JPH1178781A - エアベルト装置 - Google Patents
エアベルト装置Info
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- JPH1178781A JPH1178781A JP9236909A JP23690997A JPH1178781A JP H1178781 A JPH1178781 A JP H1178781A JP 9236909 A JP9236909 A JP 9236909A JP 23690997 A JP23690997 A JP 23690997A JP H1178781 A JPH1178781 A JP H1178781A
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- Japan
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- tongue
- buckle
- belt
- air belt
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/18—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags the inflatable member formed as a belt or harness or combined with a belt or harness arrangement
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
- B60R21/276—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow with means to vent the inflation fluid source, e.g. in case of overpressure
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアベルト内に導入するガスのフィルタによ
る圧力損失を小さくする。 【解決手段】 バックル12のハウジング46内にダク
ト66が設置され、プラグ挿入口48からタング10の
プラグ20が挿入されたときに、ダクト66のガス出口
72とプラグ20とが対峙する。タング10のタングベ
ース18は、ガス出口側が拡開しており、このガス出口
部分にフィルタ33が設けられている。プラグ20には
キャップ21が設けられており、このキャップ21には
ガス圧により破れるようにテアラインが設けられてい
る。
る圧力損失を小さくする。 【解決手段】 バックル12のハウジング46内にダク
ト66が設置され、プラグ挿入口48からタング10の
プラグ20が挿入されたときに、ダクト66のガス出口
72とプラグ20とが対峙する。タング10のタングベ
ース18は、ガス出口側が拡開しており、このガス出口
部分にフィルタ33が設けられている。プラグ20には
キャップ21が設けられており、このキャップ21には
ガス圧により破れるようにテアラインが設けられてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両乗員を車両衝
突時等に保護するためのシートベルト装置に関するもの
であり、特にシートベルトの一部を袋状ベルトとし、ガ
ス発生装置からのガスによって該袋状ベルトを膨張させ
るようにしたエアベルト装置に関する。さらに詳しく
は、ガス発生装置が誤動作したときの対策を備えたエア
ベルト装置に関する。
突時等に保護するためのシートベルト装置に関するもの
であり、特にシートベルトの一部を袋状ベルトとし、ガ
ス発生装置からのガスによって該袋状ベルトを膨張させ
るようにしたエアベルト装置に関する。さらに詳しく
は、ガス発生装置が誤動作したときの対策を備えたエア
ベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のエアベルト装置は、例えば特開
平5−85301号公報等にみられる通り公知となって
いる。第6図(a)は同号公報のエアベルト装置の全体
斜視図、同(b)は同(a)のB−B線に沿う断面図で
ある。
平5−85301号公報等にみられる通り公知となって
いる。第6図(a)は同号公報のエアベルト装置の全体
斜視図、同(b)は同(a)のB−B線に沿う断面図で
ある。
【0003】このエアベルト装置1は、乗員の右側から
左側へ斜めに延設されるショルダーベルト2と、乗員の
右側から左側へ延設されるラップベルト3と、車体床部
等に配設されたバックル装置4と、ベルト装着時にバッ
クル装置4に挿入係止されるタング5と、ショルダーベ
ルト2を案内する中間ガイド6とを備えている。
左側へ斜めに延設されるショルダーベルト2と、乗員の
右側から左側へ延設されるラップベルト3と、車体床部
等に配設されたバックル装置4と、ベルト装着時にバッ
クル装置4に挿入係止されるタング5と、ショルダーベ
ルト2を案内する中間ガイド6とを備えている。
【0004】ショルダーベルト2は、従来の一般的なシ
ートベルトと同様のノーマルベルト2aと、このノーマ
ルベルト2aの一端に連結された袋状のベルト2bとか
ら構成されている。ノーマルベルト2aは中間ガイド6
に摺動自在に案内掛通されている。ノーマルベルト2a
の他端は、車体に固定された緊急時ロック機構付きシー
トベルトリトラクタ(ELR)7に連結されている。こ
のシートベルトリトラクタ7にノーマルベルト2aは巻
き取り可能とされている。
ートベルトと同様のノーマルベルト2aと、このノーマ
ルベルト2aの一端に連結された袋状のベルト2bとか
ら構成されている。ノーマルベルト2aは中間ガイド6
に摺動自在に案内掛通されている。ノーマルベルト2a
の他端は、車体に固定された緊急時ロック機構付きシー
トベルトリトラクタ(ELR)7に連結されている。こ
のシートベルトリトラクタ7にノーマルベルト2aは巻
き取り可能とされている。
【0005】袋状ベルト2bは乗員が当接する部分に位
置するようになっており、ノーマルベルト2aとの連結
端部と反対側の端部がタング5に連結されている。
置するようになっており、ノーマルベルト2aとの連結
端部と反対側の端部がタング5に連結されている。
【0006】ラップベルト3は、一般的なシートベルト
と同様のノーマルベルトにより形成され、その一端がタ
ング5に連結されているとともに、他端が車体に固定さ
れたシートベルトリトラクタ(ELR)8に連結されて
いる。更にバックル装置4には、車両衝突時等の緊急必
要時に作動して高圧のガスを発生するガス発生装置9が
連結されている。
と同様のノーマルベルトにより形成され、その一端がタ
ング5に連結されているとともに、他端が車体に固定さ
れたシートベルトリトラクタ(ELR)8に連結されて
いる。更にバックル装置4には、車両衝突時等の緊急必
要時に作動して高圧のガスを発生するガス発生装置9が
連結されている。
【0007】タング5及びバックル装置4には、ガス発
生装置9からのガスを袋状ベルト2bに導くための通路
が設けられている。
生装置9からのガスを袋状ベルト2bに導くための通路
が設けられている。
【0008】ショルダーベルト2の袋状のベルト2b
は、第6図(b)に実線で示すように袋状のベルト本体
2cを折り畳んで例えばカバー2dにより覆うと共にこ
のカバー2dの両端を縫製2eすることにより、通常時
には帯状に保形されている。このカバー2dは、ガス発
生装置9の作動時には縫製部2eがショルダーベルト2
の膨張力で簡単に外れ、袋状ベルト2bは二点鎖線で示
すように膨張展開する。
は、第6図(b)に実線で示すように袋状のベルト本体
2cを折り畳んで例えばカバー2dにより覆うと共にこ
のカバー2dの両端を縫製2eすることにより、通常時
には帯状に保形されている。このカバー2dは、ガス発
生装置9の作動時には縫製部2eがショルダーベルト2
の膨張力で簡単に外れ、袋状ベルト2bは二点鎖線で示
すように膨張展開する。
【0009】なお、このタング5は円筒形であり、内部
がガス通路となっている。このガス通路の出口側(袋状
ベルト2bの接続側)にフィルタが設けられている。ま
た、ガス通路の入口側(バックルへの挿入側)にはキャ
ップが設けられ、該キャップによってガス通路の入口が
封じられている。このキャップにはテアラインが設けら
れており、ガス発生装置9が作動したときには該テアラ
インに沿ってキャップが開裂し、ガスが袋状ベルト2b
へ供給される。
がガス通路となっている。このガス通路の出口側(袋状
ベルト2bの接続側)にフィルタが設けられている。ま
た、ガス通路の入口側(バックルへの挿入側)にはキャ
ップが設けられ、該キャップによってガス通路の入口が
封じられている。このキャップにはテアラインが設けら
れており、ガス発生装置9が作動したときには該テアラ
インに沿ってキャップが開裂し、ガスが袋状ベルト2b
へ供給される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように円筒形の
タング内にフィルタを設けた場合、フィルタの通気抵抗
が大きい。そして、ガスの袋状ベルト2bへの供給遅延
を補償するために、ガス発生装置9としてガス発生圧力
の大きいものを採用する必要がある。
タング内にフィルタを設けた場合、フィルタの通気抵抗
が大きい。そして、ガスの袋状ベルト2bへの供給遅延
を補償するために、ガス発生装置9としてガス発生圧力
の大きいものを採用する必要がある。
【0011】本発明は、ガス発生装置の発生圧力を小さ
いものとしうるエアベルト装置を提供することを目的と
する。
いものとしうるエアベルト装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のエアベルト装置
は、ガスが導入されることにより膨張するエアベルト
と、該エアベルトの一端が接続されたタングと、該タン
グが装着されるバックルと、該バックル及びタングにそ
れぞれ設けられたガス通路と、該ガス通路に設けられた
ガス用のフィルタと、該バックルのガス通路にガスを供
給するガス発生装置とを有するエアベルト装置におい
て、該ガス通路の一部において流路断面積を大きくし、
この部分に前記フィルタを設けたことを特徴とするもの
である。
は、ガスが導入されることにより膨張するエアベルト
と、該エアベルトの一端が接続されたタングと、該タン
グが装着されるバックルと、該バックル及びタングにそ
れぞれ設けられたガス通路と、該ガス通路に設けられた
ガス用のフィルタと、該バックルのガス通路にガスを供
給するガス発生装置とを有するエアベルト装置におい
て、該ガス通路の一部において流路断面積を大きくし、
この部分に前記フィルタを設けたことを特徴とするもの
である。
【0013】かかるエアベルト装置においては、流路断
面積が大きい部分にフィルタを設けているから、フィル
タの流路断面積も大きなものとなり、フィルタの通気抵
抗が小さくなる。従って、ガス発生として発生圧力の小
さいものを採用しうる。
面積が大きい部分にフィルタを設けているから、フィル
タの流路断面積も大きなものとなり、フィルタの通気抵
抗が小さくなる。従って、ガス発生として発生圧力の小
さいものを採用しうる。
【0014】なお、フィルタとしてはメッシュフィルタ
等を用いることができる。
等を用いることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。第1図(a)は本発明の実施
の形態に係るエアベルト装置のタングとバックルを示す
縦断面図、第1図(b)は同(a)のB−B線に沿う断
面図である。第2図はこの実施の形態のバックルを示す
拡大断面図、第3図はタングとバックルとを結合した状
態の拡大断面図、第4図はタングをバックルに装着して
いない状態においてガス発生装置が作動した場合の断面
図、第5図はバックルの斜視図であり、(a)図はタン
グ装着状態時におけるガスの流れを示し、(b)図はタ
ングを装着していない状態においてガス発生装置が作動
した状態のガス流れを示す。
の形態について説明する。第1図(a)は本発明の実施
の形態に係るエアベルト装置のタングとバックルを示す
縦断面図、第1図(b)は同(a)のB−B線に沿う断
面図である。第2図はこの実施の形態のバックルを示す
拡大断面図、第3図はタングとバックルとを結合した状
態の拡大断面図、第4図はタングをバックルに装着して
いない状態においてガス発生装置が作動した場合の断面
図、第5図はバックルの斜視図であり、(a)図はタン
グ装着状態時におけるガスの流れを示し、(b)図はタ
ングを装着していない状態においてガス発生装置が作動
した状態のガス流れを示す。
【0016】このエアベルト装置は、エアベルト14が
後端側に接続されたタング10と、該タング10が装着
されるバックル12と、該バックル12に対しホース1
5を介してガスを供給するためのガス発生装置16等を
備えている。タング10は、内部が空洞状となっている
タングベース18と、該プラグ20内に設けられたキャ
ップ21と、このタングベース18の前端面から突設さ
れた中空円筒状のプラグ20と、タングベース18に対
し連結ピン22によって連結されたタングプレート24
及びアンカー26と、エアベルト14をタングベース1
8に留め付けているリング28,30と、タングベース
18をくるんでいる合成樹脂カバー32と、該タングベ
ース18内に設けられたフィルタ33等を備えて構成さ
れている。
後端側に接続されたタング10と、該タング10が装着
されるバックル12と、該バックル12に対しホース1
5を介してガスを供給するためのガス発生装置16等を
備えている。タング10は、内部が空洞状となっている
タングベース18と、該プラグ20内に設けられたキャ
ップ21と、このタングベース18の前端面から突設さ
れた中空円筒状のプラグ20と、タングベース18に対
し連結ピン22によって連結されたタングプレート24
及びアンカー26と、エアベルト14をタングベース1
8に留め付けているリング28,30と、タングベース
18をくるんでいる合成樹脂カバー32と、該タングベ
ース18内に設けられたフィルタ33等を備えて構成さ
れている。
【0017】このタングベース18の後端部はガス出口
に向って徐々に流路断面積が大きくなる形状であり、こ
のガス出口部分にフィルタ33が設けられている。
に向って徐々に流路断面積が大きくなる形状であり、こ
のガス出口部分にフィルタ33が設けられている。
【0018】前記キャップ21にはテアライン(図示
略)が設けられており、ガス発生装置16からのガス圧
が加えられたときにはキャップ21は該テアラインに沿
って開裂する。なお、このキャップ21には多数の小孔
が設けられており、仮にキャップ21が開裂しないとき
でもガスを通過させうるようになっている。
略)が設けられており、ガス発生装置16からのガス圧
が加えられたときにはキャップ21は該テアラインに沿
って開裂する。なお、このキャップ21には多数の小孔
が設けられており、仮にキャップ21が開裂しないとき
でもガスを通過させうるようになっている。
【0019】タングプレート24はバックル12のタン
グプレート挿入口34(第5図)に挿入され、ラッチ孔
36がバックル12内のラッチ機構38のラッチ爪によ
りラッチされる。バックル12に設けられたプレスボタ
ン40を押すことによりこのラッチが解除されると共
に、バネ(図示略)によってタングプレート24がバッ
クル12から押し出される。
グプレート挿入口34(第5図)に挿入され、ラッチ孔
36がバックル12内のラッチ機構38のラッチ爪によ
りラッチされる。バックル12に設けられたプレスボタ
ン40を押すことによりこのラッチが解除されると共
に、バネ(図示略)によってタングプレート24がバッ
クル12から押し出される。
【0020】前記アンカー26には開口42が設けら
れ、ラップベルト44の先端が該開口42に挿通されて
アンカー26に連結されている。このラップベルト44
の後端側はラップベルト巻き取り用のシートベルトリト
ラクタに巻き取り可能とされている。
れ、ラップベルト44の先端が該開口42に挿通されて
アンカー26に連結されている。このラップベルト44
の後端側はラップベルト巻き取り用のシートベルトリト
ラクタに巻き取り可能とされている。
【0021】エアベルト14は、この実施の形態にあっ
てはショルダーベルトの一部を構成しており、該エアベ
ルト14の後端側はショルダーベルトを構成するウェビ
ングの先端に連結され、このウェビングの後端はショル
ダーベルト用シートベルトリトラクタに巻き取り可能と
されている。
てはショルダーベルトの一部を構成しており、該エアベ
ルト14の後端側はショルダーベルトを構成するウェビ
ングの先端に連結され、このウェビングの後端はショル
ダーベルト用シートベルトリトラクタに巻き取り可能と
されている。
【0022】前記バックル12は、その外殻部分がハウ
ジング46によって構成されており、このハウジング4
6の先端面に前記タングプレート挿入口34とプラグ2
0を挿入するプラグ挿入口48とが設けられている。
ジング46によって構成されており、このハウジング4
6の先端面に前記タングプレート挿入口34とプラグ2
0を挿入するプラグ挿入口48とが設けられている。
【0023】このプラグ挿入口48はチェックドア50
により閉鎖されている。このチェックドア50は、ヒン
ジピン52によってハウジング46に回動可能に連結さ
れると共に、スプリング54によって閉鎖方向に付勢さ
れている。
により閉鎖されている。このチェックドア50は、ヒン
ジピン52によってハウジング46に回動可能に連結さ
れると共に、スプリング54によって閉鎖方向に付勢さ
れている。
【0024】プラグ20をプラグ挿入口48に挿入する
ときには、チェックドア50はプラグ20に押されて第
3図の如く開放する。プラグ20をプラグ挿入口48か
ら抜き出すと、スプリング54に付勢されて該チェック
ドア50が閉鎖姿勢に復帰する。
ときには、チェックドア50はプラグ20に押されて第
3図の如く開放する。プラグ20をプラグ挿入口48か
ら抜き出すと、スプリング54に付勢されて該チェック
ドア50が閉鎖姿勢に復帰する。
【0025】なお、第1図及び第2図に示すように、チ
ェックドア50が閉鎖姿勢にあるときには、該チェック
ドア50の先端はハウジング46に設けられたストッパ
部56と係合し、該チェックドア50がハウジング46
の外方に開き出すことが阻止されている。
ェックドア50が閉鎖姿勢にあるときには、該チェック
ドア50の先端はハウジング46に設けられたストッパ
部56と係合し、該チェックドア50がハウジング46
の外方に開き出すことが阻止されている。
【0026】このハウジング46の後端側(下端側)に
は、ガスの逃し口60とホース15の挿入口62とが設
けられている。ハウジング46内にはダクト66が設置
され、該ダクト66のガス入口68が前記ホース挿入口
62内に差し込まれている。ホース15の先端はリング
70によって該ダクト66の入口68に連結されてい
る。
は、ガスの逃し口60とホース15の挿入口62とが設
けられている。ハウジング46内にはダクト66が設置
され、該ダクト66のガス入口68が前記ホース挿入口
62内に差し込まれている。ホース15の先端はリング
70によって該ダクト66の入口68に連結されてい
る。
【0027】ハウジング46の内部は二股状に分れてお
り、ダクト66もこれに合わせて二股状に分れている。
そして、このダクト66の二股に分れた先端側のガス出
口72にそれぞれチェックカバー74が設けられてい
る。
り、ダクト66もこれに合わせて二股状に分れている。
そして、このダクト66の二股に分れた先端側のガス出
口72にそれぞれチェックカバー74が設けられてい
る。
【0028】このチェックカバー74はダクト66の端
面に焼付け、接着等により接合された複数の可撓片76
よりなるものであり、これらの可撓片76は、ガス圧が
加えられていないときには互いに当接することにより蕾
の如く窄まってガス出口72を閉鎖している。ガス圧が
加えられたときには、この可撓片76は第3図又は第4
図の如くそれらの先端側が離反するように開放し、チェ
ックカバー74が開放状態となる。
面に焼付け、接着等により接合された複数の可撓片76
よりなるものであり、これらの可撓片76は、ガス圧が
加えられていないときには互いに当接することにより蕾
の如く窄まってガス出口72を閉鎖している。ガス圧が
加えられたときには、この可撓片76は第3図又は第4
図の如くそれらの先端側が離反するように開放し、チェ
ックカバー74が開放状態となる。
【0029】なお、第3図の如くプラグ20がプラグ挿
入口48に挿入された状態において可撓片76が開放方
向に変形した場合、各可撓片76の先端側はプラグ20
内に進入する。
入口48に挿入された状態において可撓片76が開放方
向に変形した場合、各可撓片76の先端側はプラグ20
内に進入する。
【0030】前記ハウジング46からは下方にブラケッ
ト80が突設され、該ブラケット80に設けられたボル
ト孔82にボルトを通してバックル12を自動車の車体
側メンバ(図示略)に固定しうるようになっている。
ト80が突設され、該ブラケット80に設けられたボル
ト孔82にボルトを通してバックル12を自動車の車体
側メンバ(図示略)に固定しうるようになっている。
【0031】このように構成されたエアベルト装置にお
いて、タング10は第2図の如くバックル12に装着さ
れる。この際、タングプレート24がタングプレート挿
入口34に挿入され、前述の如くラッチ機構38により
ラッチされる。また、この際、プラグ20はプラグ挿入
口48に挿入され、該プラグ20の先端がダクト66の
ガス出口72と対峙する。なお、この時チェックドア5
0はプラグ20によってハウジング46内に押し開かれ
る。
いて、タング10は第2図の如くバックル12に装着さ
れる。この際、タングプレート24がタングプレート挿
入口34に挿入され、前述の如くラッチ機構38により
ラッチされる。また、この際、プラグ20はプラグ挿入
口48に挿入され、該プラグ20の先端がダクト66の
ガス出口72と対峙する。なお、この時チェックドア5
0はプラグ20によってハウジング46内に押し開かれ
る。
【0032】第3図に示すタング装着状態においてガス
発生装置16が作動すると、ガスはホース15、ダクト
66を通り可撓片76を変形させてチェックカバー74
を押し開け、プラグ20内に入る。そして、キャップ2
1を開裂させ、プラグ20及びタングベース18内の空
洞部並びにフィルタ33を通過してエアベルト14内に
流入し、該エアベルト14を膨張させる。
発生装置16が作動すると、ガスはホース15、ダクト
66を通り可撓片76を変形させてチェックカバー74
を押し開け、プラグ20内に入る。そして、キャップ2
1を開裂させ、プラグ20及びタングベース18内の空
洞部並びにフィルタ33を通過してエアベルト14内に
流入し、該エアベルト14を膨張させる。
【0033】この場合、タングベース18の出口側を拡
大させ、この拡大した部分にフィルタ33を配置してお
り、フィルタ33の流路断面積が大きく、その通気抵抗
が小さい。従って、ガス発生装置16からのガスは速や
かにフィルタ33を通過し、エアベルト14を膨張させ
る。
大させ、この拡大した部分にフィルタ33を配置してお
り、フィルタ33の流路断面積が大きく、その通気抵抗
が小さい。従って、ガス発生装置16からのガスは速や
かにフィルタ33を通過し、エアベルト14を膨張させ
る。
【0034】この実施の形態にあっては、第3図の如く
可撓片74の先端がプラグ20内に入り込み、プラグ2
0とダクト出口72との間が可撓片74で囲まれた状態
となるので、ダクト76内のガスがプラグ20を介して
スムーズにエアベルト14へ供給されるようになる。
可撓片74の先端がプラグ20内に入り込み、プラグ2
0とダクト出口72との間が可撓片74で囲まれた状態
となるので、ダクト76内のガスがプラグ20を介して
スムーズにエアベルト14へ供給されるようになる。
【0035】タング10をバックル12に装着していな
い第2図に示す状態においてガス発生装置16が誤作動
等によって作動した場合、ガス圧は同じくホース15を
介してダクト66内に流入し、第4図に示す如く、可撓
片76を押し開けハウジング46内に流出する。この場
合、チェックドア50が閉鎖状態となっており、且つこ
のチェックドア50はハウジング46の外方には開き出
し不能となっているため、ガスはダクト66とハウジン
グ46との間を通り、逃し口60から下方に噴出する。
このように、タング非装着時にガス発生装置16が誤作
動しても、ガスはバックル12から下方に向って排出さ
れるようになり、乗員に向って噴出することがない。
い第2図に示す状態においてガス発生装置16が誤作動
等によって作動した場合、ガス圧は同じくホース15を
介してダクト66内に流入し、第4図に示す如く、可撓
片76を押し開けハウジング46内に流出する。この場
合、チェックドア50が閉鎖状態となっており、且つこ
のチェックドア50はハウジング46の外方には開き出
し不能となっているため、ガスはダクト66とハウジン
グ46との間を通り、逃し口60から下方に噴出する。
このように、タング非装着時にガス発生装置16が誤作
動しても、ガスはバックル12から下方に向って排出さ
れるようになり、乗員に向って噴出することがない。
【0036】この実施の形態に係るバックル12にあっ
ては、タング10を装着していない状態にあっては、チ
ェックドア50がプラグ挿入口48を閉鎖している。従
って、ハウジング46内にプラグ挿入口48から異物が
入り込むことが防止される。また、仮にチェックドア5
0の隙間から異物がハウジング46内に進入したとして
も、この異物は逃し口60から下方に落下して排出され
る。なお、ダクト66のガス出口72はチェックカバー
74によって閉鎖されているから、異物がダクト66内
に入り込むこともない。
ては、タング10を装着していない状態にあっては、チ
ェックドア50がプラグ挿入口48を閉鎖している。従
って、ハウジング46内にプラグ挿入口48から異物が
入り込むことが防止される。また、仮にチェックドア5
0の隙間から異物がハウジング46内に進入したとして
も、この異物は逃し口60から下方に落下して排出され
る。なお、ダクト66のガス出口72はチェックカバー
74によって閉鎖されているから、異物がダクト66内
に入り込むこともない。
【0037】このように、異物がハウジング46及びダ
クト66内に進入することが防止されるため、タング1
0をバックル12にスムーズに装着することが可能であ
ると共に、エアベルト装置の作動時に異物がエアベルト
14内にガスと共に進入することも防止される。
クト66内に進入することが防止されるため、タング1
0をバックル12にスムーズに装着することが可能であ
ると共に、エアベルト装置の作動時に異物がエアベルト
14内にガスと共に進入することも防止される。
【0038】上記実施の形態にあっては、逃し口60が
ハウジング46の下部において下向きに開口している
が、この逃し口60は側方或いは斜め下向きに設けられ
ても良い。但し、図示の如く該逃し口60を下向きに設
けることにより、ガスが下方に排出されるようになり、
逃し口60から排出されるガスが乗員に直接的に接触す
ることが確実に防止される。また、前記の通り、ハウジ
ング46内に異物が進入してきたときに、この異物が該
逃し口60から落下して排出される。
ハウジング46の下部において下向きに開口している
が、この逃し口60は側方或いは斜め下向きに設けられ
ても良い。但し、図示の如く該逃し口60を下向きに設
けることにより、ガスが下方に排出されるようになり、
逃し口60から排出されるガスが乗員に直接的に接触す
ることが確実に防止される。また、前記の通り、ハウジ
ング46内に異物が進入してきたときに、この異物が該
逃し口60から落下して排出される。
【0039】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、フィルタ
を設けているため、エアベルト内に異物が進入すること
が防止される。このフィルタは、流路断面積が大きなも
のであり、ガス発生装置として発生ガス圧力が小さいも
のを採用することができる。
を設けているため、エアベルト内に異物が進入すること
が防止される。このフィルタは、流路断面積が大きなも
のであり、ガス発生装置として発生ガス圧力が小さいも
のを採用することができる。
【図1】実施の形態に係るエアベルト装置のタングとバ
ックルを示す断面図である。
ックルを示す断面図である。
【図2】図1のバックルの拡大断面図である。
【図3】図1のバックルとタングとの連結状態の断面図
である。
である。
【図4】タングを装着していない状態においてガス発生
装置が作動した場合のバックルの断面図である。
装置が作動した場合のバックルの断面図である。
【図5】バックルの斜視図である。
【図6】従来例の構成図である。
10 タング 12 バックル 14 エアベルト 16 ガス発生装置 18 タングベース 20 プラグ 21 キャップ 24 タングプレート 33 フィルタ 38 ラッチ機構 46 ハウジング 48 プラグ挿入口 50 チェックドア 60 逃し口 62 ホース挿入口 66 ダクト 68 ガス入口 72 ガス出口 74 チェックカバー 76 可撓片
Claims (2)
- 【請求項1】 ガスが導入されることにより膨張するエ
アベルトと、該エアベルトの一端が接続されたタング
と、該タングが装着されるバックルと、該バックル及び
タングにそれぞれ設けられたガス通路と、該ガス通路に
設けられたガス用のフィルタと、該バックルのガス通路
にガスを供給するガス発生装置とを有するエアベルト装
置において、 該ガス通路の一部において流路断面積を大きくし、この
部分に前記フィルタを設けたことを特徴とするエアベル
ト装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記タングのガス通
路はガス出口に向って徐々に流路断面積が大きくなって
おり、このガス出口部分に前記フィルタが設けられてい
ることを特徴とするエアベルト装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9236909A JPH1178781A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | エアベルト装置 |
EP98116551A EP0901943A3 (en) | 1997-09-02 | 1998-09-02 | Air belt device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9236909A JPH1178781A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | エアベルト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1178781A true JPH1178781A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17007560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9236909A Pending JPH1178781A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | エアベルト装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0901943A3 (ja) |
JP (1) | JPH1178781A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3433654B2 (ja) * | 1997-09-02 | 2003-08-04 | タカタ株式会社 | エアベルト装置 |
JP3726494B2 (ja) * | 1998-05-27 | 2005-12-14 | タカタ株式会社 | エアベルト用タング及びエアベルト装置 |
JP2015051744A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用乗員保護装置 |
US9901144B2 (en) | 2014-10-30 | 2018-02-27 | Autoliv Asp, Inc. | Seatbelt buckling device and system |
CN106627460B (zh) * | 2015-07-24 | 2019-04-19 | 比亚迪股份有限公司 | 带扣充气控制装置、带扣充气控制系统和汽车 |
CN106364446B (zh) * | 2015-07-24 | 2019-04-19 | 比亚迪股份有限公司 | 带扣充气控制装置、带扣充气控制系统和汽车 |
US10144381B2 (en) * | 2017-01-03 | 2018-12-04 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle impact energy absorber including inflatable webbing |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3057112B2 (ja) | 1991-09-24 | 2000-06-26 | タカタ株式会社 | インフレータブルシートベルト装置 |
JP3278075B2 (ja) * | 1992-08-06 | 2002-04-30 | タカタ株式会社 | インフレータブルシートベルト装置 |
JP3113081B2 (ja) * | 1992-08-18 | 2000-11-27 | タカタ株式会社 | インフレータブルシートベルト装置 |
US5466002A (en) * | 1994-06-30 | 1995-11-14 | Takata Corporation | Inflatable seat belt with leak detection device |
DE19547678A1 (de) * | 1995-12-20 | 1997-07-03 | Temic Bayern Chem Airbag Gmbh | Verfahren zur Befestigung eines Gasgenerators |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP9236909A patent/JPH1178781A/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-02 EP EP98116551A patent/EP0901943A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0901943A3 (en) | 1999-10-20 |
EP0901943A2 (en) | 1999-03-17 |
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