JPH1182462A - 締結具 - Google Patents
締結具Info
- Publication number
- JPH1182462A JPH1182462A JP29024897A JP29024897A JPH1182462A JP H1182462 A JPH1182462 A JP H1182462A JP 29024897 A JP29024897 A JP 29024897A JP 29024897 A JP29024897 A JP 29024897A JP H1182462 A JPH1182462 A JP H1182462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- nut
- bush
- detent
- seat surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 締結されたボルトやナットが振動や衝撃によ
る戻り回転からネジの緩みをボルトもしくはナットとブ
ッシュとスプリングワッシャーとの組み合わせにより防
止する。 【解決手段】締結部材８にタップ加工を施し、廻り止め
爪溝付き締結部材７にボルトの下穴と、座面には廻り止
め爪溝を設け、廻り止め爪付きボルト１を座面に設けら
れた廻り止め爪溝に廻り止め爪が噛み合うように締結し
た。
る戻り回転からネジの緩みをボルトもしくはナットとブ
ッシュとスプリングワッシャーとの組み合わせにより防
止する。 【解決手段】締結部材８にタップ加工を施し、廻り止め
爪溝付き締結部材７にボルトの下穴と、座面には廻り止
め爪溝を設け、廻り止め爪付きボルト１を座面に設けら
れた廻り止め爪溝に廻り止め爪が噛み合うように締結し
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルトもしくはナ
ットで締結する時のボルト又はナットの戻り回転による
ネジの緩み止めに関する。
ットで締結する時のボルト又はナットの戻り回転による
ネジの緩み止めに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のナットの戻り回転によるネジの緩
み止めには、縦溝付きのボルトと、切り込み溝付きナッ
トと、突出片付きワッシャーと、押さえナットを設けて
ナットの戻り回転によるネジの緩みを防止している。
（例えば実開平４−１３４９１６）
み止めには、縦溝付きのボルトと、切り込み溝付きナッ
トと、突出片付きワッシャーと、押さえナットを設けて
ナットの戻り回転によるネジの緩みを防止している。
（例えば実開平４−１３４９１６）
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のナットの緩み止
めにあっては、ボルトとナットで締結する際には効果あ
るものゝ、タップ加工された締結部材にボルトで締結す
る場合はボルトの戻り回転からネジの緩みを防止するこ
とはできない。
めにあっては、ボルトとナットで締結する際には効果あ
るものゝ、タップ加工された締結部材にボルトで締結す
る場合はボルトの戻り回転からネジの緩みを防止するこ
とはできない。
【０００４】本発明はボルトとナットにおける締結時に
おいても、タップ加工された締結部材にボルトで締結す
る時においても、戻り回転からネジの緩みを確実に防止
する緩み止め締結具を提供することを目的としている。
おいても、タップ加工された締結部材にボルトで締結す
る時においても、戻り回転からネジの緩みを確実に防止
する緩み止め締結具を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の戻り回転によるネジの緩み止めにおいて
は、廻り止め爪溝付き締結部材７の座面に廻り止め爪溝
をあらかじめ圧設するか、機械加工を施し廻り止め爪付
きボルト１を取り付けた。
め、本発明の戻り回転によるネジの緩み止めにおいて
は、廻り止め爪溝付き締結部材７の座面に廻り止め爪溝
をあらかじめ圧設するか、機械加工を施し廻り止め爪付
きボルト１を取り付けた。
【０００６】締結部材９の座面に廻り止め爪溝が圧設で
きない場合は、廻り止め爪溝と廻り止め爪付きブッシュ
２を取り付け、更に廻り止め爪付きボルト１や、廻り止
め爪付きナット４を取り付けた。
きない場合は、廻り止め爪溝と廻り止め爪付きブッシュ
２を取り付け、更に廻り止め爪付きボルト１や、廻り止
め爪付きナット４を取り付けた。
【０００７】更に締結部材８や締結部材９が温度低下に
よる締結部材の寸法減少、ヘタリによる寸法減少、座面
の平滑化による寸法の減少による緩みを防止するため
に、廻り止め爪付きスプリングワッシャー３を廻り止め
爪溝付きボルト１もしくは廻り止め爪溝付きナット６
と、廻り止め爪溝と廻り止め爪付きブッシュ２との間に
取り付けた。
よる締結部材の寸法減少、ヘタリによる寸法減少、座面
の平滑化による寸法の減少による緩みを防止するため
に、廻り止め爪付きスプリングワッシャー３を廻り止め
爪溝付きボルト１もしくは廻り止め爪溝付きナット６
と、廻り止め爪溝と廻り止め爪付きブッシュ２との間に
取り付けた。
【０００８】
【発明の実施の形態】実施例について図面を参照して説
明すると、図１において締結部材８にタップ加工を施
し、廻り止め爪溝付き締結部材７の座面にはボルトの下
穴中心から放射状にノコ歯状廻り止め爪溝を圧設加工
し、廻り止め爪付きボルト１の爪と前記ノコ歯状廻り止
め爪溝とを噛み合わせて締結した。
明すると、図１において締結部材８にタップ加工を施
し、廻り止め爪溝付き締結部材７の座面にはボルトの下
穴中心から放射状にノコ歯状廻り止め爪溝を圧設加工
し、廻り止め爪付きボルト１の爪と前記ノコ歯状廻り止
め爪溝とを噛み合わせて締結した。
【０００９】図２において締結部材８にタップ加工を施
し、締結部材９に座面と下穴の加工を施し、廻り止め爪
溝と廻り止め爪付きブッシュ２の廻り止め爪が下穴に食
い込むよう圧入し、その上から廻り止め爪付きボルト１
の爪と前期ブッシュの廻り止め爪溝と噛み合わせて締結
した。
し、締結部材９に座面と下穴の加工を施し、廻り止め爪
溝と廻り止め爪付きブッシュ２の廻り止め爪が下穴に食
い込むよう圧入し、その上から廻り止め爪付きボルト１
の爪と前期ブッシュの廻り止め爪溝と噛み合わせて締結
した。
【００１０】図３において締結部材９に下穴の加工を施
し、前期ブッシュ２を下穴に食い込むように圧入し、前
期ボルト１と廻り止め爪付きナット４を取り付け前期ブ
ッシュ２の廻り止め爪溝とをそれぞれの爪と噛み合わせ
て締結した。
し、前期ブッシュ２を下穴に食い込むように圧入し、前
期ボルト１と廻り止め爪付きナット４を取り付け前期ブ
ッシュ２の廻り止め爪溝とをそれぞれの爪と噛み合わせ
て締結した。
【００１１】図４において、図２に廻り止め爪付きスプ
リングワッシャー３を前期ブッシュ２と廻り止め爪溝付
きボルト５との間に取り付けそれぞれの爪と爪溝が噛み
合うよう締結した。
リングワッシャー３を前期ブッシュ２と廻り止め爪溝付
きボルト５との間に取り付けそれぞれの爪と爪溝が噛み
合うよう締結した。
【００１２】図５において、図３に廻り止め爪付きスプ
リングワッシャー３を前期ブッシュ２と前期ボルト５も
しくは廻り止め爪溝付きナット６との間に取り付けそれ
ぞれの爪と爪溝が噛み合うよう締結した。
リングワッシャー３を前期ブッシュ２と前期ボルト５も
しくは廻り止め爪溝付きナット６との間に取り付けそれ
ぞれの爪と爪溝が噛み合うよう締結した。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載されるような効果を奏する。
ているので以下に記載されるような効果を奏する。
【００１４】ボルトやナットの戻り回転から、ネジの緩
みによる締め付け力の低下や脱落事故を防止するために
は、ボルトやナットが適正に締め付けられた後に、振動
や衝撃によっても戻り回転しないよう締結部材とボルト
と、締結部材とブッシュとボルトもしくはナットと、締
結部材とブッシュとスプリングワッシャーとボルトもし
くはナットと一体化させたことによって戻り回転が確実
に防止できる。
みによる締め付け力の低下や脱落事故を防止するために
は、ボルトやナットが適正に締め付けられた後に、振動
や衝撃によっても戻り回転しないよう締結部材とボルト
と、締結部材とブッシュとボルトもしくはナットと、締
結部材とブッシュとスプリングワッシャーとボルトもし
くはナットと一体化させたことによって戻り回転が確実
に防止できる。
【００１５】更にスプリングワッシャーを取り付けるこ
とによって、戻り回転による緩み以外の寸法減少による
緩みも防止できる。
とによって、戻り回転による緩み以外の寸法減少による
緩みも防止できる。
【図１】ボルトによる締結組立図である。
【図２】ボルトとブッシュによる締結組立図である。
【図３】ボルトとブッシュとナットによる締結組立図で
ある。
ある。
【図４】ボルトとブッシュとスプリングワッシャーによ
る締結組立図である。
る締結組立図である。
【図５】ボルトとブッシュとスプリングワッシャーとナ
ットによる締結組み立て図である。
ットによる締結組み立て図である。
１ 廻り止め爪付きボルト ２ 廻り止め爪溝と廻り止め爪付きブッシュ ３ 廻り止め爪付きスプリングワッシャー ４ 廻り止め爪付きナット ５ 廻り止め爪溝付きボルト ６ 廻り止め爪溝付きナット ７ 廻り止め爪溝付き締結部材 ８ 締結部材 ９ 締結部材
Claims (3)
- 【請求項１】 ナット座面もしくは、ボルト首下座面よ
り突起する弾性体の廻り止め爪を、少なくとも一個以上
ネジ戻り回転方向外開きに設け、更に当該爪が撓み収納
できる凹部を設け、締結部材の座面には下穴中心から放
射状に少なくとも一個以上の廻り止め爪溝を設けたこと
を特徴とする締結具。 - 【請求項２】 請求項１のナットもしくはボルトとブッ
シュ上部座面にブッシュ中心から放射状に少なくとも一
個以上の廻り止め爪溝を設け、更にブッシュ挿入外径部
に外径より突起する廻り止め爪を少なくとも一個以上設
けるか、挿入外径部先端を細く根元を太くしたテーパー
を設けたことを特徴とする締結具。 - 【請求項３】 請求項２のナットもしくはボルトとブッ
シュとの間に、スプリングワッシャーの二ツ割側面先端
部に当該側面より突起する外開きで弾性体の廻りどめ爪
を両先端部に設け、更に当該爪が撓み収納できる凹部を
設けたことを特徴とする締結具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29024897A JPH1182462A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 締結具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29024897A JPH1182462A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 締結具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1182462A true JPH1182462A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17753687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29024897A Pending JPH1182462A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 締結具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1182462A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001088391A1 (fr) * | 2000-05-19 | 2001-11-22 | Eisuke Ishida | Structure interdisant le desserrage de fixations filetees |
| JP2006063969A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-03-09 | Shimadzu Corp | 回転式真空ポンプ、真空装置およびポンプ接続構造 |
| JP2011149438A (ja) * | 2004-07-30 | 2011-08-04 | Shimadzu Corp | 回転式真空ポンプ、真空装置およびポンプ接続構造 |
| JP2015097793A (ja) * | 2014-12-19 | 2015-05-28 | 株式会社ダスキン | Ｔ字形ハンドル回動式掃除具 |
| CN114278660A (zh) * | 2022-01-04 | 2022-04-05 | 龚作钰 | 设定弹舌刚度控制拆卸的防松螺栓组件 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP29024897A patent/JPH1182462A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001088391A1 (fr) * | 2000-05-19 | 2001-11-22 | Eisuke Ishida | Structure interdisant le desserrage de fixations filetees |
| JP2006063969A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-03-09 | Shimadzu Corp | 回転式真空ポンプ、真空装置およびポンプ接続構造 |
| JP2011149438A (ja) * | 2004-07-30 | 2011-08-04 | Shimadzu Corp | 回転式真空ポンプ、真空装置およびポンプ接続構造 |
| JP2015097793A (ja) * | 2014-12-19 | 2015-05-28 | 株式会社ダスキン | Ｔ字形ハンドル回動式掃除具 |
| CN114278660A (zh) * | 2022-01-04 | 2022-04-05 | 龚作钰 | 设定弹舌刚度控制拆卸的防松螺栓组件 |
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