JPH1184790A - 画像形成装置および駆動制御方法並びに駆動制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
画像形成装置および駆動制御方法並びに駆動制御プログラムを記録した記録媒体Info
- Publication number
- JPH1184790A JPH1184790A JP9238445A JP23844597A JPH1184790A JP H1184790 A JPH1184790 A JP H1184790A JP 9238445 A JP9238445 A JP 9238445A JP 23844597 A JP23844597 A JP 23844597A JP H1184790 A JPH1184790 A JP H1184790A
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- Japan
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- driving
- driving means
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動手段であるステッピングモータに電流を
供給する電源の電流容量を小さく抑えることで電源を小
型化し、コスト的にも有利な画像形成装置の提供。 【解決手段】 ステッピングモータを使用した2つ以上
の駆動手段を有し、駆動手段の各々の起動時に高レベル
の電流を供給し、駆動手段が各々等速度回転を行うよう
になってから低レベルの電流値を駆動手段に供給する。
画像形成動作を開始した後に、各々のステッピングモー
タの起動時に、各々のステッピングモータが等速度回転
を行なうまでの高い値の電流が供給される期間が互いに
重ならないように、電流供給のタイミングを制御する。
駆動手段15の起動時に高レベルの電流を供給し、等速
回転を行なうようになって低レベルの電流値を供給する
T1になってから、あるいはそれ以上遅らせたT2にな
ってから、駆動手段16に高レベルの電流を供給する。
供給する電源の電流容量を小さく抑えることで電源を小
型化し、コスト的にも有利な画像形成装置の提供。 【解決手段】 ステッピングモータを使用した2つ以上
の駆動手段を有し、駆動手段の各々の起動時に高レベル
の電流を供給し、駆動手段が各々等速度回転を行うよう
になってから低レベルの電流値を駆動手段に供給する。
画像形成動作を開始した後に、各々のステッピングモー
タの起動時に、各々のステッピングモータが等速度回転
を行なうまでの高い値の電流が供給される期間が互いに
重ならないように、電流供給のタイミングを制御する。
駆動手段15の起動時に高レベルの電流を供給し、等速
回転を行なうようになって低レベルの電流値を供給する
T1になってから、あるいはそれ以上遅らせたT2にな
ってから、駆動手段16に高レベルの電流を供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファク
シミリ、複写機等の画像形成装置および駆動制御方法並
びに駆動制御プログラムを記録した記録媒体に関し、特
に画像形成装置の駆動手段に供給する電流制御に関す
る。
シミリ、複写機等の画像形成装置および駆動制御方法並
びに駆動制御プログラムを記録した記録媒体に関し、特
に画像形成装置の駆動手段に供給する電流制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置は、2つ以上の駆動
手段で構成され、それらの駆動手段としてステッピング
モータを使用した場合、複写動作のスタートを知らせる
信号が入力されると、各々の駆動手段を同時に駆動して
いた。
手段で構成され、それらの駆動手段としてステッピング
モータを使用した場合、複写動作のスタートを知らせる
信号が入力されると、各々の駆動手段を同時に駆動して
いた。
【0003】従来では、その2つ以上の各々の駆動手段
を駆動させるためには、起動時に大きなトルクが必要と
なるので、各々の駆動手段の駆動に必要なトルクをかせ
ぐため、起動時の一定時間に制御された高レベルの電流
をステッピングモータに供給し、各々の駆動手段である
ステッピングモータを等速度で回転させてから、低いレ
ベルの電流を各々の駆動手段に供給するというような、
電流値の駆動手段への供給を2ステップで行なう制御方
式を採用し、各々の駆動手段に起動タイミングが同時に
要求された時にも、各々の駆動手段を同時に起動すると
いう制御を行っていた。
を駆動させるためには、起動時に大きなトルクが必要と
なるので、各々の駆動手段の駆動に必要なトルクをかせ
ぐため、起動時の一定時間に制御された高レベルの電流
をステッピングモータに供給し、各々の駆動手段である
ステッピングモータを等速度で回転させてから、低いレ
ベルの電流を各々の駆動手段に供給するというような、
電流値の駆動手段への供給を2ステップで行なう制御方
式を採用し、各々の駆動手段に起動タイミングが同時に
要求された時にも、各々の駆動手段を同時に起動すると
いう制御を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例のような画像形成装置では、2つ以上の駆動手段
の起動を同時に行つているため、起動時に、各々の駆動
手段に対して同時に大きなトルクが必要となり、起動時
に各々の駆動手段に対して同時に高い電流を供給するだ
けの電流容量を確保するための電源が必要となってい
た。
従来例のような画像形成装置では、2つ以上の駆動手段
の起動を同時に行つているため、起動時に、各々の駆動
手段に対して同時に大きなトルクが必要となり、起動時
に各々の駆動手段に対して同時に高い電流を供給するだ
けの電流容量を確保するための電源が必要となってい
た。
【0005】このため、駆動手段に電流を供給する電源
の電流容量を大きくしなければならず、電源の大型化を
余儀なくされて、コスト的にも不利であった。
の電流容量を大きくしなければならず、電源の大型化を
余儀なくされて、コスト的にも不利であった。
【0006】本発明の目的は、上述の点に鑑みて、駆動
手段であるステッピングモータに電流を供給する電源の
電流容量を小さく抑えることができ、これにより電源を
小型化し、コスト的にも有利な画像形成装置および駆動
制御方法並びに駆動制御プログラムを記録した記録媒体
を提供することにある。
手段であるステッピングモータに電流を供給する電源の
電流容量を小さく抑えることができ、これにより電源を
小型化し、コスト的にも有利な画像形成装置および駆動
制御方法並びに駆動制御プログラムを記録した記録媒体
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ステッピングモータを使用した
2つ以上の駆動手段を有する画像形成装置において、前
記2つ以上の駆動手段の各々の起動時に高レベルの電流
を供給し、前記2つ以上の駆動手段が各々等速度回転を
行うようになってから低レベルの電流値を各々の駆動手
段に供給するように、前記各々の駆動手段に対して2ス
テップで電流を供給する電流供給制御手段と、画像形成
動作を行う際に、前記2つ以上の駆動手段を駆動させる
タイミングを、前記2つ以上の各々の駆動手段に前記高
レベルの電流値が供給されている期間が重ならないよう
に、前記2つ以上の各々の駆動手段に前記低レベルの電
流値が供給される制御に移る時間分、あるいはそれ以上
遅らせて、画像形成動作開始時に前記2つ以上の駆動手
段を各々起動させるために必要な高レベルの電流を時分
割する定電値切り換え制御手段とを具備したことを特徴
とする。
め、請求項1の発明は、ステッピングモータを使用した
2つ以上の駆動手段を有する画像形成装置において、前
記2つ以上の駆動手段の各々の起動時に高レベルの電流
を供給し、前記2つ以上の駆動手段が各々等速度回転を
行うようになってから低レベルの電流値を各々の駆動手
段に供給するように、前記各々の駆動手段に対して2ス
テップで電流を供給する電流供給制御手段と、画像形成
動作を行う際に、前記2つ以上の駆動手段を駆動させる
タイミングを、前記2つ以上の各々の駆動手段に前記高
レベルの電流値が供給されている期間が重ならないよう
に、前記2つ以上の各々の駆動手段に前記低レベルの電
流値が供給される制御に移る時間分、あるいはそれ以上
遅らせて、画像形成動作開始時に前記2つ以上の駆動手
段を各々起動させるために必要な高レベルの電流を時分
割する定電値切り換え制御手段とを具備したことを特徴
とする。
【0008】ここで、前記2つ以上の駆動手段は、給紙
ローラおよび原稿台を駆動する第1の駆動手段と、レジ
ストローラ、感光ドラムおよび定着ローラを駆動する第
2の駆動手段とを含むとすることができる。
ローラおよび原稿台を駆動する第1の駆動手段と、レジ
ストローラ、感光ドラムおよび定着ローラを駆動する第
2の駆動手段とを含むとすることができる。
【0009】また、前記第1の駆動手段は前記原稿台に
替えて原稿走査用光学系を駆動するとすることができ
る。
替えて原稿走査用光学系を駆動するとすることができ
る。
【0010】更に、前記定電値切り換え制御手段は、前
記第1の駆動手段の起動時に高レベルの電流を供給し、
該第1の駆動手段が等速回転を行なうようになって低レ
ベルの電流値を供給するようになってから、あるいはそ
れ以上遅らせて、前記第2の駆動手段に高レベルの電流
を供給する制御を行なうとすることができる。
記第1の駆動手段の起動時に高レベルの電流を供給し、
該第1の駆動手段が等速回転を行なうようになって低レ
ベルの電流値を供給するようになってから、あるいはそ
れ以上遅らせて、前記第2の駆動手段に高レベルの電流
を供給する制御を行なうとすることができる。
【0011】更に、前記定電値切り換え制御手段は、前
記第2の駆動手段の起動時に高レベルの電流を供給し、
該第2の駆動手段が等速回転を行なうようになって低レ
ベルの電流値を供給するようになってから、あるいはそ
れ以上遅らせて、前記第1の駆動手段に高レベルの電流
を供給する制御を行なうとすることができる。
記第2の駆動手段の起動時に高レベルの電流を供給し、
該第2の駆動手段が等速回転を行なうようになって低レ
ベルの電流値を供給するようになってから、あるいはそ
れ以上遅らせて、前記第1の駆動手段に高レベルの電流
を供給する制御を行なうとすることができる。
【0012】また、請求項6の発明は、ステッピングモ
ータを使用した2つ以上の駆動手段を有する画像形成装
置の駆動制御方法において、前記2つ以上の駆動手段の
各々の起動時に高レベルの電流を供給し、前記2つ以上
の駆動手段が各々等速度回転を行うようになってから低
レベルの電流値を各々の駆動手段に供給するように、前
記各々の駆動手段に対して2ステップで電流を供給する
工程と、画像形成動作を行う際に、前記2つ以上の駆動
手段を駆動させるタイミングを、前記2つ以上の各々の
駆動手段に前記高レベルの電流値が供給されている期間
が重ならないように、前記2つ以上の各々の駆動手段に
前記低レベルの電流値が供給される制御に移る時間分、
あるいはそれ以上遅らせて、画像形成動作開始時に前記
2つ以上の駆動手段を各々起動させるために必要な高レ
ベルの電流を時分割する工程とを有することを特徴とす
る。
ータを使用した2つ以上の駆動手段を有する画像形成装
置の駆動制御方法において、前記2つ以上の駆動手段の
各々の起動時に高レベルの電流を供給し、前記2つ以上
の駆動手段が各々等速度回転を行うようになってから低
レベルの電流値を各々の駆動手段に供給するように、前
記各々の駆動手段に対して2ステップで電流を供給する
工程と、画像形成動作を行う際に、前記2つ以上の駆動
手段を駆動させるタイミングを、前記2つ以上の各々の
駆動手段に前記高レベルの電流値が供給されている期間
が重ならないように、前記2つ以上の各々の駆動手段に
前記低レベルの電流値が供給される制御に移る時間分、
あるいはそれ以上遅らせて、画像形成動作開始時に前記
2つ以上の駆動手段を各々起動させるために必要な高レ
ベルの電流を時分割する工程とを有することを特徴とす
る。
【0013】また、請求項11の発明は、ステッピング
モータを使用した2つ以上の駆動手段を有する画像形成
装置の該2つ以上の駆動手段の駆動をコンピュータによ
って制御するための制御プログラムを記録した記録媒体
であって、該制御プログラムはコンピュータに、前記2
つ以上の駆動手段の各々の起動時に高レベルの電流を供
給させ、前記2つ以上の駆動手段が各々等速度回転を行
うようになってから低レベルの電流値を各々の駆動手段
に供給するように、前記各々の駆動手段に対して2ステ
ップで電流を供給させ、画像形成動作を行う際に、前記
2つ以上の駆動手段を駆動させるタイミングを、前記2
つ以上の各々の駆動手段に前記高レベルの電流値が供給
されている期間が重ならないように、前記2つ以上の各
々の駆動手段に前記低レベルの電流値が供給される制御
に移る時間分、あるいはそれ以上遅らせて、画像形成動
作開始時に前記2つ以上の駆動手段を各々起動させるた
めに必要な高レベルの電流を時分割させることを特徴と
する。
モータを使用した2つ以上の駆動手段を有する画像形成
装置の該2つ以上の駆動手段の駆動をコンピュータによ
って制御するための制御プログラムを記録した記録媒体
であって、該制御プログラムはコンピュータに、前記2
つ以上の駆動手段の各々の起動時に高レベルの電流を供
給させ、前記2つ以上の駆動手段が各々等速度回転を行
うようになってから低レベルの電流値を各々の駆動手段
に供給するように、前記各々の駆動手段に対して2ステ
ップで電流を供給させ、画像形成動作を行う際に、前記
2つ以上の駆動手段を駆動させるタイミングを、前記2
つ以上の各々の駆動手段に前記高レベルの電流値が供給
されている期間が重ならないように、前記2つ以上の各
々の駆動手段に前記低レベルの電流値が供給される制御
に移る時間分、あるいはそれ以上遅らせて、画像形成動
作開始時に前記2つ以上の駆動手段を各々起動させるた
めに必要な高レベルの電流を時分割させることを特徴と
する。
【0014】上記構成により、本発明では、操作部から
の入力で画像形成動作を開始した後に、各々のステッピ
ングモータの起動時に、各々のステッピングモータが等
速度回転を行なうまでの高い値の電流が供給される期間
が互いに重ならないように、複数のステッピングモータ
に対する電流供給のタイミングを制御するようにしたの
で、画像形成装置の駆動手段であるステッピングモータ
に電流を供給する電源の電流容量を小さく抑えることが
できる。
の入力で画像形成動作を開始した後に、各々のステッピ
ングモータの起動時に、各々のステッピングモータが等
速度回転を行なうまでの高い値の電流が供給される期間
が互いに重ならないように、複数のステッピングモータ
に対する電流供給のタイミングを制御するようにしたの
で、画像形成装置の駆動手段であるステッピングモータ
に電流を供給する電源の電流容量を小さく抑えることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0016】(第1実施形態)まず、本発明の第1の実
施形態について説明する。なお、本発明は複数の機器か
らなるシステムにおいて達成されてもよく、1つの機器
からなる装置に達成されてもよい。また、システムある
いは装置にプログラムを供給することにより、本発明を
達成される場合にも適用されることは言うまでもない。
施形態について説明する。なお、本発明は複数の機器か
らなるシステムにおいて達成されてもよく、1つの機器
からなる装置に達成されてもよい。また、システムある
いは装置にプログラムを供給することにより、本発明を
達成される場合にも適用されることは言うまでもない。
【0017】本発明の特徴を最もよく表す原稿台移動型
の画像形成装置の構成を図1に示す。図1において、1
は原稿を載せる原稿台ガラスであり、2は上下方向に開
閉して原稿を固定する原稿台カバーである。3は原稿台
であって、原稿台ガラス1及び原稿台カバー2により構
成される。4は給紙カセットであり、5が記録用紙P
(以下、用紙Pと記載する)である。6は用紙Pをカセ
ット4から1枚づつ給紙搬送させる給紙ローラである。
7は感光ドラム上に形成された静電画像の画先と記録紙
の転写位置先瑞を一致させるためのレジストローラ、8
は原稿を照射するための原稿照射ランプ、9は原稿台上
に設けられたホームポジションフラグ、10は原稿照明
ランプ8によつて照射された原稿の反射光像を静電画像
として形成する感光ドラム、11は静電画像をトナーを
用いて顕像化する現像器、12は現像器11により顕像
化されたトナーを記録紙上に転写分離する転写分離帯電
器である。
の画像形成装置の構成を図1に示す。図1において、1
は原稿を載せる原稿台ガラスであり、2は上下方向に開
閉して原稿を固定する原稿台カバーである。3は原稿台
であって、原稿台ガラス1及び原稿台カバー2により構
成される。4は給紙カセットであり、5が記録用紙P
(以下、用紙Pと記載する)である。6は用紙Pをカセ
ット4から1枚づつ給紙搬送させる給紙ローラである。
7は感光ドラム上に形成された静電画像の画先と記録紙
の転写位置先瑞を一致させるためのレジストローラ、8
は原稿を照射するための原稿照射ランプ、9は原稿台上
に設けられたホームポジションフラグ、10は原稿照明
ランプ8によつて照射された原稿の反射光像を静電画像
として形成する感光ドラム、11は静電画像をトナーを
用いて顕像化する現像器、12は現像器11により顕像
化されたトナーを記録紙上に転写分離する転写分離帯電
器である。
【0018】13は記録用紙上に転写されたトナー像を
加熱定着する定着ローラ、14は原稿台3が読み取り開
始位置に到達したことを検知するホームポジション検知
手段である。15は原稿台3及び給紙ローラ6の駆動を
行う駆動手段、16はレジストローラ7と感光ドラム1
0の駆動を行う駆動手段であり、これら駆動手段は共に
ステッピングモータが用いられている。
加熱定着する定着ローラ、14は原稿台3が読み取り開
始位置に到達したことを検知するホームポジション検知
手段である。15は原稿台3及び給紙ローラ6の駆動を
行う駆動手段、16はレジストローラ7と感光ドラム1
0の駆動を行う駆動手段であり、これら駆動手段は共に
ステッピングモータが用いられている。
【0019】図2は本実施形態の画像形成装置におけ
る、駆動手段15及び16に対する制御機構の概略構成
を示す。図2において、17は駆動手段16の駆動をレ
ジストローラ7に伝達するレジストローラ駆動伝達手
段、18は駆動手段15、16に対して供給される電力
の制御(定電流制御)を行うモータドライバ、19はこ
のモータドライバ18に電力を供給するDC電源であ
る。
る、駆動手段15及び16に対する制御機構の概略構成
を示す。図2において、17は駆動手段16の駆動をレ
ジストローラ7に伝達するレジストローラ駆動伝達手
段、18は駆動手段15、16に対して供給される電力
の制御(定電流制御)を行うモータドライバ、19はこ
のモータドライバ18に電力を供給するDC電源であ
る。
【0020】20は本実施形態の装置全体の制御を司る
MPU(マイクロプロセッサ)であり、駆動手段15に
より駆動される第1駆動系と駆動手段16により駆動さ
れる第2駆動系とに対してピーク電流を分割する制御を
行っている。また、21は複写動作のスタート信号を入
力する操作部である。尚、図1で説明した符号と同一符
号の付いた構成要素についての説明は省略する。
MPU(マイクロプロセッサ)であり、駆動手段15に
より駆動される第1駆動系と駆動手段16により駆動さ
れる第2駆動系とに対してピーク電流を分割する制御を
行っている。また、21は複写動作のスタート信号を入
力する操作部である。尚、図1で説明した符号と同一符
号の付いた構成要素についての説明は省略する。
【0021】図3は本実施形態の動作を実現するため
の、上述の第1、第2の駆動系を構成する駆動手段1
5、16の各々を駆動させるタイミング、複写動作中に
駆動手段15、16に供給される電流値を示す。図3の
太線部は各々の駆動手段の駆動が行われる期間及び電流
値を示す。図4は本実施形態により実現される電流分割
制御の全体の制御手順を示す。
の、上述の第1、第2の駆動系を構成する駆動手段1
5、16の各々を駆動させるタイミング、複写動作中に
駆動手段15、16に供給される電流値を示す。図3の
太線部は各々の駆動手段の駆動が行われる期間及び電流
値を示す。図4は本実施形態により実現される電流分割
制御の全体の制御手順を示す。
【0022】次に、図1〜図4を参照して、本実施形態
の動作の詳細を説明する。
の動作の詳細を説明する。
【0023】従来は、駆動手段15と16を同時に起動
していたが、本実施形態では、図3に示すように、駆動
手段15を駆動手段16よりも先に駆動し、駆動手段1
5が定速制御に移った後で、駆動手段16を駆動する様
に制御動作する。操作部21からの画像形成動作をスタ
ートさせるスタート信号がMPU20に入力されたこと
が検知されると(ステップ400)、画像形成装置は、
スタンバイモードからコピーモードに移行し、原稿台3
は駆動手段15によって駆動されて、図1の矢印bの方
向へ後進し、またこの原稿台3の駆動開始と同時に、駆
動手段15によって給紙ローラ6への駆動も行われ、図
3に示すように、この起動時に電流I1HIが駆動手段
15へ供給される(ステップ401)。なお、上記HI
はハイレベルの電流値を表す。
していたが、本実施形態では、図3に示すように、駆動
手段15を駆動手段16よりも先に駆動し、駆動手段1
5が定速制御に移った後で、駆動手段16を駆動する様
に制御動作する。操作部21からの画像形成動作をスタ
ートさせるスタート信号がMPU20に入力されたこと
が検知されると(ステップ400)、画像形成装置は、
スタンバイモードからコピーモードに移行し、原稿台3
は駆動手段15によって駆動されて、図1の矢印bの方
向へ後進し、またこの原稿台3の駆動開始と同時に、駆
動手段15によって給紙ローラ6への駆動も行われ、図
3に示すように、この起動時に電流I1HIが駆動手段
15へ供給される(ステップ401)。なお、上記HI
はハイレベルの電流値を表す。
【0024】給紙ローラ6は、原稿台3が図1の矢印b
の方向ヘ移動されているときにのみ、図1の矢印aの方
向に回転駆動し、用紙Pをレジストローラ7まで突き当
てた後、適正量のループを作って給紙ローラ6への駆動
伝達を終了するように構成されている。また、駆動手段
15は、原稿台3を矢印bの方向へ移動させる時は、原
稿台3を矢印cの方向へ移動させる時とは正反対の回転
方向で駆動される。
の方向ヘ移動されているときにのみ、図1の矢印aの方
向に回転駆動し、用紙Pをレジストローラ7まで突き当
てた後、適正量のループを作って給紙ローラ6への駆動
伝達を終了するように構成されている。また、駆動手段
15は、原稿台3を矢印bの方向へ移動させる時は、原
稿台3を矢印cの方向へ移動させる時とは正反対の回転
方向で駆動される。
【0025】駆動手段15にはステッピングモータが使
用され、MPU20によってモータドライバ18から、
駆動手段15の起動時の大きなトルクが必要な時には、
上記電流I1HIが駆動手段15に供給され、図3に示
すように、その後に一定時間のT1が経過して、駆動手
段15の回転が等速度回転するようになると(ステップ
402)、電流I1LOWが駆動手段15に供給される
(ステップ403)。なお、上記LOWはローレベルの
電流値を表す。
用され、MPU20によってモータドライバ18から、
駆動手段15の起動時の大きなトルクが必要な時には、
上記電流I1HIが駆動手段15に供給され、図3に示
すように、その後に一定時間のT1が経過して、駆動手
段15の回転が等速度回転するようになると(ステップ
402)、電流I1LOWが駆動手段15に供給される
(ステップ403)。なお、上記LOWはローレベルの
電流値を表す。
【0026】駆動手段16は、用紙Pがレジストローラ
7から感光ドラム10及び定着ローラ13を経て本体か
ら排紙されるまでの紙搬送路,並びに感光ドラム10の
駆動を行なっている。駆動手段16の駆動をレジストロ
ーラ7へ伝達するレジストローラ駆動伝達手段17に
は、公知の電磁クラッチが使用されている。
7から感光ドラム10及び定着ローラ13を経て本体か
ら排紙されるまでの紙搬送路,並びに感光ドラム10の
駆動を行なっている。駆動手段16の駆動をレジストロ
ーラ7へ伝達するレジストローラ駆動伝達手段17に
は、公知の電磁クラッチが使用されている。
【0027】原稿台3及び給紙ローラ6が駆動されてか
ら、図3に示すように、上記T1が経過すると同時、あ
るいはそれ以上の時間T2が経過すると(ステップ40
4)、駆動手段16を起動させるコントロール信号がM
PU20からモータードライバ18へ出力され、駆動手
段16には電流I2HIが供給され、定着ローラ13及
び感光ドラム10の駆動が同時に開始される(ステップ
405)。
ら、図3に示すように、上記T1が経過すると同時、あ
るいはそれ以上の時間T2が経過すると(ステップ40
4)、駆動手段16を起動させるコントロール信号がM
PU20からモータードライバ18へ出力され、駆動手
段16には電流I2HIが供給され、定着ローラ13及
び感光ドラム10の駆動が同時に開始される(ステップ
405)。
【0028】駆動手段16が駆動されてからT3が経過
し、駆動手段16が等速度回転を行なうようになると、
図3に示すように、MPU20からモータドライバ18
に駆動手段16に電流I2LOWを供給するようにコン
トロール信号が送られ、駆動手段16に電流I2LOW
が供給される(ステップ407)。
し、駆動手段16が等速度回転を行なうようになると、
図3に示すように、MPU20からモータドライバ18
に駆動手段16に電流I2LOWを供給するようにコン
トロール信号が送られ、駆動手段16に電流I2LOW
が供給される(ステップ407)。
【0029】レジストローラ7は、原稿台3と原稿照明
ランプ8等によって構成される光学系と公知の高圧制御
と現像器11と感光ドラム10等によって感光ドラム1
0上に得られる原稿画像のトナー像の先端と、用紙Pと
の紙先端とを合わせるためのタイミングをとるものであ
る。また、上述のように、レジストローラ7には、駆動
手段16の駆動を伝達するレジストローラ駆動伝達手段
17が用いられている。原稿台3が読み取り開始位置に
あることを検知するホームポジション検知手段14(以
下、HP検知手段と記載)の検知信号により、原稿台3
が戻ってその読み取り開始位置(ホームポジション:H
P)にいることが検知されるまでに、上述の駆動手段1
5を介して駆動されて図1の矢印a方向に回転駆動して
いる給紙ローラ6は、用紙Pをレジストローラ7まで突
き当てた後、適正量のループを作り、給紙動作を終了す
るように、本実施形態の画像形成装置は構成されてい
る。
ランプ8等によって構成される光学系と公知の高圧制御
と現像器11と感光ドラム10等によって感光ドラム1
0上に得られる原稿画像のトナー像の先端と、用紙Pと
の紙先端とを合わせるためのタイミングをとるものであ
る。また、上述のように、レジストローラ7には、駆動
手段16の駆動を伝達するレジストローラ駆動伝達手段
17が用いられている。原稿台3が読み取り開始位置に
あることを検知するホームポジション検知手段14(以
下、HP検知手段と記載)の検知信号により、原稿台3
が戻ってその読み取り開始位置(ホームポジション:H
P)にいることが検知されるまでに、上述の駆動手段1
5を介して駆動されて図1の矢印a方向に回転駆動して
いる給紙ローラ6は、用紙Pをレジストローラ7まで突
き当てた後、適正量のループを作り、給紙動作を終了す
るように、本実施形態の画像形成装置は構成されてい
る。
【0030】原稿台3が図1の矢印bで示す後進方向に
移動して、原稿台3上に設けられたHPフラグ(ホーム
ポジションフラグ)9が上記のHPの位置に達したこと
がホームポジション検知手段14により検知されると
(ステップ408)、駆動手段16への電流供給は停止
され、原稿台3はホームポジションに停止する(ステッ
プ409)。
移動して、原稿台3上に設けられたHPフラグ(ホーム
ポジションフラグ)9が上記のHPの位置に達したこと
がホームポジション検知手段14により検知されると
(ステップ408)、駆動手段16への電流供給は停止
され、原稿台3はホームポジションに停止する(ステッ
プ409)。
【0031】原稿台3がホームポジションに停止してか
らT4時間経過すると(ステップ410)、MPU20
からモータドライバ18へ駆動手段15に電流I1HI
を供給する旨のコントロール信号が伝達され、駆動手段
15の駆動により原稿台3は図1の矢印cで示す前進方
向へ駆動される(ステップ411)。
らT4時間経過すると(ステップ410)、MPU20
からモータドライバ18へ駆動手段15に電流I1HI
を供給する旨のコントロール信号が伝達され、駆動手段
15の駆動により原稿台3は図1の矢印cで示す前進方
向へ駆動される(ステップ411)。
【0032】また、原稿台3が前進方向への駆動を開始
するタイミングで、レジストローラ7に駆動手段16か
らの駆動力がレジストローラ駆動伝達手段17を介して
伝達され、レジストローラ7が駆動される。図3のT5
は原稿台3の前進方向への起動時に駆動手段15に電流
I1HIが供給されている期間であり、それで駆動手段
15が等速度回転を行なうようになると(ステップ41
2)、駆動手段15には電流I1LOWが供給される
(ステップ413)。
するタイミングで、レジストローラ7に駆動手段16か
らの駆動力がレジストローラ駆動伝達手段17を介して
伝達され、レジストローラ7が駆動される。図3のT5
は原稿台3の前進方向への起動時に駆動手段15に電流
I1HIが供給されている期間であり、それで駆動手段
15が等速度回転を行なうようになると(ステップ41
2)、駆動手段15には電流I1LOWが供給される
(ステップ413)。
【0033】尚、本実施形態では、原稿台3をホームポ
ジションから図1の矢印cの方向に所定の読み取り速度
となるように駆動し、また原稿台3に駆動手段15の駆
動を伝えるタイミングと同時に、レジストローラ駆動伝
達手段17を介してレジストローラ7を駆動させたとき
に、感光ドラム10上のトナー画像の先端と用紙Pの紙
先端とが合うように構成されている。
ジションから図1の矢印cの方向に所定の読み取り速度
となるように駆動し、また原稿台3に駆動手段15の駆
動を伝えるタイミングと同時に、レジストローラ駆動伝
達手段17を介してレジストローラ7を駆動させたとき
に、感光ドラム10上のトナー画像の先端と用紙Pの紙
先端とが合うように構成されている。
【0034】上記制御(ステップ413)の後、感光ド
ラム10上のトナー像は転写分離帯電器12で用紙Pに
転写され、定着ローラ13を含む定着部で用紙P上に転
写されたトナー画像が用紙P上で熱定着され、その後、
用紙Pは装置本体から排紙され、画像形成動作が終了す
ると(ステップ416)、MPU20は駆動手段15、
16への電流供給を停止させる制御を行なう(ステップ
415)。
ラム10上のトナー像は転写分離帯電器12で用紙Pに
転写され、定着ローラ13を含む定着部で用紙P上に転
写されたトナー画像が用紙P上で熱定着され、その後、
用紙Pは装置本体から排紙され、画像形成動作が終了す
ると(ステップ416)、MPU20は駆動手段15、
16への電流供給を停止させる制御を行なう(ステップ
415)。
【0035】(第2実施形態)図5は本発明の第2の実
施形態の動作を実現するための第1及び第2の駆動系を
構成する駆動手段15、16の各々を駆動させるタイミ
ングと、複写動作中に駆動手段15、16に供給される
電流値を示す。図5の太線部は各々の駆動手段の駆動が
行われる期間及び電流値を示す。
施形態の動作を実現するための第1及び第2の駆動系を
構成する駆動手段15、16の各々を駆動させるタイミ
ングと、複写動作中に駆動手段15、16に供給される
電流値を示す。図5の太線部は各々の駆動手段の駆動が
行われる期間及び電流値を示す。
【0036】上述した本発明の第1の実施形態では、駆
動手段15を駆動手段16よりも先に駆動したが、本発
明の第2の実施形態では駆動手段16を駆動手段15よ
りも先に駆動する。この第の2実施形態においても、第
1の実施形態と、同じ効果が得られることは、以下に述
べるように明らかである。
動手段15を駆動手段16よりも先に駆動したが、本発
明の第2の実施形態では駆動手段16を駆動手段15よ
りも先に駆動する。この第の2実施形態においても、第
1の実施形態と、同じ効果が得られることは、以下に述
べるように明らかである。
【0037】図6は本発明の第2実施形態により実現さ
れる電流分割制御の手順を示す。前述の第1の実施形態
では、図3に示すように、操作部21からのスタート信
号が検知されたと同時に駆動手段15に電流I1HIが
供給され、駆動手段15が等速度回転を行なうようにな
つてから駆動手段16を駆動していたが、第2の実施形
態では、2つの駆動手段15、16の起動時に必要な高
レベルの電流期間が重ならないようにし、2つの駆動手
段15、16を駆動させる順番を変更している。
れる電流分割制御の手順を示す。前述の第1の実施形態
では、図3に示すように、操作部21からのスタート信
号が検知されたと同時に駆動手段15に電流I1HIが
供給され、駆動手段15が等速度回転を行なうようにな
つてから駆動手段16を駆動していたが、第2の実施形
態では、2つの駆動手段15、16の起動時に必要な高
レベルの電流期間が重ならないようにし、2つの駆動手
段15、16を駆動させる順番を変更している。
【0038】即ち、操作部21からのスタート信号が検
知されたと同時に(ステップ600)、図5に示すよう
に、駆動手段16に電流I2HIが供給され(ステップ
601)、それからT3が経過し(ステップ602)、
駆動手段16が等速度回転を行なうようになると同時、
あるいはそれ以上経過した際(駆動手段16が駆動を開
始してからT6経過後)(ステップ603〜604)、
駆動手段15を駆動している(ステップ605〜60
7)。
知されたと同時に(ステップ600)、図5に示すよう
に、駆動手段16に電流I2HIが供給され(ステップ
601)、それからT3が経過し(ステップ602)、
駆動手段16が等速度回転を行なうようになると同時、
あるいはそれ以上経過した際(駆動手段16が駆動を開
始してからT6経過後)(ステップ603〜604)、
駆動手段15を駆動している(ステップ605〜60
7)。
【0039】それ移行のステップ608〜615の動作
及び制御方法は、第1の実施形態のステップ408〜4
15と同一なので、その説明を省略する。
及び制御方法は、第1の実施形態のステップ408〜4
15と同一なので、その説明を省略する。
【0040】(その他の実施形態)上述した本発明の第
1実施形態、第2実施形態では、原稿台移動方式の画像
形成装置を例にとって説明したが、光学系移動方式の画
像形成装置においても、本発明を同様に実現することが
出来る。
1実施形態、第2実施形態では、原稿台移動方式の画像
形成装置を例にとって説明したが、光学系移動方式の画
像形成装置においても、本発明を同様に実現することが
出来る。
【0041】また、第1の実施形態、第2の実施形態で
は、駆動手段として、原稿台及び給紙ローラを駆動する
ものと、感光ドラム及びレジストローラを駆動するもの
の2つを用いた構成となっているが、画像形成動作が行
われるまでに記録用紙がレジストローラまで達してルー
プを作り、給紙動作が完了する構成で、駆動手段の起動
時に高レベルを供給する期間が重ならなければ、駆動手
段の個数をより多くしてもかまわない。
は、駆動手段として、原稿台及び給紙ローラを駆動する
ものと、感光ドラム及びレジストローラを駆動するもの
の2つを用いた構成となっているが、画像形成動作が行
われるまでに記録用紙がレジストローラまで達してルー
プを作り、給紙動作が完了する構成で、駆動手段の起動
時に高レベルを供給する期間が重ならなければ、駆動手
段の個数をより多くしてもかまわない。
【0042】また、本発明に係る図4、図6に示すよう
な制御手順をプログラム形態で記録する記録媒体は、F
D以外にもCD−ROM、ICメモリカード等であって
もよい。更に、本プログラムをROMに記録しておき、
これをメモリマップの一部となすように構成し、直接M
PU20で実行することも可能である。
な制御手順をプログラム形態で記録する記録媒体は、F
D以外にもCD−ROM、ICメモリカード等であって
もよい。更に、本プログラムをROMに記録しておき、
これをメモリマップの一部となすように構成し、直接M
PU20で実行することも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作部からの入力で画像形成動作を開始した後に、各々
のステッピングモータの起動時に、各々のステッピング
モータが等速度回転を行なうまでの高い値の電流が供給
される期間が互いに重ならないように、複数のステッピ
ングモータに対する電流供給のタイミングを制御するよ
うにしたので、画像形成装置の駆動手段であるステッピ
ングモータに電流を供給する電源の電流容量を小さく抑
えることができる。
操作部からの入力で画像形成動作を開始した後に、各々
のステッピングモータの起動時に、各々のステッピング
モータが等速度回転を行なうまでの高い値の電流が供給
される期間が互いに重ならないように、複数のステッピ
ングモータに対する電流供給のタイミングを制御するよ
うにしたので、画像形成装置の駆動手段であるステッピ
ングモータに電流を供給する電源の電流容量を小さく抑
えることができる。
【0044】このため、本発明によれば、電源を小型化
し、コスト的にも有利な画像形成装置を提供することが
できる。
し、コスト的にも有利な画像形成装置を提供することが
できる。
【図1】本発明の第1の実施形態の画像形成装置の構成
を示す概略断面図である。
を示す概略断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の制御機構の概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における駆動タイミン
グを示すタイミングチャートである。
グを示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態における駆動タイミン
グを示すタイミングチャートである。
グを示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 原稿台ガラス 2 原稿台カバー 3 原稿台 4 給紙カセット 5 記録用紙 6 給紙ローラ 7 レジストローラ 8 原稿照明ランプ 9 ホームポジションフラグ 10 感光ドラム 11 現像器 12 転写分離帯電器 13 定着ローラ 14 ホームポジション検知手段 15 原稿台/給紙ローラの駆動手段 16 レジストローラ/感光ドラムの駆動手段 17 レジストローラ駆動伝達手段 18 モータドライバ 19 DC電源 20 MPU 21 操作部
Claims (11)
- 【請求項1】 ステッピングモータを使用した2つ以上
の駆動手段を有する画像形成装置において、 前記2つ以上の駆動手段の各々の起動時に高レベルの電
流を供給し、前記2つ以上の駆動手段が各々等速度回転
を行うようになってから低レベルの電流値を各々の駆動
手段に供給するように、前記各々の駆動手段に対して2
ステップで電流を供給する電流供給制御手段と、 画像形成動作を行う際に、前記2つ以上の駆動手段を駆
動させるタイミングを、前記2つ以上の各々の駆動手段
に前記高レベルの電流値が供給されている期間が重なら
ないように、前記2つ以上の各々の駆動手段に前記低レ
ベルの電流値が供給される制御に移る時間分、あるいは
それ以上遅らせて、画像形成動作開始時に前記2つ以上
の駆動手段を各々起動させるために必要な高レベルの電
流を時分割する定電値切り換え制御手段とを具備したこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記2つ以上の駆動手段は、給紙ローラ
および原稿台を駆動する第1の駆動手段と、レジストロ
ーラ、感光ドラムおよび定着ローラを駆動する第2の駆
動手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像
形成装置。 - 【請求項3】 前記第1の駆動手段は前記原稿台に替え
て原稿走査用光学系を駆動することを特徴とする請求項
2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記定電値切り換え制御手段は、前記第
1の駆動手段の起動時に高レベルの電流を供給し、該第
1の駆動手段が等速回転を行なうようになって低レベル
の電流値を供給するようになってから、あるいはそれ以
上遅らせて、前記第2の駆動手段に高レベルの電流を供
給する制御を行なうことを特徴とする請求項2または3
記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記定電値切り換え制御手段は、前記第
2の駆動手段の起動時に高レベルの電流を供給し、該第
2の駆動手段が等速回転を行なうようになって低レベル
の電流値を供給するようになってから、あるいはそれ以
上遅らせて、前記第1の駆動手段に高レベルの電流を供
給する制御を行なうことを特徴とする請求項2または3
記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 ステッピングモータを使用した2つ以上
の駆動手段を有する画像形成装置の駆動制御方法におい
て、 前記2つ以上の駆動手段の各々の起動時に高レベルの電
流を供給し、前記2つ以上の駆動手段が各々等速度回転
を行うようになってから低レベルの電流値を各々の駆動
手段に供給するように、前記各々の駆動手段に対して2
ステップで電流を供給する工程と、 画像形成動作を行う際に、前記2つ以上の駆動手段を駆
動させるタイミングを、前記2つ以上の各々の駆動手段
に前記高レベルの電流値が供給されている期間が重なら
ないように、前記2つ以上の各々の駆動手段に前記低レ
ベルの電流値が供給される制御に移る時間分、あるいは
それ以上遅らせて、画像形成動作開始時に前記2つ以上
の駆動手段を各々起動させるために必要な高レベルの電
流を時分割する工程とを有することを特徴とする駆動制
御方法。 - 【請求項7】 前記2つ以上の駆動手段は、給紙ローラ
および原稿台を駆動する第1の駆動手段と、レジストロ
ーラ、感光ドラムおよび定着ローラを駆動する第2の駆
動手段とを含むことを特徴とする請求項6に記載の駆動
制御方法。 - 【請求項8】 前記第1の駆動手段は前記原稿台に替え
て原稿走査用光学系を駆動することを特徴とする請求項
7に記載の駆動制御方法。 - 【請求項9】前記第1の駆動手段の起動時に高レベルの
電流を供給し、該第1の駆動手段が等速回転を行なうよ
うになって低レベルの電流値を供給するようになってか
ら、あるいはそれ以上遅らせて、前記第2の駆動手段に
高レベルの電流を供給する制御を行なうことを特徴とす
る請求項7または8に記載の駆動制御方法。 - 【請求項10】 前記第2の駆動手段の起動時に高レベ
ルの電流を供給し、該第2の駆動手段が等速回転を行な
うようになって低レベルの電流値を供給するようになっ
てから、あるいはそれ以上遅らせて、前記第1の駆動手
段に高レベルの電流を供給する制御を行なうことを特徴
とする請求項7または8に記載の駆動制御方法。 - 【請求項11】 ステッピングモータを使用した2つ以
上の駆動手段を有する画像形成装置の該2つ以上の駆動
手段の駆動をコンピュータによって制御するための制御
プログラムを記録した記録媒体であって、該制御プログ
ラムはコンピュータに、 前記2つ以上の駆動手段の各々の起動時に高レベルの電
流を供給させ、前記2つ以上の駆動手段が各々等速度回
転を行うようになってから低レベルの電流値を各々の駆
動手段に供給するように、前記各々の駆動手段に対して
2ステップで電流を供給させ、 画像形成動作を行う際に、前記2つ以上の駆動手段を駆
動させるタイミングを、前記2つ以上の各々の駆動手段
に前記高レベルの電流値が供給されている期間が重なら
ないように、前記2つ以上の各々の駆動手段に前記低レ
ベルの電流値が供給される制御に移る時間分、あるいは
それ以上遅らせて、画像形成動作開始時に前記2つ以上
の駆動手段を各々起動させるために必要な高レベルの電
流を時分割させることを特徴とする駆動制御プログラム
を記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9238445A JPH1184790A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 画像形成装置および駆動制御方法並びに駆動制御プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9238445A JPH1184790A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 画像形成装置および駆動制御方法並びに駆動制御プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1184790A true JPH1184790A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17030335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9238445A Pending JPH1184790A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 画像形成装置および駆動制御方法並びに駆動制御プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1184790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013250323A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP9238445A patent/JPH1184790A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013250323A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
US9056735B2 (en) | 2012-05-30 | 2015-06-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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