JPH1181947A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JPH1181947A
JPH1181947A JP20560598A JP20560598A JPH1181947A JP H1181947 A JPH1181947 A JP H1181947A JP 20560598 A JP20560598 A JP 20560598A JP 20560598 A JP20560598 A JP 20560598A JP H1181947 A JPH1181947 A JP H1181947A
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valve
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internal combustion
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combustion engine
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Takeshi Iwata
毅 岩田
Takatoshi Aoki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機関弁に対し自由になり得る第2の弁駆動部
材をカムシャフト側に弾発付勢するロストモーション機
構を備えた動弁装置において、シリンダヘッド上部の設
計上の自由度を増大すると共にシリンダヘッドのコンパ
クト化を可能とし、併せて、ロストモーション機構の取
付構造の簡素化を図る。 【解決手段】 複数のロストモーション機構38が内燃
機関における複数の第2の弁駆動部材26の上方位置に
それぞれ配置されると共に、機関本体Eに固定の共通の
支持体37に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の動弁装
置、特に閉弁方向にばね付勢された機関弁と、クランク
シャフトに連動回転するカムシャフトとの間には、機関
弁に連動、連結された第1の弁駆動部材と、前記機関弁
に対して自由となり得る第2の弁駆動部材とが介設さ
れ、それら弁駆動部材には、その相互の連結および連結
解除を切換可能な連結切換機構が設けられ、機関本体に
は、第2の弁駆動部材に当接するピストンと、このピス
トンを上下摺動可能に嵌合支持するシリンダ部と、同ピ
ストンを第2の弁駆動部材との当接方向に弾発するばね
とを有して該第2の弁駆動部材をカムシャフト側に付勢
するロストモーション機構が設けられた構造の動弁装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記構造の動弁装置は、たとえば
特開昭63−57806号公報等により知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものでは、第2の弁駆動部材をその下方から弾発付勢す
べくシリンダヘッドにロストモーション機構を設けてい
る。しかるに斯かる動弁装置においてシリンダヘッドの
上部には、吸、排気ポートや、機関弁を案内するための
ガイド筒や、機関弁を閉弁方向に付勢するための弁ばね
等が配設されるものであり、上記ロストモーション機構
を配設するスペースを確保するために、前記ポートの形
状、弁ばねのばね荷重(弁ばね外径)等の設計上の自由
度が狭まり、シリンダヘッドのコンパクト化も困難とな
る。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、シリンダヘッド上部の設計上の自由度を増大
するとともにシリンダヘッドのコンパクト化を可能と
し、併せて、ロストモーション機構の取付構造を簡素化
することができる、内燃機関の動弁装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明によれば、閉弁方向にばね付勢され
た機関弁と、クランクシャフトに連動回転するカムシャ
フトとの間には、機関弁に連動、連結された第1の弁駆
動部材と、前記機関弁に対して自由となり得る第2の弁
駆動部材とが介設され、それら弁駆動部材には、その相
互の連結および連結解除を切換可能な連結切換機構が設
けられ、機関本体には、前記第2の弁駆動部材に当接す
るピストンと、このピストンを摺動可能に嵌合支持する
シリンダ部と、同ピストンを第2の弁駆動部材との当接
方向に弾発するばねとを有して該第2の弁駆動部材をカ
ムシャフト側に付勢するロストモーション機構が設けら
れてなる、内燃機関の動弁装置において、複数の前記ロ
ストモーション機構が内燃機関における複数の前記第2
の弁駆動部材の上方位置にそれぞれ配置されると共に、
前記機関本体に固定の共通の支持体に取付けられる。こ
の構成によれば、各ロストモーション機構が第2の弁駆
動部材の上側に配置されることで、ロストモーション機
構の配設スペースを弁駆動部材の下方に確保する必要が
なくなり、これにより、機関弁案内用のガイド筒や閉弁
付勢用の弁ばね等を配設するための充分なスペースを弁
駆動部材の下方に確保可能となる。しかも複数のロスト
モーション機構を共通の支持体に取付けたことで、それ
だけロストモーション機構の取付構造が簡素化され、部
品点数の削減が図られる。
【0006】また請求項2の発明によれば、請求項1の
発明の構成に加えて、前記内燃機関は、複数の気筒が一
列に並ぶ多気筒内燃機関であり、それら気筒の配列方向
に沿って前記複数のロストモーション機構が配列され
る。この構成によれば、共通の支持体上で複数のロスト
モーション機構を気筒配列方向に沿って並設することが
できるため、該支持体が気筒配列方向と直交する方向に
極力小型化でき、その小型化により該支持体の軽量化も
図られる。
【0007】更に請求項3の発明によれば、請求項1又
は2の発明の構成に加えて、機関本体には、前記カムシ
ャフトを回転自在に支持する複数のカムシャフト保持部
が設けられ、それらカムシャフト保持部に前記支持体が
一体的に連結される。斯かる構成によれば、複数のロス
トモーション機構に共通の支持体が複数のカムシャフト
保持部相互の連結壁として機能するため、比較的荷重負
担の大きい各カムシャフト保持部の剛性が向上してカム
シャフトの支持剛性が高められる一方、支持体の剛性も
向上してロストモーション機構の支持剛性も高められ
る。
【0008】更に請求項4の発明によれば、請求項3の
発明の構成に加えて、前記支持体には、前記複数のロス
トモーション機構のシリンダ部とピストンとの摺動部に
潤滑油を供給するための給油路が設けられ、この構成に
よれば、支持体の給油路から、ロストモーション機構の
ピストンとシリンダ部との摺動部に供給された潤滑油
は、該摺動部を潤滑、流下して、ピストン下端部に至
り、その下端部と第2の弁駆動部材との当接部を十分に
潤滑可能となる。しかもその給油路は、複数のロストモ
ーション機構のシリンダ部相互の共通接線に沿うように
形成され、この構成によれば、給油路を複雑にすること
なく複数のロストモーション機構に対して効率のよい給
油が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に例示した本発明の一実施例に基づいて以下に具体的に
説明する。
【0010】添付図面において、図1は機関本体上部の
要部平面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図2
の3−3線断面図である。
【0011】先ず図1および図2において、SOHC型
多気筒内燃機関における機関本体Eの主要部はシリンダ
ブロック1と該シリンダブロック1の上面に結合される
シリンダヘッド2とから構成され、図示しないクランク
シャフトの軸線方向に沿って一列に配列されると共にシ
リンダブロック1に相互に間隔をおいて設けられた複数
の気筒3には、上面に窪み4aを有するピストン4が摺
動可能にそれぞれ嵌合され、各ピストン4の上面および
シリンダヘッド2間に燃焼室5がそれぞれ形成される。
【0012】各気筒3に対応してシリンダヘッド2に
は、燃焼室5の天井面に開口する一対の吸気弁口6およ
び一対の排気弁口7が設けられており、両吸気弁口6は
シリンダヘッド2の一側面に開口する単一の吸気ポート
8に連なり、両排気弁口7はシリンダヘッド2の他側面
に開口する単一の排気ポート9に連なる。両吸気弁口6
を個別に開閉可能な一対の吸気弁VI1,VI2は、シリン
ダヘッド2に配設された一対のガイド筒10にそれぞれ
摺動可能に嵌合されており、各ガイド筒10から突出し
た各吸気弁VI1,VI2の上端部にそれぞれ固定されたリ
テーナ11,11とシリンダヘッド2との間には各吸気
弁VI1,VI2を囲繞するコイル状の弁ばね12,12が
介設され、それらの弁ばね12,12により各吸気弁V
I1,VI2は上方すなわち閉弁方向に付勢される。また両
排気弁口7を個別に開閉可能な一対の排気弁VE1,VE2
は、シリンダヘッド2に配設された一対のガイド筒13
にそれぞれ摺動可能に嵌合されており、各ガイド筒13
から突出した各排気弁VE1,VE2の上端部にそれぞれ固
定されたリテーナ14,14とシリンダヘッド2との間
には各排気弁VE1,VE2を囲繞するコイル状の弁ばね1
5,15が介設され、それらの弁ばね15,15により
各排気弁VE1,VE2は上方すなわち閉弁方向に付勢され
る。
【0013】上記両吸気弁VI1,VI2と、図示しないク
ランクシャフトに1/2の減速比で連動、連結される単
一のカムシャフト16との間には、カムシャフト16の
回転運動を吸気弁VI1,VI2の開閉運動に変換すべく第
1駆動ロッカアーム24、第2駆動ロッカアーム25お
よび自由ロッカアーム26が介設され、上記両排気弁V
E1,VE2と前記カムシャフト16との間には、カムシャ
フト16の回転運動を排気弁VE1,VE2の開閉運動に変
換すべく一対の排気側ロッカアーム29,30が介設さ
れる。而して第1及び第2ロッカアーム24,25は第
1の弁駆動部材を構成し、また自由ロッカアーム26は
第2の弁駆動部材を構成する。
【0014】図3を併せて参照して、カムシャフト16
は、シリンダヘッド2と、前記クランクシャフトの軸線
に沿って一列に並ぶ各気筒3の両側で該シリンダヘッド
2上にそれぞれ結合されるホルダ19,19とで、各気
筒3の軸線と直交する水平な軸線を有しながら回転自在
に支承される。而して前記吸気弁VI1,VI2は本発明の
機関弁を、また前記ホルダ19,19…は、カムシャフ
ト16を回転自在に支持すべく機関本体Eに設けられた
複数のカムシャフト保持部を構成する。
【0015】前記カムシャフト16には、高速用カム2
1と、該高速用カム21の一側に隣接する低速用カム2
2と、低速用カム22とは反対側で高速用カム21に隣
接する隆起部20とが一体に設けられるとともに、低速
用カム22および隆起部20の両側に排気弁用カム2
3,23が一体に設けられる。高速用カム21は、機関
の高速運転域で両吸気弁VI1,VI2を開閉作動せしめる
ための形状を有するものであり、ベース円部21aと、
該ベース円部21aから半径方向外方に張出す高位部2
1bとを有する。低速用カム22は、機関の低速運転域
で吸気弁VI1を開閉作動せしめるための形状を有するも
のであり、ベース円部22aと、カムシャフト16の半
径方向外方への張出量を高速用カム21の高位部21b
よりも小としかつその高位部21bよりも狭い中心角範
囲にわたってベース円部22aから張出した高位部22
bを有する。また前記隆起部20は、機関の低速運転域
で吸気弁VI2を実質的に休止状態とすべく基本的にはカ
ムシャフト16の軸線を中心とする円形の外面を有する
ように形成されるものであるが、前記高速用カム21お
よび低速用カム22の高位部21b,22bに対応する
位置にはわずかに突出した突部が設けられている。しか
もカムシャフト16の軸線に沿う方向での該隆起部20
の幅は比較的狭く設定される。さらに、排気弁用カム2
3,23は機関の運転状態にかかわらず両排気弁VE1
E2を開閉作動せしめるための形状を有する。
【0016】一方の吸気弁VI1には第1駆動ロッカアー
ム24が連動、連結され、他方の吸気弁VI2には第2駆
動ロッカアーム25が連動、連結され、両吸気弁VI1
I2とは自由となることを可能としながら自由ロッカア
ーム26が第1および第2駆動ロッカアーム24,25
間に隣接配置される。而して各ロッカアーム24,2
5,26の中間部は、カムシャフト16の上方位置で該
カムシャフト16と平行な軸線を有しながらホルダ1
9,19…に固定的に支持された吸気側ロッカシャフト
27で揺動自在に支承される。また一対の排気側ロッカ
アーム29,30は各排気弁VE1,VE2に個別に連動、
連結されており、前記カムシャフト16の上方位置で前
記吸気側ロッカシャフト27と平行にしてホルダ19,
19…に固定的に支持された排気側ロッカシャフト28
に両排気側ロッカアーム29,30の中間部が揺動自在
に支承される。
【0017】第1駆動ロッカアーム24の一端には、カ
ムシャフト16に設けられた低速用カム22に摺接する
ローラ31が軸支され、第2駆動ロッカアーム25の一
端には、カムシャフト16に設けられた隆起部20に摺
接するスリッパ32が隆起部20に対応して幅を狭くし
ながら設けられ、自由ロッカアーム26にはカムシャフ
ト16に設けられた高速用カム21に摺接するカムスリ
ッパ33が設けられる。また両排気側ロッカアーム2
9,30の一端には、カムシャフト16に設けられた排
気弁用カム23,23に摺接するローラ34がそれぞれ
軸支される。
【0018】第1および第2駆動ロッカアーム24,2
5の他端には、各吸気弁VI1,VI2の上端に当接するタ
ペットねじ35がそれぞれ進退自在に螺合されており、
両吸気側ロッカアーム24,25の揺動作動に応じて各
吸気弁VI1,VI2が開閉作動することになる。また両ロ
ッカアーム29,30の他端には、各排気弁VE1,V E2
の上端に当接するタペットねじ36がそれぞれ進退自在
に螺合されており、両排気側ロッカアーム29,30の
揺動作動に応じて各排気弁VE1,VE2が開閉作動するこ
とになる。
【0019】各気筒3の両側でシリンダヘッド2にそれ
ぞれ立設されているホルダ19,19…の上端には、そ
れらのホルダ19,19…相互を一体的に連結する連結
壁としての共通の支持体37が固定されており、この共
通の支持体37は板状に形成され、これには、複数の自
由ロッカアーム26の上方位置にそれぞれ配置されて該
ロッカアーム26を上方から高速用カム21に向けてそ
れぞれ弾発付勢する複数のロストモーション機構38
が、相隣なるホルダ19,19の中間にそれぞれ設けら
れ、それらロストモーション機構38は、多気筒内燃機
関の複数の気筒3の配列方向に沿って配列される。
【0020】各ロストモーション機構38は、支持体3
7に嵌合される有底円筒状ガイド部材39と、ガイド部
材39に上下摺動可能に嵌合されるとともに先細り状の
下端部40aが自由ロッカアーム26に摺動可能に当接
するピストン40と、ピストン40に係合すべくガイド
部材39の開口端寄り内面に着脱可能に固着されるスト
ッパ41と、ピストン40を自由ロッカアーム26に当
接する方向に弾発付勢すべくピストン40およびガイド
部材39間に介装される第1および第2ばね42,43
とを備えていて、1個の組立体として取扱い可能であ
る。而して前記ガイド部材39は、ピストン40を摺動
可能に嵌合支持するシリンダ部を構成している。また図
2からも明らかなように自由ロッカアーム26とカムシ
ャフト16(高速用カム21)との接触部は、ロストモ
ーション機構38の真下に配置される。
【0021】支持体37には、各自由ロッカアーム26
に対応する位置で下方に向けて開放した有底円筒部37
aが設けられており、ガイド部材39は、その開口端を
下方位置として該有底円筒部37aに嵌合される。ピス
トン40およびガイド部材39間にはばね室44が画成
され、このばね室44内に収納されたリテーナ45とピ
ストン40との間にばね定数を比較的小さくした第1ば
ね42が縮設され、またリテーナ45とガイド部材39
の閉塞端との間にばね定数を比較的大きくした第2ばね
43が縮設される。
【0022】ピストン40の閉塞端内面には有底の小径
穴40bが同軸に穿設されており、ばね定数の比較的小
さい第1ばね42は該小径穴40bに収容され、これに
より第1ばね42の倒れが防止される。またピストン4
0の下端部40aには、ピストン40の摺動作動時にば
ね室44内が加圧および減圧されることを防止するため
に、ばね室44を外部に連通するエア抜き孔46が前記
下端部40aの外側面に開口する十字状に穿設される。
【0023】而して前記有底円筒部37aの内周面は、
ガイド部材39を下方から挿入させる取付孔37hを構
成しており、またその円筒部27aの上端壁37sは、
ガイド部材39に係合してその上限位置を規定するスト
ッパ部を構成している。
【0024】さらに支持体37上には、有底円筒部37
aの基端部に隣接して前記カムシャフト16と平行に
(図示例では複数のロストモーション機構用取付孔37
h(ガイド部材39)相互の共通接線に沿うように)延
びる油溝47が設けられており、有底円筒部37aの基
端部には、油溝47を流れる油を、ガイド部材39周壁
に形成された連通孔39aを経てばね室44内に導く油
路48が設けられる。而して油溝47に潤滑油供給ポン
プ49から供給した潤滑油を流通させることにより、ピ
ストン40およびガイド部材39相互の摺動部に潤滑油
を給油することが可能となり、前記油溝47は、前記共
通接線に沿うように支持体37に設けられる給油路を構
成している。
【0025】第1駆動ロッカアーム24、第2駆動ロッ
カアーム25および自由ロッカアーム26には、その連
結および連結解除を切換可能な連結切換機構50が設け
られる。
【0026】この連結切換機構50は、第1駆動ロッカ
アーム24および自由ロッカアーム26を連結可能な連
結ピストン51と、自由ロッカアーム26および第2駆
動ロッカアーム25を連結可能な連結ピン52と、連結
ピストン51および連結ピン52の移動を規制する規制
部材53と、連結ピストン51、連結ピン52および規
制部材53を連結解除側に付勢する戻しばね54とを備
える。
【0027】第1駆動ロッカアーム24には、自由ロッ
カアーム26側に開放した有底の第1ガイド穴55が吸
気側ロッカシャフト27と平行に穿設されており、この
第1ガイド穴55に連結ピストン51が摺動可能に嵌合
され、連結ピストン51の一端と第1ガイド穴55の閉
塞端との間に油圧室56が画成される。また第1駆動ロ
ッカアーム24には油圧室56に連通する連通路57が
穿設され、吸気側ロッカシャフト27内には図示しない
油圧供給源に通じる油圧供給路58が設けられ、この油
圧供給路58は駆動ロッカアーム24の揺動状態にかか
わらず前記連通路57すなわち油圧室56に常時連通す
る。
【0028】自由ロッカアーム26には、第1ガイド穴
55に対応するガイド孔59が吸気側ロッカシャフト2
7と平行にして両側面間にわたって穿設されており、前
記連結ピストン51の他端に一端が当接される連結ピン
52がガイド孔59に摺動可能に嵌合される。
【0029】第2駆動ロッカアーム25には、前記ガイ
ド孔59に対応する有底の第2ガイド穴60が自由ロッ
カアーム26側に開放して吸気側ロッカシャフト27と
平行に穿設されており、連結ピン52の他端に当接する
有底円筒状の規制部材53が第2ガイド穴60に摺動可
能に嵌合される。この規制部材53は、その開口端を第
2ガイド穴60の閉塞端側に向けて配置されるものであ
り、その開口端部で半径方向外方に張出した鍔部53a
が第2ガイド穴60の内面に摺接する。戻しばね54
は、第2ガイド穴60の閉塞端および規制部材53の閉
塞端間に縮設されており、この戻しばね54のばね力に
より相互に当接した前記連結ピストン51、連結ピン5
2および規制部材53が油圧室56側に付勢される。し
かも第2ガイド穴60の閉塞端には、空気および油抜き
用の連通孔61が穿設される。
【0030】再び図1および図2において、燃焼室5の
天井面中央部には点火プラグ64が配設されるものであ
り、該点火プラグ64を挿入するためのプラグパイプ6
5がシリンダヘッド2に配設される。而して一対の排気
弁側ロッカアーム29,30は、相互に隣接して配置さ
れる第1駆動ロッカアーム24、自由ロッカアーム26
および第2駆動ロッカアーム25の両側で、カムシャフ
ト16の排気弁用カム23,23に摺接するように配設
されている。これにより両排気側ロッカアーム29,3
0相互間に比較的広いスペースを確保することが可能で
あり、また両排気弁VE1,VE2もそれらの間の間隔を比
較的広くして配設可能である。このため、プラグパイプ
65は、両排気弁VE1,VE2相互間、ならびに両排気弁
側ロッカアーム29,30相互間に位置するようにして
シリンダヘッド2に配設され、このプラグパイプ65に
挿入された点火プラグ64が、燃焼室5の天井面中央部
に臨むようにしてシリンダヘッド2に螺着される。
【0031】次にこの実施例の作用について説明する
と、機関の低速運転時には連結切換機構50における油
圧室56の油圧は解放されており、戻しばね54のばね
力により、連結ピストン51および連結ピン52の当接
面は第1駆動ロッカアーム24および自由ロッカアーム
26間に対応する位置にあり,連結ピン52および規制
部材53の当接面は自由ロッカアーム26および第2駆
動ロッカアーム25間に対応する位置にある。したがっ
て各ロッカアーム24,25,26は相互に相対角変位
可能な状態にある。
【0032】かかる連結解除状態にあっては、カムシャ
フト16の回転作動により第1駆動ロッカアーム24は
低速用カム22との摺接に応じて揺動し、一方の吸気弁
I1は低速用カム22の形状に応じたタイミングおよび
リフト量で開閉作動する。また隆起部20に摺接した第
2駆動ロッカアーム25は実質的に休止状態となり、他
方の吸気弁VI2を実質的に休止させることができる。し
かも吸気弁VI2は完全に休止するのではなく、一方の吸
気弁VI1が開弁するときには開弁方向にわずかに作動す
るので、完全な閉弁状態を保ったときに生じる吸気弁V
I2の弁座への固着を防止することができる。さらに自由
ロッカアーム26は高速用カム21との摺接に応じて揺
動するが、その揺動動作は第1および第2駆動ロッカア
ーム24,25に何らの影響も及ぼさない。また排気弁
E1,VE2は排気弁用カム23,23の形状に応じたタ
イミングおよびリフト量で開閉作動する。
【0033】ところで、機関全体の摩擦損失のうち動弁
系の摩擦損失が占める割合が大きくなる低速域で作動状
態にある第1駆動ロッカアーム24はローラ31を介し
て低速用カム22に摺接しているので、低速域での動弁
系摩擦損失低減すなわち機関全体の摩擦損失低減に寄与
することができる。しかも両排気側ロッカアーム29,
30もローラ34,34を介して排気弁用カム23,2
3に摺接しているので、低速域での摩擦損失をより低減
することができる。
【0034】機関の高速運転時には油圧室56に高油圧
が供給される。これにより連結切換機構50において連
結ピストン51は連結ピストン52を押圧しながら戻し
ばね54のばね力に抗して油圧室56の容積を増大する
方向に移動しようとし、第1ガイド穴45、ガイド孔5
6および第2ガイド穴57の軸線が一致したとき、すな
わち各ロッカアーム24〜26が静止状態に入ったとき
に連結ピストン41がガイド孔56に嵌合し、それに応
じて連結ピン42が第2ガイド穴57に嵌合することに
より、各ロッカアーム24〜26が連結状態となる。
【0035】このように各ロッカアーム24〜26が連
結されると、高速用カム21に摺接している自由ロッカ
アーム26の揺動量が最も大きいので、第1および第2
駆動ロッカアーム24,25は自由ロッカアーム26と
ともに揺動し、両吸気弁VI1,VI2は高速用カム21の
形状に応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動せし
められる。また両排気側ロッカアーム29,30は、低
速運転時と同様に排気弁用カム23,23の形状に応じ
たタイミングおよびリフト量で両排気弁VE1,VE2を開
閉作動せしめる。
【0036】かかる動弁装置において、複数の自由ロッ
カアーム26(第2の弁駆動部材)をカムシャフト16
側にそれぞれ弾発付勢する複数のロストモーション機構
38は、該複数の自由ロッカアーム26の上方にそれぞ
れ位置しているため、その各ロストモーション機構38
の配設スペースを該自由ロッカアーム26の下方に確保
する必要がなくなり、従って吸気ポート8、排気ポート
9、吸気弁VI1,VI2および排気弁VE1,VE2を案内す
るためのガイド筒10,13、ならびに吸気弁VI1,V
I2および排気弁VE1,VE2を閉弁方向に付勢するための
弁ばね12,15等を配設するのに充分なスペースを各
ロッカアーム24〜26の下方でシリンダヘッド2上に
確保することが可能となり、前記各ポート8,9の形
状、弁ばね12,15のばね荷重(弁ばね外径)等の設
計上の自由度を増大することができ、シリンダヘッド2
のコンパクト化も可能となる。しかも複数のロストモー
ション機構38が共通の支持体37に取付けられるか
ら、それだけロストモーション機構38の取付構造が簡
素化され、部品点数の削減によってコスト節減が図られ
る。
【0037】また多気筒内燃機関の複数の気筒3の配列
方向に沿って複数のロストモーション機構38が配列さ
れるため、その複数のロストモーション機構38を共通
の支持体37上に纏めて取付けるにも拘わらず、該支持
体37自身を気筒配列方向と直交する方向には極力小型
化することが可能となり、その小型化により該支持体の
軽量化も可能となる。
【0038】更に複数のロストモーション機構38に対
する共通の支持体37が、カムシャフト16を支持すべ
く機関本体Eに設けた複数のホルダ19(カムシャフト
保持部)相互の連結壁として機能するため、比較的荷重
負担の大きい各ポール19(カムシャフト保持部)の剛
性が向上してカムシャフト16の支持剛性が高められ、
一方、その支持体37自体の剛性も向上してロストモー
ション機構38の支持剛性を高められる。
【0039】更にまた前記支持体37には、複数のロス
トモーション機構38のガイド部材39(シリンダ部)
とピストン40との摺動部に潤滑油を供給するための給
油路としての油溝47が設けられるので、この油溝47
を経由してロストモーション機構38の前記摺動部に供
給された潤滑油が、該摺動部を潤滑、流下して、ピスト
ン40下端部に至り、その下端部と自由スイングアーム
36との当接部に供給され、従って前記摺動部ばかり
か、該ピストン40と自由ロッカアーム26との当接部
をも十分に潤滑可能となり、それら部位の早期摩耗や焼
付き等を効果的に防止することができる。しかも上記油
溝47は、複数のロストモーション機構38のガイド部
材39(シリンダ部)相互の共通接線に沿うように形成
されるので、給油路を複雑にすることなく複数のロスト
モーション機構38に対して効率のよい給油を行うこと
ができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
複数のロストモーション機構が、内燃機関における複数
の第2の弁駆動部材の上方にそれぞれ位置するので、そ
の各ロストモーション機構の配設スペースを弁駆動部材
の下方に確保する必要がなくなり、従って機関弁を案内
するためのガイド筒や、機関弁を閉弁方向に付勢するた
めの弁ばね等を配設するための充分なスペースを弁駆動
部材の下方に確保することが可能となり、設計上の自由
度増大ならびに機関本体上部のコンパクト化が可能とな
る。しかも複数のロストモーション機構を共通の支持体
に取付けたので、それだけロストモーション機構の取付
構造が簡素化され、部品点数の削減が図られる。
【0041】また特に請求項2の発明によれば、多気筒
内燃機関の気筒配列方向に沿って複数のロストモーショ
ン機構が配列されるので、複数のロストモーション機構
を共通の支持体上に纏めて取付けても、該支持体自身を
気筒配列方向と直交する方向には極力小型化することが
でき、その小型化により該支持体の軽量化にも寄与する
ことができる。
【0042】また特に請求項3の発明によれば、機関本
体には、カムシャフトを回転自在に支持する複数のカム
シャフト保持部が設けられ、それらカムシャフト保持部
に前記支持体が一体的に連結されるので、複数のロスト
モーション機構に共通の支持体が複数のカムシャフト保
持部相互の連結壁として機能し、従って比較的荷重負担
の大きい各カムシャフト保持部の剛性が向上してカムシ
ャフトの支持剛性を高めることができる一方、支持体の
剛性も向上してロストモーション機構の支持剛性を高
め、該機構の信頼性向上を図ることができる。
【0043】また特に請求項4の発明によれば、前記支
持体には、複数のロストモーション機構のシリンダ部と
ピストンとの摺動部に潤滑油を供給するための給油路が
設けられるので、この支持体の給油路から、ロストモー
ション機構のピストンとシリンダ部との摺動部に供給さ
れた潤滑油が、該摺動部を潤滑、流下してピストン下端
部に至り、その下端部と第2の弁駆動部材との当接部に
供給され、従ってシリンダ部とピストンとの摺動部ばか
りか、該ピストンと第2の弁駆動部材との当接部をも十
分に潤滑可能となり、それら部位の早期摩耗や焼付き等
を効果的に防止することができる。しかも上記給油路
は、複数のロストモーション機構のシリンダ部相互の共
通接線に沿うように形成されるので、給油路を複雑にす
ることなく複数のロストモーション機構に対して効率の
よい給油を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機関本体上部を示す要部平
面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【符号の説明】
3………………気筒 16……………カムシャフト 19……………カムシャフト保持部としてのホルダ 24,25……第1の弁駆動部材としての第1,第2駆
動ロッカアーム 26……………第2の弁駆動部材としての自由ロッカア
ーム 37……………支持体 38……………ロストモーション機構 39……………シリンダ部としてのガイド部材 40……………ピストン 41,42……ばねとしての第1,第2ばね 47……………給油路としての油溝 50……………連結切換機構 E………………機関本体 VI1,VI2……機関弁としての吸気弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉弁方向にばね付勢された機関弁
    (VI1,VI2)と、クランクシャフトに連動回転するカ
    ムシャフト(16)との間には、機関弁(VI1,V I2
    に連動、連結された第1の弁駆動部材(24,25)
    と、前記機関弁(VI1,VI2)に対して自由となり得る
    第2の弁駆動部材(26)とが介設され、それら弁駆動
    部材(24〜26)には、その相互の連結および連結解
    除を切換可能な連結切換機構(50)が設けられ、機関
    本体(E)には、前記第2の弁駆動部材(26)に当接
    するピストン(40)と、このピストン(40)を上下
    摺動可能に嵌合支持するシリンダ部(39)と、同ピス
    トン(40)を第2の弁駆動部材(26)との当接方向
    に弾発するばね(42,43)とを有して該第2の弁駆
    動部材(26)をカムシャフト(16)側に付勢するロ
    ストモーション機構(38)が設けられてなる、内燃機
    関の動弁装置において、 複数の前記ロストモーション機構(38)が内燃機関に
    おける複数の前記第2の弁駆動部材(26)の上方位置
    にそれぞれ配置されると共に、前記機関本体(E)に固
    定の共通の支持体(37)に取付けられることを特徴と
    する、内燃機関の動弁装置。
  2. 【請求項2】 前記内燃機関は、複数の気筒(3)が一
    列に並ぶ多気筒内燃機関であり、それら気筒(3)の配
    列方向に沿って前記複数のロストモーション機構(3
    8)が配列されることを特徴とする、請求項1に記載の
    内燃機関の動弁装置。
  3. 【請求項3】 機関本体(E)には、前記カムシャフト
    (16)を回転自在に支持する複数のカムシャフト保持
    部(19)が設けられ、それらカムシャフト保持部(1
    9)に前記支持体(37)が一体的に連結されることを
    特徴とする、請求項1又は2に記載の内燃機関の動弁装
    置。
  4. 【請求項4】 前記支持体(37)には、前記複数のロ
    ストモーション機構(38)のシリンダ部(39)とピ
    ストン(40)との摺動部に潤滑油を供給するための給
    油路(47)が設けられ、その給油路(47)は、前記
    複数のロストモーション機構(38)のシリンダ部(3
    9)相互の共通接線に沿うように形成されることを特徴
    とする、請求項1,2又は3に記載の内燃機関の動弁装
    置。
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