JPH117588A - 料金算出システム - Google Patents

料金算出システム

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JPH117588A
JPH117588A JP15873897A JP15873897A JPH117588A JP H117588 A JPH117588 A JP H117588A JP 15873897 A JP15873897 A JP 15873897A JP 15873897 A JP15873897 A JP 15873897A JP H117588 A JPH117588 A JP H117588A
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food
plate
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drink
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JP15873897A
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English (en)
Inventor
Takuya Haketa
卓哉 羽毛田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】既存の皿を使用して自動的に料金算出を行う表
示する。また、皿に載せる飲食物の種類の交換を簡単に
行うことが可能になる。 【解決手段】上下に抑え部を備え、各寿司たねに対応し
て色分けした識別子11を抑え部間で皿12に縁を挟む
ことで取付け、それぞの皿に取付けた識別子の色に対応
したねたの寿司を載せて販売する。そして、客が食して
空になり積み重ねられた皿に付いている識別子の色をラ
インセンサ131で読取り、この読取った情報を判定手
段14に出力する。判定手段はこの読取った情報を記憶
手段15に設定した皿種、寿司たね名、識別子の色の対
応関係を示す情報と比較して各皿の皿種、寿司ねた名及
び枚数を判定する。これにより、料金算出手段16は合
計金額を算出して表示手段17に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、皿の上に
飲食物として寿司を載せて販売する回転寿司店などの飲
食店で使用される料金算出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、回転寿司店では、100円皿、
200円皿のように値段の異なる皿を用意し、100円
皿には、まぐろ、いか、たこ、さば、かっぱ巻きなどの
寿司を載せて販売し、200円皿には、とろ、いくら、
うになどの寿司を載せて販売するようになっている。す
なわち、寿司を載せた100円皿や200円皿をテーブ
ルに沿って回転させ、客はテーブルから好みの寿司が載
っている皿を取って食し、空いた皿を順次積み上げ、客
から精算の要求があると店員は積み上げられた皿の種類
と枚数を数えて料金を暗算などで算出し、結果をレジ係
に伝えることで客が支払を行っていた。
【0003】しかし、このように店員が積み上げられた
空の皿の種類と枚数を数えて暗算などで料金を算出した
のでは、作業が面倒であり、また、計算ミスも犯すとい
う問題がある。このようなことから、最近では皿に情報
を持たせ、これを読取ることで料金算出を自動化したシ
ステムが開発されている。そして、このように自動化し
たシステムでは、皿に、まぐろ、いかなどの寿司の種類
を識別する情報を持たせ、この識別情報を読取ることで
寿司の種類毎の販売個数を管理するとともに、寿司の種
類に対応して設定した値段に基づいて客が食した寿司の
合計金額を算出して例えばキャッシュレジスタに転送
し、キャッシュレジスタで合計金額を表示して客の支払
を受けるということを行っている。
【0004】このような自動化システムに使用する皿と
しては、例えば、図15に示すように、皿1の内部に寿
司の個別の識別情報を記載したIDタグ2を外部から読
取り可能に埋め込んだり、図16に示すように、皿1の
底部の糸切り部3の内側に寿司の個別の識別情報を載せ
たバーコードラベル4を付着させる構成になっている。
また、寿司の個別の情報を店員に把握できるように色や
模様などの視覚識別情報として皿に持たせ、これを画像
読取装置で読取って寿司の種類毎の販売個数を管理した
り、合計金額を自動的に算出することも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】寿司の個別の識別情報
をバーコードラベルとして皿に付着したり、IDタグと
して皿に埋設するものでは、同じ形状、同じ色の同種の
皿を使用してもバーコードやIDタグから識別情報を読
取ることでどの寿司が載っているかを判別できる。しか
しながら、特定のバーコードやタグ情報が特定の寿司を
示すように予めその対応関係をメモリに設定しているの
で、例えばまぐろの寿司に使用していた皿をいかの寿司
用に使用する場合にはメモリに登録してあるバーコード
やタグ情報と寿司との対応関係を変更しなければなら
ず、極めて面倒な作業を行わなければならなくなる。こ
のため、緊急にある皿を別の寿司の皿に使用するという
ことができなかった。また、バーコードラベルを使用し
た場合、皿の洗浄等によって簡単に剥がれては実用上問
題があるため、洗浄等に耐え得るように強固に付着させ
る必要があり、従って、簡単にラベルを張り替えるとい
うことはできない。
【0006】また、色や模様などの視覚識別情報を皿に
持たせたものは寿司の種類に合わせてそれぞれ異なる種
類の皿を用意しなければならず、ある皿を別の寿司の皿
に使用するということが全くできないため足りなくなっ
た時には別途新規追加しなければならないという問題が
あった。
【0007】このように従来においては、バーコードラ
ベルを付着した皿やIDタグを埋設した皿など専用の皿
を使用しなければならず、何ら処置を施していない既存
の皿を簡単に利用することができなかった。また、一度
ある寿司の個別情報を設定した皿を他の寿司の販売用に
簡単に変更することができないという問題があった。そ
こで、請求項1乃至6記載の発明は、既存の皿の上に飲
食物を載せて販売でき、また、皿に載せる飲食物の種類
を簡単に交換することができ、しかも、皿に載っている
飲食物の種類を識別して自動的に料金を算出して表示す
ることができ、従って、各種飲食物の販売個数管理も可
能となる料金算出システムを提供する。また、請求項6
記載の発明は、さらに、店員や客が飲食物の種類を容易
に把握することができる料金算出システムを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上下に抑え部を備えた構造で、皿の上に飲食物を載せて
販売するとき、皿の縁にその縁を抑え部で上下から挟む
ようにして取付け、皿の上に載っている飲食物種類、皿
の種類、飲食物の値段の少なくとも1つを特定する識別
情報を持った着脱自在な識別子と、この識別子が持って
いる識別情報を読取って取込む情報取込手段と、各種識
別情報と飲食物種類、皿の種類及び飲食物の値段との対
応情報を記憶した記憶手段と、情報取込手段が取込んだ
識別情報を記憶手段に設定した対応情報と比較してこの
識別情報に対応した飲食物種類、皿の種類、飲食物の値
段を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に基
づいて料金を算出する料金算出手段と、この料金算出手
段が算出した料金を表示する表示手段とを備えたことに
ある。
【0009】請求項2記載の発明は、一部が開放された
リング状構造又はリング状構造で、皿の上に飲食物を載
せて販売するとき、皿の底部に形成した糸切部の外周面
に嵌合させて取付け、皿の上に載っている飲食物種類、
皿の種類、飲食物の値段の少なくとも1つを特定する識
別情報を持った着脱自在な識別子と、この識別子が持っ
ている識別情報を読取って取込む情報取込手段と、各種
識別情報と飲食物種類、皿の種類及び飲食物の値段との
対応情報を記憶した記憶手段と、情報取込手段が取込ん
だ識別情報を記憶手段に設定した対応情報と比較してこ
の識別情報に対応した飲食物種類、皿の種類、飲食物の
値段を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に
基づいて料金を算出する料金算出手段と、この料金算出
手段が算出した料金を表示する表示手段とを備えたこと
にある。
【0010】請求項3記載の発明は、狭持部を備え、皿
の上に飲食物を載せて販売するとき、皿の底部に形成し
た糸切部に狭持部でその糸切部の内周面と外周面を挟む
ように嵌合して取付け、皿の上に載っている飲食物種
類、皿の種類、飲食物の値段の少なくとも1つを特定す
る識別情報を持った着脱自在な識別子と、この識別子が
持っている識別情報を読取って取込む情報取込手段と、
各種識別情報と飲食物種類、皿の種類及び飲食物の値段
との対応情報を記憶した記憶手段と、情報取込手段が取
込んだ識別情報を記憶手段に設定した対応情報と比較し
てこの識別情報に対応した飲食物種類、皿の種類、飲食
物の値段を判定する判定手段と、この判定手段の判定結
果に基づいて料金を算出する料金算出手段と、この料金
算出手段が算出した料金を表示する表示手段とを備えた
ことにある。
【0011】請求項4記載の発明は、吸盤部を備え、皿
の上に飲食物を載せて販売するとき、皿に吸盤部を吸着
させて取付け、皿の上に載っている飲食物種類、皿の種
類、飲食物の値段の少なくとも1つを特定する識別情報
を持った着脱自在な識別子と、この識別子が持っている
識別情報を読取って取込む情報取込手段と、各種識別情
報と飲食物種類、皿の種類及び飲食物の値段との対応情
報を記憶した記憶手段と、情報取込手段が取込んだ識別
情報を記憶手段に設定した対応情報と比較してこの識別
情報に対応した飲食物種類、皿の種類、飲食物の値段を
判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に基づい
て料金を算出する料金算出手段と、この料金算出手段が
算出した料金を表示する表示手段とを備えたことにあ
る。
【0012】請求項5記載の発明は、弾性部を備え、皿
の上に飲食物を載せて販売するとき、皿の底部に形成し
た糸切部の内側に弾性部でその糸切部の内周面を押圧す
るように嵌合して取付け、皿の上に載っている飲食物種
類、皿の種類、飲食物の値段の少なくとも1つを特定す
る識別情報を持った着脱自在な識別子と、この識別子が
持っている識別情報を読取って取込む情報取込手段と、
各種識別情報と飲食物種類、皿の種類及び飲食物の値段
との対応情報を記憶した記憶手段と、情報取込手段が取
込んだ識別情報を記憶手段に設定した対応情報と比較し
てこの識別情報に対応した飲食物種類、皿の種類、飲食
物の値段を判定する判定手段と、この判定手段の判定結
果に基づいて料金を算出する料金算出手段と、この料金
算出手段が算出した料金を表示する表示手段とを備えた
ことにある。請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれか1記載の料金算出システムにおいて、識別子
は、識別情報として、さらに視覚的に皿の上の飲食物の
種類を把握するための文字等の視覚識別情報を持つこと
にある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。なお、実施の形態はこの発明を回転寿司
店の料金精算システムに適用したものについて述べる。 (第1の実施の形態)図1の(a) は本発明の要部を構成
する識別子11で、この識別子11は、上下に抑え部1
1a,11bを備え、その間に凹部11cを形成した構
造で、図1の(b) に示すように皿12の縁12aに凹部
11cを嵌込み、前記抑え部11a,11bで上下から
挟むようにして皿12の縁12aに取付けるようになっ
ている。
【0014】前記識別子11は、寿司ねたに対応して色
分けしたものを多数用意している。例えば、赤を「まぐ
ろ」、橙を「いか」、黄を「たこ」、黄緑を「さば」、
緑を「かっぱ巻き」、水色を「とろ」、青を「いく
ら」、紫を「うに」に対応させている。そして、寿司ね
たの「まぐろ」、「いか」、「たこ」、「さば」、「か
っぱ巻き」を100円で販売し、「とろ」、「いく
ら」、「うに」を200円で販売するようになってい
る。
【0015】図2はこの対応関係を示したもので、この
情報は予め後述する記憶手段に記憶している。すなわ
ち、図2は100円皿、200円皿の皿種と「まぐ
ろ」、「いか」、「たこ」、「さば」、「かっぱ巻
き」、「とろ」、「いくら」、「うに」の寿司ねた名と
識別子11の色との関係を設定した後述する記憶手段に
設けたテーブルの内容を示している。
【0016】店側では各色の識別子11を多数用意する
とともに既存の皿12を多数用意し、寿司を握って皿1
2に載せた時、同時にこの皿12の縁12aに皿12に
載せた寿司ねたに合わせて該当する色の識別子11を取
付けて回転テーブルの上に載せるようにしている。客は
回転テーブルの上を移動する寿司から好みの寿司の載っ
ている皿12を取ってカウンタに置き、寿司を食するこ
とになる。そして、寿司を食して空になった皿12を順
次積み上げる。
【0017】客から精算要求があると、空になった皿1
2から客への請求料金を求めることになるが、この算出
は図4に示す料金算出装置を使用して自動的に行うよう
になっている。すなわち、積み重ねた皿12に取付けら
れている識別子11を同じ方向に並べ、この状態で取込
手段13のCCDラインセンサ131によって各識別子
11の色を読取る。これは、皿はすべて同一形状なので
積み重ねた皿12のそれぞれの高さ位置が分かるので、
各識別子11の位置も分かることになる。従って、CC
Dラインセンサ131から出力する信号から各識別子1
1を読取った位置の信号を特定することができる。
【0018】前記CCDラインセンサ131からの出力
信号をセンサかいろ132に取込み、各識別子11の色
を読取った信号をピックアップし、デジタル変換して判
定手段14に供給するようになっている。前記判定手段
14は前記取込手段13からの情報を記憶手段15に設
定してある図2に示す皿種、寿司ねた名、識別子11の
色の対応関係を示す情報と比較する。
【0019】例えば、CCDラインセンサ131が読取
った各識別子11の色情報が、赤、黄、赤、青、青、黒
であったならば、前記判別手段14は記憶手段15に設
定した情報を元に、100円の「まぐろ」が2皿、10
0円の「たこ」が1皿、200円の「いくら」が2皿、
200円の「うに」が1皿であることを判定する。そし
て、前記判別手段14はこの判別した結果を料金算出手
段16に出力するようになっている。
【0020】前記料金算出手段16は、判別手段14か
らの情報に基づいて、100円×2+100円×1+2
00円×2+200円×1=900円の演算を行い、合
計金額である900円を表示手段17に出力して表示さ
せるようになっている。これにより、客は支払金額を確
認することができる。また、前記料金算出手段16は、
判別手段14からの情報と算出した合計金額を通信イン
ターフェース18を介してPOS(販売時点情報管理)
端末に送信するようになっている。
【0021】POS端末では、受信した情報から販売し
た寿司ねた名と皿数を把握して予め用意されている寿司
ねた毎の販売皿数の累積メモリに今回の各寿司ねた名の
販売皿数を累積する。また、表示器に合計金額を表示し
て客の支払に待機することになる。このように皿12の
縁12aに取付けた識別子11の色を読取って客が食し
て空になった皿12の合計金額を自動的に算出して表示
するので、店員が料金を計算するような面倒な作業は不
用になる。従って、計算ミスも生じない。
【0022】また、識別子11はその凹部11cを皿1
2の縁12aに嵌込み上下の抑え部11a,11bによ
って皿12の縁12aを上下から挟んで取付ける構造と
なっているので、着脱が簡単にできる。従って、例え
ば、図3の(a) に示すように、最初は「まぐろ」の皿1
2を3枚、「いか」の皿12を6枚、「とろ」の皿12
を3枚用意し、途中で、「まぐろ」の皿を2枚増やし、
「いか」の皿を2枚減らしたくなったときには、図3の
(b) に示すように識別子11を交換するのみで簡単に使
用する皿の変換ができる。このように、皿12に載って
いる寿司ねたの区別を識別子11で行っているので、識
別子11を交換するのみで簡単に皿をどの寿司ねたに使
用するかを変更でき、従って、皿12としては何ら区別
のない共通の皿を使用することができる。従って、新規
に皿を用意する必要はなく、今まで使用していた既存の
皿をそのまま使用することができる。
【0023】また、識別子11は寿司ねた名毎に色分け
しているので、どの寿司ねたがどの色かを予め把握して
置けば、店員は勿論、客も皿に載っている寿司ねたの名
前を把握することができる。また、店員が空になった皿
にどの寿司ねたが載っていたかを容易に把握することが
できる。
【0024】(第2の実施の形態)なお、前述した実施
の形態と同一の部分には同一の符号を付し、異なる部分
について述べる。これは、図5に示すように、識別子と
して、内部に無線IDタグを埋設した識別子111を使
用している。この識別子111も前述した識別子11と
同様に上下に抑え部を備え、その間に凹部を形成した構
造で、皿12の縁に凹部を嵌込み、抑え部で上下から挟
むようにして皿12の縁に取付けるようになっている。
【0025】前記無線IDタグには、例えば、寿司ねた
の「まぐろ」に対してID「11」を設定し、「いか」
に対してID「12」を設定し、「たこ」に対してID
「13」を設定し、「さば」に対してID「14」を設
定し、「かっぱ巻き」に対してID「15」を設定し、
「とろ」に対してID「16」を設定し、「いくら」に
対してID「17」を設定し、「うに」に対してID
「18」を設定している。
【0026】客が寿司を食して積み上げられた皿12に
取付けられた識別子111から、取込手段23は無線に
よりIDを読取る。これは、前記取込手段23に質問器
を設け、識別子111にIDコードを記憶した応答器を
設け、質問器から質問信号を応答器に送信し、応答器は
質問信号を受信して電源を得て動作を開始し、質問信号
を反射波として質問器に返す。このとき反射波をIDコ
ードで変調することで質問器にIDコードを送信する。
【0027】このようにして前記取込手段23は積み上
げられた皿12に取付けられた各識別子111からID
を取込み、その情報を判定手段141に出力する。前記
判定手段141は取込手段23からIDを受取ると、記
憶手段151に設定してある皿種と寿司ねた名とIDと
の対応関係を示す情報と比較することで、どの皿種のど
の寿司ねたが何枚かを判定する。そして、判定した結果
を料金算出手段16に供給する。
【0028】料金算出手段16は前述した第1の実施の
形態と同様に、合計金額を算出した表示手段17に表示
させるとともに判別手段141からの情報と算出した合
計金額を通信インターフェース18を介してPOS端末
に送信する。従って、この実施の形態においても前述し
た第1の実施の形態と同様の作用効果が得られるもので
ある。
【0029】なお、前述した各実施の形態では、識別子
として、上下に抑え部を備え、その間に凹部を形成した
構造のものを使用したが必ずしもこれに限定するもので
はない。以下、識別子の各種変形例について述べる。図
6の(a) に示す識別子112は、上下の抑え部112
a,112bの長さを長くし、これにより凹部112c
の長さも長くしたもので、この識別子112を図6の
(b) に示すように皿12の縁12aに取付けた時、抑え
部112a,112bの皿12の縁12aとの接触面積
が拡大するので、識別子112を皿12により強固に取
付けることが可能となる。
【0030】図7の(a) に示す識別子113は、一部を
開放したリング状構造で、図7の(b) に示すように、皿
12の底部に形成した糸切部12bの外周面に嵌合させ
て取付ける。図8の(a) に示す識別子114は、完全の
リング状構造で、図8の(b) に示すように、皿12の底
部に形成した糸切部12bの外周面に嵌合させて取付け
る。なお、識別子を構成する材料としては、固い素材の
材料でも、輪ゴムのような弾性体であっても良い。
【0031】図9の(a) 及び(b) に示す識別子115
は、有底の二重リング状構造で、二重リングで狭持部1
15aを形成し、また、底面には寿司ねた名等をバーコ
ードで表したバーコードラベル31を張り付けてある。
この識別子115を図9の(c)に示すように、狭持部1
15aを皿12の糸切部の内周面と外周面を挟むように
して嵌合して取付ける。
【0032】図10の(a) に示す識別子116は、両側
に狭持部116a,116bを設けたU字形状で、図1
0の(b) に示すように、識別子116の各狭持部116
a,116bを皿12の糸切部12bにその内周面と外
周面を挟むようにして嵌合し取付ける。なお、識別子と
して狭持部を一方側のみに設けたものであっても良い。
【0033】図11の(a) に示す識別子117は、吸盤
部117aを備え、その吸盤部117aを図11の(b)
に示すように皿12の側面に吸着させて取付ける。な
お、この場合吸盤部117aは平坦な面であればどこに
でも吸着させることができるので、識別子の取付け位置
としては側面に限定するものではない。
【0034】図12の(a) に示す識別子118は、両側
を円弧状に形成した断面U字形状の弾性部材からなり、
図12の(b) に示すように、両側の円弧部118a,1
18bで皿12の糸切部12bの内周面を押圧するよう
にして糸切部12b内に嵌合して取付ける。なお、円形
の識別子であっても良い。また、識別子を構成する弾性
部材としては固い素材の材料でもスポンジのような伸縮
自在な材料であっても良い。
【0035】図13の(a) に示す識別子119は、両側
に弾性部としてばね部材119a,119bを固定し、
その各ばね部材119a,119bの先端にゴムなどの
固定部材119c,119dを取付けている。この識別
子119を図13の(b) に示すように、固定部材119
c,119dで皿12の糸切部12bの内周面を押圧す
るようにして糸切部12b内に嵌合して取付ける。な
お、弾性部としてばね部材に代えてゴム等の弾性体を使
用しても良い。
【0036】なお、前述した各実施の形態では、識別子
として上下に抑え部を備え、その間に凹部を形成した構
造で、各寿司ねたに対応して色分けした識別子やIDタ
グを使用した。一方、図14に示すように、それら料金
精算のための識別情報にさらに寿司ねた名や値段など皿
上メニュー内容を店員や客が把握できるように、寿司ね
た名等を記載した視覚的識別情報をも有する識別子12
0を使用するとさらに良い。このようにすれば寿司ねた
の種類を色との対応で覚える必要がないので、店員は勿
論、客にとっても寿司ねたを容易に把握することができ
る。なお、これについては図6乃至図13に示す各種識
別子においても適用できるのは勿論である。
【0037】なお、図6乃至図13に示す各種識別子に
おいても無線IDタグを組込み、無線でID情報を読取
る方式を適用できるものである。なお、前述した各実施
の形態では取込手段、判定手段、記憶手段、料金算出手
段、表示手段及び通信インターフェースを設けた料金算
出装置を使用した場合について述べたが必ずしもこれに
限定するものではなく、例えば料金算出手段をPOS端
末側に設け、表示手段をPOS端末の表示器で代用した
り、また、判定手段や記憶手段もPOS端末側に設けた
ものであっても良い。
【0038】また、前述した各実施の形態は本発明を回
転寿司店の料金精算システムに適用したものについて述
べたが必ずしもこれに限定するものではなく、例えば、
カフェテリア形式のレストランの料金精算システムなど
にも適用できるものである。また、前述した各実施の形
態では皿の上に寿司を載せる場合のみについて述べたが
必ずしもこれに限定するものではなく、皿の上に寿司以
外の例えば缶ビールやワンカッフ酒などを載せて販売す
る場合にも適用できる。すなわち、皿の上に飲食物を載
せて販売するものであれば適用できるものである。
【0039】
【発明の効果】請求項1乃至6記載の発明によれば、既
存の皿の上に飲食物を載せて販売でき、また、皿に載せ
る飲食物の種類を簡単に交換することができ、しかも、
皿に載っている飲食物の種類を識別して自動的に料金を
算出して表示することができ、従って、各種飲食物の販
売個数管理も可能となる。また、請求項6記載の発明に
よれば、さらに、店員や客が飲食物の種類を容易に把握
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す識別子の構成
及び識別子を皿に取付けた状態を示す斜視図。
【図2】同実施の形態において、皿種、寿司ねた名及び
色の対応関係を情報として設定した記憶手段のテーブル
の構成を示す図。
【図3】同実施の形態において、皿に対する寿司ねたの
交換を説明するための図。
【図4】同実施の形態における全体の構成を示すブロッ
ク図。
【図5】本発明の第2の実施の形態における全体の構成
を示すブロック図。
【図6】本発明で使用する識別子の変形例とその識別子
を皿に取付けた状態を示す斜視図。
【図7】本発明で使用する識別子の変形例とその識別子
を皿に取付けた状態を示す斜視図。
【図8】本発明で使用する識別子の変形例とその識別子
を皿に取付けた状態を示す斜視図。
【図9】本発明で使用する識別子の変形例とその識別子
を皿に取付けた状態を示す斜視図。
【図10】本発明で使用する識別子の変形例とその識別
子を皿に取付けた状態を示す斜視図。
【図11】本発明で使用する識別子の変形例とその識別
子を皿に取付けた状態を示す斜視図。
【図12】本発明で使用する識別子の変形例とその識別
子を皿に取付けた状態を示す斜視図。
【図13】本発明で使用する識別子の変形例とその識別
子を皿に取付けた状態を示す斜視図。
【図14】本発明で使用する識別子の変形例を示す斜視
図。
【図15】皿の従来例を示す断面図。
【図16】皿の他の従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
11…識別子 12…皿 13…取込手段 14…判定手段 15…記憶手段 16…料金算出手段 17…表示手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に抑え部を備えた構造で、皿の上に
    飲食物を載せて販売するとき、前記皿の縁にその縁を前
    記抑え部で上下から挟むようにして取付け、前記皿の上
    に載っている飲食物種類、皿の種類、飲食物の値段の少
    なくとも1つを特定する識別情報を持った着脱自在な識
    別子と、この識別子が持っている識別情報を読取って取
    込む情報取込手段と、各種識別情報と飲食物種類、皿の
    種類及び飲食物の値段との対応情報を記憶した記憶手段
    と、前記情報取込手段が取込んだ識別情報を前記記憶手
    段に設定した対応情報と比較してこの識別情報に対応し
    た飲食物種類、皿の種類、飲食物の値段を判定する判定
    手段と、この判定手段の判定結果に基づいて料金を算出
    する料金算出手段と、この料金算出手段が算出した料金
    を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする料金算
    出システム。
  2. 【請求項2】 一部が開放されたリング状構造又はリン
    グ状構造で、皿の上に飲食物を載せて販売するとき、前
    記皿の底部に形成した糸切部の外周面に嵌合させて取付
    け、前記皿の上に載っている飲食物種類、皿の種類、飲
    食物の値段の少なくとも1つを特定する識別情報を持っ
    た着脱自在な識別子と、この識別子が持っている識別情
    報を読取って取込む情報取込手段と、各種識別情報と飲
    食物種類、皿の種類及び飲食物の値段との対応情報を記
    憶した記憶手段と、前記情報取込手段が取込んだ識別情
    報を前記記憶手段に設定した対応情報と比較してこの識
    別情報に対応した飲食物種類、皿の種類、飲食物の値段
    を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に基づ
    いて料金を算出する料金算出手段と、この料金算出手段
    が算出した料金を表示する表示手段とを備えたことを特
    徴とする料金算出システム。
  3. 【請求項3】 狭持部を備え、皿の上に飲食物を載せて
    販売するとき、前記皿の底部に形成した糸切部に前記狭
    持部でその糸切部の内周面と外周面を挟むように嵌合し
    て取付け、前記皿の上に載っている飲食物種類、皿の種
    類、飲食物の値段の少なくとも1つを特定する識別情報
    を持った着脱自在な識別子と、この識別子が持っている
    識別情報を読取って取込む情報取込手段と、各種識別情
    報と飲食物種類、皿の種類及び飲食物の値段との対応情
    報を記憶した記憶手段と、前記情報取込手段が取込んだ
    識別情報を前記記憶手段に設定した対応情報と比較して
    この識別情報に対応した飲食物種類、皿の種類、飲食物
    の値段を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果
    に基づいて料金を算出する料金算出手段と、この料金算
    出手段が算出した料金を表示する表示手段とを備えたこ
    とを特徴とする料金算出システム。
  4. 【請求項4】 吸盤部を備え、皿の上に飲食物を載せて
    販売するとき、前記皿に前記吸盤部を吸着させて取付
    け、前記皿の上に載っている飲食物種類、皿の種類、飲
    食物の値段の少なくとも1つを特定する識別情報を持っ
    た着脱自在な識別子と、この識別子が持っている識別情
    報を読取って取込む情報取込手段と、各種識別情報と飲
    食物種類、皿の種類及び飲食物の値段との対応情報を記
    憶した記憶手段と、前記情報取込手段が取込んだ識別情
    報を前記記憶手段に設定した対応情報と比較してこの識
    別情報に対応した飲食物種類、皿の種類、飲食物の値段
    を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に基づ
    いて料金を算出する料金算出手段と、この料金算出手段
    が算出した料金を表示する表示手段とを備えたことを特
    徴とする料金算出システム。
  5. 【請求項5】 弾性部を備え、皿の上に飲食物を載せて
    販売するとき、前記皿の底部に形成した糸切部の内側に
    前記弾性部でその糸切部の内周面を押圧するように嵌合
    して取付け、前記皿の上に載っている飲食物種類、皿の
    種類、飲食物の値段の少なくとも1つを特定する識別情
    報を持った着脱自在な識別子と、この識別子が持ってい
    る識別情報を読取って取込む情報取込手段と、各種識別
    情報と飲食物種類、皿の種類及び飲食物の値段との対応
    情報を記憶した記憶手段と、前記情報取込手段が取込ん
    だ識別情報を前記記憶手段に設定した対応情報と比較し
    てこの識別情報に対応した飲食物種類、皿の種類、飲食
    物の値段を判定する判定手段と、この判定手段の判定結
    果に基づいて料金を算出する料金算出手段と、この料金
    算出手段が算出した料金を表示する表示手段とを備えた
    ことを特徴とする料金算出システム。
  6. 【請求項6】 識別子は、識別情報として、さらに視覚
    的に皿の上の飲食物の種類を把握するための文字等の視
    覚識別情報を持つことを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか1記載の料金算出システム。
JP15873897A 1997-06-16 1997-06-16 料金算出システム Pending JPH117588A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328718A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Yoshio Shimizu 注文管理装置および容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328718A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Yoshio Shimizu 注文管理装置および容器

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