JPH118661A - 送信制御装置及びその方法 - Google Patents

送信制御装置及びその方法

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JPH118661A
JPH118661A JP9160111A JP16011197A JPH118661A JP H118661 A JPH118661 A JP H118661A JP 9160111 A JP9160111 A JP 9160111A JP 16011197 A JP16011197 A JP 16011197A JP H118661 A JPH118661 A JP H118661A
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JP
Japan
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data
transmission
arithmetic unit
bus
arithmetic
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Application number
JP9160111A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kimiyama
博之 君山
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 市販の通信ボードをそのまま用いて、所定の
通信レートでデータを送出可能な送信制御装置及びその
方法を提供すること。 【解決手段】 データ蓄積用のバッファメモリ41と、
誤り検出もしくは訂正用のデータを作成するための演算
装置42と、送信タイミングを調整するための演算装置
43と、バッファメモリ41と演算装置42及び43と
を結合するバススイッチ44と、バススイッチ44をパ
ーソナルコンピュータ10の内部バス13に接続するバ
スインタフェース45とを備えた送信制御装置40を用
いることにより、演算装置12に負荷をかけることな
く、通信ボード20から所定の通信レートでデータを送
出可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信衛星やケーブ
ルテレビジョンのネットワーク等を介して、動画像や音
声データを決められた通信レートで送信するデータ送信
装置に用いられる送信制御装置及びその方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図1は従来のデータ送信装置の一例、こ
こでは汎用のパーソナルコンピュータに市販の通信ボー
ドを設けた例を示す。即ち、図中、10は(本体)メモ
リ11、演算(処理)装置12及び内部バス13を備え
たパーソナルコンピュータであり、通信制御LSI21
及びバスインタフェース22を有する通信ボード20が
装着されている。
【0003】前記装置において、通信レートの制御を行
う場合は、演算装置12がメモリ11から送信データを
読み出し、誤り訂正用の情報を作成するとともに順序制
御のためのヘッダ情報を作成し、これらを付加した送信
データを該演算装置12が送信タイミングを調整して内
部バス13に載せるとともに通信ボード20の通信制御
LSI21に割込を発生させ、該通信制御LSI21が
バスインタフェース22を介して読み出し、通信回線に
送出するという手順で行われていた。
【0004】図2は従来のデータ送信装置の他の例を示
すもので、ここではデータを一時的に蓄えるためのバッ
ファメモリ及びタイミング調整用の演算装置を追加した
通信ボードを用いた例を示す。即ち、図中、30は通信
制御LSI31及びバスインタフェース32とともに、
バッファメモリ33及び演算装置34を有する通信ボー
ドであり、前記同様なパーソナルコンピュータ10に装
着される。
【0005】前記装置において、通信レートの制御を行
う場合は、演算装置12がメモリ11から送信データを
読み出し、誤り訂正用の情報を作成するとともに順序制
御のためのヘッダ情報を作成する。そして、これらを付
加した送信データを該演算装置12が内部バス13に載
せるとともに演算装置34に割込を発生させると、該演
算装置34がバスインタフェース32を介して読み出し
てバッファメモリ33に一旦書き込む。その後、演算装
置34がタイミングを調整して通信制御LSI31を動
作させ、通信回線に送出するという手順で行われてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図1の装置で
は、1つの回線にデータを多重化して送信する場合、回
線への送出処理を優先させる必要があり、他の処理に対
して頻繁に中断をかけて制御する必要があるため、処理
が非常に複雑になるとともに、送出処理以外の処理に遅
れが生じると送出タイミングがずれ、決められた通信レ
ートでデータを送出できなくなるという問題があった。
【0007】また、図2の装置では、図1の装置のよう
な問題は起こらないものの、異なる種類のネットワーク
に適用しようとした場合、通信ボードを新規に作る必要
があり、また、1つの回線インタフェース(通信ボー
ド)に対して演算装置が1つ必要になるとともに、この
演算装置を動作させるためのオペレーティングシステム
が必要となり、コストが高くなるという問題があった。
【0008】本発明の目的は、市販の通信ボードをその
まま用いて、所定の通信レートでデータを送出可能な送
信制御装置及びその方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、内部バスに接続された通信ボードを介
してデータを通信回線に送信するデータ送信装置に用い
られる送信制御装置において、データ蓄積用のバッファ
メモリと、誤り検出もしくは訂正用のデータを作成する
ための第1の演算装置と、送信タイミングを調整するた
めの第2の演算装置と、前記バッファメモリと第1及び
第2の演算装置とを結合するバスまたはバススイッチ
と、前記バスまたはバススイッチをデータ送信装置の内
部バスに接続するバスインタフェースとを備えた送信制
御装置と、該送信制御装置の制御方法において、送信デ
ータが発生した際、第1の演算装置を用いて誤り検出も
しくは訂正用のデータを作成する工程と、前記作成した
誤り検出もしくは訂正用のデータを第2の演算装置に通
知する工程と、前記通知を受けた第2の演算装置を用い
て送信タイミングを調整して通信ボードに送信データを
渡す工程とを備えた送信制御方法を提案する。
【0010】前記構成によれば、1つの演算装置がタイ
ミングの制御に専念できるため、決められたタイミング
で送出処理を行うことが可能となるとともに、通信ボー
ド側には全く手を加えないため、市販のアダプタカード
を使用して送出タイミングを調整することが可能とな
る。また、誤り検出または訂正のためのデータを作成す
る演算装置では決った処理のみで良いため、オペレーテ
ィングシステムも不要であり、汎用の演算装置ではな
く、FPGA等の安価なプログラマブルデバイスを使用
することも可能となる。従って、通信ボードを2枚以上
使用する場合、図2の構成よりもコストを低く押さえる
ことが可能となる。さらにまた、ヘッダ情報の作成処理
と誤り検出または訂正情報の作成処理を並行して走らせ
ることが可能なので、送信データを通信回線に送出する
までの時間を短縮することができ、高いスループットで
の通信が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図3は本発明の送信制御装置の第
1の実施の形態を示すもので、ここでは汎用のパーソナ
ルコンピュータに市販の通信ボードを設けた一般的なデ
ータ通信装置に用いた例を示す。図中、図1と同一構成
部分は同一符号をもって表す。即ち、10はメモリ1
1、演算装置12及び内部バス13を備えたパーソナル
コンピュータ、20は通信制御LSI21及びバスイン
タフェース22を有する通信ボード、40は本発明の送
信制御装置である。
【0012】送信制御装置40は、データを一時的に蓄
えるためのバッファメモリ41と、誤り検出もしくは訂
正用のデータを作成しこれを付与するための第1の演算
装置42と、送信タイミングを調整するための第2の演
算装置43と、前記バッファメモリ41と第1及び第2
の演算装置42及び43とを結合するバススイッチ44
と、前記バススイッチ44を内部バス13に接続するバ
スインタフェース45とを備えている。
【0013】なお、高いスループットでの通信を行わな
い場合はバススイッチ44の代わりに直結バスあるいは
ブリッジを使用することもできる。
【0014】図4は本発明方法の概略フローチャートを
示すものである。以下、図3及び図4を用いて動作を説
明するが、図4では便宜上、演算装置12、42、43
をそれぞれ演算装置A、B、Cとした。
【0015】まず、送信データが発生すると、演算装置
12(A)から演算装置42(B)に対して割込を発生
させる。演算装置42(B)は(本体)メモリ11から
送信データを読み出し、バッファメモリ41に格納しな
がら誤り検出もしくは訂正のためのデータを計算する。
その計算が終了すると演算装置43(C)に対してバス
スイッチ44を介して割込を発生させる。
【0016】一方、演算装置12(A)では順序制御の
ためのヘッダ情報を作成し、それが終わると演算装置4
3(C)に対して割込を発生させ、該演算装置43
(C)にヘッダ情報を渡す。
【0017】演算装置43(C)では、2つの演算装置
12,42(A,B)からの割込を受けると、決められ
た送信タイミングで通信制御LSI21に対して割込を
発生させ、バッファメモリ41からデータを通信回線に
送出する。
【0018】以上の処理を送信データがなくなるまで繰
り返すことにより、決められた通信レートで送信するこ
とが可能となる。
【0019】図5は本発明の送信制御装置の第2の実施
の形態を示すもので、ここでは図3の構成において、送
信制御装置40に送信データに付与するヘッダ情報を作
成するための第3の演算装置46を設けて送信制御装置
40aとした例を示す。
【0020】本構成によれば、送信データが発生した
際、演算装置12から演算装置46に対して割込を発生
させ、ヘッダ情報の作成を実行させることによって、演
算装置12の処理負荷をほとんどなくすことができ、他
の処理(例えばディスクからのデータ読み出し処理等)
に専念することが可能となり、高いパフォーマンスを得
ることができる。
【0021】図6は本発明の送信制御装置の第3の実施
の形態を示すもので、ここでは図5の構成において、パ
ーソナルコンピュータ10に別の内部バス14を新たに
設けてパーソナルコンピュータ10aとするとともに通
信ボード20を内部バス14に接続し、また、送信制御
装置40にデュアルポートメモリもしくは多重に読み書
き可能なメモリコントローラからなるバッファメモリ4
7を設け、さらに内部バス14と直接接続するためのバ
スインタフェース48及び演算装置43から通信ボード
20に割込をかけるためのバスインタフェース49を設
けて送信制御装置40bとした例を示す。
【0022】本構成によれば、バッファメモリ47に送
信データを書き込んでいる最中に、通信ボード20に対
して送信データを送り出すことができるため、さらに高
速にデータを送信することが可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
市販の汎用の通信ボードをそのまま用いて、決められた
通信レートでデータを送出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のデータ送信装置の一例を示す構成図
【図2】従来のデータ送信装置の他の例を示す構成図
【図3】本発明の送信制御装置の第1の実施の形態を示
す構成図
【図4】本発明の送信制御方法を示す概略フローチャー
【図5】本発明の送信制御装置の第2の実施の形態を示
す構成図
【図6】本発明の送信制御装置の第3の実施の形態を示
す構成図
【符号の説明】
10,10a…パーソナルコンピュータ、11…メモ
リ、12…演算装置、13,14…内部バス、20…通
信ボード、21…通信制御LSI、22…バスインタフ
ェース、40,40a,40b…送信制御装置、41,
47…バッファメモリ、42,43,46…演算装置、
44…バススイッチ、45,48,49…バスインタフ
ェース。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部バスに接続された通信ボードを介し
    てデータを通信回線に送信するデータ送信装置に用いら
    れる送信制御装置において、 データ蓄積用のバッファメモリと、 誤り検出もしくは訂正用のデータを作成するための第1
    の演算装置と、 送信タイミングを調整するための第2の演算装置と、 前記バッファメモリと第1及び第2の演算装置とを結合
    するバスまたはバススイッチと、 前記バスまたはバススイッチをデータ送信装置の内部バ
    スに接続するバスインタフェースとを備えたことを特徴
    とする送信制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の送信制御装置の制御方法
    において、 送信データが発生した際、第1の演算装置を用いて誤り
    検出もしくは訂正用のデータを作成する工程と、 前記作成した誤り検出もしくは訂正用のデータを第2の
    演算装置に通知する工程と、 前記通知を受けた第2の演算装置を用いて送信タイミン
    グを調整して通信ボードに送信データを渡す工程とを備
    えたことを特徴とする送信制御方法。
  3. 【請求項3】 送信データに付与するヘッダ情報を作成
    するための第3の演算装置を具備したことを特徴とする
    請求項1記載の送信制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の送信制御装置の制御方法
    において、 送信データが発生した際、第1の演算装置を用いて誤り
    検出もしくは訂正用のデータを作成する工程と、 第3の演算装置を用いて送信データに付与するヘッダ情
    報を作成する工程と、 前記作成した誤り検出もしくは訂正用のデータ及びヘッ
    ダ情報を第2の演算装置に通知する工程と、 前記通知を受けた第2の演算装置を用いて送信タイミン
    グを調整して通信ボードに送信データを渡す工程とを備
    えたことを特徴とする送信制御方法。
  5. 【請求項5】 バッファメモリとしてデュアルポートメ
    モリもしくは多重読み書き可能なメモリを用いるととも
    に、データ送信装置の内部バスと直接接続するためのイ
    ンタフェースを設けたことを特徴とする請求項1または
    3記載の送信制御装置。
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