JPH1186185A - 車種判別装置 - Google Patents

車種判別装置

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JPH1186185A
JPH1186185A JP9238496A JP23849697A JPH1186185A JP H1186185 A JPH1186185 A JP H1186185A JP 9238496 A JP9238496 A JP 9238496A JP 23849697 A JP23849697 A JP 23849697A JP H1186185 A JPH1186185 A JP H1186185A
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JP
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vehicle
image
tire
road surface
tires
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JP9238496A
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Masahiro Inoue
正博 井上
Mitsuaki Tamagawa
光明 玉川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】距離センサを使用せずに、車両のほぼ斜め前方
から撮影した画像により前記車両の通過位置を計測で
き、正確な座標変換を行ない、車両特徴抽出を簡素化
し、車種判別を正確に行なえる車種判別装置を提供する
こと。 【解決手段】車両の前面部を車両のほぼ斜め前方から撮
影する撮影装置12を用いた車種判別装置において、撮
影装置12で連続撮影した車両の画像から、車両のタイ
ヤと路面との接地部分の輝度の低さを利用し、前記タイ
ヤと路面との接地位置を検出する第1の検出手段(1
3)と、第1の検出手段(13)で検出した接地位置と
撮影装置12の設置条件から、車両の3次元空間での位
置と進入角度を計算し、車両の幾何補正画像を作成し、
車両の各部の特徴を抽出する際、撮影装置12で撮影し
た画像中の前記タイヤと路面との接地部分の輝度の低さ
を利用して前記タイヤの検出を行なう第2の検出手段
(13)と、を具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路の料金所
システム等に利用される車種判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来のこの種の車種判別装置
における撮像装置の設置条件を説明するための図であ
り、(a)は平面図、(b)は側面図である。従来の車
種判別装置では、車両検知センサ(不図示)のトリガで
撮像装置12により進入車両10の撮像を行ない、進入
車両10の通過位置を考慮しない場合は、検知位置にお
ける車両前面の歪み補正のみを行なっていた。
【0003】図13(a)(b)は、従来の車種判別装
置のシステム構成例を示す図である。連続撮影を行な
い、車両の通過位置を考慮して車両の前面及び側面画像
を作成するために座標変換(歪み補正)を行なう場合、
図13(a)に示すように、車両検知位置の路側に距離
センサ111を設置して、車両の通過位置を測定してい
る。次に、車軸数を計測するには、図13(b)に示す
ように踏板112を用いるか、または路側に設置した軸
数計測用のセンサが必要である。また、画像処理を行な
う場合、エッジの利用等が主であり、輝度の低い箇所を
積極的に利用してはいない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の車種判
別装置では、車両検知位置でのみ撮像が可能であり、撮
像タイミングがずれた場合は、車両が検知位置から遠い
場合は小さく、手前側の場合は大きく撮影される。すな
わち、従来の車種判別装置では車両の見かけ上の大きさ
の変化に対応できず、撮影された画像における各部の大
きさが変化するため、特徴抽出のパラメータの設定が困
難であった。
【0005】また、車両の通過位置を特定して処理を行
なう場合、車両の斜め前方からの撮影装置だけでは正確
に測定できず、路側にて距離を計測する上記距離センサ
の如き別センサが必要になっていた。
【0006】本発明の目的は、距離センサを使用せず
に、車両のほぼ斜め前方から撮影した画像により前記車
両の通過位置を計測でき、正確な座標変換を行ない、車
両特徴抽出を簡素化し、車種判別を正確に行なえる車種
判別装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の車種判別装置は以下の如く構
成されている。本発明の車種判別装置は、車両の前面部
を前記車両のほぼ斜め前方から撮影する撮影装置を用い
た車種判別装置において、前記撮影装置で連続撮影した
前記車両の画像から、前記車両のタイヤと路面との接地
部分の輝度の低さを利用し、前記タイヤと路面との接地
位置を検出する第1の検出手段と、この第1の検出手段
で検出した接地位置と前記撮影装置の設置条件から、前
記車両の3次元空間での位置と進入角度を計算し、前記
車両の幾何補正画像を作成し、前記車両の各部の特徴を
抽出する際、前記撮影装置で撮影した画像中の前記タイ
ヤと路面との接地部分の輝度の低さを利用して前記タイ
ヤの検出を行なう第2の検出手段と、から構成されてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る車種判別装置を適用した車種判別システムの構成を示
す図である。当該車種判別装置は、図1に示すように設
置された車両検知器11、撮影装置(カメラ)12、処
理装置13及びモニタ14で構成されており、車両進入
路15付近に設置されている。
【0009】図2は、当該車種判別装置の構成を示すブ
ロック図である。処理装置13内では、中央処理部13
1に入出力制御部132、車種判別部133、画像処理
部134及び画像メモリ135が接続されている。また
処理装置13には電源部136が備えられている。また
入出力制御部132には、車両検知器11、撮影装置1
2及びモニタ14が接続されている。
【0010】図3乃至図5は、当該車種判別装置におけ
る画像処理手順を表すフローチャートである。図3に示
す車両検知処理では、ステップS1で、入出力制御部1
32が撮影装置12により撮影された画像を取込み、中
央処理部131を介して画像メモリ135に記憶する。
次にステップS2で、中央処理部131は画像メモリ1
35に記憶された画像を画像処理部134にて画像合成
させ、ステップS3で、その画像中から移動体を検出す
る。そしてステップS4で、中央処理部131は車両検
知器11による車両検知信号の有無を入出力制御部13
2を介して検出する。上記ステップS1〜S4の動作が
繰り返し行なわれる。その後、図3に示す処理1が行な
われる。
【0011】図3に示す処理1では、ステップS11
で、中央処理部131が画像処理部134による移動体
すなわち車両の画像からフロント部を検知し、さらにス
テップS12で、前記画像からボンネットの有無を検出
する。そしてステップS13で、車両位置と進入角度を
推定し、ステップS14で幾何補正パラメータを作成す
る。その後、図4に示す処理2と処理3が平行して行な
われる。
【0012】また、上記ステップS13では、中央処理
部131により図5(a)に示す処理Aが行なわれる。
処理Aでは、まずステップA1で、上記画像の処理領域
を設定し、ステップA2で合成された画像を微分し、ス
テップA3で微分された画像を2値化し、さらにステッ
プS4でhough変換する。そしてステップS5で後
述するように接地線を選択し、ステップS6で上記車両
の3次元位置を計算し、ステップS7で進入角度を計算
する。
【0013】図4に示す処理2では、ステップS21
で、画像処理部134により車両前面画像を作成し、ス
テップS22で上記車両の車幅を計測し(1回目)、ス
テップS23で上記車両の前後進を判別する(2回
目)。そしてステップS24で、前記車両の前面画像か
らナンバープレートを切出し、ステップS25で、その
ナンバープレートを読取る。なお、上記ステップS2
4,S25の処理の後、図3に示すステップS5にて画
像が取り込まれ、上記処理1が行なわれる。
【0014】図4に示す処理3では、ステップS31
で、画像処理部134により車両側面画像を作成し、ス
テップS32で、中央処理部131は車両検知器11に
よる車両検知信号の有無を入出力制御部132を介して
検出する(1回目)とともに、ステップS33で、画像
処理部134により前記車両側面画像を合成処理し、ス
テップS34で上記車両の前後進を判別し、ステップS
32で、中央処理部131は車両検知器11による車両
検知信号の有無を入出力制御部132を介して検出する
(2回目)。続いてステップS35で画像を取込み、再
び上記ステップS31で、画像処理部134により車両
側面画像を作成する。また、上記ステップS32の後、
ステップS36で、中央処理部131は上記車両の側面
の特徴を抽出する。
【0015】また、上記ステップS36では、中央処理
部131により図5(b)に示す処理Bが行なわれる。
処理Bでは、まずステップB1で、上記車両側面画像の
処理領域を設定し、ステップB2で接地位置候補を設定
する。次にステップB3で、上記車両側面画像における
タイヤ中心線を探索し、ステップB4で、タイヤ領域を
設定する。そしてステップB5で、前記タイヤのホイー
ルを探索し、ステップB6で後述する相関計算を行な
い、ステップB7でタイヤを決定する。そして、図4に
示すステップS6で、上記処理2及び処理3の処理結果
から、車種判別部133にて上記車両の車種が判別され
る。
【0016】以下、上述した処理1、処理A、処理2、
処理3、処理Bについて詳述する。 (処理1)図6は、上記車種判別装置13における車両
位置決定方法の概略を説明するための図であり、車両の
3次元空間内での位置推測処理過程を表している。 (1) 通過中の車両を連続撮影して、差分処理により移動
領域を計算し、その領域の位置と大きさで車両候補とし
て判断し、図6(a)に示す原画像とする。 (2) 通過中の車両を連続撮影して、過去5枚程度の画像
で、重ね合わせたとき最も暗い輝度値を採用して図6
(b)に示す合成画像を作成する。 (3) 車両検知器11からの信号で、処理を開始する。こ
のとき先に求めた図6(c)に示す移動領域のみ処理す
る。(以上、車両検知処理) (4) 路面と水平な線の延長線が無限遠点を通ると仮定し
て座標変換を行ない、水平線を撮影した画像で、水平に
なるようにする。(各画素のx座標値は不動でy座標値
のみ変更) (5) 座標変換した画像にsobelフィルタをかけて水
平エッジ(図6(d)に示す強調線)を検出し、フロン
ト領域候補41を決定し、車両前面の候補とする。 (6) 図12のような従来の方法で車両検知器11の位置
での幾何補正画像(図6(e))を作成する。得られた
幾何補正画像は、左右線対象な車両については、ほぼ線
対称になる。この画像のフロント領域候補の右端(車両
の左前端)の領域を反転し参照画像42として、水平に
ずらしていき、正規化相互相関法を用いて相関に高いと
ころを求める(車両の左右対称性利用)。求めた相関値
の高い位置を車両右前端43とし、車両前面の車幅を決
定する。 (7) 水平及び垂直エッジから図6(f)に示すようにフ
ロントガラス領域44を設定し、フロント領域45との
ずれによりボンネットの有無を判別する。
【0017】(処理A) (1) 垂直エッジでタイヤ候補領域を設定する。(ステッ
プA1) (2) 車両のタイヤと路面の設置部分が車両の影の中で濃
いことを利用し、路側との距離を計算する。合成画像
は、輝度の低い値を優先して合成しているため、タイヤ
と路面の設置位置が連続して現れる(接地部分の軌跡と
なる)。これを抽出して車両の側面位置とし、路側との
距離を計算する。 (3) 合成画像中のタイヤ候補領域部分に対してsobe
l微分を行ない、微分画像に対して輝度分布を取り、2
値化する。(ステップA2、A3) (4) この2値化画像に対してhough変換を行ない、
直線を求める。(ステップA4) (5) 車両の侵入が路側とほぼ並行であることから、求め
た直線の中で、路側と平行に近い直線を、図6(g)に
示すように車両のタイヤと路面との接地線46とする。
(ステップA5) (6) 接地線46と車両右前端43との交点から、図6
(h)に示すように車両先頭位置を決定する。(ステッ
プA6) (7) 図7は、撮影装置12と車両との位置条件を示す図
であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。設置
条件と求めた接地線46から、図7に示すように車両進
入角γ52を計算し、車両先端位置から車両位置L51
を求めて、図6(h)に示すように車両前面推測線47
とする。(ステップA7) (処理2)図8は、車両前面の幾何補正画像作成処理を
説明するための図であり、車両位置の変化によって生じ
る見かけの大きさの変化を考慮して、座標変換を行なう
例を説明するための図である。 (1) 上記処理1で得られた図7に示すパラメータ(車両
位置L51、車両進入角γ52、水平角α102、撮影
水平角a103、俯角β104、撮影垂直角b105)
により、図8(a)に示すように車両前面推測線47上
に設定した車両前面推測平面61を、真正面から見たよ
うになるよう、見かけ上の大きさの違いと幾何学的な歪
みの補正を行なう。 (2) 補正した画像のフロント領域45にあたる位置の左
右端から、車幅を計算する。 (3) 車両前面の車幅と、高さ1m以内の矩形領域からナ
ンバープレートの候補を探す。 (4) ナンバープレートの大きさ、色、文字認識を行な
い、特徴を抽出する。 (5) ナンバープレートの読取りに失敗した場合は、もう
一度撮影を行ない、同様に車両前面の幾何補正画像を作
成して、再度読み取る。このとき車両が前進して見かけ
の大きさが大きくなっていても、上記処理1で設定する
パラメータを求め直すことで、図8(b)に示すように
図8(a)とほぼ同等な車両前面画像が得られる。すな
わち、図8(b)に示す撮影画像の車両は図8(a)に
示す撮影画像の車両より見かけの大きさが大きくなって
いるが、補正後の画像では、図8(b)に示す撮影画像
の車両と図8(a)に示す撮影画像の車両とがほぼ同等
になる。
【0018】(処理3)図9は幾何補正画像作成の概略
を説明するための図であり、図10は車両側面画像の作
成過程を説明するための図である。 (1) 上記処理1で求めた図7に示すパラメータ(車両位
置L51、車両進入角γ52、水平角α102、撮影水
平角a103、俯角β104、撮影垂直角b105)に
より、図9(b)に示すように接地線上46にある車両
側面推測平面71を設定する。 (2) 車両側面推測平面71を真正面から見たように座標
変換を行ない、図9(d)に示すように車両側面幾何補
正画像を生成する。このときタイヤの下部が切れないよ
うに変換画像の下部に余裕を持たせて変換する。 (3) 車長が長く、車両全体が撮影できない場合は、例え
ば66msec毎に車両を撮影し、同じパラメータで幾
何補正を行ない、図10(g)に示すように車両側面合
成画像を作成する。 (4) 連続撮影した画像(図10(a)〜(c))から側
面画像を生成し(図10(d)〜(f))、比較領域を
設定して、ずらしマッチング処理を行なって車両の移動
量を計算し合成し(図10(g))、車両側面画像(図
10(h))を得る。この処理で車両前後進判別も行な
える。
【0019】(処理B)図11は、タイヤ検出処理の概
略を説明するための図であり、車両側面特徴抽出の一部
であるタイヤを求める過程を示している。 (1) 車両側面画像をsobel微分して、水平エッジを
取り出す。 (2) 接地線92から上の30cm程度の部分に、一定場
の長さの水平エッジがあれば、処理除外領域91を設定
し、以降の処理領域から除く。(図9(a)、ステップ
B1) (3) 車両側面画像中のタイヤと路面の接地線92付近に
注目し、輝度変化が激しいところや、輝度が低い所をタ
イヤと路面の接地場所として接地位置93の候補とす
る。(図9(b)、ステップB2) (4) 側面画像の下部の水平1m×垂直30cmにあたる
部分を探索枠95に設定し、左右半分に分割して、左矩
形部では、左下と右上で輝度の差が一定以上の箇所を探
しカウントする(右下がりのエッジ探索に相当する)。
右矩形部では、右下と左上で同様の操作を行ない、カウ
ント値を記憶する。この処理を接地位置93付近で順に
ずらして行ない、カウント値の高いところをタイヤの左
右中央(中心線94)とする。(図9(c)、ステップ
B3) (5) タイヤ接地位置上部にある水平エッジをタイヤハウ
ス下端候補とする(大型車両に有効)。また、タイヤハ
ウスとタイヤの間の輝度が低いことを利用してタイヤの
上端を設定する。先に行った探索枠での結果から、左右
端を仮定し、上記のタイヤ上端と接地線とを考慮して正
方形のタイヤ候補領域96を設定する。(図9(d)、
ステップB4) (6) タイヤ候補領域96内部に対して2値化を行ない、
ラベリングを行なったのち、各ラベルの穴埋め処理をす
る。乗用車等のホイールがタイヤゴムより明るいものは
ホイールが抽出されるので、上記ラベルの円形度をもと
に、ホイールか否かを判定する。(図9(e)、ステッ
プB5) (7) 次に、タイヤ候補領域96と予め登録しておいた複
数のタイヤ参照画像97との相関値を計算し、タイヤで
あるか否かを判定する。(図9(f)、ステップB6) (8) 抽出したホイールとタイヤの個数から車両の軸数を
割り出すとともに、タイヤ径、ホイールベース、オーバ
ーハングを決定し、車種判別に利用する。(図9
(g)、ステップB7) なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されず、要旨
を変更しない範囲で適時変形して実施できる。
【0020】(実施の形態のまとめ)実施の形態に示さ
れた構成及び作用効果をまとめると次の通りである。実
施の形態に示された車種判別装置は、車両の前面部を前
記車両のほぼ斜め前方から撮影する撮影装置12を用い
た車種判別装置において、前記撮影装置12で連続撮影
した前記車両の画像から、前記車両のタイヤと路面との
接地部分の輝度の低さを利用し、前記タイヤと路面との
接地位置を検出する第1の検出手段(13)と、この第
1の検出手段(13)で検出した接地位置と前記撮影装
置12の設置条件から、前記車両の3次元空間での位置
と進入角度を計算し、前記車両の幾何補正画像を作成
し、前記車両の各部の特徴を抽出する際、前記撮影装置
12で撮影した画像中の前記タイヤと路面との接地部分
の輝度の低さを利用して前記タイヤの検出を行なう第2
の検出手段(13)と、から構成されている。
【0021】したがって上記車種判別装置によれば、車
両の3次元空間での位置と進入角度を推測することで、
前記車両の撮影位置の制約がなくなる。また、前記車両
の画像を、見かけ上の大きさの違いや幾何学的歪みに関
わらず、一定の大きさに正しく補正できるため、前記車
両の認識処理が簡易になる。よって、前記車両のほぼ斜
め前方から撮影した画像のみにより前記車両の通過位置
を計測でき、前記通過位置を測定するための距離センサ
が不要になり、正確な座標変換(歪み補正)を行なえ、
車両特徴抽出を簡素化でき、高精度の車種判別を行なえ
る。また、車両前面だけでなく車両側面の幾何補正画像
を作成することで、車長等の側面部分の計測や特徴抽出
を正確に行なえる。
【0022】
【発明の効果】本発明の車種判別装置によれば、車両の
3次元空間での位置と進入角度を推測することで、前記
車両の撮影位置の制約がなくなる。また、前記車両の画
像を、見かけ上の大きさの違いや幾何学的歪みに関わら
ず、一定の大きさに正しく補正できるため、前記車両の
認識処理が簡易になる。よって、前記車両のほぼ斜め前
方から撮影した画像のみにより前記車両の通過位置を計
測でき、前記通過位置を測定するための距離センサが不
要になり、正確な座標変換(歪み補正)を行なえ、車両
特徴抽出を簡素化でき、高精度の車種判別を行なえる。
また、車両前面だけでなく車両側面の幾何補正画像を作
成することで、車長等の側面部分の計測や特徴抽出を正
確に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車種判別装置を適用
した車種判別システムの構成を示す図。
【図2】本発明の実施の形態に係る車種判別装置の構成
を示すブロック図。
【図3】本発明の実施の形態に係る車種判別装置におけ
る画像処理手順を表すフローチャート。
【図4】本発明の実施の形態に係る車種判別装置におけ
る画像処理手順を表すフローチャート。
【図5】本発明の実施の形態に係る車種判別装置におけ
る画像処理手順を表すフローチャート。
【図6】本発明の実施の形態に係る車種判別装置におけ
る車両位置決定方法の概略を説明するための図。
【図7】本発明の実施の形態に係る撮影装置と車両との
位置条件を示す図。
【図8】本発明の実施の形態に係る車両前面の幾何補正
画像作成処理を説明するための図。
【図9】本発明の実施の形態に係る幾何補正画像作成の
概略を説明するための図。
【図10】本発明の実施の形態に係る車両側面画像の作
成過程を説明するための図。
【図11】本発明の実施の形態に係るタイヤ検出処理の
概略を説明するための図。
【図12】従来例に係る車種判別装置における撮像装置
の設置条件を説明するための図。
【図13】従来例に係る車種判別装置のシステム構成例
を示す図。
【符号の説明】
10…車両 11…車両検知器 12…撮影装置 13…処理装置 131…中央処理部 132…入出力制御部 133…車種判別部 134…画像処理部 135…画像メモリ 136…電源部 14…モニタ 15…車両進入路 41…フロント領域候補 42…参照画像 43…車両右前端 44…フロントガラス領域 45…フロント領域 46…接地線 47…車両前面推測線 48…路側との距離 51…車両位置L´ 52…車両進入角γ 61…車両前面推測平面 71…車両側面推測平面 91…処理除外領域 92…接地線 93…接地位置 94…中心線 95…探索枠 96…タイヤ候補 97…タイヤ参照画像 101…車両検知位置L 102…水平角α 103…撮影水平角a 104…俯角β 105…撮影垂直角 111…距離センサ 112…踏板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の前面部を前記車両のほぼ斜め前方か
    ら撮影する撮影装置を用いた車種判別装置において、 前記撮影装置で連続撮影した前記車両の画像から、前記
    車両のタイヤと路面との接地部分の輝度の低さを利用
    し、前記タイヤと路面との接地位置を検出する第1の検
    出手段と、 この第1の検出手段で検出した接地位置と前記撮影装置
    の設置条件から、前記車両の3次元空間での位置と進入
    角度を計算し、前記車両の幾何補正画像を作成し、前記
    車両の各部の特徴を抽出する際、前記撮影装置で撮影し
    た画像中の前記タイヤと路面との接地部分の輝度の低さ
    を利用して前記タイヤの検出を行なう第2の検出手段
    と、 を具備したことを特徴とする車種判別装置。
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