JP2007293492A - ナンバープレート番号認識装置 - Google Patents

ナンバープレート番号認識装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007293492A
JP2007293492A JP2006119111A JP2006119111A JP2007293492A JP 2007293492 A JP2007293492 A JP 2007293492A JP 2006119111 A JP2006119111 A JP 2006119111A JP 2006119111 A JP2006119111 A JP 2006119111A JP 2007293492 A JP2007293492 A JP 2007293492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
license plate
image
captured
target vehicle
plate number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006119111A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4670721B2 (ja
Inventor
Yuji Yoshimitsu
裕司 吉光
Joji Naito
丈嗣 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2006119111A priority Critical patent/JP4670721B2/ja
Publication of JP2007293492A publication Critical patent/JP2007293492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4670721B2 publication Critical patent/JP4670721B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Character Discrimination (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】撮像装置の撮像領域に対する車両の進入方向や進出方向によるナンバープレート番号の認識精度の低下を抑えるとともに、設置時における作業者の負担を低減することができるナンバープレート番号認識装置を提供する。
【解決手段】ナンバープレート番号認識装置1は、車両を撮像した撮像画像からナンバープレート部分の画像を切り出す。そして、撮像装置10の撮像領域に対する、この車両の走行方向に応じて、切り出したナンバープレート部分の画像を回転させるとともに、幅方向に拡大する補正を行い、補正した画像を処理して、表記されているナンバープレート番号を認識する。
【選択図】図1

Description

この発明は、撮像装置で撮像した車両の撮像画像から、この車両に取り付けられているナンバープレートに表記されているナンバープレート番号を認識するナンバープレート番号認識装置に関する。
従来、撮像装置で撮像した車両の撮像画像を処理し、この車両に取り付けられているナンバープレートに表記されているナンバープレート番号を認識するナンバープレート番号認識装置があった(例えば、特許文献1参照)。このナンバープレート番号認識装置は、道路網における2地点間の旅行時間を計測するシステムや、駐車場内の車両を管理するシステム等で利用されている。例えば、旅行時間を計測するシステムは、周知のように、道路網の複数の地点で、地点毎に撮像装置で撮像した撮像画像をナンバープレート番号認識装置で処理し、その地点を通過した車両のナンバープレート番号、通過時刻、および通過地点を含む車両の通過情報をセンタで収集することにより、道路網のある地点から別の地点までの2地点間における車両の旅行時間を計測するシステムである。また、駐車場内の車両を管理するシステムは、駐車場の入口や、出口に撮像装置を設置し、撮像装置で撮像した撮像画像をナンバープレート番号認識装置で処理し、駐車場に入庫した車両のナンバープレート番号や、駐車場から出庫した車両のナンバープレート番号をセンタで収集することにより、駐車場内に駐車されている車両をナンバープレート番号とともに管理するシステムである。
また、特許文献1では、ナンバープレートが傾けて車両に取り付けられている場合でも、ナンバープレート番号の認識精度を確保するために、ナンバープレートの傾きを補正するための正規化テーブルを設けることが提案されている。具体的には、撮像画像におけるナンバープレートの傾き角度と、このナンバープレートを正規化する補正パラメータと、を対応づけた正規化テーブルを設けることが提案されている。ナンバープレートの傾きは、撮像画像であるナンバープレートに記載されている文字を切り出す縦、および横の切出線を設定したときに、ここで設定した縦、および横の切出線の交差角から検出している。そして、ここで検出したナンバープレートの傾きに応じた補正パラメータを用いて、撮像画像におけるナンバープレート部分の画像を正規化し、正規化した画像を処理して、ナンバープレート番号を認識する構成が提案されている。
特開2000−40198号公報
しかしながら、従来のナンバープレート番号認識装置は、パターンマッチングの精度を確保し、ナンバープレート番号を精度良く認識するために、ナンバープレートの撮像画像に対して、予め設定されている範囲の角度に応じた傾き補正を行い、ナンバープレート番号を認識している。すなわち、予め設定された範囲の角度で撮像されたナンバープレートについては、認識精度を十分に確保できるが、この範囲外の角度で撮像されたナンバープレートについては、認識精度を十分に確保することができなかった。このように、従来のナンバープレート番号認識装置は、撮像装置の撮像領域に対する車両の進入方向や、進出方向が、ある程度の範囲に制約されていたため、比較的長い直線路の途中が撮像装置の撮像領域になるように設置し、使用していた。
中小の駐車場や、コンビニエンスストアの駐車場等では、車両を駐車場内に案内する直線路を特別に設けることが困難であり、駐車場の入口が道路に面している場合が殆どである。このため、駐車場に入庫する車両の進入方向や、駐車場から出庫する車両の進出方向が、撮像装置の撮像領域に対して様々な方向になる。その結果、駐車場に出入りする車両のナンバープレートを予め設定された範囲の角度で撮像できない場合が増加し、ナンバープレート番号の認識精度を十分に確保することができない。したがって、従来のナンバープレート番号認識装置は、撮像領域に対する車両の進入方向や、進出方向が様々である中小の駐車場や、コンビニエンスストアの駐車場等では、利用できないという問題があった。
また、最近では、可搬タイプのナンバープレート番号認識装置が提案されているが、撮像装置を設置するときに、撮像領域に対する車両の進入方向や、進出方向に応じた傾き補正を行わせるためのパラメータの調整や、撮像装置の設置調整等を行わなければならず、設置作業に手間がかかり、作業者の負担を増大させるという問題があった。
この発明の目的は、撮像装置の撮像領域に対する車両の進入方向や進出方向による制約をなくし、且つナンバープレート番号の認識精度の低下を抑えるとともに、設置時における作業者の負担を低減することができるナンバープレート番号認識装置を提供することにある。
この発明のナンバープレート番号認識装置は、上記課題を解決するために、以下の構成を備えている。
(1)撮像装置から撮像領域の撮像画像が入力される撮像画像入力手段と、
前記撮像画像入力手段に入力された撮像画像に撮像されている対象車両について、前記撮像領域における走行方向を検出する走行方向検出手段と、
前記撮像画像入力手段に入力された撮像画像に撮像されている対象車両のナンバープレート部分の画像を切り出す切出手段と、
前記走行方向検出手段が検出した前記撮像領域における対象車両の走行方向に応じて、前記切出手段が切り出した対象車両のナンバープレート部分の画像の傾きを補正する補正手段と、
前記補正手段が補正したナンバープレート部分の画像を処理し、表記されているナンバープレート番号を認識する認識手段と、を備え、
前記走行方向検出手段は、対象車両が撮像されている複数枚の撮像画像を用いて、前記撮像領域における対象車両の位置の時間的変化に基づいて、前記撮像領域における対象車両の走行方向を検出する手段である。
この構成では、走行方向検出手段が、撮像装置の撮像領域における対象車両の走行方向を、撮像領域における対象車両の位置の時間的変化から検出する。例えば、2枚の撮像画像において、時間的に先に撮像された撮像画像における対象車両の位置と、時間的に後に撮像された撮像画像における対象車両の位置と、を結ぶベクトルを、この対象車両の走行方向として検出する。また、補正手段が、切出手段により撮像画像から切り出した対象車両のナンバープレート部分の画像を、走行方向検出手段により検出された対象車両の走行方向に応じて補正し、略正面から撮像したナンバープレートの画像を得る。そして、認識手段が、この補正した画像を処理してナンバープレート番号を認識する。したがって、比較的長い直線路の途中を撮像装置の撮像領域に設定できない環境であっても、ナンバープレート番号の認識精度を十分に確保することができる。また、撮像領域における対象車両の走行方向については、特に限定されないことから、設置時における調整が簡単に行えるようになり、設置作業にかかる手間を大幅に低減することができる。これにより、可搬型のナンバープレート番号認識装置の利便性も大幅に向上できる。
(2)前記走行方向検出手段は、対象車両が撮像されている複数枚の撮像画像を用いて、前記撮像領域における対象車両のナンバープレートの位置の時間的変化に基づいて、前記撮像領域における対象車両の走行方向を検出する手段である。
この構成では、ナンバープレートの位置の時間的変化に基づいて対象車両の走行方向を検出する構成としたので、補正手段により、略正面から撮像したナンバープレートの画像が一層確実に得られる。したがって、ナンバープレート番号の認識精度を一層向上させることができる。
(3)前記補正手段は、対象車両のナンバープレート部分の画像の傾き補正に加えて、前記撮像領域における対象車両の走行方向に応じて、このナンバープレート部分の画像を幅方向に拡大する補正を行う手段である。
この構成では、撮像領域における対象車両の走行方向、すなわち対象車両の撮像角度、に応じて、幅方向への拡大も行うので、ナンバープレート番号の認識精度を一層高めることができる。
この発明によれば、比較的長い直線路の途中を撮像装置の撮像領域に設定できない環境であっても、ナンバープレート番号の認識精度を十分に確保することができる。また、撮像領域における対象車両の走行方向については、特に限定されないことから、設置時における調整が簡単に行えるようになり、設置作業にかかる手間を大幅に低減することができる。
以下、この発明の実施形態であるナンバープレート番号認識装置について説明する。
図1は、この発明の実施形態であるナンバープレート番号認識装置の主要部の構成を示すブロック図である。この実施形態のナンバープレート番号認識装置1は、装置本体の動作を制御する制御部2と、撮像装置10で撮像されている撮像画像が入力される撮像画像入力部3と、撮像画像入力部3に入力された撮像画像を処理する画像処理部4と、認識結果を出力する出力部5と、を備えている。撮像装置10は、例えばCCDカメラで構成され、1秒間に30フレーム程度の撮像画像を出力する。撮像装置10は、ナンバープレート番号を認識する車両が通過する位置が撮像領域になるように設置されるが、撮像領域に対する対象車両の進入方向(または進出方向)については特に限定されず、図2(A)に示すように、対象車両が略正面から直進してくる環境であってもよいし、図2(B)に示すように撮像領域に対する対象車両の進入方向(または進出方向)が車両毎に変化する環境であってもよい。この実施形態のナンバープレート番号認識装置1を、中小の駐車場や、コンビニエンスストアの駐車場等に設置した場合には、比較的長い直線路の途中を撮像装置10の撮像領域に設定することができないことから、図2(B)に示す環境になる可能性が高い。このように、撮像装置10は、対象車両が通過する領域が撮像領域になるように設置するだけでよく、撮像装置10の設置作業にかかる手間が大幅に低減される。
撮像画像入力部3には、撮像装置10から出力されている撮像領域の撮像画像が入力される。撮像画像入力部10は、入力された撮像画像を画像処理部4に供給する。画像処理部4には、撮像画像入力部3に入力された撮像画像を一時的に記憶する画像メモリ(不図示)が設けられている。この画像メモリ4aは、撮像装置10で撮像された撮像画像を、少なくとも2フレーム分記憶する記憶容量を有している。撮像画像処理部4aは、最近2フレーム分の撮像画像を画像メモリ4aに記憶する。また、画像処理部4は、入力された撮像画像に撮像されている車両のナンバープレート部分の画像を切り出す切出処理、この切り出したナンバープレート部分の画像を補正する補正処理、さらに補正したナンバープレート部分の画像に表記されているナンバープレート番号をパターンマッチングにより認識する認識処理を行う。パターンマッチングに用いる基準文字のデータは、図示していないハードディスク等の記録媒体に記録されている。これらの処理の詳細については後述する。出力部5は、画像処理部4における認識結果を出力する。例えば、認識したナンバープレート番号を表示部(不図示)に表示したり、図示していないセンタへ送信する。また、要注意の車両のナンバープレート番号を登録したデータベースを記憶しておき、認識したナンバープレート番号を、このデータベースで照合し、ヒットしたときに警報を出力するように構成することもできる。
次に、この実施形態のナンバープレート番号認識装置1の動作について説明する。この実施形態のナンバープレート番号認識装置1に接続されている撮像装置10は、通過車両のナンバープレートが撮像できる領域が撮像領域になるように設置すればよい。このとき、撮像領域における通過車両の走行方向については、それほど気にする必要はなく、ナンバープレートを正面からではなく、斜め方向から撮像する状態に設置されてもよい。このため、撮像装置10の設置が容易に行え、撮像装置10の設置にかかる作業者の手間が大幅に低減される。図3は、この発明の実施形態であるナンバープレート番号認識装置の動作を示すフローチャートである。この実施形態のナンバープレート番号認識装置1には、接続されている撮像装置10から撮像領域の撮像画像が画像入力部3に入力されている。上述したように、撮像装置10は、1秒間に30フレーム程度の撮像画像を画像入力部3に入力している。
ナンバープレート番号認識装置1は、撮像装置1から画像入力部3に撮像領域の撮像画像が入力されると(s1)、画像処理部4において、車両が撮像されているかどうかを判定する(s2)。s2では、例えば、撮像領域に通過車両が存在しない状態で撮像した背景画像と、今回画像入力部3に入力された撮像画像と、の差分をとった差分画像を生成し、車両の形状を示す画像がこの差分画像内に含まれているかどうかを判定することにより、車両が撮像されているかどうかを判定する。ナンバープレート番号認識装置1は、s2で車両が撮像されていないと判定すると、s1に戻り、上述した処理を繰り返す。
ナンバープレート番号認識装置1は、s2で車両が撮像されていると判定すると、前回撮像装置10から入力された撮像画像にも車両が撮像されていたかどうかを判定する(s3)。例えば、s2で撮像画像に車両が撮像されていると判定したときにオンし、撮像画像に車両が撮像されていないと判定したときにオフするフラグを記憶しておき、このフラグの状態に基づいて、s3にかかる判定を行う。また、ナンバープレート番号認識装置1は、少なくも2フレーム分の撮像画像を記憶する画像メモリを有しており、少なくとも前回入力された撮像画像、および今回入力された撮像画像を画像メモリに記憶している。ナンバープレート番号認識装置1は、s3で前回入力された撮像画像に車両が撮像されていないと判定すると、s1に戻り、上述した処理を繰り返す。
ナンバープレート番号認識装置1は、s3で前回入力された撮像画像にも、車両が撮像されていたと判定すると、前回入力された撮像画像と、今回入力された撮像画像と、を用いて、撮像されている車両の走行方向を検出する(s4)。s4では、例えば前回入力された撮像画像、および今回入力された撮像画像に撮像されている車両について、特徴部分を決定する。この特徴部分は、撮像画像においてその車両の特徴的な形状があらわれている部分であってもよいし、予め定めた特定部分であってもよい。ここでは、ナンバープレート番号を認識することから、撮像画像におけるナンバープレートの傾きを精度良く検出するために、ナンバープレートを特徴部分に決定する。具体的には、ナンバープレートの下辺の略中央を特徴部分に決定する。そして、ナンバープレート番号認識装置1は、前回入力された撮像画像と、今回入力された撮像画像とにおける車両の特徴部分の位置変化から、撮像領域における車両の走行方向を検出する。具体的には、図4に示すように、前回入力された撮像画像において撮像されている車両の特徴部分の位置と、今回入力された撮像画像において撮像されている車両の特徴部分の位置と、を結ぶベクトルを、撮像領域における車両の走行方向として検出する。
ナンバープレート番号認識装置1は、s4で車両の走行方向を検出すると、前回入力された撮像画像、または今回入力された撮像画像から、撮像されている車両に取り付けられているナンバープレート部分の画像を切り出す(s5)。前回入力された撮像画像、または今回入力された撮像画像のどちらの撮像画像から、ナンバープレート部分の画像を切り出すかについては、予め定めておいてもよいが、本装置の目的がナンバープレートに表記されているナンバープレート番号を認識することから、ナンバープレートがより大きく撮像されているほうの撮像画像から、ナンバープレート部分の画像を切り出すのが好ましい。すなわち、ナンバープレートに表記されている文字が大きい方の撮像画像から、ナンバープレート部分の画像を切り出すのが好ましい。
図5(A)は、s5で切り出したナンバープレート部分の画像を示す図である。図5(A)に示す角αは、s4で検出した撮像領域における車両の走行方向である。ナンバープレート番号認識装置1は、撮像領域における車両の走行方向に応じて、s5で切り出したナンバープレートの画像を回転するとともに、このナンバープレートの画像を幅方向に拡大する補正を行う(s6、s7)。まず、s6にかかるナンバープレート部分の画像の回転について説明する。s5で切り出したナンバープレート部分の画像について、ナンバープレートの基準点を決める。例えば切り出したナンバープレートの画像において、4角の中で最も下方に位置する角を基準点に決める。そして、ナンバープレート部分の画像を形成する各画素を、基準点に対してsinαの座標変換を行うことで、機銃点を中心にα回転させたナンバープレート部分の画像を生成する。図5(B)は、図5(A)に示すナンバープレート部分の画像に対して、s6にかかる処理を実行したときに得られるナンバープレート部分の画像を示している。
次に、s7にかかるナンバープレート部分の画像を幅方向に拡大する処理について説明する。ナンバープレート番号認識装置1は、ナンバープレート部分の画像に対する幅方向の拡大率を、s4で検出した撮像領域における車両の走行方向に応じて決定する。具体的には、拡大率を1/cosαに決定する。ここでは、決定した拡大率で元画像(s6で回転させたナンバープレート部分の画像)を単純に拡大したときのイメージを、拡大画像として生成する。元画像の画素と、拡大画像の画素と、は同じ大きさである。例えば拡大率を1.1倍にした場合、元画像10画素に対して、拡大画像は11画素になる。また、拡大画像における画素には、元画像を拡大した拡大イメージの隣接する画素を跨ぐ画素も存在することから、拡大イメージの隣接する画素を跨ぐ拡大画像の画素については、その面積比により、画素値を決定する。
図6を参照しながら、ナンバープレート部分の画像を幅方向に1.1倍する処理について具体的に説明する。図6(A)は、元画像の幅方向に並んでいる画素a1〜a10を示している。また、図6(B)は、元画像の各画素a1〜a10を幅方向に1.1倍した拡大イメージを示している。さらに、図6(C)は元画像を1.1倍した拡大画像の画素b1〜b11を示している。上述したように、元画像を拡大した拡大イメージの隣接する画素を跨ぐ拡大画像の画素b2〜b10は、その面積比により画素値を決定する。拡大画像の各画素b1〜b11は、
b1=a1
b2=a1×0.1+a2×0.9
b3=a2×0.2+a2×0.8
b4=a3×0.3+a2×0.7
b5=a4×0.4+a2×0.6
b6=a5×0.5+a2×0.5
b7=a6×0.6+a2×0.4
b8=a7×0.7+a2×0.3
b9=a8×0.8+a2×0.2
b10=a9×0.9+a2×0.1
b11=a10
、により決定される。
このs7で、ナンバープレート部分の画像を、撮像領域における車両の走行方向に応じた角度で幅方向に拡大することにより、図5(C)に示す画像を得ることができる。このナンバープレート部分の画像は、車両を略正面から撮像したときの撮像画像から切り出したナンバープレート部分の画像と、同程度の画像である。言い換えれば、この実施形態のナンバープレート番号認識装置1は、車両を略正面から撮像したときに得られるナンバープレート部分の画像を得るために、撮像装置10の撮像領域における車両の走行方向に応じて、撮像したナンバープレート部分の画像を回転する処理、および幅方向に拡大する処理を行っている。このs6、およびs7にかかる処理が、この発明で言う補正手段に相当する。
ナンバープレート番号認識装置1は、s6、およびs7にかかる処理を行った補正画像に対して、公知のパターンマッチングによる文字認識を行い、ナンバープレートに表記されているナンバープレート番号を認識し(s8)、認識結果を出力する(s9)。s9で出力する認識結果は、認識したナンバープレートに表記されているナンバープレート番号であってもよいし、認識したナンバープレート番号が予め登録されているナンバープレート番号と一致したことを報知する出力であってもよい。
このように、この実施形態のナンバープレート番号認識装置1は撮像装置10で撮像した撮像画像に対して、上述したs6、およびs7にかかる処理を行うので、車両に取り付けられているナンバープレートを略正面から撮像した撮像画像でなくても、ナンバープレート番号を精度良く認識することができる。
なお、撮像装置10で撮像し、ナンバープレート番号を認識するナンバープレートは、車両の前面に取り付けられたナンバープレートであってもよいし、車両の背面に取り付けられたナンバープレートであってもよい。
この発明の実施形態であるナンバープレート番号認識装置の主要部の構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態であるナンバープレート番号認識装置の使用状況を示す概略図である。 この発明の実施形態であるナンバープレート番号認識装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施形態であるナンバープレート番号認識装置における、車両の走行方向を検出する処理を説明する図である。 この発明の実施形態であるナンバープレート番号認識装置によるナンバープレートの撮像画像に対する補正にかかる処理を説明する図である。 この発明の実施形態であるナンバープレート番号認識装置によるナンバープレートの撮像画像に対する補正にかかる処理を説明する図である。
符号の説明
1−ナンバープレート番号認識装置
2−制御部
3−画像入力部
4−画像処理部
5−出力部
10−撮像装置

Claims (3)

  1. 撮像装置から撮像領域の撮像画像が入力される撮像画像入力手段と、
    前記撮像画像入力手段に入力された撮像画像に撮像されている対象車両について、前記撮像領域における走行方向を検出する走行方向検出手段と、
    前記撮像画像入力手段に入力された撮像画像に撮像されている対象車両のナンバープレート部分の画像を切り出す切出手段と、
    前記走行方向検出手段が検出した前記撮像領域における対象車両の走行方向に応じて、前記切出手段が切り出した対象車両のナンバープレート部分の画像の傾きを補正する補正手段と、
    前記補正手段が補正したナンバープレート部分の画像を処理し、表記されているナンバープレート番号を認識する認識手段と、を備え、
    前記走行方向検出手段は、対象車両が撮像されている複数枚の撮像画像を用いて、前記撮像領域における対象車両の位置の時間的変化に基づいて、前記撮像領域における対象車両の走行方向を検出する手段であるナンバープレート認識装置。
  2. 前記走行方向検出手段は、対象車両が撮像されている複数枚の撮像画像を用いて、前記撮像領域における対象車両のナンバープレートの位置の時間的変化に基づいて、前記撮像領域における対象車両の走行方向を検出する手段である請求項1に記載のナンバープレート番号認識装置。
  3. 前記補正手段は、対象車両のナンバープレート部分の画像の傾き補正に加えて、前記撮像領域における対象車両の走行方向に応じて、このナンバープレート部分の画像を幅方向に拡大する補正を行う手段である請求項1または2に記載のナンバープレート番号認識装置。
JP2006119111A 2006-04-24 2006-04-24 ナンバープレート番号認識装置 Active JP4670721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006119111A JP4670721B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 ナンバープレート番号認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006119111A JP4670721B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 ナンバープレート番号認識装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007293492A true JP2007293492A (ja) 2007-11-08
JP4670721B2 JP4670721B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=38764078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006119111A Active JP4670721B2 (ja) 2006-04-24 2006-04-24 ナンバープレート番号認識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4670721B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113311A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Tateyama System Laboratory Ltd 画像補正方法
JP2013251005A (ja) * 2013-09-03 2013-12-12 Tateyama System Laboratory Ltd 画像補正方法
CN108171982A (zh) * 2018-02-06 2018-06-15 邓莉 路口过往车辆车型监控平台
CN109658701A (zh) * 2018-02-06 2019-04-19 邓莉 路口过往车辆车型监控方法
CN111260852A (zh) * 2020-01-19 2020-06-09 郑州铁路职业技术学院 基于计算机视觉与cim的无感充电桩交易可视化管理系统
KR20200140095A (ko) * 2019-06-05 2020-12-15 상명대학교산학협력단 영상 처리 기반 앵무새 종 분류 방법 및 장치
CN112106345A (zh) * 2018-07-13 2020-12-18 麦克赛尔株式会社 立体摄像装置
KR102407315B1 (ko) * 2021-09-30 2022-06-13 주식회사 라온에이치씨 번호판 및 차량 인식의 하이브리드 방식에 기반한 주차 관제 시스템 및 이를 이용한 주차 관제 방법
CN115862170A (zh) * 2023-02-27 2023-03-28 成都智源易行科技有限公司 一种用于etc收费系统的车牌识别辅助系统及方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103854488B (zh) * 2014-03-19 2016-03-09 浙江宇视科技有限公司 一种黑名单分布式鉴别方法及装置
CN106780839A (zh) * 2016-12-22 2017-05-31 电子科技大学 一种可识别停车场路标的智能行车记录仪

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06325287A (ja) * 1993-05-12 1994-11-25 Omron Corp 交通流異常検出装置
JPH1186185A (ja) * 1997-09-03 1999-03-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車種判別装置
JP2000011157A (ja) * 1998-06-25 2000-01-14 Nec Corp 撮像装置
JP2000357287A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ナンバープレート認識方法および認識装置
JP2004234486A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両逆走検知装置
JP2004310282A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Nissan Motor Co Ltd 車両検出装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06325287A (ja) * 1993-05-12 1994-11-25 Omron Corp 交通流異常検出装置
JPH1186185A (ja) * 1997-09-03 1999-03-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車種判別装置
JP2000011157A (ja) * 1998-06-25 2000-01-14 Nec Corp 撮像装置
JP2000357287A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ナンバープレート認識方法および認識装置
JP2004234486A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両逆走検知装置
JP2004310282A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Nissan Motor Co Ltd 車両検出装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113311A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Tateyama System Laboratory Ltd 画像補正方法
JP2013251005A (ja) * 2013-09-03 2013-12-12 Tateyama System Laboratory Ltd 画像補正方法
CN108171982A (zh) * 2018-02-06 2018-06-15 邓莉 路口过往车辆车型监控平台
CN109658701A (zh) * 2018-02-06 2019-04-19 邓莉 路口过往车辆车型监控方法
CN109658701B (zh) * 2018-02-06 2021-07-30 临沂中科慧瞳科技有限公司 路口过往车辆车型监控方法
CN112106345A (zh) * 2018-07-13 2020-12-18 麦克赛尔株式会社 立体摄像装置
CN112106345B (zh) * 2018-07-13 2022-02-11 麦克赛尔株式会社 立体摄像装置
KR20200140095A (ko) * 2019-06-05 2020-12-15 상명대학교산학협력단 영상 처리 기반 앵무새 종 분류 방법 및 장치
KR102211078B1 (ko) * 2019-06-05 2021-02-02 상명대학교산학협력단 영상 처리 기반 앵무새 종 분류 방법 및 장치
CN111260852A (zh) * 2020-01-19 2020-06-09 郑州铁路职业技术学院 基于计算机视觉与cim的无感充电桩交易可视化管理系统
KR102407315B1 (ko) * 2021-09-30 2022-06-13 주식회사 라온에이치씨 번호판 및 차량 인식의 하이브리드 방식에 기반한 주차 관제 시스템 및 이를 이용한 주차 관제 방법
CN115862170A (zh) * 2023-02-27 2023-03-28 成都智源易行科技有限公司 一种用于etc收费系统的车牌识别辅助系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4670721B2 (ja) 2011-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4670721B2 (ja) ナンバープレート番号認識装置
JP5421072B2 (ja) 接近物体検知システム
JP4957807B2 (ja) 移動物検知装置及び移動物検知プログラム
JP5058002B2 (ja) 物体検出装置
US20120069223A1 (en) Camera device with rotary base
JP2007257333A (ja) 車両乗員顔向き検出装置および車両乗員顔向き検出方法
JP5600220B2 (ja) 3次元測定装置
JP2009265722A (ja) 顔向き検知装置
JP2020056717A (ja) 位置検出装置
JP6450530B2 (ja) 車載カメラの取付角度調整処理、取付角度検出装置
JP6802999B2 (ja) 区画線検出システム
JP4857159B2 (ja) 車両運転支援装置
JP2015182646A (ja) 撮影装置
JP2016021712A (ja) 画像処理装置、及び、運転支援システム
US10873720B2 (en) Bird's-eye view video generation device, bird's-eye view video display device, bird's-eye view video generation method, and non-transitory storage medium
JP2007182201A (ja) 車線変更支援装置
JP2005216200A (ja) 他車検出装置及び他車検出方法
JP5176523B2 (ja) 移動体検出装置、移動体検出方法および移動体検出プログラム
JP5245471B2 (ja) 撮像装置、並びに、画像処理装置および方法
JP2008042759A (ja) 画像処理装置
JP2021193636A (ja) 撮影装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2007317128A (ja) 移動距離検出装置及び移動距離検出方法
JP2018118602A (ja) 駐車支援装置
JP2019023081A (ja) 撮影装置
JP2001092979A (ja) 不適切画像検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100901

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110103

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4670721

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250