JPH1183571A - 高速励磁用電磁流量計 - Google Patents

高速励磁用電磁流量計

Info

Publication number
JPH1183571A
JPH1183571A JP24882797A JP24882797A JPH1183571A JP H1183571 A JPH1183571 A JP H1183571A JP 24882797 A JP24882797 A JP 24882797A JP 24882797 A JP24882797 A JP 24882797A JP H1183571 A JPH1183571 A JP H1183571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
excitation
exciting
coils
fluid
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24882797A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Mitsutake
一郎 光武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP24882797A priority Critical patent/JPH1183571A/ja
Publication of JPH1183571A publication Critical patent/JPH1183571A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 比較的簡単な改良により、高い励磁周波数を
使用可能とする。 【解決手段】 検出器10の各励磁コイル12,13ご
とに励磁部2,3を設けて、同期した励磁電流5,6を
励磁コイル12,13にそれぞれ供給する。また、並列
接続された励磁コイル12,13に対して励磁部2から
励磁電流を供給する。また、複数対の励磁コイルを設け
るとともに、各励磁コイルごとに励磁部を設けて、各励
磁コイルに対して、それぞれ同期した励磁電流を供給す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁流量計に関
し、特に比較的高い励磁周波数を用いる高速励磁用電磁
流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、製紙原料として用いるパルプな
どの半固形物、あるいは砂利や土砂などの固形物を含む
スラリ流体の流量を計測する場合、これら半固形物ある
いは固形物の検出電極への接触などに起因してスラリ流
体特有のノイズすなわちスラリノイズが発生する。この
ようなスラリノイズは、図5に示すような、低周波数で
ノイズレベルが増加する1/f特性を有している。
【0003】図5において、51はパルプを含むスラリ
流体からのスラリノイズ、52は土砂を含むスラリ流体
からのノイズを示している。したがって、例えば商用周
波数より低い励磁周波数fEXを用いた場合には、励磁周
波数とほぼ等しい周波数帯で、比較的大きなスラリノイ
ズが発生するため、これらノイズを除去しづらいという
問題点があった。
【0004】従来、このようなスラリノイズを除去する
ものとして、比較的高い励磁周波数を用いる方法、例え
ば、励磁周波数として商用周波数より高い周波数を用い
る高速励磁方式が提案されている。これによれば、励磁
周波数を高くするほど、スラリノイズの持つ1/f特性
により、励磁周波数付近でのスラリノイズのノイズレベ
ルが相対的に小さくなり、流体の流速に応じて得られる
信号起電力に対するノイズの影響を低減できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電磁流量計では、単に励磁周波数を高くした
場合には、計測流体を励磁する検出器、特にコアを含め
た励磁回路の構造や材質に起因して、励磁磁束の立ち上
がりが大きく鈍ってしまい、流体から得られた検出信号
をサンプリングするのに必要な磁束密度の安定した領域
が確保できないという問題点があった。特に、図6に示
すように、励磁コイル12,13を直列接続して1つの
励磁部2により管11内の流体を励磁する場合には、励
磁部2から見たインダクタンスLが大きい。
【0006】したがって、従来の検出器で使用可能な励
磁周波数は70〜80Hzにとどまり、スラリノイズが
小さくなる高い励磁周波数を使用できない。また、この
ような高い励磁周波数を使用するには、コアの形状や材
質を再検討して、検出器自体を設計変更する必要があ
り、この開発に膨大な時間と経費を要するという問題点
があった。本発明はこのような課題を解決するためのも
のであり、比較的簡単な改良により、高い励磁周波数を
使用できる高速励磁用電磁流量計を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による高速励磁用電磁流量計は、管の
外側に対向配置され管内の流体に対してその流れ方向に
直交する磁界を印加する複数の励磁コイルと、各励磁コ
イルごとに設けられ全励磁コイルに同期した交流励磁電
流を対応する励磁コイルに供給する励磁部とを備えるも
のである。したがって、各励磁コイルに対して、それぞ
れ対応する励磁部から全励磁コイルに同期した交流励磁
電流が供給される。
【0008】また、管の外側に対向配置され管内の流体
に対してその流れ方向に直交する磁界を印加する複数の
励磁コイルと、各励磁コイルのうち並列接続された複数
の励磁コイルごとに設けられ全励磁コイルに同期した交
流励磁電流を対応する複数の励磁コイルに供給する励磁
部とを備えるものである。したがって、並列接続された
複数の励磁コイルにに対して、それぞれ対応する励磁部
から全励磁コイルに同期した交流励磁電流が供給され
る。
【0009】また、管の外側に対向配置された対をなす
共用コアに、複数の励磁コイルが巻かれて配置されてい
るものである。また、管の外側に対向配置された複数対
のコアに各励磁コイルがそれぞれ別個に巻かれて配置さ
れているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態である高速
励磁用電磁流量計のブロック図であり、同図において、
10は所定の矩形波交流励磁電流に基づいて管11内の
流体に磁界を印加し、流体に発生した信号起電力を検出
信号7,8として検出出力する検出器、1は検出器10
に対して所定の交流励磁電流を出力するとともに、検出
器10からの検出信号7,8を信号処理することにより
管11内の流量を算出出力する変換器である。
【0011】検出器10において、電極17,18は被
測定流体が流れる管11の内壁に対向して配置され、流
体に発生した信号起電力を検出する電極、対をなす励磁
コイル12,13は変換器11からの交流励磁電流に基
づいて励磁され、管11内の流体に磁界を印加するコイ
ルであり、互いに対向配置されている。変換器1におい
て、励磁部2,3はそれぞれ励磁コイル12,13に交
流励磁電流を供給する回路部であり、同期制御部4から
の信号に基づいて、励磁コイル12,13に供給する交
流励磁電流を互いに同期させて出力する。
【0012】信号処理部9は、検出器10の電極17,
18から得られた検出信号7,8を信号処理して所望の
流量を出力する回路部である。ここでは、検出信号7,
8を交流増幅して低周波成分を減衰させた後、サンプリ
ングおよびA−D変換し、得られたディジタルデータに
所定の演算処理を行うことにより流量が得られる。
【0013】図1では、励磁コイル12,13ごとに励
磁部2,3が設けられていることから、従来のように、
直列接続された2つの励磁コイル12,13を1つの励
磁部で駆動する場合と比較して、各励磁コイルの巻数は
同じでも、励磁部から見た励磁コイル側のインダクタン
スLが半分になる。したがって、励磁周波数を高くした
場合でも、流体から得られた検出信号をサンプリングす
るのに必要な磁束密度の安定した領域が確保できる。
【0014】図2は励磁電流を示す波形図である。励磁
コイルに所定励磁周波数の矩形波励磁電流を供給した場
合、励磁コイルのインダクタンスLにより、電流波形の
立ち上がりが鈍る。ここで、電流波形が、矩形波励磁電
流の定常値IEXまで立ち上がるのに要する立ち上がり時
間t0 は、図2(a)の式により求められる。なお、R
は励磁コイルの純抵抗、Eは励磁電圧である。
【0015】図2(b)は従来の直列接続された励磁コ
イルを用いた場合の励磁電流を示しており、21は磁束
密度が安定した領域に設けられたサンプリング期間であ
る。この場合、励磁周波数fEXを2倍まで徐々に高くし
ていくと、励磁電流の周期1/fEXも1/2まで短くな
る。ここで、前述の式から、立ち上がり時間t0 は励磁
周波数に依存しないことから、励磁電流の立ち上がりで
の波形鈍りは変化しない。
【0016】したがって、励磁電流が定常値IEXで一定
となり、磁束密度が安定する領域がなくなり、正確なサ
ンプリングができなくなる。図1では、励磁コイル1
2,13ごとに励磁部2,3を設けていることから、従
来の直列接続と比較して見かけ上、インダクタンスLが
半分となり、立ち上がり時間t0 も半分となる。これに
より、図2(c)に示すように、励磁周波数fEXを2倍
まで高くした場合でも、磁束密度の安定した領域が確保
でき、正確にサンプリングできる。
【0017】なお、励磁コイルのインダクタンスを低減
する回路構成として、図1の他に、図3に示すような回
路構成が考えられる。図3(a)は、励磁コイル12,
13を並列接続して、1つの励磁部2から駆動するよう
にしたものであり、励磁コイルの巻数を変化させること
なく、見かけ上のインダクタンスLが1/2となり、高
速励磁が可能となる。この場合、励磁電流は2倍に増加
するものの、励磁部が一つで済み、変換器1側の回路構
成を低減できる。
【0018】また、図3(b)は、各励磁コイルをそれ
ぞれ2つづつに分離して、対をなす励磁コイル12A,
13A、および励磁コイル12B,13Bとし、各励磁
コイルごとに、同期した励磁電流をそれぞれ供給する励
磁部2A,2B,3A,3Bを設けたものである。な
お、励磁コイル12A,12Bの巻数は元の1/2とな
っており、各励磁部から見たインダクタンスは従来の直
列接続と比較して1/4となる。これにより、さらに高
い励磁周波数を用いることができる。
【0019】なお、検出器10における励磁コイルの配
置構成は、図4に示すような配置構成が考えられる。図
4(a)は、図1に示したように、励磁コイル12,1
3を励磁部2,3により励磁する場合、および図3
(a)に示したように、励磁コイル12,13を励磁部
2により並列に励磁する場合に用いられる。
【0020】また図4(b)および図4(c)は、図3
(b)に示したように、2対の励磁コイル12A,13
Aおよび励磁コイル12B,13Bを、それぞれ励磁部
2A,3A,2B,23Bで励磁する場合に用いられ
る。特に、図4(b)では、励磁コイル12A,12B
および励磁コイル13A,13Bを、管11外側に対向
配置された一対の共用コア42,43にそれぞれ巻い
て、管11内の磁界に垂直な方向に重ねて配置したもの
であり、図4(a)と同様に、比較的磁束密度の高い磁
界を流体に印加できる。
【0021】一方、図4(c)では、励磁コイル12
A,12Bおよび励磁コイル13A,13Bを、管11
外側に対向配置された2対のコア42A,43Aおひよ
びコア42B,43Bにそれぞれ巻いて、対をなす励磁
コイルが対向するように、管11内の磁界に直交する方
向に並べて配置したものである。この場合、管11内の
流体に対して広い範囲で垂直な磁界が得られる。また、
電極17,18で検出される信号起電力に対して磁束密
度の寄与率が高い領域、すなわち管11の中央から電極
17,18よりの領域45で磁束密度が高くなり、効率
よく信号起電力を発生させることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各励磁
コイルごとに励磁部を設け、各励磁コイルに対して、そ
れぞれ対応する励磁部から全励磁コイルに同期した交流
励磁電流を供給するようにしたものである。また、各励
磁コイルのうち並列接続された複数の励磁コイルごとに
励磁部を設け、並列接続された複数の励磁コイルに対し
て、それぞれ対応する励磁部から全励磁コイルに同期し
た交流励磁電流を供給するようにしたものである。した
がって、従来のように、直列接続された複数の励磁コイ
ルを1つの励磁部で駆動する場合と比較して、各励磁コ
イルの巻数は同じでも励磁部から見た励磁コイル側のイ
ンダクタンスが削減されるため、励磁周波数を高くした
場合でも、流体から得られた検出信号をサンプリングす
るのに必要な磁束密度の安定した領域が確保できる。
【0023】また、管の外側に対向配置された対をなす
共用コアに、複数の励磁コイルを巻くようにしたので、
比較的磁束密度の高い磁界を流体に印加できる。また、
管の外側に対向配置された複数対のコアに各励磁コイル
をそれぞれ別個に巻くようにしたので、管内の流体に対
して広い範囲で垂直な磁界が印加できるとともに、電極
で検出される信号起電力に対して磁束密度の寄与率が高
い領域、すなわち管の中央から電極よりの領域で磁束密
度が高くなり、効率よく信号起電力を発生させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による高速励磁用電磁
流量計のブロック図である。
【図2】 励磁電流を示す波形図である。
【図3】 本発明の他の実施の形態による高速励磁用電
磁流量計のブロック図である。
【図4】 励磁コイルの配置例を示す説明図である。
【図5】 スラリノイズ特性を示す説明図である。
【図6】 従来の電磁流量計を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…変換器、2,2A,2B,3,3A,3B…励磁
部、4…同期制御部、5,6…励磁電流、7,8…検出
信号、9…信号処理部、10…検出器、11…管、1
2,12A,12B,13,13A,13B…励磁コイ
ル、17,18…電極、21…サンプリング期間、4
2,42A,42B,43,43A,43B…コア。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の励磁周波数の交流励磁電流を励磁
    コイルに供給することにより管内の流体に磁界を印加
    し、その流体から検出した信号起電力を信号処理すこと
    により計測流量を算出出力する電磁流量計において、 管の外側に対向配置され管内の流体に対してその流れ方
    向に直交する磁界を印加する複数の励磁コイルと、 各励磁コイルごとに設けられ全励磁コイルに同期した交
    流励磁電流を対応する励磁コイルに供給する励磁部とを
    備えることを特徴とする高速励磁用電磁流量計。
  2. 【請求項2】 所定の励磁周波数の交流励磁電流を励磁
    コイルに供給することにより管内の流体に磁界を印加
    し、その流体から検出した信号起電力を信号処理すこと
    により計測流量を算出出力する電磁流量計において、 管の外側に対向配置され管内の流体に対してその流れ方
    向に直交する磁界を印加する複数の励磁コイルと、 各励磁コイルのうち並列接続された複数の励磁コイルご
    とに設けられ全励磁コイルに同期した交流励磁電流を対
    応する複数の励磁コイルに供給する励磁部とを備えるこ
    とを特徴とする高速励磁用電磁流量計。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の高速励磁
    用電磁流量計において、 管の外側に対向配置された対をなす共用コアに、複数の
    励磁コイルが巻かれて配置されていることを特徴とする
    高速励磁用電磁流量計。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の高速励磁
    用電磁流量計において、 管の外側に対向配置された複数対のコアに各励磁コイル
    がそれぞれ別個に巻かれて配置されていることを特徴と
    する高速励磁用電磁流量計。
JP24882797A 1997-09-12 1997-09-12 高速励磁用電磁流量計 Pending JPH1183571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24882797A JPH1183571A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 高速励磁用電磁流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24882797A JPH1183571A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 高速励磁用電磁流量計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1183571A true JPH1183571A (ja) 1999-03-26

Family

ID=17184022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24882797A Pending JPH1183571A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 高速励磁用電磁流量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1183571A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100477085B1 (ko) * 2002-04-10 2005-03-18 (주)우진후로텍 라이닝이 없고 전극과 여자코일이 일체화된 전자유량계
CN105571660A (zh) * 2015-12-16 2016-05-11 宁波水表股份有限公司 一种微功耗励磁电磁流量传感器
JP2016200415A (ja) * 2015-04-07 2016-12-01 横河電機株式会社 電磁流量計及び電磁流量計の流量測定方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100477085B1 (ko) * 2002-04-10 2005-03-18 (주)우진후로텍 라이닝이 없고 전극과 여자코일이 일체화된 전자유량계
JP2016200415A (ja) * 2015-04-07 2016-12-01 横河電機株式会社 電磁流量計及び電磁流量計の流量測定方法
CN105571660A (zh) * 2015-12-16 2016-05-11 宁波水表股份有限公司 一种微功耗励磁电磁流量传感器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0477854B2 (ja)
JPH1183571A (ja) 高速励磁用電磁流量計
JP3244545B2 (ja) 流量測定回路
JP3244547B2 (ja) 流量測定装置
US7174256B2 (en) Magnetoinductive flowmeter and measuring method for a magnetoinductive flowmeter
JP2545664B2 (ja) 電磁流量計
US5299461A (en) Fluid flowrate measuring apparatus
JP2001161024A (ja) 誘導電器鉄心の直流偏磁検出方法および装置
JPH085422A (ja) 電磁流量計
JPS6057277A (ja) 自励式磁気検出方法
JPH04369434A (ja) 電磁流量計
JPH06258113A (ja) 電磁流量計
JPH05172600A (ja) 容量式電磁流量計
JP2002116242A (ja) 磁気検出装置
JP2751152B2 (ja) 電磁流量計
JP3460213B2 (ja) 電磁流量計
JP2000352530A (ja) 電磁波流量計
JP3015996B2 (ja) 2線式電磁流量計
SU676955A1 (ru) Устройство дл измерени параметров магнитного пол
JPH07333020A (ja) 電磁流量計
JPS57196697A (en) Dynamic type speaker
JPS5833121A (ja) 電磁流量計
JPH06160138A (ja) 電磁流量計
JPH0510796A (ja) 電磁流量計
KR100359235B1 (ko) 전자기 유량계