JPH1188590A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH1188590A
JPH1188590A JP9252863A JP25286397A JPH1188590A JP H1188590 A JPH1188590 A JP H1188590A JP 9252863 A JP9252863 A JP 9252863A JP 25286397 A JP25286397 A JP 25286397A JP H1188590 A JPH1188590 A JP H1188590A
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Yukinari Hirose
志成 廣瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATコマンド・クラス2と呼ばれている通信
シーケンスとファクシミリ通信を用いて情報処理装置間
のファイル転送を行うことができるファクシミリ装置を
提供する。 【解決手段】 情報処理装置が接続されたファクシミリ
装置において、情報処理装置との間で信号送受信を行う
ホストインタフェース部1と、上記ホストインタフェー
ス部1を介してATコマンド・クラス2の通信シーケン
スを実行すると共に、上記通信シーケンスとファクシミ
リ伝送制御手順との間の手順変換を行うAT解析部2と
を備え、上記AT解析部2は、ファイル授受シーケンス
が加わった通信シーケンスを実行し、且つ上記通信シー
ケンスにより受け取ったコード情報から成るファイルま
たは上記通信シーケンスにより情報処理装置へ渡すコー
ド情報から成るファイルをファクシミリ伝送制御手順で
は画情報伝送フェーズで伝送するように手順変換させる
構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータなど情報処理装置がATコマンド・クラス2の通
信シーケンスにより通信可能に接続され、ファクシミリ
通信手段により上記情報処理装置からのコード情報から
なるファイルを相手側に送信し、相手側から受信した情
報を上記情報処理装置へ渡すファクシミリ装置に係わ
り、特にATコマンド・クラス2の通信シーケンス及び
ファクシミリ通信手段を介し、情報処理装置間でコード
情報からなるファイルの転送を可能にするファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ATモデムなどと呼ばれるデ
ータモデムを介してパーソナルコンピュータなど情報処
理装置を公衆電話回線に接続し、同様に接続された相手
側情報処理装置との間で通信を行うデータ通信技術が提
供されている。また、ファクシミリ装置を介して情報処
理装置を公衆電話回線に接続し、ファクシミリ装置と情
報処理装置との間の通信をATコマンド・クラス2と呼
ばれている通信シーケンスで実現し、上記通信シーケン
スをファクシミリ伝送制御手順に変換することにより情
報処理装置間の画像通信を実現する通信技術も従来より
提供されている。例えば、特開平3−210870号公
報に示されたファクシミリ装置や特開平7−25019
9号公報に示されたファクシミリ装置は上記通信シーケ
ンスをファクシミリ伝送制御手順に変換することにより
情報処理装置間の画像通信を実現しており、このうち特
開平7−251199号公報に示されたファクシミリ装
置は通常のファクシミリ通信に切り替えて用いることも
可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−210870号公報および特開平7−250199
号公報に示されたファクシミリ装置を含め、ATコマン
ド・クラス2と呼ばれている通信シーケンス利用した従
来技術ではいずれも、ファクシミリ通信を用いた情報処
理装置間の画像通信を行うことはできても、情報処理装
置間においてファイル転送を行うことができないという
問題点があった。本発明の課題は、上記のような従来技
術の問題を解決し、ATコマンド・クラス2と呼ばれて
いる通信シーケンスとファクシミリ通信を用いて情報処
理装置間のファイル転送を行うことができるファクシミ
リ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、情情報処理装置が接続
され、ファクシミリ通信手段により上記情報処理装置か
らの情報を相手側に送信し、相手側から受信した情報を
上記情報処理装置へ渡すファクシミリ装置において、情
報処理装置との通信のためのATコマンド・クラス2の
通信シーケンスを実行するホスト通信手段と、上記通信
シーケンスとファクシミリ伝送制御手順との間の手順変
換を行う手順変換手段とを備え、且つファイル授受シー
ケンスが加わった通信シーケンスを実行するように上記
ホスト通信手段を構成し、上記ホスト通信手段から受け
取ったコード情報から成るファイルまたは上記ホスト通
信手段へ渡すコード情報から成るファイルを伝送するフ
ァイル伝送制御手順ではファクシミリ伝送制御手順にお
ける画情報伝送フェーズで伝送するように手順変換手段
を構成した。また、請求項2記載の発明では、上記にお
いて、、情報処理装置から受け取ったファイルを送信す
る際、受信した非標準機能識別信号に請求項1記載のフ
ァイルを受信するファイル受信機能がある旨を示す情報
が設定されているか否かを判定し、上記情報が設定され
ているときのみ上記ファイルを送信するようホスト通信
手段及び手順変換手段とを構成した。また、請求項3記
載の発明では、請求項1記載の発明において、コード情
報から成るファイルを受信可能な場合、その旨を示す情
報を非標準機能識別信号に設定して送出するようホスト
通信手段及び手順変換手段とを構成した。また、請求項
4記載の発明では、上記において、画情報が通信された
か、またはコード情報から成るファイルが通信されたか
を示す情報を記載した通信管理レポートを出力するレポ
ート出力手段を備えた。また、請求項5記載の発明で
は、請求項1または請求項2記載の発明において、コー
ド情報から成るファイルの送信を禁止するファイル送信
禁止手段を備えた。また、請求項6記載の発明では、請
求項1、請求項2、または請求項3記載の発明におい
て、情報処理装置からの指定により親展識別符号を付加
してコード情報から成るファイルを送信する親展送信手
段、または受信信号から親展識別符号を抽出し、抽出し
た親展識別符号を受信したファイルと共に情報処理装置
に渡す親展受信手段を備えた。また、請求項7記載の発
明では、請求項1または請求項3記載の発明において、
受信信号から中継依頼情報を抽出し、抽出した中継依頼
情報に従って受信したコード情報から成るファイルを中
継送信するファイル転送中継手段を備えた。
【0005】
【作用】上記のような手段にしたので、請求項1記載の
発明では、ATコマンド・クラス2と呼ばれている通信
シーケンスとファクシミリ通信を用いて情報処理装置間
のファイル転送を行うことができる。請求項2記載の発
明では、請求項1記載の発明において、相手側が請求項
1記載のファイル受信機能がある場合のみ情報処理装置
から渡されたファイルを相手側に送信する。請求項3記
載の発明では、請求項1記載の発明において、請求項1
記載のファイル受信機能があるか否かを相手側に通知で
きる。請求項4記載の発明では、上記において、画情報
が通信されたか、またはコード情報から成るファイルが
通信されたかを示す情報が記載された通信管理レポート
を出力することができる。請求項5記載の発明では、状
況に応じて、コード情報から成るファイルの転送を禁止
することができる。請求項6記載の発明では、コード情
報から成るファイルを情報処理装置間で親展通信するこ
とができる。請求項7記載の発明では、請求項1または
請求項3記載の発明において、受信したコード情報から
成るファイルを指定されたファクシミリ装置へ中継送信
することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は、本発明によるファクシ
ミリ装置を含むシステムの一部を示す説明図である。こ
のようなシステム内の例えばパーソナルコンピュータ
(以下、パソコンと略す)P1から、ファクシミリ装置
F 1、公衆電話回線、およびファクシミリ装置F2を介
し、パソコンP2へコードから成るファイルを送信する
ことができる。図2は本発明の第1の形態例を示すファ
クシミリ装置の構成ブロック図である。図示したよう
に、この形態例のファクシミリ装置は、パソコンなど情
報処理装置との間でデータの授受を行うホストインタフ
ェース部1、上記ホストインタフェース部1を介して情
報処理装置との間で行われるATコマンド・クラス2の
通信シーケンスを実行したりするAT解析部2、内蔵さ
れたプログラムに従って装置全体を管理・制御する制御
部11、利用者がファクシミリ装置に指示を与えるため
のキーボードおよびファクシミリ装置が利用者にメッセ
ージ等を与えるための表示手段などから成る操作表示部
12、画情報などを一時的に格納しておくRAM13、
原稿上の画像を読み取るスキャナ14、符号化復号化部
(DCR)18によって復号化された受信画情報をRA
M13を介して出力するプロッタ15、公衆電話網を介
して遠隔のファクシミリ装置との間に呼を設定するため
の網制御装置(NCU)16、G3ファクシミリ伝送制
御手順に従ってファクシミリ送受信を行う通信制御部1
7、低速モデムおよび高速モデムから成るモデム19、
画情報を蓄積しておく画像メモリ20、制御情報を記憶
しておき電源遮断時のためにバッテリでバックアップさ
れたパラメータメモリ21などを備えている。
【0007】なお、上記ホストインタフェース部1は例
えばシリアルインタフェースRS232Cなどにより実
現されている。また、AT解析部2および制御部11は
それぞれ独立したCPUおよびプログラムを内蔵したR
OM、または共有のCPUおよびROMを有する。この
ようなファクシミリ装置でファクシミリを送信する場合
は、例えば、まず制御部11の制御に従ってスキャナ1
4により画情報をRAM13に読み込む。その画情報は
DCR18によって符号化されRAM13または画像メ
モリ20に格納される。また、操作表示部12により指
定された宛先などの発呼時指定情報が制御部11によっ
て取得され、宛先情報を渡されたNCU16は指定の宛
先との間に呼を設定する。続いて、通信制御部17によ
り低速モデムを介してフェーズBが実行され、やがてフ
ェーズCに移り、RAM13または画像メモリ21内の
上記符号化された画情報データがモデム19内の高速モ
デムにより変調され、NCU16を介して送出される。
受信時は、NCU16により呼が設定された後、フェー
ズBに入り、低速モデムを介して所定の交信が行われ、
フェーズCに入り、符号化された画情報データを受信す
る。その画情報データはNCU16、通信制御部17を
介してRAM13に格納され、さらにDCR18により
復号化され、RAM13を介してプロッタ15に出力さ
れるか、画像メモリ20に蓄積される。
【0008】図3は本発明の第1の形態例を示す画情報
またはファイル送信側のファイル伝送制御手順(通信シ
ーケンス)を示す図、図4は受信側のファイル伝送制御
手順(通信シーケンス)を示す図、図5は送信側の動作
フロー図である。なお、図3および図4において、縦線
の左側はATコマンド・クラス2の通信シーケンスであ
り、右側はG3ファクシミリ伝送制御手順の通信シーケ
ンスである。図3では、左側の通信シーケンスが右側の
通信シーケンスに変換されることを示しており、図4で
は、右側の通信シーケンスが左側の通信シーケンスに変
換されることを示している。以下、図3乃至図5などに
従って、この形態例の動作を説明する。図3に示したよ
うに、まず、パソコン(PC)側からATコマンド・ク
ラス2シーケンスであることを示すAT+FCLASS
2コマンドが出され(ATコマンドシーケンス開始)
(S1)、ホストインタフェース部1を介してこのコマ
ンドがAT解析部2に与えられると、AT解析部2はこ
のシーケンスを受容する旨を示すOKレスポンスをホス
トインタフェース部1を介してパソコン側に返す。
【0009】通信シーケンスが進み、パソコン側が相手
先端末番号を示すデータATDT0312345678
を出すと、これを取得したAT解析部2は制御部11を
介してNCU16に上記相手先端末番号を与え、相手先
へ発呼させる(S2)。また、CNG信号を送出させ
る。以下、通信制御部17も介在し、同様にして、図3
に示したATコマンド・クラス2シーケンスを実行し、
それに対応したG3ファクシミリ伝送制御手順が実行さ
れる。こうして、通信制御部17は相手側ファクシミリ
装置から送られてきたNSF信号(非標準機能識別信
号)を受信する(S3)。この信号には、フェーズC
(画像情報伝送フェーズ)でコード情報として送られる
ファイルを相手側ファクシミリ装置が受信可能か否かを
示す情報が設定されており、制御部11は上記情報を取
得すると、その情報により相手側がファイル受信可能か
否かを判定する(S4)。そして、ファイル受信可能と
判定したならば(S4、Yes)、引き続きATコマン
ドシーケンスおよびそれに対応したG3ファクシミリ伝
送制御手順を実行し、AT解析部2は、CONNECT
信号に続きファイル受信可能状態になったことを示すX
ON信号をパソコン側に出す。
【0010】このXON信号に応じて、パソコン側が図
6に示すようなデータ構成のファイル情報を送ってくる
と(S5)、AT解析部2はこのファイル情報をそのま
ま通信制御部17に渡し、通信制御部17は受け取った
ファイル情報をフェーズCの期間に画情報として相手側
ファクシミリ装置へ送信する(S6)。なお、図6にお
いて、<DLE>はATコマンド・クラス2の画情報の
なかでエスケープシーケンス的に働くコードで、値は1
×10である。また、前後を<DLE>コードで囲まれ
た、ファイルコードと示した部分はコード情報から成る
ファイルである。一方、ステップS4においてファイル
受信不可であると判定されたならば(S4、NO)、制
御部11は通信制御部17に指示して相手側ファクシミ
リ装置へDSN信号を送信させるといったような回線切
断処理を行う(S7)。また、AT解析部2に指示して
パソコン側へ+FHNG信号を出し、回線が切断された
旨を通知する(S8)。
【0011】上記のファイル送信側ファクシミリ装置の
動作に対応して、受信側ファクシミリ装置では、着呼が
あると、その旨が通信制御部17により制御部11に知
らされ、さらに、制御部11によりAT解析部2に知ら
され、AT解析部2は、図4に示したようにパソコン側
へRING信号を出す。そして、パソコン側が着呼を受
容する意味のATA信号を送ってくると、相手側ファク
シミリ装置へCED信号を出す。以下、図4に示したG
3ファクシミリ伝送制御手順およびそれに対応したAT
コマンド・クラス2シーケンスを実行する。こうして、
通信制御部17は相手側ファクシミリ装置に対しNSF
信号(非標準機能識別信号)を出すが、この信号には前
記ファイル受信が可能か否かを示す情報が設定される。
例えば、ファイル受信が可能である旨を示す情報を設定
した場合は、図4に示した引き続くシーケンスが実行さ
れ、パソコン側がファイル受信可能状態になったことを
示すXON信号を送ってくると、制御部11は通信制御
部17がフェーズCで受信したファイル情報(図6参
照)をAT解析部2に渡す。
【0012】これにより、AT解析部2はファイル情報
の内容を解析し、図6に示したような所定の内容である
と判定したならば、ファイル名とコード情報から成るフ
ァイルとを抽出し、それらをパソコン側に渡す。このよ
うに、本発明の第1の形態例によれば、ATコマンド・
クラス2シーケンス及びG3ファクシミリ伝送制御手順
を用いて、情報処理装置間ファイル転送を実現すること
ができる。また、受信側にファイル受信機能がない場
合、ファイル送信に先立ってそのことがわかるので、無
駄な動作の発動を防止することができる。なお、利用者
が予めファイル転送禁止を設定しておくことにより、上
記のようなファイル転送を禁止させることもできる。例
えば、メニュー方式などにより利用者が操作表示部12
からファイル転送禁止を指示し、その旨を示す情報をパ
ラメータメモリ21などの所定領域に設定しておくと共
に、パソコン側がコード情報から成るファイル(図6の
構成のファイル)を送ってきたとき、AT解析部2が上
記所定領域を参照し、ファイル転送禁止を示す情報が設
定されているならば、ファイル転送を行わないようにす
るファイル送信禁止手段を設けるのである。こうして、
このような構成では、不用意にパソコン側からファイル
転送を行わせる操作をしてしまっても必要に応じてファ
イル転送を行わせないようにすることができる。
【0013】図7は、本発明の第2の形態例を示すファ
イルのデータ構成図である。図7から明らかなように、
このデータ構成では、第1の形態例(図6参照)のデー
タ構成に<DLE>で囲まれた親展識別情報(ID=Y
YY)が加わっている。つまり、この形態例では、ファ
イル送信時、パソコンの利用者は親展識別符号(ID)
としてYYYを指定し、ATコマンド・クラス2シーケ
ンスでは、例えばATDTXXX:YYY(XXXは相
手先端末番号)というようなデータがファクシミリ装置
に与えられ(図3参照)、この親展識別符号がファイル
と共に受信側パソコンに渡される。そして、受信側パソ
コンの利用者が上記親展識別符号と同一の親展識別符号
を入力したときのみ送られてきたファイルを引き出すこ
とができるのである。こうして、この形態例によれば、
ファイル受信側において、親展識別符号を知っている利
用者しか送られてきたファイルを見ることができないの
で、機密保持を図ることができる。
【0014】図8は、本発明の第3の形態例を示すファ
イルのデータ構成図である。図8から明らかなように、
このデータ構成では、第1の形態例(図6参照)のデー
タ構成に<DLE>で囲まれた配布先端末番号(ZZ
1、ZZ2)が加わっている。つまり、この形態例で
は、ファイル送信時、パソコンの利用者は中継先端末番
号(相手先端末番号)と共に配布先端末番号を指定し、
ATコマンド・クラス2シーケンスでは、例えばATD
TXXX#ZZ1#ZZ2というようなデータがファク
シミリ装置に与えられ(図3参照)、この配布先端末番
号がファイルと共に受信側(中継側)パソコンに渡され
る。こうして、受信側パソコンでは形態例1と同様にし
て配布先へのファイル送信を行う。なお、受信側(中継
側)AT解析部2が配布先情報をパソコン側に渡さない
ようにして、自ら配布先へのファイル転送を起動しても
よい。このように、第3の形態例によれば、 ATコマ
ンド・クラス2シーケンスおよびG3ファクシミリ伝送
制御手順を用いて、ファイル中継転送を実現することが
できるので、複数の配布先が互いに近い場所に位置して
いるとき、通信料を節減することができる。
【0015】また、上記各形態例において、画情報が通
信されたか、或いはコード情報からなるファイルが送信
されたかを示す情報を記載した通信管理レポートを出力
するように構成しても良い。この場合、RAM13等に
記憶された通信情報(画情報又はファイル情報)、送信
先、送信日時等の情報をプロッタ15を介して出力した
り、若しくは操作表示部12上に表示することも可能で
ある。なお、各請求項において、情報処理装置はパソコ
ンを示し、ファクシミリ通信手段は制御部11、網制御
装置16、通信制御部17、モデム19等を示し、ホス
ト通信手段はAT解析部2を示し、手順変換手段はAT
解析部2並びに制御部11を示す。また、ファイル送信
禁止手段、進展送信手段及び親展受信手段、及びファイ
ル転送中継手段はAT解析部22並びに制御部11を示
す。更に、レポート出力手段は制御部11及びプロッタ
15若しくは操作表示部12の何れかを含むものを示
す。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1記載の発明では、ATコマンド・クラス2と呼
ばれている通信シーケンスとファクシミリ通信とを用い
て情報処理装置間のファイル転送を行うことができるの
で、簡単にファイル転送機能を装備することができ、フ
ァイル受信側のパソコンにおいて、ファイルの加工など
を行うことができる。また、請求項2記載の発明では、
請求項1記載の発明において、相手側が請求項1記載の
ファイル受信機能がある場合のみ情報処理装置から渡さ
れたファイルを相手側に送信するので、無駄な機能の発
動を防止することができる。また、請求項3記載の発明
では、請求項1記載の発明において、請求項1記載のフ
ァイル受信機能があるか否かを相手側に通知できるの
で、請求項2記載の発明を実現させることができる。ま
た、請求項4記載の発明では、画情報が通信されたか、
またはコード情報から成るファイルが通信されたかを示
す情報が記載された通信管理レポートを出力することが
できるので、ファイル転送機能の利用度などの把握がで
きる。また、請求項5記載の発明では、コード情報から
成るファイルの転送を禁止することができるので、不用
意にファイル転送が行われるのを防止することができ
る。また、請求項6記載の発明では、コード情報から成
るファイルを情報処理装置間で親展通信することができ
るので、機密保持を図ることができる。また、請求項7
記載の発明では、請求項1または請求項3記載の発明に
おいて、受信したコード情報から成るファイルを指定さ
れたファクシミリ装置へ中継送信することができるの
で、通信料を削減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態例を示すファクシミリ装置
の構成ブロック図である。
【図2】本発明の各形態例のファクシミリ装置を含むシ
ステムの説明図である。
【図3】本発明の第1の形態例を示すファクシミリ装置
の通信シーケンス図である。
【図4】本発明の第1の形態例を示すファクシミリ装置
の他の通信シーケンス図である。
【図5】本発明の第1の形態例を示すファクシミリ装置
の動作フロー図である。
【図6】本発明の第1の形態例を示すファクシミリ装置
要部のデータ構成図である。
【図7】本発明の第2の形態例を示すファクシミリ装置
要部のデータ構成図である。
【図8】本発明の第3の形態例を示すファクシミリ装置
要部のデータ構成図である。
【符号の説明】
1 ホストインタフェース部 2 AT解析部 11 制御部 12 操作表示部 13 RAM 15 プロッタ 17 通信制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置が接続され、ファクシミリ
    通信手段により上記情報処理装置からの情報を相手側に
    送信し、相手側から受信した情報を上記情報処理装置へ
    渡すファクシミリ装置において、情報処理装置との通信
    のためのATコマンド・クラス2の通信シーケンスを実
    行するホスト通信手段と、上記通信シーケンスとファク
    シミリ伝送制御手順との間の手順変換を行う手順変換手
    段とを備え、且つファイル授受シーケンスが加わった通
    信シーケンスを実行するように上記ホスト通信手段を構
    成し、上記ホスト通信手段から受け取ったコード情報か
    ら成るファイルまたは上記ホスト通信手段へ渡すコード
    情報から成るファイルを伝送するファイル伝送制御手順
    ではファクシミリ伝送制御手順における画情報伝送フェ
    ーズで伝送するように手順変換手段を構成したことを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のファクシミリ装置において、
    情報処理装置から受け取ったファイルを送信する際、受
    信した非標準機能識別信号に請求項1記載のファイルを
    受信するファイル受信機能がある旨を示す情報が設定さ
    れているか否かを判定し、上記情報が設定されていると
    きのみ上記ファイルを送信するようホスト通信手段及び
    手順変換手段とを構成したことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のファクシミリ装置において、
    コード情報から成るファイルを受信可能な場合、その旨
    を示す情報を非標準機能識別信号に設定して送出させる
    ようホスト通信手段及び手順変換手段とを構成したこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、または請求項3の
    ファクシミリ装置において、画情報が通信されたか、ま
    たはコード情報から成るファイルが通信されたかを示す
    情報を記載した通信管理レポートを出力するレポート出
    力手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2のファクシミリ
    装置において、コード情報から成るファイルの送信を禁
    止するファイル送信禁止手段を備えたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、または請求項3の
    ファクシミリ装置において、情報処理装置からの指定に
    より親展識別符号を付加してコード情報から成るファイ
    ルを送信する親展送信手段、または受信信号から親展識
    別符号を抽出し、抽出した親展識別符号を受信したファ
    イルと共に情報処理装置に渡す親展受信手段を備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項3のファクシミリ
    装置において、受信信号から中継依頼情報を抽出し、抽
    出した中継依頼情報に従って受信したコード情報から成
    るファイルを中継送信するファイル転送中継手段を備え
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100353737C (zh) * 2003-12-24 2007-12-05 三星电子株式会社 数据传输设备及其方法

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