JPH1185295A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH1185295A
JPH1185295A JP9244446A JP24444697A JPH1185295A JP H1185295 A JPH1185295 A JP H1185295A JP 9244446 A JP9244446 A JP 9244446A JP 24444697 A JP24444697 A JP 24444697A JP H1185295 A JPH1185295 A JP H1185295A
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power supply
potential
circuit
input
power
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JP9244446A
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Inventor
Osamu Kano
治 狩野
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに異なる大きさの電位を印加する複数の
電源を備えていても、入力端子に、保護回路の電源入力
端子が接続している電源が印加する電位以上の電位の信
号を入力することはできないという課題があった。 【解決手段】 互いに異なる大きさの電位を印加する2
つの電源が印加する電位の大きさを比較する電源比較回
路12と、電源比較回路12の比較結果に基づいて、2
つの電源のうち大きな電位を印加する電源を選択する電
源切換回路13とから構成される電源比較切換回路4を
備え、電源比較切換回路4で選択された電源を保護回路
3の第1の電源入力端子10が接続する電源として用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CMOS構造の
保護回路を備えた半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.図4は従来例1のCMOS構造の保護回路を
備えた半導体集積回路の構成を示す回路図である。図4
において、101は外部からの信号が入力する入力端
子、102は入力端子101に入力した信号が出力する
出力端子、103は入力端子101から出力端子102
に到る経路に設けられたCMOS構造の保護回路、10
4は出力端子102に接続されたA−D変換器である。
保護回路103において、105はPチャネルトランジ
スタ、106はNチャネルトランジスタ、107は第1
のダイオード、108は第2のダイオード、109はV
CC1電位を印加する電源に接続された第1の電源入力
端子、110は接地電位が印加される接地端子である。
A−D変換器104において、111はVCC2電位を
印加する電源に接続された第2の電源入力端子である。
【0003】Pチャネルトランジスタ105のゲート、
ソースおよび基板は第1の電源入力端子109に接続さ
れ、ドレインは入力端子101から出力端子102に到
る経路に接続されている。
【0004】Nチャネルトランジスタ106のゲート、
ソースおよび基板は接地端子110に接続され、ドレイ
ンは入力端子101から出力端子102に到る経路に接
続されている。
【0005】第1のダイオード107のカソードは第1
の電源入力端子109に接続され、アノードは入力端子
101から出力端子102に到る経路に接続されてい
る。第1のダイオード107はPチャネルトランジスタ
105のN型半導体から成る基板とP型半導体から成る
ドレインとで構成されている。
【0006】第2のダイオード108のカソードは入力
端子101から出力端子102に到る経路に接続され、
アノードは接地端子110に接続されている。第2のダ
イオード108はNチャネルトランジスタ106のN型
半導体から成るドレインとP型半導体から成る基板とで
構成されている。
【0007】なお、図4中には、第1の電源入力端子1
09の電位をVCC1と示し、第2の電源入力端子11
1の電位をVCC2と示している。
【0008】次に動作について説明する。VCC1電位
以上の電位のサージが入力端子101に入力すると、第
1のダイオード107が順方向になり、第1のダイオー
ド107に電流が流れることにより、出力端子102に
接続されたA−D変換器104が保護される。また、接
地電位以下の電位のサージが入力端子101に入力する
と、第2のダイオード108が順方向となり、第2のダ
イオード108に電流が流れることにより、出力端子1
02に接続されたA−D変換器104が保護される。
【0009】従来例2.図5は従来例2のCMOS構造
の保護回路を備えた半導体集積回路の構成を示す回路図
である。図5において、121は外部からの信号が入力
し、内部からの信号が出力する入出力端子、122は入
出力端子121に入力した信号が出力する出力端子、1
23は入出力端子121から出力端子122に到る経路
に設けられたCMOS構造の保護回路、124は入出力
端子121を外部からの信号が入力する入力端子として
用いるか、内部からの信号が出力する出力端子として用
いるかを制御するポート出力制御回路、125は出力端
子122に接続されたA−D変換器である。保護回路1
23において、126はPチャネルトランジスタ、12
7はNチャネルトランジスタ、128は第1のダイオー
ド、129は第2のダイオード、130はVCC1電位
を印加する電源に接続された第1の電源入力端子、13
1は接地電位が印加される接地端子である。ポート出力
制御回路124において、132はNAND回路、13
3はNOR回路、134はNOT回路である。A−D変
換器125において、135はVCC2電位を印加する
電源に接続された第2の電源入力端子である。
【0010】Pチャネルトランジスタ126のゲートは
NAND回路132の出力に接続され、ソースおよび基
板は第1の電源入力端子130に接続され、ドレインは
入出力端子121から出力端子122に到る経路に接続
されている。
【0011】Nチャネルトランジスタ127のゲートは
NOR回路133の出力に接続され、ソースおよび基板
は接地端子131に接続され、ドレインは入出力端子1
21から出力端子122に到る経路に接続されている。
【0012】第1のダイオード128のカソードは第1
の電源入力端子130に接続され、アノードは入出力端
子121から出力端子122に到る経路に接続されてい
る。第1のダイオード128はPチャネルトランジスタ
126のN型半導体から成る基板とP型半導体から成る
ドレインとで構成されている。
【0013】第2のダイオード129のカソードは入出
力端子121から出力端子122に到る経路に接続さ
れ、アノードは接地端子131に接続されている。第2
のダイオード129はNチャネルトランジスタ127の
N型半導体から成るドレインとP型半導体から成る基板
とで構成されている。
【0014】NAND回路132の出力はPチャネルト
ランジスタ126のゲートに接続され、一方の入力はデ
ータラッチに接続され、他方の入力は方向レジスタに接
続されている。NAND回路132の図示していない電
源入力端子はVCC1電位を印加する電源に接続されて
いる。
【0015】NOR回路133の出力はNチャネルトラ
ンジスタ127のゲートに接続され、一方の入力はデー
タラッチに接続され、他方の入力はNOT回路134の
出力に接続されている。NOR回路133の図示してい
ない電源入力端子はVCC1電位を印加する電源に接続
されている。
【0016】NOT回路134の出力はNOR回路13
3の他方の入力に接続され、入力は方向レジスタに接続
されている。NOT回路134の図示していない電源入
力端子はVCC1電位を印加する電源に接続されてい
る。
【0017】なお、図5中には、第1の電源入力端子1
30の電位をVCC1と示し、第2の電源入力端子13
5の電位をVCC2と示している。
【0018】次に動作について説明する。方向レジスタ
の出力が“L”のとき、NAND回路132の出力は
“H”となるため、Pチャネルトランジスタ126はO
FFとなる。また、方向レジスタの出力が“L”のと
き、NOT回路134の出力は“H”となり、NOR回
路133の出力は“L”となるため、Nチャネルトラン
ジスタ127はOFFとなる。このように、方向レジス
タの出力が“L”のとき、Pチャネルトランジスタ12
6はOFFとなり、Nチャネルトランジスタ127はO
FFとなるため、入出力端子121はハイインピーダン
ス状態となり、入出力端子121は外部からの信号が入
力する入力端子として用いられる。
【0019】入出力端子121が入力端子として用いら
れているとき、VCC1電位以上の電位のサージが入出
力端子121に入力すると、第1のダイオード128が
順方向になり、第1のダイオード128に電流が流れる
ことにより、出力端子122に接続されたA−D変換器
125が保護される。また、接地電位以下の電位のサー
ジが入出力端子121に入力すると、第2のダイオード
129が順方向となり、第2のダイオード129に電流
が流れることにより、出力端子122に接続されたA−
D変換器125が保護される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来例1の半導体集積
回路は以上のように構成されているので、入力端子10
1に、VCC1電位以上の電位の信号を入力すると、第
1のダイオード107が順方向となり、第1のダイオー
ド107に電流が流れてしまう。従って、互いに異なる
大きさの電位を印加する複数の電源を備えていても、入
力端子101に、保護回路103の第1の電源入力端子
109が接続している電源が印加するVCC1電位以上
の電位の信号を入力することはできないという課題があ
った。
【0021】すなわち、A−D変換器104の第2の電
源入力端子111はVCC2電位を印加する電源に接続
しているので、本来、A−D変換器104は接地電位か
らVCC2電位までA−D変換可能であるが、VCC2
電位がVCC1電位より高い場合、VCC1電位以上の
電位の信号を入力端子101に入力することができない
ため、A−D変換器104の変換可能範囲は実質的に狭
くなる。
【0022】また、保護回路103の第1の電源入力端
子109が接続している電源からの電位の供給が停止し
た場合、保護回路103を構成するPチャネルトランジ
スタ105のソースおよび基板がオープン状態となる。
従って、第1のダイオード107が動作しなくなり、保
護回路103が動作しなくなるという課題があった。
【0023】また、従来例2の半導体集積回路は以上の
ように構成されているので、入出力端子121を入力端
子として用いる場合に、従来例1と同様の課題があっ
た。
【0024】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、互いに異なる大きさの電位を印加
する複数の電源のうち最も大きな電位を印加する電源を
保護回路の電源入力端子が接続する電源として用いる構
成の半導体集積回路を得ることを目的とする。
【0025】また、この発明は複数の電源のうちのある
電源からの電位の供給が停止した場合でも保護回路が動
作しなくなることのない半導体集積回路を得ることを目
的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路は、互いに異なる大きさの電位を印加する2つの
電源が印加する電位の大きさを比較する電源比較回路
と、電源比較回路の比較結果に基づいて、2つの電源の
うち大きな電位を印加する電源を選択する電源切換回路
とから構成される電源比較切換回路を備え、電源比較切
換回路で選択された電源を保護回路の電源入力端子が接
続する電源として用いるものである。
【0027】この発明に係る半導体集積回路は、互いに
異なる大きさの電位を印加する3以上の電源のうち2つ
の電源が印加する電位の大きさを比較する電源比較回路
と、電源比較回路の比較結果に基づいて、2つの電源の
うち大きな電位を印加する電源を選択する電源切換回路
とから構成される電源比較切換回路を複数段備え、前段
の電源比較切換回路で選択された電源を後段の電源比較
切換回路で比較する2つの電源のうちの一方の電源と
し、最終段の電源比較切換回路で選択された電源を保護
回路の電源入力端子が接続する電源として用いるもので
ある。
【0028】この発明に係る半導体集積回路は、互いに
異なる大きさの電位を印加する2つの電源が印加する電
位の大きさを比較する電源比較回路と、電源比較回路の
比較結果に基づいて、2つの電源のうち大きな電位を印
加する電源を選択する電源切換回路とから構成される電
源比較切換回路を備え、電源比較切換回路で選択された
電源を保護回路およびポート出力制御回路の電源入力端
子が接続する電源として用いるものである。
【0029】この発明に係る半導体集積回路は、互いに
異なる大きさの電位を印加する3以上の電源のうち2つ
の電源が印加する電位の大きさを比較する電源比較回路
と、電源比較回路の比較結果に基づいて、2つの電源の
うち大きな電位を印加する電源を選択する電源切換回路
とから構成される電源比較切換回路を複数段備え、前段
の電源比較切換回路で選択された電源を後段の電源比較
切換回路で比較する2つの電源のうちの一方の電源と
し、最終段の電源比較切換回路で選択された電源を保護
回路およびポート出力制御回路の電源入力端子が接続す
る電源として用いるものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるC
MOS構造の保護回路を備えた半導体集積回路の構成を
示す回路図である。図1において、1は外部からの信号
が入力する入力端子、2は入力端子1に入力した信号が
出力する出力端子、3は入力端子1から出力端子2に到
る経路に設けられたCMOS構造の保護回路、4は互い
に異なる大きさの電位を印加する2つの電源が印加する
電位の大きさを比較し、2つの電源のうち大きな電位を
印加する電源を選択する電源比較切換回路、5は出力端
子2に接続されたA−D変換器である。
【0031】保護回路3において、6は第1のPチャネ
ルトランジスタ、7は第1のNチャネルトランジスタ、
8は第1のダイオード、9は第2のダイオード、10は
後述する第1の電源出力端子38に接続された第1の電
源入力端子(電源入力端子)、11は接地電位が印加さ
れる第1の接地端子である。
【0032】電源比較切換回路4において、12は互い
に異なる大きさの電位を印加する2つの電源が印加する
電位の大きさを比較する電源比較回路、13は電源比較
回路12の比較結果に基づいて、2つの電源のうち大き
な電位を印加する電源を選択する電源切換回路である。
電源比較回路12において、14は比較器、15は第1
の抵抗、16は第2の抵抗、17は第3の抵抗、18は
第4の抵抗、19はVCC2電位を印加する電源に接続
された第2の電源入力端子、20はVCC1電位を印加
する電源に接続された第3の電源入力端子、21は接地
電位が印加される第2の接地端子、22は接地電位が印
加される第3の接地端子である。電源切換回路13にお
いて、23は第2のPチャネルトランジスタ、24は第
3のPチャネルトランジスタ、25は第4のPチャネル
トランジスタ、26は第5のPチャネルトランジスタ、
27は第2のNチャネルトランジスタ、28は第3のN
チャネルトランジスタ、29は第3のダイオード、30
は第4のダイオード、31はNOT回路、32はVCC
1電位を印加する電源に接続された第4の電源入力端
子、33はVCC2電位を印加する電源に接続された第
5の電源入力端子、34はVCC1電位を印加する電源
に接続された第6の電源入力端子、35はVCC2電位
を印加する電源に接続された第7の電源入力端子、36
は接地電位が印加される第4の接地端子、37は接地電
位が印加される第5の接地端子、38は第1の電源出力
端子、39は第2の電源出力端子である。
【0033】A−D変換器5において、40はVCC2
電位を印加する電源に接続された第8の電源入力端子で
ある。
【0034】第1のPチャネルトランジスタ6のゲー
ト、ソースおよび基板は第1の電源入力端子10に接続
され、ドレインは入力端子1から出力端子2に到る経路
に接続されている。
【0035】第1のNチャネルトランジスタ7のゲー
ト、ソースおよび基板は第1の接地端子11に接続さ
れ、ドレインは入力端子1から出力端子2に到る経路に
接続されている。
【0036】第1のダイオード8のカソードは第1の電
源入力端子10に接続され、アノードは入力端子1から
出力端子2に到る経路に接続されている。第1のダイオ
ード8は第1のPチャネルトランジスタ6のN型半導体
から成る基板とP型半導体から成るドレインとで構成さ
れている。
【0037】第2のダイオード9のカソードは入力端子
1から出力端子2に到る経路に接続され、アノードは第
1の接地端子11に接続されている。第2のダイオード
9は第1のNチャネルトランジスタ7のN型半導体から
成るドレインとP型半導体から成る基板とで構成されて
いる。
【0038】比較器14の出力は第3のNチャネルトラ
ンジスタ28のゲートおよびNOT回路31の入力に接
続され、プラス側の入力は第1の抵抗15と第2の抵抗
16との接続点に接続され、マイナス側の入力は第3の
抵抗17と第4の抵抗18との接続点に接続されてい
る。比較器14の図示していない電源入力端子は第2の
電源出力端子39に接続されている。
【0039】第1の抵抗15と第2の抵抗16とは直列
に接続され、第1の抵抗15の第2の抵抗16と接続す
る側と反対側の端部は第2の電源入力端子19に接続さ
れ、第2の抵抗16の第1の抵抗15と接続する側と反
対側の端部は第2の接地端子21に接続され、第1の抵
抗15と第2の抵抗16との接続点は比較器14のプラ
ス側の入力に接続されている。
【0040】第3の抵抗17と第4の抵抗18とは直列
に接続され、第3の抵抗17の第4の抵抗18と接続す
る側と反対側の端部は第3の電源入力端子20に接続さ
れ、第4の抵抗18の第3の抵抗17と接続する側と反
対側の端部は第3の接地端子22に接続され、第3の抵
抗17と第4の抵抗18との接続点は比較器14のマイ
ナス側の入力に接続されている。
【0041】第1の抵抗15の抵抗値と第3の抵抗17
の抵抗値は同じ値であり、第2の抵抗16の抵抗値と第
4の抵抗18の抵抗値は同じ値である。
【0042】第2のPチャネルトランジスタ23のゲー
トは第4のPチャネルトランジスタ25のドレイン、第
5のPチャネルトランジスタ26のゲートおよび第2の
Nチャネルトランジスタ27のドレインに接続され、ソ
ースおよび基板は第4の電源入力端子32に接続され、
ドレインは第3のPチャネルトランジスタ24のドレイ
ンおよび第1の電源出力端子38に接続されている。
【0043】第3のPチャネルトランジスタ24のゲー
トは第4のPチャネルトランジスタ25のゲート、第5
のPチャネルトランジスタ26のドレインおよび第3の
Nチャネルトランジスタ28のドレインに接続され、ソ
ースおよび基板は第5の電源入力端子33に接続され、
ドレインは第2のPチャネルトランジスタ23のドレイ
ンおよび第1の電源出力端子38に接続されている。
【0044】第4のPチャネルトランジスタ25のゲー
トは第3のPチャネルトランジスタ24のゲート、第5
のPチャネルトランジスタ26のドレインおよび第3の
Nチャネルトランジスタ28のドレインに接続され、ソ
ースおよび基板は第5のPチャネルトランジスタ26の
ソースおよび基板、第3のダイオード29のカソード、
第4のダイオード30のカソード並びに第2の電源出力
端子39に接続され、ドレインは第2のPチャネルトラ
ンジスタ23のゲート、第5のPチャネルトランジスタ
26のゲートおよび第2のNチャネルトランジスタ27
のドレインに接続されている。
【0045】第5のPチャネルトランジスタ26のゲー
トは第2のPチャネルトランジスタ23のゲート、第4
のPチャネルトランジスタ25のドレインおよび第2の
Nチャネルトランジスタ27のドレインに接続され、ソ
ースおよび基板は第4のPチャネルトランジスタ25の
ソースおよび基板、第3のダイオード29のカソード、
第4のダイオード30のカソード並びに第2の電源出力
端子39に接続され、ドレインは第3のPチャネルトラ
ンジスタ24のゲート、第4のPチャネルトランジスタ
25のゲートおよび第3のNチャネルトランジスタ28
のドレインに接続されている。
【0046】第2のNチャネルトランジスタ27のゲー
トはNOT回路31の出力に接続され、ソースおよび基
板は第4の接地端子36に接続され、ドレインは第2の
Pチャネルトランジスタ23のゲート、第4のPチャネ
ルトランジスタ25のドレインおよび第5のPチャネル
トランジスタ26のゲートに接続されている。
【0047】第3のNチャネルトランジスタ28のゲー
トは比較器14の出力に接続され、ソースおよび基板は
第5の接地端子37に接続され、ドレインは第3のPチ
ャネルトランジスタ24のゲート、第4のPチャネルト
ランジスタ25のゲートおよび第5のPチャネルトラン
ジスタ26のドレインに接続されている。
【0048】第3のダイオード29のカソードは第4の
Pチャネルトランジスタ25のソースおよび基板、第5
のPチャネルトランジスタ26のソースおよび基板、第
4のダイオード30のカソード並びに第2の電源出力端
子39に接続され、アノードは第6の電源入力端子34
に接続されている。
【0049】第4のダイオード30のカソードは第4の
Pチャネルトランジスタ25のソースおよび基板、第5
のPチャネルトランジスタ26のソースおよび基板、第
3のダイオード29のカソード並びに第2の電源出力端
子39に接続され、アノードは第7の電源入力端子35
に接続されている。
【0050】NOT回路31の出力は第2のNチャネル
トランジスタ27のゲートに接続され、入力は比較器1
4の出力に接続されている。NOT回路31の図示して
いない電源入力端子は第2の電源出力端子39に接続さ
れている。
【0051】なお、図1中には、第1の電源入力端子1
0の電位をVCC3と示し、第2の電源入力端子19の
電位をVCC2と示し、第3の電源入力端子20の電位
をVCC1と示し、第4の電源入力端子32の電位をV
CC1と示し、第5の電源入力端子33の電位をVCC
2と示し、第6の電源入力端子34の電位をVCC1と
示し、第7の電源入力端子35の電位をVCC2と示
し、第8の電源入力端子40の電位をVCC2と示し、
第1の電源出力端子38の電位をVCC3と示し、第2
の電源出力端子39の電位をVCC4と示している。
【0052】次に動作について説明する。電源比較回路
12の動作について説明する。比較器14のプラス側の
入力に、第2の電源入力端子19が接続している電源が
印加するVCC2電位を第1および第2の抵抗15およ
び16により分割して得られる値の電位が印加され、マ
イナス側の入力に、第3の電源入力端子20が接続して
いる電源が印加するVCC1電位を第3および第4の抵
抗17および18により分割して得られる値の電位が印
加される。
【0053】VCC2電位がVCC1電位より高い場
合、比較器14のプラス側の入力に印加される電位がマ
イナス側の入力に印加される電位より高くなるため、比
較器14の出力は“H”となる。一方、VCC2電位が
VCC1電位より低い場合、比較器14のプラス側の入
力に印加される電位がマイナス側の入力に印加される電
位より低くなるため比較器14の出力は“L”となる。
【0054】このように、電源比較回路12では、第2
の電源入力端子19が接続している電源が印加するVC
C2電位の大きさと第3の電源入力端子20が接続して
いる電源が印加するVCC1電位の大きさとが比較され
る。すなわち、VCC2電位がVCC1電位より高い場
合、比較結果である比較器14の出力が“H”となり、
VCC2電位がVCC1電位より低い場合、比較結果で
ある比較器14の出力が“L”となる。
【0055】電源切換回路13の動作について説明す
る。VCC2電位がVCC1電位より高い場合、比較器
14の出力は“H”となるため、第3のNチャネルトラ
ンジスタ28はONとなる。また、NOT回路31の出
力は“L”となるため、第2のNチャネルトランジスタ
27はOFFとなる。
【0056】また、この場合、第3のNチャネルトラン
ジスタ28はONとなるため、第3および第4のPチャ
ネルトランジスタ24および25のゲート電極に接地電
位が印加され、第3および第4のPチャネルトランジス
タ24および25はONとなる。
【0057】さらに、この場合、第4のPチャネルトラ
ンジスタ25はONとなるため、第2および第5のPチ
ャネルトランジスタ23および26のゲート電極に第3
および第4のダイオード29および30のカソード側の
電位が印加される。VCC2電位がVCC1電位より高
いので、第3および第4のダイオード29および30の
カソード側の電位は、VCC2電位から第4のダイオー
ド30のしきい値VTだけ低い値(VCC2−VT)と
なるため、第2および第5のPチャネルトランジスタ2
3および26はOFFとなる。
【0058】結局、VCC2電位がVCC1電位より高
い場合、第2のPチャネルトランジスタ23はOFF、
第3のPチャネルトランジスタ24はONとなるため、
第1の電源出力端子38の電位はVCC2となる。ま
た、第2の電源出力端子39の電位はVCC2−VTと
なる。
【0059】一方、VCC2電位がVCC1電位より低
い場合、比較器14の出力は“L”となるため、第3の
Nチャネルトランジスタ28はOFFとなる。また、N
OT回路31の出力は“H”となるため、第2のNチャ
ネルトランジスタ27はONとなる。
【0060】また、この場合、第2のNチャネルトラン
ジスタ27はONとなるため、第2および第3のPチャ
ネルトランジスタ23および26のゲート電極に接地電
位が印加され、第2および第5のPチャネルトランジス
タ23および26はONとなる。
【0061】さらに、この場合、第5のPチャネルトラ
ンジスタ26はONとなるため、第3および第4のPチ
ャネルトランジスタ24および25のゲート電極に第3
および第4のダイオード29および30のカソード側の
電位が印加される。VCC2電位がVCC1電位より低
いので、第3および第4のダイオード29および30の
カソード側の電位は、VCC1電位から第3のダイオー
ド29のしきい値VTだけ低い値(VCC1−VT)と
なるため、第3および第4のPチャネルトランジスタ2
4および25はOFFとなる。
【0062】結局、VCC2電位がVCC1電位より低
い場合、第2のPチャネルトランジスタ23はON、第
3のPチャネルトランジスタ24はOFFとなるため、
第1の電源出力端子38の電位はVCC1となる。ま
た、第2の電源出力端子39の電位はVCC1−VTと
なる。
【0063】このように、電源切換回路13では、電源
比較回路12の比較結果である比較器14の出力に基づ
いて、VCC1電位を印加する電源およびVCC2電位
を印加する電源のうち大きな電位を印加する電源が選択
される。すなわち、VCC2電位がVCC1電位より高
い場合、電源比較回路12の比較結果である比較器14
の出力“H”に基づいて、第2のPチャネルトランジス
タ23がOFF、第3のPチャネルトランジスタ24が
ONとなるため、VCC1電位を印加する電源およびV
CC2電位を印加する電源のうちVCC2電位を印加す
る電源が選択され、第1の電源出力端子38の電位はV
CC2となる。一方、VCC2電位がVCC1電位より
低い場合、電源比較回路12の比較結果である比較器1
4の出力“L”に基づいて、第2のPチャネルトランジ
スタ23がON、第3のPチャネルトランジスタ24が
OFFとなるため、VCC1電位を印加する電源および
VCC2電位を印加する電源のうちVCC1電位を印加
する電源が選択され、第1の電源出力端子38の電位は
VCC1となる。
【0064】保護回路3の動作について説明する。VC
C2電位がVCC1電位より高い場合、第1の電源出力
端子38の電位はVCC2となるため、第1の電源出力
端子38に接続している保護回路3の第1の電源入力端
子10の電位はVCC2となる。
【0065】一方、VCC2電位がVCC1電位より低
い場合、第1の電源出力端子38の電位はVCC1とな
るため、第1の電源出力端子38に接続している保護回
路3の第1の電源入力端子10の電位はVCC1とな
る。
【0066】このように、保護回路3では、電源比較切
換回路4で選択された電源が保護回路3の第1の電源入
力端子10が接続する電源として用いられる。すなわ
ち、VCC2電位がVCC1電位より高い場合、第1の
電源出力端子38の電位はVCC2となるため、電源比
較切換回路4で選択されたVCC2電位を印加する電源
が、保護回路3の第1の電源入力端子10が接続する電
源として用いられ、保護回路3の第1の電源入力端子1
0の電位はVCC2となる。一方、VCC2電位がVC
C1電位より低い場合、第1の電源出力端子38の電位
はVCC1となるため、電源比較切換回路4で選択され
たVCC1電位を印加する電源が、保護回路3の第1の
電源入力端子10が接続する電源として用いられ、保護
回路3の第1の電源入力端子10の電位はVCC1とな
る。
【0067】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、半導体集積回路が備えている2つの電源である、V
CC1電位を印加する電源およびVCC2電位を印加す
る電源のうち大きな電位を印加する電源を保護回路3の
第1の電源入力端子10に接続する電源として用いる。
従って、VCC2電位がVCC1電位より高い場合であ
っても、入力端子1にVCC2電位までの電位の信号を
入力することができ、接地電位からVCC2電位までの
A−D変換器5のA−D変換可能範囲をすべて利用する
ことが可能となる効果が得られる。
【0068】また、この実施の形態1によれば、VCC
1電位を印加する電源からの電位の供給が停止した場合
でも、比較器14のプラス側の入力に印加される電位が
マイナス側の入力に印加される電位より高くなり、比較
器14の出力は“H”となるため、上記したVCC2電
位がVCC1電位より高い場合と同様に動作し、また、
VCC2電位を印加する電源からの電位の供給が停止し
た場合でも、比較器14のマイナス側の入力に印加され
る電位がプラス側の入力に印加される電位より高くな
り、比較器14の出力は“L”となるため、上記したV
CC2電位がVCC1電位より低い場合と同様に動作す
る。従って、半導体集積回路が備えている2つの電源で
ある、VCC1電位を印加する電源およびVCC2電位
を印加する電源のうち一方の電源からの電位の供給が停
止した場合でも、保護回路3が動作しなくなることはな
いという効果が得られる。
【0069】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるCMOS構造の保護回路を備えた半導体集積
回路の構成を示す回路図である。図2において、51は
外部からの信号が入力し、内部からの信号が出力する入
出力端子、52は入出力端子51に入力した信号が出力
する出力端子、53は入出力端子51から出力端子52
に到る経路に設けられたCMOS構造の保護回路、54
は入出力端子51を外部からの信号が入力する入力端子
として用いるか、内部からの信号が出力する出力端子と
して用いるかを制御するポート出力制御回路、55は出
力端子52に接続されたA−D変換器である。保護回路
53において、56は第1のPチャネルトランジスタ、
57は第1のNチャネルトランジスタ、58は第1のダ
イオード、59は第2のダイオード、60は第1の電源
出力端子38に接続された第1の電源入力端子(電源入
力端子)、61は接地電位が印加される第1の接地端子
である。ポート出力制御回路54において、62はNA
ND回路、63はNOR回路、64はNOT回路であ
る。A−D変換器55において、65はVCC2電位を
印加する電源に接続された第8の電源入力端子である。
なお、その他の構成要素は実施の形態1と同一あるいは
同等であるため、その詳細な説明は省略する。
【0070】第1のPチャネルトランジスタ56のゲー
トはNAND回路62の出力に接続され、ソースおよび
基板は第1の電源入力端子60に接続され、ドレインは
入出力端子51から出力端子52に到る経路に接続され
ている。
【0071】第1のNチャネルトランジスタ57のゲー
トはNOR回路63の出力に接続され、ソースおよび基
板は第1の接地端子61に接続され、ドレインは入出力
端子51から出力端子52に到る経路に接続されてい
る。
【0072】第1のダイオード58のカソードは第1の
電源入力端子60に接続され、アノードは入出力端子5
1から出力端子52に到る経路に接続されている。第1
のダイオード58は第1のPチャネルトランジスタ56
のN型半導体から成る基板とP型半導体から成るドレイ
ンとで構成されている。
【0073】第2のダイオード59のカソードは入出力
端子51から出力端子52に到る経路に接続され、アノ
ードは第1の接地端子61に接続されている。第2のダ
イオード59は第1のNチャネルトランジスタ57のN
型半導体から成るドレインとP型半導体から成る基板と
で構成されている。
【0074】NAND回路62の出力は第1のPチャネ
ルトランジスタ56のゲートに接続され、一方の入力は
データラッチに接続され、他方の入力は方向レジスタに
接続されている。NAND回路62の図示していない電
源入力端子は第1の電源出力端子38に接続されてい
る。
【0075】NOR回路63の出力は第1のNチャネル
トランジスタ57のゲートに接続され、一方の入力はデ
ータラッチに接続され、他方の入力はNOT回路64の
出力に接続されている。NOR回路63の図示していな
い電源入力端子は第1の電源出力端子38に接続されて
いる。
【0076】NOT回路64の出力はNOR回路63の
他方の入力に接続され、入力は方向レジスタに接続され
ている。NOT回路64の図示していない電源入力端子
は第1の電源出力端子38に接続されている。
【0077】なお、図2中には、第1の電源入力端子6
0の電位をVCC3と示し、第2の電源入力端子19の
電位をVCC2と示し、第3の電源入力端子20の電位
をVCC1と示し、第4の電源入力端子32の電位をV
CC1と示し、第5の電源入力端子33の電位をVCC
2と示し、第6の電源入力端子34の電位をVCC1と
示し、第7の電源入力端子35の電位をVCC2と示
し、第8の電源入力端子65の電位をVCC2と示し、
第1の電源出力端子38の電位をVCC3と示し、第2
の電源出力端子39の電位をVCC4と示している。
【0078】次に動作について説明する。電源比較切換
回路4の動作は実施の形態1と同一あるいは同等である
ため、その詳細な説明は省略する。
【0079】方向レジスタの出力が“L”のとき、NA
ND回路62の出力は“H”となるため、第1のPチャ
ネルトランジスタ56はOFFとなる。また、方向レジ
スタの出力が“L”のとき、NOT回路64の出力は
“H”となりNOR回路63の出力は“L”となるた
め、第1のNチャネルトランジスタ57はOFFとな
る。このように、方向レジスタの出力が“L”のとき、
第1のPチャネルトランジスタ56はOFF、第1のN
チャネルトランジスタ57はOFFとなるため、入出力
端子51はハイインピーダンス状態となり、入出力端子
51は外部からの信号が入力する入力端子として用いら
れる。
【0080】入出力端子51が入力端子として用いられ
るとき、実施の形態1で説明したように、半導体集積回
路が備えている2つの電源である、VCC1電位を印加
する電源およびVCC2電位を印加する電源のうち大な
電位を印加する電源が保護回路53の第1の電源入力端
子60に接続する電源として用いられる。
【0081】方向レジスタの出力が“H”、データラッ
チの出力が“H”のとき、NAND回路62の出力は
“L”となるため、第1のPチャネルトランジスタ56
はONとなる。また、方向レジスタの出力が“H”、デ
ータラッチの出力が“H”のとき、NOT回路64の出
力は“H”となりNOR回路63の出力は“L”となる
ため、第1のNチャネルトランジスタ57はOFFとな
る。このように、方向レジスタの出力が“H”、データ
ラッチの出力が“H”のとき、第1のPチャネルトラン
ジスタ56はON、第1のNチャネルトランジスタ57
はOFFとなるため、入出力端子51は内部からの信号
が出力する出力端子として用いられ、第1の電源入力端
子60に接続する電源が印加する電位の信号が入出力端
子51から出力する。実施の形態1で説明したように、
半導体集積回路が備えている2つの電源である、VCC
1電位を印加する電源およびVCC2電位を印加する電
源のうち大きな電位を印加する電源が保護回路53の第
1の電源入力端子60に接続する電源として用いられ
る。従って、VCC1電位を印加する電源およびVCC
2電位を印加する電源のうち大きい方の電位を印加する
電源が印加する電位の信号が入出力端子51から出力す
る。すなわち、入出力端子51からの出力は“H”とな
る。
【0082】方向レジスタの出力が“H”、データラッ
チの出力が“L”のとき、NAND回路62の出力は
“H”となるため、第1のPチャネルトランジスタ56
はOFFとなる。また、方向レジスタの出力が“H”、
データラッチの出力が“L”のとき、NOT回路64の
出力は“L”となりNOR回路63の出力は“H”とな
るため、第1のNチャネルトランジスタ57はONとな
る。このように、方向レジスタの出力が“H”、データ
ラッチの出力が“L”のとき、第1のPチャネルトラン
ジスタ56はOFF、第1のNチャネルトランジスタ5
7はONとなるため、入出力端子51は内部からの信号
が出力する出力端子として用いられ、接地電位の信号が
入出力端子51から出力する。すなわち、入出力端子5
1からの出力は“L”となる。
【0083】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、実施の形態1の場合と同様に、半導体集積回路が備
えている2つの電源である、VCC1電位を印加する電
源およびVCC2電位を印加する電源のうち大きな電位
を印加する電源を保護回路53の第1の電源入力端子6
0に接続する電源として用いる。従って、入出力端子5
1を入力端子として用いるとき、VCC2電位がVCC
1電位より高い場合であっても、入出力端子51にVC
C2電位までの電位の信号を入力することができ、接地
電位からVCC2電位までのA−D変換器55のA−D
変換可能範囲をすべて利用することが可能となる効果が
得られる。
【0084】また、この実施の形態2によれば、実施の
形態1の場合と同様に、VCC1電位を印加する電源か
らの電位の供給が停止した場合でも、比較器14のプラ
ス側の入力に印加される電位がマイナス側の入力に印加
される電位より高くなり、比較器14の出力は“H”と
なるため、上記したVCC2電位がVCC1電位より高
い場合と同様に動作し、また、VCC2電位を印加する
電源からの電位の供給が停止した場合でも、比較器14
のマイナス側の入力に印加される電位がプラス側の入力
に印加される電位より高くなり、比較器14の出力は
“L”となるため、上記したVCC2電位がVCC1電
位より低い場合と同様に動作する。従って、半導体集積
回路が備えている2つの電源である、VCC1電位を印
加する電源およびVCC2電位を印加する電源のうち一
方の電源からの電位の供給が停止した場合でも、保護回
路53が動作しなくなることはない効果が得られる。
【0085】実施の形態3.実施の形態1および実施の
形態2では、電源比較回路と電源切換回路とから構成さ
れる電源比較切換回路を1段備え、半導体集積回路が備
えている2つの電源のうち大きな電位を印加する電源を
保護回路の第1の電源入力端子に接続する電源として用
いる場合について説明した。この実施の形態3では、電
源比較回路と電源切換回路とから構成される電源比較切
換回路を2段備え、半導体集積回路が備えている3つの
電源のうち最も大きな電位を印加する電源を保護回路の
第1の電源入力端子に接続する電源として用いる場合に
ついて説明する。
【0086】図3はこの発明の実施の形態3による電源
比較切換回路が2段組合わさって構成された回路の構成
を示す回路図である。図3において、4aは互いに異な
る大きさの電位を印加する2つの電源が印加する電位の
大きさを比較し、2つの電源が印加する電位のうち大き
い方の電位を印加する電源を選択する第1段の電源比較
切換回路(前段の電源比較切換回路)、4bは互いに異
なる大きさの電位を印加する2つの電源が印加する電位
の大きさを比較し、2つの電源が印加する電位のうち大
きい方の電位を印加する電源を選択する第2段の電源比
較切換回路(後段の電源比較切換回路、最終段の電源比
較切換回路)である。
【0087】第1段の電源比較切換回路4aにおいて、
12aは互いに異なる大きさの電位を印加する2つの電
源が印加する電位の大きさを比較する電源比較回路、1
3aは電源比較回路12aの比較結果に基づいて、2つ
の電源のうち大きな電位を印加する電源を選択する電源
切換回路である。電源比較回路12aにおいて、14a
は比較器、15aは第1の抵抗、16aは第2の抵抗、
17aは第3の抵抗、18aは第4の抵抗、19aはV
CC2電位を印加する電源に接続された第2の電源入力
端子、20aはVCC1電位を印加する電源に接続され
た第3の電源入力端子、21aは接地電位が印加される
第2の接地端子、22aは接地電位が印加される第3の
接地端子である。電源切換回路13aにおいて、23a
は第2のPチャネルトランジスタ、24aは第3のPチ
ャネルトランジスタ、25aは第4のPチャネルトラン
ジスタ、26aは第5のPチャネルトランジスタ、27
aは第2のNチャネルトランジスタ、28aは第3のN
チャネルトランジスタ、29aは第3のダイオード、3
0aは第4のダイオード、31aはNOT回路、32a
はVCC1電位を印加する電源に接続された第4の電源
入力端子、33aはVCC2電位を印加する電源に接続
された第5の電源入力端子、34aはVCC1電位を印
加する電源に接続された第6の電源入力端子、35aは
VCC2電位を印加する電源に接続された第7の電源入
力端子、36aは接地電位が印加される第4の接地端
子、37aは接地電位が印加される第5の接地端子、3
8aは第1の電源出力端子、39aは第2の電源出力端
子である。なお、比較器14aおよびNOT回路31a
の図示していない電源出力端子は第2の電源出力端子3
9aに接続されている。
【0088】第2段の電源比較切換回路4bにおいて、
12bは互いに異なる大きさの電位を印加する2つの電
源が印加する電位の大きさを比較する電源比較回路、1
3bは電源比較回路12bの比較結果に基づいて、2つ
の電源のうち大きな電位を印加する電源を選択する電源
切換回路である。電源比較回路12bにおいて、14b
は比較器、15bは第1の抵抗、16bは第2の抵抗、
17bは第3の抵抗、18bは第4の抵抗、19bは第
1段の電源比較切換回路4aの第1の電源出力端子38
aに接続された第2の電源入力端子、20bはVCC5
電位を印加する電源に接続された第3の電源入力端子、
21bは接地電位が印加される第2の接地端子、22b
は接地電位が印加される第3の接地端子である。電源切
換回路13bにおいて、23bは第2のPチャネルトラ
ンジスタ、24bは第3のPチャネルトランジスタ、2
5bは第4のPチャネルトランジスタ、26bは第5の
Pチャネルトランジスタ、27bは第2のNチャネルト
ランジスタ、28bは第3のNチャネルトランジスタ、
29bは第3のダイオード、30bは第4のダイオー
ド、31bはNOT回路、32bはVCC5電位を印加
する電源に接続された第4の電源入力端子、33bは第
1段の電源比較切換回路4aの第1の電源出力端子38
aに接続された第5の電源入力端子、34bはVCC1
電位を印加する電源に接続された第6の電源入力端子、
35bは第1段の電源比較切換回路4aの第1の電源出
力端子38aに接続された第7の電源入力端子、36b
は接地電位が印加される第4の接地端子、37bは接地
電位が印加される第5の接地端子、38bは第1の電源
出力端子、39bは第2の電源出力端子である。なお、
比較器14bおよびNOT回路31bの図示していない
電源出力端子は第2の電源出力端子39bに接続されて
いる。
【0089】図3に示す回路を実施の形態1の半導体集
積回路に適用する場合、保護回路の第1の電源入力端子
は第2段の電源比較切換回路4bの第1の電源出力端子
38bに接続される。
【0090】図3に示す回路を実施の形態2の半導体集
積回路に適用した場合、保護回路の第1の電源入力端子
は第2段の電源比較切換回路4bの第1の電源出力端子
38bに接続され、NAND回路、NOR回路およびN
OT回路の電源入力端子は第2段の電源比較切換回路4
bの第2の電源出力端子39bに接続される。
【0091】なお、図3中には、第1段の電源比較切換
回路4aの第2の電源入力端子19aの電位をVCC2
と示し、第3の電源入力端子20aの電位をVCC1と
示し、第4の電源入力端子32aの電位をVCC1と示
し、第5の電源入力端子33aの電位をVCC2と示
し、第6の電源入力端子34aの電位をVCC1と示
し、第7の電源入力端子35aの電位をVCC2と示
し、第1の電源出力端子38aの電位をVCC3と示
し、第2の電源出力端子39aの電位をVCC4と示し
ている。また、第2段の電源比較切換回路4bの第2の
電源入力端子19bの電位をVCC3と示し、第3の電
源入力端子20bの電位をVCC5と示し、第4の電源
入力端子32bの電位をVCC5と示し、第5の電源入
力端子33bの電位をVCC3と示し、第6の電源入力
端子34bの電位をVCC5と示し、第7の電源入力端
子35bの電位をVCC3と示し、第1の電源出力端子
38bの電位をVCC6と示し、第2の電源出力端子3
9bの電位をVCC7と示している。
【0092】次に動作について説明する。第1段の電源
比較切換回路4aの電源切換回路13aでは、VCC1
電位を印加する電源およびVCC2電位を印加する電源
のうち大きな電位を印加する電源が選択される。すなわ
ち、VCC2電位がVCC1電位より高い場合、VCC
1電位を印加する電源およびVCC2電位を印加する電
源のうちVCC2電位を印加する電源が選択され、第1
の電源出力端子38aの電位はVCC2となる。一方、
VCC2電位がVCC1電位より低い場合、VCC1電
位を印加する電源およびVCC2電位を印加する電源の
うちVCC1電位を印加する電源が選択され、第1の電
源出力端子38aの電位はVCC1となる。
【0093】VCC2電位がVCC1電位より高い場合
について説明する。VCC2電位がVCC1電位より高
い場合、第1段の電源比較切換回路4aの第1の電源出
力端子38aの電位はVCC2となるため、第1段の電
源比較切換回路4aの第1の電源出力端子38aに接続
している第2段の電源比較切換回路4bの第2の電源入
力端子19bの電位および第5の電源入力端子33bの
電位はVCC2となる。従って、第2段の電源比較切換
回路4bの電源比較回路12bでは、VCC2電位の大
きさと第3の電源入力端子20bが接続している電源が
印加するVCC5電位の大きさとが比較され、第2段の
電源比較切換回路4bの電源比較回路12bでは、VC
C2電位を印加する電源およびVCC5電位を印加する
電源のうち大きな電位を印加する電源が選択される。V
CC2電位がVCC5電位より高い場合、第2段の電源
比較切換回路4bの第1の電源出力端子38bの電位は
VCC2となるため、第2段の電源比較切換回路4bの
第1の電源出力端子38bに接続している保護回路の第
1の電源入力端子の電位はVCC2となりる。一方、V
CC2電位がVCC5電位より低い場合、第2段の電源
比較切換回路4bの第1の電源出力端子38bの電位は
VCC5となるため、第2段の電源比較切換回路4bの
第1の電源出力端子38bに接続している保護回路の第
1の電源入力端子の電位はVCC5となる。
【0094】VCC2電位がVCC1電位より低い場合
について説明する。VCC2電位がVCC1電位より低
い場合、第1段の電源比較切換回路4aの第1の電源出
力端子38aの電位はVCC1となるため、第1段の電
源比較切換回路4aの第1の電源出力端子38aに接続
している第2段の電源比較切換回路4bの第2の電源入
力端子19bの電位および第5の電源入力端子33bの
電位はVCC1となる。従って、第2段の電源比較切換
回路4bの電源比較回路12bでは、VCC1電位の大
きさと第3の電源入力端子20bが接続している電源が
印加するVCC5電位の大きさとが比較され、第2段の
電源比較切換回路4bの電源比較回路12bでは、VC
C1電位を印加する電源およびVCC5電位を印加する
電源のうち大きな電位を印加する電源が選択される。V
CC1電位がVCC5電位より高い場合、第2段の電源
比較切換回路4bの第1の電源出力端子38bの電位は
VCC1となるため、第2段の電源比較切換回路4bの
第1の電源出力端子38bに接続している保護回路の第
1の電源入力端子の電位はVCC1となる。一方、VC
C1電位がVCC5電位より低い場合、第2段の電源比
較切換回路4bの第1の電源出力端子38bの電位はV
CC5となるため、第2段の電源比較切換回路4bの第
1の電源出力端子38bに接続している保護回路の第1
の電源入力端子の電位はVCC5となる。
【0095】このように、第2段の電源比較切換回路4
bでは、第1段の電源比較切換回路4aで選択された電
源が第2段の電源比較切換回路4bで比較する2つの電
源のうち一方の電源となる。また、保護回路では、第2
段の電源比較切換回路4bで選択された電源が保護回路
の第1の電源入力端子が接続する電源として用いられ
る。
【0096】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、半導体集積回路が備えている3つの電源である、V
CC1電位を印加する電源、VCC2電位を印加する電
源およびVCC5電位を印加する電源のうち最も大きな
電位を印加する電源を保護回路の第1の電源入力端子に
接続する電源として用いることができる効果が得られ
る。
【0097】なお、上記の各実施の形態では、出力端子
にA−D変換器が接続する場合について説明したが、こ
れに限定されることなく、他の周辺機器が接続する場合
であっても本発明を適用することができる。
【0098】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、互い
に異なる大きさの電位を印加する2つの電源が印加する
電位の大きさを比較する電源比較回路と、電源比較回路
の比較結果に基づいて、2つの電源のうち大きな電位を
印加する電源を選択する電源切換回路とから構成される
電源比較切換回路を備え、電源比較切換回路で選択され
た電源を保護回路の電源入力端子が接続する電源として
用いるように構成したので、互いに異なる大きさの電位
を印加する2つの電源のうち大きな電位を印加する電源
を保護回路の電源入力端子が接続する電源として用いる
ことができ、入力端子から入力することができる信号の
許容範囲が広がるという効果がある。また、2つの電源
のうちの一方の電源からの電位の供給が停止した場合で
も保護回路が動作しなくなることはないので、信頼性が
高いという効果がある。
【0099】また、この発明によれば、互いに異なる大
きさの電位を印加する3以上の電源のうち2つの電源が
印加する電位の大きさを比較する電源比較回路と、電源
比較回路の比較結果に基づいて、2つの電源のうち大き
な電位を印加する電源を選択する電源切換回路とから構
成される電源比較切換回路を複数段備え、前段の電源比
較切換回路で選択された電源を後段の電源比較切換回路
で比較する2つの電源のうちの一方の電源とし、最終段
の電源比較切換回路で選択された電源を保護回路の電源
入力端子が接続する電源として用いるように構成したの
で、互いに異なる大きさの電位を印加する3以上の電源
のうち最も大きな電位を印加する電源を保護回路の電源
入力端子が接続する電源として用いることができ、入力
端子から入力することができる信号の許容範囲が広がる
という効果がある。
【0100】さらに、この発明によれば、互いに異なる
大きさの電位を印加する2つの電源が印加する電位の大
きさを比較する電源比較回路と、電源比較回路の比較結
果に基づいて、2つの電源のうち大きな電位を印加する
電源を選択する電源切換回路とから構成される電源比較
切換回路を備え、電源比較切換回路で選択された電源を
保護回路およびポート出力制御回路の電源入力端子が接
続する電源として用いるように構成したので、互いに異
なる大きさの電位を印加する2つの電源のうち大きな電
位を印加する電源を保護回路の電源入力端子が接続する
電源として用いることができ、入出力端子を入力端子と
して用いるとき、入出力端子から入力することができる
信号の許容範囲が広がるという効果がある。また、2つ
の電源のうちの一方の電源からの電位の供給が停止した
場合でも保護回路が動作しなくなることはないので、信
頼性が高いという効果がある。
【0101】さらに、この発明によれば、互いに異なる
大きさの電位を印加する3以上の電源のうち2つの電源
が印加する電位の大きさを比較する電源比較回路と、電
源比較回路の比較結果に基づいて、2つの電源のうち大
きな電位を印加する電源を選択する電源切換回路とから
構成される電源比較切換回路を複数段備え、前段の電源
比較切換回路で選択された電源を後段の電源比較切換回
路で比較する2つの電源のうちの一方の電源とし、最終
段の電源比較切換回路で選択された電源を保護回路およ
びポート出力制御回路の電源入力端子が接続する電源と
して用いるように構成したので、互いに異なる大きさの
電位を印加する3以上の電源のうち最も大きな電位を印
加する電源を保護回路の電源入力端子が接続する電源と
して用いることができ、入出力端子を入力端子として用
いるとき、入出力端子から入力することができる信号の
許容範囲が広がるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるCMOS構造
の保護回路を備えた半導体集積回路の構成を示す回路図
である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるCMOS構造
の保護回路を備えた半導体集積回路の構成を示す回路図
である。
【図3】 この発明の実施の形態3による電源比較切換
回路が2段組合わさって構成された回路の構成を示す回
路図である。
【図4】 従来例1のCMOS構造の保護回路を備えた
半導体集積回路の構成を示す回路図である。
【図5】 従来例2のCMOS構造の保護回路を備えた
半導体集積回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子、2,52 出力端子、3,53 保護回
路、4 電源比較切換回路、4a 第1段の電源比較切
換回路(前段の電源比較切換回路)、4b 第2段の電
源比較切換回路(後段の電源比較切換回路、最終段の電
源比較切換回路)、10 第1の電源入力端子(電源入
力端子)、12,12a,12b 電源比較回路、1
3,13a,13b 電源切換回路、51 入出力端
子、54 ポート出力制御回路、60 第1の電源入力
端子(電源入力端子)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03K 17/693 H01L 27/06 311C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの信号が入力する入力端子と、
    該入力端子に入力した信号が出力する出力端子と、上記
    入力端子から上記出力端子に到る経路に設けられたCM
    OS構造の保護回路とを備えた半導体集積回路におい
    て、 互いに異なる大きさの電位を印加する2つの電源が印加
    する電位の大きさを比較する電源比較回路と、該電源比
    較回路の比較結果に基づいて、上記2つの電源のうち大
    きな電位を印加する電源を選択する電源切換回路とから
    構成される電源比較切換回路を備え、 上記電源比較切換回路で選択された電源を上記保護回路
    の電源入力端子が接続する電源として用いることを特徴
    とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 外部からの信号が入力する入力端子と、
    該入力端子に入力した信号が出力する出力端子と、上記
    入力端子から上記出力端子に到る経路に設けられたCM
    OS構造の保護回路とを備えた半導体集積回路におい
    て、 互いに異なる大きさの電位を印加する3以上の電源のう
    ち2つの電源が印加する電位の大きさを比較する電源比
    較回路と、該電源比較回路の比較結果に基づいて、上記
    2つの電源のうち大きな電位を印加する電源を選択する
    電源切換回路とから構成される電源比較切換回路を複数
    段備え、 前段の電源比較切換回路で選択された電源を後段の電源
    比較切換回路で比較する2つの電源のうちの一方の電源
    とし、最終段の電源比較切換回路で選択された電源を上
    記保護回路の電源入力端子が接続する電源として用いる
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 外部からの信号が入力し、内部からの信
    号が出力する入出力端子と、該入出力端子に入力した信
    号が出力する出力端子と、上記入出力端子から上記出力
    端子に到る経路に設けられたCMOS構造の保護回路
    と、上記入出力端子を外部からの信号が入力する入力端
    子として用いるか、内部からの信号が出力する出力端子
    として用いるかを制御するポート出力制御回路とを備え
    た半導体集積回路において、 互いに異なる大きさの電位を印加する2つの電源が印加
    する電位の大きさを比較する電源比較回路と、該電源比
    較回路の比較結果に基づいて、上記2つの電源のうち大
    きな電位を印加する電源を選択する電源切換回路とから
    構成される電源比較切換回路を備え、 上記電源比較切換回路で選択された電源を上記保護回路
    および上記ポート出力制御回路の電源入力端子が接続す
    る電源として用いることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 外部からの信号が入力し、内部からの信
    号が出力する入出力端子と、該入出力端子に入力した信
    号が出力する出力端子と、上記入出力端子から上記出力
    端子に到る経路に設けられたCMOS構造の保護回路
    と、上記入出力端子を外部からの信号が入力する入力端
    子として用いるか、内部からの信号が出力する出力端子
    として用いるかを制御するポート出力制御回路とを備え
    た半導体集積回路において、 互いに異なる大きさの電位を印加する3以上の電源のう
    ち2つの電源が印加する電位の大きさを比較する電源比
    較回路と、該電源比較回路の比較結果に基づいて、上記
    2つの電源のうち大きな電位を印加する電源を選択する
    電源切換回路とから構成される電源比較切換回路を複数
    段備え、 前段の電源比較切換回路で選択された電源を後段の電源
    比較切換回路で比較する2つの電源のうちの一方の電源
    とし、最終段の電源比較切換回路で選択された電源を上
    記保護回路および上記ポート出力制御回路の電源入力端
    子が接続する電源として用いることを特徴とする半導体
    集積回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100323456B1 (ko) * 1999-12-30 2002-02-06 박종섭 입력 보호회로
JP2005202153A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Dainippon Printing Co Ltd 表示装置及び表示システム
CN101726018A (zh) * 2008-10-20 2010-06-09 乐金电子(天津)电器有限公司 一种微波炉

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KR100323456B1 (ko) * 1999-12-30 2002-02-06 박종섭 입력 보호회로
JP2005202153A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Dainippon Printing Co Ltd 表示装置及び表示システム
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