JPH1179793A - ガラス繊維用集束剤及び樹脂組成物 - Google Patents
ガラス繊維用集束剤及び樹脂組成物Info
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- JPH1179793A JPH1179793A JP9245986A JP24598697A JPH1179793A JP H1179793 A JPH1179793 A JP H1179793A JP 9245986 A JP9245986 A JP 9245986A JP 24598697 A JP24598697 A JP 24598697A JP H1179793 A JPH1179793 A JP H1179793A
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- Japan
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- resin
- glass fiber
- bisphenol
- sizing agent
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- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】環境汚染の問題から自然界で分解する生分解性
樹脂が製造されるようになったが、従来の樹脂に比べ機
械的強度が弱い。 【解決手段】皮膜形成剤にエポキシ樹脂またはこれとウ
レタン樹脂の混合物を使用することにより機械的強度を
向上させた。
樹脂が製造されるようになったが、従来の樹脂に比べ機
械的強度が弱い。 【解決手段】皮膜形成剤にエポキシ樹脂またはこれとウ
レタン樹脂の混合物を使用することにより機械的強度を
向上させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス繊維用集束
剤、該ガラス繊維用集束剤を付着した生分解性樹脂強化
用ガラス繊維チョップドストランドおよびこのチョップ
ドストランドを配合した生分解性樹脂組成物に関するも
のである。
剤、該ガラス繊維用集束剤を付着した生分解性樹脂強化
用ガラス繊維チョップドストランドおよびこのチョップ
ドストランドを配合した生分解性樹脂組成物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境汚染の問題から自然界で無機
物に分解する生分解性樹脂が注目されるようになってき
た。しかし、それらの生分解樹脂は従来の樹脂に比べ
て、機械的強度が弱いという問題がある。したがって、
機械的強度の改善のため環境汚染の原因にならない無機
物であるガラス繊維で強化する事は非常に有効な手段で
あるが、ガラス繊維のみでは十分な強化効果を示さない
ため、特開平8−176421号公報に開示されている
ようにガラス繊維は単なる無機充填剤の炭酸カルシウ
ム、マイカ、珪酸カルシウムなどと同様な扱いをうけて
いる。
物に分解する生分解性樹脂が注目されるようになってき
た。しかし、それらの生分解樹脂は従来の樹脂に比べ
て、機械的強度が弱いという問題がある。したがって、
機械的強度の改善のため環境汚染の原因にならない無機
物であるガラス繊維で強化する事は非常に有効な手段で
あるが、ガラス繊維のみでは十分な強化効果を示さない
ため、特開平8−176421号公報に開示されている
ようにガラス繊維は単なる無機充填剤の炭酸カルシウ
ム、マイカ、珪酸カルシウムなどと同様な扱いをうけて
いる。
【0003】通常ガラス繊維補強樹脂成形体において
は、ガラス繊維の補強効果を十分に発揮させるため、樹
脂とガラス繊維の表面の接着性を改良するシランカップ
リング剤などの表面処理剤をガラス繊維の表面に付与せ
るなどの対策をして、マトリックス樹脂とガラス繊維の
接着強度を向上させることにより、成形体の機械的強度
を増加させている。
は、ガラス繊維の補強効果を十分に発揮させるため、樹
脂とガラス繊維の表面の接着性を改良するシランカップ
リング剤などの表面処理剤をガラス繊維の表面に付与せ
るなどの対策をして、マトリックス樹脂とガラス繊維の
接着強度を向上させることにより、成形体の機械的強度
を増加させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
生分解性樹脂に合ったガラス繊維用集束剤、すなわちマ
トリックスとガラス繊維間の界面接着強度が高くなり、
成形体の機械的強度が高くなる集束剤及び、それを付着
させたガラス繊維を提供する事にある。
生分解性樹脂に合ったガラス繊維用集束剤、すなわちマ
トリックスとガラス繊維間の界面接着強度が高くなり、
成形体の機械的強度が高くなる集束剤及び、それを付着
させたガラス繊維を提供する事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述のポリL
一乳酸樹脂、ポリヒドロキシブチレート樹脂、ポリヒド
ロキシブチレート/バリレート樹脂、ポリブチレンサク
シネート樹脂、ポリプチレンサクシネート/アジペート
樹脂、ポリカプロラクトン樹脂等の生分解性樹脂に合っ
たガラス繊維用集束剤を提供するべくなされたものであ
り、少なくとも1種類以上のエポキシ樹脂、あるいはそ
れらとポリウレタン樹脂を含有するガラス繊維用集束剤
を付着させたことを特徴とする生分解性樹脂強化用ガラ
ス繊維チョップドストランドを提供することを目的とし
ている。
一乳酸樹脂、ポリヒドロキシブチレート樹脂、ポリヒド
ロキシブチレート/バリレート樹脂、ポリブチレンサク
シネート樹脂、ポリプチレンサクシネート/アジペート
樹脂、ポリカプロラクトン樹脂等の生分解性樹脂に合っ
たガラス繊維用集束剤を提供するべくなされたものであ
り、少なくとも1種類以上のエポキシ樹脂、あるいはそ
れらとポリウレタン樹脂を含有するガラス繊維用集束剤
を付着させたことを特徴とする生分解性樹脂強化用ガラ
ス繊維チョップドストランドを提供することを目的とし
ている。
【0006】本発明に使用されるエポキシ樹脂は、界面
活性剤等の使用により水に分散、もしくは溶けるもので
あれば既知のあらゆるエポキシ樹脂が使用できる。例え
ば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノ一ル
F型エポキシ樹脂、ビスフェノ一ルAD型エポキシ樹
脂、フェノ一ルノボラック型エポキシ樹脂、クレゾール
ノボラック型エポキシ樹脂、脂肪族エポキシ樹脂、また
それらの水添タイプおよびエーテル変生物等から一種類
以上のものを選んで使用することができる。
活性剤等の使用により水に分散、もしくは溶けるもので
あれば既知のあらゆるエポキシ樹脂が使用できる。例え
ば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノ一ル
F型エポキシ樹脂、ビスフェノ一ルAD型エポキシ樹
脂、フェノ一ルノボラック型エポキシ樹脂、クレゾール
ノボラック型エポキシ樹脂、脂肪族エポキシ樹脂、また
それらの水添タイプおよびエーテル変生物等から一種類
以上のものを選んで使用することができる。
【0007】本発明のガラス繊維用集束剤には、従来の
集束剤と同様にシランカップリング剤を含有させること
ができる。例えば、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、N−β一(アミノエチル)−γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、N−β一(アミノエチル)ーN´
−β一(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン、γ−アニリノプロピルトリメトキシシラン
のようなアミノシラン類や、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、β一(3,4−エボキシシクロヘ
キシル)エチルトリメトキシシランのようなエポキシシ
ラン類、γ−クロロプロピルトリメトキシシランのよう
なクロルシラン類、γーメルカプトトリメトキシシラン
のようなメルカプトシラン、ビニルメトキシシラン、N
−β一(N−ビニルペンジルアミノエチル)−γ−アミ
ノプロビルトリメトキシシランのようなビニルシラン
類、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランの
ようなアクリルシラン類等から少なくとも1つ以上選ば
れたものが便用される。
集束剤と同様にシランカップリング剤を含有させること
ができる。例えば、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、N−β一(アミノエチル)−γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、N−β一(アミノエチル)ーN´
−β一(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン、γ−アニリノプロピルトリメトキシシラン
のようなアミノシラン類や、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、β一(3,4−エボキシシクロヘ
キシル)エチルトリメトキシシランのようなエポキシシ
ラン類、γ−クロロプロピルトリメトキシシランのよう
なクロルシラン類、γーメルカプトトリメトキシシラン
のようなメルカプトシラン、ビニルメトキシシラン、N
−β一(N−ビニルペンジルアミノエチル)−γ−アミ
ノプロビルトリメトキシシランのようなビニルシラン
類、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランの
ようなアクリルシラン類等から少なくとも1つ以上選ば
れたものが便用される。
【0008】本発明のガラス繊維用集束剤のエボキシ樹
脂とシランカップリング剤の含有量は、集束全体に固形
分として、それぞれ1−20重量%、0.1−5.0重
量%が好ましい。
脂とシランカップリング剤の含有量は、集束全体に固形
分として、それぞれ1−20重量%、0.1−5.0重
量%が好ましい。
【0009】本発明のガラス繊維用集束剤には、エボキ
シ樹脂及びシランカップリング剤の他に、必要に応じて
エポキシ樹脂以外のウレタン樹脂系皮膜形成剤、カチオ
ン性潤滑剤、ノニオン性潤滑剤及び帯電防止剤を含有さ
せることができる。併用するポリウレタン樹脂は、ガラ
ス繊維用集束剤に使用される水溶性ポリウレタン樹脂あ
るいはポリウレタンエマルションであればよい。
シ樹脂及びシランカップリング剤の他に、必要に応じて
エポキシ樹脂以外のウレタン樹脂系皮膜形成剤、カチオ
ン性潤滑剤、ノニオン性潤滑剤及び帯電防止剤を含有さ
せることができる。併用するポリウレタン樹脂は、ガラ
ス繊維用集束剤に使用される水溶性ポリウレタン樹脂あ
るいはポリウレタンエマルションであればよい。
【0010】カチオン性潤滑剤はポリエチレンポリアミ
ンと脂肪酸とを反応させて得られるアマイドまたはイミ
ダゾリンなどが使用できる。ノニオン性潤滑剤はパラフ
ィンワックス、動植物系ワックス、及び芳香族エステル
もしくはエーテル系界面活性剤、脂肪族エステルもしく
はエーテル系界面活性剤等が使用できる。帯電防止剤
は、4級アンモニウム塩、硝酸リチウム等が使用でき
る。
ンと脂肪酸とを反応させて得られるアマイドまたはイミ
ダゾリンなどが使用できる。ノニオン性潤滑剤はパラフ
ィンワックス、動植物系ワックス、及び芳香族エステル
もしくはエーテル系界面活性剤、脂肪族エステルもしく
はエーテル系界面活性剤等が使用できる。帯電防止剤
は、4級アンモニウム塩、硝酸リチウム等が使用でき
る。
【0011】これら皮膜形成剤、カチオン性潤滑剤、ノ
ニオン性潤滑剤及び帯電防止剤は多すぎるとガラス繊維
とマトリックス樹脂との接着を妨げる事から、集束剤水
溶液全体に対して固形分として、それぞれ10重量%以
下、1.0重量%以下、3.0重量%以下、1.0重量
%以下とすることが好ましい。
ニオン性潤滑剤及び帯電防止剤は多すぎるとガラス繊維
とマトリックス樹脂との接着を妨げる事から、集束剤水
溶液全体に対して固形分として、それぞれ10重量%以
下、1.0重量%以下、3.0重量%以下、1.0重量
%以下とすることが好ましい。
【0012】生分解性樹脂強化用ガラス繊維はガラス繊
維の紡糸工程において、公知のロ−ラ−あるいはベルト
タイプの装置により、本発明のガラス繊維用集束剤を付
与することによりガラス繊維ストランドを製造する。集
束剤の付着量はガラス繊維に対して0.1−10.0重
量%が好ましく、さらに好ましいのは0.3−5.0重
量%である。
維の紡糸工程において、公知のロ−ラ−あるいはベルト
タイプの装置により、本発明のガラス繊維用集束剤を付
与することによりガラス繊維ストランドを製造する。集
束剤の付着量はガラス繊維に対して0.1−10.0重
量%が好ましく、さらに好ましいのは0.3−5.0重
量%である。
【0013】上記ガラス繊維ストランドは、切断してチ
ョップドストランドもしくは、連続した繊維の状態で生
分解性樹脂を被覆するなどして使用する。その後チョッ
プドストランドは生分解性樹脂に配合してエクストルー
ダーで混練、押出し、切断してぺレットとし、インジェ
クションモールド法によってガラス繊維強化生分解性樹
脂成形体を得る。この成型に使用する生分解性樹脂組成
物には、本発明のガラス繊維の他に、樹脂の使用目的に
あった特性を失わない範囲であればインジェクションモ
ールド法に使用する熱可塑性樹脂組成物に使用される公
知の炭酸カルシウム、マイカなどの無機充填剤、着色防
止剤、酸化防止剤、滑剤、有機顔料、無機顔料などを添
加することが可能である。
ョップドストランドもしくは、連続した繊維の状態で生
分解性樹脂を被覆するなどして使用する。その後チョッ
プドストランドは生分解性樹脂に配合してエクストルー
ダーで混練、押出し、切断してぺレットとし、インジェ
クションモールド法によってガラス繊維強化生分解性樹
脂成形体を得る。この成型に使用する生分解性樹脂組成
物には、本発明のガラス繊維の他に、樹脂の使用目的に
あった特性を失わない範囲であればインジェクションモ
ールド法に使用する熱可塑性樹脂組成物に使用される公
知の炭酸カルシウム、マイカなどの無機充填剤、着色防
止剤、酸化防止剤、滑剤、有機顔料、無機顔料などを添
加することが可能である。
【0014】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。 実施例1 フェノ一ルノボラック型エポキシ樹脂の商品名エビコー
トA154(シェル化学社製)の水分散液を固形分で
3.0重量%、ビスフェノ一ルA型エボキシ樹脂のエピ
コート1001(シェル化学社製)の水分散液を固形分
で1.0重量%、γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン0.5重量%、ウレタン水系エマルジョンを固形分で
1.0重量%、テトラエチレンペンタミンとステアリン
酸の反応縮合物を0.1重量%、水が94.4重量%か
らなる集束剤を使用して、ガラス繊維に1.0重量%付
着させた。そのガラス繊維ストランドを切断してつくっ
た、長さ3mmのチョップドストランド30重量部と、
ポリL一乳酸樹脂70重量部とをエクストルーダーで混
練してペレット化し、射出成形法により試験片を得た。
トA154(シェル化学社製)の水分散液を固形分で
3.0重量%、ビスフェノ一ルA型エボキシ樹脂のエピ
コート1001(シェル化学社製)の水分散液を固形分
で1.0重量%、γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン0.5重量%、ウレタン水系エマルジョンを固形分で
1.0重量%、テトラエチレンペンタミンとステアリン
酸の反応縮合物を0.1重量%、水が94.4重量%か
らなる集束剤を使用して、ガラス繊維に1.0重量%付
着させた。そのガラス繊維ストランドを切断してつくっ
た、長さ3mmのチョップドストランド30重量部と、
ポリL一乳酸樹脂70重量部とをエクストルーダーで混
練してペレット化し、射出成形法により試験片を得た。
【0015】上記試験片について、ASTM D638
号の方法で引っ張り強度、ASTMD790号の方法で
曲げ強度、ASTM D256号の方法でIzod衝撃
試験(1/8 インチノッチ付き)を測定した。その結
果を表1に記す。
号の方法で引っ張り強度、ASTMD790号の方法で
曲げ強度、ASTM D256号の方法でIzod衝撃
試験(1/8 インチノッチ付き)を測定した。その結
果を表1に記す。
【0016】実施例2 ビスフェノ一ルA型エポキシ樹脂のエピコート828
(シェル化学社製)の水分散液を固形分で4.0重量
%、 γ−アミノプロピルトリエトキシシラン0.5重量
%、テトラエチレンペンタミンとステアリン酸の反応縮
合物を0.1重量%、水が95.4重量%からなる集束
剤を使用して、ガラス繊維に1.0重量%付着させた。
そのガラス繊維ストランドを切断してつくつた、長さ3
mmのチョップドストランド30重量部と、ボリL一乳
酸樹脂70重量部とをエクストルーダーで混練してペレ
ット化し、インジェクションモールド法により試験片を
得た。試験片の実施例1と同様の測定結果を表1に記
す。
(シェル化学社製)の水分散液を固形分で4.0重量
%、 γ−アミノプロピルトリエトキシシラン0.5重量
%、テトラエチレンペンタミンとステアリン酸の反応縮
合物を0.1重量%、水が95.4重量%からなる集束
剤を使用して、ガラス繊維に1.0重量%付着させた。
そのガラス繊維ストランドを切断してつくつた、長さ3
mmのチョップドストランド30重量部と、ボリL一乳
酸樹脂70重量部とをエクストルーダーで混練してペレ
ット化し、インジェクションモールド法により試験片を
得た。試験片の実施例1と同様の測定結果を表1に記
す。
【0017】比較例1 ビスフェノ一ルA型エポキシ樹脂の代わりに、同量のウ
レタン樹脂を使用する以外は実施例2と同様な方法で得
られた試験片の測定結果を表1に記す。
レタン樹脂を使用する以外は実施例2と同様な方法で得
られた試験片の測定結果を表1に記す。
【0018】比較例2 ビスフェノ一ルA型エポキシ樹脂の代わりに、同量のア
クリル樹脂を使用する以外は実施例2と同様な方法で得
られた試験片の測定結果を表1に記す。
クリル樹脂を使用する以外は実施例2と同様な方法で得
られた試験片の測定結果を表1に記す。
【0019】
【表1】
【0020】表1のように、エボキシ樹脂を含有した集
束剤を使用した実施例1及び2は、エポキシ樹脂を含有
しない集束剤を使用した比較例1及び2よりも、機械的
強度が高くなっている。
束剤を使用した実施例1及び2は、エポキシ樹脂を含有
しない集束剤を使用した比較例1及び2よりも、機械的
強度が高くなっている。
Claims (3)
- 【請求項1】ガラス繊維用集束剤において、水溶性ある
いは水に分散可能なビスフェノールA型エボキシ樹脂、
ビスフェノ一ルF型エボキシ樹脂、ビスフェノ一ルAD
型エボキシ樹脂、フェノ一ルノボラック型エボキシ樹
脂、クレゾールノボラック型エボキシ樹脂、脂肪族エボ
キシ樹脂、またそれらの水添タイプおよびエーテル変生
物の少なくとも1種類以上、あるいはそれらとポリウレ
タン樹脂を集束剤中に固形分として1−20重量%含有
することを特徴とする生分解性樹脂強化用ガラス繊維用
集束剤。 - 【請求項2】請求項1記載のガラス繊維用集束剤が固形
分で0.1−5重量%付着していることを特徴とする生
分解性樹脂強化用ガラス繊維強化用ガラス繊維チョップ
ドストランド。 - 【請求項3】生分解性樹脂であるポリL一乳酸樹脂、ポ
リヒドロキシブチレート樹脂、ポリヒドロキシブチレー
ト/バリレート樹脂、ポリプチレンサクシネート樹脂、
ポリブチレンサクシネート/アジペート樹脂、ポリカプ
ロラクトン樹脂樹脂組成物において、請求項2記載のチ
ョップドストランドを5−40重量%含有していること
を特徴とする生分解性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9245986A JPH1179793A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ガラス繊維用集束剤及び樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9245986A JPH1179793A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ガラス繊維用集束剤及び樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1179793A true JPH1179793A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17141782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9245986A Pending JPH1179793A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | ガラス繊維用集束剤及び樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1179793A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003505322A (ja) * | 1999-07-16 | 2003-02-12 | オウェンス コーニング | ポリマー封入グラスファイバペレットの製造システム |
JP2006283257A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Owens Corning Seizo Kk | チョップドストランド及び繊維強化飽和ポリエステル樹脂成形材料 |
JP2007070428A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Fujitsu Ltd | 植物性樹脂含有組成物及び植物性樹脂含有成形体 |
JP2008303256A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Tosoh Corp | ポリ3−ヒドロキシブチレート系重合体樹脂組成物 |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP9245986A patent/JPH1179793A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003505322A (ja) * | 1999-07-16 | 2003-02-12 | オウェンス コーニング | ポリマー封入グラスファイバペレットの製造システム |
JP2006283257A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Owens Corning Seizo Kk | チョップドストランド及び繊維強化飽和ポリエステル樹脂成形材料 |
JP2007070428A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Fujitsu Ltd | 植物性樹脂含有組成物及び植物性樹脂含有成形体 |
JP2008303256A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Tosoh Corp | ポリ3−ヒドロキシブチレート系重合体樹脂組成物 |
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