効果が得られるほかに、ベース材61および冷
却器62の製造が容易になるとともに、冷却器62の液
密性が向上するという効果が得られる。 (実施例1のその他の変形態様)前述の実施例1では、
ベース材24が複合材から構成されていたが、複合材に
代えて銅やアルミニウム、アルミニウム合金などの熱伝
導性に優れた金属でベース材24を形成する変形態様も
実施可能である。本変形態様では、ベース材24がより
安価に製造されるので、実施例1の各効果に準ずる効果
が得られるほか、コストダウンの効果が得られる。
【0053】また、ベース材24に搭載されて接合され
る基板25〜27の熱膨張係数と、ベース材24との熱
膨張係数とを近づける目的で、ベース材24の材料にモ
リブデンを含む銅合金やタングステンを含む銅合金を使
用する変形態様も実施可能である。本変形態様では、ベ
ース材24とこれに接合されている基板25〜27とが
ほぼ同程度の熱膨張係数をもつので、ベース材24と基
板25〜27との間に生じる熱応力が軽減される。それ
ゆえ本変形態様によれば、長期に渡り多数回の運転・停
止を経ても、ベース材24と基板25〜27との間で疲
労剥離等の不具合を生じにくいという効果が得られる。
【0054】あるいは、制御回路5の駆動回路13と主
制御回路14とを一体化させ、制御回路5をワンパッケ
ージで構成する変形態様の実施も可能である。本変形態
様によれば、組み付け性をより向上させ組み付け工数を
さらに低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1としての電気自動車用電力制御装置
の縦断面図
【図2】 実施例1としての電気自動車用電力制御装置
の水平断面図
【図3】 実施例1の要部の構成を示す縦断面図
【図4】 実施例1としての電気自動車用電力制御装置
の回路図
【図5】 実施例1の要部および冷却器の構成を示す縦
断面図
【図6】 実施例1の変形態様1の要部および冷却器の
構成を示す縦断面図
【符号の説明】
1:電力制御装置 2:電源平滑用コンデンサ 2a:取付ブラケット
2b:端子部 3:三相インバータ回路 7a〜7f:半導体素子対 71a〜71f:IGBT群 711a〜711f,712a〜712f,713a〜
713f:IGBT(三並列で接続) 72a〜72f:ダイオード 721a〜721f,722a〜722f,723a〜
723f:ダイオード(三並列で接続) 4:電流センサ(ホール素子利用の非接触型センサ) 4a:ねじ孔 4b:電流センサケース 5:制御回路 13:駆動回路 14:主制御回路 21,22:プリント基板 23:フラットワイヤ 24,61:ベース材(SiCセラミックス;アルミニ
ウム含浸複合材) 24a〜24h:取付孔 53a〜53h:取付ねじ 30:フィン(ベース材24と一体成形) 25,26,27:基板(銅パターン付きのAlN製セ
ラミック基板) 28a〜28f,29a〜29f:導体パターン(銅
製) 31:絶縁ケース 31a:内周壁 31b:外周
壁 32a〜32b:入力端子 331〜333:出力端
子 36a〜36f:導体部 37a〜37f:ボンディ
ングワイヤ 44a〜44h,45a〜45h:ねじ孔 46a〜46h,47a〜47h:取付ねじ 40,41:入力端子結合板 41a〜41f:ねじ孔 42a〜42f:端子ねじ 50,51:取付ねじ 53,62:冷却器 52,63:冷媒流路 64a〜64h:取付ねじ 531:本体部材 530:溝部 54:Oリング 6:主バッテリ 8:主スイッチ 9:三相電動機 10:起動スイッチ 11:補機バッテリ 12:ECU(車両用電子制御回路)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の半導体素子からなるインバータ回路
    と、 このインバータ回路に印加される直流電源電圧を平滑化
    する電源平滑用コンデンサと、 このインバータ回路を駆動する駆動回路を含み、この駆
    動回路を介してこのインバータ回路を制御する制御回路
    と、 このインバータ回路を一方の面に搭載している基板と、 この基板の他方の面と一方の面で接合しているベース材
    と、 このベース材の他方の面に接合されており、内部に冷媒
    が流通する冷媒流路が形成されている冷却器と、を有
    し、所定の直流電力を所望の交流電力に変換する電力制
    御装置において、 前記インバータ回路は、前記基板および前記ベース材の
    うち一方から前記冷却器と背向する方向に突出しており
    各前記半導体素子に接続されている複数の導体部を有す
    るとともに、 前記制御回路の前記駆動回路は、このインバータ回路と
    近接して配設されており、このインバータ回路のこれら
    の導体部にそれぞれ接続している複数の接続部を有し、 前記制御回路および前記電源平滑用コンデンサも、前記
    ベース材と直接的または間接的に一体に配設されている
    ことを特徴とする、 電力制御装置。
  2. 【請求項2】前記制御回路のうち前記駆動回路以外の部
    分は、この駆動回路の近傍に配設されているか、この駆
    動回路と一体に形成されているかのいずれかである、 請求項1記載の電力制御装置。
  3. 【請求項3】さらに、前記インバータ回路の出力電流を
    検知する電流センサを有し、 この電流センサは、一端が前記ベース材に直接固定され
    ている電流センサケースに内蔵されており、 前記電源平滑用コンデンサの一端は、この電流センサケ
    ースの他端に保持されている、 請求項1〜2のうちいずれかに記載の電力制御装置。
  4. 【請求項4】前記ベース材は前記冷却器の一部を構成し
    ており、このベース材の前記他方の面は前記冷媒流路に
    面して前記冷媒に直接接触する、 請求項1〜3のうちいずれかに記載の電力制御装置。
  5. 【請求項5】前記ベース材の前記他方の面には、前記冷
    媒に直接接触する複数の冷却フィンおよび複数の冷却溝
    のうち一方が形成されている、 請求項4記載の電力制御装置。
  6. 【請求項6】前記ベース材を形成している材料は、多孔
    質のセラミックスにアルミニウムが含浸されている複合
    材である、 請求項1〜5のうちいずれかに記載の電力制御装置。
JP9237491A 1997-09-02 1997-09-02 電力制御装置 Pending JPH1189248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9237491A JPH1189248A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 電力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9237491A JPH1189248A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 電力制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1189248A true JPH1189248A (ja) 1999-03-30

Family

ID=17016118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9237491A Pending JPH1189248A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 電力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1189248A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001286156A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Toshiba Corp 基板実装インバータ装置
JP2002262593A (ja) * 2001-02-27 2002-09-13 Yamaha Motor Co Ltd モータコントローラ
US6522544B1 (en) 2000-05-16 2003-02-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Power module
JP2003513457A (ja) * 1999-11-05 2003-04-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電子的な制御装置
JP2006280059A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 電力変換装置
JP2008004953A (ja) * 2007-08-06 2008-01-10 Hitachi Ltd 半導体モジュール及びそれを用いた電力変換装置
KR100891430B1 (ko) 2007-08-07 2009-04-06 엘에스산전 주식회사 하이브리드 차량용 인버터
CN101908817A (zh) * 2009-06-08 2010-12-08 株式会社日立制作所 铁道车辆用电力转换装置
JP2011239679A (ja) * 2011-08-30 2011-11-24 Hitachi Automotive Systems Ltd 電力変換装置
CN103368414A (zh) * 2013-07-29 2013-10-23 上海能能电动车辆有限公司 一种用于电动车辆驱动控制的变换器装置
US8773832B2 (en) 2009-04-14 2014-07-08 Mitsubishi Electric Corporation Power supply apparatus
JP2015058820A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 ブレーキ制御装置
WO2015118654A1 (ja) * 2014-02-07 2015-08-13 三菱電機株式会社 電力変換装置
WO2015159644A1 (ja) * 2014-04-16 2015-10-22 住友ベークライト株式会社 電力変換装置の筐体、熱硬化性樹脂組成物および電力変換装置
JP2016163497A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 株式会社明電舎 電力変換装置及び基板の取付構造
JP2019115248A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 スイッチング電源装置
CN113330679A (zh) * 2019-02-18 2021-08-31 日产自动车株式会社 电力变换装置
JP2023072804A (ja) * 2021-11-15 2023-05-25 三菱電機株式会社 電力変換装置

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4709454B2 (ja) * 1999-11-05 2011-06-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電子的な制御装置
JP2003513457A (ja) * 1999-11-05 2003-04-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電子的な制御装置
JP2001286156A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Toshiba Corp 基板実装インバータ装置
US6522544B1 (en) 2000-05-16 2003-02-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Power module
US6900986B2 (en) 2000-05-16 2005-05-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Power module
JP2002262593A (ja) * 2001-02-27 2002-09-13 Yamaha Motor Co Ltd モータコントローラ
JP2006280059A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 電力変換装置
JP2008004953A (ja) * 2007-08-06 2008-01-10 Hitachi Ltd 半導体モジュール及びそれを用いた電力変換装置
JP4538474B2 (ja) * 2007-08-06 2010-09-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 インバータ装置
KR100891430B1 (ko) 2007-08-07 2009-04-06 엘에스산전 주식회사 하이브리드 차량용 인버터
US8773832B2 (en) 2009-04-14 2014-07-08 Mitsubishi Electric Corporation Power supply apparatus
KR101317587B1 (ko) * 2009-06-08 2013-10-11 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 철도 차량용 전력 변환 장치
KR101304838B1 (ko) * 2009-06-08 2013-09-05 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 철도 차량용 전력 변환 장치
KR20100131937A (ko) * 2009-06-08 2010-12-16 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 철도 차량용 전력 변환 장치
CN101908817A (zh) * 2009-06-08 2010-12-08 株式会社日立制作所 铁道车辆用电力转换装置
JP2011239679A (ja) * 2011-08-30 2011-11-24 Hitachi Automotive Systems Ltd 電力変換装置
CN103368414A (zh) * 2013-07-29 2013-10-23 上海能能电动车辆有限公司 一种用于电动车辆驱动控制的变换器装置
US9610932B2 (en) 2013-09-19 2017-04-04 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Brake control apparatus
JP2015058820A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 ブレーキ制御装置
WO2015118654A1 (ja) * 2014-02-07 2015-08-13 三菱電機株式会社 電力変換装置
CN105981283A (zh) * 2014-02-07 2016-09-28 三菱电机株式会社 功率转换装置
JP6058173B2 (ja) * 2014-02-07 2017-01-11 三菱電機株式会社 電力変換装置
US9742305B2 (en) 2014-02-07 2017-08-22 Mitsubishi Electric Corporation Power conversion apparatus
CN105981283B (zh) * 2014-02-07 2018-11-09 三菱电机株式会社 功率转换装置
WO2015159644A1 (ja) * 2014-04-16 2015-10-22 住友ベークライト株式会社 電力変換装置の筐体、熱硬化性樹脂組成物および電力変換装置
JP2015204729A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 住友ベークライト株式会社 電力変換装置の筐体、熱硬化性樹脂組成物および電力変換装置
JP2016163497A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 株式会社明電舎 電力変換装置及び基板の取付構造
JP2019115248A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 スイッチング電源装置
CN113330679A (zh) * 2019-02-18 2021-08-31 日产自动车株式会社 电力变换装置
JP2023072804A (ja) * 2021-11-15 2023-05-25 三菱電機株式会社 電力変換装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7204770B2 (ja) 両面冷却型パワーモジュールおよびその製造方法
US8294258B2 (en) Power semiconductor module
JPH1189248A (ja) 電力制御装置
JP4192396B2 (ja) 半導体スイッチングモジュ−ル及びそれを用いた半導体装置
JP4951633B2 (ja) 電力変換装置
JP6764807B2 (ja) 半導体モジュール
US5966291A (en) Power module for the control of electric motors
US5920119A (en) Power semiconductor module employing metal based molded case and screw fastening type terminals for high reliability
US6563211B2 (en) Semiconductor device for controlling electricity
US7834448B2 (en) Fluid cooled semiconductor power module having double-sided cooling
US7605456B2 (en) Inverter unit
US7151661B2 (en) Capacitor module and semiconductor device using the same
US20070236883A1 (en) Electronics assembly having heat sink substrate disposed in cooling vessel
US20230238374A1 (en) Power module having at least three power units
US20100127371A1 (en) Power semiconductor module with segmented base plate
US20030179596A1 (en) Electrical bus with associated porous metal heat sink and method of manufacturing same
JP3641232B2 (ja) インバータ装置及びその製造方法
JP2002314038A (ja) パワー半導体モジュール
CN116259594A (zh) 半导体装置及半导体装置的制造方法
JP2000068447A (ja) パワーモジュール
EP1162662A2 (en) Bus bar having embedded switching device
KR20180087330A (ko) 파워 모듈의 양면 냉각을 위한 금속 슬러그
US11889666B2 (en) Power device assemblies having embedded PCBs and methods of fabricating the same
JP4051027B2 (ja) パワー半導体デバイスモジュール
JP2007081155A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees