JPH1187384A - 半導体装置の樹脂封止装置 - Google Patents

半導体装置の樹脂封止装置

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JPH1187384A
JPH1187384A JP9246936A JP24693697A JPH1187384A JP H1187384 A JPH1187384 A JP H1187384A JP 9246936 A JP9246936 A JP 9246936A JP 24693697 A JP24693697 A JP 24693697A JP H1187384 A JPH1187384 A JP H1187384A
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洋 伊勢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂封止装置の樹脂供給部内での樹脂劣化を
防止する。 【解決手段】 自動空調された作業室の空気を樹脂供給
部4にファン3によって取り入れ、プレス部7からの熱
対流を仕切板2によって遮断し、樹脂供給部4内の雰囲
気を作業室と同等の湿度・温度に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の樹脂
封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例に係る半導体装置の樹脂封止装置
は、樹脂封止を行うプレス部(樹脂封止部)と、リード
フレームを位置決め配列するリードフレーム配列部と、
樹脂をプレス部に供給する樹脂供給部と、樹脂封止後の
製品から不要になったカル・ランナー部の樹脂を除去す
る分離部と、樹脂封止後の製品を収納する収納部とから
構成されていた。
【0003】前記半導体装置の樹脂封止装置において
は、樹脂供給部での樹脂の劣化により、ワイヤー切れ、
ボイド、未充填といった品質不良が引き起こされること
が判明しており、樹脂供給部における樹脂劣化を防止す
る技術が特開平5−267367号公報に開示されてい
る。
【0004】図3は、特開平5−267367号公報に
開示された半導体装置の樹脂封止装置を示す平面図、図
4は同正面図である。
【0005】図3及び図4に示す樹脂封止装置は、プレ
ス部7と、樹脂供給部4と、リードフレーム配列部14
と、収納部9とから構成されている。また図3及び図4
に示す装置では、樹脂供給部4に自動空調装置15が設
置されている。
【0006】この自動空調装置15によって、樹脂供給
部4内を樹脂封止に適切な温度・湿度環境に保つことに
よって、樹脂劣化を防止する。なお、この自動空調装置
15は、温度・湿度が所定の設定範囲から上下した場合
のみ、自動的に除湿・送風を行うようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3及
び図4に示される樹脂供給部の湿度・温度管理方法に
は、以下のような欠点があった。
【0008】すなわち、一般的に樹脂封止装置を設置す
る作業室自体が湿度・温度を自動空調によって管理され
ているため、樹脂封止装置の各々に自動空調装置を備え
ることは、経費の面において不経済である。また、樹脂
供給部に設置された自動空調装置からの熱排気によって
も、作業室の湿度・温度管理を行う必要があるため、自
動空調装置の稼動も頻繁となり、2重の空調を必然的に
強いられることになる。すなわち、自動空調装置を稼動
させるための経費、言い換えると変動費は、樹脂封止装
置の樹脂供給部にも自動空調装置を取り付けることによ
って、約2倍近くまで必要となってしまう。仮に、樹脂
封止装置の樹脂供給部を自動空調することによって作業
室の自動空調を不要とした場合には、快適な作業環境を
得ることができず、作業者の不快感や精神的負担が増加
する。
【0009】また、作業室内に搬入される樹脂封止前の
製品に与える影響も懸念される。作業室内の湿度が不適
な場合には、樹脂封止前の製品が吸湿し、樹脂封止後の
製品の信頼性に悪影響を及ぼすことになる。
【0010】次に、樹脂封止装置の樹脂供給部に自動空
調装置を取り付けることにより、樹脂封止装置自体の価
格も自動空調装置を付加する分だけ高価となってしまう
という問題があった。
【0011】本発明の目的は、経費を削減した半導体装
置の樹脂封止装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体装置の樹脂封止装置は、半導体
装置を樹脂にて気密封止する樹脂封止装置において、
封止用樹脂を供給する樹脂供給部を有し、樹脂封止装置
が設置された作業室内の自動空調された空気を前記樹脂
供給部に導入する手段を有するものである。
【0013】また前記樹脂供給部の雰囲気を工場排気に
接続する手段を有するものである。
【0014】また本発明に係る半導体装置の樹脂封止装
置は、半導体装置を樹脂にて気密封止する樹脂封止装置
において、封止用樹脂を供給する樹脂供給部を有し、前
記樹脂供給部にファンを取り付け、樹脂供給部外に設置
してある自動空調装置によって空調された空気を樹脂供
給部に送り込むようにしたものである。
【0015】また樹脂封止部から前記樹脂供給部への熱
を遮断したものである。
【0016】樹脂封止部(プレス部)からの対流熱を工
場排気(ダクト)により樹脂封止装置が設置された作業
室外に排気し、また、空調された空気を樹脂供給部に送
り込み、かつ樹脂封止部からの樹脂供給部への伝導熱を
遮断する。そのため、樹脂供給部は、自動空調された作
業室と同等の湿度・温度環境に保たれる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態に係る樹脂封
止装置を示す平面図、図2は、本発明の一実施形態に係
る樹脂封止装置の天井カバーを取り除いた状態を示す平
面図である。
【0019】図に示すように、本発明の一実施形態に係
る樹脂封止装置は、樹脂封止を行うプレス部(樹脂封止
部)7と、リードフレームを位置決め・配列するリード
フレーム配列部14と、樹脂をプレス部(樹脂封止部)
7に供給する樹脂供給部4と、樹脂封止後のランナーや
カルを除去する分離部10と、樹脂封止後の製品を収納
する収納部9と、プレス部7に設置されたモールド金型
8に付着する樹脂バリや樹脂クズを吸引・除去するクリ
ーナー13と、集塵機12とを有するものものである。
また、樹脂封止装置が設置された作業室内には、作業室
の雰囲気を自動空調する自動空調装置が設置されてい
る。
【0020】また樹脂供給部4は、樹脂を搬送するパー
ツフィーダー5と、樹脂を配列する樹脂ローダー6とか
ら構成される。また、収納部9には、製品収納部11が
設置されている。
【0021】またプレス部7と樹脂供給部4との天井部
には、ダクト(工場排気)1が接続されており、樹脂供
給部4の外装部(カバー)には、ファン3が取り付けら
れている。
【0022】さらに、樹脂供給部4は、空気層を挟んだ
2重の仕切板2によってプレス部7から隔離されてお
り、2重の仕切板2により、プレス部7から樹脂供給部
4に対流する熱を遮断するようになっている。また、樹
脂供給部4の天井に設置したダクト(工場排気)1によ
って、樹脂供給部4内の空気を外部に排気し、ファン3
によって、樹脂封止装置が設置された作業室内の自動空
調された空気を樹脂供給部4に取り入れることにより、
樹脂供給部4内を作業室と同等の湿度・温度に保つよう
になっている。
【0023】樹脂封止装置が動作している期間中におい
ては、プレス部7からの対流熱をダクト1により作業室
外に排気する。
【0024】一方、樹脂供給部4には、空調された空気
がファン3により送り込まれ、樹脂供給部4内の空気は
ダクト1により作業室外に排気される。さらに、2重の
仕切板2により、プレス部7から樹脂供給部4に伝えら
れる熱を遮断している。したがって、樹脂供給部4内の
雰囲気は、樹脂封止装置が設置された作業室と同等の湿
度・温度に保持されており、樹脂供給部4内での樹脂の
劣化を防止することができる。また、樹脂供給部4をプ
レス部7から隔離する仕切板2は、プレス部7から樹脂
供給部4に伝えられる熱を遮断するが、空気層をもつ2
重構造となっているため、空気層の作用と相まって有効
に熱の遮断を行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、樹
脂封止装置の樹脂供給部内を自動空調された作業室の湿
度・温度と同等に保つことができるため、樹脂供給部内
の樹脂の劣化を防止することができ、従って、ワイヤー
切れや、ボイド、未充填といった品質不良を防止するこ
とができる。
【0026】また、樹脂供給部内に自動空調された作業
室の空気を取り込むだけであるため、樹脂供給部に自動
空調装置を取り付ける場合よりも経費を削減することが
できる。
【0027】また、樹脂封止装置に対して、ダクトとフ
ァンと仕切板を付加するだけで済むため、自動空調装置
を付加する場合よりも設備費を安価にすることができ、
しかも樹脂供給部に自動空調装置を設置しない分だけ、
省スペースを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図3】従来技術を示す平面図である。
【図4】従来技術を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ダクト(工場排気) 2 仕切板 3 ファン 4 樹脂供給部 5 パーツフィーダー 6 樹脂ローダー 7 プレス部(樹脂封止部) 8 モールド金型 9 収納部 10 分離部 11 製品収納部 12 集塵機 13 クリーナー 14 リードフレーム配列部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置を樹脂にて気密封止する樹脂
    封止装置において、 封止用樹脂を供給する樹脂供給部を有し、 樹脂封止装置が設置された作業室内の自動空調された空
    気を前記樹脂供給部に導入する手段を有することを特徴
    とする半導体装置の樹脂封止装置。
  2. 【請求項2】 前記樹脂供給部の雰囲気を工場排気に接
    続する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
    半導体装置の樹脂封止装置。
  3. 【請求項3】 半導体装置を樹脂にて気密封止する樹脂
    封止装置において、 封止用樹脂を供給する樹脂供給部を有し、 前記樹脂供給部にファンを取り付け、樹脂供給部の外部
    に既設の自動空調装置によって空調された空気を樹脂供
    給部に送り込むようにしたものであることを特徴とする
    半導体装置の樹脂封止装置。
  4. 【請求項4】 樹脂封止部から前記樹脂供給部への熱を
    遮断したものであることを特徴とする請求項1,2又は
    3に記載の半導体装置の樹脂封止装置。
JP24693697A 1997-09-11 1997-09-11 半導体装置の樹脂封止装置 Expired - Fee Related JP3211744B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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