JPH1183025A - 電子レンジ用反射板 - Google Patents

電子レンジ用反射板

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JPH1183025A
JPH1183025A JP24899797A JP24899797A JPH1183025A JP H1183025 A JPH1183025 A JP H1183025A JP 24899797 A JP24899797 A JP 24899797A JP 24899797 A JP24899797 A JP 24899797A JP H1183025 A JPH1183025 A JP H1183025A
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JP
Japan
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reflector
microwave oven
heated
wave
oven
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JP24899797A
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English (en)
Inventor
Fujio Hori
富士夫 堀
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透過した電波の反射波まで利用して、短時間で
ムラ無く温めることが出来る電子レンジ用反射板を提供
することを目的としている。 【解決手段】高周波の電波を反射する反射体11と、該
反射体11を被覆して保護し、前記電波を透過させる被
覆体12とからなることを特徴とする電子レンジ用反射
板としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被加熱物を高周波の
電波で電子加熱する電子レンジで温める際に使用される
電子レンジ用反射板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジでは、図2に示す如
く、この種の反射板はなく、一般に回転するターンテー
ブルに被加熱物2である丼物、カレーライスなどを載せ
てマグネトロン3で発生された高周波の電波を導波管4
を介して上方から照射して電子加熱していた。食物など
の物質は極性を持った分子(分子の中の電荷の分布がか
たよっている状態の分子)からなっており、この電子加
熱によって、分子の振動が激しくなり、発熱状態になり
物の表面も内部も同時に熱せられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そこの
深い容器に入れられた被加熱体、例えば丼物を電子加熱
した場合、熱容量の差もあって上方は熱くなっても、中
の方は冷たいままであった。特に冷蔵庫などに長く入れ
て冷たくなっている物は顕著であった。従って、加熱時
間を長くしなければならなかった。
【0004】そこで、この発明は、透過した電波の反射
波まで利用して、短時間でムラ無く温めることが出来る
電子レンジ用反射板を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1の発明は、高周波の電波を反射する反射体
と、該反射体を被覆して保護し、前記電波を透過させる
被覆体とからなることを特徴とする電子レンジ用反射板
としている。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、前
記反射体は、アルミホイル、アルミ蒸着膜、アルミ粉末
入り塗装膜のいずれかによって形成されると共に、前記
被覆体は、耐熱樹脂、耐熱ガラスのいずれかによって形
成されることを特徴とする電子レンジ用反射板。
【0007】請求項3の発明は、請求項1において、前
記反射体は、周囲が傾斜して持ち上がっている状態に形
成されていることを特徴とする電子レンジ用反射板とし
ている。
【0008】
【作用】ターンテーブル上に電子レンジ用反射板を載
せ、この反射板の上に被加熱物を載せて、高周波の電波
を照射すると、電波は被加熱物の内部で分子を振動さ
せ、被加熱物自体を発熱させる。透過した電波は、反射
板の被覆体を透過し、反射体で反射され、先の被覆体を
再度透過し、被加熱物中に入り再加熱を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態を示
す図面に基づいて説明する。
【0010】図1はこの発明の実施の形態の一例であ
る。
【0011】この発明の電子レンジ用反射板10は、高
周波の電波を反射する反射体11と、この反射体11を
被覆して保護し、高周波の電波を透過させる被覆体12
とからなっている。
【0012】反射体11は、純粋に近いアルミニウムが
圧延されたアルミホイル、アルミ蒸着膜、アルミ粉末を
含有させた塗装膜のいずれかによって形成されている。
この反射は、大きければ大きいほど好ましいが、ある程
度反射する物であれば構わない。耐熱樹脂としては、例
えばメラミン樹脂、ユリア樹脂などがある。
【0013】これに対して、被覆体12は、反射体11
を包囲し密封する様に耐熱樹脂、耐熱ガラスのいずれか
によって形成されている。具体的には、二枚の被覆体1
2の一方の一面に反射体11を形成し、互いに会わせて
接着や融着等で接合されている。
【0014】このような構造に形成された電子レンジ用
反射板10は、一般に円盤状に形成されているが、この
形状に限定されるものではない。また図1では平らに形
成されているが、反射体11の周囲が傾斜して持ち上が
っている状態に形成されていても良い。反射体11自体
の剛性で保形出来ればそれでも良いが、一般には被覆体
12の形状によって湾曲されて形成される。
【0015】次に使用方法について説明する。
【0016】電子レンジのターンテーブル1上に電子レ
ンジ用反射板10を載せ、その上に丼物の様な被加熱物
2を載せる。電子レンジの図示しないスイッチを入れる
と、ターンテーブル1は回転を始めると共にマグネトロ
ン3で発生した高周波の電波が導波管4を介して上方か
ら被加熱物2に照射される。電波は被加熱物2である食
べ物の内部を貫通し、その折り極性をもった分子に振動
を与え、そこで発熱させる。すなわち、電子加熱がなさ
れ、被加熱物2が加熱され温められる。
【0017】被加熱物2を通過した電波は、電子レンジ
用反射板10に当たり、被覆体12を透過し、反射体1
1に到達し、ここで反射される。従来無駄にされていた
反射された電波の一部は、被覆体12を再度通過し、被
加熱体2内を通過する。したがって、被加熱体2内で再
度電子加熱がなされ、より高温になり、被加熱体2を早
く温めることが出来る。回転中心軸に対して斜めから照
射することにより、またターンテーブル1が常時回転す
ることから、ムラなく加熱が出来る。
【0018】電子レンジ用反射板10の反射体11の周
囲が傾斜して持ち上げられている形状の時は、反射して
被加熱物2を通過しないような電波の一部も被加熱物2
を通過することになり、一層電子加熱に寄与する電波が
増加し一層早く加熱がなされる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ムラなく、早く被加熱物を温めることが出来
る。反射電波を再利用するため、エネルギーを節約する
ことが出来、電気代も節約できる。
【0020】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加えて、電波に対して安定した材質をしており、長期
間の使用に耐えることが出来る。
【0021】請求項3の発明によれば、請求項1の効果
に加えて、より多くの反射電波を被加熱物内に通過させ
ることが出来、一層早く高温に加熱が出来、エネルギー
の有効利用が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電子レンジ用反射板の断面構造と使
用の一形態を示す概略説明図である。
【図2】従来の電子レンジの概略構成図である。
【符号の説明】
1…ターンテーブル 2…被加熱物 3…マグネトロン 4…導波管 10…電子レンジ用反射板 11…反射体 12…被覆体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波の電波を反射する反射体と、 該反射体を被覆して保護し、前記電波を透過させる被覆
    体とからなることを特徴とする電子レンジ用反射板。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記反射体は、アル
    ミホイル、アルミ蒸着膜、アルミ粉末入り塗装膜のいず
    れかによって形成されると共に、前記被覆体は、耐熱樹
    脂、耐熱ガラスのいずれかによって形成されることを特
    徴とする電子レンジ用反射板。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記反射体は、周囲
    が傾斜して持ち上がっている状態に形成されていること
    を特徴とする電子レンジ用反射板。
JP24899797A 1997-09-12 1997-09-12 電子レンジ用反射板 Pending JPH1183025A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24899797A JPH1183025A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 電子レンジ用反射板

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JP24899797A JPH1183025A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 電子レンジ用反射板

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JPH1183025A true JPH1183025A (ja) 1999-03-26

Family

ID=17186483

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JP24899797A Pending JPH1183025A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 電子レンジ用反射板

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JP (1) JPH1183025A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003317927A (ja) * 2002-04-24 2003-11-07 Sanyo Electric Co Ltd 高周波加熱調理器
CN108784294A (zh) * 2017-05-03 2018-11-13 大陆包装(泰国)有限公司 用于感应炉的纸制烹饪器具

Cited By (3)

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JP2003317927A (ja) * 2002-04-24 2003-11-07 Sanyo Electric Co Ltd 高周波加熱調理器
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