JPH1184248A - 反射屈折縮小光学系 - Google Patents

反射屈折縮小光学系

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JPH1184248A
JPH1184248A JP9267941A JP26794197A JPH1184248A JP H1184248 A JPH1184248 A JP H1184248A JP 9267941 A JP9267941 A JP 9267941A JP 26794197 A JP26794197 A JP 26794197A JP H1184248 A JPH1184248 A JP H1184248A
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optical system
beam splitter
lens
face
catadioptric reduction
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Yasuhiro Omura
泰弘 大村
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Nikon Corp
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B17/00Systems with reflecting surfaces, with or without refracting elements
    • G02B17/08Catadioptric systems
    • G02B17/0892Catadioptric systems specially adapted for the UV
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B17/00Systems with reflecting surfaces, with or without refracting elements
    • G02B17/08Catadioptric systems
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70225Optical aspects of catadioptric systems, i.e. comprising reflective and refractive elements
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

Abstract

(57)【要約】 【課題】走査型露光装置の投影光学系として使用され、
ビームスプリッタが実用的な大きさであり、しかもクオ
ーターミクロン単位の解像度を有する反射屈折縮小光学
系を提供する。 【解決手段】第1面R上のパターンの像を第2面W上に
結像し、第1面Rと第2面Wとを同期して走査すること
により、走査方向に拡大した範囲のパターンの像を第2
面W上に結像する反射屈折縮小光学系において、第1面
R側から順に、第1光学系G1と、スプリット面の入射
平面が走査方向を含むように配置されたビームスプリッ
タBSと、ビームスプリッタに入射した光束の反射光路
に配置され、少なくとも1枚の凹面鏡MCを含む第2光
学系G2と、第2光学系からビームスプリッタに戻る光
束の透過光路に配置され、少なくとも1枚の負レンズと
少なくとも1枚の正レンズを持つ第3光学系G3と、開
口絞りASと、正の屈折力を持つ第4光学系G4より構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体素
子、または液晶表示素子等をフォトリソグラフィ工程で
製造する際に使用される露光装置の投影光学系に関し、
特に走査型露光装置の投影光学系として使用され、光学
系の要素として反射系と屈折系とを用いることにより、
紫外線波長域でクオーターミクロン単位以下の解像度を
有する反射屈折型の縮小投影光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子等を製造するためのフォトリ
ソグラフィ工程においては、フォトマスクまたはレチク
ル(以下、レチクルと総称する。)上のパターンの像
を、投影光学系を介して、フォトレジスト等が塗布され
たウエハまたはガラスプレート等(以下、ウエハと総称
する。)上に投影する露光装置が使用されている。半導
体素子等は近年ますます大型化し、且つますます集積度
が高くなっているが、半導体素子の大型化に対処するた
めに、走査型露光装置が開発されている。他方、半導体
素子の集積度が高くなるにつれて、投影光学系に要求さ
れる解像力は益々高まっている。この要求を満足するた
めに、照明光の波長を短くし、且つ投影光学系の開口数
(N.A.)を大きくする必要が生じた。
【0003】しかし、照明光の波長が短くなると、光の
吸収によって実用に耐える硝材の種類は限られ、波長が
300nm以下になると、現在のところ実用上使える硝
材は合成石英と蛍石だけとなる。両者のアッベ数は、色
収差を補正するのに十分な程は離れていないので、波長
が300nm以下になった場合には、屈折系だけで投影
光学系を構成すると、色収差をはじめとする各諸収差の
補正が困難となる。これに対して反射系は色収差がない
ため、反射系と屈折系とを組み合わせたいわゆる反射屈
折光学系によって投影光学系を構成した種々の技術が提
案されている。その中で、反射系に対する光束の入出力
を行うための光路変換用ビームスプリッタを有する反射
屈折縮小光学系としては、特公平7−117648号公
報、特開平6−300973号公報、特開平5−880
89号公報、特開平3−282527号公報及びPCT
/EP95/01719等に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の技術
では、光路分割のために透過反射面を持ったビームスプ
リッタを使う必要があり、ビームスプリッタの形状は、
非対称収差を発生させないためにプリズム形状にする必
要がある。しかるにプリズム型ビームスプリッタは、大
きくなればなるほどプリズム材料の不均一により解像力
が劣化するおそれがある。また光量ロスやフレアー等の
迷光の発生を防ぐためには、特開平3−282527号
公報等にも開示されているように、偏光ビームスプリッ
タの採用が考えられるが、偏光ビームスプリッタの透過
反射面には、P偏光を透過しS偏光を反射する多層構造
の透過反射膜が必要である。また偏光状態を変えるため
の1/4波長板が不可欠となる。しかるに、偏光ビーム
スプリッタや1/4波長板などの光学要素は、大きくな
ればなるほど製造が非常に困難であり、クオーターミク
ロン単位以下の解像度を達成するためには製造コストも
非常に高くなる。本発明はかかる点に鑑み、走査型露光
装置の投影光学系として使用され、紫外線波長域で大き
な開口数を達成しつつ、光路分割のためのプリズム型ビ
ームスプリッタが実用的な大きさであり、像側の作動距
離も十分に確保され、しかもクオーターミクロン単位の
解像度を有する反射屈折縮小光学系を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を達成するた
めに、本発明の反射屈折縮小光学系は、第1面上のパタ
ーンの一部分の像を反射部材と屈折部材とによって縮小
して第2面上に結像し、且つ前記第1面と第2面とを前
記縮小倍率に対応した速度比にて同期して走査すること
により、前記一部分よりも前記走査方向に拡大した範囲
の前記パターンの像を前記第2面上に結像する反射屈折
縮小光学系において、前記第1面側から順に、第1光学
系と、スプリット面の入射平面が前記走査方向を含むよ
うに配置されたビームスプリッタと、該ビームスプリッ
タに入射した光束の反射光路又は透過光路に配置され、
少なくとも1枚の凹面鏡を含む第2光学系と、該第2光
学系から前記ビームスプリッタに戻る光束の透過光路又
は反射光路に配置され、少なくとも1枚の負レンズと少
なくとも1枚の正レンズを持つ第3光学系と、開口絞り
と、正の屈折力を持つ第4光学系より構成している。
【0006】一般に結像光学系の有効径Dは、開口絞り
の近傍では開口数NAに対応した有効径が必要となる
が、開口絞りから物体面(第1面)に近づけば近づくほ
ど、物体側開口数NA1のほかに物体高Hにも対応した
有効径D1が必要となり、すなわち、 D1=D1(NA1、H) と表される。同様に、開口絞りから像面(第2面)に近
づけば近づくほど、像側開口数NA2のほかに像高Yに
も対応した有効径D2が必要となり、すなわち、 D2=D2(NA2、Y) と表される。他方、光軸を含むスリット状の投影領域を
用いて物体面と像面とを相対走査するときには、広い露
光領域を確保するために、走査方向(y方向)と直交す
るx方向(スリットの長手方向)についての物体高Hx
又は像高Yxを十分に確保する必要がある。この結果、
走査方向(y方向)の物体高Hy又は像高Yyは、走査方
向の有効径D1y、D2yに比べて十分に小さくなる。した
がって走査方向については、ほぼ物体側開口数NA1
は像側開口数NA2に対応した有効径D1y、D2yだけを
確保すれば足りることとなり、すなわち、 D1y≒D1y(NA1)、D2y≒D2y(NA2) ‥‥(1) となる。
【0007】もちろん、走査直交方向(x方向)につい
ては、開口絞りよりも物体側では、x方向の物体高Hx
と物体側開口数NA1との双方に対応した有効径D1x
必要であり、同様に、開口絞りよりも像側では、x方向
の像高Yxと像側開口数NA2との双方に対応した有効径
2xが必要であるから、 D1x=D1x(NA1、Hx)、D2x=D2x(NA2、Yx) ‥‥(2) となる。すなわち、走査直交方向(x方向)についての
有効径D1x、D2xは、走査方向(y方向)についての有
効径D1y、D2yよりも大きくなり、 D1y<D1x、D2y<D2x ‥‥(3) となる。
【0008】他方、レンズや凹面鏡は、平面形状が円形
となるように製造されるから、走査型露光装置の投影光
学系のレンズや凹面鏡の有効径を決定するのは、より大
きい方の有効径、すなわち走査直交方向(x方向)の有
効径D1x、D2xである。しかるにプリズム型ビームスプ
リッタは、必ずしも立方体形状に形成する必要はない。
したがってスプリット面の入射平面(入射光軸と反射光
軸が作る平面)が走査方向(y方向)を含むように配置
すれば、その入射平面と直交するx方向については
(2)式を満足するようにビームスプリッタの長さを長
く形成する必要があるものの、入射平面内での有効径
は、(1)式さえ満足すれば足る。こうしてビームスプ
リッタの小型化を図ることができる。
【0009】更に既述のように、走査方向(y方向)に
ついては、ほぼ物体側開口数NA1又は像側開口数NA2
に対応した有効径D1y、D2yだけを確保すれば足りる
が、縮小光学系では物体側開口数NA1は像側開口数N
2よりも小さいから、一般に、 D1y<D2y ‥‥(4) となっている。本発明では、開口絞りよりも第1面側に
ビームスプリッタを配置しており、こうしてビームスプ
リッタの小型化を図っている。更に本発明では、ビーム
スプリッタと開口絞りとの間に第3光学系を配置して、
開口絞りからビームスプリッタに向けて光束径が縮小す
るように構成しているから、一層ビームスプリッタの小
型化を達成することができる。
【0010】ここで、光の有効利用を図るためには、ビ
ームスプリッタとして偏光ビームスプリッタを用いるこ
とが好ましい。この場合、偏光ビームスプリッタから一
旦射出してその後に偏光ビームスプリッタに戻る光束の
光路(中間光路)に、1/4波長板を配置することとな
る。また、偏光ビームスプリッタを用いるときには、偏
光ビームスプリッタから最後に射出する光束は直線偏光
であるが、パターンの方向によっては、第2面上に円偏
光で結像した方が好ましい場合がある。この場合には、
偏光ビームスプリッタから最後に射出する光束の光路
(射出光路)に1/4波長板を配置して、円偏光に変換
することとなる。この場合にも、走査方向(y方向)に
ついての光束径が十分に小さくなっているから、1/4
波長板の小型化を図ることができる。但し、偏光ビーム
スプリッタからの射出光路に配置する1/4波長板は、
第2面の近傍に配置することもできる。
【0011】本発明の反射屈折縮小光学系は、第1面側
と第2面側との双方にテレセントリックに形成すること
が好ましい。これにより、第1面及び第2面のたわみな
どの光軸方向のずれによる像歪みに対処できることとな
る。また開口絞りは、第4光学系の前側焦点面付近に配
置することが好ましい。これにより、露光領域全域で均
等にコヒーレンスファクタ(σ値)を調整できることと
なる。
【0012】また本発明においては、第3光学系を構成
するレンズ群を複数の硝材によって形成し、第4光学系
を構成するレンズ群も複数の硝材によって形成すること
が好ましい。これにより、色収差を良好に補正できるこ
ととなる。ここで、投影露光に用いられる光の波長が3
00nm以下のレーザ光であるとき、色収差は蛍石と石
英硝子の組み合わせで補正されるが、蛍石レンズは照射
による熱で焦点距離が大きく変化してしまう。したがっ
て、第3光学系を構成するレンズ群は、蛍石からなる正
レンズと石英硝子からなる負レンズとを少なくとも1枚
づつ含み、第4光学系を構成するレンズ群は、蛍石から
なる正レンズを少なくとも1枚含むように構成すること
が好ましい。これにより、照射による光学系の倍率変動
を少なくしつつ、色収差を良好に補正することができ
る。更に、各収差を良好に補正するためには、第3光学
系を構成する負レンズと正レンズは、第1面側より負レ
ンズ、正レンズの順に配置することが望ましい。
【0013】また本発明においては、第2光学系に、凹
面鏡のほかに少なくとも1枚の両凹レンズを設けること
が好ましい。これにより、ペッッバール和を0に近づけ
ることができ、したがって像面湾曲を良好に補正するこ
とができる。その際、両凹レンズは、負屈折力のより強
い面を凹面鏡側に向けて配置することが好ましい。これ
により、コマ収差、非点収差及び歪曲収差を良好に補正
することができる。なお、第1面と第2面を平行に配置
したい場合には、第1光学系の光路中に平面ミラー等の
偏向鏡を用いることにより、容易に達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面によっ
て説明する。図1は本発明による反射屈折縮小光学系の
第1実施例を示し、図3は第2実施例を示す。両実施例
とも、レチクルR上のパターンの一部分の像を縮小して
ウエハW上に結像し、且つレチクルRとウエハWとを光
学系の縮小倍率に対応した速度比にて同期して走査する
ことにより、走査方向に拡大した範囲のパターンの像を
ウエハW上に結像する光学系である。なお走査方向(y
方向)は、図1及び図3の紙面内の方向である。また、
両実施例の主たる相違点は、第1実施例ではNA=0.
65であるのに対して、第2実施例ではNA=0.7で
ある点である。
【0015】両実施例はとも、レチクルR側から順に、
第1光学系G1と、ビームスプリッタBSと、ビームス
プリッタに入射した光束の反射光路に配置された第2光
学系G2と、第2光学系G2からビームスプリッタに戻る
光束の透過光路に配置された第3光学系G3と、開口絞
りASと、正の屈折力を持つ第4光学系G4より構成さ
れている。第1光学系G1は、両凸レンズL11と、ウエ
ハW側に凸面を向けたメニスカスレンズL12と、2枚の
両凹レンズL13及びL14と、ウエハW側に凸面を向けた
3枚のメニスカスレンズL15、L16及びL17と、両凸レ
ンズL18と、ウエハW側に凸面を向けたメニスカスレン
ズL19とからなる。全てのレンズL11〜L19の硝材は石
英硝子である。またレンズL18とレンズL19との間に、
光路を90°折り曲げる偏向鏡MPが配置されている。
ビームスプリッタBSは石英硝子によって形成され、ス
プリット面の入射平面(入射光軸と反射光軸とを含む平
面)がレチクルRとウエハWの走査方向yを含むように
配置されている。
【0016】第2光学系G2は、両凹レンズL21と凹面
鏡MCからなり、両凹レンズL21は石英硝子によって形
成され、負屈折力のより強い面を凹面鏡MC側に向けて
配置されている。第3光学系G3は、レチクルR側に凸
面を向けたメニスカス負レンズL31と、両凸レンズL32
と、ウエハW側に凸面を向けたメニスカス負レンズL33
と、両凸レンズL34とからなる。このうち両凸レンズL
32は蛍石によって形成され、2枚のメニスカス負レンズ
31及びL33と両凸レンズL34は石英硝子によって形成
されている。第4光学系G4は、両凸レンズL41と、両
凹レンズL42と、両凸レンズL43と、両凹レンズL
44と、2枚の両凸レンズL45及びL46と、レチクルR側
に凸面を向けたメニスカス正レンズL47と、ウエハW側
に凸面を向けたメニスカスレンズL48と、レチクルR側
に凸面を向けたメニスカスレンズL49とからなる。この
うち4枚の両凸レンズL41、L43、L45及びL46と、メ
ニスカス正レンズL47は蛍石によって形成され、他の4
枚のレンズL42、L44、L48及びL49は石英硝子によっ
て形成されている。
【0017】以下の表1と表2にそれぞれ第1実施例と
第2実施例の諸元を示す。両表の[光学部材諸元]中、
第1欄NoはレチクルR側からの各光学面の番号、第2
欄rは各光学面の曲率半径、第3欄dは各光学面と次の
光学面との光軸上の間隔、第4欄は各光学面と次の光学
面との間の硝材(空欄は空気)、第5欄は各光学部材の
番号を示す。曲率半径rと光軸上の間隔dは光の進行方
向を正とするが、1回反射するごとに正負を逆転して表
示している。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】図2と図4にそれぞれ第1実施例と第2実
施例の横収差を示す。横収差図中、Yは像高を示す。両
図より明らかなように、両実施例とも優れた結像性能を
有することが分かる。
【0021】
【発明の効果】本発明により、走査型露光装置の投影光
学系として使用され、紫外線波長域で大きな開口数を達
成しつつ、光路分割のためのプリズム型ビームスプリッ
タが実用的な大きさであり、像側の作動距離も十分に確
保され、しかもクオーターミクロン単位の解像度を有す
る反射屈折縮小光学系が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による反射屈折縮小光学系の第1実施例
を示す断面図
【図2】第1実施例の横収差図
【図3】第2実施例を示す断面図
【図4】第2実施例の横収差図
【符号の説明】
1〜G4…第1〜第4光学系 L11〜L49…レンズ MP…偏向鏡 MC…凹面鏡 BS…ビームスプリッタ AS…開口絞り R…レチクル W…ウエハ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1面上のパターンの一部分の像を反射部
    材と屈折部材とによって縮小して第2面上に結像し、且
    つ前記第1面と第2面とを前記縮小倍率に対応した速度
    比にて同期して走査することにより、前記一部分よりも
    前記走査方向に拡大した範囲の前記パターンの像を前記
    第2面上に結像する反射屈折縮小光学系において、 前記第1面側から順に、第1光学系と、スプリット面の
    入射平面が前記走査方向を含むように配置されたビーム
    スプリッタと、該ビームスプリッタに入射した光束の反
    射光路又は透過光路に配置され、少なくとも1枚の凹面
    鏡を含む第2光学系と、該第2光学系から前記ビームス
    プリッタに戻る光束の透過光路又は反射光路に配置さ
    れ、少なくとも1枚の負レンズと少なくとも1枚の正レ
    ンズを持つ第3光学系と、開口絞りと、正の屈折力を持
    つ第4光学系より構成されることを特徴とする反射屈折
    縮小光学系。
  2. 【請求項2】前記反射屈折縮小光学系は、前記第1面側
    と第2面側との双方にテレセントリックに形成され、 前記開口絞りは、前記第4光学系の前側焦点面付近に配
    置されていることを特徴とする請求項1記載の反射屈折
    縮小光学系。
  3. 【請求項3】前記第3光学系を構成するレンズ群は、複
    数の硝材からなり、 前記第4光学系を構成するレンズ群も、複数の硝材から
    なることを特徴とする請求項1又は2記載の反射屈折縮
    小光学系。
  4. 【請求項4】前記第3光学系を構成するレンズ群は、蛍
    石からなる正レンズと石英硝子からなる負レンズとを少
    なくとも1枚づつ含み、 前記第4光学系を構成するレンズ群は、蛍石からなる正
    レンズを少なくとも1枚含むことを特徴とする請求項3
    記載の反射屈折縮小光学系。
  5. 【請求項5】前記第2光学系は、少なくとも1枚の両凹
    レンズを含み、 該両凹レンズは、負屈折力のより強い面を前記凹面鏡側
    に向けて配置されていることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の反射屈折縮小光学系。
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