JPH118743A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH118743A
JPH118743A JP9162314A JP16231497A JPH118743A JP H118743 A JPH118743 A JP H118743A JP 9162314 A JP9162314 A JP 9162314A JP 16231497 A JP16231497 A JP 16231497A JP H118743 A JPH118743 A JP H118743A
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JP
Japan
Prior art keywords
password
mode
function
communication terminal
terminal device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9162314A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Ishiyama
勝則 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP9162314A priority Critical patent/JPH118743A/ja
Publication of JPH118743A publication Critical patent/JPH118743A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信以外に機能モードを選択的に実行できる
ようにした通信端末装置において、特定の機能モードの
使用制限の設定を任意にすることが出来るようにする。 【解決手段】 通信以外に機能モードを選択的に実行で
きるようにした通信端末装置Fにおいて、機能モードを
選択し実行する際には、パスワードを問い合わせし、所
定のパスワードがキー操作部6より入力されたときにの
み、選択された機能モードを実行出来るようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信以外にコピ
ー、各種データの登録や機能の設定、印字出力などの諸
機能モードを選択的に実行できるようにした通信端末装
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置などの通信端末
装置の普及がめざましくなっているが、このようなファ
クシミリ装置は、本来の画像データの送受信機能以外
に、コピーや、各種のデータの登録、管理情報(通信ジ
ャーナル)の印字出力、親展受信を受けた場合の印字出
力などの機能を付加したマルチモード対応型になってい
るのが通例である。
【0003】しかしながら、従来のこのような通信端末
装置では、親展受信を記録紙に印字出力する場合の制限
はあっても、それ以外の機能モードの実行には、何等の
制限がない。そのため、1台のファクシミリ装置を、公
共の場所に設置したり、複数人が共同で使用する場合、
すべての者が平等にファクリミリ装置を使用できる利点
はあるが、不特定のものが、勝手自在にファクシミリ装
置を使用して、管理上種々の問題を引き起こす要因があ
る。
【0004】例えば、個人経営の会社や事務所では、フ
ァクシミリ装置を使用する際、費用の発生する画像デー
タの発信やコピー機能を、経営者や特定の許可された者
のみが使用できるようにしたい場合があるが、そのよう
な場合には対応できず、また登録した送信先の電話番号
を無断で変更されたり、消去されたり、ひどい場合に
は、盗みだされたりすることも考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みて提案されたものであり、通信以外に種々の機能モ
ードを選択的に実行できる通信端末装置において、特定
の機能モードの使用制限の設定を任意にすることが出来
る通信端末装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の通信端末装置は、その通
信端末装置に設けられた各種の機能モードを選択し実行
する際には、パスワードの問い合わせを行い、所定のパ
スワードが入力されたときにのみ、選択された機能モー
ドを実行出来るようにした、いわゆるユーザロック機能
を備えている。
【0007】ここに、パスワードの問い合わせを行っ
て、実行を制限するユーザロック機能は、通信端末装置
の種類に応じて設定されるが、経済的、秘密保持の理由
から所有者や管理者が無断に実行されては困るような各
種モードが設定の対象とされる。例えば、ファクシミリ
の場合には、所有者に電話料金が課金される発信機能、
記録紙が消費されるコピー機能、ワンタッチダイヤル、
各種の設定に使用されるデータ登録、オートダイヤルと
そのための発信先登録機能、相手側に準備されている原
稿をこちらの操作で受信するポーリング機能、特定の人
以外に見られたくない原稿を送受信する親展通信機能、
一定の型式の表紙をつけて送信する表紙機能、時刻指定
通信機能、受信や送信の記録を見たり、プリントさせた
りすることなどのできる各種のモードなどが対象とされ
る。
【0008】請求項2に記載の通信端末装置は、オペレ
ータに対してユーザロックが設定されていることを報知
する機能を備えたもので、パスワードを問い合わせたと
きに、登録されたパスワードが入力されていないときに
は、選択された機能モードの実行が禁止されていること
を、通知する構成になっている。請求項3に記載の通信
端末装置は、近時において広く使用されるようになって
来たコピーとファクリミリとの複合機になっている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明の通信端末装置
の内部構成の一例を示すブロック図である。ここでは、
通信端末装置の一例としてファクシミリ装置Fの構成を
示しているが、本発明ではこれには限定されず、通常の
電話機、留守番機能を有した電話機、データ通信機能を
備えたコンピュータ、コピーとファクシミリの複合機、
コピー、ファクシミリ、プリンタの複合機などにも適用
できることはいうまでもない。
【0010】図において、1はCPU等で構成され、ま
たパスワードの比較判別を行い、各部を制御する信号処
理部、2は制御プログラム等を記憶したROM、3はパ
スワードや画像データなどを記憶するメモリ部、4は読
取部、5は印字出力をする記録部、6はテンキーやモー
ド設定スイッチ等で構成されたキー操作部、7は警告音
などを出力するスピーカ、8は液晶画面等で構成された
表示部、9はモデム、10は電話回線Lに対する接続や
切換制御を行い、ファクシミリ通信手順を実行する回線
制御部、11はワンタッチ、リダイヤル時などに自動発
呼のための発呼信号を電話回線Lに送出する自動発呼手
段である。
【0011】以下に、このファクシミリ装置Fの動作を
説明する。このファクシミリ装置Fでは、本来の通信機
能の他、コピー、ワンタッチダイヤル登録、パスワード
の設定登録、ファクシミリと電話機との切替設定などの
選択、設定が、キー操作部6の選択操作によって可能と
なっている。キー操作部6による選択操作は、選択すべ
きモード毎にモード選択キーを設けて行ってもよいし、
良く知られているように、テンキーを操作して、ファン
クションコードを入力して行うようにしてもよい。
【0012】このようなファクシミリ装置Fでは、選択
可能な各種モードに対してユーザロックが設定でき、そ
の設定をする場合には、前処理としてパスワードを登録
し、設定しない場合には、そのようなパスワードの登録
は必要とされない。このようなユーザロックは、例え
ば、ワンタッチダイヤルの登録や、短縮ダイヤルの登
録、ファクシミリと電話機の切替、発信元表示、その他
の管理データの登録内容の書換え、消去や、送信機能、
コピー機能、印字出力機能が選択され、実行されたとき
に、その実行を禁止するためになされる。
【0013】使用者がユーザロックが設定されているモ
ードを選択したときには、信号処理部1は、表示部8に
パスワードの問い合わせメッセージを表示するなどし
て、パスワードの問い合わせを行い、予め登録されたパ
スワードが入力されたときに限って、ロックされている
モードの実行を許可し、所定の処理動作がなされる。パ
スワードの問い合わせを行ったときに、パスワードが入
力されない場合、あるいは入力されても、それが予め登
録されているパスワードと一致していない場合には、選
択したモードは実行されず、表示部8に、モードの実行
が禁止されている旨のメッセージがスピーカ7からの警
告音とともに表示されるか、又は、スピーカ7から音声
メッセージによる警告が出力されるようになっている。
【0014】図2と図3は、コピーモードにユーザロッ
クが設定されている場合の表示部8における表示例を示
している。ユーザロックが設定されたコピーモードを選
択した場合、表示部8には、図2(a)に示したよう
に、選択されたコピーモードがロックモードに設定され
ていることを示すメッセージ81が表示され、ついで、
図2(b)に示したように、パスワードの入力を要求す
るメッセージ82が表示される。そこで、パスワードを
入力すると、入力されたパスワードは、図2(c)に示
したように、マスキング83され、登録したパスワード
と一致すれば、実行可能を意味するメッセージ84(図
では「OK」)が表示されて、選択されたモードは実行
される。
【0015】ところが、パスワードが入力されないか、
あるいは入力されても登録したパスワードと一致してい
ない場合には、不一致のメッセージ85(図3(b))
が表示され、更に選択されたモードの実行は禁止されて
いることを意味するメッセージ86(図3(c)では
「NG」)が表示される。図4は、本発明におけるユー
ザロックの基本動作手順を示すフローチャートである。
【0016】ユーザロックの設定された機能モードが選
択されたとき、信号処理部1は表示部8にユーザロック
の設定がされている旨とパスワード要求のメッセージを
表示するが、その際パスワードの入力が所定時間の間に
ない場合には、選択操作を受け付けず、またパスワード
が入力されても、誤ったパスワードが入力された場合に
は、誤った入力が所定回数繰り返し行われたときには、
使用禁止のメッセージを表示し、処理を中断することに
よってセキュリティーを確保している(ステップ100
〜108)。
【0017】入力したパスワードと登録されていた所定
のパスワードが一致した場合、オペレータは、その機能
モードを使うことができる。一方、パスワードが一致し
なかった場合、その機能モードを使うことができなくな
る。このような本発明において使用されるパスワード
は、選択実行の可能なモード毎に登録してもよく、すべ
てのモードに対して共通のマスタパスワードを登録する
ようにしてもよい。
【0018】以上のように、本発明の通信端末装置によ
れば、使用者は、所定のパスワードを知っていないと、
選択した機能を使うことができず、その所定のパスワー
ドを知っている特定の個人だけが、選択した機能を使う
ことができ、その機能の使用を独占することができる。
また、それ以外の使用者には、その機能が使用制限され
ていることが伝えられるので、使用者はまごつくことが
なくなる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の請求項1に記載の通信端末装置によれば、機能モー
ドを選択し実行する際には、パスワードを問い合わせ
し、所定のパスワードが入力されたときにのみ、選択さ
れた機能モードを実行出来るようにしているので、所定
のパスワードを知っているものだけが、選択された機能
を使うことができ、特定の個人だけがその制限された機
能の使用を独占することができる。
【0020】請求項2に記載の通信端末装置によれば、
請求項1に記載の通信端末装置の効果に加え、上記パス
ワードが問い合わせされたときに、登録されたパスワー
ドが入力されないときには、その表示部に選択された機
能モードの実行が禁止されていることを表示するので、
使用者はその機能が使用制限されていることを知る事が
でき、まごつくことがなくなる。
【0021】請求項3に記載の通信端末装置によれば、
コピーとファクリミリとの複合機に請求項1または2の
いずれかに記載の通信端末装置の特徴が具体化されてい
るので、コピーとファクシミリとの複合機においても、
一定の機能モードの使用を特定の個人だけに許すことが
でき、また、かかる機能制限されている旨が表示される
ので、その使用を禁止された者も、まごつくことがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信端末装置(ファクシミリ装
置)の内部構成の一例を示したブロック図である。
【図2】(a)〜(c)は、本発明においてコピーモー
ドにユーザロックが設定された場合の表示部の一例を示
す図(パスワードが一致した場合)である。
【図3】(a)〜(c)は、本発明においてコピーモー
ドにユーザロックが設定された場合の表示部の一例を示
す図(パスワードが不一致、未入力の場合)である。
【図4】本発明におけるユーザロックの基本動作手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
F ファクシミリ装置(通信端末装置) 1 信号処理部 6 キー操作部 8 表示部 L 電話回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信以外に機能モードを選択的に実行でき
    るようにした通信端末装置であって、 機能モードを選択し実行する際には、パスワードを問い
    合わせし、所定のパスワードが入力されたときにのみ、
    選択された機能モードを実行出来るようにした通信端末
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記パスワードが問い合わせされたときに、登録された
    パスワードが入力されないときには、選択された機能モ
    ードの実行が禁止されていることを通知することを特徴
    する通信端末装置。
  3. 【請求項3】コピーとファクリミリとの複合機である請
    求項1、2のいずれかに記載の通信端末装置。
JP9162314A 1997-06-19 1997-06-19 通信端末装置 Pending JPH118743A (ja)

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JPH118743A true JPH118743A (ja) 1999-01-12

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ID=15752175

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JP9162314A Pending JPH118743A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 通信端末装置

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010605