JPH11876A - ブシュの着脱工具 - Google Patents
ブシュの着脱工具Info
- Publication number
- JPH11876A JPH11876A JP15623497A JP15623497A JPH11876A JP H11876 A JPH11876 A JP H11876A JP 15623497 A JP15623497 A JP 15623497A JP 15623497 A JP15623497 A JP 15623497A JP H11876 A JPH11876 A JP H11876A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bush
- diameter
- press
- pressing body
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブシュ圧入孔に傷を付けずにブシュを容易に
抜き取る。 【解決手段】 基体２の下端部に、外径がブシュ４の外
径と等径をなし、かつ下端にブシュ４内に挿入可能な小
径部３ｃが形成されたブシュ押圧体３を、着脱可能とし
て装着する。
抜き取る。 【解決手段】 基体２の下端部に、外径がブシュ４の外
径と等径をなし、かつ下端にブシュ４内に挿入可能な小
径部３ｃが形成されたブシュ押圧体３を、着脱可能とし
て装着する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブシュ圧入孔にブ
シュを圧入したり、ブシュ圧入孔からブシュを抜き取っ
たりするブシュの着脱工具に関する。
シュを圧入したり、ブシュ圧入孔からブシュを抜き取っ
たりするブシュの着脱工具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ブシュの圧入孔に圧入されたブシ
ュを抜き取るには、ブシュの外径よりやや小径のドリル
でブシュの内周面を切削して、肉厚を薄くし、変形し易
い状態にしてから、ドリルと一体的に抜き取っていた。
ュを抜き取るには、ブシュの外径よりやや小径のドリル
でブシュの内周面を切削して、肉厚を薄くし、変形し易
い状態にしてから、ドリルと一体的に抜き取っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドリルにより
ブシュを抜き取ると次のような問題が生じる。抜き取ら
れたブシュは、削られるため、再度使用することができ
ない。また、ドリルの軸心がブシュの軸心と一致してい
ないと、ドリルによって、ブシュ圧入孔に傷を付けるこ
とがある。
ブシュを抜き取ると次のような問題が生じる。抜き取ら
れたブシュは、削られるため、再度使用することができ
ない。また、ドリルの軸心がブシュの軸心と一致してい
ないと、ドリルによって、ブシュ圧入孔に傷を付けるこ
とがある。
【０００４】本発明は、上記の問題点に鑑み、ブシュ圧
入孔に傷をつけることなくブシュを簡単に抜き取るとと
もに、圧入することも容易なブシュの着脱工具を提供す
ることを目的とする。
入孔に傷をつけることなくブシュを簡単に抜き取るとと
もに、圧入することも容易なブシュの着脱工具を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、基体の下端部に、外径がブシュの外径と等径をな
し、かつ下端にブシュ内に挿入可能な小径部が形成され
たブシュ押圧体を、着脱可能として装着することにより
解決される。
題は、基体の下端部に、外径がブシュの外径と等径をな
し、かつ下端にブシュ内に挿入可能な小径部が形成され
たブシュ押圧体を、着脱可能として装着することにより
解決される。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
１〜図３に基づいて説明する。ブシュの着脱工具(１)
は、図１に示すように、基体(２)と、ブシュ押圧体(３)
とからなっている。
１〜図３に基づいて説明する。ブシュの着脱工具(１)
は、図１に示すように、基体(２)と、ブシュ押圧体(３)
とからなっている。
【０００７】基体(２)は、円柱状に形成され、下端部に
基部(2a)よりも小径の小径部(2b)が形成されている。ブ
シュ押圧体(３)も、円柱状をなし、上端部には、基体
(２)の小径部(2b)に着脱可能に嵌合しうる有底孔(3a)が
形成され、また下端部には、中間部(3b)よりも小径の小
径部(3c)が形成されている。小径部(3c)は、ブシュ(４)
内にがた付くことなく挿入される部分であり、ブシュ
(４)の内径(Ｄ１)よりもやや小さな直径(Ｄ２)としてあ
る。
基部(2a)よりも小径の小径部(2b)が形成されている。ブ
シュ押圧体(３)も、円柱状をなし、上端部には、基体
(２)の小径部(2b)に着脱可能に嵌合しうる有底孔(3a)が
形成され、また下端部には、中間部(3b)よりも小径の小
径部(3c)が形成されている。小径部(3c)は、ブシュ(４)
内にがた付くことなく挿入される部分であり、ブシュ
(４)の内径(Ｄ１)よりもやや小さな直径(Ｄ２)としてあ
る。
【０００８】ブシュ押圧体(３)の中間部(3b)の直径(Ｄ
３)は、ブシュ圧入孔(５)に接触しないように、ブシュ
(４)の外径とほぼ等径に設定されている。すなわち、中
間部(3b)の直径と小径部(3c)の直径との差は、ブシュ
(４)の肉厚(Ｔ)より若干小に設定されている。
３)は、ブシュ圧入孔(５)に接触しないように、ブシュ
(４)の外径とほぼ等径に設定されている。すなわち、中
間部(3b)の直径と小径部(3c)の直径との差は、ブシュ
(４)の肉厚(Ｔ)より若干小に設定されている。
【０００９】ブシュ(４)をブシュ圧入孔(５)から抜き取
るには、図１に示すように、基体(２)及びブシュ押圧体
(３)を、例えばプレス機械に取付けて下降させて、小径
部(3c)をブシュ(４)内に挿入し、中間部(3b)の下端面(3
d)によりブシュ(４)を押圧すれば、容易にブシュ圧入孔
(５)から抜き取ることができる。
るには、図１に示すように、基体(２)及びブシュ押圧体
(３)を、例えばプレス機械に取付けて下降させて、小径
部(3c)をブシュ(４)内に挿入し、中間部(3b)の下端面(3
d)によりブシュ(４)を押圧すれば、容易にブシュ圧入孔
(５)から抜き取ることができる。
【００１０】この際、小径部(3c)とブシュ(４)とは、同
軸をなし、かつブシュ押圧体(３)の中間部(3b)と小径部
(3c)との直径の差が、ブシュ(４)の肉厚(Ｔ)よりも小と
してあるため、中間部(3b)がブシュ圧入孔(５)に接触す
ることなくブシュ(４)は抜き取られる。従って、ブシュ
圧入孔(５)に傷が付くようなことが殆どない。また、抜
き取られたブシュ(４)は、傷付いたり、変形したりする
ようなこともない。
軸をなし、かつブシュ押圧体(３)の中間部(3b)と小径部
(3c)との直径の差が、ブシュ(４)の肉厚(Ｔ)よりも小と
してあるため、中間部(3b)がブシュ圧入孔(５)に接触す
ることなくブシュ(４)は抜き取られる。従って、ブシュ
圧入孔(５)に傷が付くようなことが殆どない。また、抜
き取られたブシュ(４)は、傷付いたり、変形したりする
ようなこともない。
【００１１】上記ブシュの着脱工具(１)は、ブシュ(４)
をブシュ圧入孔(５)に圧入するときにも使用することが
できる。すなわち、図２に示すように、ブシュ圧入孔
(５)が形成されたブシュ装着部材(６)に、ブシュ(４)を
ブシュ圧入孔(５)と軸心を一致させて置いた後、着脱工
具(１)を下降させると、中間部(3b)の下端面(3d)によ
り、ブシュ(４)の上端面をほぼ均一な押圧力をもってブ
シュ圧入孔(５)内に圧入することができる。従って、ブ
シュ(４)は、変形させられることなく、ブシュ圧入孔
(５)に円滑に圧入される。
をブシュ圧入孔(５)に圧入するときにも使用することが
できる。すなわち、図２に示すように、ブシュ圧入孔
(５)が形成されたブシュ装着部材(６)に、ブシュ(４)を
ブシュ圧入孔(５)と軸心を一致させて置いた後、着脱工
具(１)を下降させると、中間部(3b)の下端面(3d)によ
り、ブシュ(４)の上端面をほぼ均一な押圧力をもってブ
シュ圧入孔(５)内に圧入することができる。従って、ブ
シュ(４)は、変形させられることなく、ブシュ圧入孔
(５)に円滑に圧入される。
【００１２】なお、ブシュの径や肉厚が異なるときに
は、その内径や外径に適したブシュ押圧体(３)に交換す
ればよい。
は、その内径や外径に適したブシュ押圧体(３)に交換す
ればよい。
【００１３】他の実施形態のブシュの着脱工具として
は、図３に示すように、ブシュ押圧体(９)の上端に鍔状
のストッパー(10)が形成された着脱工具(11)がある。ス
トッパー(10)は、ブシュ(４)の長さ(Ｌ)よりやや上方の
位置に形成されており、ブシュ(４)をブシュ圧入孔(５)
から押出した直後にブシュ装着部材(６)に当接して、必
要以上にブシュ押圧体(９)がブシュ圧入孔(５)に進入し
てブシュ圧入孔(５)に傷を付けないようにするととも
に、ブシュ(４)が抜き取られたことを確認するために設
けられている。
は、図３に示すように、ブシュ押圧体(９)の上端に鍔状
のストッパー(10)が形成された着脱工具(11)がある。ス
トッパー(10)は、ブシュ(４)の長さ(Ｌ)よりやや上方の
位置に形成されており、ブシュ(４)をブシュ圧入孔(５)
から押出した直後にブシュ装着部材(６)に当接して、必
要以上にブシュ押圧体(９)がブシュ圧入孔(５)に進入し
てブシュ圧入孔(５)に傷を付けないようにするととも
に、ブシュ(４)が抜き取られたことを確認するために設
けられている。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、次の効果を奏する。ブシュ圧
入孔やブシュに傷を付けたり変形させたりすることな
く、ブシュを容易に抜取ることができるだけでなく、ブ
シュ圧入孔に簡単に圧入することもできる。
入孔やブシュに傷を付けたり変形させたりすることな
く、ブシュを容易に抜取ることができるだけでなく、ブ
シュ圧入孔に簡単に圧入することもできる。
【図１】本発明の実施形態におけるブシュを抜き取る際
の要領を示す一部切欠正面図である。
の要領を示す一部切欠正面図である。
【図２】同じく、ブシュの圧入要領を示す正面図であ
る。
る。
【図３】他の実施形態のブシュ着脱工具の正面図であ
る。
る。
(１)ブシュの着脱工具 (２)基体 (2a)基部 (2b)小径部 (３)ブシュ押圧体 (3a)有底孔 (3b)中間部 (3c)小径部 (3d)下端面 (４)ブシュ (５)ブシュ圧入孔 (６)ブシュ着脱部材 (９)ブシュ押圧体 (10)ストッパー (11)ブシュの着脱工具 (Ｄ１)ブシュの内径 (Ｄ２)小径部の直径 (Ｄ３)中間部の直径 (Ｔ)ブシュの肉厚 (Ｌ)ブシュの長さ
Claims (1)
- 【請求項１】 基体の下端部に、外径がブシュの外径と
等径をなし、かつ下端にブシュ内に挿入可能な小径部が
形成されたブシュ押圧体を、着脱可能として装着したこ
とを特徴とするブシュの着脱工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15623497A JPH11876A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | ブシュの着脱工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15623497A JPH11876A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | ブシュの着脱工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11876A true JPH11876A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15623310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15623497A Pending JPH11876A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | ブシュの着脱工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11876A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020090560A (ko) * | 2001-05-28 | 2002-12-05 | 김이호 | 자동차의 컨트롤 암 댐핑 부싱 탈/장착용 공구 |
| CN102615621A (zh) * | 2012-04-13 | 2012-08-01 | 哈尔滨飞机工业集团有限责任公司 | 一种安装长圆衬套的压装器 |
| CN104209924A (zh) * | 2014-07-09 | 2014-12-17 | 新兴铸管股份有限公司 | 一种轴套拆装工具 |
| CN105291043A (zh) * | 2015-11-24 | 2016-02-03 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 衬套的拆卸装置 |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP15623497A patent/JPH11876A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020090560A (ko) * | 2001-05-28 | 2002-12-05 | 김이호 | 자동차의 컨트롤 암 댐핑 부싱 탈/장착용 공구 |
| CN102615621A (zh) * | 2012-04-13 | 2012-08-01 | 哈尔滨飞机工业集团有限责任公司 | 一种安装长圆衬套的压装器 |
| CN104209924A (zh) * | 2014-07-09 | 2014-12-17 | 新兴铸管股份有限公司 | 一种轴套拆装工具 |
| CN105291043A (zh) * | 2015-11-24 | 2016-02-03 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 衬套的拆卸装置 |
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