JPH1177237A - 模型船鋳造用外型形成装置 - Google Patents
模型船鋳造用外型形成装置Info
- Publication number
- JPH1177237A JPH1177237A JP26267697A JP26267697A JPH1177237A JP H1177237 A JPH1177237 A JP H1177237A JP 26267697 A JP26267697 A JP 26267697A JP 26267697 A JP26267697 A JP 26267697A JP H1177237 A JPH1177237 A JP H1177237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide surface
- model ship
- outer mold
- side walls
- casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、模型船の外形に沿うネット状の案
内面を簡易な手段で形成できるようにして、同案内面に
案内されるシートで能率よく模型船鋳造用外型の形成を
行なえるようにした装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 両側壁１ｂをそれぞれ貫通して水平に延
在する多数の指示棒２が、両側壁１ｂの相互間の空間部
内への突出長さを調整可能に設けられ、各指示棒２の先
端のワイヤ挿通部２ａに挿通されたワイヤ３がネット状
に形成する案内面上に、シート４が張設されることによ
って、模型船鋳造用の外型Ｐが形成される。
内面を簡易な手段で形成できるようにして、同案内面に
案内されるシートで能率よく模型船鋳造用外型の形成を
行なえるようにした装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 両側壁１ｂをそれぞれ貫通して水平に延
在する多数の指示棒２が、両側壁１ｂの相互間の空間部
内への突出長さを調整可能に設けられ、各指示棒２の先
端のワイヤ挿通部２ａに挿通されたワイヤ３がネット状
に形成する案内面上に、シート４が張設されることによ
って、模型船鋳造用の外型Ｐが形成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パラフィンなどで
模型船を鋳造するための装置に関し、特に模型船の外型
を形成するための装置に関する。
模型船を鋳造するための装置に関し、特に模型船の外型
を形成するための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、パラフィン製の模型船は、工作
性が良好なため水槽試験に広く使用されている。このよ
うな模型船を鋳造する場合、まず模型船の概略的な形状
に合わせて内外の鋳型が製作されてから、外型の内部に
適宜の間隔をあけて内型を設置し、これら内外鋳型の相
互間に溶けたパラフィンを流し込んで冷却固化させるこ
とが行なわれている。
性が良好なため水槽試験に広く使用されている。このよ
うな模型船を鋳造する場合、まず模型船の概略的な形状
に合わせて内外の鋳型が製作されてから、外型の内部に
適宜の間隔をあけて内型を設置し、これら内外鋳型の相
互間に溶けたパラフィンを流し込んで冷却固化させるこ
とが行なわれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、模型船を鋳
造するための鋳型のうち、外型の製作については工数が
多く、手間がかかって、その製作手段の改善が望まれて
いる。そこで、本発明は、模型船の外形に沿うネット状
の案内面を簡易な手段で形成できるようにして、同案内
面に案内されるシートで能率よく模型船鋳造用外型の形
成を行なえるようにした装置を提供することを課題とす
る。
造するための鋳型のうち、外型の製作については工数が
多く、手間がかかって、その製作手段の改善が望まれて
いる。そこで、本発明は、模型船の外形に沿うネット状
の案内面を簡易な手段で形成できるようにして、同案内
面に案内されるシートで能率よく模型船鋳造用外型の形
成を行なえるようにした装置を提供することを課題とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の模型船鋳造用外型形成装置は、基礎板上
に、互いに離隔して立設された一対の側壁をそなえ、こ
れらの側壁の相互間の空間部に模型船鋳造用外型を形成
すべく、同側壁を貫通して水平に延在する多数の支持棒
が、上記空間部内への突出長さを調整可能に設けられ、
上記支持棒の各先端に形成されたワイヤ挿通部に挿通さ
れてネット状に案内面を形成するワイヤと、同ワイヤに
より形成された上記案内面上に張設されて上記外型を形
成するシートとが装備されたことを特徴としている。
め、本発明の模型船鋳造用外型形成装置は、基礎板上
に、互いに離隔して立設された一対の側壁をそなえ、こ
れらの側壁の相互間の空間部に模型船鋳造用外型を形成
すべく、同側壁を貫通して水平に延在する多数の支持棒
が、上記空間部内への突出長さを調整可能に設けられ、
上記支持棒の各先端に形成されたワイヤ挿通部に挿通さ
れてネット状に案内面を形成するワイヤと、同ワイヤに
より形成された上記案内面上に張設されて上記外型を形
成するシートとが装備されたことを特徴としている。
【０００５】上述の本発明の模型船鋳造用外型形成装置
では、両側壁を貫通する各支持棒の進退に伴い、同支持
棒の両側壁相互間における空間部への突出長さが調整さ
れ、各支持棒の先端のワイヤ挿通部に挿通されるワイヤ
によってネット状の案内面が簡便に形成される。そし
て、同案内面に案内されるようにして載置されるシート
によって模型船鋳造用の外型が能率よく形成されるよう
になる。なお、上記外型を用いパラフィンで模型船を鋳
造する場合、同外型の内部に内型を入れ、両鋳型の隙間
に溶融パラフィンを流し込む操作が行なわれる。
では、両側壁を貫通する各支持棒の進退に伴い、同支持
棒の両側壁相互間における空間部への突出長さが調整さ
れ、各支持棒の先端のワイヤ挿通部に挿通されるワイヤ
によってネット状の案内面が簡便に形成される。そし
て、同案内面に案内されるようにして載置されるシート
によって模型船鋳造用の外型が能率よく形成されるよう
になる。なお、上記外型を用いパラフィンで模型船を鋳
造する場合、同外型の内部に内型を入れ、両鋳型の隙間
に溶融パラフィンを流し込む操作が行なわれる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態としての模型船鋳造用外型形成装置について説明す
ると、図１はその概略構造を示す平面図、図２は図１の
Ａ−Ａ矢視断面図、図３は図１のＢ−Ｂ矢視図、図４は
図１のＣ−Ｃ矢視断面図である。
形態としての模型船鋳造用外型形成装置について説明す
ると、図１はその概略構造を示す平面図、図２は図１の
Ａ−Ａ矢視断面図、図３は図１のＢ−Ｂ矢視図、図４は
図１のＣ−Ｃ矢視断面図である。
【０００７】図１および図２に示すように、本装置は、
基礎板１ａ上に、互いに離隔して立設された一対の側壁
１ｂ，１ｂをそなえるとともに、これらの側壁１ｂ，１
ｂの相互間の空間部に模型船鋳造用外型Ｐを形成するた
め、図１〜３に示すごとく、各側壁１ｂを貫通して水平
に延在する多数の支持棒２が、上記空間部内への摩擦摺
動による突出長さの調整を行なえるように設けられてい
る。
基礎板１ａ上に、互いに離隔して立設された一対の側壁
１ｂ，１ｂをそなえるとともに、これらの側壁１ｂ，１
ｂの相互間の空間部に模型船鋳造用外型Ｐを形成するた
め、図１〜３に示すごとく、各側壁１ｂを貫通して水平
に延在する多数の支持棒２が、上記空間部内への摩擦摺
動による突出長さの調整を行なえるように設けられてい
る。
【０００８】そして、各支持棒２の先端部にはワイヤ３
を挿通しうる小孔または小リングとしてのワイヤ挿通部
２ａに挿通されたワイヤ３により、図１，図２および図
４に示すごとくネット状の案内面が形成されるようにな
っており、同案内面上に張設されるビニール等のシート
４によって、模型船鋳造用の外型Ｐが形成されるように
なっている。
を挿通しうる小孔または小リングとしてのワイヤ挿通部
２ａに挿通されたワイヤ３により、図１，図２および図
４に示すごとくネット状の案内面が形成されるようにな
っており、同案内面上に張設されるビニール等のシート
４によって、模型船鋳造用の外型Ｐが形成されるように
なっている。
【０００９】なお、本実施形態では、基礎板１ａおよび
両側壁１ｂに結合された前後の各端壁１ｃをそなえて、
全体として鋳造槽１が形成され、同鋳造槽１の内面には
ワイヤ３の支持金具６〜８が装備されている。
両側壁１ｂに結合された前後の各端壁１ｃをそなえて、
全体として鋳造槽１が形成され、同鋳造槽１の内面には
ワイヤ３の支持金具６〜８が装備されている。
【００１０】上述の本実施形態の模型船鋳造用外型形成
装置では、各支持棒２の進退により同支持棒２の両側壁
１ｂ相互間における空間部への突出長さが調整され、各
支持棒２の先端のワイヤ挿通部２ａに挿通されるワイヤ
３によってネット状の案内面が簡便に形成される。そし
て、同案内面に案内されるようにして載置されるシート
４によって模型船鋳造用の外型Ｐが能率よく形成される
ようになる。
装置では、各支持棒２の進退により同支持棒２の両側壁
１ｂ相互間における空間部への突出長さが調整され、各
支持棒２の先端のワイヤ挿通部２ａに挿通されるワイヤ
３によってネット状の案内面が簡便に形成される。そし
て、同案内面に案内されるようにして載置されるシート
４によって模型船鋳造用の外型Ｐが能率よく形成される
ようになる。
【００１１】なお、外型Ｐを用いパラフィンで模型船を
鋳造する場合、同外型Ｐの内部に内型Ｑを入れ、両鋳型
Ｐ，Ｑの隙間に溶融パラフィンを流し込む操作が行なわ
れる。
鋳造する場合、同外型Ｐの内部に内型Ｑを入れ、両鋳型
Ｐ，Ｑの隙間に溶融パラフィンを流し込む操作が行なわ
れる。
【００１２】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の模型船鋳
造用外型形成装置によれば、両側壁を貫通する各支持棒
の進退に伴い、同支持棒の両側壁相互間における空間部
への突出長さが調整され、各支持棒の先端のワイヤ挿通
部に挿通されるワイヤによってネット状の案内面が簡便
に形成され、また、同案内面に案内されるようにして載
置されるシートによって模型船鋳造用の外型が能率よく
形成されるようになる効果が得られる。
造用外型形成装置によれば、両側壁を貫通する各支持棒
の進退に伴い、同支持棒の両側壁相互間における空間部
への突出長さが調整され、各支持棒の先端のワイヤ挿通
部に挿通されるワイヤによってネット状の案内面が簡便
に形成され、また、同案内面に案内されるようにして載
置されるシートによって模型船鋳造用の外型が能率よく
形成されるようになる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態としての模型船鋳造用外型
形成装置の概略構造を示す平面図である。
形成装置の概略構造を示す平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ矢視図である。
【図４】図１のＣ−Ｃ矢視断面図である。
１ 鋳造槽 １ａ 基礎板 １ｂ 側壁 １ｃ 端壁 ２ 支持棒 ２ａ ワイヤ挿通部 ３ ワイヤ ６〜８ ワイヤ支持金具 Ｐ 外型 Ｑ 内型
Claims (1)
- 【請求項１】 基礎板上に、互いに離隔して立設された
一対の側壁をそなえ、これらの側壁の相互間の空間部に
模型船鋳造用外型を形成すべく、同側壁を貫通して水平
に延在する多数の支持棒が、上記空間部内への突出長さ
を調整可能に設けられ、上記支持棒の各先端に形成され
たワイヤ挿通部に挿通されてネット状に案内面を形成す
るワイヤと、同ワイヤにより形成された上記案内面上に
張設されて上記外型を形成するシートとが装備されたこ
とを特徴とする、模型船鋳造用外型形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26267697A JPH1177237A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 模型船鋳造用外型形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26267697A JPH1177237A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 模型船鋳造用外型形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1177237A true JPH1177237A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17379053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26267697A Withdrawn JPH1177237A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 模型船鋳造用外型形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1177237A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102601304A (zh) * | 2012-03-20 | 2012-07-25 | 黄力华 | 一种船艇制造装置 |
-
1997
- 1997-09-10 JP JP26267697A patent/JPH1177237A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102601304A (zh) * | 2012-03-20 | 2012-07-25 | 黄力华 | 一种船艇制造装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3648760A (en) | Precision investment casting apparatus | |
| JPH1177237A (ja) | 模型船鋳造用外型形成装置 | |
| CN114082905B (zh) | 一种小方坯引锭头连接组合件及其装配方法 | |
| JPH08267215A (ja) | 低圧鋳造装置 | |
| JP2004066249A (ja) | 中子に装着して用いられるケレン | |
| US2188984A (en) | Core structure for clay extruding dies | |
| CA2000339A1 (en) | Dummy bar for steel strip casting machine | |
| KR840000306A (ko) | 수평연속 주조설비 | |
| JPS5626657A (en) | Casting method | |
| FR2409106A1 (fr) | Procede de coulage en continu de lingots metalliques creux | |
| JP2002001484A (ja) | 地下構造物用蓋枠構成部材の鋳型装置 | |
| JP2008229708A (ja) | インゴット製造用鋳型及び伸線用インゴット製造装置 | |
| CN209350484U (zh) | 装配式预制围墙抗风柱模具 | |
| JPH0195859A (ja) | 鋳造用中子 | |
| JP5730836B2 (ja) | リブ付パイプ及びその製造方法 | |
| JP2009084787A (ja) | スリーブ管の固定方法 | |
| JPH04178242A (ja) | 管の連続鋳造方法及び装置 | |
| US2731688A (en) | Shrinkage control device for cast metal | |
| FI62784B (fi) | Foerfarande och anlaeggning foer gjutning av ihaoliga betongelement | |
| JPH07100601A (ja) | 連続鋳造鋳型へのダミーバー装着シール方法，連続鋳造における鋳込開始方法，およびダミーバー | |
| SU625838A1 (ru) | Слиток | |
| JP2001025858A (ja) | 鋳ぐるみ材料の支持方法 | |
| SU515578A1 (ru) | Способ горизонтальной непрерывной разливки металлов и сплавов | |
| JPS561248A (en) | Production of composite metal cast ingot | |
| JPH06218497A (ja) | 連続鋳造用鋳型 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |