JP3108680U - 2流体独立流動型4方口管継手 - Google Patents
2流体独立流動型4方口管継手 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3108680U JP3108680U JP2004006586U JP2004006586U JP3108680U JP 3108680 U JP3108680 U JP 3108680U JP 2004006586 U JP2004006586 U JP 2004006586U JP 2004006586 U JP2004006586 U JP 2004006586U JP 3108680 U JP3108680 U JP 3108680U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe joint
- flow path
- water
- flow
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
【解決手段】 4つの流通口を有する管継手であって、管継手本体の長手方向同軸線上に対向して開口する流路を形成した各流路部を有し、管継手本体内に両流路部の間を仕切る仕切壁を備え、管継手本体の一側面に沿って、一方の流路部と直交する方向の流路を仕切壁の一方の流路部側に形成した流路部を突設すると共に、他方の流路部と直交する方向の流路を仕切壁の他方の流路部側に形成した流路部を突設し、長手方向同軸線上の端部流路部にはねじ接続部を備えていることを特徴とする2流体独立流動型4方口管継手。
【選択図】 図1
Description
このため、給水管と給水栓の間に介在させる継手管にあって、浄活水器により浄化し、活水化した給水を供給可能にする迂回路を形成するため、給水管に接続する流入口と迂回路への供給口、および迂回路からの戻り口と給水栓への流出口を備え、流入口から供給口への流路と戻り口から流出口への流路を独立した流路として形成する管継手の開発が望まれていた。
図5は 先行の浄活水器と給水弁の接続構造の概要を示す概要図である。図5において、給水管10と一体に接続され、支持金具12を介して壁Wに支持されたソケット11に、給水栓20が接続されている。台所の適宜の位置に浄活水器Sが設置される。この場合、給水栓の端部から、浄活水器Sを通過させて浄活水を供給するため、浄活水器Sは給水栓20とアダプタHを介してゴムホース等の接続管により迂回路が形成される。すなわち、この迂回路は浄活水器Sの浄活水器本体入口Si、浄活水器本体出口Soを、それぞれゴムホース等の接続管により、アダプタHの供給口Hi、戻り口Hoに接続することによって、供給ラインLi、戻りラインLoが形成される。
この場合、アダプタは給水栓20の下向き放出口を有する蛇口の下方先端に取り付ける構造となっていることから、流し台のシンクとの作業空間が狭められ、また、これに付随してアダプタに接続される供給ラインLi、戻りラインLoのゴムホース等の配管が必然的に台所作業空間の近傍に配置されるため、台所での作業に障害になるなど作業性を損なう虞があった。このように、迂回路に設置される浄活水器は、そのゴムホース等の配管を含めての棚、シンク上への配設を余儀なくされることから、台所での自由な作業空間を制約するため、浄活水器を設置した場合でも、作業性、使い勝手が制約されず、使い勝手のよい設置場所、十分な台所作業場所を確保することのできるようにしたいとの観点から、かかる問題の解決が望まれていた。
また、これまでの迂回路を構成するための構造は、種々の管継手や流路切替弁を用いて組立てられるため、配管機構が複雑であって組み立てに熟練を要し、素人では簡単に組立てることができず、そのため高価なものであった。
給水管と給水栓の間に介装して接続されるアダプタとして、浄活水器との迂回流路を形成することのできる4方口の管継手としても提供することを可能にすることである。本願考案によれば、浄活水器との迂回流路を形成するアダプタを、給水栓の蛇口下方先端に取り付けることを回避し、給水栓と給水栓の手前の給水管との間に接続可能としたアダプタであって、この接続位置において、浄活水器との迂回流路を形成することのできる構造としたことによって、流し台のシンクにおいて、アダプタや浄活水器に接続される供給ラインli、戻りラインloの配管を、給水栓の近傍から離れた位置に設置、配管することができるため、給水栓の近傍における台所作業が、それらのアダプタ、浄活水器及び供給ラインls、戻りラインlrの配管によって邪魔されることがなく、十分な作業空間を確保することができ、逆に言えば、台所作業を邪魔しない流し台の空間に浄活水器を設置することができるので、使い勝手の良い台所を確保できるようにすることが可能である。
本願考案の4方口管継手によれば、構造が簡単であり製作が容易であり、安価に提供できる。特に端部流路部に備えるねじ接続部を内ねじソケット又は外ねじになる対称形とする場合には、一層製造が簡単になる。
本願考案によれば、給水栓の手前の壁から突出する給水管に迂回路分岐用アダプタを接続し、言い換えれば壁から突出する給水管と給水栓の間に迂回路分岐用アダプタを介在させるので、迂回路分岐配管系を形成する作業が容易に行うことができる。また、給水栓下方部の空間が従前どおり確保できるので、台所作業を制限することのない浄活水器の設置が可能となる。
供給管と給水弁の間に介装される迂回路分岐用アダプタは、その接続ねじ部を、供給管と給水弁のねじ接続部の構造に対応させて、同型のねじ構造とすることができ、その場合には対称形の構造体をなす迂回路分岐用アダプタとして製造することができるので、製作が簡単となり製造コストを低減することができる。
迂回路を構成するための構造は、先行例に示されるような種々の管継手や流路切替弁を用いることもなく、単一の迂回路分岐用アダプタのみを接続することによって、内部に仕切壁を備えた単純な迂回路分岐用アダプタ構造であるので、供給管と給水弁の間に簡単に捩じ込みによって介装すれば組み立てを完成することができる、したがって、熟練を要することなく、素人でも簡単に組立てることができ、廉価に提供することができる。
もちろん、間に迂回路分岐用アダプタを介装する供給管と給水弁の取り付けねじ構造に合せて、迂回路分岐用アダプタの両端のねじ部の構造を、内ねじと外ねじの組合せとすることができる。
この場合、供給口と戻り口はゴム管の装着が簡単にできるように多段の山形形状の外形を有することができる。
さらに、ユニオンナットを一体に組み合わせ、ユニオンナットにより螺合して組み立て一体化することもできる。
2流体独立流動型4方口管継手は迂回路分岐アダプタ用2流体独立流動型4方口管継手としても利用可能であり、それら管継手の製作に当っては、金属又は合成樹脂によって一体成形し、必要なねじ加工を施すことにより、容易に製作することができる。
中央の仕切壁の外周に溝を形成した構造をとる場合には、仕切壁を外周溝に沿って破断除去することにより通常の分岐管として利用することもできる。
本願考案に係る2流体独立流動型4方口管継手Jは、管継手本体内の流路部1とこれに直交する流路部3により一つの流路F1が形成され、また、管継手本体内の流路部2とこれに直交する流路部4により他の一つの流路F2が形成され、流路F1とF2は互いに独立した流路を構成している。
(作用)
迂回路分岐アダプタJ1は、図2に示すように、軸線上の対向位置に流入口31、流出口32を有し、流入口31のねじ部31aには外ねじが、流出口32のねじ部32aには内ねじが形成されている。流入口31と流出口32の間に仕切壁35を備える。
迂回路分岐アダプタJ1は、仕切り壁35より流入側の側壁に供給口33が、また仕切り壁35の流出側の側壁に戻り口34がそれぞれ形成され、供給口33と戻り口34は迂回路分岐アダプタJ1の一方の側面に同一方向に突設される。
図2において、迂回路分岐アダプタJ1は、支持金具12によって壁Wに取り付けたソケット11を介して給水管10にその一端の流入口31が螺合接続され、迂回路分岐アダプタJ1の他端の流出口32には給水栓20が螺合接続される。
一方、迂回路分岐アダプタJ1は、浄活水器Sに連結して使用される。実際、迂回路分岐アダプタJ1の側面の供給口33は浄活水器Sの入口Siにゴムホース等により連結され供給ラインLiを構成し、戻り口34は浄活水器Sの出口Soにゴムホース等により連結され、戻りラインLoを構成する。
供給口33と戻り口34の各外面にはゴムホースを装着したときの抜止めをする多段の波型突部が形成されている。
給水栓20の開閉によって、常時浄活水器Sにより浄活水化された給水が得られる。
なお、浄活水器Sの濾過材を洗浄するためのいわゆる逆洗をする場合には、供給口33と戻り口34とにおいて、これに連結されている供給ラインLi、戻りラインLoとの接続位置を単純に交換すればよい。この場合には、当所の供給ラインLi、戻りラインLoの流れ方向は逆になる。
供給口3と戻り口4とに連結されている供給ラインLi、戻りラインLoの接続をそのままにして、浄活水器において連結されている入口Siと出口Soを交換しても同様な効果を得ることができる。
台所への浄活水器の設置において、給水栓下の台所作業を邪魔しない空間確保に有益な利用可能性を述べてきたが、壁から突出する給水管を備え、先端に給水手段を有した空間を有した設備において、給水栓から、給水に常時浄水したり、活性を賦与したり、浄活性化したり、洗浄液を混合したりする他の設備を付設する場合にあって、これら他の設備の設置空間と水廻り作業空間とを有する設備の場合に、十分な作業空間を確保する必要がある場合に、かかる迂回路分岐アダプタの設置によって、設備設置・作業各空間を合理的に確保することの必要な設備に利用することができる。
1a ねじ部
2 流路部
2a ねじ部
3 流路部
4 流路部
5 仕切壁
J 2流体独立流動型4方口管継手
10 給水管
11 ソケット
12 支持金具
20 給水栓
W 壁
S 浄活水器
Si 浄活水器本体入口
So 浄活水器本体出口
Li 供給ライン
Lo 戻りライン
31 流入口
31a ねじ部
32 流出口
32a ねじ部
33 供給口
34 戻り口
35 仕切壁
J1 迂回路分岐用アダプタ
H アダプタ
Hi 供給口
Ho 戻り口
Claims (1)
- 4つの流通口を有する管継手であって、管継手本体の長手方向同軸線上に対向して開口する流路を形成した各流路部を有し、管継手本体内に両流路部の間を仕切る仕切壁を備え、
管継手本体の一側面に沿って、一方の流路部と直交する方向の流路部を仕切壁の一方の流路部側に位置して突設すると共に、他方の流路部と直交する方向の流路部を仕切壁の他方の流路部側に位置して突設し、長手方向同軸線上の端部流路部にはねじ接続部を備えていることを特徴とする2流体独立流動型4方口管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006586U JP3108680U (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 2流体独立流動型4方口管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006586U JP3108680U (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 2流体独立流動型4方口管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3108680U true JP3108680U (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=43271349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004006586U Expired - Lifetime JP3108680U (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 2流体独立流動型4方口管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3108680U (ja) |
-
2004
- 2004-11-10 JP JP2004006586U patent/JP3108680U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070144953A1 (en) | Bypass valve with blending feature | |
ES2238807T3 (es) | Sistema de griferias sanitarias. | |
JP3108680U (ja) | 2流体独立流動型4方口管継手 | |
CN210034517U (zh) | 双通道出水装置及采用该装置的厨房一体出水装置 | |
JP2016191253A (ja) | 水栓装置 | |
WO2021095614A1 (ja) | 流路切換システムおよび浄水システム | |
KR200464189Y1 (ko) | 호스 연결용 핸드 밸브 | |
EP1489342B1 (en) | Three-way valve | |
JP2011027198A (ja) | 切換コック | |
CN211599632U (zh) | 一种双出水龙头 | |
US20060037655A1 (en) | Three-way valve with independent quarter-turn outlets | |
CN216519845U (zh) | 一种多路出水龙头内管结构 | |
JP2544758Y2 (ja) | 湯水混合栓 | |
EP3988824A1 (en) | Plumbing fitting | |
JP4898554B2 (ja) | 立形水栓への分岐給水用アダプターの取付構造 | |
JP5567798B2 (ja) | 分岐栓 | |
CN110387925B (zh) | 卫生阀组 | |
US12072033B2 (en) | Pressure balance valve with reversible check stops | |
JPH1182854A (ja) | 逆止弁付き分岐継手 | |
JPH10318399A (ja) | 通水台座 | |
JPH09151500A (ja) | 電解整水装置用カラン | |
JPS6131228Y2 (ja) | ||
AU2004205172B2 (en) | Three-way valve with independent quarter-turn outlets | |
JPH11158952A (ja) | 通水台座 | |
KR200226694Y1 (ko) | 배관용 밸브 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223 Year of fee payment: 6 |