JPH1187273A - 微細窪みへの液浸入方法及び装置、及び微細窪みへのメッキ方法 - Google Patents

微細窪みへの液浸入方法及び装置、及び微細窪みへのメッキ方法

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JPH1187273A
JPH1187273A JP25275897A JP25275897A JPH1187273A JP H1187273 A JPH1187273 A JP H1187273A JP 25275897 A JP25275897 A JP 25275897A JP 25275897 A JP25275897 A JP 25275897A JP H1187273 A JPH1187273 A JP H1187273A
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depression
pressure
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Akihisa Hongo
明久 本郷
Hiroaki Inoue
裕章 井上
Takeshi Tokuoka
剛 徳岡
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Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細な窪みの内部にメッキ液等の各種液体を
浸入させることができる微細窪みへの液浸入方法及び装
置、及び微細窪みへのメッキ方法を提供する。 【解決手段】 半導体ウエハ100の微細な窪み101
を設けた部分の表面をメッキ液に触れさせるようにメッ
キ液を導入する液収納手段20と、メッキ液に触れてい
る半導体ウエハ100の微細な窪み101内に残留する
気体を加熱する加熱手段70と、液収納手段20内に導
入したメッキ液を所定の圧力に制御する圧力制御手段5
0とを具備する。液収納手段20内にメッキ液を導入し
た後、加熱手段70によって微細な窪み101内に残留
する気体を加熱すると同時に液収納手段20内に充填し
たメッキ液を圧力制御手段50によって加圧しておき、
その後メッキ液を圧力制御手段50によって減圧するこ
とで微細な窪み101内に残留する気体を膨張させて微
細な窪み101内から追い出しメッキ液を浸入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ等の基
材表面に設けた微細な窪み内部にメッキ液等の所望の液
体を浸入させるのに好適な微細窪みへの液浸入方法及び
装置、及び微細窪みへのメッキ方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイスの配線形成は、ア
ルミニウムスパッタにエッチバックを用いるにしても、
配線部分に銅材を埋めたものに化学機械研摩(CMP)
を用いるにしても、スパッタが多く行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら半導体デ
バイスが微細化しその配線の幅が更に小さくなり、ステ
ップカバレッジが大きくなるに従い、従来行なわれてい
たスパッタによる溝や孔へのメタル埋込には限界があ
り、空孔が出来易い。
【0004】即ち図3(a)に示す配線211やプラグ
213を形成するための溝203やコンタクトホール2
01等の窪みの幅は、半導体素子の集積化による微細化
のためますます狭小なもの、例えば0.18μmから
0.13μm程度の幅のものが要求されている。
【0005】このように微細化した溝203やコンタク
トホール201等の窪みにスパッタによるメタル埋め込
みを空孔なく行なうことは難しく、一方ただ単純にウエ
ット処理で該埋め込みを行おうとしても、該溝203や
コンタクトホール201内にあった空気が表面張力など
によってそのまま残留してしまう恐れが増大する。特に
コンタクトホール201などはその幅に対して深さが深
いので(例えばそのアスペクト比〔深さ/幅〕≒5
等)、内部に空気が残留し易い。
【0006】適切なウエット処理、例えばメッキを行う
ためには、窪み内表面をメッキ液で十分濡らすことが必
要なので、もし空気が残留してしまうと該溝203やコ
ンタクトホール201内部にメッキ液が浸入することを
阻害する結果、メッキによって該窪み内部に銅を埋め込
むことができなくなってしまう。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、微細な窪みの内部にメッキ液等の各種
液体を浸入させることができる微細窪みへの液浸入方法
及び装置、及び微細窪みへのメッキ方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、基材表面に設けた微細な窪み内部へ所望の
液体を浸入せしめる微細窪みへの液浸入方法において、
前記基材の微細な窪みを設けた部分の表面を所望の液体
に触れさせた状態で、前記微細な窪み内に残留する気体
を加熱すること及び/又は前記液体を加圧・常圧を繰り
返すことによって、前記残留する気体を膨張せしめて微
細な窪み内から追い出して微細な窪み内に前記液体を浸
入せしめるように構成した。また本発明は、前記微細な
窪み内に残留する気体の加熱時に前記液体を加圧してお
き、その後該液体を常圧に戻すことで気体を膨張させて
微細な窪みから追い出して微細な窪み内に液体を浸入せ
しめるように構成した。また本発明は、基材表面に設け
た微細な窪み内部へ所望の液体を浸入せしめる微細窪み
への液浸入装置において、少なくとも前記基材の微細な
窪みを設けた部分の表面を所望の液体に触れさせた状態
で該液体を導入する液収納手段と、前記液体に触れてい
る基材の微細な窪み内に残留する気体を加熱する加熱手
段と、前記液収納手段内に導入した液体を所定の圧力に
制御する圧力制御手段とを具備し、前記加熱手段による
加熱と前記圧力制御手段による圧力変化とをそれぞれ所
定のタイミングで行なうことで、前記液体に触れている
基材の微細な窪み内に残留する気体を膨張させて追い出
して該微細な窪み内に前記液体を浸入せしめるように構
成した。また本発明は、半導体ウエハ表面に設けた微細
な窪み内部へ所望の液体を浸入せしめる微細窪みへの液
浸入装置において、半導体ウエハをその面上に固定する
石英ガラス板と、石英ガラス板の背面側に設置して半導
体ウエハを加熱するランプヒータと、前記半導体ウエハ
の微細な窪みを設けた表面を覆うとともに大気圧以上の
液体が通過可能な液体収納部を設けてなるキャップと、
前記キャップの液体収納部に供給される液体を大気圧以
上の設定圧力に制御する圧力制御手段とを具備し、前記
ランプヒータによる加熱と前記圧力制御手段による圧力
変化とをそれぞれ所定のタイミングで行なうように構成
した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明を半導体
ウエハ表面に形成したプラグ用や配線用の微細な窪み内
をメッキで埋めるメッキ装置に利用した一実施形態を示
す全体概略構成図である。
【0010】同図に示すようにこの装置は、半導体ウエ
ハ100の一方の面を吸着して固定するウエハ固定板1
0と、半導体ウエハ100の他方の面を覆うキャップ2
0と、キャップ20に取り付けられる配管30と、配管
30中に取り付けられる液体切換手段40及び加圧圧力
コントロール弁50及び液体温度切換手段60と、ウエ
ハ固定板10側に設置されるウエハ加熱手段70とを具
備して構成されている。以下各構成部品について説明す
る。
【0011】ウエハ固定板10は耐圧10kgf/cm2以上
の石英ガラス製であり、その一方の面には半導体ウエハ
100を位置決めして収納する浅い凹部11が設けら
れ、また凹部11内には真空チャック用の孔12を開口
している。
【0012】キャップ20は10kgf/cm2以上の耐圧型
であって、半導体ウエハ100に対向する側の面に凹部
を形成することで液体収納部21を設け、電解メッキの
場合は液体収納部21の底面にアノード23を設けて構
成されている(無電解メッキの際はアノード23は不
要)。そして配管30が液体の入口,出口用の2つのポ
ート25,27に接続されている。またキャップ20の
外周には半導体ウエハ100を押さえ付けると同時に液
体収納部21内を密閉してシールするパッキン29が取
り付けられている。
【0013】液体切換手段40は、配管30を2つに分
岐し、それぞれに選択用のバルブ41,43を取り付け
て構成されている。例えばバルブ41を開いてバルブ4
3を閉じた場合はバルブ41側からメッキ液が、またバ
ルブ41を閉じてバルブ43を開いた場合はバルブ43
側からメッキ液洗浄用の洗浄液(例えば純水)がキャッ
プ20に供給される。なお洗浄液をキャップ20に供給
する際は、バルブ87を開いてキャップ20から排出さ
れる洗浄液をドレン89に排出する。
【0014】液体温度切換手段60はメッキ液を収納す
る高温槽61と低温槽63とを具備しており、両者には
それぞれキャップ20の排水側で分岐した配管30がバ
ルブ81,83を介して導入されている。また高温槽6
1と低温槽63にはそれぞれポンプ65,66と逆止弁
67,68を接続した配管30が導入されている。逆止
弁67,68の下流側は1本の配管30となって加圧圧
力コントロール弁50が接続されている。高温槽61は
ヒータ62によってメッキ液を例えば電界メッキの場合
は25℃〜40℃,無電解メッキの場合は50℃〜90
℃程度に加熱しておくものであり、また低温槽63はメ
ッキ液を例えば常温にしておくものである。
【0015】なおキャップ20のポート27側の配管3
0にはバルブ85が取り付けられている。
【0016】ウエハ加熱手段70は例えばランプヒータ
で構成されており、前記石英ガラス製の透明なウエハ固
定板10の裏面側から半導体ウエハ100に光を当てて
これを加熱するものである。
【0017】図2はこのメッキ装置の操作手順を示す操
作フロー図である。図1,図2に基づいてその操作を説
明すると、まず半導体ウエハ100の微細な窪みを設け
ていない側の面を凹部11内に収納して孔12から排気
することで半導体ウエハ100を真空チャックし、半導
体ウエハ100の反対側の面にキャップ20を被せて半
導体ウエハ100の外周にパッキン29を図示しない機
構によって押し付ける(ステップ1)。これによって半
導体ウエハ100の微細な窪みを設けた側の面は密閉さ
れた液体収納部21内に露出する。このときバルブ4
1,43,81,83,85,87は何れも閉じてお
く。
【0018】次にウエハ加熱手段(ランプヒータ)70
にて半導体ウエハ100をその裏面側から例えば100
℃まで加熱する(ステップ2)。
【0019】そしてウエハ加熱手段70による加熱を停
止した後(ステップ3)、ポンプ66を駆動してバルブ
41,85,83を開き、低温槽63内の低温のメッキ
液をキャップ20の液体収納部21内に充填し、循環す
る(ステップ4)。循環量は液体収納部21内の空気を
効率良くメッキ液に置換でき、且つメッキ液の流過抵
抗,泡立ち性に影響しない程度の量とする。メッキ液を
低温(常温)としたのは、空気のメッキ液への溶解度を
高めておくためであり(ガスの溶解度は一般に温度が低
く、系の圧力が高いほど増加する)、また無電解メッキ
の場合はこの段階でまだメッキできない温度に保つため
である。なお下記ステップ6におけるウエハ加熱手段7
0による半導体ウエハ100の加熱によって無電解メッ
キされる可能性がある場合は、このメッキ液は触媒フリ
ーとしておく。
【0020】以上のようにして半導体ウエハ100の微
細な窪み101を設けた側の表面はメッキ液に触れるこ
ととなるが、微細な窪み101の中にはその内部に空気
が残留したままの状態のものもある。このときの液圧は
大気圧である。
【0021】次にポンプ66を駆動しながらバルブ85
を閉じ、加圧圧力コントロール弁50によって液体収納
部21内のメッキ液を所定の圧力(約10kgf/cm2)に
加圧する(ステップ5)。この加圧によって半導体ウエ
ハ100の微細な窪み101内に残留している空気が加
圧され、これによって該空気がメッキ液中に溶解し易く
なり、残留空気量が減少する。
【0022】そしてこの状態のまま、ウエハ加熱手段7
0によって半導体ウエハ100をその裏面から約100
℃に加熱して微細な窪み101内に残留している空気を
加熱し膨張させる(ステップ6)。この膨張によって微
細な窪み101内に残留している空気の中には外部に排
出されるものもある。本実施形態においては、ウエハ加
熱手段70としてランプヒータを用いたが、このランプ
ヒータは透明な石英ガラス板製のウエハ固定板10を透
過して半導体ウエハ100の背面のみを急速化熱でき、
またランプヒータを消灯することで半導体ウエハ100
を即座に冷却できる。従ってウエハ固定板10自体をヒ
ータとしてこれを加熱することで半導体ウエハ100を
加熱する等の他の加熱手段と異なり、半導体ウエハ10
0の加熱冷却に即応できるので圧力の変化との組合せが
可能になるばかりか、液体収納部21内の液体まで加熱
してしまうことによる不都合(例えば液温上昇によって
メッキが進行してしまうなど)を解消できる。
【0023】そして前記バルブ85を開くことによって
液体収納部21内のメッキ液の圧力を急減圧する(ステ
ップ7)。具体的には10kgf/cm2の圧力を急激に常圧
(大気圧)に戻す。これによって前記加熱・加圧されて
いた微細な窪み101内の空気は一気に膨張し外部に排
出され、微細な窪み101内にはメッキ液が浸入・充満
する。
【0024】以上ステップ2〜7が微細な窪み101内
へのメッキ液浸入工程であるが、もし1回の工程だけで
は微細な窪み101内へのメッキ液の充填が十分でない
場合は、再びステップ3に戻って前記工程を複数回繰り
返す。
【0025】次にメッキ液浸入工程からメッキ工程に移
って、まず加熱していたウエハ加熱手段70をオフし
(ステップ8)、ポンプ66の駆動を停止し、バルブ8
3を閉じ、一方でポンプ65の駆動を開始してバルブ8
1を開け、これによって高温のメッキ液を液体収納部2
1に循環させる(ステップ9)。このときの液体収納部
21内の圧力は大気圧としておく。メッキ液の循環量
は、半導体ウエハ100全面におけるメッキ液の流速が
等分布になり、流過抵抗に影響を与えない程度の量とす
る。メッキ液の温度はヒータ62によってコントロール
する。
【0026】そして無電解メッキの場合はメッキ液に触
れている半導体ウエハ100の表面がそのまま銅メッキ
されていく。また電解メッキの場合は、半導体ウエハ1
00とアノード23間に電界を印加することによって電
解メッキされていく。
【0027】なお電解メッキ用のメッキ液としては、例
えばCuSO4・5H2Oと硫酸と添加剤と塩素イオンを
含む水溶液を用い、無電解メッキ用のメッキ液として
は、例えばCuSO4・5H2OとEDTA・4Na(エ
チレンジアミン四酢酸ナトリウム)とTMAH(テトラ
メチルアンモニウムハイドライドオキサイド)とホルマ
リンを含む水溶液を用いる。
【0028】そして所定時間メッキを実施し(ステップ
10)、その後ポンプ65を停止してバルブ41,81
を閉じてバルブ43とバルブ87を開くことで、液体収
納部21にメッキ液の代わりに純水を供給することで半
導体ウエハ100表面を洗浄し(ステップ11)、その
後液体収納部21内の洗浄液を排出して半導体ウエハ1
00を取り出す(ステップ12)。
【0029】なお上記各実施形態によってメッキされた
半導体ウエハ100は、図3(b)に示すように半導体
ウエハ100表面と微細窪み101(図3の場合は配線
用の溝203及びコンタクトホール201)内にメッキ
されるが、微細窪み101内に埋め込んだメッキを残し
てそれ以外の半導体ウエハ100表面のメッキを化学機
械研摩によって除去することで図3(c)に示すように
配線211やプラグ213が形成される。なお202は
SiO2絶縁層、205はバリア層、221は導電層で
ある。
【0030】以上本発明の実施形態を詳細に説明したが
本発明はこの実施形態に限定されるものではなく例えば
以下のような各種の変更が可能である。 上記実施形態では加熱と加圧を同時に行なった上で、
減圧時に一気に微細な窪み内に残留する気体を追い出す
ように構成したが、場合によっては、加圧を行なわずに
微細な窪み内に残留する気体の加熱のみを行ない、加熱
による気体の膨張のみによって微細な窪み内に残留する
気体を追い出すように構成しても良い。また逆に加熱を
行なわず、液体の加圧・常圧を繰り返すことのみによっ
て微細な窪み内に残留する気体を急膨張させて微細な窪
み内の気体を追い出すように構成しても良い。
【0031】上記実施形態では半導体ウエハに銅メッ
キを施す例を示したが、本発明は銅メッキに限られず、
他の種々の材質によるメッキにも利用できる。
【0032】上記実施形態では半導体ウエハにメッキ
を施すために本発明を利用しているが、他の各種基材に
設けた微細な窪みにメッキ液又はそれ以外の所望の液体
を充填するために本発明を用いても良いことは言うまで
もない。
【0033】上記実施形態では半導体ウエハの一方の
面全体を液体に触れさせたが、本発明は少なくとも基材
の微細な窪みを設けた部分を液体に触れさせるものであ
れば良い。また半導体ウエハの両面全体を液体に触れさ
せるように構成しても良い。
【0034】上記実施形態ではウエハ加熱手段として
ランプヒータを用いたが、本発明はこれに限定されず、
他の種々の構造の加熱手段が利用でき、またその設置位
置も半導体ウエハの裏面側以外であっても良い。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、微細な窪みの内部にメッキ液等の各種液体を容易且
つ確実に浸入させることができるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を半導体ウエハ用のメッキ装置に利用し
た一実施形態を示す全体概略構成図である。
【図2】メッキ装置の操作手順を示す操作フロー図であ
る。
【図3】半導体ウエハ100表面に配線211とプラグ
213を絶縁層の穴埋めと化学機械研摩法の組合せで形
成する方法を示す図である。
【符号の説明】
10 ウエハ固定板 20 キャップ(液収納手段) 50 加圧圧力コントロール弁(圧力制御手段) 70 ウエハ加熱手段(加熱手段) 100 半導体ウエハ(基材) 101 微細な窪み

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材表面に設けた微細な窪み内部へ所望
    の液体を浸入せしめる微細窪みへの液浸入方法におい
    て、 前記基材の微細な窪みを設けた部分の表面を所望の液体
    に触れさせた状態で、 前記微細な窪み内に残留する気体を加熱すること及び/
    又は前記液体の加圧・常圧を繰り返すことによって、前
    記残留する気体を膨張せしめて微細な窪み内から追い出
    して微細な窪み内に前記液体を浸入せしめることを特徴
    とする微細窪みへの液浸入方法。
  2. 【請求項2】 前記微細な窪み内に残留する気体の加熱
    時に前記液体を加圧しておき、その後該液体を常圧に戻
    すことで気体を膨張させて微細な窪みから追い出して微
    細な窪み内に液体を浸入せしめることを特徴とする請求
    項1記載の微細窪みへの液浸入方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の微細窪みへの液
    浸入方法における液体をメッキ液とすることで、前記基
    材表面をメッキすると同時に微細な窪み内をメッキで埋
    めることを特徴とする微細窪みへのメッキ方法。
  4. 【請求項4】 メッキされた基材の表面を化学機械研摩
    することで微細な窪み内のメッキを残して基材表面のメ
    ッキを除去することを特徴とする請求項3記載の微細窪
    みへのメッキ方法。
  5. 【請求項5】 基材表面に設けた微細な窪み内部へ所望
    の液体を浸入せしめる微細窪みへの液浸入装置におい
    て、 少なくとも前記基材の微細な窪みを設けた部分の表面を
    所望の液体に触れさせた状態で該液体を導入する液収納
    手段と、 前記液体に触れている基材の微細な窪み内に残留する気
    体を加熱する加熱手段と、 前記液収納手段内に導入した液体を所定の圧力に制御す
    る圧力制御手段とを具備し、 前記加熱手段による加熱と前記圧力制御手段による圧力
    変化とをそれぞれ所定のタイミングで行なうことで、前
    記液体に触れている基材の微細な窪み内に残留する気体
    を膨張させて追い出して該微細な窪み内に前記液体を浸
    入せしめることを特徴とする微細窪みへの液浸入装置。
  6. 【請求項6】 半導体ウエハ表面に設けた微細な窪み内
    部へ所望の液体を浸入せしめる微細窪みへの液浸入装置
    において、 半導体ウエハをその面上に固定する石英ガラス板と、 石英ガラス板の背面側に設置して半導体ウエハを加熱す
    るランプヒータと、 前記半導体ウエハの微細な窪みを設けた表面を覆うとと
    もに大気圧以上の液体が通過可能な液体収納部を設けて
    なるキャップと、 前記キャップの液体収納部に供給される液体を大気圧以
    上の設定圧力に制御する圧力制御手段とを具備し、 前記ランプヒータによる加熱と前記圧力制御手段による
    圧力変化とをそれぞれ所定のタイミングで行なうことを
    特徴とする微細窪みへの液浸入装置。
JP25275897A 1997-09-02 1997-09-02 微細窪みへの液浸入方法及び装置、及び微細窪みへのメッキ方法 Pending JPH1187273A (ja)

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