JPH1179652A - 荷物挟持機器 - Google Patents

荷物挟持機器

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JPH1179652A
JPH1179652A JP25246997A JP25246997A JPH1179652A JP H1179652 A JPH1179652 A JP H1179652A JP 25246997 A JP25246997 A JP 25246997A JP 25246997 A JP25246997 A JP 25246997A JP H1179652 A JPH1179652 A JP H1179652A
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JP
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holding device
lifting
holding
luggage
locking
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JP25246997A
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Inventor
Akihiro Yunoki
章宏 柚木
Ryuichi Aoyanagi
竜一 青柳
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Fuji Xerox Distribution Co Ltd
Original Assignee
Fuji Xerox Distribution Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業員一人の力で持上げるには重すぎるよう
な荷物を、その荷物の下面を支持する荷物載置部材を使
用することなく、容易に持上げたり、搬送したりできる
ようにすること。 【解決手段】 挟持機器本体2の両側において前記挟持
機器本体2の下面よりも下方に配置された前記荷物挟持
面8a,9aを有し、互いに接近または離隔する離隔・接
近方向に移動可能に支持された一対の荷物挟持部材8,
9と、挟持機器本体2の上面から離れた上昇位置と接近
した下降位置との間で昇降可能に支持された昇降部材1
6と、前記昇降部材16と一対の荷物挟持部材8,9と
を連結するとともに前記昇降部材16が挟持機器本体2
に対して上昇したときに前記一対の荷物挟持部材8,9
を接近する方向に移動させて荷物を挟持させる所定長さ
の連結ワイヤ21と、を備えた荷物挟持機器1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、箱状の荷物の一対
の側面を挟持して荷役または前記荷物の搬送を行う際に
使用する荷物挟持機器に関し、作業員一人の力で荷役を
行うには重すぎるような荷物を持上げたり、搬送したり
する際に便利に使用できる荷物挟持機器にに関する。本
発明の荷物挟持機器は、作業員一人の力で荷役を行うに
は重すぎるような荷物を持上げたり、搬送したりするフ
ォークリフトのような荷物持上げ機能を有する装置と共
に使用して、洗濯機や複写機等を梱包したダンボール箱
のような箱状の荷物を搬送したり、荷役したりする際に
使用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、作業員一人の力で持上げるには重
すぎるような荷物を持上げたり、搬送したりする荷役装
置として次の技術(J01)が知られている。 (J01)フォークリフト 前記フォークリフトは、荷物が載置されたパレットに2
本のフォークを差し込んだ状態で、前記2本のフォーク
を上昇させて荷物およびパレットを持ちあげて、所定の
位置に搬送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(J01)の問題点 前記従来技術(J01)では、前記フォークリフトは2本
のフォークを、荷物が載置されたパレットに差し込む必
要がある。このため、パレット上に載置されていない荷
物の場合(例えば、洗濯機や複写機を梱包したダンボー
ル箱のような荷物であってパレット上に載置されておら
ず床に直接置かれている荷物の場合)、フォークリフト
を使用して荷役を行うことは不可能である。したがっ
て、従来、作業員一人の力で持上げたり、持上げて運ん
だりするには重すぎるような荷物を、フォークリフトで
持上げたり、搬送したりする場合には、荷物とその荷物
を載置するパレットとを必ずセットにしておく必要があ
った。しかしながら荷役作業の過程において、前記荷物
をパレット上に載置せずに床に直接置くような場合もあ
る。そのような場合、従来のフォークリフトだけでは、
前記荷物の持上げ、運搬を行うことは不可能である。
【0004】前述の説明では、フォークリフトを使用し
た荷役の場合について説明したが、一般に荷物の下面を
支持している荷物載置部材とその荷物載置部材上の荷物
とを一緒に持上げたり、一緒に搬送したりすることは従
来から良く行われていることである。このような荷物お
よびその荷物の下面を支持する荷物載置部材を一緒に扱
う従来技術の場合、荷物載置部材が無い状態では荷物の
持上げや搬送が困難になる。
【0005】従来、荷物およびその荷物の下面を支持す
る荷物載置部材を一緒に扱わずに、荷物のみを側面およ
び下面から挟持して持上げる技術として次の技術(J0
1),(J02)が知られている。 (J01)特開平8−188247号公報記載の技術 この公報には積み重ねた板状資材を両側面から挟持し且
つ下面から持上げて、吊り上げおよび吊り降ろし可能と
した装置が記載されている。しかしながら、この公報記
載の技術は複雑で壊れ易い構成であり、長期間に渡って
故障無く使用することは難しい。
【0006】(J02)実公平8−9073号公報記載の
技術 この公報には側壁の複数箇所に把持用の凹部が形成され
た容器を、前記凹部に係止する係止部を備えた把持具に
より把持して搬送する装置が記載されている。しかしな
がら、この公報記載の技術は容器に把持用の凹部を特別
に形成しなければならない。
【0007】本発明は、前述の事情に鑑み、下記の記載
内容(O01),(O02)を課題とする。 (O01)作業員一人の力で持上げるには重すぎるような
荷物を、その荷物の下面を支持する荷物載置部材を使用
することなく、容易に持上げたり、搬送したりできるよ
うにすること。 (O02)荷物の側面を挟持し、持上げて搬送することが
可能な、構成が簡素で堅牢且つ長寿命の荷物挟持装置を
提供すること。
【0008】本発明者は前記課題を解決するために検討
および実験を行った結果、次のことが分かった。すなわ
ち、荷物の両側を挟持する一対の挟持部材により荷物を
挟持する場合、前記一対の挟持部材を互いに接近する方
向にワイヤで引っ張る場合にはワイヤに生じる張力に応
じた挟持力が荷物の両側に作用する。前記一対の挟持部
材を互いに接近する方向に引っ張るワイヤの他端を上方
に引っ張り上げると、前記一対の挟持部材により挟持さ
れた荷物は前記ワイヤおよび挟持部材と一緒に持上げら
れる。その場合、ワイヤには前記荷物の重量に応じた張
力が生じる。すなわち、荷物が重ければ重い程前記ワイ
ヤに生じる張力は大きくなり、前記荷物を挟持する挟持
力も大きくなる。本発明者の実験によれば、アルミ板製
の挟持部材の荷物挟持面に水平方向に延びる凸条または
凹溝を形成して、挟持面から荷物が滑り落ちないように
摩擦力を高めた場合、荷物の被挟持側面が丈夫なダンボ
ール箱(ダンボール箱の内側面に木枠が配置されたダン
ボール箱)の場合、400Kgの荷物を持上げることが
できた。なお、持上げることが可能な荷物の重量は、ワ
イヤの強度、荷物の側面の強度(挟持されたときに壊れ
たり凹んだりすることに対する強度)等によって異な
る。本発明は、前記検討および実験の結果完成した発明
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決し
た本発明の構成を説明するが、本発明の構成要素には、
後述の実施例の構成要素との対応を容易にするため、実
施例の構成要素の符号をカッコで囲んだものを付記して
いる。なお、本発明を後述の実施例の符号と対応させて
説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであ
り、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
【0010】(本発明)前記課題を解決するために、本
発明の荷物挟持機器は、下記の要件(Y01)〜(Y01
0)を備えたことを特徴とする、(Y01)水平方向に対
向して配置され且つ対向する面に荷物挟持面(8a,9
a)が形成された一対の荷物挟持部材(8,9)を互い
に接近または離隔する離隔・接近方向に移動可能に支持
する挟持用ガイド(6)と、昇降部材(16)を上下方
向に移動可能に支持する昇降用ガイドと、を有する挟持
機器本体(2)、(Y02)前記対向する一対の荷物挟持
部材(8,9)に連結された前記離隔・接近方向に延び
る挟持用被ガイド部材(7)をスライド移動可能に支持
する前記挟持用ガイド(6)、(Y03)前記挟持機器本
体(2)の両側において前記挟持機器本体(2)の下面
よりも下方に配置された前記荷物挟持面(8a,9a)を
有する前記一対の荷物挟持部材(8,9)、(Y04)前
記一対の荷物挟持部材(8,9)を常時互いに離隔した
位置に向けて移動させる力を発生する離隔用作動部材
(11)、(Y05)前記昇降用ガイドにより挟持機器本
体(2)の上面に対して上昇した上昇位置と下降した下
降位置との間で昇降可能に支持されるとともに、持上げ
部材(F)の上面により持上げられる被持上げ面を有す
る前記昇降部材(16)、(Y06)前記昇降部材(1
6)と前記一対の荷物挟持部材(8,9)とを連結する
とともに前記昇降部材(16)が挟持機器本体(2)に
対して上昇したときに前記離隔用作動部材(11)の力
に抗して前記一対の荷物挟持部材(8,9)を接近する
方向に移動させる連結ワイヤ(21)、(Y07)前記挟
持機器本体(2)に設けられた被係止部材(15)、
(Y08)前記昇降部材(16)に設けられて前記被係止
部材(15)を係止する係止位置と前記被係止部材(1
5)から離脱した非係止位置との間で移動可能で、且つ
前記非係止位置に有るときには前記昇降部材(16)の
上昇時に前記挟持機器本体(2)に対する前記昇降部材
(16)の上昇を許し、前記係止位置に有るときには前
記昇降部材(16)の上昇時に前記昇降部材(16)お
よび挟持機器本体(2)を一体的に連結する係止部材
(24)、(Y09)前記係止部材(24)を常時係止位
置に向けて移動させる係止用作動手段、(Y010)前記
昇降部材(16)に設けられた前記被持上げ面から下方
に突出した突出位置と上方に持上げられた持上げ位置と
の間で移動可能に設けられ、持上げ位置に持上げられた
ときに前記係止部材(24)を非係止位置に移動させる
とともに、前記係止部材が前記係止位置に移動したとき
に前記突出位置に移動する非係止用作動部材(26)。
【0011】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。前述の特徴を備えた本発明の荷物挟持機器では、
挟持機器本体(2)は挟持用ガイド(6)および昇降用
ガイドを有している。前記挟持用ガイド(6)は、挟持
用被ガイド部材(7)をスライド移動可能に支持する。
前記挟持用被ガイド部材(7)に連結された一対の荷物
挟持部材(8,9)は、水平方向に対向して配置され且
つ対向する面に荷物挟持面(8a,9a)が形成される。
前記挟持用被ガイド部材(7)に連結された一対の荷物
挟持部材(8,9)は、前記挟持用被ガイド部材(7)
がスライド移動したときに、互いに接近または離隔する
離隔・接近方向に移動する。離隔用作動部材(11)
は、前記一対の荷物挟持部材(8,9)を常時互いに離
隔した位置に向けて移動させる。前記昇降用ガイドは昇
降部材(16)を、挟持機器本体(2)の上面に対して
上昇した上昇位置と下降した下降位置との間で昇降可能
に支持する。
【0012】前記挟持機器本体(2)には被係止部材
(15)が設けられ、前記昇降部材(16)には前記被
係止部材(15)を係止する係止位置と前記被係止部材
(15)から離脱した非係止位置との間で移動可能な係
止部材(24)が設けられている。前記係止部材(2
4)は、前記非係止位置に有るときには前記昇降部材
(16)の上昇時に前記挟持機器本体(2)に対する前
記昇降部材(16)の上昇を許し、前記係止位置に有る
ときには前記昇降部材(16)の上昇時に前記昇降部材
(16)および挟持機器本体(2)を一体的に連結す
る。係止用作動手段は、前記係止部材(24)を常時係
止位置に向けて移動させるので、前記昇降部材(16)
および挟持機器本体(2)は常時は一体的に連結された
状態にある。前記昇降部材(16)に設けられた非係止
用作動部材(26)は前記昇降部材(16)の被持上げ
面から下方に突出した突出位置と上方に持上げられた持
上げ位置との間で移動可能である。前記非係止用作動部
材(26)は、前記持上げ位置に持上げられたときに前
記係止部材(24)を非係止位置に移動させるととも
に、前記係止部材(24)が前記係止位置に移動したと
きに前記突出位置に移動する。
【0013】前記非係止用作動部材(26)が前記昇降
部材(16)の被持上げ面から下方に突出した突出位置
に保持された状態では、前記昇降部材(16)の係止部
材(24)は係止位置に保持されているので、昇降部材
(16)の上昇時に昇降部材(16)および挟持機器本
体(2)は一体的に連結される。この状態で、持上げ部
材(F)の上面により、前記非係止用作動部材(26)
を持上げずに昇降部材(16)の被持上げ面のみを持上
げると、昇降部材(16)および挟持機器本体(2)は
一体的に上昇する。したがって、前記持上げ部材(F)
として例えばフォークリフトを使用し、前記昇降部材
(16)および挟持機器本体(2)を一体的に持上げて
運搬することができる。前記挟持機器本体(2)の両側
において前記挟持機器本体(2)の下面よりも下方に配
置された前記荷物挟持面(8a,9a)を有する前記一対
の荷物挟持部材(8,9)の間隔が荷物(L)の両側面
間の間隔よりも広い場合には、前記昇降部材(16)お
よび挟持機器本体(2)を運搬して、荷物上面に挟持機
器本体(2)下面を載置すると、前記荷物挟持面(8
a,9a)は荷物(L)の両側の外側に配置される。
【0014】前記昇降部材(16)の被持上げ面から下
方に突出した突出位置に保持された非係止用作動部材
(26)を、前記持上げ部材(F)の上面により持上げ
ると前記非係止用作動部材(26)は前記持上げ位置に
移動し、これに連動して前記係止部材(24)は非係止
位置に移動する。このとき、昇降部材(16)および挟
持機器本体(2)の一体的連結は解除されて昇降部材
(16)のみが前記挟持機器本体(2)とは独立して上
昇可能となる。したがって、前記持上げ部材(例えば、
フォークリフトのフォーク)(F)を使用して運搬した
挟持機器本体(2)下面を前記荷物上面に載置した後、
前記持上げ部材(F)を一旦下降させてから前記非係止
用作動部材(26)の下方に移動させ、次に上昇させる
と、前記係止部材(24)は非係止位置に移動し、挟持
機器本体(2)は静止したまま、昇降部材(16)のみ
上昇可能となる。
【0015】前記持上げ部材(F)をさらに上昇させる
と持上げ部材(F)上面は前記昇降部材(16)の非持
上げ面に当接し、昇降部材(16)を持上げて上昇させ
る。前記昇降部材(16)は連結ワイヤ(21)により
前記荷物挟持部材(8,9)と連結されているので、昇
降部材(16)の上昇に伴って前記荷物挟持部材(8,
9)が挟持機器本体(2)に対して上昇したときに前記
離隔用作動部材(11)の力に抗して前記一対の荷物挟
持部材(8,9)は互いに接近する方向に移動する。こ
のとき、荷物(L)の両側面は前記一対の挟持部材の荷
物挟持面(8a,9a)に挟持される。前記昇降部材(1
6)をさらに上昇させると前記連結ワイヤ(21)の張
力が大きくなる。前記連結ワイヤ(21)の張力が前記
挟持機器本体(2)、一対の挟持部材(8,9)および
荷物(L)の重量の合計に釣り合う大きさになると、前
記挟持機器本体(2)、一対の挟持部材(8,9)およ
び荷物(L)は前記連結ワイヤ(21)により吊り上げ
られる。このときの前記一対の荷物挟持部材(8,9)
による荷物挟持力は前記連結ワイヤ(21)の張力に等
しくなる。したがって、荷物(L)の重さに応じた挟持
力で荷物(L)を挟持し、吊り上げることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(本発明の実施の形態1)本発明の荷物挟持機器の実施
の形態1は、前記本発明の荷物挟持機器において、下記
の要件を備えたことを特徴とする、(Y011)前記対向
する一対の荷物挟持部材(8,9)に連結された前記離
隔・接近方向に延びる複数の被ガイドロッド(7)によ
り構成された前記挟持用被ガイド部材(7)、(Y01
2)前記複数の被ガイドロッド(7)をスライド移動可
能に支持する複数のロッドガイド(6)により構成され
た前記挟持用ガイド(6)。
【0017】(本発明の実施の形態1の作用)前記構成
を備えた本発明の荷物挟持機器の実施の形態1では、前
記挟持用ガイド(6)を構成する複数のロッドガイド
(6)は、前記挟持用被ガイド部材(7)を構成する複
数の被ガイドロッド(7)を前記一対の荷物挟持部材
(8,9)の離隔・接近方向にスライド移動可能に支持
する。
【0018】(本発明の実施の形態2)また、本発明の
荷物挟持機器の実施の形態2は、前記本発明の実施の形
態1の荷物挟持機器において、下記の要件を備えたこと
を特徴とする、(Y013)前記挟持機器本体(2)およ
び前記挟持部材(8,9)の間で且つ前記被ガイドロッ
ド(7)の周囲に配置された圧縮バネ(11)により構
成された前記離隔用作動部材(11)。
【0019】(本発明の実施の形態2の作用)前記構成
を備えた本発明の荷物挟持機器の実施の形態2では、前
記離隔用作動部材(11)を構成する圧縮バネ(11)
は、前記挟持機器本体(2)および前記挟持部材(8,
9)の間で且つ前記被ガイドロッド(7)の周囲に配置
されている。この圧縮バネ(11)は前記挟持部材
(8,9)を離隔位置に移動させる力を発生する。
【0020】(本発明の実施の形態3)また、本発明の
荷物挟持機器の実施の形態3は、前記本発明または前記
実施の形態1もしくは2のいずれかの荷物挟持機器にお
いて、下記の要件を備えたことを特徴とする、(Y01
4)前記昇降部材(16)上の揺動軸回りに揺動可能に
支持された揺動部材(23)の下端部に設けられて前記
被係止部材(15)を係止するフック(24)により構
成された前記係止部材(24)、(Y015)前記揺動部
材(23)に作用する重力により前記フック(24)が
常時前記係止位置に保持されるように前記揺動部材(2
3)上の前記揺動軸の位置を設定した揺動軸配置構造に
より構成された前記係止用作動手段。
【0021】(本発明の実施の形態3の作用)前記本発
明の荷物挟持機器の実施の形態3では、前記係止部材
(24)を構成するフック(24)は、昇降部材(1
6)上の揺動軸回りに揺動可能に支持された揺動部材
(23)の下端部に設けられる。前記係止用作動手段
は、前記揺動部材(23)に作用する重力により前記フ
ック(24)が常時前記係止位置に保持されるように前
記揺動部材(23)の前記揺動軸の位置を設定した揺動
軸配置構造により構成されている。前記フック(24)
は前記重力の作用により被係止部材(15)を常時係止
する位置に保持されて、前記昇降部材(16)の上昇時
に、前記昇降部材(16)および挟持機器本体(2)を
一体的に上昇させる。
【0022】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の荷物挟持
機器の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本
発明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、
以後の説明の理解を容易にするために、図面において直
交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、X軸方向を前後方
向、Y軸方向を左右方向、Z軸方向を上下方向というこ
とにする。また、矢印X方向またはX側を前方または前
側、矢印−X方向または−X側を後方または後側、矢印
Y方向またはY側を左方または左側、矢印−Y方向また
は−Y側を右方または右側、 矢印Z方向またはZ側を
上方または上側、矢印−Z方向または−Z側を下方また
は下側とする。さらに図中、「○」の中に「・」が記載
されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、
「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏
に向かう矢印を意味するものとする。
【0023】(実施例1)図1は本発明の実施例の荷物
挟持機器の前面側の斜視図である。図2は同実施例の荷
物挟持機器の後面側の斜視図である。図3は同実施例の
前面図である。図4は前記図3のIV−IV線断面図であ
る。図5は同実施例の作用説明図で昇降部材上昇時に挟
持機器本体および昇降部材が一体的に上昇する場合の作
用を示す図で、図5Aはフォークリフトを昇降部材の被
持上げ面の下方に挿入した状態を示す図、図5Bはフォ
ークリフトにより荷物挟持機器を持上げた状態を示す図
である。図6は同実施例の作用説明図で昇降部材昇降時
に挟持機器本体および昇降部材が一体的に上昇しない場
合の作用を示す図で、図6Aはフォークリフトを昇降部
材の被持上げ面の下方に突出した非係止用作動部材の下
方に挿入した状態を示す図、図6Bはフォークリフトに
より非係止用作動部材をわずかに持上げた状態を示す
図、図6Cはフォークリフトにより荷物挟持機器および
荷物を持上げた状態を示す図である。
【0024】図1において、荷物挟持機器1は、挟持機
器本体2を有している。挟持機器本体2は、本体下部3
および本体上部4を有している。本体下部3には左右方
向に延びる円筒状のパイプにより構成された複数のロッ
ドガイド(挟持用ガイド)6が設けられている。本体下
部3の左側面(Y側面)および右側面(−Y側面)には
それぞれ4本のロッドガイド6の外端部が支持されてい
るが、左側面および右側面にそれぞれ支持されるロッド
ガイド6は本体下部3の内部に延びている(図示せず)
が、内端部において互いに干渉しないように、XZ平面
内で位置がずれて配置されている。前記本体下部3の左
側面または右側面にそれぞれ支持されたロッドガイド6
にはそれぞれ被ガイドロッド(挟持用被ガイド部材)7
が左右方向にスライド移動可能に支持されている。
【0025】前記本体下部3の左側面にそれぞれ支持さ
れた4本のロッドガイド6に支持された被ガイドロッド
7の外端(左端)には左側荷物挟持部材8が連結されて
いる。また、前記本体下部3の右側面にそれぞれ支持さ
れた4本のロッドガイド6に支持された被ガイドロッド
7の外端(右端)には右側荷物挟持部材9が連結されて
いる。したがって、前記被ガイドロッド7の外端部に連
結された前記対向する一対の荷物挟持部材8,9は、前
記被ガイドロッド7がロッドガイド6に沿って左右方向
にスライド移動したとき、互いに離隔・接近する方向、
すなわち、離隔・接近方向に移動する。前記左右一対の
荷物挟持部材8,9の対向する面(内側面)には水平方
向に延びる凹凸を有する荷物挟持面8a,9aが形成され
ている。前記一対の荷物挟持部材8,9の前記荷物挟持
面8a,9aは、前記本体下部3の左右両側において前記
本体下部3の下面よりも下方に配置されている。前記被
ガイドロッド7の外周には前記本体下部3の側面と荷物
挟持部材8,9との間に圧縮ばね(離隔用作動部材)1
1が配置されている。前記圧縮ばね11は、前記一対の
荷物挟持部材8,9を常時互いに離隔した位置に向けて
移動させる力を発生する離隔用作動部材としての機能を
有している。
【0026】挟持機器本体2の本体上部4は、箱状の枠
体12を有しており、箱状の枠体12の左右の内側面に
は内側パネル13,13が取り付けられており、箱状の
枠体12の前後の外側面には外側パネル14,14が取
り付けられている。したがって、前記箱状の枠体12に
取り付けた前記内側パネル13,13および外側パネル
14,14の内面により水平断面が長方形で上端が開口
する昇降用ガイドが形成されている。したがって、前記
昇降用ガイドは、前記符号12〜14で示す要素により
構成される。前記本体上部4の内側には、前記枠体12
に支持された被係止部材15(図3〜図6参照)が設け
られている。
【0027】昇降部材16は、前記昇降用ガイドにより
昇降可能にガイドされる箱状の枠体により構成された枠
体状被ガイド部17(図1〜図3参照)を有している。
前記枠体状被ガイド部17は前記本体上部4の昇降用ガ
イドにより上下方向にガイドされる。したがって、前記
昇降部材16は、前記昇降用ガイドにより挟持機器本体
2の上面に対して上昇した上昇位置と下降した下降位置
との間で昇降可能に支持される。前記枠体状被ガイド部
17の上端部には左右方向に延びる水平枠体18が設け
られている。水平枠体18の下面には下面プレート19
が取り付けられており、下面プレート19の下面はフォ
ークリフトのフォーク(持上げ部材)F(図5、図6参
照)の上面によって持上げられる被持上げ面として形成
されている。水平枠体18には下方に延びる左右一対の
ガイドプレート20,20(図1〜図3参照)が支持さ
れている。ガイドプレート20,20は、前記挟持機器
本体2の左右両側に配置されて、フォークリフトのフォ
ークF(図5、図6参照)が挟持機器本体2に接触する
のを防止している。
【0028】図3に示すように、前記昇降部材16と前
記一対の荷物挟持部材8,9とはそれぞれ2本の連結ワ
イヤ21,21により連結されている。図3に示すよう
に、連結ワイヤ21は、その中間部において本体下部3
に支持したワイヤガイトGによりガイドされており、ワ
イヤガイドGの下側部分が水平方向に延び、上側部分が
鉛直に延びている。したがって、前記昇降部材16が前
記挟持機器本体2に対して上昇した場合、前記連結ワイ
ヤ21,21が引っ張られて、前記圧縮ばね(離隔用作
動部材)11の力に抗して前記一対の荷物挟持部材8,
9が互いに接近する方向に移動する。前記昇降部材16
上端にはヒンジ22により揺動部材23の上端が揺動可
能に支持されている。揺動部材23の下端にはフック
(係止部材)24が設けられている。揺動部材23下端
のフック24は、揺動部材23に作用する重力により常
時前記本体上部4に設けられた被係止部材15の下方の
位置(係止位置)に移動するように構成されている。
【0029】すなわち、本実施例では、前記揺動部材2
3を揺動可能に支持するヒンジ22のヒンジ軸(すなわ
ち、揺動部材23の揺動軸)の前記揺動部材23に対す
る位置は揺動部材23に作用する重力が前記フック24
を常時係止位置に保持させるように配置されている。し
たがって、本実施例では、前記ヒンジ22のヒンジ軸
(すなわち、揺動部材23の揺動軸)の前記揺動部材2
3に対する位置の配置構造により、前記フック(係止部
材)24を常時係止位置に向けて移動させる係止用作動
手段が構成されている。前記フック24が係止位置(被
係止部材15の下方位置)にある状態で、前記昇降部材
16の前記下面プレート19の下面(被持上げ面)をフ
ォークリフトのフォークFで持上げた場合、昇降部材1
6がわずかに上昇したときに前記昇降部材16に支持さ
れた前記フック24が前記本体上部4の被係止部材15
と係合するので、昇降部材16は挟持機器本体2と一体
的に上昇するように構成されている。
【0030】前記昇降部材16上面には左右両側に、断
面L字型の一対の被係止用作動部材26が複数のヒンジ
27により左右方向(Y軸方向)に延びるヒンジ軸回り
に回動可能に支持されている。前記左右一対の被係止用
作動部材26,26は左右に延びる連結プレート28に
より連結されている。前記断面L字型の被係止用作動部
材26,26の下端26a,26aは、前記昇降部材16
に設けられた前記被持上げ面(下面プレート19の下
面)から下方に突出した突出位置(図6A参照)と上方
に持上げられた持上げ位置(図6C参照)との間で移動
可能に設けられている。
【0031】前記連結プレート28上面にはL字型の押
圧ピン支持部材29が固定されており、押圧ピン支持部
材29には押圧ピン31が支持されている。前記押圧ピ
ン31の先端は前記ヒンジ22に連結された揺動部材2
3の上端に当接している。したがって、図6から分かる
ように、フォークリフトのフォーク(持上げ部材)Fの
上面が前記被係止用作動部材26の下端26aを持ち上
げたときに、前記被係止用作動部材26が回動し、この
とき押圧ピン31が前記揺動部材23を時計方向に揺動
させて、フック24を係止位置(被係止部材15の下方
の位置)から前方(X方向)にずれた位置(非係止位
置)に移動させるように構成されている。
【0032】(実施例の作用)前記構成を備えた本発明
の実施例の荷物挟持機器1のでは、ヒンジ22により揺
動可能に支持された揺動部材23の下端部のフック24
は、図5Aに示すように常時は重力により、前記本体上
部4の枠体12に支持された被係止部材15の下方に保
持されている。この状態で図5Aに示すように、フォー
クリフトのフォークFを前記昇降部材16の被持上げ面
(下面プレート19の下面)の下方に挿入する。このと
きフォークFの先端部は前記被係止用作動部材26の手
前で止めておく。次に図5Bに示すように、フォークF
を上昇させると、フォークFの上面は前記昇降部材16
の被持ち上げ面に当接し、昇降部材16を上昇させる。
前記昇降部材16がわずかに上昇したときに前記昇降部
材16に支持された揺動部材23下端部のフック24が
前記本体上部4の枠体12に支持された被係止部材15
に係合する。したがって、前記フック24が被係止部材
15に係止した状態で、前記昇降部材16および挟持機
器本体2は一体的に上昇する。したがって、この場合
(フォークFの先端部を前記被係止用作動部材26の手
前で止めた場合)は、荷物Lと関係なく、前記荷物挟持
機器1を持ち上げて運搬することが可能である。
【0033】前記荷物挟持機器1により荷物Lを持ち上
げて運搬する場合、図6Aにおいて、フォークFを前記
昇降部材16の被持上げ面(下面プレート19の下面)
の下方に挿入する。このときフォークFの先端部を前記
被係止用作動部材26の下端26aの下方位置に挿入す
る。次に図6Bに示すようにフォークFを上昇させる
と、フォークFの上面は前記被係止用作動部材26の下
端26aを持ち上げる。このとき、被係止用作動部材2
6は前記ヒンジ27のヒンジ軸回りに回動し、押圧ピン
支持部材29に支持された押圧ピン31の先端は前記揺
動部材23の上端部を押圧する。このとき、揺動部材2
3はヒンジ22の軸(揺動軸)回りに揺動して、その下
端部のフック24は前記被係止部材15の下方位置(係
止位置)から外れる。
【0034】次に、フォークFをさらに上昇させると、
挟持部材本体2はその重量により荷物L上に停止したま
ま、前記昇降部材16、揺動部材23、およびフック2
4等は上昇する。このとき、連結ワイヤ21は昇降部材
16によって引っ張られるので、前記挟持部材8,9は
互いに接近する方向に移動する。前記フォークFの上昇
に伴い、前記挟持部材8,9は荷物Lの両側面を挟持す
る。この状態で更にフォークFが上昇すると連結ワイヤ
21の張力が大きくなり且つ挟持部材8,9による荷物
の挟持力は大きくなる。そして、連結ワイヤ21の張力
が前記挟持機器本体2、挟持部材8,9および荷物Lの
重量の合計と釣り合うようになると、図6Cに示すよう
に、前記荷物Lは挟持機器1とともに上昇する。したが
って、フォークFにより前記荷物Lを持ち上げて運搬す
ることができる。
【0035】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)挟持用ガイドおよび挟持用被ガイド部材は、前
記ロッドガイド6および被ガイドロッド7以外の断面形
状の部材を採用することが可能であり、それらの数も変
更可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明の荷物挟持機器は下記の効果を奏
する。 (E01)作業員一人の力で持上げるには重すぎるような
荷物を、その荷物の下面を支持する荷物載置部材を使用
することなく、容易に持上げたり、搬送したりすること
ができる。 (E02)荷物の側面を挟持し、持上げて搬送することが
可能な、構成が簡素で堅牢且つ長寿命の荷物挟持装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例の荷物挟持機器の前面
側の斜視図である。
【図2】 図2は同実施例の荷物挟持機器の後面側の斜
視図である。
【図3】 図3は同実施例の前面図である。
【図4】 図4は前記図3のIV−IV線断面図である。
【図5】 図5は同実施例の作用説明図で昇降部材上昇
時に挟持機器本体および昇降部材が一体的に上昇する場
合の作用を示す図で、図5Aはフォークリフトを昇降部
材の被持上げ面の下方に挿入した状態を示す図、図5B
はフォークリフトにより荷物挟持機器を持上げた状態を
示す図である。
【図6】 図6は同実施例の作用説明図で昇降部材昇降
時に挟持機器本体および昇降部材が一体的に上昇しない
場合の作用を示す図で、図6Aはフォークリフトを昇降
部材の被持上げ面の下方に突出した非係止用作動部材の
下方に挿入した状態を示す図、図6Bはフォークリフト
により非係止用作動部材をわずかに持上げた状態を示す
図、図6Cはフォークリフトにより荷物挟持機器および
荷物を持上げた状態を示す図である。
【符号の説明】 F…持上げ部材(フォーク)、2…挟持機器本体、6…
挟持用ガイド(ロッドガイド)、7…挟持用被ガイド部
材(被ガイドロッド)、8…荷物挟持部材、8a…荷物
挟持面、9…荷物挟持部材、9a…荷物挟持面、11…
離隔用作動部材(圧縮ばね)、15…被係止部材、16
…昇降部材、21…連結ワイヤ、23…揺動部材、24
…係止部材(フック)、26…非係止用作動部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えた荷物挟持機器、(Y
    01)水平方向に対向して配置され且つ対向する面に荷物
    挟持面が形成された一対の荷物挟持部材を互いに接近ま
    たは離隔する離隔・接近方向に移動可能に支持する挟持
    用ガイドと、昇降部材を上下方向に移動可能に支持する
    昇降用ガイドと、を有する挟持機器本体、(Y02)前記
    対向する一対の荷物挟持部材に連結された前記離隔・接
    近方向に延びる挟持用被ガイド部材をスライド移動可能
    に支持する前記挟持用ガイド、(Y03)前記挟持機器本
    体の両側において前記挟持機器本体の下面よりも下方に
    配置された前記荷物挟持面を有する前記一対の荷物挟持
    部材、(Y04)前記一対の荷物挟持部材を常時互いに離
    隔した位置に向けて移動させる力を発生する離隔用作動
    部材、(Y05)前記昇降用ガイドにより挟持機器本体の
    上面に対して上昇した上昇位置と下降した下降位置との
    間で昇降可能に支持されるとともに、持上げ部材の上面
    により持上げられる被持上げ面を有する前記昇降部材、
    (Y06)前記昇降部材と前記一対の荷物挟持部材とを連
    結するとともに前記昇降部材が挟持機器本体に対して上
    昇したときに前記離隔用作動部材の力に抗して前記一対
    の荷物挟持部材を接近する方向に移動させる連結ワイ
    ヤ、(Y07)前記挟持機器本体に設けられた被係止部
    材、(Y08)前記昇降部材に設けられて前記被係止部材
    を係止する係止位置と前記被係止部材から離脱した非係
    止位置との間で移動可能で、且つ前記非係止位置に有る
    ときには前記昇降部材の上昇時に前記挟持機器本体に対
    する前記昇降部材の上昇を許し、前記係止位置に有ると
    きには前記昇降部材の上昇時に前記昇降部材および挟持
    機器本体を一体的に連結する係止部材、(Y09)前記係
    止部材を常時係止位置に向けて移動させる係止用作動手
    段、(Y010)前記昇降部材に設けられた前記被持上げ
    面から下方に突出した突出位置と上方に持上げられた持
    上げ位置との間で移動可能に設けられ、持上げ位置に持
    上げられたときに前記係止部材を非係止位置に移動させ
    るとともに、前記係止部材が前記係止位置に移動したと
    きに前記突出位置に移動する非係止用作動部材。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えた請求項1記載の荷物
    挟持機器、(Y011)前記対向する一対の荷物挟持部材
    に連結された前記離隔・接近方向に延びる複数の被ガイ
    ドロッドにより構成された前記挟持用被ガイド部材、
    (Y012)前記複数の被ガイドロッドをスライド移動可
    能に支持する複数のロッドガイドに構成された前記挟持
    用ガイド。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えた請求項2記載の荷物
    挟持機器、(Y013)前記挟持機器本体および前記挟持
    部材の間で且つ前記被ガイドロッドの周囲に配置された
    圧縮バネにより構成された前記離隔用作動部材。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えた請求項1ないし3の
    いずれか記載の荷物挟持機器、(Y014)前記昇降部材
    上の揺動軸回りに揺動可能に支持された揺動部材の下端
    部に設けられて前記被係止部材を係止するフックにより
    構成された前記係止部材、(Y015)前記係止部材に作
    用する重力により前記フックが常時前記係止位置に保持
    されるように前記揺動部材上の前記揺動軸の位置を設定
    した揺動軸配置構造により構成された前記係止用作動手
    段。
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