JPH1186772A - Fib用アシストガス導入装置 - Google Patents

Fib用アシストガス導入装置

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JPH1186772A
JPH1186772A JP9238310A JP23831097A JPH1186772A JP H1186772 A JPH1186772 A JP H1186772A JP 9238310 A JP9238310 A JP 9238310A JP 23831097 A JP23831097 A JP 23831097A JP H1186772 A JPH1186772 A JP H1186772A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はFIB用アシストガス導入装置に関
し、試料の種類に応じてアシストガスを迅速かつ容易に
切り換えることができるFIB用アシストガス導入装置
を提供することを目的としている。 【解決手段】 集束イオンビームを試料に照射して試料
をエッチングする装置において、真空チャンバ内に、複
数のガス種と、パージ用のガスをそれぞれ切り換えバル
ブを介して同一ポートに設け、前記パージ用ガスのライ
ンと、各部分を独立かつ自在に加熱する加熱手段を設け
て構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFIB用アシストガ
ス導入装置に関する。近年、半導体の構造欠陥を解析す
る方法として、集束イオンビーム(FIB)を用いて試
料表面のエッチングを行ない、加工断面を走査イオン顕
微鏡(SIM)で観察することが行われている。また、
更にFIB装置にSEM(走査電子顕微鏡)を取り付け
てFIBで加工した断面をSEMでリアルタイムでモニ
タすることが可能なデュアルビーム装置等も実用化され
ている。また、最近では加工部位にエッチングガスを噴
霧して化学的エッチングとの相互作用によりエッチング
速度を向上させる試み(ガスアシストエッチング)もな
されている。
【0002】
【従来の技術】図3は従来装置の構成例を示す図であ
る。図において、10はFIB(又はSIM)鏡筒であ
る。FIB鏡筒10において、1はイオン源、2はイオ
ン源1からのイオンを引き出す引き出し電極、3は引き
出されたイオンビームを集束する第1コンデンサレン
ズ、4はアパーチャである。5は軸合わせ用の偏向器、
6は偏向器5で偏向されたイオンビームを集束する第2
コンデンサレンズ、7はイオンビームをオン/オフする
ビームブランカ、8はイオンビームを偏向(走査)させ
る偏向器である。
【0003】20はFIB鏡筒10と接続される真空チ
ャンバである。該真空チャンバ20において、11はス
テージ、12は該ステージ11上に載置される試料、1
3は試料12から放射される2次電子を検出する2次電
子検出器である。該2次電子検出器13の出力は、信号
処理回路(図示せず)に送られる。
【0004】14は試料12上にアシストガスを噴霧す
るノズル、15は該ノズル14を駆動するノズル駆動機
構である。該ノズル駆動機構15は、ノズル先端をX,
Y,Zの3次元方向に動かすことができる。16はエッ
チングアシスト用ガスが充填されたガス容器、17は該
ガス容器16の出射部に取り付けられた第1のバルブ
(バルブ1)である。
【0005】18はロータリーポンプ(RP)に引かれ
る排気ライン、19は排気ライン18に取り付けられた
第2のバルブ(バルブ2)、21はガスライン22に取
り付けられた第3のバルブ(バルブ3)である。23は
ガス容器16を加熱するヒータである。このように構成
された装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0006】イオン源1より発生されたイオンビーム
は、真空チャンバ20内のステージ11に配置された試
料12に照射される。この時、ガス容器16内に充填さ
れたXeF2(固体)をヒータ23によって加熱するこ
とにより、XeF2(気体)が昇華して発生する。これ
をイオンビームの照射位置に噴霧することにより、ガス
アシストエッチングを行なう。
【0007】イオンビームにより試料12をエッチング
する場合、特殊の気体を噴霧することによりエッチング
速度が向上することが知られている。そこで、エッチン
グ時にガス容器16で発生したXeF2(気体)をノズ
ル14から試料12に噴霧するのである。この時の各バ
ルブの状態は、バルブ1が開、バルブ2が閉、バルブ3
が開である。
【0008】この時のガス導入ノズル14は、ノズル駆
動機構15によってイオンビームの照射位置に配置さ
れ、バルブ17及びバルブ21の開閉によりガスのオン
/オフを行なう。なお、ガス容器16内は、予め加熱前
にロータリーポンプにより排気されているため、バルブ
19及びバルブ19を開くことにより、真空チャンバ2
0内の真空度を劣化させることがない。
【0009】このように構成された装置において、イオ
ン源1から放射されたイオンは、引き出し電極2の作用
で引き出され、続く第1コンデンサレンズ3により集束
され、アパーチャ4を通過して偏向器5で軸合わせされ
る。偏向器5で軸合わせされたイオンビームは、第2コ
ンデンサレンズ6で集束され、偏向器8で振られて試料
12に照射される。この時、ノズル14からはアシスト
ガスが試料12に噴霧され、試料12のエッチングを効
率よく行なう。
【0010】この時、試料12から放射された2次電子
は、2次電子検出器13により検出され、図示しない信
号処理系で信号処理された後、モニタに表示され、オペ
レータによる観察が行なわれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】半導体はSiを基材と
するSiO2、Al、W、レジスト等の複数の材料から
なる積層構造であるため、エッチングガスの効果はその
試料12の被エッチング材料によって異なる。このた
め、エッチングする試料12やエッチングの目的によっ
ては、その材料に最適なガス種に変更しなければならな
い。例えば、加工材料がSiである場合には、CF4
XeF2、加工材料がSiO2である場合には、CHF3
やCF4等が用いられる。
【0012】また、FIBでは、ガスアシストエッチン
グ以外の目的でもガス導入が行われている。例えば、イ
オンビームはその性質上、SIM観察の際にも試料面を
エッチングしてしまう。このため、エッチングされやす
い材料の場合、エッチングされにくい材料(例えばW
(タングステン))をデポジションする(膜を形成す
る)という試みもされている。
【0013】また、導電性のある金属材料を表面に塗布
することにより、導電性を持たせることも可能となる。
このような場合には、デポジション用のガス導入ユニッ
トを新たに設けなくてはならない。ガスとしては、W
(CO)6(昇華性固体粉末)等が用いられる。昇華性
固体粉末は、加熱すると昇華してガスになる。
【0014】その他、ウエハの加工部位を観察した後、
生産ラインに戻したいという要求も増えている。このよ
うな場合、FIBでエッチングされた加工部位にSiO
2等をデポジットして加工部位の修復を行なっている。
以上のような場合、目的に合わせてガス導入ノズルを付
け変えるか、複数のガス導入ノズルを装置に設けなくて
はならない。
【0015】近年では、EDS(エネルギー分散型X線
分光器)やSIMS(2次イオン質量分光器)等の分析
装置を取り付ける要求もあり、FIB単能機ならまだし
も、特に上記デュアルビームのような装置では、SEM
とSIMが取り付けられているため、その他のオプショ
ン用取り付けポート等も、試料室の寸法上制限されてい
る。
【0016】このような事情により、複数のノズルを取
り付けることが困難であり、ガス種を変更する際には装
置を停止させ、目的とするガス種を導入するノズルに付
け換える必要があった。また、試料室外に複数のガス源
を設け、切り換えバルブでガスを切り換えて試料室のノ
ズルに送る構成では、加熱により昇華したガスが目詰ま
り等を起こす可能性がある。更に、ガスを送るラインが
長くなると、配管内の残留ガスによる無用な混合を起こ
しやすく、或いはガスの切り換えに時間がかかる。
【0017】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、試料の種類に応じてアシストガスを迅速
かつ容易に切り換えることができるFIB用アシストガ
ス導入装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明は、集束イオンビームを試料に照射して試料をエ
ッチングする装置において、真空チャンバ内に、複数の
ガス種と、パージ用のガスをそれぞれ切り換えバルブを
介して同一ポートに設け、前記パージ用ガスのライン
と、各部分を独立かつ自在に加熱する加熱手段を設けた
ことを特徴としている。
【0019】この発明の構成によれば、複数のガス種
(パージ用のガスを含む)を同一ポートから噴射させる
ようにし、前記パージ用ラインと各部分を独立に加熱す
ると共に切り換えバルブを制御して、アシストガスを迅
速かつ容易に切り換えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の
形態例を示す構成図である。図3と同一のものは、同一
の符号を付して示す。図において、30はパージ用の窒
素(N2)ガスを充填する窒素ガス容器、31は該窒素
ガス容器30から窒素ガスを送り出すパージライン、3
2は該パージライン31を加熱するヒータである。
【0021】33は第1のアシストガスを充填するガス
容器、34は第2のアシストガスを充填するガス容器で
ある。35はガス容器33を加熱するヒータ、36はガ
ス容器34を加熱するヒータである。
【0022】37はガス容器33の出口に設けられたバ
ルブ、38はガス容器34の出口に設けられたバルブで
ある。39はガスを一時的に貯める補助容器である。バ
ルブ37とバルブ38はこの補助容器39に繋がってい
る。40はパージライン31と補助容器39の間に設け
られたバルブ、41は補助容器39を加熱するヒータで
ある。
【0023】42は補助容器39内のガスを排出(パー
ジ)するパージラインアウト、43は該パージラインア
ウト42を加熱するヒータである。44はパージライン
アウト42と補助容器39との間に設けられたバルブ、
45は補助容器39のノズル14側に設けられたバル
ブ、46はノズル14を加熱するヒータである。これら
ヒータとしては、例えばシースヒータが用いられる。こ
のように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通
りである。
【0024】ガス容器33に充填されたXeF2(固
体)をヒータ35で加熱することにより、昇華されたX
eF2(気体)が発生する。ここで、加熱温度は昇華点
以上で、しかも必要とする蒸気圧が得られる温度であ
る。この時、ヒータ35は温度コントローラ(図示せ
ず)で一定の温度に制御される。場合によっては、BA
ゲージやピラニーゲージ等で真空チャンバ20内の真空
度をモニタしたり、補助容器39内の圧力をモニタし
て、常に一定の蒸気圧になるようにヒータ35を温度制
御することもできる。
【0025】続いてガス容器33で発生したガスはバル
ブ37を開放することにより補助容器39に送られる。
該補助容器39は、ガス容器33内で発生するガス量
が、ガス導入ノズル14から噴霧される量より少ない場
合においても、安定にガスを供給するためのガス溜めで
ある。
【0026】また、バルブ37は、ヒータの異常加熱等
の理由で、補助容器39内の圧力が上昇しすぎた場合に
は閉じられ、補助容器39へのガスの供給を停止する。
バルブ45は、補助容器39に充填されたガスをノズル
14を介して試料12の加工部位に噴霧するためのスト
ップバルブである。
【0027】また、ノズル14は、ノズル駆動機構15
によりX,Y,Z軸に駆動され、エッチングに最適な位
置になるようにSIMやSEMでモニタしながら調整さ
れる。更に、該ノズル駆動機構15は、試料ステージ1
1を上下させたり、傾斜させる場合に、ノズル14が試
料12に当たって試料12を破壊したり、反対にノズル
14が変形したりしないようにノズルの出し入れを行な
う。なお、ノズル14の先端は、交換可能なキャピラリ
ー管になっており、付け換えることによって所望のコン
ダクタンスが得られるようになっている。
【0028】次に、ガス種を変更する場合について説明
する。ガス容器33のガスをガス容器34のガスに切り
換える場合、全てのバルブを閉じた状態からバルブ44
を開き、前記補助容器39内の残留ガスをロータリーポ
ンプ(RP)により排気する。続いてバルブ40を開
き、窒素ガス容器30から窒素ガスをパージライン31
を介して補助容器39内に供給する。
【0029】この時、窒素ガスはパージライン31に巻
き付けられたヒータ32により加熱されて補助容器39
内に送られるため、結晶の析出しやすい昇華ガス等の場
合にも効率よくパージされる。また、パージライン31
にヒータを巻く代わりに窒素ガス容器30とバルブ40
の間にヒータを巻き付けた容器を設けてもよい。
【0030】なお、昇華ガスを扱う場合には、流系の温
度の低い箇所があると結晶が析出して配管の目詰まり
や、ガスのコンタミの原因となるため、ガスの流れる各
バルブや配管を一定の温度を保つように加熱する必要が
ある。あるいは、加熱温度をあまり高く設定できない場
合や、全流系を正確に一定温度に加熱することが困難な
場合には、ガスの流れる方向に対して流系の温度を徐々
に上げていくと良い。そして、ガス容器からノズルへと
繋がる流系に数度の温度勾配をつければ、より結晶の析
出は起こりにくくなる。パージライン31やパージライ
ンアウト42は、ノズル14の位置合わせの際にノズル
14の駆動を阻害しないようにフレキシブルなパイプで
真空チャンバ20から取り出されている。
【0031】また、該パージラインアウト42の出口際
には、バルブ44が設けられている。このバルブ44
は、通常は閉じられており、ガスを切り換えて使用する
場合等、補助容器39内のガスを置換、或いは窒素ガス
によるパージを行なう場合に、該補助容器39に充填さ
れたガスを排気するための切り換え動作を行なう。そし
て、補助容器39の排気が終了した後、バルブ40と4
4を閉じ、バルブ45を開放することにより、試料12
にガス容器34のガスがノズル14から噴霧される。
【0032】このように、本発明によれば、複数のガス
種(パージ用のガスを含む)を同一ポートから噴射させ
るようにし、前記パージ用ラインと各部分を独立に加熱
すると共に切り換えバルブを制御して、アシストガスを
迅速かつ容易に切り換えることができる。
【0033】図2はヒータ制御部の構成例を示す図であ
る。図において、50はヒータにパワーを供給する電
源、60はガス源切換え・温度制御部、70は温度制御
部である。61は各部に設けられたヒータ、62は該ヒ
ータ61の温度を検出する温度センサ、63は温度調節
器、64は半固定抵抗、SWは切換えスイッチである。
【0034】また、71はヒータ、72は該ヒータ71
の温度を検出する温度センサ、73は温度調節器、74
は半固定抵抗である。ガス源の数に見合った、ヒータ6
1,71、ヒータの温度を測定する温度センサ62,7
2、温度センサ62,72の出力信号で流れる電流を制
御する温度調節器63,73、各ヒータに適した電力を
供給するように調整する半固定抵抗64,74、電源5
0からの電力を切り換えるためのスイッチSWを設けた
ガス源・切換え・温度調節部60により、各ガス源の温
度を調節する。
【0035】また、ガスのバルブ、配管、補助容器、ノ
ズル等の数に見合った回路を有する温度制御部70によ
り、加熱を要する部分を常時、適切な温度に調節する。
以上、全てのヒータ部分を個別に調整可能としたが、部
分的には半固定抵抗は固定抵抗に置換することができ、
或いは省略することができる。同じく、温度調節部を省
略して、抵抗器のみとすることもできる。ガス源・切換
え・温度制御部60において、上述の実施の形態例では
スイッチSWにより単純にヒータ61を切り換えるよう
にしているが、オフの間は予備加熱の状態、即ち電流を
完全に切らずにおいて、使用時の立ち上がりを容易にす
ることもできる。
【0036】上述の実施の形態例では、2種類のガス種
を切り換える場合について説明したが、本発明はこれに
限るものではない。真空チャンバ内に配置することが可
能であれば、複数のガス種を充填したガス容器を設ける
ことができる。
【0037】また、常温で気体のガス種を使用する場合
は、外部に設けられたボンベからフレキシブルチューブ
を介してパージライン或いは直接補助容器にガスを導入
してもよい。但し、その場合にはノズルの駆動を妨げる
ことなく接続し、Oリング等で真空を保持する必要があ
る。
【0038】また、補助容器39は、昇華ガスを使用す
る場合で、しかも昇華されたガスがガス容器だけでは十
分でない場合に用いる。つまり、ガス容器の容積を十分
に大きくすることが可能ならばなくてもよい。その場
合、ノズル先端のキャピラリーのコンダクタンスに影響
のない程度に容積を小さくすることが必要である。
【0039】更に、上述の実施の形態例では、ノズル先
端のキャピラリーによってコンダクタンスを持たせてい
たが、これに限るものではなく、例えばバルブ45を可
変リークバルブにしてガス流量を制御するようにしても
よい。
【0040】本発明による効果は、以下の通りである。
ガスアシストエッチングの効果は、エッチング速度の向
上と加工によって生じる飛翔物質の再付着低減である。
【0041】一つのガス導入ノズルで複数のガス種を
切り換え可能にしたため、エッチングガスの種類の変更
や、ガスデポジット等を行なう際に複数の導入機構を取
り付ける必要がない。(現在、FIB装置はSEMやS
IMの他、EDS等の分析装置を取り付けることが多
く、しかも試料12を傾斜して観察するため、オプショ
ンを取り付ける空間が殆どない。) ガス容器を真空チャンバ20内に配置したため、ガス
容器からノズルまでの配管を極力短くすることができ、
配管内に昇華ガス等の結晶が析出しにくい。又は析出し
てもパージに要する時間が短かい。また、エッチングガ
スやデポジットガスは毒性の高いものが多く、真空チャ
ンバ内に配置することによって系外に漏れる危険性が少
なくなる。
【0042】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、集束イオンビームを試料に照射して試料をエッ
チングする装置において、真空チャンバ内に、複数のガ
ス種と、パージ用のガスをそれぞれ切り換えバルブを介
して同一ポートに設け、前記パージ用ガスのラインと、
各部分を独立かつ自在に加熱する加熱手段を設けること
により、複数のガス種(パージ用のガスを含む)を同一
ポートから噴射させるようにし、前記パージ用ラインと
各部分を独立に加熱すると共に切り換えバルブを制御し
て、アシストガスを迅速かつ容易に切り換えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例を示す構成図である。
【図2】ヒータ制御部の構成例を示す回路図である。
【図3】従来装置の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 イオン源 2 引き出し電極 3 第1コンデンサレンズ 4 アパーチャ 5 偏向器 6 第2コンデンサレンズ 7 ビームブランカ 8 偏向器 10 FIB鏡筒 11 ステージ 12 試料 13 2次電子検出器 14 ノズル 30 窒素ガス容器 31 パージライン 32 ヒータ 33 ガス容器 34 ガス容器 35 ヒータ 36 ヒータ 37 バルブ 38 バルブ 39 補助容器 40 バルブ 41 ヒータ 42 パージラインアウト 43 ヒータ 44 バルブ 45 バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集束イオンビームを試料に照射して試料
    をエッチングする装置において、 真空チャンバ内に、 複数のガス種と、パージ用のガスをそれぞれ切り換えバ
    ルブを介して同一ポートに設け、 前記パージ用ガスのラインと、各部分を独立かつ自在に
    加熱する加熱手段を設けたことを特徴とするFIB用ア
    シストガス導入装置。
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