JPH118718A - 画像形成装置及びそのプリント排出制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びそのプリント排出制御方法

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JPH118718A
JPH118718A JP9158707A JP15870797A JPH118718A JP H118718 A JPH118718 A JP H118718A JP 9158707 A JP9158707 A JP 9158707A JP 15870797 A JP15870797 A JP 15870797A JP H118718 A JPH118718 A JP H118718A
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print discharge
discharge control
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Application number
JP9158707A
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English (en)
Inventor
Yumi Sato
由美 佐藤
Tetsuo Suzuki
哲夫 鈴木
Yasuko Iida
泰子 飯田
Yoshihiro Sekine
義寛 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーセイブ解除後における本来のプリント
排出動作の妨げにならないように、パワーセイブ中受信
データを効率良くプリント排出するための画像形成装置
及びそのプリント排出制御方法を提供する。 【解決手段】 複合機10は、パワーセイブ中に蓄積し
たデータの総ページ数を計数し(ステップ606)、総
ページ数とプリント排出閾値を比較し(ステップ60
7)、この比較の結果、総ページ数がプリント排出閾値
を越えた場合(ステップ607YES)、パワーセイブ
を解除して(ステップ608)、1文書排出を行い(ス
テップ609)、文書排出がすべて終了した時点で(ス
テップ610)、再びパワーセイブを開始する(ステッ
プ611)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置の主電源の電
力供給を省電力またはオフにする節電(以下、パワーセ
イブという)モードと、パワーセイブ中に受信したデー
タを蓄積する蓄積機能とを有し、パワーセイブを解除し
た場合または解除された場合に、それまで蓄積したデー
タをプリント排出する画像形成装置に係り、詳しくは、
パワーセイブ解除後における本来のプリント排出動作の
妨げにならないように、パワーセイブ中受信データを効
率良くプリント排出するための画像形成装置及びそのプ
リント排出制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コピー、ファクシミリ及びプリン
タ機能等の各種機能を1台の装置で実現する複合機が登
場し、従来のコピー機能だけの複写機単体などと比べ
て、多くのユーザに利用されている。
【0003】ところが、この種の複合機では、コピー、
ファクシミリ及びプリンタ機能等の各種機能を備えてい
るため、ジョブ待ち状態に消費する電力量が従来の複写
機単体等でジョブ待ち状態に消費する電力量よりかなり
大きくなる。
【0004】また、この種の複合機をオフィス等で使用
する場合では、いつ発呼者側より情報が着信するかわか
らないため、オフィスに人がいなくなるような状況、つ
まり、夜間においても、上記着信に対応可能にしておく
必要があり、このため、常に装置全体の電源を入れた状
態にしておくと電力を無駄に消費することになる。
【0005】このため、最近では、ランニングコストの
低下及び部品の寿命対策のために、この種の複号機をサ
ブシステム毎にモジュール化して、サブシステム毎にパ
ワーオフする技術が提案、開発されている。
【0006】例えば、特開平5ー327964号公報
(以下「従来技術A」と言う。)には、昼間モードと夜
間モードとの2つのモードを備え、夜間モード中であれ
ば、メモリが一杯になった場合、或は予めユーザが設定
した時間にそれまでに受信した分をまとめてプリント排
出し、そうでなければ昼間モードに移行した場合にプリ
ント排出するように構成したファクシミリ機能付複写機
が開示されている。
【0007】すなわち、この従来技術Aによると、受信
の少ない時間、例えば、夜間などでは、消費電力が一番
大きなヒータランプをオフ状態にしておき、メモリが一
杯になった場合或は予めユーザが設定した時間に達した
場合に、ヒーターランプをオン状態にして蓄積したデー
タをプリント排出するようにしているため、夜間のファ
クシミリ受信を、消費電力が小さく、メインテナンスフ
ィー等のランニングコストを安く行うことができる。
【0008】ところで、この種の装置でのプリント動作
について次のことがいえる。
【0009】実際には、プリント排出にかかる時間は、
メモリ残量によるものではなく、枚数によるところが大
きい。すなわち、これは、複雑なイメージや写真データ
を持つ文書の方が文字だけの文書よりデータ量が多くな
るものの、システムにおいて、これら各データを展開す
る作業時間に比べ、実際にプリント排出する時間の方が
はるかに大きいため、トータルのプリント排出時間を左
右するのは、メモリ残量ではなく、プリント枚数という
ことなる。
【0010】この点について、夜間モードでメモリ残量
に応じてプリント排出するようにしている従来技術Aで
は、昼間モード復帰後において、プリント排出時のプリ
ント排出が大量かつ長時間になり、かえって使い勝手が
悪くなるという不都合が発生する。
【0011】特に、最近では、データを蓄積するメモリ
量が増加する傾向にあり、この点を考慮すると、メモリ
が一杯にならないものの、ある程度の区切り毎に排出を
行わないと、プリント排出時のプリント排出が大量かつ
長時間になり、かえって使い勝手が悪くなるという不都
合が発生する。
【0012】また、この従来技術Aでは、パワーセイブ
中、ユーザによって設定された時刻に達した場合、それ
まで蓄積したデータをプリント排出する方法では、デー
タ蓄積量に関係なくプリント排出を実施しているため、
昼間モードでのプリント排出時間短縮に余り効果が期待
できない。
【0013】
【発明が解決するための課題】上述の如く、従来技術A
に代表される従来装置では、パワーセイブ中、メモリ残
量に関連付けてプリント排出するようにしていたため、
パワーセイブ解除後に、パワーセイブ中受信したデータ
のプリント排出時間が増大し、ユーザの使い勝手が低下
するという問題点があった。
【0014】また、上記従来装置では、パワーセイブ
中、ユーザによって設定された時刻に達した場合、それ
まで蓄積したデータをプリント排出する方法もあった
が、この方法においては、データ蓄積量に関係なくプリ
ント排出を実施しているため、パワーセイブ解除後にお
けるパワーセイブ中受信したデータのプリント排出時間
の短縮に余り効果が期待できないという問題点がある。
【0015】そこで、本発明では、上記問題を解決し、
パワーセイブ解除後における本来のプリント排出動作の
妨げにならないように、パワーセイブ中受信データを効
率良くプリント排出するための画像形成装置及びそのプ
リント排出制御方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、装置の主電源の電力供給を省
電力またはオフにする節電モードと、前記節電モード中
に受信したデータを蓄積する蓄積機能とを有し、前記節
電モードを解除した場合または解除された場合に、それ
まで蓄積したデータをプリント排出する画像形成装置に
おけるプリント排出制御方法において、前記節電モード
中に蓄積したデータの総ページ数を計数する計数ステッ
プと、プリント排出閾値を設定するプリント排出閾値設
定ステップと、前記総ページ数と前記プリント排出閾値
を比較判定する比較判定ステップと、前記比較判定の結
果、前記総ページ数が前記プリント排出閾値を越えた場
合に、前記パワーセイブを解除してプリント排出を行う
プリント排出制御ステップとを具備することを特徴とす
る。
【0017】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、パワーセイブ中にプリント排出するか否かを
設定するステップを具備し、前記プリント排出制御ステ
ップは、前記設定に基づきプリント排出を行うか否かを
制御することを特徴とする。
【0018】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、プリント許可時間を設定するステップを具備
し、前記プリント排出制御ステップは、前記設定時間内
にプリント排出を行うことを特徴とする。
【0019】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、前記比較判定をデータ受信中或はデータ受信
後のいずれかで行うかをジョブに基づいて設定するステ
ップを具備することを特徴とする。
【0020】また、請求項5の発明は、装置の主電源の
電力供給を省電力またはオフにする節電モードと、前記
節電モード中に受信したデータを蓄積する蓄積機能とを
有し、前記節電モードを解除した場合または解除された
場合に、それまで蓄積したデータをプリント排出する画
像形成装置において、前記節電モード中に蓄積したデー
タの総ページ数を計数する計数手段と、プリント排出閾
値を設定するプリント排出閾値設定手段と、前記総ペー
ジ数と前記プリント排出閾値を比較判定する比較判定手
段と、前記比較判定の結果、前記総ページ数が前記プリ
ント排出閾値を越えた場合に、前記パワーセイブを解除
してプリント排出を行うプリント排出制御手段とを具備
することを特徴とする。
【0021】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
において、パワーセイブ中にプリント排出するか否かを
設定する手段を具備し、前記プリント排出制御手段は、
前記設定に基づきプリント排出を行うか否かを制御する
ことを特徴とする。
【0022】また、請求項7の発明は、請求項5の発明
において、プリント許可時間を設定する手段を具備し、
前記プリント排出制御手段は、前記設定時間内にプリン
ト排出を行うことを特徴とする。
【0023】また、請求項8の発明は、請求項5の発明
において、前記比較判定をデータ受信中或はデータ受信
後のいずれかで行うかをジョブに基づいて設定する手段
を具備することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照にして詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の実施の形態に係る複合機
の概観構成を示す図であり、この複合機10は、コピ
ー、ファクシミリ及びプリンタ等の各種機能に基づたジ
ョブを実行するものである。
【0026】図1に示すように、この複合機10の本体
上部には、スキャナ11が設けられ、このスキャナ11
の側方に原稿を載置する原稿台12が配置される。この
原稿台12に原稿をセットし、操作部13の図示しない
スタートキーを押下すると、スキャナ11は、原稿を1
枚ずつ読み取り、読み取られた原稿は原稿台12の下方
に配置された原稿受け14上に排出される。スキャナ1
1は、紙面奥側に図示しない複数のヒンジを軸として紙
面手前の上方向Aに回動させ、所定位置に原稿をセット
することによってコピーすることもできる。
【0027】原稿受け14の下側で紙面手前側には、テ
ンキー等のキーによって構成される操作部13が配置さ
れるとともに、この操作部13の側方には、操作指示状
況等を表示および選択指示を入力するタッチパネルとし
ての表示部15を有する。この操作部13と表示部15
とで、コントロールパネルとしての後述する操作表示部
30を構成する。
【0028】操作部13の下方には、フロントトレイ1
6が配置され、このフロントトレイ16には、コピー生
成面を下にして被コピー用紙が排出される。表示部15
の左側方下部で複合機本体側面から張り出した位置にサ
イドトレイ17が配置され、このサイドトレイ17に
は、コピー生成面を上にして被コピー用紙が排出され
る。
【0029】フロントトレイ16の下方で紙面手前側に
は、前面扉18が配置されるとともに、前面扉18の右
側方には、側面扉19が配置される。この前面扉18及
び側面扉19を開放することにより、複合機のメンテナ
ンスが可能となる。前面扉18及び側面扉19は、イン
ターロック機構により、図示しない安全装置が設置さ
れ、前面扉18あるいは側面扉19の開放と同時に複合
機本体内部の各構成部に接続された電源が切断されるよ
うになっている。
【0030】次に、図1に示す複合機10のシステム構
成について説明する。
【0031】図2は、図1に示す複合機10のシステム
構成を示すブロック図である。
【0032】図2に示すように、この複合機10は、テ
ンキー等のハードボタンからなる操作部13とLCD
(液晶ディスプレイ)等によるGUI(グラフィカル・
ユーザ・インターフェース)画面としての表示部15と
を有する操作表示部21、原稿の画像イメージデータを
読み取る画像読取部(スキャナ)22、画像読取部21
が読み取った画像イメージデータの編集/加工(符号/
複号処理、拡大/縮小処理、圧縮/伸長処理)処理を行
う画像処理部23、画像イメージデータを記録紙等にマ
ーキングする画像形成部24、プリント後の用紙を排出
して蓄積する用紙排出部25、モデム及び網制御装置
(NCU)を有し、図示しないディジタル網あるいはア
ナログ網に接続して通信処理を行う送受信部26、複合
機全体を制御する制御ソフトウェアを記憶するROM2
7、制御ソフトウェア実行時における作業領域を確保す
るとともに、現在実行しているジョブの管理を行うジョ
ブ管理テーブル280を有するRAM28、書換可能な
EEPROM(電気的に一括消去・再書込み可能な読出
し専用メモリ)等によって実現され、システムデータを
記憶する不揮発性メモリ29、大量の画情報を蓄積する
とともに、画像イメージデータの編集/加工時の作業領
域として用いられるVRAM30、フォントを記憶する
フォントメモリ31、パーソナルコンピュータやワーク
ステーション等のホストと接続するためのインターフェ
ース機能を有するI/Oインターフェース32、また、
これら各構成部の共通路であるシステムバスBを介し
て、上述した各構成部を制御する制御部Cから構成され
ている。
【0033】尚、ジョブ管理テーブル280には、蓄積
した文書のトータルページ数が設定された閾値を越えた
場合、すべてのデータを排出するように蓄積した文書の
トータルページ数を監視するトータルページ数監視手段
280aを具備している。
【0034】また、通常、パワーセイブでは、消費電力
の大きな点線で囲まれた部分が電源を省電力或は電源を
オフにされる。尚、場合によっては操作表示部のバック
ライトもオフされる。
【0035】次に、本発明の複合機10の表示部15の
構成について説明する。
【0036】図3乃至図5は、この複合機10の表示部
15の構成を示す図であり、この表示部15は、LCD
(液晶ディスプレイ)等によって実現され、表示された
所定の領域を指で直接触れることによって所望の選択指
示を行うことができる。すなわち、この表示部15に
は、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェー
ス)画面が表示出力され、ユーザは、このGUI画面を
選択指示することにより、各種の機能を選択指示するこ
とができる。
【0037】図3は、本発明の複合機10の表示部15
上でのパワーセイブ設定要領の構成を示す図である。
【0038】図3に示すように、ここではパワーセイブ
をするか否かをパワーセイブ設定メニュー30の中で行
うようにしている。すなわち、表示部15には、まず最
初に基本メニューが表示され、この基本メニューに含ま
れるパワーセイブ設定メニューの欄を指示すると、この
パワーセイブ設定メニュー30が表示される。
【0039】このパワーセイブ設定メニュー30におい
て、設定項目は、装置のサブシステム毎もしくは装置全
体の電力供給のON/OFFを行うパワーセイブを示す
「パワーセイブ」301と、このパワーセイブの開始時
刻を示す「パワーセイブ開始時刻」302と、パワーセ
イブの終了時刻を示す「パワーセイブ終了時刻」303
と、パワーセイブ中にプリント排出を行うか否かを示す
「パワーセイブ中にプリント排出」304と、この「パ
ワーセイブ中にプリント排出」304で設定状態「す
る」を選択した場合、パワーセイブ中にプリント排出を
開始する時刻を示す「プリント排出許可開始時刻」30
5と、パワーセイブ中にプリント排出をした場合、この
プリント排出を終了する時刻を示す「プリント排出許可
終了時刻」306と、プリント出力を行う場合の基準と
なるファイル蓄積の閾値を示す「プリント排出閾値」3
07とから構成される。
【0040】そして、これら各設定項目は、矢印キー3
08を操作して斜線で示す操作位置を合わせ、確認/変
更キー309を操作して選択指定する。
【0041】このように、上記パワーセイブ設定メニュ
ー30を用いることにより、ユーザが所望する閾値を容
易に設定することができ、この設定された閾値に基づき
効率の良いプリント排出を実施することが可能となる。
【0042】図4は、本発明の複合機10の表示部15
上でのプリント排出閾値の設定要領の構成を示す図であ
る。
【0043】ここでは、図3に示した矢印キー308及
び確認/変更キー309を用いて、同図に含まれる設定
項目「プリント排出閾値」307を選択指定すると、プ
リント排出閾値を設定するためのプリント排出閾値設定
メニュー40が表示される。
【0044】そして、このプリント排出閾値設定メニュ
ー40では、上下キー401を操作して、閾値を所望の
ページ数に設定する。
【0045】このように、上記プリント排出閾値設定メ
ニュー40を用いることにより、ユーザが所望する閾値
のページ数を容易に選択設定することができる。
【0046】図5は、本発明の複合機10の表示部15
上でのパワーセイブ開始時刻及び終了時刻の設定要領の
構成を示す図である。
【0047】ここでは、図3に示した矢印キー308及
び確認/変更キー309を用いて、同図に含まれる設定
項目「パワーセイブ開始時刻」302または「パワーセ
イブ終了時刻」303を選択指定すると、パワーセイブ
の時刻を設定するための時刻指定メニュー50が表示さ
れる。
【0048】そして、この時刻指定メニュー50では、
午前(AM)/午後(PM)切換えキー501、時/分
選択キー502、テンキーを操作して、パワーセイブの
開始時刻及び終了時刻を所望の値に設定することができ
る。
【0049】尚、上記操作は、パワーセイブ開始時刻及
び終了時刻の設定例を説明したが、これは、パワーセイ
ブ中のプリント排出許可開始時刻及び排出許可終了時刻
の場合も同様に考え、図3に示した矢印キー308及び
確認/変更キー309を用いて、同図に含まれる設定項
目「プリント排出許可開始時刻」304または「パワー
セイブ排出許可終了時刻」305を選択指定し、以下上
述した同様の操作により、パワーセイブ中のプリント排
出許可開始時刻及び終了時刻を所望の値に設定すること
ができるものとする。
【0050】このように、パワーセイブ中に、プリント
排出許可開始時刻及び終了時刻を選択指定することによ
り、パワーセイブ中、この選択指定した時刻間だけ、受
信したデータのトータルページ数が閾値を越えた場合、
それまで受信したデータをプリント排出するように制御
することで、パワーセイブを有効に利用しつつ、特に、
受信の多い時刻間で活用する場合は有効であり、更に効
率の良いプリント排出を実施することが可能となり、ユ
ーザの使い勝手を向上することが可能となる。
【0051】次に、本発明の複合機10がパワーセイブ
中にデータを受信した場合の処理手順について説明す
る。
【0052】図6は、本発明の複合機10がパワーセイ
ブ中にデータを受信した場合の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【0053】図6に示すように、この複合機10は、ま
ず最初に送受信部26からデータを受信した場合、制御
部Cの制御に基づき受信したデータをファイル蓄積する
(ステップ601)。次いで、受信ジョブを基に、ファ
イル蓄積したデータがプリント排出する必要があるかど
うかを判定する(ステップ602)。
【0054】この判定で、ファイル蓄積したデータがプ
リント排出する必要がないと判定された場合(ステップ
602NO)、複合機10は、この処理を終了する。
【0055】他方、ファイル蓄積したデータがプリント
排出する必要があると判定された場合(ステップ602
YES)、複合機10は、現在の設定モードがパワーセ
イブであるかどうかを、図3に示したパワーセイブ設定
メニュー300に含まれる設定項目「パワーセイブ」3
01の設定状態を基に判定する(ステップ603)。
【0056】この判定で、現在の設定モードがパワーセ
イブでない場合、つまり、図3で示したパワーセイブ設
定メニュー300に含まれる設定項目「パワーセイブ」
301の設定状態が「しない」と設定されている場合
(ステップ603NO)、複合機10は、文書排出を行
い(ステップ604)、この処理を終了する。
【0057】他方、現在の設定モードがパワーセイブで
あると判定された場合、つまり、図3で示したパワーセ
イブ設定メニュー300に含まれる設定項目「パワーセ
イブ」301の設定状態が「する」と設定されている場
合(ステップ603YES)、次いで、複合機10は、
パワーセイブ中にファイル蓄積した文書をプリント排出
するかどうかを、図3に示したパワーセイブ設定メニュ
ー300に含まれる設定項目「パワーセイブ中にプリン
ト排出」304の設定状態を基に判定する(ステップ3
05)。
【0058】この判定で、パワーセイブ中にファイル蓄
積した文書をプリント排出しないと判定された場合、つ
まり、図3で示したパワーセイブ設定メニュー300に
含まれる設定項目「パワーセイブ中にプリント排出」3
04の設定状態が「しない」となっている場合(ステッ
プ605NO)、複合機10は、この処理を終了する。
【0059】他方、パワーセイブ中にファイル蓄積した
文書をプリント排出すると判定された場合、つまり、図
3で示したパワーセイブ設定メニュー300に含まれる
設定項目「パワーセイブ中にプリント排出」304の設
定状態が「する」となっている場合(ステップ605Y
ES)、複合機10は、ファイルのページ数をトータル
ページ数にカウントする(ステップ606)。
【0060】この時同時に、トータルページ数が図3に
示したパワーセイブ設定メニュー300に含まれる設定
項目「プリント排出閾値」307の設定状態、この実施
例では「50ページ」を越えたかどうかを判定する(ス
テップ607)。尚、この時、トータルページ数とプリ
ント排出閾値の比較判定は、ジョブに基づきデータ受信
中或はデータ受信後のいずれかで行うものとする。
【0061】この判定で、トータルページ数が設定され
たプリント排出閾値「50ページ」を越えていないと判
定された場合(ステップ607NO)、複合機10は、
この処理を終了する。
【0062】これに対して、トータルページ数が設定さ
れたプリント排出閾値「50ページ」を越えたと判定さ
れた場合(ステップ607YES)、一旦パワーセイブ
を解除し、図2に示した点線で囲まれた部分(画像処理
部、画像形成部)に通電すると共に(ステップ60
8)、必要によっては、表示部15のバックライトをO
Nにして、図7に示すように、「プリントしていま
す。」と表示することで、現在、装置がファックス受信
中であることをユーザに知らせるように構成しても良
い。
【0063】その後、これら画像処理部、画像形成部を
用いて、1文書排出を行い(ステップ609)、文書排
出がすべて終了した段階で(ステップ610YES)、
再びパワーセイブを開始して(ステップ611)、この
処理を終了する。
【0064】尚、上述の実施例では、文書排出を実施す
る場合、それまで蓄積したデータをすべて排出するよう
にしているが、これは全文書でなく、例えば、1文書だ
け排出するようにしても良いものとする。
【0065】このように、上記一連の処理を行うことに
より、パワーセイブ中に、受信データを効率良くプリン
ト排出することが可能となり、それにより、本来のパワ
ーセイブ解除時以降のプリント排出時間を短縮して、ユ
ーザの使い勝手を向上し、よりパワーセイブを有効に利
用することが可能となる。
【0066】また、上述のトータルページ数とプリント
排出閾値との比較判定は、ジョブに基づき、データ受信
中或はデータ受信後のいずれかで比較判定するかをユー
ザ或はシステムによって設定するようにしているため、
更に、効率の良いプリント排出を実施することが可能と
なる。
【0067】尚、上記実施例では、ファックス受信の場
合を中心にして説明したが、これはファックス受信だけ
にとどまらず、プリンタ動作の場合でも良いものとす
る。この場合、大量排出を、他に迷惑がかからない夜間
に行いたい場合が考えられ、例えば、プリントジョブ入
力時に、「夜間指定プリント」を指定すると、夜間にフ
ァイル蓄積があった場合と同様のフローをとるように設
定する。この構成によると、プリンタ動作においても、
省電力で、且つ他に迷惑のかからないプリントを実施す
ることが可能となる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パワーセイブ中に蓄積したデータの総ページ数を計数
し、総ページ数とプリント排出閾値を比較判定し、総ペ
ージ数がプリント排出閾値を越えた場合に、パワーセイ
ブを解除してプリント排出を行うようにしているため、
パワーセイブ中に、受信データを効率良くプリント排出
することが可能となり、それにより、本来のパワーセイ
ブ解除時以降のプリント排出時間を短縮して、ユーザの
使い勝手を向上し、よりパワーセイブを有効に利用する
ことが可能となる。
【0069】また、本発明によれば、プリント許可時間
を設定し、該設定された設定時間内にプリント排出を行
うようにしているため、よりパワーセイブを有効に利用
しつつ、更に効率の良いプリント排出を実施することが
できる。
【0070】また、本発明によれば、総ページ数とプリ
ント排出閾値との比較判定を、データ受信中或はデータ
受信後のいずれかで行うかをジョブに基づいて設定する
ようにしているため、より効率の良いプリント排出を実
施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複合機の概観構成を
示す図。
【図2】本発明の複合機のシステム構成を示すブロック
図。
【図3】本発明の複合機の表示部上でのパワーセイブ設
定要領の構成を示す図。
【図4】本発明の複合機の表示部上でのプリント排出閾
値の設定要領の構成を示す図。
【図5】本発明の複合機の表示部上でのパワーセイブ開
始時刻及び終了時刻の設定要領の構成を示す図。
【図6】本発明の複合機がパワーセイブ中にデータを受
信した場合の処理手順を示すフローチャート。
【図7】本発明の複合機の表示部上でのプリント排出時
の表示要領の構成を示す図。
【符号の説明】
10…複号機、11…スキャナ、12…原稿台、13…
操作部、14…原稿受け、15…表示部、16…フロン
トトレイ、17…サイドトレイ、18…前面扉、19…
側面扉、21…画像読取部、22…操作表示部、23…
画像処理部、24…画像形成部、25…用紙排出部、2
6…送受信部、27…ROM、28…RAM、28a…
ジョブ管理テーブル、280a…トータルページ数監視
手段、29…不揮発性メモリ、30…VRAM、31…
フォントメモリ、32…I/Oインターフェース、B…
システムバス、C…制御部、300…パワーセイブ設定
メニュー、308…矢印キー、309…確認/変更キ
ー、400…プリント排出閾値設定メニュー、401…
上下キー、500…時刻指定メニュー、501…午前
(AM)/午後(PM)切換えキー、502…時/分選
択キー
フロントページの続き (72)発明者 飯田 泰子 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパークイーストタワー13F 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 関根 義寛 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパークイーストタワー13F 富士ゼロックス株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の主電源の電力供給を省電力または
    オフにする節電モードと、前記節電モード中に受信した
    データを蓄積する蓄積機能とを有し、前記節電モードを
    解除した場合または解除された場合に、それまで蓄積し
    たデータをプリント排出する画像形成装置におけるプリ
    ント排出制御方法おいて、 前記節電モード中に蓄積したデータの総ページ数を計数
    する計数ステップと、 プリント排出閾値を設定するプリント排出閾値設定ステ
    ップと、 前記総ページ数と前記プリント排出閾値を比較判定する
    比較判定ステップと、 前記比較判定の結果、前記総ページ数が前記プリント排
    出閾値を越えた場合に、前記パワーセイブを解除してプ
    リント排出を行うプリント排出制御ステップとを具備す
    ることを特徴とするプリント排出制御方法。
  2. 【請求項2】 パワーセイブ中にプリント排出するか否
    かを設定するステップを具備し、 前記プリント排出制御ステップは、前記設定に基づきプ
    リント排出を行うか否かを制御することを特徴とする請
    求項1記載のプリント排出制御方法。
  3. 【請求項3】 プリント許可時間を設定するステップを
    具備し、 前記プリント排出制御ステップは、前記設定時間内にプ
    リント排出を行うことを特徴とする請求項1記載のプリ
    ント排出制御方法。
  4. 【請求項4】 前記比較判定をデータ受信中或はデータ
    受信後のいずれかで行うかをジョブに基づいて設定する
    ステップを具備することを特徴とする請求項1記載のプ
    リント排出制御方法。
  5. 【請求項5】 装置の主電源の電力供給を省電力または
    オフにする節電モードと、前記節電モード中に受信した
    データを蓄積する蓄積機能とを有し、前記節電モードを
    解除した場合または解除された場合に、それまで蓄積し
    たデータをプリント排出する画像形成装置において、 前記節電モード中に蓄積したデータの総ページ数を計数
    する計数手段と、 プリント排出閾値を設定するプリン
    ト排出閾値設定手段と、 前記総ページ数と前記プリント排出閾値を比較判定する
    比較判定手段と、 前記比較判定の結果、前記総ページ数が前記プリント排
    出閾値を越えた場合に、前記パワーセイブを解除してプ
    リント排出を行うプリント排出制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 パワーセイブ中にプリント排出するか否
    かを設定する手段を具備し、 前記プリント排出制御手段は、前記設定に基づきプリン
    ト排出を行うか否かを制御することを特徴とする請求項
    5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 プリント許可時間を設定する手段を具備
    し、 前記プリント排出制御手段は、前記設定時間内にプリン
    ト排出を行うことを特徴とする請求項5記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記比較判定をデータ受信中或はデータ
    受信後のいずれかで行うかをジョブに基づいて設定する
    手段を具備することを特徴とする請求項5記載の画像形
    成装置。
JP9158707A 1997-06-16 1997-06-16 画像形成装置及びそのプリント排出制御方法 Pending JPH118718A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100296593B1 (ko) * 1999-05-07 2001-07-12 윤종용 페이지 프린터 및 그 제어방법
JP2002300329A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Ricoh Co Ltd 通信機能を有する画像形成装置およびその制御方法

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