JPH1184347A

JPH1184347A - 表示装置

Info

Publication number: JPH1184347A
Application number: JP23708797A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Doi; 井武土
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1997-09-02
Filing date: 1997-09-02
Publication date: 1999-03-26

Abstract

(57)【要約】【課題】省スぺース性や携帯性等の利点を損なうこと
なく、パーソナル・コンピュータの表示パネル部の性能
や機能を拡張し、表示画面の大容量化を行うことが可能
な構成の表示装置を提供する。【解決手段】本発明に係る表示装置は、表示を行う表
示部を有する表示装置であって、略平面上に入力操作部
を有し、平面に対し非同一平面上に表示パネルを有する
パーソナル・コンピュータと接続可能であり、パーソナ
ル・コンピュータを接続した状態で、表示部の背面に表
示パネルが配置され、かつ、入力操作部は表示部を視認
しながら操作可能な位置に配置可能なものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】液晶表示装置等の表示装置は、ワードプ
ロセッサ、パーソナル・コンピュータ、モニタ等の表示
装置に多用されており、パーソナル・コンピュータに
は、デスクトップ型、タワー型、ノートブック型等の各
種形態があるが、それらのなかでもノートブック型パー
ソナル・コンピュータは、小型かつ軽量で携帯すること
が可能であり、机上で使用する場合には省スペース化を
図ることができ、また、消費電力も小さいため、多く利
用されるようになってきている。

【０００３】通常のノートブック型パーソナル・コンピ
ュータは、折り畳み式ケースに組み込まれており、ＣＰ
Ｕ（中央処理装置）、ハードディスク・ドライブ（ＨＤ
Ｄ）等の記憶手段、キーボード等の入力手段を内蔵する
本体部と、液晶表示装置を備えた表示パネル部とから構
成されている。不使用時には表示パネル部は本体部の蓋
となって折り畳まれた状態となり、使用時には表示パネ
ル部は開いて立てられ、キーボード等による操作が可能
な状態となる。

【０００４】また、ノートブック型パーソナル・コンピ
ュータは、セカンド・ハードディスク・ドライブ（ＨＤ
Ｄ）や、バッテリ・パック、スピーカ・システム、ＳＣ
ＳＩポート等を搭載したドッキングステーション又はデ
スクステーション等のオプションを装着することによ
り、容易に機能拡張を行うことができる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、パー
ソナル・コンピュータで取り扱う情報量の増大に伴い、
表示画面の大容量化が進んでいるが、ノートブック型パ
ーソナル・コンピュータの表示パネル部の性能や機能を
拡張し、表示画面の大容量化を行うためには、ＣＲＴや
液晶モニタ等の外部の表示装置を接続しなければなら
ず、机上での省スぺース性や携帯性といったノートブッ
ク型パーソナル・コンピュータの利点が損なわれるとい
う問題がある。

【０００６】図７は、ノートブック型パーソナル・コン
ピュータ及びノートブック型パーソナル・コンピュータ
に接続された従来の表示装置を示した説明図である。

【０００７】ノートブック型パーソナル・コンピュータ
４０の表示パネル部４２の性能や機能を拡張し、表示画
面の大容量化を行う場合、図７に示すように、ＣＲＴや
液晶モニタ等の外部の表示装置３０を接続しなければな
らない。従って、机上においては、ノートブック型パー
ソナル・コンピュータ４０の本体部４１と、液晶モニタ
３０の脚部３１とによって面積が占有され、机上での省
スぺース性や携帯性といったノートブック型パーソナル
・コンピュータの利点が損なわれることになる。

【０００８】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、省スぺース性や携帯性といったパーソ
ナル・コンピュータの利点を損なうことなく、パーソナ
ル・コンピュータの表示パネル部の性能や機能を拡張
し、表示画面の大容量化を行うことが可能な構成の表示
装置を提供することである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明に係る表示装置に
よれば、表示を行う表示部を有する表示装置であって、
略平面上に入力操作部を有し、平面に対し非同一平面上
に表示パネルを有するパーソナル・コンピュータと接続
可能であり、パーソナル・コンピュータを接続した状態
で、表示部の背面に表示パネルが配置され、かつ、入力
操作部は表示部を視認しながら操作可能な位置に配置可
能であることを特徴とし、この構成により、省スぺース
性や携帯性といったパーソナル・コンピュータの利点を
損なうことなく、パーソナル・コンピュータの表示パネ
ル部の性能や機能を拡張し、表示画面の大容量化を行う
ことができる。

【００１０】表示装置は、脚部を有し、脚部は入力操作
部が載置される凹部を有するものとすると、パーソナル
・コンピュータの安定した操作性を確保することができ
る。表示装置は、脚部と、脚部と表示部とを接続する支
持部とを有し、支持部は表示部の背面を通り表示部の上
部に接続されているものとするとよい。

【００１１】表示装置は、脚部と、脚部と表示部とを接
続する支持部とを有し、支持部と表示部との接続部を支
点として表示部が可動であるものとすると、パーソナル
・コンピュータの配置が容易となる。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表示装置の実
施の形態について、図面を参照しながら説明する。

【００１３】図１は、本発明の第１の実施の形態に係る
表示装置にノートブック型パーソナル・コンピュータが
装着された状態を示した説明図である。

【００１４】本発明の第１の実施の形態に係る表示装置
１０は、脚部１１と、脚部１１上に、可動又は非可動な
状態で結合された表示装置部１２とから構成されてい
る。そして、折り畳み式ケースに組み込まれ、本体部４
１及び表示パネル部４２からなるノートブック型パーソ
ナル・コンピュータ４０を、表示パネル部４２を開いて
本体部４１のキーボード等の入力手段が操作可能な状態
で、脚部１１上に載置又は装着できるように、表示装置
部１２の周縁部又は脚部１１の形状を形成した点に、本
発明の第１の実施の形態に係る表示装置１０の特徴があ
る。例えば、脚部には、ノートブック型パーソナル・コ
ンピュータ４０の入力操作手段を備えた本体部４１の底
面部が整合するような凹部を形成しておく。

【００１５】ノートブック型パーソナル・コンピュータ
４０は、本体部４１にＣＰＵ（中央処理装置）、ハード
ディスク・ドライブ（ＨＤＤ）等の記憶手段、キーボー
ド等の入力手段を内蔵しており、表示パネル部４２に液
晶表示素子を備えている。

【００１６】ノートブック型パーソナル・コンピュータ
４０の本体部４１は、脚部１１上に載置又は装着され、
ノートブック型パーソナル・コンピュータ４０の表示パ
ネル部４２は、表示装置部１２の周縁部と脚部１１との
結合部に開設された間隙部から、表示装置部１２の裏面
側に挿入され、表示装置１０の表示装置部１２の表示画
面が視認しうる状態となっている。

【００１７】表示装置１０とノートブック型パーソナル
・コンピュータ４０とは、直接又はケーブル等の接続手
段を介して接続され、表示装置１０はノートブック型パ
ーソナル・コンピュータ４０から出力される画像信号に
基づき、画像を表示することができる。

【００１８】表示装置１０の表示装置部１２は、ノート
ブック型パーソナル・コンピュータ４０の表示性能又は
表示機能の拡張を目的とするため、通常は、ノートブッ
ク型パーソナル・コンピュータ４０の表示パネル部４２
よりも、表示画面が大きいもの、又は、解像度その他何
らかの表示品質又は表示機能において優れたものとす
る。

【００１９】図１に示されるように、ノートブック型パ
ーソナル・コンピュータ４０を、本発明の第１の実施の
形態に係る表示装置１０の脚部１１上に載置又は装着す
ることにより、容易に、ノートブック型パーソナル・コ
ンピュータ４０の表示パネル部４２の性能や機能を拡張
し、表示画面の大容量化を行うことができ、ノートブッ
ク型パーソナル・コンピュータ４０は本発明の第１の実
施の形態に係る表示装置１０の脚部１１上に載置又は装
着されるので、ノートブック型パーソナル・コンピュー
タ４０の省スぺース性という利点も損なわれない。

【００２０】また、本発明の第１の実施の形態に係る表
示装置１０には、ノートブック型パーソナル・コンピュ
ータ４０を一体化して装着することができるので、携帯
性も確保することができる。さらに、ノートブック型パ
ーソナル・コンピュータ４０は、表示パネル部４２が開
かれた状態で載置又は装着されるので、ノートブック型
パーソナル・コンピュータ４０のキーボード等をそのま
ま使用することができる。

【００２１】表示装置１０の脚部１１内部に、セカンド
・ハードディスク・ドライブ（ＨＤＤ）、ＣＤ−ＲＯＭ
ドライブ装置等のノートブック型パーソナル・コンピュ
ータ４０の機能拡張装置を搭載したものとすると、表示
パネル部４２のみならず、総合的な機能拡張を容易に行
うことができる。

【００２２】図２は、本発明の第２の実施の形態に係る
表示装置の斜視図（ａ）及び側面図（ｂ）である。

【００２３】本発明の第２の実施の形態に係る表示装置
２０は、脚部２１と、脚部２１と共にコの字型を構成す
るように形成された支持部２３と、支持部２３の先端部
により、可動又は非可動な状態で、支持部との間に間隔
を設けて支持された表示装置部２２とから構成されてい
る。

【００２４】図３は、本発明の第２の実施の形態に係る
表示装置にノートブック型パーソナル・コンピュータが
装着された状態を示した説明図である。

【００２５】第１の実施の形態と同様に、折り畳み式ケ
ースに組み込まれ、本体部４１及び表示パネル部４２か
らなるノートブック型パーソナル・コンピュータ４０
を、表示パネル部４２を開いて本体部４１のキーボード
等の入力手段が操作可能な状態で、脚部２１上に載置又
は装着できるように、脚部２１と支持部２３とがコの字
型を形成し、かつ、表示装置部２２が、支持部２３の先
端部により、可動又は非可動な状態で、支持部との間に
間隔を設けて支持されるように構成した点に、本発明の
第２の実施の形態に係る表示装置２０の特徴がある。ノ
ートブック型パーソナル・コンピュータ４０は、上記同
様のものである。

【００２６】ノートブック型パーソナル・コンピュータ
４０の本体部４１は、脚部２１上に載置又は装着され、
ノートブック型パーソナル・コンピュータ４０の表示パ
ネル部４２は、表示装置部２２の裏面側と支持部２３と
の間に設けられた空間に位置し、表示装置２０の表示装
置部２２の表示画面が視認しうる状態となっている。表
示装置２０とノートブック型パーソナル・コンピュータ
４０とは、直接又はケーブル等の接続手段を介して接続
され、表示装置２０はノートブック型パーソナル・コン
ピュータ４０から出力される画像信号に基づき、画像を
表示することができる。

【００２７】表示装置２０の表示装置部２２は、ノート
ブック型パーソナル・コンピュータ４０の表示性能又は
表示機能の拡張を目的とするため、通常は、ノートブッ
ク型パーソナル・コンピュータ４０の表示パネル部４２
よりも、表示画面が大きいもの、又は、解像度その他何
らかの表示品質又は表示機能において優れたものとす
る。

【００２８】図３に示されるように、ノートブック型パ
ーソナル・コンピュータ４０を、本発明の第２の実施の
形態に係る表示装置２０の脚部２１上に載置又は装着す
ることにより、容易に、ノートブック型パーソナル・コ
ンピュータ４０の表示パネル部４２の性能や機能を拡張
し、表示画面の大容量化を行うことができ、ノートブッ
ク型パーソナル・コンピュータ４０は本発明の第２の実
施の形態に係る表示装置２０の脚部２１上に載置又は装
着されるので、ノートブック型パーソナル・コンピュー
タ４０の省スぺース性という利点も損なわれない。

【００２９】尚、ノートブック型パーソナル・コンピュ
ータ４０を脚部２１上に載置又は装着するとき、本体部
４１の全体が、脚部２１上に載置される必要は必ずしも
なく、図３のように部分的に載置された状態であっても
よい。

【００３０】また、本発明の第２の実施の形態に係る表
示装置２０には、ノートブック型パーソナル・コンピュ
ータ４０を一体化して装着することができるので、表示
装置２０とノートブック型パーソナル・コンピュータ４
０とを運搬するときは、これらを同時に運搬することが
できる。さらに、ノートブック型パーソナル・コンピュ
ータ４０は、表示パネル部４２が開かれた状態で載置又
は装着されるので、ノートブック型パーソナル・コンピ
ュータ４０のキーボード等をそのまま使用することがで
きる。

【００３１】第１の実施の形態と同様に、表示装置２０
の脚部２１又は支持部２３内部に、セカンド・ハードデ
ィスク・ドライブ（ＨＤＤ）、ＣＤ−ＲＯＭドライブ装
置等のノートブック型パーソナル・コンピュータ４０の
機能拡張装置を搭載したものとすると、表示パネル部４
２のみならず、総合的な機能拡張を容易に行うことがで
きる。

【００３２】図４乃至図６は、本発明の第２の実施の形
態に係る表示装置に、ノートブック型パーソナル・コン
ピュータを載置又は装着する手順を示した説明図であ
る。

【００３３】図４に示されるように、表示装置２０の表
示装置部２２が、支持部２３に可動な状態で支持されて
いる場合は、表示装置部２２と支持部２３との結合部を
支点として、表示装置部２２の下辺部を上方に移動させ
て表示装置部２２を持ち上げ、ノートブック型パーソナ
ル・コンピュータ４０を正面側から挿入して、脚部２１
上に載置又は装着する。

【００３４】図５に示されるように、表示装置２０の表
示装置部２２が、支持部２３に可動又は非可動な状態で
支持されている場合は、表示装置部２２の下辺部と脚部
２１との間隙の正面側から、ノートブック型パーソナル
・コンピュータ４０の表示パネル部４２を挿入して、脚
部２１上に載置又は装着する。

【００３５】図６に示されるように、表示装置２０の表
示装置部２２が、支持部２３に可動又は非可動な状態で
支持されている場合は、表示装置部２２と支持部２３と
の間隙及び表示装置部２２の下辺部と脚部２１との間隙
の側面側からノートブック型パーソナル・コンピュータ
４０を挿入して、脚部２１上に載置又は装着する。

【００３６】以上に例示した手順により、ノートブック
型パーソナル・コンピュータ４０は、図３に示されるよ
うに、表示装置２０の脚部２１上に載置又は装着され
る。

【００３７】以上、第１及び第２の２つの実施の形態に
ついて説明したが、本発明に係る表示装置は、ノートブ
ック型パーソナル・コンピュータの表示パネル部を開い
た状態、即ち、キーボード等の入力手段の使用が可能な
状態で、ノートブック型パーソナル・コンピュータを、
脚部上に載置又は装着することができ、かつ、表示装置
の表示画面を視認し得る構成であれば、上記２つの実施
の形態以外の構成であってもよい。

【００３８】

【発明の効果】本発明に係る表示装置によれば、表示を
行う表示部を有する表示装置であって、略平面上に入力
操作部を有し、平面に対し非同一平面上に表示パネルを
有するパーソナル・コンピュータと接続可能であり、パ
ーソナル・コンピュータを接続した状態で、表示部の背
面に表示パネルが配置され、かつ、入力操作部は表示部
を視認しながら操作可能な位置に配置可能としたので、
省スぺース性や携帯性といったパーソナル・コンピュー
タの利点を損なうことなく、パーソナル・コンピュータ
の表示パネル部の性能や機能を拡張し、表示画面の大容
量化を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態に係る表示装置にノ
ートブック型パーソナル・コンピュータが装着された状
態を示した説明図。

【図２】本発明の第２の実施の形態に係る表示装置の斜
視図及び側面図。

【図３】本発明の第２の実施の形態に係る表示装置にノ
ートブック型パーソナル・コンピュータが装着された状
態を示した説明図。

【図４】本発明の第２の実施の形態に係る表示装置に、
ノートブック型パーソナル・コンピュータを載置又は装
着する手順を示した説明図。

【図５】本発明の第２の実施の形態に係る表示装置に、
ノートブック型パーソナル・コンピュータを載置又は装
着する手順を示した説明図。

【図６】本発明の第２の実施の形態に係る表示装置に、
ノートブック型パーソナル・コンピュータを載置又は装
着する手順を示した説明図。

【図７】ノートブック型パーソナル・コンピュータ及び
ノートブック型パーソナル・コンピュータに接続された
従来の表示装置を示した説明図。

【符号の説明】

１０本発明の第１の実施の形態に係る表示装置１１脚部１２表示装置部２０本発明の第２の実施の形態に係る表示装置２１脚部２２表示装置部２３支持部３０従来の表示装置３１脚部３２表示装置部４０ノートブック型パーソナル・コンピュータ４１本体部４２表示パネル部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】表示を行う表示部を有する表示装置であっ
て、略平面上に入力操作部を有し、前記平面に対し非同一平
面上に表示パネルを有するパーソナル・コンピュータと
接続可能であり、前記パーソナル・コンピュータを接続
した状態で、前記表示部の背面に前記表示パネルが配置
され、かつ、前記入力操作部は前記表示部を視認しなが
ら操作可能な位置に配置可能であることを特徴とする表
示装置。
【請求項２】前記表示装置は、脚部を有し、前記脚部は
前記入力操作部が載置される凹部を有することを特徴と
する請求項１記載の表示装置。
【請求項３】前記表示装置は、脚部と、前記脚部と前記
表示部とを接続する支持部とを有し、前記支持部は前記
表示部の背面を通り前記表示部の上部に接続されている
ことを特徴とする請求項１記載の表示装置。
【請求項４】前記表示装置は、脚部と、前記脚部と前記
表示部とを接続する支持部とを有し、前記支持部と前記
表示部との接続部を支点として前記表示部が可動である
ことを特徴とする請求項３記載の表示装置。