JPH1185916A - カードリーダ - Google Patents

カードリーダ

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JPH1185916A
JPH1185916A JP24066897A JP24066897A JPH1185916A JP H1185916 A JPH1185916 A JP H1185916A JP 24066897 A JP24066897 A JP 24066897A JP 24066897 A JP24066897 A JP 24066897A JP H1185916 A JPH1185916 A JP H1185916A
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    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正なカードや埃・異物の侵入を防止する為
のカード幅検出機能を有するシャッター機構を備えたカ
ードリーダを提供することを目的とする。 【解決手段】 カード挿入口の左右の側壁近傍に、カー
ドに押されてカード幅方向に移動する移動部2を設け、
該移動部の動きに連動し回動するよう構成された一対の
可動部3の一部に検出レバー9を備え、該一対の検出レ
バー9の双方の先端を唯一のフォトセンサの光路を遮る
位置に配置することにより、該一対の可動部3が同時に
回動し、該各々の検出レバー9の先端が同時にフォトセ
ンサの光路から外れた場合のみフォトセンサ出力信号が
変化しシャッターが開放するよう構成することで、カー
ド幅検出機能を有するシャッター機構を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不正なカードや埃
や異物などの進入を防止するシャッター機構を備えたカ
ードリーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カードリーダを屋外や半屋外
に設置する場合、不要な埃や異物がカードリーダ内に進
入するのを防止するために、また、無人運用される場合
の防犯のために、シャッター機構を備えたカードリーダ
が使用されている。また近年、カードの種類が増え、異
なるサイズのカードが、間違ってカードリーダ内に挿入
された為に、カード詰まりを起こす等の問題が発生して
おり、誤挿入を防止できるシャッターが要求されてい
る。
【0003】以下、従来のカードリーダに備えられたシ
ャッター機構の構成について図面を参照しながら説明す
る。
【0004】図9は従来の第1のカードリーダのシャッ
ター機構の構成を示す要部斜視図である。図中56はシ
ャッター板であり、図示はしていないが、上下方向に動
作可能に構成されている。初期状態では、シャッター板
56がカードの搬送路を塞いでおり、カードを含め、異
物の進入を防いでいる。カードリーダの挿入口内側の左
右の側壁近傍には、カード検出用の一対のフォトセンサ
57が配置されている。カード38をカードガイド58
に沿って挿入すると、フォトセンサ57の発光部と受光
部の間の光路はカード38により遮られ、カードが挿入
されたことを検知することができる。正規のカード幅寸
法のカードが挿入された場合は、左右のフォトセンサ5
7の光路が同時に遮られるが、幅寸法の小さい別の種類
のカードが挿入された場合は、左右どちらか一方のフォ
トセンサ57の光路のみ遮られる。従って、一対のフォ
トセンサ57の信号を確認し、両方のフォトセンサ57
がカード38を検出したときのみ、シャッターを開ける
(シャッター板56を上方向に動作させ、カードの搬送
を邪魔しない位置にする)ことにより、異なる種類のカ
ードの誤挿入を防止することが出来る。
【0005】図10は従来の第2のカードリーダのシャ
ッターの内部構造を示す要部断面図、図10(b)は同
カードリーダ正面図である。51は球状の移動部であ
り、挿入口の左右の側壁近傍に配置されている。52は
可動レバーであり、軸53を中心に回転自在に支持され
ている。54はシャッター板であり、図示はしないがガ
イドにより上下方向に動作可能に支持されている。55
はコイルバネであり、常にシャッター板54を下方向に
押している。図10に示す初期状態では、シャッター板
54がカードの搬送路を塞いでおり、カードを含め異物
の進入を防いでいる。カードリーダの挿入口にカードを
挿入すると、球状の移動部51はカードに押されて図中
矢印の方向に移動する。次に移動部51に押されて可
動レバー52が図中矢印の方向に回転し、続いて可動
レバー52に押されてシャッター板54がコイルバネ5
5のバネ力に逆らいながら図中矢印の方向に移動し、
シャッターが開く。また、図10より明らかなように、
左右に配置された移動部51の内、一方のみ矢印の方
向に押された場合は、押された側の可動レバー52だけ
が回転し、シャッター板54を斜めに押し上げる状態に
なるため、シャッターは完全には開かない。この為、幅
寸法の小さいカードの誤挿入を防止することが出来る。
【0006】図11は従来の第3のカードリーダのシャ
ッター部分の構造を示す要部斜視図である。60はカー
ドリーダの筐体下部であり、シャッター溝60aを含ん
で構成される。56はシャッター板であり、図示はしな
いがガイドにより上下方向に動作可能に支持されてい
る。本従来例では、シャッターが閉じた状態の時に、シ
ャッター板56と下部筐体60との間に隙間が発生しな
いように、シャッター板56の先端がシャッター溝60
aに収まるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の第1
のカードリーダでは、左右のフォトセンサ各々と回路と
を接続する必要があり、配線の引き回しが煩雑になる。
また、カード搬送路にフォトセンサがむき出しになる
為、フォトセンサに埃が溜まって誤動作する等の問題が
あった。
【0008】また従来の第2のカードリーダでは、幅寸
法の小さいカードの誤挿入をある程度防止することが出
来るが、完全には機能を果たすことが出来ない。なぜな
らば、カードを挿入口の左右の側壁の一方に押しつけな
がら挿入すると、シャッター板が斜めに傾いて、シャッ
ターが半開きの状態になる。この半開きの隙間にカード
を挿入すると、カードに押されてシャッターが完全に開
き、幅寸法の小さいカードであっても挿入することが出
来るからである。
【0009】また従来の第3のカードリーダでは、シャ
ッターが閉じた状態の時と、開いた状態の時で各々問題
を有している。図12(a)は従来の第3のカードリー
ダのシャッターが閉じた状態の時の問題を説明する為の
要部断面図である。図12(b)は同カードリーダのシ
ャッターが開いた状態の時の問題を説明する為の要部断
面図である。図12(a)に示すように、シャッター板
56が降りてシャッターが閉じた状態で、カード38を
無理矢理押し込むと、カード38は変形しながら、シャ
ッター板56とシャッター溝60aとの間の隙間に入り
込んでしまう。特に、テレホンカード等の薄くて変形し
やすいカードの時に問題を発生しやすい。また、図12
(b)に示すように、シャッター板56が上がって、シ
ャッターが開いた状態でカード38を挿入した時、カー
ドの先端がシャッター溝60aに入って、スムーズに挿
入することが出来ない。逆にカード排出時にこの状態に
なると、カードが排出できずカード詰まり等を発生させ
大きな問題となる。特に、折れ曲がったカードや反りカ
ードを使用した場合、こういった問題が非常に発生しや
すくなる。
【0010】本発明は、上記課題を解決するもので、カ
ードの誤使用や埃や異物の侵入を確実に防止できるとと
もに、シャッター溝へのカードの引っかかり等が少なく
スムーズにカード搬送可能なカードリーダを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1のカードリーダは、カード通路と、前記
カード通路へのカードの挿入を阻止するシャッターと、
前記シャッターを開閉動作可能に支持するガイド手段
と、前記カード通路内の両方の側壁近傍に設けられると
ともに前記カード通路に挿入されたカードに押されて前
記側壁に近づくようにもしくは前記側壁内に移動する移
動部と、前記移動部ごとに接続されるとともに一部分が
検出部に達する可動部とを備え、前記検出部は前記全て
の可動部が移動したことを検出して前記シャッターを開
放するものである。
【0012】また、本発明の第2のカードリーダは、可
動部を初期位置に戻す弾性手段を備えたものである。
【0013】また、本発明の第3のカードリーダは、検
出部は1つのフォトセンサーであり、前記フォトセンサ
ーの検出可能範囲に全ての可動部の一部分が挿入された
ものである。
【0014】また、本発明の第4のカードリーダは、フ
ォトセンサーはカード通路の両方の側壁から略均等距離
にあるとともに、可動部は移動部との接続点以外でかつ
前記フォトセンサーの挿入部以外のいずれかの部分に支
点を有し、この支点を中心に回動するものである。
【0015】また、本発明の第5のカードリーダは、カ
ード通路と、前記カード通路へのカードの挿入を阻止す
るシャッターと、前記カード通路内の両方の側壁近傍に
設けられるとともに前記カード通路に挿入されたカード
によりカードの幅方向に押されて前記カード通路の側壁
に近づくようにもしくは前記側壁内に移動する移動部
と、前記移動部ごとに接続されるとともに一部分にシャ
ッター開放阻止部を備え前記移動部に連動してカード幅
方向に移動可能に支持された可動部とを備え、前記全て
の可動部が移動することにより前記シャッターが開放す
るものである。
【0016】また、本発明の第6のカードリーダは、シ
ャッターを開閉動作可能に支持するガイド手段と、前記
シャッターを閉じる方向に付勢する第1の弾性手段と、
可動部を初期位置に戻す第2の弾性手段とを備えたもの
である。
【0017】また、本発明の第7のカードリーダは、シ
ャッターはカード通路外に凸状部を有し、可動部のシャ
ッター開放阻止部は前記凸状部の肩部分にあってシャッ
ターの開放を阻止するものである。
【0018】また、本発明の第8のカードリーダは、シ
ャッター開放阻止部が上下に動くのを規制するガイドを
備えたものである。
【0019】また、本発明の第9のカードリーダは、移
動部は、シャッターより手前側のカード通路内の両方の
側壁近傍と、シャッターより奥側のカード通路内の両方
の側壁近傍とに配置され、同一側壁側の移動部は全て同
一の可動部に接続されたものである。
【0020】また、本発明の第10のカードリーダは、
カード通路と、前記カード通路へのカードの挿入を阻止
するシャッターと、前記カード通路に設けられ前記シャ
ッター先端が挿入されるシャッター溝とを備え、前記シ
ャッターはカード通路内にカードの押す力をシャッター
を開放する力に変換する傾斜部もしくは湾曲部を有する
ものである。
【0021】また、本発明の第11のカードリーダは、
シャッターを開閉動作可能に支持するガイド手段と、前
記シャッターを閉じる方向に付勢する弾性手段とを備え
たものである。
【0022】また、本発明の第12のカードリーダは、
傾斜部もしくは湾曲部はカード挿入口側でかつ移動部よ
りもカード挿入方向の奥側に存するものである。
【0023】また、本発明の第13のカードリーダは、
カード通路内の両方の側壁近傍に設けられるとともに前
記カード通路に挿入されたカードによりカードの幅方向
に押されて前記カード通路の側壁に近づくようにもしく
は前記側壁内に移動する移動部と、一部分にシャッター
開放阻止部を有し前記移動部ごとに接続されるとともに
前記移動部に連動してカード幅方向に移動可能に支持さ
れた可動部と、前記可動部を初期位置に戻す弾性手段
と、傾斜部もしくは湾曲部を有するシャッターとを含ん
で構成され、前記傾斜部もしくは湾曲部はカード挿入口
側でかつ前記移動部よりもカード挿入方向の奥側に存す
るものである。
【0024】また、本発明の第14のカードリーダは、
シャッターは傾斜部もしくは湾曲部を両面に有し、前記
シャッターのカード挿入口側の傾斜部もしくは湾曲部よ
り前記カード挿入口側に移動部を有するとともに、反対
側の傾斜部もしくは湾曲部より奥側にも移動部を有する
ものである。
【0025】また、本発明の第15のカードリーダは、
カード通路と、前記カード通路へのカードの挿入を阻止
するシャッターと、前記カード通路内の一方の側壁近傍
に設けられるとともに前記カード通路に挿入されたカー
ドに押されて前記カード通路の側壁に近づくようにもし
くは前記側壁内に移動する移動部と、一部分にシャッタ
ー開放阻止部を有し前記移動部に接続されるとともに前
記移動部に連動してカード幅方向に移動可能に支持され
た可動部とを備え、前記シャッターは、カード通路内の
移動部と反対側の側壁近傍に、カードの押す力をシャッ
ターを開放する力に変換する傾斜部もしくは湾曲部を有
するものである。
【0026】また、本発明の第16のカードリーダは、
カード通路内の一方の側壁近傍で、かつ、シャッターよ
り手前側および奥側の双方に移動部を配置し、前記全て
の移動部は同一の可動部に接続され、シャッターは傾斜
部もしくは湾曲部を両面に有し、前記傾斜部もしくは湾
曲部の位置を前記移動部と反対側の側壁近傍になるよう
に構成したものである。
【0027】また、本発明の第17のカードリーダは、
カード通路に設けられシャッター先端が挿入されるシャ
ッター溝を備え、前記シャッターのカード当接面が凹状
部もしくは凸状部を有するとともに、前記シャッター溝
が前記シャッターの凹状部もしくは凸状部に応じた凸状
部もしくは凹状部を有するものである。
【0028】また、本発明の第18のカードリーダは、
シャッター溝はシャッターより手前側と奥側の縁の部分
に凸状部を有し、各々の凸状部はシャッター溝中心の溝
底に向かって傾斜もしくは曲面形状を有するものであ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】上記構成により、本発明の第1、
第2のカードリーダは、すべての可動部の移動を1つの
検出部で検出するため、電気的な接続が煩雑にならな
い。また、カード幅を直接検出するのでなく、カード幅
に応じて変わる可動部の移動量により、間接的にカード
幅を検出するので、検出部がカード搬送路に直接露出し
ないため、埃等が詰まって誤動作を発生させることがな
い。
【0030】また、本発明の第3のカードリーダは、検
出部をフォトセンサで構成し、その検出範囲に全ての可
動部の一部分を挿入しているため、フォトセンサの信号
が変化するのは、全ての可動部がフォトセンサの検出範
囲から外れた場合であり、その全ての可動部がフォトセ
ンサの検出範囲から外れるのは、適正な幅のカードが挿
入され全ての移動部がカードの幅方向に同時に押された
場合である。従って検出部の信号を監視することで、適
正な幅のカードが挿入されたか否かを検出することが出
来る。
【0031】また、本発明の第4のカードリーダは、フ
ォトセンサを両方の側壁から略均等距離に配置すること
で、一対の可動部の部品の共用化が出来るともに、可動
部を回動する構造としたことで、フォトセンサをカード
リーダに密着させて配置することが出来、幅検出機構を
薄型化できる。
【0032】また、本発明の第5、第6のカードリーダ
は、全ての可動部のシャッター開放阻止部が各々にシャ
ッターの開放を阻止しているため、1つの可動部が移動
するだけでは、シャッターを開放することが出来ない。
そのため、幅の狭いカードをカード挿入口の左右の側壁
の一方に押しつけながら挿入した場合、1つの移動部と
それと連動する1つの可動部が移動するだけで、シャッ
ターは開放しない。従って、シャッターが斜めに傾いて
半開きの状態になるという従来の課題が解決でき、より
信頼性が高くカード幅検出機能を内蔵したシャッターが
実現できる。
【0033】また、本発明の第7のカードリーダは、シ
ャッターに凸状部を設け、その凸状部の肩部分をシャッ
ターの開閉方向には動かずカード幅方向にのみ移動可能
なシャッター開放阻止部で抑えることにより、シャッタ
ーが閉じた状態のときに、下からこじ開けられないよう
にすることができる。
【0034】また、本発明の第8のカードリーダは、ガ
イドによってシャッター開放阻止部がぶれるのを防止す
ることができる。
【0035】また、本発明の第9のカードリーダは、移
動部をシャッターより手前側のカード通路内の両方の側
壁近傍と、シャッターより奥側のカード通路内の両方の
側壁近傍とに配置することにより、シャッターの手前側
と奥側のいずれの方向からでもシャッターを開放するこ
とが可能となる。これによりカード処理中にカードをカ
ードリーダ内に取り込んでシャッターを閉じることが出
来るようになり、カード処理中に誤ってカードを引き抜
くなどの誤操作を防止することが可能である。
【0036】また、本発明の第10、第11のカードリ
ーダは、カード通路へのカードの挿入を阻止するシャッ
ターと、前記カード通路に設けられ前記シャッター先端
が挿入されるシャッター溝とを備えることにより、シャ
ッターが閉じた状態のときにシャッター先端とカード通
路との間に隙間をなくすことができ、埃などの進入を効
果的に防ぐことができる。また、シャッターの一部にカ
ードの押す力をシャッターを開放する力に変換する傾斜
部もしくは湾曲部を設けることにより、シャッターの開
放を手動で行うことが可能となり、さらにシャッターを
閉じる方向に付勢する弾性手段によりカードが無くなれ
ばシャッターを自動で閉じることが可能となるため、シ
ャッター開閉を行う駆動手段を別に設けることなく、簡
単な構造でローコストのシャッターを容易に実現でき
る。
【0037】また、本発明の第12、第13のカードリ
ーダは、カードの押す力をシャッターを開放する力に変
換する傾斜部もしくは湾曲部をカード挿入口側でかつ移
動部よりもカード挿入方向の奥側に配置することによ
り、カードで両方の側壁近傍の移動部を同時に押して移
動させた場合のみ、カードの押す力でシャッターを開放
することができ、カード幅検出機能内蔵の手動式シャッ
ターを実現できる。
【0038】また、本発明の第14のカードリーダは、
シャッターの傾斜部もしくは湾曲部を両面に備え、さら
にシャッターのカード挿入口側の傾斜部もしくは湾曲部
よりカード挿入口側に移動部を有するとともに、反対側
の傾斜部もしくは湾曲部より奥側にも移動部を有するこ
とにより、シャッターの手前側と奥側のいずれの方向か
らでもシャッターを開放することが可能となる。これに
よりカード処理中にカードをカードリーダ内に取り込ん
でシャッターを閉じることが出来るようになり、カード
処理中に誤ってカードを引き抜くなどの誤操作を防止す
ることが可能になるとともに、カード幅検出機能が付加
され異なる種類のカードの誤挿入も防止でき、より信頼
性の高い手動式シャッターを容易に実現できる。
【0039】また、本発明の第15のカードリーダは、
シャッターの傾斜部もしくは湾曲部と、移動部とをそれ
ぞれカード通路内の反対側の側壁近傍に配置したため、
幅の狭いカードをカード挿入口の移動部に押しつけなが
ら挿入した場合、移動部とそれと連動する可動部が移動
し、シャッター開放阻止部はシャッターから外れるが、
カードの幅が狭いために、もう一方の側壁近傍のシャッ
ターの傾斜部もしくは湾曲部をカードで押すことができ
ず、シャッターを開放する力を発生させることができな
い。正規な幅のカードが挿入されたときのみ、一方の側
壁近傍の移動部を移動させながら同時にもう一方の側壁
近傍のシャッターの傾斜部もしくは湾曲部をカードで押
してシャッターを開放させることが出来る。従って、簡
単な構成でカード幅検出機能が付加され異なる種類のカ
ードの誤挿入を防止できるとともに、シャッターが斜め
に傾いて半開きの状態になるという従来の課題も解決で
きる。
【0040】また、本発明の第16のカードリーダは、
移動部をシャッターの手前側と奥側のカード通路内の一
方の側壁近傍に配置し、さらに傾斜部もしくは湾曲部を
シャッターの両面で且つ移動部と反対側の側壁に配置す
ることにより、シャッターの手前側と奥側のいずれの方
向からでもシャッターを開放することが可能となる。こ
れによりカード処理中にカードをカードリーダ内に取り
込んでシャッターを閉じることが出来るようになり、カ
ード処理中に誤ってカードを引き抜くなどの誤操作を防
止することが可能である。
【0041】また、本発明の第17のカードリーダは、
シャッターのカード当接面に凹状部もしくは凸状部を有
し、シャッター溝にもシャッターのそれに応じた凸状部
もしくは凹状部を設けることで、シャッターが閉じた状
態のときにシャッターとシャッター溝との間にカードを
無理矢理押し込もうとしても、前記凹状部もしくは凸状
部の形状が邪魔をしてカードを入れることができず、従
来の課題が解決できる。
【0042】また、本発明の第18のカードリーダは、
シャッター溝の縁の部分に設けた凸状部に、シャッター
溝中心の溝底に向かって傾斜もしくは曲面形状を設ける
ことにより、シャッターが開放状態でカードを挿入した
とき、カードの先端が前記傾斜もしくは曲面形状の部分
で溝の底から離れる方向に誘導されるため、カードがシ
ャッター溝に入って詰まる等の従来の課題を解決し、ス
ムーズなカード搬送が実現できる。
【0043】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0044】図1(a)は本発明の第1の実施の形態に
おけるカードリーダの正面図、同(b)は同カードリー
ダのシャッター機構の構成を示す構成図(平面図)であ
る。
【0045】以上の図において、1はカード挿入口であ
り、カードが挿入及び排出される。2は移動部であり、
本実施例では円筒状のピンで構成され、カード挿入口の
左右の側壁に近い位置に1つずつ配置される。3は可動
部であり、左右対称な位置に一対配置されるとともに、
各々が移動部2を保持し、軸4を中心に図中矢印方向に
回転自在に構成される。軸4はカードリーダ本体8に固
定されている。5は可動部3に設けられたフックであ
る。6は可動部3を図中矢印と反対方向に回転させるた
めのバネであり、左右の可動部に設けられた一対のフッ
ク5に掛けられている。7はフォトセンサであり、内部
に発行部と受光部を具備している。
【0046】以下本実施の形態の動作について説明す
る。図1(b)は、カードが挿入されていないときのシ
ャッターの幅検出機構の状態を示す。左右の可動部3
は、カードが挿入されていない時、バネ6により互いに
引かれて、図1(b)に示す初期状態で停止している。
この時、左右の可動部3の各々に形成された検出レバー
9は、フォトセンサ7の発行部と受光部の間の光路を遮
る位置に停止している。次に、挿入口1にカードが挿入
されると、左右の移動部2は、カードに押されてカード
が通過できる幅寸法位置まで移動する。可動部3は軸4
を中心に回転自在に支持されているため、図中矢印方向
に回転する。その結果検出レバー9が、フォトセンサ7
の光路から外れ、フォトセンサ7は、カードが挿入され
たことを示すカード検出信号を出力することができる。
左右の可動部3のどちらか一方が動作せず、その動作し
なかった側の可動部3の検出レバー9がフォトセンサ7
の光路を遮る状態のままでは、フォトセンサ7のカード
検出信号の状態は初期状態から変化しない。つまり、カ
ードの幅寸法が規定寸法より小さいカードを挿入した時
には、カード検出信号の状態が変化せず、正規な幅寸法
のカードが挿入されたときのみ、カード検出信号の状態
が変化する。以上の説明より本実施の形態ではカード幅
検出を行うことができる。図示はしないが、上記構成に
シャッター板と、シャッター板を開閉動作可能に支持す
るガイドと、シャッター板を開閉させるソレノイド等の
駆動手段を設け、上記カード検出信号により、駆動手段
をON/OFFすることで容易にシャッター機能が実現
できる。
【0047】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0048】図2(a)は本発明の第2の実施の形態に
おけるカードリーダのシャッター機構の構成を示す構成
図(平面図)、同(b)は同カードリーダの正面図であ
る。図3は本発明の第2の実施の形態のカードリーダで
使用されるシャッター板の形状を示す斜視図である。
【0049】10はカード挿入口であり、カードが挿入
及び排出される。11a,11bは移動部であり、本実
施の形態では円筒状のピンで構成され、カード挿入口の
左右の位置に2個の11aが、挿入口よりも奥に入った
左右の位置に2個の11bが配置される。12は可動部
であり、左右対称な位置に一対配置されるとともに、各
々が移動部11a,11bを保持し、左右(図中矢印方
向)に横移動可能に構成される。13は一対の可動部1
2の各々に設けられたフックである。14は可動部12
を図中矢印と反対方向に横移動させ、初期位置に戻すた
めのバネであり、一対のフック13に掛けられている。
15はシャッター開放阻止部であり、可動部12に固定
され、可動部12と共に横移動する。16はシャッター
板であり、図3にその詳細な形状を示す。シャッター板
16は、カードの侵入を規制する壁部16dと、カード
の押す力をシャッター板16を上に押し上げる力に変換
するための傾斜部16aと、シャッター板16が上に押
し上げられるのを規制する肩部16cとで構成される。
尚、初期状態においては、シャッター開放阻止部15が
前記肩部16cの上に乗った状態にあり、シャッター板
16を上から押さえている。18は戻しバネであり、常
にシャッター板16を閉じる方向に力を発生する。17
はカードリーダ本体であり、シャッター機構を納める凹
部と、シャッター板16の傾斜部16aの上下移動をガ
イドするガイド部17a,17bと、シャッター開放阻
止部15が横移動する際に上下方向に動かないよう規制
するためのシャッター開放阻止部押さえガイド17d
と、戻しバネの位置を固定する突起17cとで構成され
る。
【0050】以下本実施の形態の動作について説明す
る。図2(a)は、シャッター機構の初期状態を示す。
左右の可動部12は、外力が加わらない(カードがな
い)時、バネ14により互いに引かれて、図2(a)に
示す初期状態で停止している。次に、挿入口10にカー
ドが挿入されると、左右の移動部11aは、カードに押
されてカードが通過できる幅寸法位置まで移動する。こ
の時可動部12及びシャッター開放阻止部15は、移動
部11aと連動してバネ14の戻し力に逆らいながら、
図中矢印方向に横移動する。すると、シャッター開放阻
止部15がシャッター板16の肩部16cから外れた状
態になる。この状態でカードを更に奥へ押し込むと、カ
ードはシャッター板16の傾斜部16aを押し、その力
によりシャッター板16は戻しバネ18のバネ力に逆ら
いながら上方へ移動し、カードの進入を規制していた壁
部16dが、カードの走行を妨げない状態になる。図示
はしないが、更に奥までカードを押し込み、カード先端
が移動部11bより奥に入った状態をフォトセンサ等で
検出し、カードリーダ内部のカード搬送モータを回転さ
せ、カードを奥へ搬送するよう構成する。カード後端が
シャッター板の壁部16dより外れると、シャッター板
16を押し上げていた力は消失し、シャッター板16は
戻しバネ18のバネ力によりシャッター板16奥側の傾
斜部16aをカード後端で擦りながら下がり始め、壁部
16dがカードの進入を規制する初期位置に戻る。更に
奥へカードが搬送され、カード後端が移動部11bから
外れると、左右の可動部12と移動部11a,11b及
びシャッター開放阻止部15は、ばね14の戻し力によ
り図2(a)に示す初期状態に戻る。
【0051】以上の説明は、カード挿入時のシャッター
の動作を説明したものであるが、カードがカードリーダ
の搬送力により排出される場合も同様の動作となる。な
ぜならば、カード排出時には移動部11bは、収納部1
1aと同様の動作をし、またシャッター板16の構造は
図3に示すようにカードリーダの前後で対称的な傾斜部
16aを有しているからである。
【0052】(実施の形態3)以下、本発明の第3の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0053】図4は本発明の第3の実施の形態における
カードリーダのシャッター機構の構成を示す構成図(平
面図)、同(b)は同カードリーダの正面図である。図
5は本発明の第3の実施の形態のカードリーダで使用さ
れるシャッター板の形状を示す斜視図である。尚、第2
の実施の形態のカードリーダと同一の部品については、
同一の番号を付す。
【0054】10はカード挿入口であり、カードが挿入
及び排出される。11a,11bは移動部であり、本実
施の形態では円筒状のピンで構成され、カード挿入口の
右側の側壁に近い位置に11a、挿入口よりも奥に入っ
た右側の側壁に使い位置に11bが配置される。12は
可動部であり、移動部11a,11bを保持し、図中矢
印方向に横移動可能に構成される。13は可動部12に
設けられたフックである。14は可動部12を図中矢印
と反対方向に横移動させ、初期位置に戻すためのバネで
あり、一端がフック13にそしてもう一端がカードリー
ダの筐体21に設けられたバネ固定フック21eに掛け
られている。15はシャッター開放阻止部であり、可動
部12に固定され、可動部12と共に横移動する。20
はシャッター板であり、図5にその詳細な形状を示す。
シャッター板20は、カードの侵入を規制する壁部20
dと、カードの挿入力をシャッター板20の押し上げ力
に変換するための傾斜部20aと、シャッター板20が
上に押し上げられるのを規制する肩部20cとで構成さ
れる。尚、初期状態においては、シャッター開放阻止部
15が肩部20cの上に乗った状態にあり、シャッター
板20を上から押さえている。18は戻しバネであり、
常にシャッター板20を閉じる方向に力を発生する。2
1はカードリーダ本体であり、シャッター機構を納める
凹部と、シャッター板20の傾斜部20aの上下移動を
ガイドするガイド部21a,21bと、シャッター開放
阻止部15が横移動する際に上下方向に動かないよう規
制するためのシャッター開放阻止部押さえガイド21d
と、戻しバネの位置を固定する突起21cとで構成され
る。
【0055】以下本実施の形態の動作について説明す
る。図4(a)は、シャッター機構の初期状態を示す。
可動部12は、外力が加わらない(カードがない)時、
バネ14により引かれて、図4(a)に示す初期状態で
停止している。次に、挿入口10にカードが挿入される
と、移動部11aは、カードに押されてカードが通過で
きる幅寸法位置まで移動する。この時可動部12及びシ
ャッター開放阻止部15は、移動部11aと連動して、
バネ14の戻し力に逆らいながら、図中矢印方向に横移
動する。すると、シャッター開放阻止部15が前記シャ
ッター板の肩部20cから外れた状態になる。この状態
でカードを更に奥へ押し込むと、カードはシャッター板
の傾斜部20aを押し、その力によりシャッター板20
は戻しバネ18のバネ力に逆らいながら上方へ移動し、
カードの進入を規制していた壁部20dが、カードの走
行を妨げない状態になる。図示はしないが、更に奥まで
カードを押し込み、カード先端が移動部11bより奥に
入った状態をフォトセンサ等で検出し、カードリーダ内
部のカード搬送モータを回転させ、カードを奥へ搬送す
るよう構成する。カード後端がシャッター板20の壁部
20dより外れると、シャッター板20を押し上げてい
た力は消失し、シャッター板20は戻しバネ18のバネ
力によりシャッター板20奥側の傾斜部20aをカード
後端で擦りながら下がり始め、壁部20dがカードの進
入を規制する初期位置に戻る。更に奥へカードが搬送さ
れ、カード後端が移動部11bから外れると、可動部1
2と移動部11a,11b及びシャッター開放阻止部1
5は、ばね14の戻し力により図4(a)に示す初期状
態に戻る。
【0056】以上の説明は、カード挿入時のシャッター
の動作を説明したものであるが、カードがカードリーダ
の搬送力により排出される場合も同様の動作となる。な
ぜならば、カード排出時には移動部11bは、移動部1
1aと同様の動作をし、またシャッター板20の構造は
図5に示すようにカードリーダの前後で対称的な傾斜部
20aを有しているからである。
【0057】(実施の形態4)以下、本発明の第4の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0058】図6は本発明の第4の実施の形態における
カードリーダのシャッター機構の構成を示す要部斜視図
である。図7は本発明の第4の実施の形態におけるカー
ドリーダのシャッターの動作を説明するための要部断面
図である。
【0059】30はカードリーダの筐体下部であり、シ
ャッター溝30aと、シャッター溝30aの縁より溝内
に突き出した複数箇所(本実施例では3箇所)の凸部3
1a,31bと32a,32bと33a,33bとを含
んで構成される。34はシャッター板であり、図示はし
ないが、支持機構及び駆動手段等により図中の矢印方向
に移動可能に構成されている。シャッター板34の先端
は、溝30aと3カ所の凸部の形状に合わせて、3カ所
の凹部35,36,37を有する。
【0060】以下本発明の第4の実施の形態の動作につ
いて図7を用いて詳細に説明する。図7(a)はシャッ
ターが閉じたときの状態を示す。シャッター板34の先
端は、シャッター溝30aに収まり、筐体下部30の凸
部32aと32bは、それぞれシャッター板34の凹部
36に入り込んだ状態となる。この時、カード38をシ
ャッター34とシャッター溝30aとの間に無理矢理押
し込もうとすると、凸部32aと凹部36があるため、
カード38はこの部分で凹凸形状に合わせて変形しよう
とするが、局部的な変形はカードに腰があるために困難
である。従って、シャッターを閉じた状態でカードを押
し込むことは実際には不可能となる。
【0061】図7(b)はシャッターを開放したときの
状態を示す。シャッター板34はカードリーダの筐体上
部に完全に入り込み、カードの進入を阻害しない状態に
なっている。このとき挿入されるカードが、曲がりの少
ない真っ直ぐなカードの場合は、カード先端がシャッタ
ー溝30aに入り込むことも少ないが、カード38が図
に示すような反りカードの場合は、真っ直ぐ挿入しても
シャッター溝30aに入り込もうとする。しかしそのよ
うな場合であっても、図に示すようにカード38の先端
は凸部32bの曲面によって図中矢印の方向へ誘導さ
れ、カード38がシャッター溝30bに詰まる不具合を
大幅に改善できる。
【0062】尚、上記説明において筐体下部30の凸部
31a,31bと32a,32bと33a,33bのシ
ャッター溝に突き出した部分の形状を曲面形状として説
明したが、直線的な傾斜であっても同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。また、シャッター34に図3
に示すような傾斜部16aを設けることにより、特別な
駆動手段を設けることなくシャッターの開放を手動で行
うこともできる。
【0063】(実施の形態5)以下、本発明の第5の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0064】図8は本発明の第5の実施の形態における
カードリーダのシャッター機構の構成を示す要部斜視図
である。
【0065】40はカードリーダの筐体下部であり、シ
ャッター溝40aと、シャッター溝40aの縁より溝内
に突き出した複数箇所(本実施例では3箇所)の凸部4
1a,41bと42a,42bと43a,43bとを含
んで構成される。尚、凸部41a,41bと42a,4
2bと43a,43bは、筐体下部40の平面より上に
突き出して形成されており、カード搬送時のカードと筐
体との間の接触面積を少なくし、摩擦負荷を軽減してい
る。34はシャッター板であり、図示はしないが、支持
機構及び駆動手段等により上下運動可能に構成されてい
る。シャッター板34の先端は、前記溝40aと3カ所
の凸部の形状に合わせて、3カ所の凹部35,36,3
7を有する。尚、本発明の第5の実施の形態における動
作及び作用は、図6及び図7に示す本発明の第4の実施
の形態におけるカードリーダと同一であるため説明を省
略する。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1、第2のカードリーダは、すべての可動部の移動
を1つの検出部で検出するため、電気的な接続が煩雑に
ならない。また、カード幅を直接検出するのでなく、カ
ード幅に応じて変わる可動部の移動量により、間接的に
カード幅を検出するので、検出部がカード搬送路に直接
露出しないため、埃等が詰まって誤動作を発生させるこ
とがない。
【0067】また、本発明の第3のカードリーダは、検
出部をフォトセンサで構成し、その検出範囲に全ての可
動部の一部分を挿入しているため、フォトセンサの信号
が変化するのは、全ての可動部がフォトセンサの検出範
囲から外れた場合であり、その全ての可動部がフォトセ
ンサの検出範囲から外れるのは、適正な幅のカードが挿
入され全ての移動部がカードの幅方向に同時に押された
場合である。従って検出部の信号を監視することで、適
正な幅のカードが挿入されたか否かを検出することが出
来る。
【0068】また、本発明の第4のカードリーダは、フ
ォトセンサを両方の側壁から略均等距離に配置すること
で、一対の可動部の部品の共用化が出来るともに、可動
部を回動する構造としたことで、フォトセンサをカード
リーダに密着させて配置することが出来、幅検出機構を
薄型化できる。
【0069】また、本発明の第5、第6のカードリーダ
は、全ての可動部のシャッター開放阻止部が各々にシャ
ッターの開放を阻止しているため、1つの可動部が移動
するだけでは、シャッターを開放することが出来ない。
そのため、幅の狭いカードをカード挿入口の左右の側壁
の一方に押しつけながら挿入した場合、1つの移動部と
それと連動する1つの可動部が移動するだけで、シャッ
ターは開放しない。従って、シャッターが斜めに傾いて
半開きの状態になるという従来の課題が解決でき、より
信頼性が高くカード幅検出機能を内蔵したシャッターが
実現できる。
【0070】また、本発明の第7のカードリーダは、シ
ャッターに凸状部を設け、その凸状部の肩部分をシャッ
ターの開閉方向には動かずカード幅方向にのみ移動可能
なシャッター開放阻止部で抑えることにより、シャッタ
ーが閉じた状態のときに、下からこじ開けられないよう
にすることができる。
【0071】また、本発明の第8のカードリーダは、ガ
イドによってシャッター開放阻止部がぶれるのを防止す
ることができる。
【0072】また、本発明の第9のカードリーダは、移
動部をシャッターより手前側のカード通路内の両方の側
壁近傍と、シャッターより奥側のカード通路内の両方の
側壁近傍とに配置することにより、シャッターの手前側
と奥側のいずれの方向からでもシャッターを開放するこ
とが可能となる。これによりカード処理中にカードをカ
ードリーダ内に取り込んでシャッターを閉じることが出
来るようになり、カード処理中に誤ってカードを引き抜
くなどの誤操作を防止することが可能である。
【0073】また、本発明の第10、第11のカードリ
ーダは、カード通路へのカードの挿入を阻止するシャッ
ターと、前記カード通路に設けられ前記シャッター先端
が挿入されるシャッター溝とを備えることにより、シャ
ッターが閉じた状態のときにシャッター先端とカード通
路との間に隙間をなくすことができ、埃などの進入を効
果的に防ぐことができる。また、シャッターの一部にカ
ードの押す力をシャッターを開放する力に変換する傾斜
部もしくは湾曲部を設けることにより、シャッターの開
放を手動で行うことが可能となり、さらにシャッターを
閉じる方向に付勢する弾性手段によりカードが無くなれ
ばシャッターを自動で閉じることが可能となるため、シ
ャッター開閉を行う駆動手段を別に設けることなく、簡
単な構造でローコストのシャッターを容易に実現でき
る。
【0074】また、本発明の第12、第13のカードリ
ーダは、カードの押す力をシャッターを開放する力に変
換する傾斜部もしくは湾曲部をカード挿入口側でかつ移
動部よりもカード挿入方向の奥側に配置することによ
り、カードで両方の側壁近傍の移動部を同時に押して移
動させた場合のみ、カードの押す力でシャッターを開放
することができ、カード幅検出機能内蔵の手動式シャッ
ターを実現できる。
【0075】また、本発明の第14のカードリーダは、
シャッターの傾斜部もしくは湾曲部を両面に備え、さら
にシャッターのカード挿入口側の傾斜部もしくは湾曲部
よりカード挿入口側に移動部を有するとともに、反対側
の傾斜部もしくは湾曲部より奥側にも移動部を有するこ
とにより、シャッターの手前側と奥側のいずれの方向か
らでもシャッターを開放することが可能となる。これに
よりカード処理中にカードをカードリーダ内に取り込ん
でシャッターを閉じることが出来るようになり、カード
処理中に誤ってカードを引き抜くなどの誤操作を防止す
ることが可能になるとともに、カード幅検出機能が付加
され異なる種類のカードの誤挿入も防止でき、より信頼
性の高い手動式シャッターを容易に実現できる。
【0076】また、本発明の第15のカードリーダは、
シャッターの傾斜部もしくは湾曲部と、移動部とをそれ
ぞれカード通路内の反対側の側壁近傍に配置したため、
幅の狭いカードをカード挿入口の移動部に押しつけなが
ら挿入した場合、移動部とそれと連動する可動部が移動
し、シャッター開放阻止部はシャッターから外れるが、
カードの幅が狭いために、もう一方の側壁近傍のシャッ
ターの傾斜部もしくは湾曲部をカードで押すことができ
ず、シャッターを開放する力を発生させることができな
い。正規な幅のカードが挿入されたときのみ、一方の側
壁近傍の移動部を移動させながら同時にもう一方の側壁
近傍のシャッターの傾斜部もしくは湾曲部をカードで押
してシャッターを開放させることが出来る。従って、簡
単な構成でカード幅検出機能が付加され異なる種類のカ
ードの誤挿入を防止できるとともに、シャッターが斜め
に傾いて半開きの状態になるという従来の課題も解決で
きる。
【0077】また、本発明の第16のカードリーダは、
移動部をシャッターの手前側と奥側のカード通路内の一
方の側壁近傍に配置し、さらに傾斜部もしくは湾曲部を
シャッターの両面で且つ移動部と反対側の側壁に配置す
ることにより、シャッターの手前側と奥側のいずれの方
向からでもシャッターを開放することが可能となる。こ
れによりカード処理中にカードをカードリーダ内に取り
込んでシャッターを閉じることが出来るようになり、カ
ード処理中に誤ってカードを引き抜くなどの誤操作を防
止することが可能である。
【0078】また、本発明の第17のカードリーダは、
シャッターのカード当接面に凹状部もしくは凸状部を有
し、シャッター溝にもシャッターのそれに応じた凸状部
もしくは凹状部を設けることで、シャッターが閉じた状
態のときにシャッターとシャッター溝との間にカードを
無理矢理押し込もうとしても、前記凹状部もしくは凸状
部の形状が邪魔をしてカードを入れることができず、従
来の課題が解決できる。
【0079】また、本発明の第18のカードリーダは、
シャッター溝の縁の部分に設けた凸状部に、シャッター
溝中心の溝底に向かって傾斜もしくは曲面形状を設ける
ことにより、シャッターが開放状態でカードを挿入した
とき、カードの先端が前記傾斜もしくは曲面形状の部分
で溝の底から離れる方向に誘導されるため、カードがシ
ャッター溝に入って詰まる等の従来の課題を解決し、ス
ムーズなカード搬送が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態におけるカ
ードリーダの正面図 (b)は同カードリーダのシャッター機構の構成を示す
構成図
【図2】(a)は本発明の第2の実施の形態におけるカ
ードリーダのシャッター機構の構成を示す構成図 (b)は同カードリーダの正面図
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるカードリー
ダで使用されるシャッター板の形状を示す斜視図
【図4】(a)は本発明の第3の実施の形態におけるカ
ードリーダのシャッター機構の構成を示す構成図 (b)は同カードリーダの正面図
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるカードリー
ダで使用されるシャッター板の形状を示す斜視図
【図6】本発明の第4の実施の形態におけるカードリー
ダのシャッター機構の構成を示す要部斜視図
【図7】(a)は本発明の第4の実施の形態におけるカ
ードリーダのシャッターの動作を説明するためのシャッ
ターが閉じた状態の要部断面図 (b)は同シャッターを開放したときの状態を示す要部
断面図
【図8】本発明の第5の実施の形態におけるカードリー
ダのシャッター機構の構成を示す要部斜視図
【図9】従来の第1のカードリーダのシャッター機構の
構成を示す要部斜視図
【図10】(a)は従来の第2のカードリーダのシャッ
ターの内部構造を示す要部断面図 (b)は同カードリーダの正面図
【図11】従来の第3のカードリーダのシャッター部分
の構造を示す要部斜視図
【図12】(a)は従来の第3のカードリーダのシャッ
ターが閉じた状態の時の問題を説明するための要部断面
図 (b)は同カードリーダのシャッターが開いた状態の時
の問題を説明するための要部断面図
【符号の説明】
1,10 カード挿入口 2,11a,11b 移動部 3,12 可動部 4 軸 5,13 フック 6,14 バネ 7 フォトセンサ 8,17,21 カードリーダ本体 9 検出レバー 15 シャッター開放阻止部 16,20,34 シャッター板 16a,20a シャッター板の傾斜部 16c,20c シャッター板の肩部 16d,20d シャッター板の壁部 17a,17b,21a,21b ガイド部 17c,21c 突起 17d,21d シャッター開放阻止部押さえガイド 18 戻しバネ 21e バネ固定フック 30,40 カードリーダ筐体下部 30a,40a シャッター溝 31a,31b,32a,32b,33a,33b 凸
部 35,36,37 凹部 38 カード 41a,41b,42a,42b,43a,43b 凸

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード通路と、前記カード通路へのカード
    の挿入を阻止するシャッターと、前記シャッターを開閉
    動作可能に支持するガイド手段と、前記カード通路内の
    両方の側壁近傍に設けられるとともに前記カード通路に
    挿入されたカードに押されて前記側壁に近づくようにも
    しくは前記側壁内に移動する移動部と、前記移動部ごと
    に接続されるとともに一部分が検出部に達する可動部と
    を備え、前記検出部は前記全ての可動部が移動したこと
    を検出して前記シャッターを開放するカードリーダ。
  2. 【請求項2】可動部を初期位置に戻す弾性手段を備えた
    請求項1記載のカードリーダ。
  3. 【請求項3】検出部は1つのフォトセンサーであり、前
    記フォトセンサーの検出可能範囲に全ての可動部の一部
    分が挿入された請求項1記載のカードリーダ。
  4. 【請求項4】フォトセンサーはカード通路の両方の側壁
    から略均等距離にあるとともに、可動部は移動部との接
    続点以外でかつ前記フォトセンサーの挿入部以外のいず
    れかの部分に支点を有し、この支点を中心に回動するも
    のである請求項1から3のいずれかに記載のカードリー
    ダ。
  5. 【請求項5】カード通路と、前記カード通路へのカード
    の挿入を阻止するシャッターと、前記カード通路内の両
    方の側壁近傍に設けられるとともに前記カード通路に挿
    入されたカードによりカードの幅方向に押されて前記カ
    ード通路の側壁に近づくようにもしくは前記側壁内に移
    動する移動部と、前記移動部ごとに接続されるとともに
    一部分にシャッター開放阻止部を備え前記移動部に連動
    してカード幅方向に移動可能に支持された可動部とを備
    え、前記全ての可動部が移動することにより前記シャッ
    ターが開放するカードリーダ。
  6. 【請求項6】シャッターを開閉動作可能に支持するガイ
    ド手段と、前記シャッターを閉じる方向に付勢する第1
    の弾性手段と、可動部を初期位置に戻す第2の弾性手段
    とを備えた請求項5記載のカードリーダ。
  7. 【請求項7】シャッターはカード通路外に凸状部を有
    し、可動部のシャッター開放阻止部は前記凸状部の肩部
    分にあってシャッターの開放を阻止する請求項5または
    6記載のカードリーダ。
  8. 【請求項8】シャッター開放阻止部が上下に動くのを規
    制するガイドを備えた請求項5から7のいずれかに記載
    のカードリーダ。
  9. 【請求項9】移動部は、シャッターより手前側のカード
    通路内の両方の側壁近傍と、シャッターより奥側のカー
    ド通路内の両方の側壁近傍とに配置され、同一側壁側の
    移動部は全て同一の可動部に接続された請求項5から8
    のいずれかに記載のカードリーダ。
  10. 【請求項10】カード通路と、前記カード通路へのカー
    ドの挿入を阻止するシャッターと、前記カード通路に設
    けられ前記シャッター先端が挿入されるシャッター溝と
    を備え、前記シャッターはカード通路内にカードの押す
    力をシャッターを開放する力に変換する傾斜部もしくは
    湾曲部を有するカードリーダ。
  11. 【請求項11】シャッターを開閉動作可能に支持するガ
    イド手段と、前記シャッターを閉じる方向に付勢する弾
    性手段とを備えた請求項10記載のカードリーダ。
  12. 【請求項12】傾斜部もしくは湾曲部はカード挿入口側
    でかつ移動部よりもカード挿入方向の奥側に存する請求
    項10または11記載のカードリーダ。
  13. 【請求項13】カード通路内の両方の側壁近傍に設けら
    れるとともに前記カード通路に挿入されたカードにより
    カードの幅方向に押されて前記カード通路の側壁に近づ
    くようにもしくは前記側壁内に移動する移動部と、一部
    分にシャッター開放阻止部を有し前記移動部ごとに接続
    されるとともに前記移動部に連動してカード幅方向に移
    動可能に支持された可動部と、前記可動部を初期位置に
    戻す弾性手段と、傾斜部もしくは湾曲部を有するシャッ
    ターとを含んで構成され、前記傾斜部もしくは湾曲部は
    カード挿入口側でかつ前記移動部よりもカード挿入方向
    の奥側に存する請求項12記載のカードリーダ。
  14. 【請求項14】シャッターは傾斜部もしくは湾曲部を両
    面に有し、前記シャッターのカード挿入口側の傾斜部も
    しくは湾曲部より前記カード挿入口側に移動部を有する
    とともに、反対側の傾斜部もしくは湾曲部より奥側にも
    移動部を有する請求項11から13のいずれかに記載の
    カードリーダ。
  15. 【請求項15】カード通路と、前記カード通路へのカー
    ドの挿入を阻止するシャッターと、前記カード通路内の
    一方の側壁近傍に設けられるとともに前記カード通路に
    挿入されたカードに押されて前記カード通路の側壁に近
    づくようにもしくは前記側壁内に移動する移動部と、一
    部分にシャッター開放阻止部を有し前記移動部に接続さ
    れるとともに前記移動部に連動してカード幅方向に移動
    可能に支持された可動部とを備え、前記シャッターは、
    カード通路内の移動部と反対側の側壁近傍に、カードの
    押す力をシャッターを開放する力に変換する傾斜部もし
    くは湾曲部を有するカードリーダ。
  16. 【請求項16】カード通路内の一方の側壁近傍でかつ、
    シャッターより手前側および奥側の双方に移動部を配置
    し、前記全ての移動部は同一の可動部に接続され、シャ
    ッターは傾斜部もしくは湾曲部を両面に有し、前記傾斜
    部もしくは湾曲部の位置を前記移動部と反対側の側壁近
    傍になるように構成した請求項15記載のカードリー
    ダ。
  17. 【請求項17】カード通路に設けられシャッター先端が
    挿入されるシャッター溝を備え、前記シャッターのカー
    ド当接面が凹状部もしくは凸状部を有するとともに、前
    記シャッター溝が前記シャッターの凹状部もしくは凸状
    部に応じた凸状部もしくは凹状部を有するカードリー
    ダ。
  18. 【請求項18】シャッター溝はシャッターより手前側と
    奥側の縁の部分に凸状部を有し、各々の凸状部はシャッ
    ター溝中心の溝底に向かって傾斜もしくは曲面形状を有
    する請求項17記載のカードリーダ。
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