JPH1175105A - 静止画カメラ - Google Patents
静止画カメラInfo
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- JPH1175105A JPH1175105A JP9231295A JP23129597A JPH1175105A JP H1175105 A JPH1175105 A JP H1175105A JP 9231295 A JP9231295 A JP 9231295A JP 23129597 A JP23129597 A JP 23129597A JP H1175105 A JPH1175105 A JP H1175105A
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- digital
- image signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】長時間露光時に本体が振れた場合の影響を低減
する。 【解決手段】メインフレームメモリ19は、手振れ補正
回路17から順次供給される複数のデジタル画像信号を
所定の期間加算しながら記録するようになっている。メ
インフレームメモリ19は、加算回路18からのデジタ
ル画像信号i1が所定の複数の回数供給されたら、記録
したデータをデジタル画像信号j1としてDSP20に
供給するとともに、記録したデータのクリアを行う。手
振れ検出回路16は、DSP20からの制御パルス信号
d1によりタイミング制御が行われ、メインフレームメ
モリ19が記録したデジタル画像信号h1と前記作業用
フレームメモリ15が記録したデジタル画像信号e12
との比較を行うことにより手振れを検出し、この検出結
果が示す手振れを補正するように前記手振れ補正回路1
7の移動位置を制御する制御信号f1を出力する。
する。 【解決手段】メインフレームメモリ19は、手振れ補正
回路17から順次供給される複数のデジタル画像信号を
所定の期間加算しながら記録するようになっている。メ
インフレームメモリ19は、加算回路18からのデジタ
ル画像信号i1が所定の複数の回数供給されたら、記録
したデータをデジタル画像信号j1としてDSP20に
供給するとともに、記録したデータのクリアを行う。手
振れ検出回路16は、DSP20からの制御パルス信号
d1によりタイミング制御が行われ、メインフレームメ
モリ19が記録したデジタル画像信号h1と前記作業用
フレームメモリ15が記録したデジタル画像信号e12
との比較を行うことにより手振れを検出し、この検出結
果が示す手振れを補正するように前記手振れ補正回路1
7の移動位置を制御する制御信号f1を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は静止画像の撮像を
行い映像信号に変換する静止画カメラに係り、特に長時
間露光時に本体が振れた場合の影響を低減することがで
きる静止画カメラに関する。
行い映像信号に変換する静止画カメラに係り、特に長時
間露光時に本体が振れた場合の影響を低減することがで
きる静止画カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの普及か
ら静止画像を低コストかつ短時間でパーソナルコンピュ
ータに取り込ませることができる静止画カメラが急速に
普及してきている。
ら静止画像を低コストかつ短時間でパーソナルコンピュ
ータに取り込ませることができる静止画カメラが急速に
普及してきている。
【0003】図3はこのような従来の静止画カメラを示
すブロック図である。
すブロック図である。
【0004】図3において、符号71は撮像レンズであ
り、この撮像レンズ71は、被写体からの光を撮像素子
72のセンサ部に結像するようになっている。
り、この撮像レンズ71は、被写体からの光を撮像素子
72のセンサ部に結像するようになっている。
【0005】撮像素子72は、デジタル信号処理回路
(以下、DSPと呼ぶ)75からの制御パルス信号d0
により制御され、撮像レンズ71により結像した画像を
取り込みアナログ画像信号a0に変換し、相関2重サン
プリング回路(以下、CDS回路と呼ぶ)73に供給す
る。
(以下、DSPと呼ぶ)75からの制御パルス信号d0
により制御され、撮像レンズ71により結像した画像を
取り込みアナログ画像信号a0に変換し、相関2重サン
プリング回路(以下、CDS回路と呼ぶ)73に供給す
る。
【0006】CDS回路73は、DSP75からの制御
パルス信号d0によりタイミング制御が行われ、供給さ
れるアナログ画像信号a0に対してCDS処理を行い、
CDS処理されたアナログ画像信号b0をアナログ/デ
ジタル変換回路(以下、A/D変換回路と呼ぶ)74に
供給する。A/D変換回路74は、DSP75からの制
御パルス信号d0によりタイミング制御が行われ、CD
S回路73からのアナログ画像信号b0をデジタル画像
信号c0に変換し、DSP75に供給する。DSP75
は、撮像素子72,CDS回路73、A/D変換回路7
4に制御パルス信号d0を供給してタイミング制御を行
い、所望のタイミングでA/D変換回路74にデジタル
画像信号c0を出力させ、このデジタル画像信号c0に
対して色処理を行いデジタル輝度信号及びデジタル色信
号g0を作成し出力する。このデジタル輝度信号及びデ
ジタル色信号g0は、エンコーダによりエンコードされ
アナログビデオ出力として液晶パネルに表示されるとと
もに、離散コサイン変換回路等を介して変換符号化され
記録媒体に記録される。
パルス信号d0によりタイミング制御が行われ、供給さ
れるアナログ画像信号a0に対してCDS処理を行い、
CDS処理されたアナログ画像信号b0をアナログ/デ
ジタル変換回路(以下、A/D変換回路と呼ぶ)74に
供給する。A/D変換回路74は、DSP75からの制
御パルス信号d0によりタイミング制御が行われ、CD
S回路73からのアナログ画像信号b0をデジタル画像
信号c0に変換し、DSP75に供給する。DSP75
は、撮像素子72,CDS回路73、A/D変換回路7
4に制御パルス信号d0を供給してタイミング制御を行
い、所望のタイミングでA/D変換回路74にデジタル
画像信号c0を出力させ、このデジタル画像信号c0に
対して色処理を行いデジタル輝度信号及びデジタル色信
号g0を作成し出力する。このデジタル輝度信号及びデ
ジタル色信号g0は、エンコーダによりエンコードされ
アナログビデオ出力として液晶パネルに表示されるとと
もに、離散コサイン変換回路等を介して変換符号化され
記録媒体に記録される。
【0007】図4は図3の撮像素子の動作のタイミング
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【0008】図4において、撮像素子72上に蓄えられ
た映像信号は露光期間の後、1度の信号読出し期間で読
み出される。このようにして読み出された映像信号(ア
ナログ画像信号a0)は、図3で説明した信号処理が行
われ、デジタル輝度信号及びデジタル色信号g0として
出力される。
た映像信号は露光期間の後、1度の信号読出し期間で読
み出される。このようにして読み出された映像信号(ア
ナログ画像信号a0)は、図3で説明した信号処理が行
われ、デジタル輝度信号及びデジタル色信号g0として
出力される。
【0009】ここで、被写体の光量が不足する撮影条件
において、ストロボ等の外部光源を使用せず、信号対雑
音比のよい画像を得ようとすれば、露光時間を長くしな
ければならない。
において、ストロボ等の外部光源を使用せず、信号対雑
音比のよい画像を得ようとすれば、露光時間を長くしな
ければならない。
【0010】ところが、このような従来の技術では、露
光時間を通して映像信号が撮像素子に蓄積され続けるた
めに、露光時間内に手振れが起きると撮像素子には、振
れた映像が蓄積されることになる。この振れは、撮像素
子からの信号を読出した後の後段の処理では補正するこ
とができなかった。
光時間を通して映像信号が撮像素子に蓄積され続けるた
めに、露光時間内に手振れが起きると撮像素子には、振
れた映像が蓄積されることになる。この振れは、撮像素
子からの信号を読出した後の後段の処理では補正するこ
とができなかった。
【0011】この問題は、フィルムカメラの低速シャッ
タ使用時に生じる問題と同一である。
タ使用時に生じる問題と同一である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の静止画
カメラでは、露光時間を通して映像信号が撮像素子に蓄
積され続けるために、露光時間内に手振れが起きると撮
像素子には、振れた映像が蓄積されることになる。この
振れは、撮像素子からの信号を読出した後の後段の処理
では補正することができなかった。
カメラでは、露光時間を通して映像信号が撮像素子に蓄
積され続けるために、露光時間内に手振れが起きると撮
像素子には、振れた映像が蓄積されることになる。この
振れは、撮像素子からの信号を読出した後の後段の処理
では補正することができなかった。
【0013】この発明は上記問題点を除去し、長時間露
光時に本体が振れた場合の影響を低減することができる
静止画カメラの提供を目的とする。
光時に本体が振れた場合の影響を低減することができる
静止画カメラの提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の静止画カメラ
は、露光された画像を順次アナログ画像信号に変換する
撮像素子と、この撮像素子からのアナログ画像信号をデ
ジタル画像信号に変換するアナログ/デジタル変換回路
と、このアナログ/デジタル変換回路からのデジタル画
像信号を1フレーム分記録するとともに、記録したデジ
タル画像信号の読出しを行う作業用フレームメモリと、
この作業用フレームメモリから読出されたデジタル画像
信号に対して映像信号の重心を移動させる映像移動回路
と、この映像移動回路から順次供給されるデジタル画像
信号と、自らに記録されたデジタル画像信号を加算して
記録するメインフレームメモリと、このメインフレーム
メモリが記録したデジタル画像信号と前記作業用フレー
ムメモリが記録したデジタル画像信号の比較を行うこと
により両信号の重心のずれを検出し、この検出結果が示
すずれが補正されるように前記映像移動回路を制御する
映像ずれ補正検出回路と、前記メインフレームメモリに
記録されたデジタル画像信号に対して所定の信号処理を
行いデジタル映像信号を出力するデジタル信号処理回路
と、を具備したことを特徴とする。
は、露光された画像を順次アナログ画像信号に変換する
撮像素子と、この撮像素子からのアナログ画像信号をデ
ジタル画像信号に変換するアナログ/デジタル変換回路
と、このアナログ/デジタル変換回路からのデジタル画
像信号を1フレーム分記録するとともに、記録したデジ
タル画像信号の読出しを行う作業用フレームメモリと、
この作業用フレームメモリから読出されたデジタル画像
信号に対して映像信号の重心を移動させる映像移動回路
と、この映像移動回路から順次供給されるデジタル画像
信号と、自らに記録されたデジタル画像信号を加算して
記録するメインフレームメモリと、このメインフレーム
メモリが記録したデジタル画像信号と前記作業用フレー
ムメモリが記録したデジタル画像信号の比較を行うこと
により両信号の重心のずれを検出し、この検出結果が示
すずれが補正されるように前記映像移動回路を制御する
映像ずれ補正検出回路と、前記メインフレームメモリに
記録されたデジタル画像信号に対して所定の信号処理を
行いデジタル映像信号を出力するデジタル信号処理回路
と、を具備したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0016】図1は本発明に係る静止画カメラの発明の
実施の形態を示すブロック図である。
実施の形態を示すブロック図である。
【0017】図1において、符号11は撮像レンズであ
り、この撮像レンズ11は、被写体からの光を撮像素子
12のセンサ部に結像するようになっている。
り、この撮像レンズ11は、被写体からの光を撮像素子
12のセンサ部に結像するようになっている。
【0018】撮像素子12は、例えば電荷結合素子(以
下CCDと呼ぶ)により構成され、デジタル信号処理回
路(以下、DSPと呼ぶ)20からの制御パルス信号d
1により制御され、撮像レンズ11により結像した画像
を取り込みアナログ画像信号a1に変換し、CDS回路
13に供給する。この場合、撮像素子12は、露光期間
を数次分割して露光された画像を読み出すことにより、
露光された画像を順次アナログ画像信号a1に変換す
る。
下CCDと呼ぶ)により構成され、デジタル信号処理回
路(以下、DSPと呼ぶ)20からの制御パルス信号d
1により制御され、撮像レンズ11により結像した画像
を取り込みアナログ画像信号a1に変換し、CDS回路
13に供給する。この場合、撮像素子12は、露光期間
を数次分割して露光された画像を読み出すことにより、
露光された画像を順次アナログ画像信号a1に変換す
る。
【0019】CDS回路13は、DSP20からの制御
パルス信号d1によりタイミング制御が行われ、供給さ
れるアナログ画像信号a1に対してCDS処理を行い、
CDS処理されたアナログ画像信号b1をアナログ/デ
ジタル変換回路(以下、A/D変換回路と呼ぶ)14に
供給する。A/D変換回路14は、DSP20からの制
御パルス信号d1によりタイミング制御が行われ、CD
S回路13からのアナログ画像信号b1をデジタル画像
信号c1に変換し、作業用フレームメモリ15に供給す
る。
パルス信号d1によりタイミング制御が行われ、供給さ
れるアナログ画像信号a1に対してCDS処理を行い、
CDS処理されたアナログ画像信号b1をアナログ/デ
ジタル変換回路(以下、A/D変換回路と呼ぶ)14に
供給する。A/D変換回路14は、DSP20からの制
御パルス信号d1によりタイミング制御が行われ、CD
S回路13からのアナログ画像信号b1をデジタル画像
信号c1に変換し、作業用フレームメモリ15に供給す
る。
【0020】作業用フレームメモリ15は、A/D変換
回路14からのデジタル画像信号c1を1フレーム分記
録するとともに、記録した同一のデジタル画像信号のデ
ータを異なる2回のタイミングで読出しを行い、初めタ
イミングで読み出したデジタル画像信号e11を手振れ
検出回路16に供給し、次ぎのタイミングで読み出した
デジタル画像信号e12を手振れ補正回路17に供給す
る。
回路14からのデジタル画像信号c1を1フレーム分記
録するとともに、記録した同一のデジタル画像信号のデ
ータを異なる2回のタイミングで読出しを行い、初めタ
イミングで読み出したデジタル画像信号e11を手振れ
検出回路16に供給し、次ぎのタイミングで読み出した
デジタル画像信号e12を手振れ補正回路17に供給す
る。
【0021】手振れ補正回路17は、手振れ検出回路1
6からの補正制御信号f1に基づいて、作業用フレーム
メモリ15から読出されたデジタル画像信号e11に対
して映像の重心(実質的には映像全体の位置)を移動さ
せることにより手振れ補正されたデジタル画像信号g1
を作成して加算回路18に供給する。加算回路18は、
手振れ補正回路17からのデジタル画像信号g1とメイ
ンフレームメモリ19から読み出されたデジタル画像信
号h1との加算を行いデジタル画像信号i1を作成して
メインフレームメモリ19に供給する。
6からの補正制御信号f1に基づいて、作業用フレーム
メモリ15から読出されたデジタル画像信号e11に対
して映像の重心(実質的には映像全体の位置)を移動さ
せることにより手振れ補正されたデジタル画像信号g1
を作成して加算回路18に供給する。加算回路18は、
手振れ補正回路17からのデジタル画像信号g1とメイ
ンフレームメモリ19から読み出されたデジタル画像信
号h1との加算を行いデジタル画像信号i1を作成して
メインフレームメモリ19に供給する。
【0022】メインフレームメモリ19は、作業用フレ
ームメモリ15がデジタル画像信号e12を読み出すタ
イミングと同期して記録した画像データをデジタル画像
信号h1として読み出すが、このタイミングではデータ
の書換えは行わない。メインフレームメモリ19は、手
振れ補正回路17がデジタル画像信号g1を読み出した
タイミングと同期して記録した画像データをデジタル画
像信号h1として読み出すとともに、読み出しを行った
記録領域に加算回路18からのデジタル画像信号i1の
書き込みを行う。これにより、メインフレームメモリ1
9は、手振れ補正回路17から順次供給される複数のデ
ジタル画像信号を所定の期間加算しながら記録するよう
になっている。メインフレームメモリ19は、加算回路
18からのデジタル画像信号i1が所定の複数の回数
(この場合の回数は露光時間により適切な値に設定でき
る)供給されたら、記録したデータをデジタル画像信号
j1としてDSP20に供給するとともに、記録したデ
ータのクリアを行う。
ームメモリ15がデジタル画像信号e12を読み出すタ
イミングと同期して記録した画像データをデジタル画像
信号h1として読み出すが、このタイミングではデータ
の書換えは行わない。メインフレームメモリ19は、手
振れ補正回路17がデジタル画像信号g1を読み出した
タイミングと同期して記録した画像データをデジタル画
像信号h1として読み出すとともに、読み出しを行った
記録領域に加算回路18からのデジタル画像信号i1の
書き込みを行う。これにより、メインフレームメモリ1
9は、手振れ補正回路17から順次供給される複数のデ
ジタル画像信号を所定の期間加算しながら記録するよう
になっている。メインフレームメモリ19は、加算回路
18からのデジタル画像信号i1が所定の複数の回数
(この場合の回数は露光時間により適切な値に設定でき
る)供給されたら、記録したデータをデジタル画像信号
j1としてDSP20に供給するとともに、記録したデ
ータのクリアを行う。
【0023】手振れ検出回路16は、DSP20からの
制御パルス信号d1によりタイミング制御が行われ、メ
インフレームメモリ19が記録したデジタル画像信号h
1と前記作業用フレームメモリ15が記録したデジタル
画像信号e12との比較を行うことにより、デジタル画
像信号h1に対するデジタル画像信号e12の画像の重
心位置のずれ(手振れ)量を検出し、そのずれを手ぶれ
補正回路17で補正させるために制御信号f1を出力す
る。
制御パルス信号d1によりタイミング制御が行われ、メ
インフレームメモリ19が記録したデジタル画像信号h
1と前記作業用フレームメモリ15が記録したデジタル
画像信号e12との比較を行うことにより、デジタル画
像信号h1に対するデジタル画像信号e12の画像の重
心位置のずれ(手振れ)量を検出し、そのずれを手ぶれ
補正回路17で補正させるために制御信号f1を出力す
る。
【0024】DSP20は、撮像素子12,CDS回路
13、A/D変換回路14、手振れ検出回路16に制御
パルス信号d1を供給してタイミング制御を行い、所望
のタイミングでメインフレームメモリ19にデジタル画
像信号j1を出力させ、このデジタル画像信号j1に対
して色処理を行いデジタル輝度信号及びデジタル色信号
k1を作成し出力する。デジタル輝度信号及びデジタル
色信号k1は、エンコーダによりエンコードされアナロ
グビデオ出力として例えば液晶パネルに表示されるとと
もに、離散コサイン変換回路等を介して変換符号化され
記録媒体に記録される。
13、A/D変換回路14、手振れ検出回路16に制御
パルス信号d1を供給してタイミング制御を行い、所望
のタイミングでメインフレームメモリ19にデジタル画
像信号j1を出力させ、このデジタル画像信号j1に対
して色処理を行いデジタル輝度信号及びデジタル色信号
k1を作成し出力する。デジタル輝度信号及びデジタル
色信号k1は、エンコーダによりエンコードされアナロ
グビデオ出力として例えば液晶パネルに表示されるとと
もに、離散コサイン変換回路等を介して変換符号化され
記録媒体に記録される。
【0025】このような構成により、手振れ補正回路1
7は、作業用フレームメモリ15から読出されたデジタ
ル画像信号e11に対して映像の重心を移動させる映像
移動回路として動作し、手振れ検出回路16は、メイン
フレームメモリ19が記録したデジタル画像信号h1と
前記作業用フレームメモリ15が記録したデジタル画像
信号e12との比較を行うことにより両者の映像重心の
位置のずれを検出し、この検出結果が示すずれを補正す
るように前記映像移動回路としての手振れ補正回路17
による画像の移動動作を制御する制御信号を出力する映
像ずれ検出回路として動作する。
7は、作業用フレームメモリ15から読出されたデジタ
ル画像信号e11に対して映像の重心を移動させる映像
移動回路として動作し、手振れ検出回路16は、メイン
フレームメモリ19が記録したデジタル画像信号h1と
前記作業用フレームメモリ15が記録したデジタル画像
信号e12との比較を行うことにより両者の映像重心の
位置のずれを検出し、この検出結果が示すずれを補正す
るように前記映像移動回路としての手振れ補正回路17
による画像の移動動作を制御する制御信号を出力する映
像ずれ検出回路として動作する。
【0026】図2は図1の撮像素子の動作のタイミング
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【0027】図2において、撮像素子12の全露光時間
を8次の露光期間及び対応する読出し期間に分割してい
る。8次の露光期間の各期間に対応する出力信号(フレ
ーム)を順番に第1フレーム、第2フレーム…第8フレ
ームとしている。
を8次の露光期間及び対応する読出し期間に分割してい
る。8次の露光期間の各期間に対応する出力信号(フレ
ーム)を順番に第1フレーム、第2フレーム…第8フレ
ームとしている。
【0028】以下に構成例の動作をフレーム毎に順に説
明する。
明する。
【0029】まず、第1フレームのデジタル画像信号
は、手振れ検出回路16,手振れ補正回路17及び加算
回路18による手振れ補正、加算等の処理が行われず、
そのままメインフレームメモリ19に書き込まれる。次
に、第2フレームは、まず作業用メモリに書込まれ、手
振れ検出回路16により、メインフレームメモリ19上
の第1フレームと比較され、手振れ補正回路17により
手振れ補正された(第1フレームに映像の重心が合わせ
られた)後に、メインフレームメモリ19上の第1フレ
ームと加算され、再度メインフレームメモリ19に書込
まれる。すなわち第nフレームの信号をSn、手振れ補
正された後の第nフレームの信号をSn(C)とする
と、この時点でメインフレームメモリ19上のデータは
S1+S2(C)+S3(C)+S4(C)+S5
(C)+S6(C)+S7(C)+S8(C)となる。
第2フレーム以降のデータは、常に第1フレームの映像
の重心に合わせて補正された加算されてゆくため、メイ
ンフレームメモリ19上の画像は、手振れが大きく低減
された画像となる。
は、手振れ検出回路16,手振れ補正回路17及び加算
回路18による手振れ補正、加算等の処理が行われず、
そのままメインフレームメモリ19に書き込まれる。次
に、第2フレームは、まず作業用メモリに書込まれ、手
振れ検出回路16により、メインフレームメモリ19上
の第1フレームと比較され、手振れ補正回路17により
手振れ補正された(第1フレームに映像の重心が合わせ
られた)後に、メインフレームメモリ19上の第1フレ
ームと加算され、再度メインフレームメモリ19に書込
まれる。すなわち第nフレームの信号をSn、手振れ補
正された後の第nフレームの信号をSn(C)とする
と、この時点でメインフレームメモリ19上のデータは
S1+S2(C)+S3(C)+S4(C)+S5
(C)+S6(C)+S7(C)+S8(C)となる。
第2フレーム以降のデータは、常に第1フレームの映像
の重心に合わせて補正された加算されてゆくため、メイ
ンフレームメモリ19上の画像は、手振れが大きく低減
された画像となる。
【0030】このような発明の実施の形態によれば、長
時間露光時に本体が振れた場合の影響を低減することが
できるので、静止画カメラを手持ちの状態で暗い場所で
撮影した映像の画質を向上することができる。また、図
1及び図2の説明においては、手振れに対する補正動作
について説明したか、手振れと同様のカメラ振れ、例え
ば走行中の自動車に静止画カメラを設置して撮影するこ
とによる振れや、静止画カメラを3脚に固定した状態で
風により静止画カメラが揺れることによる振れの低減も
可能である。
時間露光時に本体が振れた場合の影響を低減することが
できるので、静止画カメラを手持ちの状態で暗い場所で
撮影した映像の画質を向上することができる。また、図
1及び図2の説明においては、手振れに対する補正動作
について説明したか、手振れと同様のカメラ振れ、例え
ば走行中の自動車に静止画カメラを設置して撮影するこ
とによる振れや、静止画カメラを3脚に固定した状態で
風により静止画カメラが揺れることによる振れの低減も
可能である。
【0031】また、同じ構成により容易に実現できる付
加機能について次に説明する。
加機能について次に説明する。
【0032】半導体の撮像素子について暗電流による白
キズ、素地むらといった固定パターンノイズが発生する
という問題があり、この問題は長時間露光時や高温での
撮影時に特に顕著になる。この固定パターンノイズは、
撮影の直前もしくは直後の同じ露光時間での暗時のデー
タ(メカシャッタが閉じた状態等でのデータ)を撮影し
たデータから引くことで補正できる。このことから、固
定パターンノイズは、図1の発明の実施の形態における
加算回路18で暗時のデータを取込んだ時に限りメイン
フレームメモリ19のデータから引いてメインフレーム
メモリ19に書込むことで補正できる。
キズ、素地むらといった固定パターンノイズが発生する
という問題があり、この問題は長時間露光時や高温での
撮影時に特に顕著になる。この固定パターンノイズは、
撮影の直前もしくは直後の同じ露光時間での暗時のデー
タ(メカシャッタが閉じた状態等でのデータ)を撮影し
たデータから引くことで補正できる。このことから、固
定パターンノイズは、図1の発明の実施の形態における
加算回路18で暗時のデータを取込んだ時に限りメイン
フレームメモリ19のデータから引いてメインフレーム
メモリ19に書込むことで補正できる。
【0033】尚、図1に示した発明の実施の形態では、
前記撮像素子として一般性やコストパフォーマンスを考
慮して電荷結合素子を用いたが他の撮像素子、例えばエ
リアBASIS等を用いてもよい。
前記撮像素子として一般性やコストパフォーマンスを考
慮して電荷結合素子を用いたが他の撮像素子、例えばエ
リアBASIS等を用いてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、長時間露光時に本体が
振れた場合の影響を低減することができるので、静止画
カメラを手持ちの状態で暗い場所で撮影した場合や、走
行中の自動車に静止画カメラを設置して撮影する場合な
どのカメラ振れか発生した場合に撮像した映像の画質を
向上することができる。
振れた場合の影響を低減することができるので、静止画
カメラを手持ちの状態で暗い場所で撮影した場合や、走
行中の自動車に静止画カメラを設置して撮影する場合な
どのカメラ振れか発生した場合に撮像した映像の画質を
向上することができる。
【図1】本発明に係る静止画カメラの発明の実施の形態
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】図1の撮像素子の動作のタイミングを示す説明
図。
図。
【図3】従来の静止画カメラのブロック図。
【図4】図3の撮像素子の動作のタイミングを示す説明
図。
図。
11 撮像レンズ 12 撮像素子 13 CDS回路 14 A/D変換回路 15 作業用フレームメモリ 16 手振れ検出回路 17 手振れ補正回路 18 加算回路 19 メインフレームメモリ 20 DSP
Claims (6)
- 【請求項1】 露光された画像を順次アナログ画像信号
に変換する撮像素子と、 この撮像素子からのアナログ画像信号をデジタル画像信
号に変換するアナログ/デジタル変換回路と、 このアナログ/デジタル変換回路からのデジタル画像信
号を1フレーム分記録するとともに、記録したデジタル
画像信号の読出しを行う作業用フレームメモリと、 この作業用フレームメモリから読出されたデジタル画像
信号に対して映像信号の重心を移動させる映像移動回路
と、 この映像移動回路から順次供給されるデジタル画像信号
と、自らに記録されたデジタル画像信号を加算して記録
するメインフレームメモリと、 このメインフレームメモリが記録したデジタル画像信号
と前記作業用フレームメモリが記録したデジタル画像信
号の比較を行うことにより両信号の重心のずれを検出
し、この検出結果が示すずれが補正されるように前記映
像移動回路を制御する映像ずれ補正検出回路と、 前記メインフレームメモリに記録されたデジタル画像信
号に対して所定の信号処理を行いデジタル映像信号を出
力するデジタル信号処理回路と、 を具備したことを特徴とする静止画カメラ。 - 【請求項2】 露光された画像を順次アナログ画像信号
に変換する撮像素子と、 この撮像素子からのアナログ画像信号をデジタル画像信
号に変換するアナログ/デジタル変換回路と、 このアナログ/デジタル変換回路からのデジタル画像信
号を1フレーム分記録するとともに、記録したデジタル
画像信号の読出しを行う作業用フレームメモリと、 この作業用フレームメモリから読出されたデジタル画像
信号に対して映像全体の位置を移動させる映像移動回路
と、 この映像移動回路から順次供給されるデジタル画像信号
と、自らに記録されたデジタル画像信号を加算しながら
記録するメインフレームメモリと、 このメインフレームメモリが記録したデジタル画像信号
と前記作業用フレームメモリが記録したデジタル画像信
号の比較を行うことにより両信号の映像全体の位置のず
れを検出し、この検出結果が示すずれが補正されるよう
に前記映像移動回路を制御するずれ補正検出回路と、 前記メインフレームメモリに記録されたデジタル画像信
号に対して所定の処理を行いデジタル映像信号を出力す
るデジタル信号処理回路と、 を具備したことを特徴とする静止画カメラ。 - 【請求項3】 露光された画像を順次アナログ画像信号
に変換する撮像素子と、 この撮像素子からのアナログ画像信号をデジタル画像信
号に変換するアナログ/デジタル変換回路と、 このアナログ/デジタル変換回路からのデジタル画像信
号を1フレーム分記録するとともに、記録したデジタル
画像信号の読出しを行う作業用フレームメモリと、 この作業用フレームメモリから読出されたデジタル画像
信号に対して映像信号の重心を移動させる手振れ補正回
路と、 この手振れ動回路から順次供給されるデジタル画像信号
と、自らに記録されたデジタル画像信号を加算して記録
するメインフレームメモリと、 このメインフレームメモリが記録したデジタル画像信号
と前記作業用フレームメモリが記録したデジタル画像信
号の比較を行うことにより手振れを検出し、この検出結
果が示す手振れが補正されるように前記手振れ補正回路
を制御する手振れ補正検出回路と、 前記メインフレームメモリに記録されたデジタル画像信
号に対して所定の処理を行いデジタル映像信号を出力す
るデジタル信号処理回路と、 を具備したことを特徴とする静止画カメラ。 - 【請求項4】 前記撮像素子が、露光期間を数次分割し
て露光された画像を読み出すことにより、露光された画
像を順次アナログ画像信号に変換することを特徴とする
請求項1乃至3のいずれか一つに記載の静止画カメラ。 - 【請求項5】 前記デジタル信号処理回路が前記メイン
フレームメモリに記録されたデジタル画像信号に対して
色処理を行いデジタル輝度信号及びデジタル色信号を出
力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つ
に記載の静止画カメラ。 - 【請求項6】 前記撮像素子として電荷結合素子を用い
たことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記
載の静止画カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9231295A JPH1175105A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 静止画カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9231295A JPH1175105A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 静止画カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1175105A true JPH1175105A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16921380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9231295A Pending JPH1175105A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 静止画カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1175105A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-08-27 JP JP9231295A patent/JPH1175105A/ja active Pending
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