JPH1179165A - ダクト用換気扇の梱包装置 - Google Patents

ダクト用換気扇の梱包装置

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JPH1179165A
JPH1179165A JP9244070A JP24407097A JPH1179165A JP H1179165 A JPH1179165 A JP H1179165A JP 9244070 A JP9244070 A JP 9244070A JP 24407097 A JP24407097 A JP 24407097A JP H1179165 A JPH1179165 A JP H1179165A
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JP
Japan
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duct
main body
body case
bent
bent piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP9244070A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ogawa
健一 小川
Takayuki Iwai
隆幸 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本体ケースの一側面にダクト接続板を着脱自在
に装着したダクト用換気扇を確実に保持する。 【解決手段】鍔部2を有する本体ケース1の一側面にダ
クト接続板3を着脱自在に装着したダクト用換気扇を緩
衝体12を介して梱包するものにおいて、前記緩衝体1
2に本体ケース1のダクト接続方向における位置を規制
すると共に、ダクト接続板3を支持する支持部を設け
る。第2折曲片16を前記支持部とし、第2折曲片16
の先端にダクト接続板3の鍔部6の下に指を挿入できる
切欠部21を形成する。 【効果】一つの緩衝体で本体ケースの位置規制とダクト
接続板の落下防止とができ、梱包装置を安価に製造でき
る。第2折曲片に設けた切欠部から指を挿入すること
で、本体ケースを緩衝体から取り出す作業や装着する作
業が容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体ケースの一側
面にダクト接続板を着脱自在に装着したダクト用換気扇
の梱包装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダクト用換気扇の梱包装置を図8
と図9に示し、以下、この図に基づき説明を行う。
【0003】51は四方が囲まれた筒状の緩衝体で、段
ボール紙より構成され、その中に本体ケース52の一側
面にダクト接続板53を着脱自在に装着したダクト用換
気扇を収納保持する。この収納状態においては、緩衝体
51の3方向である第1側板54を本体ケース52のダ
クト接続板53が装着されない3方の側面に当接させ、
残り一つの側面である第2側板55をダクト接続板53
に設けたダクト接合部56の先端に当接させて本体ケー
ス52の水平方向の位置を規制している。この第1側板
54及び第2側板55には夫々外方に折曲された第1折
曲片57と第2折曲片58が形成され、第1折曲片57
によって本体ケース52の鍔部59の下面が支持されて
いる。また、この第1折曲片57と第2折曲片58は外
箱64の内面に当接し、これにより、第1側板54及び
第2側板55と外箱64内面との間に空間が形成されて
いる。
【0004】前記ダクト接続板53の上方の鍔部59に
は係止穴60が形成され、この係止穴60に本体ケース
52に形成された係止爪61が係止される。また、ダク
ト接続板53の下方には、本体ケース52の下部に設け
られた被係止部62に係止される係止部63が形成され
ている。
【0005】このように、ダクト接続板53は本体ケー
ス52に係止されているだけで梱包されるので、上記構
成の梱包装置では、梱包装置を落下させた等外部から衝
撃を受けた際に、係合が外れてダクト接続板53が本体
ケース52から外れて落下し破損する恐れがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、本体ケース
にダクト接続板を着脱自在に装着したダクト用換気扇を
確実に保持できる梱包装置を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の手段は、鍔部を有する本体ケースの一側面にダクト接
続板を着脱自在に装着したダクト用換気扇を緩衝体を介
して梱包するものにおいて、前記緩衝体に本体ケースの
ダクト接続方向における位置を規制すると共に、ダクト
接続板を支持する支持部を設けたものである。これによ
り、一つの緩衝体で、本体ケースの位置規制とダクト接
続板の落下防止とができる。
【0008】上記構成において、前記緩衝体を、本体ケ
ースの側面と当接する第1側板と、ダクト接続板と対向
する第2側板と、第1側板より外方に折曲され、外箱内
面に当接される第1折曲片と、第2側板より内方に折曲
される第2折曲板とで形成し、第1折曲片で本体ケース
の鍔部の下面を支持し、前記第2折曲片を前記支持部と
する。
【0009】そして、この第2折曲片の先端に、前記本
体ケースの鍔部と当接するダクト接続板の鍔部の下に指
を挿入できる切欠部を形成することが望ましい。これに
より、本体ケースを取り出す作業や装着する作業が容易
に行える。
【0010】また、前記緩衝体を、本体ケースの側面と
当接する第1側板と、ダクト接続板と当接する第2側板
と、第1側板より外方に折曲され、外箱内面に当接され
る第1折曲片と、第2側板より外方に折曲され、ダクト
接続板を支持すると共に外箱の内面に当接される第2折
曲片を形成し、前記第2側板と第2折曲片とで前記支持
部を構成してもよい。
【0011】さらに、前記第2折曲片のダクト接続方向
における長さを前記ダクト接続板に形成されたダクト接
合部の突出量より長くすることが望ましい。これによ
り、ダクト接合部と外箱の内面との間に空間ができるの
で、落下等により衝撃を受けてもダクト接合部が変形す
る恐れがない。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図7に本発明の実施の形
態を示し、以下、これらの図に基づき説明する。
【0013】先ず、本梱包装置で梱包されるダクト用換
気扇について説明する。
【0014】1は四角の箱型で環状の鍔部2を有する本
体ケースで、ダクト接続板3が装着される一側面の鍔部
2近傍には係止爪4が切り起こしにて形成されており、
又、下面には被係止部5が形成されている。尚、以降こ
こでいう上下関係は梱包状態での上下関係で、ダクト用
換気扇の使用状態は上下逆となり、この下面が上になっ
て天井面より上方に突出される。
【0015】前記ダクト接続板3は鍔部6を有してお
り、又、ダクト(図示せず)が接続されるダクト接合部
7が設けられている。このダクト接続板3の下端部には
コ字状の係止部8が、又、鍔部6近傍には係止穴9が夫
々形成されており、コ字状の係止部8を前記被係止部5
に係止し、係止穴9に係止爪4を係止することで本体ケ
ース1に装着されている。
【0016】10は上記本体ケース1やダクト接続板3
等で構成された本体11の上面開口を覆うグリルで、本
体11とは分離して梱包される。
【0017】次に、上記構成のダクト用換気扇の梱包装
置について説明する。
【0018】梱包装置は、本体11を保持する緩衝体1
2と、グリル10を載置するコ字状のグリル載置板13
と、外箱14とで構成されている。
【0019】前記緩衝体12は、図1の展開図に示すよ
うに一枚の段ボール紙から形成されており、第1側板1
5a、15b、15cと第2側板16とが連設され、第
1側板15a、15b、15cには第1折曲片17a、
17b、17cが、第2側板16には第2折曲片18が
連設されている。また、この緩衝体12の長手方向の一
端側近傍には穴19が、他端には矢印状の差込片20が
形成されている。
【0020】前記第2折曲片18の左端には切欠部21
が形成されており、ダクト用換気扇を収納した状態で鍔
部6の下に指を挿入できるようになっている。これによ
り、本体ケース1を取り出しやすくしている。また、収
納する時には第2折曲片18を内側に折り曲げた後に、
その先端部を鍔部6と第1側板15b、15cの上面間
に差し込むが、差し込む際に切欠部21口縁を持って行
えるので作業が容易に行える。
【0021】前記緩衝体12の組立は、先ず、罫線22
に沿って折り曲げて穴19に差込片20を差し込むこと
で、前記ダクト用換気扇が余裕を持って挿入できる長方
形断面の筒状に形成される。そして、罫線23に沿って
第1折曲片17a、17b、17cを外側に折曲させ、
罫線24に沿って第2折曲片18を内側に折曲させるこ
とで組み立てられる。
【0022】このようにして組み立てられた緩衝体12
は、第1折曲片17a、17b、17cの端面と第2側
板16の外面とを外箱14の内面に当接させて収納でき
る寸法になっている。また、第2側板16と対向する第
1側板15aの内面から第2折曲片18の先端までの距
離は、本体11のA寸法と略同寸法になっており、第2
折曲片18がダクト接続板3に当接して本体ケース1の
ダクト接続方向における位置を規制するようになってい
る。さらに、第2折曲片18のダクト接続方向の長さ
は、ダクト接合部7の突出量より長くなっており、ダク
ト接合部7と外箱14の内面との間に空間を形成してい
る。これにより、落下等により衝撃を受けてた時にダク
ト接合部7が変形するのを防止している。
【0023】前記グリル載置板13は、先端部を折曲さ
せて折曲部26が形成され、又、切り起こしにより、グ
リル10の水平方向の位置を規制する立設部27が形成
されている。
【0024】次に上記ダクト用換気扇を上記緩衝体12
を介して梱包する方法について説明する。
【0025】先ず、第1折曲片17a、17b、17c
と第2側板16を外箱14の内壁に当接させて外箱14
に緩衝体12を収納する。そして、第2折曲片16を垂
直に起こして本体11を上方より入れ、第1折曲片17
a、17b、17cの上面で本体ケース1の鍔部2を支
持する。第2折曲片18の切欠部21に指を入れ、第2
折曲片18を内側へ折り曲げてダクト接続板3の鍔部6
と第2側板16に連設する第1側板15b、15cの上
端面との間に挟み込む(図3の状態)。そして、この上
からグリル10を収納したグリル載置板13を置き、内
フラップ28を図4に示すようにおり曲げて梱包する。
この時グリル載置板13の折曲部26端は外箱14の内
側フラップ28に当接するようになっており、本体11
が上下方向に移動するのを規制している。
【0026】上記のように梱包することで、第2折曲片
18により本体ケース1のダクト接続方向における位置
を規制されると共に、ダクト接続板3の鍔部6が支持さ
れる。これにより、梱包装置が落下等の衝撃を受けて
も、ダクト接続板3が本体ケース1からはずれて落下す
ることがなく、従って、ダクト接続板3が変形する恐れ
がなくなる。
【0027】次に他の実施例について図5乃至図7に基
づき説明する。尚、本体11、グリル10、グリル載置
板13及び外箱14は上記実施例と同じなので説明を省
略する。
【0028】上記実施例と同様に、第1側板30a、3
0b、30cと第2側板31とが連設されており、第1
側板30a、30b、30cには第1折曲片32a、3
2b、32cが、第2側板31には第2折曲片33が連
設され、緩衝体29の長手方向の一端側近傍には穴34
が、他端には矢印状の差込片35が形成されている。
【0029】第2側板31にはダクト接合部7が干渉し
ないように切欠部36が形成されており、この第2側板
31の内面をダクト接続板3に当接できるようになって
いる。
【0030】また、上記実施例と同様に、第2折曲片3
3のダクト接続方向の長さは、ダクト接合部7の突出量
より長くなっており、ダクト接合部7と外箱14の内面
との間に空間を形成している。これにより、落下等によ
り衝撃を受けてた時にダクト接合部7が変形するのを防
止している。
【0031】次に本体11を上記緩衝体29を介して梱
包する方法について説明する。
【0032】先ず、罫線37に沿って第1折曲片32
a、32b、32cを外側に折曲させ、罫線38に沿っ
て第2折曲片33を外側に折曲させた緩衝体29を、罫
線39に沿って折り曲げて穴34に差込片35を差し込
む。これにより、前記本体11の3側面と第1側板30
a、30b、30cおよびダクト接続板3と第2側板3
1の内面とを当接させると共に、第1折曲片32a、3
2b、32cで本体ケース1の鍔部2の下面を、第2折
曲片33でダクト接続板3の鍔部6の下面を支持する。
この状態で外箱14に収納した後、この上からグリル1
0を収納したグリル載置板13を置き、外箱14の内フ
ラップ28を図7に示すように折り畳む。この時グリル
載置板13の折曲部先端は外箱14の内側フラップ28
に当接するようになっており、本体11が上下方向に移
動するのを規制している。
【0033】上記のように梱包することで、第2側板3
1により本体ケース1のダクト接続方向における位置が
規制されると共に、第2折曲片33によりダクト接続板
3の鍔部6が支持される。これにより、梱包装置が落下
当の衝撃を受けても、ダクト接続板3が本体ケース1か
らはずれて落下することがなく、従って、ダクト接続板
3が変形する恐れがなくなる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、一つの緩衝体で本体ケ
ースの位置規制とダクト接続板の落下防止とができるの
で、梱包装置を安価に製造できる。
【0035】また、第2折曲片に設けた切欠部から指を
挿入することで、本体ケースを緩衝体から取り出す作業
や装着する作業が容易に行える。
【0036】さらに、第2折曲片のダクト接続方向にお
ける長さを前記ダクト接続板に形成されたダクト接合部
の突出量より長くすることで、ダクト接合部と外箱の内
面との間に空間ができるので、落下等により衝撃を受け
てた時にダクト接合部が変形するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す緩衝体の展開図。
【図2】同ダクト用換気扇を装着前の斜視図。
【図3】同ダクト用換気扇を装着後の斜視図。
【図4】同ダクト用換気扇を装着した状態での梱包装置
の側面断面図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す緩衝体の展開図。
【図6】同緩衝体の斜視図。
【図7】同ダクト用換気扇を装着した状態での梱包装置
の側面断面図。
【図8】従来例を示す緩衝体の斜視図。
【図9】同ダクト用換気扇を装着した状態での梱包装置
の側面断面図。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 鍔部 3 ダクト接続板 12、29 緩衝体 15a〜15c 第1側板 30a〜30c 第1側板 16、31 第2側板 17a〜17c 第1折曲片 32a〜32c 第1折曲片 18、33 第2折曲片 14 外箱 21 切欠部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍔部を有する本体ケースの一側面にダク
    ト接続板を着脱自在に装着したダクト用換気扇を緩衝体
    を介して梱包するものにおいて、前記緩衝体に本体ケー
    スのダクト接続方向における位置を規制すると共に、ダ
    クト接続板を支持する支持部を設けたことを特徴とする
    ダクト用換気扇の梱包装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝体を、本体ケースの側面と当接
    する第1側板と、ダクト接続板と対向する第2側板と、
    第1側板より外方に折曲され、外箱内面に当接される第
    1折曲片と、第2側板より内方に折曲される第2折曲板
    とで形成し、第1折曲片で本体ケースの鍔部の下面を支
    持し、前記第2折曲片を前記支持部としたことを特徴と
    する請求項1に記載のダクト用換気扇の梱包装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝体を、本体ケースの側面と当接
    する第1側板と、ダクト接続板と当接する第2側板と、
    第1側板より外方に折曲され、外箱内面に当接される第
    1折曲片と、第2側板より外方に折曲され、ダクト接続
    板を支持すると共に外箱の内面に当接される第2折曲片
    を形成し、前記第2側板と第2折曲片とで前記支持部を
    構成したことを特徴とする請求項1に記載のダクト用換
    気扇の梱包装置。
  4. 【請求項4】 前記第2折曲片の先端に、前記本体ケー
    スの鍔部と当接するダクト接続板の鍔部の下に指を挿入
    できる切欠部を形成したことを特徴とする請求項2に記
    載のダクト用換気扇の梱包装置。
  5. 【請求項5】 前記第2折曲片のダクト接続方向におけ
    る長さを前記ダクト接続板に形成されたダクト接合部の
    突出量より長くしたことを特徴とする請求項2又は請求
    項3に記載のダクト用換気扇の梱包装置。
JP9244070A 1997-09-09 1997-09-09 ダクト用換気扇の梱包装置 Pending JPH1179165A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014001010A (ja) * 2012-05-24 2014-01-09 Mitsubishi Electric Corp 包装箱および換気扇
USD865514S1 (en) 2015-11-17 2019-11-05 Hunter Fan Company Carton with color striping

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