JPH1182854A

JPH1182854A - 逆止弁付き分岐継手

Info

Publication number: JPH1182854A
Application number: JP9238591A
Authority: JP
Inventors: Masahiko Kawamura; 雅彦川村
Original assignee: YANMAR SANGYO KK
Current assignee: YANMAR SANGYO KK
Priority date: 1997-09-03
Filing date: 1997-09-03
Publication date: 1999-03-26

Abstract

(57)【要約】【課題】従来の逆止弁付き継手において分岐配管を行
なうと、ジョイント部が多くなって施工時の作業が煩雑
となったり、水漏れの発生が増加する恐れがあったり、
また、コスト高になったりしていた。【解決手段】水又は湯を供給する給水口と、水、湯、
又は混合水を吐出する吐水器２との間に介装する逆止弁
付き継手６に、一又は二以上の分岐口６ｃを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、水道管の
給水口と水栓との間に介装する逆止弁付き継手の技術に
関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、例えば、水道管の給水口と水
栓等とを連結する給水管や導水管の途中部に配設する逆
止弁付き継手は公知となっている。例えば、図６に示す
ように、キッチンなどのカウンター天板１に、水、湯、
又は湯水の混合水を吐出するシングルレバー式の混合水
栓２が取付けられている。該混合水栓２は、シングルレ
バー２ａを操作することで、水、湯、又は湯水の混合水
を吐水口２ｂから吐出するように構成されている。ま
た、該混合水栓２の下端からは、該混合水栓２に水を供
給する導水管３、及び、湯を供給する導水管４が嵌入し
て、該導水管３・４の下端には逆止弁付継手７・７の上
端部が接続されている。

【０００３】湯を供給する給水口に連結した給水管２０
は、止水栓５を介して前記逆止弁付継手７の下端部と接
続され、湯を混合水栓２に供給している。また、水を供
給する給水口に連結した給水管２０は、前記逆止弁付継
手７と連結されて水を混合水栓２に供給している。この
ように、給水口から混合水栓２へ湯や水を供給する配管
の途中部に、逆止弁付継手７を介装した構成において、
ウォータハンマー防止器を取り付けたり、例えば浄水器
や食器洗浄器へ給水するための分岐配管が必要な場合
は、図６に示すような三方継手５１を、逆止弁付継手７
と止水栓５との間に介装していた。そして、該三方継手
５１の分岐口５１ａにウォータハンマー防止器を接続し
たり、浄水器や食器洗浄器への配管５２を接続したりし
ていた。尚、逆止弁付継手７と三方継手５１、及び、三
方継手５１と止水栓５との接続には、継手５３等を用い
る必要があった。

【０００４】また、浄水器や食器洗浄器への分岐給水が
必要な場合は、次のように構成したものもあった。即
ち、図７に示すように、混合水栓２の吐水口２ｂに切換
弁５５を取付け、該切換弁５５から分岐配管５６を通じ
て給水を行なったり、図８に示すように、シングルレバ
ー２ａ’の操作により吐水口２ｂ’から吐水する混合水
栓２’の本体部２ｄ’に分岐吐出口２ｃ’を形成して、
該分岐吐出口２ｃ’から給水を行なったりしていた。こ
の場合、混合水栓２・２’の下端から嵌入した導水管３
・４と、水又は湯を供給する給水管２０・２０に連結し
た止水栓５・５とは、逆止弁付継手７・７を介して連結
していた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、図６に示した
ように、三方継手５１及び継手５３・５３により分岐配
管を行なうと、該三方継手５１や継手５３・５３等の別
部品を新たに取付ける必要があるので、ジョイント部が
多くなって施工時の作業が煩雑となったり、水漏れの発
生が増加する恐れがあったりした。また、使用部品数の
増加によりコスト高になっていた。さらに、三方継手５
１を介装した分だけ、止水栓５と混合水栓２との間の配
管長さが長くなるので、湯の供給経路と水の供給経路と
の長さが異なってしまっていた。

【０００６】また、図７、図８に示したように、混合水
栓２の吐水口２ｂに切換弁５５を取付けたり、混合水栓
２’の本体部２ｄ’に分岐吐出口２ｃ’を形成したりし
た場合は、外観を損なったり、使い勝手を損なっていた
りしていた。また、切換弁５５等の別部品を新たに取付
けたり、分岐吐出口２ｃ’を形成することによってコス
ト高になっていた。さらに、吐水口２ｂに切換弁５５を
取付けた場合は、ジョイント部が多くなって施工時の作
業が煩雑となったり、水漏れの発生が増加する恐れがあ
ったりした。

【０００７】さらに、従来の逆止弁付き継手７と、混合
水栓２等に給水する導水管３・４とを接続するために
は、該導水管３・４にナットなどの接続部材を付設する
必要があった。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、水又は湯を供給する給水口
と、水、湯、又は混合水を吐出する吐水器との間に介装
する逆止弁付き継手であって、該逆止弁付き継手に、一
又は二以上の分岐口を形成した。

【０００９】また、水又は湯を供給する給水口と、水、
湯、又は混合水を吐出する吐水器との間に介装する逆止
弁付き継手であって、該逆止弁付き継手に、一又は二以
上の分岐口を形成し、該逆止弁付き継手の吐出口にアダ
プターを連結して、前記吐水器へ給水するための導水管
を直接に接続可能に構成した。

【００１０】また、前記導水管を銅管、又は、可撓性継
手に構成した。

【００１１】また、前記逆止弁付き継手の分岐口に、ウ
ォーターハンマー防止装置を内蔵した。

【００１２】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図１は本発明の逆止弁付分岐継手を介装した給水
管路を示す側面図、図２は同じく逆止弁付分岐継手を示
す側面断面図、図３は同じく銅管を接続可能に構成した
逆止弁付分岐継手を示す側面断面図、図４は同じく可撓
管を接続可能に構成した逆止弁付分岐継手を示す側面断
面図、図５は分岐口にウォーターハンマー防止装置を内
蔵した逆止弁付き継手を示す側面断面図、図６は従来の
逆止弁付継手を介装した給水管路を示す側面図、図７は
同じく別実施例を示す側面図、図８は同じく第三の実施
例を示す側面図である。

【００１３】まず、本発明の逆止弁付分岐継手を介装し
た混合水栓への給水管路について、図１により説明す
る。キッチンのカウンター天板１に、水、湯、又は湯水
の混合水を吐出するシングルレバー式の混合水栓２が取
付けられている。該混合水栓２は、シングルレバー２ａ
を操作することで、水、湯、又は湯水の混合水を吐水口
２ｂから吐出するように構成されている。また、該混合
水栓２の下端からは、該混合水栓２に水を供給する導水
管３、及び、湯を供給する導水管４が嵌入しており、該
導水管４の下端には逆止弁付継手７上端部の吐出口７ｂ
が接続され、導水管３の下端には逆止弁付分岐継手６上
端部の吐出口６ｂが接続されている。

【００１４】湯を供給する給水口に連結した給水管２０
は、止水栓５を介して前記逆止弁付継手７下端部の供給
口７ａと接続され、湯を混合水栓２に供給している。ま
た、水を供給する給水口に連結した給水管２０は、止水
栓５を介して前記逆止弁付分岐継手６下端部の供給口６
ｂと接続され、水を混合水栓２に供給している。このよ
うにして、水及び湯を供給する給水口と混合水栓２とを
連結して、該混合水栓２のシングルレバー２ａを操作す
ることで、水、湯、又は湯水の混合水を吐水口２ｂから
吐出するように構成している。

【００１５】また、前記逆止弁付分岐継手６には分岐口
６ｃを形成して、吐出口６ｂからのみでなく、該分岐口
６ｃからも給水が可能なように構成している。この分岐
口６ｃに継手８等を接続することで、浄水器や食器洗浄
器へ給水することが可能である。また、該分岐口６ｃへ
ウォーターハンマー防止器を取付けて、混合水栓２から
の吐水時において、万が一ウォーターハンマーが発生し
た場合に、その衝撃を吸収するように構成することもで
きる。尚、図１においては、水を供給する給水管２０と
混合水栓２との間のみに、逆止弁付分岐継手６を介装し
ているが、湯を供給する給水口と混合水栓２との間に
も、逆止弁付継手７の代わりに逆止弁付分岐継手６を介
装してもよい。

【００１６】次に、逆止弁付分岐継手６について説明す
る。図２において、逆止弁付分岐継手６は、下端部に給
水口６ａを、上端部に吐出口６ｂを有しており、該吐出
口６ｂと給水口６ａとの途中部には、側方へ突出する分
岐口６ｃが形成されている。該分岐口６ｃは、連通孔６
ｅによって給水口６ａ及び吐出口６ｂと連通されてお
り、給水口６ａへの給水を吐出口６ｂと分岐口６ｃとか
ら吐出するように構成している。

【００１７】逆止弁付分岐継手６下端部の給水口６ａに
は、前記止水栓５や継手等と接続するための袋ナット９
が取付けられており、この袋ナット９により、止水栓５
や継手等との接続時に位置決めが可能となっている。ま
た、上端部の吐出口６ｂには、逆止弁１０が着脱可能に
嵌挿されており、該逆止弁１０によって、給水管２０か
ら混合水栓２へ供給された水が給水管２０方向へ逆流し
ないように構成している。

【００１８】そして、吐出口６ｂの外周には螺子部６ｄ
を形成し、該吐出口６ｂへ接続する前記導水管３、及
び、後述するアダプター等を、該吐出口６ｂと着脱可能
構成することで、逆止弁１０が破損した場合等に、該逆
止弁１０を交換したり、修理したりすることができるよ
うにしている。尚、吐出口６ｂに嵌挿した逆止弁１０に
不具合が生じた場合等は、該逆止弁１０を取り外して交
換することができる。尚、本実施例における逆止弁付分
岐継手６には、分岐口６ｃを一つ形成しているが、これ
に限らず、複数個形成してもよい。

【００１９】以上のように、逆止弁付分岐継手６を構成
したので、ウォータハンマー防止器を取り付けたり、例
えば浄水器や食器洗浄器へ給水するための分岐配管を行
なう場合に、三方継手等の別部品を新たに取付ける必要
がなく、施工時の作業が簡便となり、水漏れが増加する
恐れもない。また、外観を損なったり、使い勝手を損な
ったりすることもない。そして、使用部品が減少して、
コストダウンを図ることができる。さらに、湯の供給経
路と水の供給経路との長さが変化することもないのであ
る。

【００２０】次に、前記逆止弁付分岐継手６の吐出口６
ｂにアダプター１１を接続して、該逆止弁付分岐継手６
と、混合水栓等から延出する導水管とを、直接に接続可
能に構成した実施例を示す。図３においては、前記逆止
弁付分岐継手６の吐出口６ｂ外周に形成した螺子部６ｄ
と、アダプター１１下端部のナット部１１ｂとが螺合し
て、該逆止弁付分岐継手６にアダプター１１が接続され
ている。該アダプター１１には、上端から下端までを嵌
通する挿入口１１ａが形成され、アダプター１１の上端
部には、固定用ナット１２が螺装されている。また、ア
ダプター１１の上端と固定用ナット１２との間には、固
定部材１４が介装されている。

【００２１】逆止弁付分岐継手６に接続したアダプター
１１に、混合水栓等の導水管である銅管１３を挿入する
ためには、まず、上端部に螺装した固定用ナット１２を
緩める。そして、アダプター１１の上端から銅管１３を
挿入して、固定用ナット１２を締める。固定用ナット１
２を締めることにより、前記固定部材１４が銅管１３を
締め付けて、該銅管１３がアダプター１１に締着され
る。

【００２２】このように、逆止弁付分岐継手６にアダプ
ター１１を接続することにより、接続部に螺子が形成さ
れていない前記銅管１３などを、該前記銅管１３へ新た
にナット等を付設することなく直接に、また、容易に、
該逆止弁付分岐継手６と接続することができるのであ
る。

【００２３】次に、前記逆止弁付分岐継手６の吐出口６
ｂにアダプター１５を接続して、該逆止弁付分岐継手６
と、可撓性を有した継手とを、直接に接続可能に構成し
た実施例を示す。図４においては、前記逆止弁付分岐継
手６の吐出口６ｂ外周に形成した螺子部６ｄと、アダプ
ター１５下端部のナット部１５ｂとが螺合して、該逆止
弁付分岐継手６にアダプター１５が接続されている。そ
して、該アダプター１５の上端部には、可撓性継手１６
を接続するカップリング１５ａが形成されている。尚、
該カップリング１５ａの外形は、可撓性継手１６の内径
よりも若干大きく形成している。

【００２４】逆止弁付分岐継手６に接続したアダプター
１５に、可撓性継手１６を接続するためには、前記カッ
プリング１５ａに該可撓性継手１６を嵌入する。そし
て、該可撓性継手１６の外周に締着部材１７を外嵌し
て、可撓性継手１６を締め付ける。これにより、可撓性
継手１６がカップリング１５ａに締着される。

【００２５】このように、逆止弁付分岐継手６にアダプ
ター１５を接続することにより、可撓性を有した可撓性
継手１６を、該可撓性継手１６へ新たに接続部材を付設
することなく直接に、また、容易に、該逆止弁付分岐継
手６と接続することができるのである。

【００２６】以上のように、逆止弁付分岐継手６は様々
なアダプター１１・１５を接続できるように構成してい
るので、該逆止弁付分岐継手６には、ナット等の接続部
材を付設した導水管のみでなく、種々の導水管を、該導
水管へ新たな接続部材を付設することなく直接に、ま
た、容易に、接続することが可能となっている。

【００２７】また、次に示すように、前記逆止弁付分岐
継手６にウォーターハンマー防止装置を直接内蔵するこ
とも可能である。図５に示すように、前記逆止弁付分岐
継手６の分岐口６ｃに、ウォーターハンマー防止装置３
０が装着されている。該ウォーターハンマー防止装置３
０は、水撃受け板３１、スプリング押さえ部材３０ａ、
及びスプリング３３等で構成されている。

【００２８】前記分岐口６ｃには、水撃受け板３１が摺
動自在に内装されており、該水撃受け板３１の外径は、
分岐口６ｃの内径と略同じか若干小さく形成されてい
る。そして、該水撃受け板３１にはＯリング等のシール
部材３２が外装され、該シール部材３２によって水撃受
け板３２と分岐口６ｃとの間がシールされて、両者間か
らの水漏れを防止している。また、分岐口６ｃの外周部
にはスプリング押さえ部材３０ａが螺挿され、該スプリ
ング押さえ部材３０ａと水撃受け板３１との間にスプリ
ング３３を介装して、該スプリング３３によって該水撃
受け板３１を分岐口６ｃの根元方向へ付勢している。
尚、逆止弁付分岐継手６に複数の分岐口６ｃを形成した
場合は、適宜分岐口６ｃを選択してウォーターハンマー
防止装置３０を内装すればよい。

【００２９】逆止弁付分岐継手６の分岐口６ｃに水撃受
け板３１内装し、前述のようにウォーターハンマー防止
装置３０を該逆止弁付分岐継手６に装着することで、ウ
ォーターハンマーが発生した際に、このウォーターハン
マーによる衝撃を防止することができる。即ち、ウォー
ターハンマーが発生した場合には、その衝撃によって水
撃受け板３１が外側方向の力を受けるが、力を受けた水
撃受け板３１は、スプリング３３の付勢力に抗して分岐
口６ｃの先端方向へ摺動するのである。これにより衝撃
が吸収されるのである。そして、衝撃を吸収した後、水
撃受け板３１はスプリング３３の付勢力によって、分岐
口６ｃの根元部分まで摺動して元の位置へ戻るのであ
る。

【００３０】以上のように、逆止弁付分岐継手６にウォ
ーターハンマー防止装置３０を直接内蔵することで、新
たにウォーターハンマー防止装置を、逆止弁付分岐継手
に付設する必要がなく、安価な構成によりウォーターハ
ンマーを防止することができる。また、ウォーターハン
マー防止装置３０は逆止弁付分岐継手６に内蔵されてい
ることにより、ウォーターハンマー防止機能を有した逆
止弁付分岐継手６をコンパクトに構成することができる
のである。さらに、逆止弁付分岐継手６へウォーターハ
ンマー防止装置をわざわざ取付ける手間が必要でなくな
った。

【００３１】尚、このウォーターハンマー防止装置３０
は、逆止弁を内蔵しない分岐継手（例えば、逆止弁付分
岐継手６から、逆止弁１０を取り除いたもの）に内蔵す
ることも可能である。また、逆止弁付分岐継手６や分岐
継手に内蔵するウォーターハンマー防止装置は、該逆止
弁付分岐継手６及び分岐継手と一体的に形成してもよ
く、また、別体に形成して、逆止弁付分岐継手６や分岐
継手の分岐口内に後付けできるように構成してもよい。

【００３２】

【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項１記載の如
く、逆止弁付き継手に、一又は二以上の分岐口を形成し
て逆止弁付き分岐継手に構成したので、ウォータハンマ
ー防止器を取り付けたり、例えば浄水器や食器洗浄器へ
給水するための分岐配管を行なう場合に、三方継手等の
別部品を新たに取付ける必要がなく、施工時の作業が簡
便となり、水漏れが増加する恐れがなくなった。また、
外観を損なったり、使い勝手を損なったりすることなく
分岐配管を行なうことができた。そして、使用部品が減
少して、コストダウンを図ることができた。さらに、湯
の供給経路と水の供給経路との長さを変化させることな
く分岐配管を行なうことができた。

【００３３】さらに、請求項２記載の如く、逆止弁付き
継手に、一又は二以上の分岐口を形成して逆止弁付き分
岐継手に構成したので、ウォータハンマー防止器を取り
付けたり、例えば浄水器や食器洗浄器へ給水するための
分岐配管を行なう場合に、三方継手等の別部品を新たに
取付ける必要がなく、施工時の作業が簡便となり、水漏
れが増加する恐れがなくなった。また、外観を損なった
り、使い勝手を損なったりすることなく分岐配管を行な
うことができた。そして、使用部品が減少して、コスト
ダウンを図ることができた。さらに、湯の供給経路と水
の供給経路との長さを変化させることなく分岐配管を行
なうことができた。

【００３４】そして、前記逆止弁付き分岐継手の吐出口
にアダプターを連結して、前記吐水器へ給水するための
導水管を直接に接続可能に構成したので、ナット等の接
続部材を付設した導水管のみでなく、種々の導水管を、
該導水管へ新たな接続部材を付設することなく直接に、
また、容易に、該逆止弁付き分岐継手へ接続することが
できた。

【００３５】さらに、請求項３記載の如く、前記導水管
を銅管、又は、可撓性継手に構成したので、接続部に螺
子が形成されていない銅管で構成した導水管や、可撓性
を有した継手においても、新たにナット等を付設するこ
となく直接に、また、容易に、該逆止弁付分岐継手と接
続することができた。

【００３６】さらに、請求項４記載の如く、前記逆止弁
付き継手の分岐口に、ウォーターハンマー防止装置を内
蔵したので、安価な構成によりウォーターハンマーを防
止することができた。また、ウォーターハンマー防止機
能を有した逆止弁付分岐継手をコンパクトに構成するこ
とができた。さらに、逆止弁付分岐継手へウォーターハ
ンマー防止装置をわざわざ取付ける手間が必要でなくな
った。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の逆止弁付分岐継手を介装した給水管路
を示す側面図である。

【図２】同じく逆止弁付分岐継手を示す側面断面図であ
る。

【図３】同じく銅管を接続可能に構成した逆止弁付分岐
継手を示す側面断面図である。

【図４】同じく可撓管を接続可能に構成した逆止弁付分
岐継手を示す側面断面図である。

【図５】分岐口にウォーターハンマー防止装置を内蔵し
た逆止弁付き継手を示す側面断面図

【図６】従来の逆止弁付継手を介装した給水管路を示す
側面図である。

【図７】同じく別実施例を示す側面図である。

【図８】同じく第三の実施例を示す側面図である。

【符号の説明】

２混合水栓３・４導水管５止水栓６逆止弁付分岐継手６ａ給水口６ｂ吐出口６ｃ分岐口７逆止弁付継手１０逆止弁１１・１５アダプター１３銅管１６可撓性継手３０ウォーターハンマー防止装置３０ａスプリング押さえ部材３０ａ３１水撃受け板３３スプリング

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】水又は湯を供給する給水口と、水、湯、
又は混合水を吐出する吐水器との間に介装する逆止弁付
き継手であって、該逆止弁付き継手に、一又は二以上の
分岐口を形成したことを特徴とする逆止弁付き分岐継
手。
【請求項２】水又は湯を供給する給水口と、水、湯、
又は混合水を吐出する吐水器との間に介装する逆止弁付
き継手であって、該逆止弁付き継手に、一又は二以上の
分岐口を形成し、該逆止弁付き継手の吐出口にアダプタ
ーを連結して、前記吐水器へ給水するための導水管を直
接に接続可能に構成したことを特徴とする逆止弁付き分
岐継手。
【請求項３】前記導水管を銅管、又は、可撓性継手に
構成したことを特徴とする請求項２に記載の逆止弁付き
分岐継手。
【請求項４】前記逆止弁付き継手の分岐口に、ウォー
ターハンマー防止装置を内蔵したことを特徴とする請求
項１又は請求項２又は請求項３に記載の逆止弁付き分岐
継手。