JPH1180950A - ウェハをアラインメントさせる装置および方法 - Google Patents

ウェハをアラインメントさせる装置および方法

Info

Publication number
JPH1180950A
JPH1180950A JP10195902A JP19590298A JPH1180950A JP H1180950 A JPH1180950 A JP H1180950A JP 10195902 A JP10195902 A JP 10195902A JP 19590298 A JP19590298 A JP 19590298A JP H1180950 A JPH1180950 A JP H1180950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
pressure
vacuum chamber
torr
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10195902A
Other languages
English (en)
Inventor
Ling Chen
チャン リン
Yudovsky Joseph
ユドフスキー ジョセフ
Yu In
ユ イン
Chun-Rai Ray Lawrence
チュン−ライ レイ ローレンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Applied Materials Inc filed Critical Applied Materials Inc
Publication of JPH1180950A publication Critical patent/JPH1180950A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/458Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for supporting substrates in the reaction chamber
    • C23C16/4582Rigid and flat substrates, e.g. plates or discs
    • C23C16/4583Rigid and flat substrates, e.g. plates or discs the substrate being supported substantially horizontally
    • C23C16/4585Devices at or outside the perimeter of the substrate support, e.g. clamping rings, shrouds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/68Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for positioning, orientation or alignment

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持部材とウェハとの間の摩擦力を低下させ
る比較的簡単な装置および方法を提供する。 【解決手段】 真空チャンバ内の支持部材上にウェハを
アラインメントさせる方法は、ウェハをアラインメント
させる前に真空チャンバ内の圧力を少なくとも約1トル
に増加させることを含む。ウェハは支持部材上の真空チ
ャンバの中に導入され、圧力は少なくとも約1トルに増
加され、支持部材は、ウェハを中心にあるアラインメン
ト位置にセンタリングされるように構成されたフラスト
円錐の内部空洞を有するシャドウ・リングの中ヘ持ち上
げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハ・プ
ロセス(wafer processing)装置の分野に関する。より
詳細には、本発明は、ウェハ支持部材上にウェハをアラ
インメントさせる(aligning)ための方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の製造において、物理的気相堆
積(physical vapor deposition;PVD)、化学的気
相堆積(chemical vapor deposition;CVD)および
エッチングプロセス等の種々のプロセスは、特にウェハ
が晒される(exposed)粒子レベルを低下させるため
に、しばしば真空環境で行われる。ウェハは、真空プロ
セス・システム内部のロボットがウェハをロードロック
からトランスファチャンバに移動させる場合、ロードロ
ック(load rock)を通って、次に一連のプロセス・チ
ャンバにウェハを位置決めするシステムを通って、真空
プロセス・システムの中に導入される。
【0003】真空チャンバ内部で行われるプロセス・ス
テップは、典型的には、ウェハの表面上に多重(multip
le)の金属膜層、誘電体膜層、および半導体膜層の堆積
またはエッチングを必要とする。これらのプロセス・ス
テップ中、所望の堆積またはエッチングプロセスが実行
されるプロセス・チャンバの中で、ウェハを正確にアラ
インメントさせ、固定(secure)しなければならない。
【0004】一般的には、ウェハはチャンバ中で、サセ
プタまたはペデスタルと通常呼ばれるところの支持部材
上に支持されている。ウェハは、堆積またはエッチング
プロセス前に、支持部材の上表面に配置または固定され
る。ウェハの適切なプロセスを保証するために、ウェハ
は支持部材に対して正確にアラインメントされねばなら
ない。チャンバの支持部材の位置は、所望の間隔(spac
ing)や、ウェハの通常は平面の表面と、CVDプロセ
スのガスプレートまたはPVDプロセスのターゲット等
のプロセス・チャンバの他の部分との間に、相対的な幾
何学的配置(geometry)を与えるように選択される。
【0005】一般に、シャドウ・リングまたはクランプ
リングは、ウェハの端(edge)をシールドし、および/
又はクランプリングの場合には、支持部材にウェハを固
定するために使用される。本発明はシャドウ・リングお
よびクランプリングの両方に等しく応用できるが、下記
の説明は、典型的にはCVDプロセスで使用されるよう
なシャドウ・リングについて主に言及する。シールドと
しての役割を果たすのに加えて、シャドウ・リングは支
持部材上のウェハ捕獲(capture)またはアラインメン
トにおける機能も果たす。ウイング部材は、シャドウ・
リングから下方に、かつ外側に延び、ファンネル(funn
el)を形成する。支持部材がウェハを上方に移動させプ
ロセス位置になると、支持部材は、ウェハをシャドウ・
リングおよび支持部材とのアラインメントに導くファン
ネル中にウェハを移動させる。したがって、支持部材
は、ウェハをファンネルの上端部に移動させ、シャドウ
・リングが支持部材上に置かれる(settle on)際に(a
s)、傾斜したウイング部材が、ミスアラインメントさ
れたウェハの横の(lateral)アライメントをシャドウ
・リングおよび支持部材と達成する場合、ファンネルは
ウェハに垂直(vertical)方向および横方向の力を加え
る。
【0006】ウェハ・プロセスの主な目的は、各ウェハ
からできるだけたくさんの有用なダイ(die)を得るこ
とにある。ウェハに付着し、その中の1つまたはそれ以
上のダイを汚染し得るチャンバ内部の汚染物質の存在を
含む、多数の要因が、チャンバでのウェハのプロセスに
影響を与え、それの中でプロセスされる各ウェハからの
ダイの最終的な歩留まりに影響を及ぼす。プロセス・チ
ャンバは、ウェハ上に受容されるならば、ダイ歩留まり
を低下させる粒子汚染物質の多数の発生源を有する。粒
子汚染の1つの発生源は、ミスアラインメントされたウ
ェハがチャンバに導入された場合に生じる。シャドウ・
リングのウイング部材がウェハとアラインメントした場
合、ウェハは、支持部材の平坦な表面上を摺動し、ウェ
ハと支持部材との間の摩擦力のために、粒子汚染物質を
形成し得る。いくつかの場合、ウェハと支持部材との間
の摩擦力は、ミスアラインメントされたウェハがシャド
ウ・リングを実際に移動させ、それによってウェハの正
確なアラインメントを妨害し、シャドウ・リングによっ
てシールドされた排除(exclusion)のゾーンおよびプ
ロセスの繰り返し精度(repeatability)を低下させ
る。
【0007】粒子の形成を低下させることに向けられた
従来の努力は、支持部材上のウェハのアライメント移動
を減少させ、シャドウ・リングによるオーバハング量を
単に増加させた。このように、シャドウ・リングはウェ
ハの実質的な移動なしで、ウェハをカバーできる。これ
が達成される1つの方法は、シャドウ・リング・ファン
ネル上部端の直径を増加させ、この直径をウェハの直径
および支持部材に対してより大きくすることである。し
たがって、ウェハを実質的に移動させアラインメントさ
せることよりも、むしろ、これらのシステムは、より大
きなミスアライメントを単に受け入れ、ウェハ上表面領
域のより大きなカバレージを受け入れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チャン
バ中でのウェハのプロセスに影響を与え、それの中でプ
ロセスされた各ウェハからのダイの最終的な歩留まりに
悪影響を及ぼす第1の要因は、ウェハおよびシャドウ・
リングによってカバーされる領域の位置決めの繰り返し
精度である。ウェハは、膜がウェハ上に正確に堆積され
ることを保証するために、支持部材およびシャドウ・リ
ングに対して正確にアラインメントされねばならない。
したがって、ウェハのアライメントを避け、より多くの
表面面積をカバーするこれらの従来の努力は受け入れる
ことができない。
【0009】したがって、かなりの(substantial)粒
子発生なしにウェハをアラインメントを可能にするとこ
ろの、支持部材とウェハとの間の摩擦係数を低下させる
比較的簡単なシステムおよび方法を提供することは望ま
しい。
【0010】上記に関して、本発明の目的は、支持部材
とウェハとの間の摩擦力を低下させる比較的簡単な装置
および方法を提供することにある。本発明の他の目的
は、繰り返し精度を高め、ウェハの上表面の最少面積を
カバーするシャドウ・リングを提供することにある。本
発明のもう一つの目的は、実施するのに比較的高価でな
く、効率的で、簡単で、且つ信頼性あるところの、ウェ
ハをアラインメントさせるシステムおよび方法を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、明細書および下記
に関連するような請求の範囲中に明らかになる時もある
であろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、真空チャンバ
中の支持部材上にウェハをアラインメントさせる方法お
よび装置を提供する。本発明の1つの側面では、該方法
は、ウェハを真空チャンバ中に導入するステップと、真
空チャンバ内の圧力を増加させるステップと、ウェハを
移動させ、支持部材および/又はシャドウ・リングとア
ラインメントさせるステップとを含む。
【0012】他の側面において、上記方法は、ウェハを
受け取るために外側にテーパ状にされた(outwardly ta
pered)下部を有し、ウェハの外径よりわずかに小さい
直径を有する上部開口を有するシャドウ・リングを用意
し(providing)、ウェハを真空チャンバの中、支持部
材上に導入し、チャンバ内の圧力を増加させ、次いで、
シャドウ・リングが支持部材上にウェハをアラインメン
トさせるように、シャドウ・リングの方へ支持部材を移
動させることを含む。
【0013】これらの方法によれば、真空チャンバ中で
支持部材上にウェハをアラインメントさせる装置は、真
空エンクロージャ内部に配置され、その上にウェハ受け
入れ表面を有する支持部材と、真空チャンバ内部に置か
れたシャドウ・リングと、真空チャンバと流体連絡して
いる(in fluid communication with)ガス供給源と、
真空チャンバへのガスの流れを制御し、それによって、
ウェハが支持部材の上に置かれた後、ウェハはシャドウ
・リングの中へ持ち上げられる前に、制御部材がチャン
バ内部の圧力を約1トルまで高めるように真空チャンバ
内部圧力を調整するガス流れコントローラとを備えてい
る。この装置で使用されるシャドウ・リングは、それを
通って、ウェハの外径よりもわずかに小さい直径を有す
る円形開口を規定する上部シールド部と、フラスト円錐
(frustoconical)の内部空洞を規定する環状断面を有
する上部シールド部から延びる下部とを備え、内部空洞
の直径は、下部口開口から上部端まで減少し、内部空洞
の上部端の直径はウェハの外径よりもわずかに大きい。
【0014】これらの方法および装置の各々において、
好ましく、圧力は、約1トルより高い圧力、より好まし
くは、約1トルと100トルとの間の圧力、最も好まし
くは、1トルと10トルとの間の圧力に高められる。更
に、高められる圧力は、ほぼプロセス圧力に等しいかま
たはそれよりも小さい。同様に、ウェハと支持部材との
間の圧力は、ウェハがアラインメントされる前のチャン
バの圧力に等しいか、またはそれより高いことが好まし
い。
【0015】
【発明の実施の形態】前述された本発明の特徴、長所お
よび目的が達成され、詳細に理解することができる方法
で、上記に簡単に要約された本発明のより詳細な説明
は、添付された図面に示されたそれの態様を参照するこ
とによって行うことができる。
【0016】しかしながら、本発明は他の同様な有効な
態様を認めているため、添付図面は、本発明の典型的な
態様だけを示し、したがってその範囲の限定とみなされ
るべきでないことに注意すべきである。
【0017】図1に示されるように、本発明は、真空チ
ャンバ30中で支持部材60上にウェハ20をアライン
メントさせる方法および装置に関する。アラインメント
装置は一般に10と示されている。
【0018】以下に記載する好ましい態様は、ウェハ2
0を支持部材60上にアラインメントさせるためのシャ
ドウ・リング40を使用するアラインメント装置10に
関連する。しかしながら、本発明はこの装置の正確な形
式に限定されない、というのは本発明はいかなる数のア
ライメント機・メカニズムにも適用できるからである。
前述したように、ここに使用される用語「シャドウ・リ
ング」は、一般にシャドウ・リングおよびクランプリン
グの双方に関連する。
【0019】図1は、外部本体32によって規定される
典型的な真空チャンバ30を示している。真空チャンバ
30は、一般に垂直に向けられている(oriented)シャ
フト62上に取り付けられているペデスタルないしサセ
プタの形をとることができる支持部材60を収容する。
支持部材60は、ウェハ20をその平坦な上部支持表面
64上に支持するのに役立つ。支持部材60は、シャド
ウ・リング40を収容し、支持するようにその外周辺上
に形成されたステップ構造(formation)68を含み、
4つのフィンガ開口66を含んでいる。
【0020】典型的な真空チャンバ30において、真空
チャンバ30内の圧力は、図2に模式的に示されている
ような圧力制御システムによって制御される。本システ
ムでは、真空チャンバ30と流体連絡しているガス供給
源170が備えられている。ガス供給源170と真空チ
ャンバ30との間に置かれたガス流量コントローラ18
0は、ガス供給源170から真空チャンバ30への流れ
を制御する。所定の命令セットを使用して、ガス流量コ
ントローラ180は、ガスの流れを真空チャンバ30に
選択的に供給する。ガスが真空チャンバ30に流れ込む
とき、真空チャンバ内の圧力が増加する。このように、
ガス流量コントローラ180は、真空チャンバ30内の
圧力を制御する。チャンバ30のガスを、支持部材60
を通してウェハ20の裏側に供給することは可能であ
る。ウェハ20の裏側に供給される場合、ガスは、最初
にはチャンバ30の圧力よりも大きい圧力をウェハ20
と支持部材60との間に形成する。この裏側ガスは、例
えば、ガス流量コントローラ180から、支持部材60
とウェハ20との間で支持部材60の上表面64への連
絡を与えるバイパスライン200によって、与えること
ができる。
【0021】図1は、支持部材60の本体を通過するフ
ィンガ開口66の中に受容されるウェハ・リフティング
フィンガ90も示している。プロセス・チャンバは、典
型的には、4つのこのようなリフティングフィンガ90
を含んでいる。これらのリフティングフィンガ90は、
プロセス後の支持部材60の支持部材表面64から離れ
た(clear of)ウェハ20を持ち上げるように作動す
る。このウェハ20の移動(removal)は、スリットバ
ルブ開口36を通って真空チャンバ30に入り込む従来
のプロセス装置ロボットアーム(図示せず)によって達
成することができる。同じロボットアームは、ウェハ2
0を真空チャンバ30の中に挿入するためにも使用され
る。リフティングフィンガ90は、上部だけが示される
リフティング機構92の動作の下で、垂直に移動可能で
ある。
【0022】真空チャンバ30内に収容されるシャドウ
・リング40は、堆積がウェハ20の端で全く生じない
排除ゾーンを与えるように作動する。支持部材30が下
降位置(lowered position)ないしアイドル位置から上
昇位置(raised position)、ないしはプロセス位置に
移動するとき、シャドウ・リング40は、ミスアライン
メントされたウェハ20強いてアラインメントさせるよ
うにも動作する。支持部材30が下降位置にある場合、
シャドウ・リング40は、外部支持リング38によって
その周辺(perimeter)の周りに支持され、この外部支
持リング38は、真空チャンバ30に取り付けられた従
来のポンピング・プレート39によって同様に支持され
ている。全部で、2つのリング40および38は、真空
チャンバ30を、上部セクションおよび下部セクション
30aおよび30bに、それぞれ分割する。
【0023】プロセス中、支持部材60は上方に移動し
てシャドウ・リング40が上昇位置になる。シャドウ・
リング40は、支持部材60の上表面64上に置かれ、
ウェハ20の上表面の上(above)のシャドウ・リング
40の上部シールド部50を支持する下部42を有す
る。好ましくは、シールド部50は、ウェハ20の上、
5〜10ミル(mils)上に保持される。シャドウ・リン
グ40の上部シールド部材50は、それを通る円形の上
部開口46を規定する。上部開口46の直径は、ウェハ
20上に排除ゾーンを形成するようにウェハ20の外径
よりも僅かに小さくすることができる。しかしながら、
新しいプロセスは、ウェハ20にわたるシャドウ・リン
グ40のオーバハングを全く必要としなくてもよい。1
つの典型的なプロセス動作では、図1に示されたステッ
プ構造68は、3.8〜3.9mm高さの範囲にあり、
シャドウ・リング40は5〜5.1mmの厚さの範囲に
あり、オーバハング部分は0.8〜0.9mmの厚さの
範囲にある。オーバハング部分は、ウェハ20の端の周
りに約3〜5mmの排除ゾーンを規定する。しかしなが
ら、好ましい態様では、この排除ゾーンはウェハ20の
端から1.5mm以下である。最近の工業規格に適応す
るために、任意の1つの端での排除ゾーンは、約1.5
mmかまたはそれよりも小さいことが好ましい。この比
較的小さい排除ゾーンは、ウェハ端から1.5mmの位
置のウェハ20上への堆積を許容するために必要であ
る。工業規格は、ウェハ中心の膜の厚さの少なくとも9
0%である、ウェハ端から1.5mmでの膜厚さを要求
する。ウェハ20の傾き端(beveled edge)上の堆積は
全く許容されない。したがって、その端の周りに0.5
mmのチャンファ(chamfer)を有する典型的なウェハ
20に関しては、これは、中心から約1mmの偏差だけ
許容する。ここに使用されるように、全ての寸法(dime
nsions)は、熱膨張を見込んでおり(account for)、
且つ、プロセス温度の測定値を示している。
【0024】好ましくは、パージガスは、支持部材60
を通ってウェハ20の外周の近くに(about)導かれ
る。パージガスは、シャドウ・リング40とウェハ20
との間に流れ、ウェハ20の排除ゾーンをシールドする
のに役立つ。
【0025】図4に示されるように、シャドウ・リング
40の下部42は上部シールド部50から下方に延び
る。下部42は、その長さの全体にわたる(throughou
t)環状の断面を有し、その中に、上部開口52と同心
である(concentric)フラスト円錐の内部空洞44を規
定する。ウェハ20は形状が円形であるために、支持部
材60は、内部空洞断面であるような円形である。内部
空洞44の直径は、下部マウス部46から内部空洞44
の上部端48へ減少し、支持部材60にウェハ20をア
ラインメントさせるためのファンネル類似の構造を形成
する。したがって、内部空洞44の表面は、比較的滑ら
かであり、内部空洞44へのウェハ20の摺動受け入れ
および接触(abutment)を容易にする。内部空洞44内
部へのウエハの受け入れを許容し、ウェハ20をシャド
ウ・リング40に適切にアラインメントさせるために、
内部空洞44の上部端46の直径は、ウェハ20の外径
よりもわずかに大きく、好ましくは、ウェハ20の外径
にほぼ等しい。前述したように、最近の産業プラクティ
スは、ウェハ20の端から1.5mmの位置の堆積膜の
厚さが、ウェハ20の中心の厚さの90%であるべきで
あることを要求する。したがって、ウェハ20は、膜が
ウェハ20の端から1.5mmのウェハ20上に堆積す
ることが許容されるように、シャドウ・リングがその全
周辺の周りに、わずか1.5mm以下のシャドウ・リン
グがウェハ20に突き出る(overhang)ようにアライン
メントされねばならない。したがって、内部空洞44の
上部端46の直径は、好ましくは、せいぜい、上部開口
52よりもわずか3mm大きいだけであり、また、ウェ
ハ20の端が1.5mm以内の上部開口52の周辺にあ
ることを確実にするために、ウェハ20の外径よりもわ
ずかに大きいだけである。このように、シャドウ・リン
グ40は、ウェハ20の全周辺の周りに、せいぜい約
1.5mmだけ突き出るだけである。ウェハ20は支持
部材60の上表面64上に置かれ、ウェハ20は比較的
に薄いために、支持部材60の外径が内部空洞44の上
部端52に最も近くに(proximal)配置することもでき
るように、支持部材60の外径は充分小さくなければな
らない。しかしながら、ウェハ20に対して適切な支持
を与えるために、支持部材60はウェハ20のほぼ全面
積をカバーしなければならない。したがってウェハは、
支持部材60の上表面積の大部分を占有しなければなら
ない。
【0026】図1に示されるように、一旦真空チャンバ
30に配置されると、ウェハ20は、支持部材30の上
部支持表面64に置かれる。この配置(placement)
は、その低下された位置の支持部材60に対して行われ
る。プロセスが開始できる前に、ウェハ20は、最初
に、支持部材60によって、上昇位置まで持ち上げられ
なければならない。ウェハ20の任意のミスアライメン
トが修正され、ウェハ20がアラインメントされること
は、下降位置から上昇位置への移動中である。支持部材
60が下降位置から上方に移動するとき、ミスアライン
メントされたウェハ20は、上部端48および下部マウ
ス46の間の位置で,シャドウ・リング40の内部空洞
44に接触する。図4は、支持部材60上のミスアライ
ンメントされたウェハ20を示している。接触の点は,
ミスアライメントの大きさ(magnitude)に依存する。
ミスアライメントが全くないことが好ましい。支持部材
60の上方への移動が続くとき、フラスト円錐状の内部
空洞44は、ウェハ20を強いてアラインメントさせる
横方向の力をウェハ20の端に及ぼす。したがって、支
持部材60が、ウェハ20がシャドウ・リング40の内
部空洞44の上部端48にあるようにその上昇位置に到
達するとき、ウェハ20は、ウェハ20およびシャドウ
・リング要素の相対直径のためにアラインメントされ
る。この上昇位置の場合では、関連するプロセスのタイ
プに応じて、ウェハ20の外側部は、支持部材60の動
作の下でシャドウ・リング40を押しつけ、シャドウ・
リング40をわずかに持ち上げることができ、または支
持部材60の肩部68上に置き、それによってシャドウ
・リング40とウェハ20との間に小さいギャップを残
すことができる。本発明は全てのプロセスに適用可能で
あるが、便宜上、本出願は、ウェハ20がシャドウ・リ
ング40に接触しないこれらのプロセスに主に言及す
る。上昇位置の支持部材60に関して、ウェハ20の外
部はシャドウ・リング40の上部シールド部50によっ
てカバーされる。
【0027】しかしながら、前述したように、アライン
メント中に、支持部材60上をウェハ20をスライド移
動させることは、真空チャンバ30内に粒子を形成す
る。これらの粒子は、通常は、(ウェハ20の重さ)×
(界面の摩擦係数)によって特徴つけられるところの、
ウェハ20と支持部材60との間の摩擦の結果として生
成される。ウェハ20上に働く他の力も、摩擦力の大き
さに影響に及ぼす。例えば、真空チャッキングはウェハ
20と支持部材60との間にかかる摩擦力に影響を及ぼ
す。同様に、フラスト円錐の内部空洞44によって加え
られる力の下方成分(downward component)は、接触表
面(abutting surfaces)間の摩擦力を増大させる。そ
れにもかかわらず、この表面間の摩擦力は、その発生源
が何であっても(ウェハ20上に加えられた下方の垂直
力(normal forces))×(表面間の摩擦係数)に等し
い。通常、ウェハ20の重さは比較的一定である。ウェ
ハ20および支持部材60上のより大きな摩擦力は、よ
り大きな粒子生成を生じ、システムのエネルギー効率を
減少させる。更に、シャドウ・リングによってウェハ2
0に加えられた横方向の力が摩擦力に打ち勝つのに不充
分であるならば、大きい摩擦力は、ミスアライメントを
生じる可能性があり、シャドウ・リング40がウェハ2
0を移動させてアラインメントさせるよりも、むしろウ
ェハ20にシャドウ・リング40を移動させてアライン
メントから外れる可能性がある。本出願の目的のため
に、関連垂直力および摩擦力は、一般に、Nがウェハ2
0に加えられた垂直力を示し、Fがウェハ20に加えら
れた摩擦力、Gがウェハ20の重さ、Aがウェハ20の
表面積、P1がチャンバ30内の圧力であり、P0がウェ
ハ20と支持部材60との間の圧力であり、μが摩擦係
数である、それぞれ下記の式によって特徴つけられる。
【0028】N=G−(P1−P0)A F=μN=μ(G−(P1−P0)A) したがって、垂直力は、ウェハ20の最上表面および最
下部表面の圧力差によって形成された力を減じた(les
s)ウェハ20の重さに等しい。この圧力差によって形
成された力は、(ウェハ20と支持部材60との間の圧
力と、チャンバ30の圧力との差)×(ウェハ20の表
面積)に等しい。摩擦力は垂直力×摩擦係数に等しい。
【0029】ウェハ20と支持部材60との間の摩擦力
の低下は、ウェハ20が支持部材60上で移動される時
に、発生される粒子の数を低下させる。したがって、発
生される粒子の数を低下させるために、ウェハ20と支
持部材60との間の摩擦係数または垂直力は減少されね
ばならない。本発明は、真空チャンバ30内の圧力を少
なくとも約1トル(Torr)に増加させることによっ
て、これを達成する。下記により詳細に論じられている
実験的検討は、ウェハ20と支持部材60との間の圧力
は真空チャンバ30の圧力に等しいかまたはそれよりも
大きいように、真空チャンバ30内の圧力を増加させる
ことは、ウェハ20と支持部材60との間の摩擦力を低
下させることを示していた。この摩擦力の低下が生じる
ためには、2つのことの中の1つが生じなければならな
い。一方の可能性は、増加された圧力が(例えば、多分
ウェハ20と支持部材60との間にガスのクッションを
形成することによって)摩擦係数をどういうわけか(so
mehow)減じるということである。他方の可能性は、増
加された圧力がウェハ20の垂直力をどういうわけか減
じるということである。圧力を増加させることが摩擦力
に影響を及ぼす方法とは無関係に、この結果は、摩擦力
が減少するということであり、したがって、ウェハ20
は、より少ない抵抗力、およびより少ない粒子発生の支
持部材上を移動することができる。得られる摩擦力の減
少は、支持部材60上のウェハ20のより自由な移動を
可能にし、それによって生じる傷(scratches)および
発生された粒子を減少させる。ガス供給源170からの
ガスは真空チャンバ30の中に導入され、その中の圧力
を増加させる。ガスは、通常、チャンバ30の中に、ま
たは支持部材60の上表面64に配置されたガス吸入口
を通って、導入することができる。ウェハの下(belo
w)の圧力がウェハ20の上(above)の圧力よりも大き
いのは、この後者の場合である。
【0030】したがって、本発明の方法は、アラインメ
ントさせるために支持部材60上にウェハ20を移動さ
せる前に、真空チャンバ30内の圧力を、少なくとも約
1トルに増加させることを含む。典型的には、ウェハ2
0がそれに導入される時の、真空チャンバ30内の圧力
は約1ミリトルまたはそれよりも低い。したがって、ウ
ェハは、真空チャンバ30の中に、下降位置にある支持
部材60上に導入される。そして、支持部材60はシャ
ドウ・リング40の下部マウス46まで上げられる。し
かしながら、支持部材60をプロセス位置に上げる前
に、真空チャンバ30内の圧力は少なくとも約1トルに
増加される。もちろん、この圧力を増加させるステップ
は、支持部材60がシャドウ・リング40の内部空洞4
4の中に上げる前に、いつでも行われてもよい。好まし
くは、圧力が約1〜100トル、より好ましくは、約1
〜10トルおよびプロセスの作動圧力(operating pres
sure)にほぼ等しいかまたはそれよりも低い圧力に上げ
られる。プロセスの作動圧力は、化学気相堆積プロセス
等のプロセスが、真空チャンバ30で行われる圧力であ
る。更に、支持部材60を上昇位置に上げる前に、ウェ
ハ20と支持部材60との間の圧力が、ほぼ真空チャン
バ30の圧力またはそれよりも大きいように、ウェハ2
0と支持部材60との間の圧力が与えられる。一旦真空
チャンバ30の圧力が充分上げられ、ウェハ20の下の
圧力が均等に(equalized)されると、支持部材60は
上昇位置、すなわちプロセス位置に上げられる。前述し
たように、支持部材60がシャドウ・リング40中に移
動する場合、任意のミスアラインメントされたウェハ2
0は、ウェハ20を強いてアラインメントさせる内部空
洞44の曲げられた(angled)側面に接触する。支持部
材60が上昇位置にあり、且つウェハ20がアラインメ
ントされた後、真空チャンバ30内の圧力は、必要に応
じて変えることができる。
【0031】前述したように、真空チャンバ30内の圧
力は、ガス供給源170およびガス流コントローラ18
0によって操作される。操作において、ガス流コントロ
ーラ180は、真空チャンバ30内の圧力を調整するた
めに、必要に応じて、所定の命令セットを使用する。真
空ポンプ190、または一連の真空ポンプは、真空チャ
ンバ30を真空にするために使用される。
【0032】実施例 このシステムは、その有効性を決定するために、下記の
ように試験された。ミスアラインメントされたウェハ2
0が、真空チャンバ30内の支持部材60上に置かれ、
下降位置から上昇位置に上げられた。該試験は、真空状
態(すなわち、チャンバ圧力を最初に増加させることな
く、ウェハ20を移動させる)および加圧状態(すなわ
ちチャンバの圧力を増加させた後のみに、ウェハ20を
移動させる)の下で行われた。加圧状態の下で試験され
た場合、ウェハ20下の圧力がチャンバ30の圧力に等
しい状態、及びチャンバ30の圧力よりも大きい状態
で、試験が行われた。これらの加圧状態試験の両方にお
いて、結果は本質的に同じであった。次いで、支持部材
60上を動くウェハ20の結果として生成する粒子数を
決定するために、ウェハ20は、テンコア インストル
メント社(Tencor Instruments)によって製造されたSUR
ISCAN 6200を使用して検査された。この結果は、チャン
バの圧力を最初に増加させなければ(without)、ウェ
ハ20がシャドウ・リングに接触した時に、ウェハのア
ラインメントが約50〜200の粒子、および約500
0の裏側粒子を発生させたことを示した。加えて、チャ
ンバの圧力を最初に増加させなければ、ウェハ20を支
持部材60に保持する摩擦力のために、支持部材60が
シャドウ・リング40を持ち上げたため、シャドウ・リ
ング40は、しばしばウェハ20とともに移動した。こ
の結果、ミスアラインメントされたウェハ20が生じ、
プロセスの繰り返し精度が低下した。しかしながら、ウ
ェハ20を移動させる前に圧力が少なくとも約1トルに
上げられる本発明を使用して、支持部材60上のウェハ
20の移動は、ウェハ20がシャドウ・リング40に接
触した時に、ほんの約20の粒子、および2000より
も少ない裏面粒子を発生させた。更に、ミスアラインメ
ントされたウェハ20は、支持部材60上でより容易に
移動し、したがって、ウエハは適切にセンタリングされ
(centered)、このことは端排除およびプロセスの繰り
返し精度を増加させた。
【0033】前述したことは本発明の好ましい態様に向
けられているが、本発明の他の及び更なる態様をその基
本的範囲から逸脱しないで工夫することができ、本発明
の範囲は下記の請求の範囲によって決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空チャンバの部分断面図である。
【図2】真空チャンバおよび圧力制御システムの模式図
である。
【図3】シャドウ・リングによって部分的にカバーされ
ている、その上にウェハを有する典型的な支持部材の断
面図である。
【図4】シャドウ・リングの内部空洞に入る際の、支持
部材上でミスアラインメントされたウェハを示すところ
の、シャドウ・リング、ウェハ、および支持部材の部分
断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ ユドフスキー アメリカ合衆国, カリフォルニア州, パロ アルト, パーク ブルヴァード 3833, ナンバー17 (72)発明者 イン ユ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, クパティノ, リッジ クリーク コート 11764 (72)発明者 ローレンス チュン−ライ レイ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, ミルピタス, カントリー クラブ ドラ イヴ 1594

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空チャンバ内でウェハをアラインメン
    トさせる方法であって、 ウェハを真空チャンバに導入するステップと、 該真空チャンバ内の圧力を増加させるステップと、 次いで、前記ウェハを移動させてアラインメントさせる
    ステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 前記ウェハが真空チャンバ中に導入され
    る際に、真空チャンバの圧力が1ミリトル以下である請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記真空チャンバの圧力を少なくとも約
    1トルに増加させるステップを更に含む請求項1に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記真空チャンバの圧力を、少なくとも
    約1トルで、かつ前記チャンバの作動圧力よりも小さい
    圧力に増加させるステップを更に含む請求項1に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記真空チャンバの圧力を約1トル〜1
    00トルの間の圧力に増加させるステップを更に含む請
    求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記真空チャンバの圧力を約1トル〜1
    0トルの間の圧力に増加させるステップを更に含む請求
    項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ウェハをアラインメントさせる前
    に、前記ウェハと前記支持部材との間の圧力が、前記真
    空部材の圧力に等しいかまたはそれよりも大きくなるま
    で待つステップを更に含む請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 真空チャンバ内で支持部材上にウェハを
    アラインメントさせる方法であって、 ウェハを受け入れるために外側にテーパ状にされた(ta
    pered)下部と、ウェハの外径よりもわずかに小さい直
    径を有する上部開口とを有するシャドウ・リングを用意
    する(providing)ステップと、 前記ウェハを真空チャンバ中、支持部材の上に導入する
    ステップと、 前記チャンバ内の圧力を増加させるステップと、 次いで、前記シャドウ・リングがウェハを支持部材上に
    アラインメントさせるように、該支持部材をシャドウ・
    リングの方へ移動させるステップとを含む方法。
  9. 【請求項9】 前記ウェハがその中に導入される際に、
    前記真空チャンバ内の圧力が1ミリトル以下である請求
    項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記真空チャンバ内の圧力を少なくと
    も約1トルに増加させるステップを更に含む請求項8に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも約1トルであり、かつ前記
    チャンバの作動圧力よりも小さい圧力に、前記真空チャ
    ンバ内の圧力を増加させるステップを更に含む請求項8
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記真空チャンバ内の圧力を約1トル
    〜100トルの間の圧力に増加させるステップを更に含
    む請求項8に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記真空チャンバ内の圧力を約1トル
    〜10トルの間の圧力に増加させるステップを更に含む
    請求項8に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記ウェハをアラインメントさせる前
    に、前記ウェハ下の圧力が、前記真空チャンバ内の圧力
    に等しいか又はそれよりも大きくなるまで待つステップ
    を更に含む請求項8に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記チャンバ内の圧力を増加させる前
    に、前記ウェハを前記シャドウ・リング下の位置に引き
    上げるステップを更に含む請求項8に記載の方法。
  16. 【請求項16】 真空チャンバ内で支持部材上にウェハ
    をアラインメントさせる装置であって、 真空エンクロージャ内に置かれ、その上にウェハ受け入
    れ面を有する支持部材と、 真空チャンバ内に置かれた(located)シャドウ・リン
    グであって;該シャドウ・リングが、それを通る円形上
    部開口を規定する上部シールド部であって、該上部開口
    が前記ウェハの外径よりもわずかに小さい直径を有する
    ものと、前記上部シールド部から延び、フラスト円錐の
    内部空洞を規定する環状断面を有する下部とを含み;且
    つ、前記内部空洞の直径が下部マウス開口から上部端に
    向かって減少し、前記内部空洞の上部端の直径が、前記
    ウェハの外径よりもわずかに大きいものと、 前記真空チャンバと流体連絡しているガス供給源(supp
    ly)と、 前記ウェハが支持部材上に置かれた後で、ウェハがシャ
    ドウ・リング中へ持ち上げられる前に、制御部材が前記
    チャンバ内の圧力を上げるように、前記ガス供給源から
    真空チャンバへのガス流れをコントロールし、かつ該真
    空チャンバ内の圧力を調整するガス流コントローラとを
    含む装置。
  17. 【請求項17】 前記制御部材が、前記真空チャンバ内
    の圧力を約1トルに上げる請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記制御部材が、前記真空チャンバ内
    の圧力を1トル〜100トルの間の圧力に上げる請求項
    16に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記制御部材が、前記真空チャンバの
    圧力を1トル〜10トルの間の圧力に上げる請求項16
    に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記制御部材が、少なくとも約1トル
    で、且つ作動圧力より小さい圧力に、前記真空チャンバ
    の圧力を上げる請求項16に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記上部シールド部の上部開口の直径
    と、前記ウェハの外径との差が5ミリメートル以下であ
    る請求項16に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記上部シールド部の上部開口の直径
    と、前記ウェハの外径との差が3ミリメートル以下であ
    る請求項16に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記内部空洞の上部端の直径が、前記
    ウェハの外径にほぼ等しい請求項16に記載の装置。
JP10195902A 1997-07-11 1998-07-10 ウェハをアラインメントさせる装置および方法 Withdrawn JPH1180950A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/893461 1997-07-11
US08/893,461 US6063440A (en) 1997-07-11 1997-07-11 Method for aligning a wafer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1180950A true JPH1180950A (ja) 1999-03-26

Family

ID=25401598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10195902A Withdrawn JPH1180950A (ja) 1997-07-11 1998-07-10 ウェハをアラインメントさせる装置および方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US6063440A (ja)
JP (1) JPH1180950A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101432819B1 (ko) * 2007-12-29 2014-08-27 엘지디스플레이 주식회사 유기전계발광 표시장치의 제조장치 및 그 제조방법
JP2018536986A (ja) * 2015-10-15 2018-12-13 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 基板キャリアシステム

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11307553A (ja) * 1998-04-21 1999-11-05 Shinkawa Ltd 半導体ペレットの位置決め方法及びその装置
TW200415681A (en) * 2002-10-17 2004-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Plasma processing apparatus
US6716287B1 (en) * 2002-10-18 2004-04-06 Applied Materials Inc. Processing chamber with flow-restricting ring
US7381293B2 (en) * 2003-01-09 2008-06-03 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Convex insert ring for etch chamber
KR101003699B1 (ko) * 2003-08-11 2010-12-23 주성엔지니어링(주) 섀도우 프레임을 포함하는 액정표시장치용 증착장치 및 그의 동작방법
US8617672B2 (en) 2005-07-13 2013-12-31 Applied Materials, Inc. Localized surface annealing of components for substrate processing chambers
US8034409B2 (en) * 2006-12-20 2011-10-11 Lam Research Corporation Methods, apparatuses, and systems for fabricating three dimensional integrated circuits
US7981262B2 (en) 2007-01-29 2011-07-19 Applied Materials, Inc. Process kit for substrate processing chamber
KR101196504B1 (ko) * 2007-03-01 2012-11-01 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 이송 챔버 인터페이스용 플로팅 슬릿 밸브
US7942969B2 (en) 2007-05-30 2011-05-17 Applied Materials, Inc. Substrate cleaning chamber and components
JP2009277720A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Nec Electronics Corp 半導体装置の製造方法及びエッチング装置
WO2010026955A1 (ja) * 2008-09-08 2010-03-11 芝浦メカトロニクス株式会社 基板保持部材、基板処理装置、基板処理方法
WO2011082020A2 (en) 2009-12-31 2011-07-07 Applied Materials, Inc. Shadow ring for modifying wafer edge and bevel deposition
JP5343162B1 (ja) * 2012-10-26 2013-11-13 エピクルー株式会社 エピタキシャル成長装置
CN103882390B (zh) * 2012-12-20 2016-04-27 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 反应腔室及磁控溅射设备
JP6847610B2 (ja) * 2016-09-14 2021-03-24 株式会社Screenホールディングス 熱処理装置
US11201078B2 (en) * 2017-02-14 2021-12-14 Applied Materials, Inc. Substrate position calibration for substrate supports in substrate processing systems
CN108203812B (zh) * 2018-01-25 2020-02-07 京东方科技集团股份有限公司 一种基板固定载具、蒸镀设备及蒸镀方法
CN113764328A (zh) * 2020-06-02 2021-12-07 拓荆科技股份有限公司 用于加工晶圆的装置及方法
TWI745240B (zh) * 2021-02-22 2021-11-01 天虹科技股份有限公司 晶圓承載固定裝置及應用該晶圓承載固定裝置的薄膜沉積設備

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5131460A (en) * 1991-10-24 1992-07-21 Applied Materials, Inc. Reducing particulates during semiconductor fabrication
US5292554A (en) * 1992-11-12 1994-03-08 Applied Materials, Inc. Deposition apparatus using a perforated pumping plate
US5326725A (en) * 1993-03-11 1994-07-05 Applied Materials, Inc. Clamping ring and susceptor therefor
US5695568A (en) * 1993-04-05 1997-12-09 Applied Materials, Inc. Chemical vapor deposition chamber
US5476548A (en) * 1994-06-20 1995-12-19 Applied Materials, Inc. Reducing backside deposition in a substrate processing apparatus through the use of a shadow ring
JP2748881B2 (ja) * 1995-02-03 1998-05-13 日本電気株式会社 半導体製造装置および製造方法
US5994678A (en) * 1997-02-12 1999-11-30 Applied Materials, Inc. Apparatus for ceramic pedestal and metal shaft assembly

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101432819B1 (ko) * 2007-12-29 2014-08-27 엘지디스플레이 주식회사 유기전계발광 표시장치의 제조장치 및 그 제조방법
JP2018536986A (ja) * 2015-10-15 2018-12-13 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 基板キャリアシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US6436192B2 (en) 2002-08-20
US20010037771A1 (en) 2001-11-08
US6063440A (en) 2000-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1180950A (ja) ウェハをアラインメントさせる装置および方法
US6146463A (en) Apparatus and method for aligning a substrate on a support member
US5860640A (en) Semiconductor wafer alignment member and clamp ring
US6328808B1 (en) Apparatus and method for aligning and controlling edge deposition on a substrate
US20030000647A1 (en) Substrate processing chamber
US5958198A (en) Clamp ring for domed heated pedestal in wafer processing
US6248176B1 (en) Apparatus and method for delivering a gas
US6033480A (en) Wafer edge deposition elimination
JP4669606B2 (ja) 基板処理装置及び基板支持方法
US7311784B2 (en) Plasma processing device
JP3398936B2 (ja) 半導体処理装置
KR100794507B1 (ko) 처리챔버용 히터
US6319553B1 (en) Isolation of incompatible processes in a multi-station processing chamber
US7922440B2 (en) Apparatus and method for centering a substrate in a process chamber
JP2000183141A (ja) シャド―リング及びチャンバ―内のシャド―リングを支持するためのガイド
JP2020503674A (ja) 半導体処理のための円錐形ウエハセンタリングおよび保持装置
JP2007113119A (ja) 基板裏面への堆積を減少させる処理装置及び処理方法
JPH10150096A (ja) ワークピースの縁部をシールドする装置
US20070215049A1 (en) Transfer of wafers with edge grip
JP4108119B2 (ja) 改良型化学気相堆積チャンバ
EP1058292A2 (en) Tapered shadow clamp ring and method to provide improved edge exclusion
KR20160072273A (ko) 프로세싱 챔버
US20120093617A1 (en) Vacuum processing apparatus and vacuum processing method
TW517262B (en) Shadow ring with common guide member
KR100754007B1 (ko) 성막장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051004