JPH1176564A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH1176564A
JPH1176564A JP23727097A JP23727097A JPH1176564A JP H1176564 A JPH1176564 A JP H1176564A JP 23727097 A JP23727097 A JP 23727097A JP 23727097 A JP23727097 A JP 23727097A JP H1176564 A JPH1176564 A JP H1176564A
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JP
Japan
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control circuit
circuit board
electronic components
electronic component
board
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JP23727097A
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English (en)
Inventor
Sadao Ioki
定男 井置
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Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基盤上に実装された電子部品の識別を可能と
し、遊技機解体時における電子部品の選別、並びに検査
機関による基盤の検査の作業を容易にする遊技機を提供
する。 【解決手段】 電気的作動装置と、該電気的作動装置を
制御する制御回路を構成する各種電子部品を実装した制
御回路基盤とを備え、所定の遊技結果に基づき、予め定
められた遊技価値を付与可能な遊技機である。制御回路
基盤は、当該遊技機に取り付けられる基盤ボックス中に
収納され、基盤ボックスは、制御回路基盤を収容する収
容体と、該収容体の開口部を覆うカバー部材とを備え、
カバー部材は半透明樹脂材により構成され、制御回路基
盤上の、各種電子部品の近傍位置には、当該各種電子部
品を識別する識別記号が付記されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気的作動装置
と、該電気的作動装置を制御する制御回路を構成する各
種電子部品を実装した制御回路基盤とを備え、所定の遊
技結果に基づき、予め定められた遊技価値を付与可能な
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機
には、近年、新しい技術が導入され、電子化が進むに伴
って、遊技機の電気的作動装置を制御する制御回路基盤
にも様々な電子部品が実装され、より複雑化する傾向に
あった。この制御回路基盤は、その遊技機の遊技特性を
左右する重要なものであるため、検査機関で検査を行う
ことが義務づけられ、その検査に合格した遊技機だけが
市場に出回ることを許されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近では、あまりにも
多数の様々な電子部品が制御回路基盤に実装されている
ため、検査機関における制御回路基盤の検査にも多くの
時間がかかるようになっている。そのため、本来市場に
出すべきではない遊技特性を備えた遊技機までもが、誤
って検査に合格してしまうという可能性がある。一方、
遊技機の市場においては、年々短いサイクルで新機種が
発売され、それに伴い、遊技店における機種の移り変わ
りも速くなり、各遊技機の使用期間も全体的に短くなっ
てきている。そして、遊技店で使用されなくなった遊技
機は、一部が中古台として再び市場に出るものの、多く
は廃棄台として処分されるため、近年、その廃棄台の数
が増加する傾向にある。これら廃棄台とともに廃棄され
る部品は、そのまま再利用することはできないが、制御
回路基盤上に実装された電子部品の中には高価で、遊技
機以外の電気機器に使用できるものもある。しかし、そ
れら電子部品を廃棄台から取り外して、各電子部品ごと
に選別する作業を行おうとしても、電子部品の外観に特
徴のないものが多いため、その作業が行い難かった。遊
技機解体時の選別作業を行い易くするするためには、電
子部品の名称、型式、製造会社名などが識別できるよう
になることが望まれていた。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、基盤上に実装された電子部品の
識別を可能とし、遊技機解体時における電子部品の選
別、並びに検査機関による基盤の検査の作業を容易にす
る遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、電気的作動装置(例えば、
可変表示装置4、球排出ユニット204など)と、該電
気的作動装置を制御する制御回路(例えば、役物制御回
路60、共通制御回路など)を構成する各種電子部品を
実装した制御回路基盤(例えば、役物制御回路基盤2
0、共通制御回路基盤など)とを備え、所定の遊技結果
に基づき、予め定められた遊技価値を付与可能な遊技機
(例えば、パチンコ遊技機100など)において、前記
制御回路基盤は、当該遊技機に取り付けられる基盤ボッ
クス中に収納され、前記基盤ボックス(25)は、前記
制御回路基盤を収容する収容体(24)と、該収容体の
開口部を覆うカバー部材(23)とを備え、前記カバー
部材は半透明樹脂材により構成され、前記制御回路基盤
上の、前記各種電子部品の近傍位置には、当該各種電子
部品を識別する識別記号(61,狭義の記号の他、数
字、文字なども含む。)が付記された構成となってい
る。
【0006】この請求項1記載の発明によれば、制御回
路基盤上の、電子部品の近傍位置に、当該電子部品を識
別する識別記号が付記されているため、制御回路基盤上
に実装されている状態においても、識別記号から電子部
品を識別することが可能となる。例えば、故障した電子
部品を交換したり、電子部品の検査を行ったり、或いは
遊技機の解体時に電子部品を選別したりすることが容易
となる。また、カバー部材が半透明であるため、基盤ボ
ックスに制御回路基盤が収容された状態においても、識
別記号から電子部品を識別することが可能となる。
【0007】遊技機としては、例えば、パチンコ遊技
機、パチコン機、アレンジボール遊技機、或いは雀球遊
技機などの弾球遊技機の他、パチスロ機、スロットマシ
ーンなども含む。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
遊技機であって、制御回路基盤に付記された識別記号
は、電子部品の属性データを一覧にして表した電子部品
一覧表と対応させてある。
【0009】この請求項2記載の発明によれば、制御回
路基盤に付記された識別記号を、電子部品の属性データ
を一覧にして表した電子部品一覧表と対応させたことに
より、その電子部品一覧表を見れば、制御回路基盤上の
電子部品の有する属性データが直ぐに分かる。また、そ
の電子部品一覧表を検査機関に提出すれば、検査機関に
よる制御回路基盤の検査が容易となり、検査における作
業効率が改善されるとともに、検査の正確さを向上させ
ることも可能となる。
【0010】ここで、電子部品一覧表は、所定の記憶媒
体に記憶して画面に出力するものでも、紙などに記載し
たものでもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図7の図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は、この発明に係る遊技機として例示
するパチンコ遊技機を示す正面図である。
【0013】この実施の形態のパチンコ遊技機100
は、内部の遊技領域(後述)内に遊技球を発射して遊技
を行うもので、パチンコ遊技機100の前側上半部に
は、ガラス板101がガラス枠102に保持された状態
で左端を軸心として片開き形式に開閉自在に取り付けら
れている。ガラス板101の奥側には遊技領域1aを構
成する遊技盤1が着脱可能に設置されている。
【0014】遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技
領域1aには、電気的作動装置として例示する特図の可
変表示装置4、特別変動入賞装置5及びサイドランプ1
2などの他、普図始動ゲート6,6、一般入賞口8,
…、特図始動口9、…などが配設されている。遊技領域
1aの最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウ
ト穴13が設けられている。
【0015】可変表示装置4には、例えばTVユニット
などによって構成され、複数の識別情報による可変表示
遊技などの遊技関連の画像が表示されるようになってい
る。
【0016】また、パチンコ遊技機100の前側下半部
には、発射部(図示省略)に遊技球を供給する上受皿1
05、隣のカードユニット500の球貸し操作を行うた
めのカード操作部108、上受皿105に収容しきれな
い遊技球を収容する下受皿107、前記遊技領域1aに
向けて遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル10
4などが設置されている。
【0017】図2は、パチンコ遊技機の背面図である。
【0018】パチンコ遊技機100の本体枠110に開
閉可能に設置された遊技機本体100Aの裏機構盤10
0aの裏側には、予備球を貯留するための貯留タンク2
01、該貯留タンク201からの予備球を整列させて球
抜きユニット203まで流下案内するための導出樋20
2、該導出樋202により流下案内される球の球抜きや
球排出ユニット204への流下案内を行う球抜きユニッ
ト203、球抜きユニット203を介して流下案内され
た球を上受皿105(該上受皿105が満杯のときは下
受け皿107)へ排出させる球排出ユニット204、ス
ピーカー205、操作ハンドル104の操作に基づき球
を遊技領域1aに発射させるハンドルユニット206、
集められた入賞球を順次検出するセーフユニット207
などが配設される他、上記球抜ユニット203、球排出
ユニット204及びハンドルユニット206などの電気
的作動装置の制御を行う制御回路として例示する共通制
御回路ユニット210(基盤ボックス、共通制御回路を
構成する各種電子部品が実装された共通制御回路基盤等
を含む。)、球排出用中継基盤230、カードユニット
用外部接続端子基盤240、遊技機枠用外部接続端子基
盤41、ターミナル基盤42等が配設されている。
【0019】また、遊技盤1の裏面側には遊技系統の制
御を行う制御回路として例示する役物制御回路ユニット
220が設置され、遊技盤1の裏側に突出した特図の可
変表示装置4の背部には役物制御系統の主中継基盤3
1、外部接続端子中継基盤32、中間接続中継基盤33
等が配設されている。これら役物制御回路ユニット22
0、主中継基盤31、外部接続端子中継基盤32、中間
接続中継基盤33等は裏機構盤100aの中央開口部3
0を介して、裏機構盤100aの後方に至っている。
【0020】図3はパチンコ遊技機に備わる遊技盤の背
面図である。
【0021】遊技盤1の裏側には、その中央開口部を避
けた状態で入賞球を集合させて前記セーフユニット20
7に導くための上部入賞処理部材208a及び下部入賞
球処理部材208bが取り付けられている。また、この
遊技盤1の中央開口部(図に現れない)には、図3に示
すように、特図の可変表示装置4がその後端部を後方に
突出させた状態に設置され、該可変表示装置4の後端背
面部の左側には主中継基盤31が、右側上段部には外部
接続端子中継基盤32が、右側下段部には中間接続中継
基盤33が、それぞれ配設されている。また、遊技盤1
の背面部左側には、役物制御回路ユニット220が設置
されている。
【0022】役物制御回路ユニット220は、特図始動
口9の始動入賞検出器からの検出信号などに基づき、主
中継基盤31経由で、特図の可変表示装置4に変動指令
信号を送って可変表示遊技(図柄の回転表示)を行わせ
たり、或いは、特図の可変表示装置(図柄表示装置)4
の可変表示遊技結果などに基づいて特別変動入賞装置5
などの各種電気部品に制御信号を送って所要の作動を行
わせる。
【0023】図4は、役物制御回路を示す分解斜視図、
図5は図4のA部分の拡大図である。
【0024】役物制御回路ユニット220は、図4に示
すように、役物制御回路60を構成する各種電子部品6
0a,…などを実装した役物制御回路基盤20と、該役
物制御回路基盤20を上下から覆って各種電子部品60
a,…等を外圧やノイズから保護する上部基盤ホルダー
21および下部基盤ホルダー22と、該上下の基盤ホル
ダー21、22で覆われた役物制御回路基盤20を内部
に収容して不正な改造を防止する基盤ボックス25とか
ら構成されている。
【0025】制御回路基盤として例示する役物制御回路
基盤20には、マイクロプロセッサーをはじめ抵抗器や
コンデンサーなどの各種電子部品60a,…が実装され
るとともに、主中継基盤31や共通制御回路ユニット2
10などと電気的に接続するためのコネクタ部65,…
や、電源コード20cなどが配設されている。この役物
制御回路基盤20上には、図5に示すように、それぞれ
の電子部品60a,…の近傍に電子部品60a,…を識
別するための識別記号61,…が付記されている。その
付記された識別記号61,…は、電子部品60a,…の
属性データを一覧にして表した電子部品一覧表300
(図6、図7)と対応していて、電子部品一覧表300
を参照することにより、それぞれの電子部品60a,…
の属性データが認識できるようになっている。
【0026】下部基盤ホルダー22は、役物制御回路基
盤20の下側に所定間隔のスペースを保った状態で配さ
れている。この下部基盤ホルダー22には、放熱孔22
c,…が形成されていて、これら放熱孔22c,…を介
して、役物制御回路基盤20の熱を放熱するようになっ
ている。一方、上部基盤ホルダー21は、役物制御回路
基盤20の上側に所定のスペースを保った状態で配さ
れ、役物制御回路基盤20上の各種電子部品60a,…
を外圧から保護するとともに、該上部基盤ホルダー21
に形成された開口部21bを介して役物制御回路基盤2
0の熱を放熱するようになっている。
【0027】これら上下の基盤ホルダー21、22によ
り覆われる役物制御回路基盤20の基盤ボックス25内
への取り付けは、上部基盤ホルダー21の取付穴21
a,…側から、役物制御回路基盤20の取付穴20a,
…及び下部基盤ホルダー22の取付穴22a,…、22
b,…を介して、基盤ボックス25の収容体24内の取
付支柱24cにビス(図示省略)を通して固定されてい
る。
【0028】基盤ボックス25は、カバー部材23と収
容体24とを、ヒンジ機構23c,23cにより連結し
て、開閉可能に構成されている。この基盤ボックス25
内には上記のようにして役物制御回路基盤20が収容さ
れている。カバー部材23は、透明材(例えば、樹脂
材)により有底箱型形状に形成されている。このカバー
部材23は、役物制御回路基盤20上の一端側に配置さ
れるコネクタ部65,…を露出させるために、側部が収
容体24に比べ短く形成され、底部には多数の放熱孔2
3h,…が形成されている。また、このカバー部材23
の自由端側寄りの2つの側部(図4中、右側部と上側
部)には、貫通したネジ通し穴23a,…、23b,…
を有する上カシメ部28a,…、28b,…が設けられ
ている。一方、収容体24も有底箱型形状に形成され、
そのカバー部材23の上カシメ部28a,…、28b,
…と対応する側部位置に、ネジ24a,…、24b,…
を有する下カシメ部29a,…、29b,…が形成され
ている。また、この収容体24内の四隅部には、上記役
物制御回路基盤20を固定するための取付支柱24c,
…が設けられている。
【0029】基盤ボックス25は上記のように構成さ
れ、該基盤ボックス25内に役物制御回路基盤20が上
記のようにして収容された状態で、カバー部材23を閉
め、カバー部材23の上側部と右側部のカシメ部28
a,…、28b,…のうちの1つ宛のネジ通し穴23
a、23bから、収容体24側の対応する下カシメ部2
9a、29bのネジ穴24a、24b中にワンウェイネ
ジなどの止着部材を通すことによって、それら上下のカ
シメ部28a、28b、29a、29bを切断などしな
い限り、カバー部材23が開かないように、固定されて
いる。このように、カバー部材23が閉められて開かな
いように固定されているので、役物制御回路基盤20に
不正な改造を加えることはできない。この基盤ボックス
25を開口したい場合には、ワンウェイネジがネジ込ま
れたカシメ部28a、28b、29a、29bを基盤ボ
ックス25から切り離せば、ネジ止め部分が排除されて
基盤ボックス25は開閉可能な状態となる。また、残っ
たカシメ部28a、28b、29a、29bの数を数え
れば、基盤ボックス25を何回開けたかが直ぐに分か
る。この基盤ボックス25を閉じた状態に固定できる回
数は、上下のカシメ部28a、28bの形成数量に応じ
て、限られたものとなる。この実施の形態では、上下の
カシメ部28a、28bの形成数量が、右側部と上側部
とで、それぞれ、4個なので、4回限りである。
【0030】このように、役物制御回路基盤20が基盤
ボックス25内に収容された状態においても、カバー部
材23が透明になっているので、上部基盤ホルダー21
の開口部21bを介して、役物制御回路基盤20上の電
子部品60a,…や、その識別記号61,…が視認可能
であり、それら電子部品60a,…は、それら電子部品
60aの近傍位置に付記されている識別記号61を見
て、後述の電子部品一覧表300と照合させれば、それ
ぞれの電子部品60aの属性データを直ぐに知ることが
できる。
【0031】図6及び図7は、役物制御回路基盤に実装
される電子部品の電子部品一覧表を示す図である。
【0032】電子部品一覧表300は、図6及び図7に
示すように、電子部品60a,…の属性を一覧にしたも
ので、表題部分300Aには、遊技機製造の会社名、機
種名、基盤名、基盤管理番号、製造者名等を記載する欄
が設けられ、表部分300Bには、識別記号、部品名、
型式名、製造者名、数量、電気的特性を属性項目として
各電子部品60a,…の属性データが記載されるように
なっている。
【0033】電子部品一覧表300には、図6に示すよ
うに、役物制御回路基盤20に実装される電子部品60
a,…のなかで、例えば、識別記号61が「IC4」で
ある電子部品60aは、部品名が「マイクロプロセッサ
ー」、型式名が「a」、製造会社が「A」、電気的特性
が「データバス幅8ビット、最大動作周波数6MHz、
セキュリティ機能付、RAM内蔵512バイト、CMO
S」であることが表記されている。このように役物制御
回路基盤20に実装される電子部品60a,…の近傍に
付記されている識別記号61,…から、電子部品一覧表
300を参照することにより、電子部品60a,…の各
種属性データを認識することが可能となる。
【0034】また、廃棄台から必要な電子部品60aを
取り外す場合には、電子部品一覧表300を参照して、
その電子部品60aの識別記号61を調べ、基盤上に付
記されている識別記号61,…の中から該当する識別記
号61の電子部品60aを探し出せばよい。例えば、
「発振周波数8.192MHzの水晶振動子」を探し出
す場合には、電子部品一覧表300を参照して、その水
晶振動子の識別記号61を調べる。図7に示すように、
「発振周波数8.192MHzの水晶振動子」の識別記
号61は、「X1」であるため、基盤上に付記されてい
る識別記号61,…の中から「X1」を探すことによ
り、「X1」の近傍に実装される「発振周波数8.19
2MHzの水晶振動子」を容易に探し出すことができ
る。
【0035】この実施の形態のパチンコ遊技機100に
よれば、役物制御回路基盤20上の、電子部品60a,
…の近傍位置には、電子部品60a,…を識別する識別
記号61,…が付記されているため、役物制御回路基盤
20上に実装されている状態においても、識別記号6
1,…から電子部品60a,…を識別することが可能と
なる。例えば、故障した電子部品60a,…を交換した
り、電子部品60a,…の検査を行ったり、或いはパチ
ンコ遊技機100の解体時に電子部品60a,…を選別
したりすることが容易となる。また、カバー部材23が
透明であるため、基盤ボックス25内に役物制御回路基
盤20が収容された状態においても、識別記号61,…
から電子部品60a,…を識別することが可能となる。
【0036】また、電子部品60a,…の、識別記号6
1,…を含む属性データを一覧にして表した電子部品一
覧表300を設けたことにより、電子部品一覧表300
を参照して電子部品60a,…の有する属性データを調
査することが容易となる。また、電子部品一覧表300
を検査機関に提出すれば、検査機関による役物制御回路
基盤20の検査が容易となり、検査における作業効率が
改善されるとともに、検査の正確さを向上させることも
可能となる。
【0037】なお、上記実施の形態では、役物制御回路
ユニット220の役物制御基盤20の、各種電子部品6
0aの近傍位置に、各種電子部品60aを識別する識別
記号61が付記されている例を示すとともに、前記役物
制御回路基盤20に付記された識別記号61を、前記各
種電子部品60aを含む電子部品の属性データを一覧に
して表した電子部品一覧表300と対応させた例を示し
たが、役物制御基盤20に限らず、共通制御回路ユニッ
ト210の共通制御回路基盤(図示省略)に適用するな
ど、遊技機の制御基盤であれば、どのような制御基盤に
適用してもよい。また、本発明は、この実施の形態のパ
チンコ遊技機100に限られるものではなく、他のパチ
ンコ遊技機、パチコン機、アレンジボール遊技機、雀球
遊技機などの弾球遊技機、その他、パチスロ機、スロッ
トマシーンなど遊技機についても適用可能である。その
他、具体的に示した細部構成、方法等は、発明の主旨を
逸脱しない範囲で変更可能である。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、制御回路
基盤上に実装された電子部品の近傍位置に、当該電子部
品を識別する識別記号が付記されているため、制御回路
基盤上に実装されている状態においても、識別記号から
電子部品を識別することが可能となる。例えば、故障し
た電子部品を交換したり、電子部品の検査を行ったり、
或いは遊技機の解体時に電子部品を選別したりすること
が容易となる。また、カバー部材が半透明であるため、
基盤ボックスに制御回路基盤が収容された状態において
も、識別記号から電子部品を識別することが可能とな
る。
【0039】請求項2記載の発明によれば、識別記号を
含む電子部品の属性データを一覧にして表した電子部品
一覧表を設けたことにより、電子部品一覧表を参照して
電子部品の有する属性データを調査することが容易とな
る。また、電子部品一覧表を検査機関に提出すれば、検
査機関による制御回路基盤の検査が容易となり、検査に
おける作業効率が改善されるとともに、検査の正確さを
向上させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機として例示するパチンコ遊
技機を示す正面図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機の背面図である。
【図3】パチンコ遊技機に備わる遊技盤を示す背面図で
ある。
【図4】パチンコ遊技機に備わる主中継基盤、外部接続
端子中継基盤及び中間接続中継基盤と、可変表示装置と
の固定構造を示す分解斜視図である。
【図5】図4のA部分の拡大図である。
【図6】役物制御回路基盤に実装される電子部品の電子
部品一覧表を示す図である。
【図7】図6の続きの部分を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 4 可変表示装置(電気的作動装置) 20 役物制御回路基盤(制御回路基盤) 23 カバー部材 24 収容体 25 基盤ボックス 60 役物制御回路 60a 電子部品 61 識別記号 100 パチンコ遊技機(遊技機) 204 球排出ユニット(電気的作動装置) 210 共通制御回路(制御回路)ユニット 220 役物制御回路ユニット 300 電子部品一覧表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的作動装置と、該電気的作動装置を
    制御する制御回路を構成する各種電子部品を実装した制
    御回路基盤とを備え、所定の遊技結果に基づき、予め定
    められた遊技価値を付与可能な遊技機において、 前記制御回路基盤は、当該遊技機に取り付けられる基盤
    ボックス中に収納され、 前記基盤ボックスは、 前記制御回路基盤を収容する収容体と、 該収容体の開口部を覆うカバー部材とを備え、 前記カバー部材は半透明樹脂材により構成され、 前記制御回路基盤上の、前記各種電子部品の近傍位置に
    は、当該各種電子部品を識別する識別記号が付記されて
    いることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記制御回路基盤に付記された識別記号
    は、電子部品の属性データを一覧にして表した電子部品
    一覧表と対応させてあることを特徴とする請求項1記載
    の遊技機。
JP23727097A 1997-09-02 1997-09-02 遊技機 Pending JPH1176564A (ja)

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