JPH1177807A - 車両用サンバイザの製造方法 - Google Patents

車両用サンバイザの製造方法

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JPH1177807A
JPH1177807A JP9245568A JP24556897A JPH1177807A JP H1177807 A JPH1177807 A JP H1177807A JP 9245568 A JP9245568 A JP 9245568A JP 24556897 A JP24556897 A JP 24556897A JP H1177807 A JPH1177807 A JP H1177807A
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reinforcing member
manufacturing
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parison
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Chihiro Tsuzuki
千尋 都築
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Neox Lab KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロー成形によって中空に成形されるサンバ
イザ本体の表板部及び背板部の外表面に凹みを形成する
ことなく、サンバイザ本体の強度を高める。 【解決手段】 サンバイザ本体11に対応するキャビテ
ィを構成する一対の成形型53、56が型開きされた状
態でこれら両成形型53、56の間に補強体20を位置
決め保持するとともに、熱可塑性合成樹脂のパリソン5
1を成形型53、56の間に押出しながら、そのパリソ
ン51の内部に補強体20を挿入して型締めし、その
後、エア吹込パイプ60よりパリソン51をエアブロー
することで、両成形型53、56の成形面54、56に
接して平滑な表板部12、背板部13及び周壁部14を
備えた中空のサンバイザ本体11を成形すると同時に、
サンバイザ本体11の内部に補強体20を固着してサン
バイザ本体11を補強する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱可塑性合成樹
脂のブロー成形によって中空のサンバイザ本体を形成す
る車両用サンバイザの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性合成樹脂のブロー成形によっ
て、表板部、背板部及び周壁部を備えた中空のサンバイ
ザ本体を形成すると強度的に弱いものとなる。このた
め、従来、図12の(A)及び(B)に示すように、一
対をなす成形型143、146の相対する成形面14
4、147には、これら成形型143、146と一体状
に複数の圧着部145、148がそれぞれ突出され、こ
れら圧着部145、148によってパリソン141を部
分的に圧着しながらパリソン141をエアーブローする
ことで、サンバイザ本体111を成形すると同時に、複
数の補強リブ118を形成する車両用サンバイザの製造
方法が知られている。また、このような車両用サンバイ
ザの製造方法には、例えば、実開昭58−18814号
公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の車両用サンバイザの製造方法によって成形されたサ
ンバイザ本体111において、図11に示すように、サ
ンバイザ本体111の表板部112及び背板部113の
各外表面には、複数の補強リブ118に部分において凹
み119がそれぞれ形成されるため、サンバイザ本体1
11の見栄えが悪化される。また、サンバイザ本体11
1を外装皮によって被覆したとしても、前記凹み119
によって手触りが悪くなるという問題点があった。
【0004】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、サンバイザ本体の表板部及び背板部の外表面に凹み
を形成することなく、サンバイザ本体の強度を高めるこ
とができる車両用サンバイザの製造方法を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る車両用サンバイザの製造方法
は、サンバイザ本体に対応するキャビティを構成する一
対の成形型が型開きされた状態でこれら両成形型の間に
補強体を位置決め保持するとともに、熱可塑性合成樹脂
のパリソンを前記両成形型の間に押出しながら、そのパ
リソンの内部に前記補強体を挿入して型締めし、その
後、エア吹込パイプより前記パリソン内にエアを吹込ん
で同パリソンをエアブローすることで、前記両成形型の
型面に接して平滑な表板部、背板部及び周壁部を備えた
中空のサンバイザ本体を成形すると同時に、前記サンバ
イザ本体の内部に前記補強体を固着して前記サンバイザ
本体を補強することを特徴とする。
【0006】したがって、ブロー成形によって中空状に
成形されたサンバイザ本体は、その表板部、背板部及び
周壁部が、一対の成形型の成形面に接して平滑に形成さ
れ、そのサンバイザ本体の内部には、補強体が固着され
て補強される。
【0007】また、請求項2の発明に係る車両用サンバ
イザの製造方法は、請求項1に記載の車両用サンバイザ
の製造方法において、補強体はサンバイザ本体の表板部
及び背板部の相対する内面にわたって固着される複数の
結合突片を備えていることを特徴とする。したがって、
サンバイザ本体の内部に補強体がその複数の結合突片に
よって確実に固着されるとともに、前記複数の結合突片
によってサンバイザ本体の強度が良好に高められる。
【0008】請求項3の発明に係る車両用サンバイザの
製造方法は、請求項2に記載の車両用サンバイザの製造
方法において、補強体には軸受ケースが一体状に設けら
れ、前記補強体は、その軸受ケースにおいてエア吹込パ
イプに挿脱可能に嵌装されて位置決め保持されることを
特徴とする。したがって、前記補強体は、その軸受ケー
スにおいてエア吹込パイプに位置決め保持された状態
で、サンバイザ本体のブロー成形と同時にそのサンバイ
ザ本体に内部に正確に固着される。
【0009】請求項4の発明に係る車両用サンバイザの
製造方法は、請求項3に記載の車両用サンバイザの製造
方法において、補強体の軸受ケースにはサンバイザ本体
の支軸に対する係止クリップが組付けられ、その係止ク
リップがエア吹込パイプと回止めして嵌合されることで
補強体が位置決めされることを特徴とする。したがっ
て、補強体の軸受ケースに組み付けられた係止クリップ
がエア吹込パイプと回止めして嵌合されることで、サン
バイザ本体の内部に対し補強体及び軸受ケースが確実か
つ正確に位置決めされて固着される。
【0010】請求項5の発明に係る車両用サンバイザの
製造方法は、請求項3に記載の車両用サンバイザの製造
方法において、補強体と軸受ケースは合成樹脂によって
一体成形されていることを特徴とする。したがって、補
強体と軸受ケースとを個別に形成した後、これら補強体
と軸受ケースとを組み付ける煩わしさが解消される。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1〜図
10にしたがって説明する。車両用サンバイザを斜視図
で表わした図6において、車両用サンバイザ1は、略L
字状に形成された支軸2と、その支軸2の横軸部3に回
動可能に装着されるサンバイザ本体11とを備えてい
る。図8と図9に示すように、前記サンバイザ本体11
は、熱可塑性合成樹脂のブロー成形によって成形され、
表板部12、背板部13及び周壁部14を一体に備えて
中空状をなしている。前記サンバイザ本体11の内部に
は、補強体20が内設され、その補強体20によってサ
ンバイザ本体11が所望とする強度に高められている。
【0012】図7に示すように、前記補強体20は、合
成樹脂の射出成形によって成形され、所要数の縦枠部2
1と横枠部22とを備えて所要とする枠形状に形成され
ている。補強体20の縦枠部21と横枠部22との複数
の交差部には、サンバイザ本体11の表板部12と背板
部13との相対する内面に向けて結合突片24がそれぞ
れ突出されている。図8と図9に示すように、前記各結
合突片24の両端は表板部12及び背板部13の内面に
所定量だけ突入されて固着されている。
【0013】また、この実施の形態において、サンバイ
ザ本体11の内部には、支軸2の横軸部3に対する合成
樹脂製の軸受ケース30が内設されている。この軸受ケ
ース30は前記補強体20の射出成形と同時に補強体2
0の上部角部に一体成形されている。なお、補強体20
の下部と軸受ケース30の先端部との間には傾斜枠部2
3が形成され、これによって補強体20と軸受ケース3
0との結合強度が高められている。
【0014】図7〜図9に示すように、前記軸受ケース
30は、支軸2の横軸部3が嵌挿される軸受筒部31
と、その軸受筒部31の下部に延出された脚部33とを
一体に備えている。軸受ケース30の軸受筒部31の外
周面両側部の左右部と、脚部33の下部両側面には、サ
ンバイザ本体11の表板部12及び背板部13の相対す
る内面に向けて支持突片35がそれぞれ突出されてい
る。そして、軸受ケース30においても、その各支持突
片35の先端が表板部12及び背板部13の内面に所定
量だけ突入されて固着されている。
【0015】図8に示すように、軸受ケース30の軸受
筒部31の長手方向中央部には開口部32が切欠き状に
形成されており、その開口部32には、板ばね材よりな
る係止クリップ41が組付けられている。前記係止クリ
ップ41は弾性拡開可能に下端が開口された係止筒部4
2と、その係止筒部42の下端開口部の両端から下向き
に延出された一対の係止片44とを備えている。そし
て、係止筒部42には、支軸2の横軸部3が嵌挿される
とともに、同係止筒部42の内周面には、サンバイザ本
体11を車室の天井面に沿う格納位置に配置したとき
に、横軸部3の係止面4と係合する係合面43が形成さ
れている。さらに、係止クリップ41の両係止片44に
は、これら係止片44が軸受ケース30の開口部32か
らその脚部33の組付孔34に差込まれたときに、その
組付孔34に弾性的に係合して抜止めをなす係止爪45
が切起し状に形成されている。
【0016】次に、サンバイザ本体11をブロー成形す
るためのブロー成形型装置を縦断面で表わした図4と図
5において、パリソン51を押出すダイヘッド52の下
方には、図示しない開閉駆動機構に開閉動作される一対
の成形型53、56が配設され、これら成形型53、5
6の対向面にはサンバイザ本体11に対応するキャビテ
ィを構成する成形面54、57がそれぞれ形成されてい
る。また一対の成形型53、56の間にはパリソン51
をエアブローするためのエア吹込パイプ60が上下方向
に進退可能に配設されている。
【0017】エア吹込パイプ60には補強体20の軸受
ケース30が挿脱可能に嵌込まれるとともに、同エア吹
込パイプ60の外周には、軸受ケース30の下端面に当
接して、同軸受ケース30とともに補強体20を位置決
めする突出部61が設けられている。さらに、エア吹込
パイプ60は、支軸2の横軸部3と略同一の断面外形状
をなすパイプ状に形成され、その外周面には、図2に示
すように、係止クリップ41の係合面43と係合して回
止めをなす係止面62が形成されている。
【0018】次に、前記したように構成されるブロー成
形型装置を用いて車両用サンバイザを製造する方法を説
明する。まず、図4に示すように、一対の成形型53、
56が型開きされ、エア吹込パイプ60が後退端位置に
配置された状態のもとで、同エア吹込パイプ60の先端
側から補強体20の軸受ケース30が係脱可能に嵌込ま
れる。そして、前記補強体20は、その軸受ケース30
の下端面がエア吹込パイプ60の突出部61に当接して
上下方向に位置決めされ、軸受ケース30の係止クリッ
プ41の係合面43と、エア吹込パイプ60の係止面6
2との係合力によって補強体20がその軸受ケース30
において回止めがなされる。
【0019】次に、図5に示すように、ダイヘッド52
からパリソン51が一対の成形型53、56の間に押出
されるとともに、エア吹込パイプ60が前進端位置まで
上昇され、同エア吹込パイプ60に位置決めされた補強
体20及び軸受ケース30が前記パリソン51の内部に
挿入される。ここで、一対の成形型53、56が型締め
され、その型締め動作に基づいて前記パリソン51の内
壁面に補強体20の各結合突片24の先端部が押し込ま
れるとともに、軸受ケース30においてもその各支持突
片35の先端部分が押込まれる。
【0020】その後、エア吹込パイプ60より前記パリ
ソン51の内部にエアを吹込んで同パリソン51をエア
ブローすることで、図1に示すように、一対の成形型5
3、56の成形面54、57に接して平滑な表板部1
2、背板部13及び周壁部14を備えた中空のサンバイ
ザ本体11が成形される。前記サンバイザ本体11の成
形と同時に、前記サンバイザ本体11の内部の所要位置
には、補強体20が、その各結合突片24において固着
されるとともに、その補強体20の軸受ケース30にお
いてもその各支持突片35において固着される。
【0021】最後に、エア吹込パイプ60が元の後退位
置まで下降され、そのエア吹込パイプ60が補強体20
の軸受ケース21及びサンバイザ本体11より脱抜され
た後、一対の成形型53、56が型開きされる。そし
て、一対の成形型53、56からサンバイザ本体11が
脱型され、そのサンバイザ本体11の周縁部に形成され
た不要部分15が切込み部16において除去されること
で、図に示すサンバイザ本体11が製造される。なお、
図1に示すように、前記サンバイザ本体11の周縁の切
込み部16は一方の成形型56の成形面57の周縁に形
成された切込み刃59によって形成される。
【0022】前記したように、中空状に成形されたサン
バイザ本体11は、その表板部12、背板部13及び周
壁部14が、一対の成形型53、56の成形面54、5
7に接して平滑に形成されるため、凹みによる手触りの
悪化を解消することができる。前記サンバイザ本体11
の内部には、補強体20が、その複数の結合突片24に
おいて固着され、これによってサンバイザ本体11が所
望とする強度に高められる。また、サンバイザ本体11
の内部には、補強体20と一体状をなす軸受ケース30
が、その各支持突片35において固着される。前記サン
バイザ本体11は、外装皮によって被覆されることなく
ブロー成形状態のまま用いられたり、あるいは、必要に
応じ外装皮によって被覆されて用いられる。前記サンバ
イザ本体11が外装皮によって被覆されることなくブロ
ー成形状態のまま用いられた場合、サンバイザ本体11
の表板部12、背板部13及び周壁部14が平滑である
ため、従来と異なり、凹みよって見栄えが悪化される不
具合が生じない。
【0023】前記補強体20は、その軸受ケース30に
おいてエア吹込パイプ60に回り止め及び位置決め保持
された状態で、サンバイザ本体11のブロー成形と同時
にそのサンバイザ本体11に内部に正確に固着されるた
め、補強体20及び軸受ケース30の位置ずれによる不
具合が防止される。しかも、補強体20の軸受ケース3
0に組み付けられた係止クリップ41がエア吹込パイプ
60と回止めして嵌合されることで、補強体20及び軸
受ケース30が確実かつ正確に位置決め保持される。こ
のため、補強体20及び軸受ケース30はサンバイザ本
体11の内部により一層確実にかつ正確に固着される。
また、補強体20と軸受ケース30とは合成樹脂の射出
成形によって一体成形されているため、補強体20と軸
受ケース30とを個別に形成した後、これら補強体20
と軸受ケース30とを組み付ける煩わしさが解消され
る。
【0024】なお、前記実施の形態の補強体20におい
ては、その本体部分が断面略円形の縦枠部21と横枠部
22によって枠状に形成され、その縦枠部21と横枠部
22との交差部に断面略円形の結合突片24が突設され
ている場合を例示したが、これに限定するものではな
い。例えば、図10に示すように、縦枠部21、横枠部
22及び結合突片24が断面四角形に形成されてもよ
い。また、補強体20は、その本体部分が格子枠状、網
状等に形成されてもよく、平板状に形成されてもよい。
さらに、補強体20と軸受ケース30とをそれぞれ別個
に形成してから、これら補強体20と軸受ケース30と
を一体状に結合してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、サンバイザ本体の表板部及び背板部の外表
面に凹みを形成することなく、サンバイザ本体をブロー
成形すると同時に、そのサンバイザ本体の内部に補強体
を固着して、サンバイザ本体の強度を高めることがで
き、凹みによる手触りの悪化や見栄えの悪化を解消する
ことができる。また、請求項2に記載の発明によれば、
サンバイザ本体の内部に対し補強体をその複数の結合突
片によって確実に固着することができ、サンバイザ本体
の強度を良好に高めることがでいる。請求項3に記載の
発明によれば、サンバイザ本体の内部に対する補強体及
び軸受ケースの位置ずれによる不具合を防止することが
できる。請求項4に記載の発明によれば、サンバイザ本
体の内部に対し補強体及び軸受ケースをより一層確実に
かつ正確に固着することができる。請求項5に記載の発
明によれば、補強体と軸受ケースとを組み付ける煩わし
さを解消してコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示し、一対の成形型が
型締めされてパリソンがエアブローされた状態を示す縦
断面図である。
【図2】同じく図1のII−II線に基づく断面図であ
る。
【図3】同じく図1のIII−III線に基づく断面図
である。
【図4】同じく一対の成形型が型開きされエア吹込パイ
プが後退端位置にあるときにそのエア吹込パイプに補強
体が軸受ケースにおいてセットされた状態を示す説明図
である。
【図5】同じく一対の成形型の間にパリソンが押出さ
れ、そのパリソンの内部に補強体とともに軸受ケースが
挿入されて位置決め保持された状態を示す説明図であ
る。
【図6】同じくサンバイザ本体を示す斜視図である。
【図7】同じく軸受ケースを一体に有する補強体を示す
斜視図である。
【図8】同じく図6のVIII−VIII線に基づく断
面図である。
【図9】同じく図6のIX−IX線に基づく断面図であ
る。。
【図10】同じく補強体の他の実施の形態を示す斜視図
である。
【図11】従来の製造方法によってブロー成形されたサ
ンバイザ本体を示す斜視図である。
【図12】同じく従来の成形型の間にパリソンが挿入さ
れた後、エアーブローされる工程を順に示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 車両用サンバイザ 2 支軸 11 サンバイザ本体 12 表板部 13 背板部 14 周壁部 20 補強体 24 結合突片 30 軸受ケース 41 係止クリップ 51 パリソン 53、56 成形型 54、57 成形面 60 エア吹込パイプ 61 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29L 31:58

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンバイザ本体に対応するキャビティを
    構成する一対の成形型が型開きされた状態でこれら両成
    形型の間に補強体を位置決め保持するとともに、熱可塑
    性合成樹脂のパリソンを前記両成形型の間に押出しなが
    ら、そのパリソンの内部に前記補強体を挿入して型締め
    し、 その後、エア吹込パイプより前記パリソン内にエアを吹
    込んで同パリソンをエアブローすることで、前記両成形
    型の型面に接して平滑な表板部、背板部及び周壁部を備
    えた中空のサンバイザ本体を成形すると同時に、前記サ
    ンバイザ本体の内部に前記補強体を固着して前記サンバ
    イザ本体を補強することを特徴とする車両用サンバイザ
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用サンバイザの製
    造方法において、補強体はサンバイザ本体の表板部及び
    背板部の相対する内面にわたって固着される複数の結合
    突片を備えていることを特徴とする車両用サンバイザの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両用サンバイザの製
    造方法において、補強体には軸受ケースが一体状に設け
    られ、 前記補強体は、その軸受ケースにおいてエア吹込パイプ
    に挿脱可能に嵌装されて位置決め保持されることを特徴
    とする車両用サンバイザの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の車両用サンバイザの製
    造方法において、補強体の軸受ケースにはサンバイザ本
    体の支軸に対する係止クリップが組付けられ、その係止
    クリップがエア吹込パイプと回止めして嵌合されること
    で補強体が位置決めされることを特徴とする車両用サン
    バイザの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の車両用サンバイザの製
    造方法において、補強体と軸受ケースは合成樹脂によっ
    て一体成形されていることを特徴とする車両用サンバイ
    ザの製造方法。
JP9245568A 1997-09-10 1997-09-10 車両用サンバイザの製造方法 Pending JPH1177807A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001089789A3 (de) * 2000-05-22 2002-04-04 Fico Itm Sa Sonnenblenden-aussenflächen
KR100945515B1 (ko) * 2008-03-04 2010-03-09 김현수 선루프용 디플렉터 및 그 제조방법

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