JPH118285A - 基板処理装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

基板処理装置およびデバイス製造方法

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JPH118285A
JPH118285A JP9171260A JP17126097A JPH118285A JP H118285 A JPH118285 A JP H118285A JP 9171260 A JP9171260 A JP 9171260A JP 17126097 A JP17126097 A JP 17126097A JP H118285 A JPH118285 A JP H118285A
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再度の基板のアライメント等を不要にして、
基板処理のスループットを向上させる。 【解決手段】 基板Wを保持する基板保持手段5と、基
板を保持して前記基板保持手段上に搬送する基板搬送手
段201と、基板を前記基板搬送手段上に保持した状態
で該基板上のマークの位置を検出するマーク検出手段1
6と、前記基板搬送手段から前記基板保持手段へ基板を
渡す際に、前記基板保持手段の所定位置に基板が渡され
るよう前記マーク検出手段の検出結果に基づいて前記基
板保持手段と前記基板搬送手段とを相対的に移動させる
相対移動手段4を備えた基板処理装置において、前記基
板搬送手段は基準マーク206を有し、前記相対移動手
段は前記マーク検出手段による前記基準マーク位置の検
出結果に基づいて、前記相対的移動の量を補正する。あ
るいは、前記基板上のマークの位置の検出結果、および
前記基準マーク位置の検出結果を考慮して、前記基板保
持手段上に保持されている基板に対して所定の処理を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子の製造に
用いられる露光装置、特に、露光されるウエハなどの基
板のプリアライメントおよび基板供給装置を備えた露光
装置等の基板処理装置およびそれを用いることができる
デバイス製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の縮小投影型の露光装置は、特開平
7−74084号公報に述べられているように、基板を
保持する手段と、この基板保持手段を駆動させて基板の
精密なアライメントを行う手段と、前記基板保持手段に
保持され精密なアライメントが行われた基板に対し所定
の処理を行う基板処理手段と、基板を保持して移動させ
る基板駆動手段、この基板駆動手段によって保持された
基板の端部を非接触で検出するセンサ、および、このセ
ンサの出力値が所定の目標値に対する所定のトレランス
範囲内となるように前記基板駆動手段の動作を制御して
前記基板の粗い位置決めを行う制御手段を備えるプリア
ライメント手段と、この粗位置決めが行われた基板を保
持して前記基板保持手段上に搬送する搬送手段と、この
粗位置決めが行なわれた基板を保持した状態でその基板
上の2点以上のマークを検出するマーク検出手段と、こ
の検出結果に基づいて、精密なプリアライメントを行う
ための、基準位置に対するX,Y方向およびZ軸を中心
とするθ方向のずれ量を得る手段を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、マーク検出系の位置を基準としてずれ量を算
出するにもかかわらず、マーク検出系の位置を正確に認
識する手段も、あるいはマーク検出系の位置を補正する
手段もないために、この位置が経時変化した場合、検出
したずれ量に誤差を生じ、結果として基準位置に対する
X,Y方向およびZ軸を中心とするθ方向のずれ量が不
正確となる。
【0004】この不具合点をさらに図8、図9により説
明する。なお、ここでは、従来の不具合点を端的に示す
ために、前述の従来例の中でも、基板保持手段側を補正
駆動し、基板搬送手段側を固定量駆動し、基板保持手段
の中心と、基板の中心を正確に合せる場合を挙げる。
【0005】図8は、マーク検出系が理想的な位置にあ
る場合の模式図である。この図において、51は基板搬
送手段上(搬入ハンド上) の基板の予想位置、52は予
想された基板51の中心、54はマーク検出系の中心、
55はマーク検出系捕捉範囲、56は検出された基板上
のマーク、Bは検出された基板のずれ量、53はBによ
り判明した基板の真の位置、57はずれ量補正前の基板
保持手段であるチャックの位置、58はずれ量補正前の
チャックの中心、Cはマーク検出系からチャックに受け
渡すための搬入ハンド固定駆動量、60はずれ量Bによ
り補正されたチャック中心、61はずれ量Bにより補正
されたチャック外形である。
【0006】従来例では、基板を保持した搬入ハンド
を、固定駆動量Cだけ駆動し基板をチャックに置く際
に、検出されたずれ量Bだけチャックを駆動しておけ
ば、チャック中心と基板中心を正確に合せることが可能
であるとしている。
【0007】しかしながら、図9のようにマーク検出系
の位置が62まで変化すると、マーク検出系の中心が5
4’までずれるので、基板の位置ずれ量がB’のように
変化してしまう。結果として、チャック中心と基板中心
を正確に合せるには、61の位置までチャックを動かし
ておく必要があるのに、チャック位置が63となる。つ
まり、精密なプリアライメントのための計測を行ったの
にもかかわらず、基板保持手段上に大きくずれて基板が
搬送されるために、基板保持手段上で再びプリアライメ
ント計測を行う必要が生じる場合があり、目的としたス
ループット向上が達成出来ない場合が生じるのである。
【0008】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を除去して、基板処理装置およびこれを用いることが
できるデバイス製造方法において、簡単かつ低コストに
て安定的にスループットを向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明では、基板を保持する基板保持手段と、基板を保
持して前記基板保持手段上に搬送する基板搬送手段と、
基板を前記基板搬送手段上に保持した状態で該基板上の
マークの位置を検出するマーク検出手段と、前記基板搬
送手段から前記基板保持手段へ基板を渡す際に、前記基
板保持手段の所定位置に基板が渡されるよう前記マーク
検出手段の検出結果に基づいて前記基板保持手段と前記
基板搬送手段とを相対的に移動させる相対移動手段を備
えた基板処理装置において、前記基板搬送手段は基準マ
ークを有し、前記相対移動手段は前記マーク検出手段に
よる前記基準マーク位置の検出結果に基づいて、前記相
対的移動の量を補正するものであることを特徴とする。
【0010】また、基板を保持する基板保持手段と、基
板を保持して前記基板保持手段上に搬送する基板搬送手
段と、前記基板保持手段上に保持されている基板に対し
て所定の処理を行う基板処理手段と、基板を前記基板搬
送手段上に保持した状態で該基板上のマークの位置を検
出するマーク検出手段とを備え、前記基板処理手段は、
前記マーク検出手段の検出結果に基づいて得られる、所
定の基準位置に対する基板位置のずれ量を考慮して前記
基板処理を行う基板処理装置において、前記基板搬送手
段は基準マークを有し、前記基板処理手段は前記マーク
検出手段による前記基準マークの検出結果に基づいて前
記基板位置のずれ量を補正するものであること特徴とす
る。
【0011】また、基板を基板搬送手段上に保持した状
態で該基板上のマークの位置をマーク検出手段により検
出し、基板保持手段の所定位置に該基板が受け渡される
ように前記マーク検出手段の検出結果に基づいて前記基
板保持手段と前記基板搬送手段とを相対的に移動させ、
そして、該基板を前記基板搬送手段から前記基板保持手
段へ受け渡し、該基板に対して所定の処理を行うデバイ
ス製造方法において、前記基板の受渡し前に、前記基板
搬送手段上の基準マークの位置を前記マーク検出手段に
より検出し、その検出結果に基づいて、前記相対的移動
の量を補正することを特徴とする。
【0012】また、基板を基板搬送手段上に保持した状
態で該基板上のマークの位置をマーク検出手段により検
出し、該基板を前記基板搬送手段から基板保持手段へ受
け渡し、そして、該基板に対して、前記マークの検出位
置を考慮して所定の処理を行うデバイス製造方法におい
て、前記基板の受渡し前に、前記基板搬送手段上の基準
マークの位置を前記マーク検出手段により検出し、その
検出結果に基づいて、前記考慮すべきマークの検出位置
を補正すること特徴とする。
【0013】このように、マーク検出手段による基準マ
ークの検出結果をも考慮することにより、マーク検出手
段の位置の変化にかかわらず、基板の位置を正確に認識
した処理を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態におい
ては、基板を保持して移動させる基板駆動手段、この基
板駆動手段によって保持された基板の端部を非接触で検
出するセンサ、および、このセンサの出力値が所定の目
標値に対する所定のトレランス範囲内となるように前記
基板駆動手段の動作を制御して前記基板の粗い位置決め
を行う制御手段を有するプリアライメント手段を備え
る。そして、前記基板搬送手段は、この粗位置決めが行
われた基板を保持して前記基板保持手段上に搬送し、前
記マーク検出手段はこの粗位置決めが行われた基板を保
持した状態でその基板上の2点以上のマークを検出し、
前記基板処理手段は、前記所定の処理として、前記基板
保持手段を駆動させて前記基板を精密にアライメントす
る処理を含み、前記2点以上のマークの検出結果に基づ
いて、この精密なプリアライメントを行うための、基準
位置に対するX,Y方向およびZ軸を中心とするθ方向
のずれ量を得るとともに、このずれ量を前記基準マーク
位置の検出結果に基づいて補正する。以下、実施例を通
じて本発明の実施形態をより具体的に説明する。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る基板処理装置
の要部概略図である。同図に示すように基板処理装置S
0の側方には、基板を自動的に供給、回収するための基
板供給装置F0が配置され、基板を収納している供給用
カセット109、供給用カセット109から図示しない
ロボットによって順次取り出された基板のプリアライメ
ントを行うラフプリアライメント装置110、および、
ラフプリアライメントを終えたウエハを基板処理装置本
体S0に搬入する搬入ハンド201を有している。16
はマーク検出系であり、搬入ハンド201により保持さ
れた基板上のマークの位置を検出する機能を持ち、また
搬入ハンド201の進行方向と直交する方向Xへの移動
が可能である。搬入ハンド201は、直線ガイド204
および上下駆動部205、基板を吸着保持する吸着部2
03ならびに基準マーク206から構成されている。基
準マーク206は、前述の基板マーク検出系16によ
り、その位置を検出することが可能である。搬入ハンド
201により基板は、X,Yテーブル4およびチャック
5により構成されるステージ系に搬入され、処理が行な
われ、処理終了後、回収ハンド112によって回収する
ようになっている。
【0016】図2はマーク検出系16の位置補正データ
を得るために、搬入ハンド201をマーク検出系16の
下へ駆動し、基準マーク206の中の一つを検出してい
る状態を表す概略図である。図3は基板Wのずれ量を得
るために、基板Wを保持した搬入ハンド201をマーク
検出系16の下へ駆動し、基板上に設けた十字マーク4
1を検出する手法を表す概略図である。
【0017】上記構成において、動作を順を追って説明
する。最初に、マーク検出系16の位置補正データを、
以下の動作により算出する。まず、マーク検出系16を
移動し、基板上のマークがこの捕捉範囲に入ることが期
待できる状態にする。この状態で、搬入ハンド201
を、その基準マーク206がマーク検出系16の下に来
るまで直線ガイド204に沿って移動し、次に基準マー
ク206の上面がこのマーク検出系16のピント面に位
置するまで上下駆動部205によって搬入ハンド201
を上昇させる。なお、この代わりに、予めマーク検出系
16にフォーカス系を設けて、マーク検出系16を動作
させてピントをとってもよい。この位置で(図2の状
態)、搬入ハンド201上に設けた基準マーク206を
検出し、マーク検出系16の理想位置からの位置誤差A
を算出する。
【0018】次に、基板処理を行うために、基板の搬入
を行う。つまり、図示しないロボットにより、供給用カ
セット109から取り出し、ラフプリアライメント装置
110に搬入した基板を、ラフプリアライメント装置1
10によって所定の位置に位置合せし、その後、搬入ハ
ンド201の吸着部203に吸着保持させる。その後、
図3に示すように、基板上の十字マーク41がマーク検
出系16の下に来るまで搬入ハンド201を直線ガイド
204に沿って移動し(図3の(1)位置)、次に基板
面がこのマーク検出系16のピント面に位置するまで搬
入ハンド201を上下駆動部205によって上昇させ
る。なお、この代わりに、予めマーク検出系16にフォ
ーカス系を設けて、マーク検出系16を動作させてピン
トをとってもよい。
【0019】この位置で基板上に設けた十字マーク41
を検出し、基準位置からのずれ量Bを計測する。この十
字マーク41のずれ量Bから、X,Yおよびθ方向の基
準位置に対するウエハ位置の誤差を算出し、この誤差を
前述のマーク検出系16の位置誤差Aで補正する。
【0020】そしてこの補正された位置誤差をX,Yス
テージ4が、基板受け渡し位置(図1のチャック位置)
ヘ移動する量のオフセット値として使用し、その後、ハ
ンド部201を基板供給位置(図3の(2)の位置)ま
で移動させ、上下駆動部205を下方へ駆動して基板を
チャック5に受け渡す。これにより、基板の中心とチャ
ックの中心が正確に一致した状態で基板がチャック5上
に置かれることになる。
【0021】その後、チャック5に受け渡された基板
は、正確に位置が把握されているので、チャック5上で
のプリアライメントのための計測を行う必要がなく、図
示しない最終精密アライメント位置に直接移動し、基板
処理の工程に入ることができる。処理が終了した基板
は、ステージ4によって回収位置に移動され、回収ハン
ド112によって回収される。
【0022】以上のずれ量の補正方法を、さらに図4、
図5を用いて説明する。図4はマーク検出系16の位置
がずれる前に、搬入ハンド201上に設けた基準マーク
206の位置Dを検出している状態である。図5はマー
ク検出系16の中心位置が54’の位置までずれた後
で、搬入ハンド201上に設けた基準マーク206の位
置D’を検出している状態である。ここでマーク検出系
の理想位置からの位置誤差Aは、図6に示すようにA=
D−D’として求められ、図7に示すように、算出され
た量Aだけ、基準位置からの基板のずれ量B’を補正
し、A+B’の量だけチャック5を駆動しておけば、補
正されたチャック中心が65、チャック外形が64とな
り、従来例で述べたマーク検出系が理想的な位置にある
場合のチャック位置61(図8)と等しくなる。ゆえ
に、基板の中心とチャックの中心が正確に一致した状態
で基板がチャックに受け渡されることになる。
【0023】なお、本実施例では基板保持手段側を補正
駆動し、基板搬送手段側を固定量駆動し、基板保持手段
の中心と、基板の中心を正確に合せて搬入する場合を挙
げたが、基板搬入後に基板処理を行う位置へ移動する駆
動量のオフセットとして補正してもよい。
【0024】次に、この基板処理装置として露光装置を
用いた場合、それを利用することができるデバイス製造
例を説明する。図10は微小デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッ
ド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステッ
プ31(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行
なう。ステップ32(マスク製作)では設計した回路パ
ターンを形成したマスクを製作する。一方、ステップ3
3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ
を製造する。ステップ34(ウエハプロセス)は前工程
と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソ
グラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成す
る。次のステップ35(組み立て)は後工程と呼ばれ、
ステップ34によって作製されたウエハを用いて半導体
チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシン
グ、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ36(検査)では、ステ
ップ35で作製された半導体デバイスの動作確認テス
ト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経
て半導体デバイスが完成し、これを出荷(ステップ3
7)する。
【0025】図11は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ41(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ42(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。ステップ43(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ44(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ4
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ46(露光)では、上記説明した露光装置によっ
てマスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステ
ップ47(現像)では露光したウエハを現像する。ステ
ップ48(エッチング)では現像したレジスト像以外の
部分を削り取る。ステップ49(レジスト剥離)では、
エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。
これらのステップを繰り返し行なうことによってウエハ
上に多重に回路パターンを形成する。
【0026】本実施形態の製造方法を用いれば、従来は
製造が難しかった高集積度の半導体デバイスを低コスト
で製造することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板搬送手段上に基準マークを設け、この位置を基板上
のマークを検出するマーク検出手段で検出して、その検
出結果を考慮して、マーク検出系の位置の変動に起因す
る誤差を補正するようにしたため、基板位置を常に正確
に認識した処理を行うことができる。したがって、再度
のプリアライメント等を不要にし、簡単かつ低コストな
構成で、安定的にスループットを向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である基板処理装置の要部
概略図である。
【図2】 図1の装置において、マーク検出系の位置補
正データを得るために、搬入ハンド201をマーク検出
系16の下へ駆動し、基準マーク206の中の一つを検
出している状態を表す概略図である。
【図3】 図1の装置において、基板Wのずれ量を得る
ために、基板Wを保持した搬入ハンド201をマーク検
出系16の下へ駆動し、基板上に設けた十字マーク41
を検出する手法を表す概略図である。
【図4】 図1の装置において、マーク検出系16の位
置がずれる前に搬入ハンド201上に設けた基準マーク
206の位置Dを検出している状態のべクトル図であ
る。
【図5】 図1の装置において、マーク検出系16の位
置が62の位置までずれた後で、搬入ハンド201上に
設けた基準マーク206の位置D’を検出している状態
のベクトル図である。
【図6】 図1の装置において、マーク検出系の理想位
置からの位置誤差Aを算出するべクトル図である。
【図7】 図1の装置において、基板のずれ量を、位置
誤差Aで補正した場合のべクトル図である。
【図8】 従来例のマーク検出系が理想的な位置にある
場合のベクトル図である。
【図9】 従来例のマーク検出系の位置が変化した場合
のべクトル図である。
【図10】 図1の装置として露光装置を用いた場合、
これにより製造し得る微小デバイスの製造の流れを示す
フローチャートである。
【図11】 図10におけるウエハプロセスの詳細な流
れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
S0:基板処理装置、F0:基板供給装置、A:マーク
検出系の理想位置からの位置誤差、B:検出された基板
のずれ量、B’:位置が変化した後のマーク検出系によ
り検出された基板のずれ量、C:マーク検出系からチャ
ックに受け渡すための搬入ハンド固定駆動量、D:理想
的位置にあるマーク検出系が測定した基準マーク206
の位置、D’: 位置が変化したマーク検出系が測定した
基準マーク206の位置、W: 基板、4:X,Yテーブ
ル、5:チャック、16:マーク検出系、41:基板上
に設けた十字マーク、51:基板搬送手段上(搬入ハン
ド)の基板の予想位置、52:予想された基板51の中
心、53:Bにより判明した基板の真の位置、54:マ
ーク検出系の中心、54’:位置が変化した後のマーク
検出系の中心、55:マーク検出系捕捉範囲、56:検
出された基板上のマーク、57:ずれ量補正前の基板保
持手段であるチャックの位置、58:ずれ量補正前のチ
ャックの中心、60:ずれ量Bにより補正されたチャッ
ク中心、61:ずれ量Bにより補正されたチャック外
形、62:位置が変化した後のマーク検出系捕捉範囲、
63:ずれ量B’により補正されたチャック外形、10
9:供給用カセット、110:ラフプリアライメント装
置、112:回収ハンド、201:搬入ハンド、20
3:吸着部、204:直線ガイド、205:上下駆動
部、206:基準マーク。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を保持する基板保持手段と、基板を
    保持して前記基板保持手段上に搬送する基板搬送手段
    と、基板を前記基板搬送手段上に保持した状態で該基板
    上のマークの位置を検出するマーク検出手段と、前記基
    板搬送手段から前記基板保持手段へ基板を渡す際に、前
    記基板保持手段の所定位置に基板が渡されるよう前記マ
    ーク検出手段の検出結果に基づいて前記基板保持手段と
    前記基板搬送手段とを相対的に移動させる相対移動手段
    を備えた基板処理装置において、前記基板搬送手段は基
    準マークを有し、前記相対移動手段は前記マーク検出手
    段による前記基準マーク位置の検出結果に基づいて、前
    記相対的移動の量を補正するものであることを特徴とす
    る基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記基板上のマークの位置の検出結果、
    および前記基準マーク位置の検出結果を考慮して、前記
    基板保持手段上に保持されている基板に対して所定の処
    理を行う基板処理手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 基板を保持して移動させる基板駆動手
    段、この基板駆動手段によって保持された基板の端部を
    非接触で検出するセンサ、および、このセンサの出力値
    が所定の目標値に対する所定のトレランス範囲内となる
    ように前記基板駆動手段の動作を制御して前記基板の粗
    い位置決めを行う制御手段を有するプリアライメント手
    段を備え、前記基板搬送手段は、この粗位置決めが行わ
    れた基板を保持して前記基板保持手段上に搬送するもの
    であり、前記マーク検出手段はこの粗位置決めが行われ
    た基板を保持した状態でその基板上の2点以上のマーク
    を検出するものであり、前記基板処理手段は、前記所定
    の処理として、前記基板保持手段を駆動させて前記基板
    を精密にアライメントする処理を含むものを行うもので
    あり、前記2点以上のマークの検出結果に基づいて、こ
    の精密なプリアライメントを行うための、基準位置に対
    するX,Y方向およびZ軸を中心とするθ方向のずれ量
    を得るとともに、このずれ量を前記基準マーク位置の検
    出結果に基づいて補正するものであることを特徴とする
    請求項2記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 基板を保持する基板保持手段と、基板を
    保持して前記基板保持手段上に搬送する基板搬送手段
    と、前記基板保持手段上に保持されている基板に対して
    所定の処理を行う基板処理手段と、基板を前記基板搬送
    手段上に保持した状態で該基板上のマークの位置を検出
    するマーク検出手段とを備え、前記基板処理手段は、前
    記マーク検出手段の検出結果に基づいて得られる、所定
    の基準位置に対する基板位置のずれ量を考慮して前記基
    板処理を行う基板処理装置において、前記基板搬送手段
    は基準マークを有し、前記基板処理手段は前記マーク検
    出手段による前記基準マークの検出結果に基づいて前記
    基板位置のずれ量を補正するものであること特徴とする
    基板処理装置。
  5. 【請求項5】 基板を保持して移動させる基板駆動手
    段、この基板駆動手段によって保持された基板の端部を
    非接触で検出するセンサ、および、このセンサの出力値
    が所定の目標値に対する所定のトレランス範囲内となる
    ように前記基板駆動手段の動作を制御して前記基板の粗
    い位置決めを行う制御手段を有するプリアライメント手
    段を備え、前記基板搬送手段は、この粗位置決めが行わ
    れた基板を保持して前記基板保持手段上に搬送するもの
    であり、前記マーク検出手段はこの粗位置決めが行われ
    た基板を保持した状態でその基板上の2点以上のマーク
    を検出するものであり、前記基板処理手段は、前記所定
    の処理として、前記基板保持手段を駆動させて前記基板
    を精密にアライメントする処理を含むものを行うもので
    あり、前記2点以上のマークの検出結果に基づいて、こ
    の精密なプリアライメントを行うための、基準位置に対
    するX,Y方向およびZ軸を中心とするθ方向のずれ量
    を得るとともに、このずれ量を前記基準マーク位置の検
    出結果に基づいて補正するものであることを特徴とする
    請求項4記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 基板を基板搬送手段上に保持した状態で
    該基板上のマークの位置をマーク検出手段により検出
    し、基板保持手段の所定位置に該基板が受け渡されるよ
    うに前記マーク検出手段の検出結果に基づいて前記基板
    保持手段と前記基板搬送手段とを相対的に移動させ、そ
    して、該基板を前記基板搬送手段から前記基板保持手段
    へ受け渡し、該基板に対して所定の処理を行うデバイス
    製造方法において、前記基板の受渡し前に、前記基板搬
    送手段上の基準マークの位置を前記マーク検出手段によ
    り検出し、その検出結果に基づいて、前記相対的移動の
    量を補正することを特徴とするデバイス製造方法。
  7. 【請求項7】 前記基板に対する所定の処理を行うに際
    しては、前記基板上のマークの位置の検出結果、および
    前記基準マーク位置の検出結果を考慮することを特徴と
    する請求項6記載のデバイス製造方法。
  8. 【請求項8】 基板を基板搬送手段上に保持した状態で
    該基板上のマークの位置をマーク検出手段により検出
    し、該基板を前記基板搬送手段から基板保持手段へ受け
    渡し、そして、該基板に対して、前記マークの検出位置
    を考慮して所定の処理を行うデバイス製造方法におい
    て、前記基板の受渡し前に、前記基板搬送手段上の基準
    マークの位置を前記マーク検出手段により検出し、その
    検出結果に基づいて、前記考慮すべきマークの検出位置
    を補正すること特徴とするデバイス製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4892448A (en) * 1988-08-23 1990-01-09 Hoch Norman J Cutter and drive gear assembly for dressing welding electrode tips
JP2010062228A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Canon Inc 露光装置およびデバイス製造方法
JP2011003809A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Tokyo Electron Ltd 半導体ウエハのプリアライメント方法及びプリアライメント用プログラム
JP2017021292A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 キヤノン株式会社 基板処理装置、および、物品製造方法
US11742330B2 (en) 2020-03-10 2023-08-29 Applied Materials, Inc. High connectivity device stacking

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