JPH1188670A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH1188670A
JPH1188670A JP9250645A JP25064597A JPH1188670A JP H1188670 A JPH1188670 A JP H1188670A JP 9250645 A JP9250645 A JP 9250645A JP 25064597 A JP25064597 A JP 25064597A JP H1188670 A JPH1188670 A JP H1188670A
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image processing
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JP9250645A
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Mizuki Muramatsu
瑞紀 村松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色変換された画像データおよび中間調処理さ
れた画像データから精度の高い画像認識を行うことがで
きる画像処理装置およびその方法を提供する。 【解決手段】 入力された画像データに色空間変換およ
び補正処理を施す色変換器102と、色変換器102よ
りの画像データを画像処理する画像処理回路103と、
画像処理された画像データに平均化処理を施して逆画像
処理を施す平均化器106と、平均化器106により逆
画像処理された画像データに前記色空間変換および補正
処理の逆処理を施すγテーブル107と、γテーブル1
07で逆処理された画像データが表す画像が特定画像で
あるか否かを認識する画像認識回路108と、画像認識
回路108が特定画像であると認識するとプリンタエン
ジン104よりの当該画像の出力を中止する制御部11
0とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及び方
法に関し、例えば、入力画像データによって表される画
像と特定画像との同一性を認識する画像処理装置及び方
法に関するもである。
【0002】
【従来の技術】カラー印刷は、以前は専門の印刷業者で
なければ行うことができなかった。しかし、近時、カラ
ー複写機やカラープリンタの普及により、誰でも簡単に
行うことができるようになり、高画質のフルカラー印刷
物を容易に入手できるようになった。
【0003】しかし、これらの装置が普及する一方で、
紙幣や有価証券など、法律によって複製が禁止されてい
るなどの理由から画像を再生すべきでない原稿(以下
「特定原稿」という)のカラー複写機やカラープリンタ
を利用した偽造を防止する技術が必須となってきてい
る。この技術は、予め、特定原稿の画像情報からリファ
レンスデータを作成し、そのリファレンスデータを基に
入力画像が特定原稿であるかどうかを判断するものであ
る。
【0004】この技術の多くは、メモリ上に入力画像デ
ータを展開し、そのメモリ上でパターンマッチングやフ
ァジィ推論などを行って、特定原稿の特徴点を抽出する
ことにより特定画像か否かを判別し、偽造を防止しよう
とするものである。
【0005】また一方、一画素当たりの階調数が少ない
プリンタでフルカラー画像を出力するために、一般に、
見掛け上の階調数を増やすディザ処理や誤差拡散処理な
どの画像処理が行われることがある。これらの処理は、
面積階調法によるもので、画像の低域空間周波数におい
て表現階調数を増やす手法である。
【0006】面積階調法を用いると、一般的な出力画像
の解像度は低下する傾向にあるが、近年の画像処理技術
の向上に伴いこの種のプリンタにおいても解像度が飛躍
的に向上しており、面積階調法を用いてもそれほど解像
度が劣化した出力になることはない。
【0007】図4はこの種のプリンタの構成を示すブロ
ック図である。図4に図示しないホストコンピュータな
どから入力されたRGB色空間の画像データ401は、
色変換器402によりプリンタの色空間であるYMCK
色空間への変換を行うとともに、下色除去(以下「UC
R」という)およびトナーなどの特性を補正するための
マスキング処理も行う。
【0008】そして、YMCK画像データは、画像処理
回路403に入力されて、制御信号により任意の画像処
理が施される。画像処理されたYMCK画像データは、
プリンタエンジン404へ入力され、Y,M,C,Kそ
れぞれの色成分画像が重ね合わされ、プリント出力40
5として出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。
【0010】RGB色空間においては輝度情報をそのま
まリニアに近似することができるが、YMCKデータは
対数変換(log変換)に近似する必要がある上、UC
R処理によってYMCKそれぞれのデータは振幅が圧縮
されたものになっている。さらに、プリンタエンジンの
諸特性を補正するための補正が加えられているので、プ
リント出力されるYMCK画像データとRGB空間にお
ける元の輝度情報との関係は非線形な関係になってい
る。また、面積階調法を用いる場合、入力と出力の関係
が線形である必要があり、間に非線形な処理が入ると忠
実な画像再現が困難になる。
【0011】図5は輝度信号と濃度信号の一般的な関係
を示す図である。以下では、色変換を、輝度−濃度変換
だけに単純化して説明する。
【0012】一般に、RGBからYMCKへの変換の特
性は図2に示すようになる。横軸はRGBの輝度信号値
を正規化したもの、縦軸はYMCKの濃度信号値を正規
化したもので、例えば、輝度信号値が0.3のとき、対
応する濃度信号値は0.5になる。
【0013】RGBからYMCKへの変換が図2に示す
ような特性である場合、図6の(a)に示すような輝度
信号値が0.3である4画素が色変換器に入力されたと
すると、色変換器の出力は、図6の(b)に示すものと
なる。この信号は、画像処理回路へ入力され、制御信号
によりスルーモードの時は画像処理は行わず、図6の
(c)に示すようなプリント出力が行われる。
【0014】また、制御信号によりディザモードの時に
は、図6の(b)の信号はディザ処理回路へ入力され2
×2画素のディザ処理が施され、図6の(d)に示すよ
うな濃度値0と1の代表値に置き換えられる。この信号
をプリント出力すると、図6の(e)に示すようにな
り、このプリント出力全体の濃度の平均値は0.5にな
るので、各画素の濃度値が0.5である図6の(b)に
示す濃度データが面積階調により表現されたことにな
る。
【0015】特定のパターンを認識する場合に、このよ
うな画像処理された信号から輝度情報を復元しようとす
る場合、ディザ処理等の面積階調された信号には図5に
示す非線形の輝度−濃度変換が施されているので、前述
した面積階調法を用いる場合の条件である入力と出力の
関係が線形であることが満足されない。つまり、ディザ
処理された信号から輝度情報を復元するということは、
図5に示す変換特性を用いて図6の(d)に示すデータ
から図6の(f)に示すデータを得るということである
が、図6の(f)の輝度平均値は0.5であり、図6の
(a)の輝度平均値0.3と異なってしまう。
【0016】従って、ディザ処理や誤差拡散などの面積
階調処理を用いるプリンタシステムなどにおいては、特
定画像の認識能力が極端に低下してしまうか、さらには
認識不能になる問題がある。
【0017】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、色変換された画像データおよび中間調処理さ
れた画像データから精度の高い画像認識を行うことがで
きる画像処理装置およびその方法を提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発明の実施
の形態例においては、前記の目的を達成する一手段とし
て、例えば以下の構成を備える。
【0019】即ち、入力された画像データに色空間変換
および補正処理を施す処理手段と、前記処理手段により
色空間変換および補正処理が施された画像データを画像
処理する画像処理手段と、前記画像処理手段により画像
処理された画像データに逆画像処理を施す逆画像処理手
段と、前記逆画像処理手段により逆画像処理された画像
データに前記色空間変換および補正処理の逆処理を施す
逆処理手段と、前記逆処理手段で逆処理された画像デー
タが表す画像が特定画像であるか否かを認識する認識手
段と、前記認識手段の認識結果に基づいて前記色空間変
換及び補正処理が施された画像データの出力を制御する
出力手段とを有することを特徴とする。
【0020】そして例えば、前記色空間変換は輝度色空
間から濃度色空間への変換であることを特徴とする。あ
るいは、前記補正処理にはUCR、マスキング、濃度補
正の各処理が含まれることを特徴とする。
【0021】又、画像処理された画像データを入力する
入力手段と、前記画像処理された画像データに逆画像処
理を施す逆画像処理手段と、前記逆画像処理された画像
データが表す画像が特定画像であるか否かを認識する認
識手段と、前記認識手段の認識結果に基づいて画像デー
タの出力を制御する出力手段とを有することを特徴とす
る。
【0022】そして例えば、前記逆画像処理手段は、入
力された画像データに平均化処理を施すことを特徴とす
る。あるいは、画像処理された画像データはディザ処理
された画像データであり、前記平均化処理の平均化単位
は前記ディザ処理単位に等しいか大きいことを特徴とす
る。または前記画像処理された画像データは誤差拡散処
理された画像データであり、前記平均化処理の平均化単
位は前記誤差拡散処理単位に等しいか大きいことを特徴
とする。
【0023】また例えば、前記逆画像処理手段は、入力
された画像データに低域通過処理を施すことを特徴とす
る。あるいは、前記画像処理された画像データは面積階
調処理された画像データであることを特徴とする。
【0024】更に例えば、前記認識手段により特定原稿
の画像が認識された場合に前記出力手段は画像データを
出力しないことを特徴とする。あるいは、前記出力手段
は、画像データを永久可視表示する印刷出力手段である
ことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一発明の実施
の形態例の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明す
る。 (第1の発明の実施の形態例)図1は本発明に係る一発
明の実施の形態例の画像処理装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【0026】図1において、CPU、ROM、RAM、
I/Oなどで構成される制御部110は、予めROMに
格納された制御プログラムに従って装置全体を制御す
る。また、操作パネル109は、オペレータの指示を制
御部110へ入力するためのキーボードやタッチパネ
ル、制御部110により装置の動作状態や動作条件が表
示されるLCDなどからなるディスプレイなどを備えて
いる。
【0027】さて、図示しないホストコンピュータなど
から入力されたRGBデジタル画像信号101は、色変
換器102によりYMCKデジタル画像信号103に変
換される。色変換器102は、RGB色空間からYMC
K色空間への変換を行うとともに、UCRおよびトナー
などの特性を補正するマスキング処理を行う。
【0028】なお、ホストコンピュータ上で稼働する画
像処理ソフトによりYMCKデジタル画像信号が直接入
力される場合には、色変換器102は入力信号をそのま
まスルーで出力するように、操作パネル109などから
設定可能である。
【0029】色変換器102から出力されたYMCKデ
ジタル画像信号は、画像処理回路103に入力され、操
作パネル109などから設定される画像処理の種類に応
じて画像処理が施された後、プリンタエンジン104お
よび平均化器106へ入力される。プリンタエンジン1
04は、画像処理回路103からの画像データに基づき
カラー画像を形成して永久可視表示であるプリント出力
105を出力する。
【0030】一方、平均化器106に入力された画像デ
ータは、平均化処理が施された後、ROMなどから構成
されるガンマテーブル(γテーブル)107に入力され
る。γテーブル107は、入力された濃度データを輝度
データに非線形変換するもので、γテーブル107によ
って変換されたデジタル画像データは画像認識回路10
8へ入力される。
【0031】画像認識回路108は、特定原稿の画像情
報から作成されたリファレンスデータ120を記憶して
いる。そして、そのリファレンスデータ120を基にパ
ターンマッチングやファジィ推論などを行って、入力画
像が特定原稿の画像であるかを認識する。この認識結果
は信号Detとして出力され、制御部110は、この信
号Detに基づき特定原稿の画像をプリントしようとし
ているかどうかを判断する。
【0032】制御部110の判断において、もし特定原
稿の画像をプリントしていると判断した場合は、当該画
像の出力を停止させるSTOP信号によりプリンタエン
ジン104のプリント動作を中止する。但し、プリント
動作の中止のみではなく、定着を行わないなどのプロセ
ス制御を行ったり、画像データをデフォルメして例えば
黒べたの画像にするなどして、特定原稿の忠実なプリン
ト出力を阻止するなどの処置を行なっても良い。このよ
うにして特定原稿の画像を忠実にプリント出力すること
を阻止する。
【0033】ここで、色変換は、色空間変換、UCR、
マスキング、エンジン特性の補正など各種の処理を行う
ため、出力されるYMCK画像データは特にUCRの影
響により見掛け上画像のコントラストが低下したデータ
になっている。つまり、γテーブル107は、色変換器
102または画像処理ソフトによる色変換の諸特性の影
響を除去し、元のRGBデジタル画像データを再現する
ように働く。
【0034】また、平均化器106による平均化処理
は、特に、面積階調処理であるディザ処理や誤差拡散処
理後の画像データから面積階調処理の影響を低減するよ
うに働く。
【0035】図2は平均化器106の動作を説明するた
めの図であり、画像処理回路103の出力画像データを
示し、P(x,y)各画素を示す。
【0036】画像処理回路103で行われるディザ処理
および誤差拡散処理は、マトリクスに含まれる複数の画
素により一つの階調を表現する手法であるから、平均化
器106の平均化処理単位は、そのマトリクスサイズよ
り大きいかまたは等しくなければならない。
【0037】つまり、マトリクスサイズをn×m画素、
平均化器処理単位をN×M画素とすると、N≧n(≧
2)、M≧m(≧2)の関係が必要になる。これを満足
しないと、平均化器106の効果は低減することにな
る。
【0038】図2に示すP(1,1)からP(N,M)
の範囲が平均化処理の最小単位になり、そのブロックの
平均値Paveは次式により求められる。
【0039】
【数1】
【0040】このようにして各ブロックの平均値Pav
eを求めることで、面積階調処理による影響を無くすこ
とができるので、その後、非線形な変換を行うことが可
能となる。また、画像処理回路103でスルーモードが
選択されたときも同一の処理を行うことができるのは明
らかである。つまり、画像認識回路108による特定画
像の認識に先立って、色変換器102または画像処理ソ
フトによる色変換の諸特性の影響を除去し、元のRGB
デジタル画像データを再現するように働くγテーブル1
07の出力に基づいて画像認識を行なうため、入力画像
データに近似した画像データを得ることができ、画像認
識回路108による特定画像の認識精度を向上させるこ
とができる。
【0041】このように、本実施の形態例によれば、色
変換が施されたYMCKまたはYMC画像データから精
度良く特定原稿の画像を認識することができ、もし、特
定原稿の画像であった場合はプリントを中断するなどし
て入力画像データに対する忠実なプリント出力を阻止す
ることができる。 (第2の発明の実施の形態例)以下、本発明に係る第2
の発明の実施の形態例の画像処理装置を説明する。な
お、第2実施の形態例において、第1実施の形態例と略
同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説
明を省略する。
【0042】図3は本発明に係る第2の発明の実施の形
態例の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。
図1に示す第1の実施の形態例の構成と異なるのは、平
均化器106の代わりに、入力された画像データを二次
元空間で帯域制限するローパスフィルタ(LPF)11
1が備わっていることである。LFP111は、画像空
間の低域成分を通過させ高域成分を抑圧するので、画像
処理回路103の影響を低減させることが可能になり、
第1の実施の形態例と同様に、面積階調処理された画像
データであっても精度良く特定画像の認識が可能にな
る。なお、LPF111の通過帯域は面積階調処理を施
したときの帯域より低減にする必要があり、これを満足
しないとLPFの効果は低減されてしまう。
【0043】以上説明したように第2の発明の実施の形
態例においても、より簡単な構成で第1の発明の実施の
形態例と同様の作用効果を得ることができる。 (他の発明の実施の形態例)なお、本発明は、複数の機
器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,
リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用
しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,フ
ァクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0044】また、本発明の目的は、前述した実施の形
態例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード
を記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読出し実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。
【0045】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施の形態例の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体は本発明を構成することになる。
【0046】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0047】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施の形態例の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オ
ペレーティングシステム)などが実際の処理の一部また
は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態例
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0048】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施の形態例の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】また、上述した実施の形態例においては、
面積階調法として、ディザ処理、誤差拡散処理を例とし
て挙げたがその他の面積階調を原理とする中間調処理で
あれば同様の効果が得られるのはいうまでもない。
【0050】また、逆中間調処理としては、平均化、ロ
ーパスフィルタに限らず、実質的に中間調処理前の画像
データが復元できればよく、また、完全な復元でなくて
も画像認識しやすい形態のデータに逆変換できれば良
い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
間調処理された画像データおよび色変換処理された画像
データから同一の処理系で精度の高い画像認識を行うこ
とができる画像処理装置およびその方法を提供すること
ができる。
【0052】叉、色変換が施された画像データから精度
良く特定画像を認識することができ、もし、特定原稿の
画像であった場合は出力を制御することができ、例えば
特定画像の忠実な出力を阻止すること等が可能となる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の画像処理
装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す平均化器の動作を説明するための図
である。
【図3】本発明に係る第2の発明の実施の形態例の画像
処理装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】従来の画像処理を行うプリンタの構成例を示す
ブロック図である。
【図5】輝度信号と濃度信号の一般的な関係を示す図で
ある。
【図6】輝度−濃度変換およびディザ処理を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
102 色変換器 103 画像処理回路 104 プリンタエンジン 106 平均化器 107 γテーブル 108 画像認識回路 109 操作パネル 110 制御部 111 LPF

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに色空間変換およ
    び補正処理を施す処理手段と、 前記処理手段により色空間変換および補正処理が施され
    た画像データを画像処理する画像処理手段と、 前記画像処理手段により画像処理された画像データに逆
    画像処理を施す逆画像処理手段と、 前記逆画像処理手段により逆画像処理された画像データ
    に前記色空間変換および補正処理の逆処理を施す逆処理
    手段と、 前記逆処理手段で逆処理された画像データが表す画像が
    特定画像であるか否かを認識する認識手段と、 前記認識手段の認識結果に基づいて前記色空間変換及び
    補正処理が施された画像データの出力を制御する出力手
    段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記色空間変換は輝度色空間から濃度色
    空間への変換であることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記補正処理にはUCR、マスキング、
    濃度補正の各処理が含まれることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像処理された画像データを入力する入
    力手段と、 前記画像処理された画像データに逆画像処理を施す逆画
    像処理手段と、 前記逆画像処理された画像データが表す画像が特定画像
    であるか否かを認識する認識手段と、 前記認識手段の認識結果に基づいて画像データの出力を
    制御する出力手段とを有することを特徴とする画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記逆画像処理手段は、入力された画像
    データに平均化処理を施すことを特徴とする請求項1乃
    至請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像処理された画像データはディザ処理
    された画像データであり、前記平均化処理の平均化単位
    は前記ディザ処理単位に等しいか大きいことを特徴とす
    る請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理された画像データは誤差拡
    散処理された画像データであり、前記平均化処理の平均
    化単位は前記誤差拡散処理単位に等しいか大きいことを
    特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記逆画像処理手段は、入力された画像
    データに低域通過処理を施すことを特徴とする請求項1
    乃至請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記画像処理された画像データは面積階
    調処理された画像データであることを特徴とする請求項
    1又は請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記認識手段により特定原稿の画像が
    認識された場合に前記出力手段は画像データを出力しな
    いことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに
    記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記出力手段は、画像データを永久可
    視表示する印刷出力手段であることを特徴とする請求項
    1乃至請求項10のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 入力された画像データに色空間変換お
    よび補正処理を施す処理工程と、 前記処理工程により色空間変換および補正処理が施され
    た画像データを画像処理する画像処理工程と、 前記画像処理工程により画像処理された画像データに逆
    画像処理を施す逆画像処理工程と、 前記逆画像処理工程により逆画像処理された画像データ
    に前記色空間変換および補正処理の逆処理を施す逆処理
    工程と、 前記逆処理工程で逆処理された画像データが表す画像が
    特定画像であるか否かを認識する認識工程と、 前記認識工程の認識結果に基づいて前記色空間変換及び
    補正処理が施された画像データの出力を制御する出力工
    程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記色空間変換は輝度色空間から濃度
    色空間への変換であることを特徴とする請求項12記載
    の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記補正処理にはUCR、マスキン
    グ、濃度補正の各処理が含まれることを特徴とする請求
    項12記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 画像処理された画像データを入力する
    入力工程と、 前記画像処理された画像データに逆画像処理を施す逆画
    像処理工程と、 前記前記逆処理工程で逆画像処理された画像データが表
    す画像が特定画像であるか否かを認識する認識工程と、 前記認識工程の認識結果に基づいて画像データの出力を
    制御する出力工程とを有することを特徴とする画像処理
    工程。
  16. 【請求項16】 前記逆画像処理工程は、入力された画
    像データに平均化処理を施すことを特徴とする請求項1
    2至請求項15のいずれかに記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 画像処理された画像データはディザ処
    理された画像データであり、前記平均化処理の平均化単
    位は前記ディザ処理単位に等しいか大きいことを特徴と
    する請求項16記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記画像処理された画像データは誤差
    拡散処理された画像データであり、前記平均化処理の平
    均化単位は前記誤差拡散処理単位に等しいか大きいこと
    を特徴とする請求項16記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記逆画像処理工程は、入力された画
    像データに低域通過処理を施すことを特徴とする請求項
    12乃至請求項15のいずれかに記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記画像処理された画像データは面積
    階調処理された画像データであることを特徴とする請求
    項12又は請求項15のいずれかに記載の画像処理方
    法。
  21. 【請求項21】 前記出力工程は、画像データを永久可
    視表示する印刷出力であり、前記認識工程により特定原
    稿の画像が認識された場合に前記出力工程は画像データ
    を印刷出力しないことを特徴とする請求項12乃至請求
    項20のいずれかに記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記請求項1乃至請求項21のいずれ
    かに記載の機能を実現する制御手順を記憶することを特
    徴とする記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記請求項1乃至請求項21のいずれ
    かに記載の機能を実現することを特徴とするプログラ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110225318A (zh) * 2018-03-02 2019-09-10 佳能株式会社 图像处理设备和图像处理方法

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