JPH1174507A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH1174507A JPH1174507A JP9304198A JP9304198A JPH1174507A JP H1174507 A JPH1174507 A JP H1174507A JP 9304198 A JP9304198 A JP 9304198A JP 9304198 A JP9304198 A JP 9304198A JP H1174507 A JPH1174507 A JP H1174507A
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Abstract
サイドとを組み合わせたMOS型トランジスタ構造にお
いて、接合特性等の劣化を防止する。 【解決手段】シリコン基板17に素子分離領域12及び
ゲート電極上に絶縁膜12,16を形成する工程と、露
出したシリコン基板17の表面にファセット面を有する
単結晶シリコン膜19を形成する工程と、絶縁膜12,
16及び単結晶シリコン膜19上に、ポリシリコン膜2
0を堆積し、単結晶シリコン19のファセット面と絶縁
膜12,16との間に形成される空間にポリシリコン膜
20を埋め込む工程と、CMP法或いはエッチバック法
を用いて、絶縁膜12,16上のポリシリコン膜20を
除去する。
Description
ソース/ドレイン構造を有する半導体装置の製造方法に
関する。
分には、多数のトランジスタや抵抗等を半導体基板上に
集積した集積回路が広く用いられている。素子の高集積
化に伴い、設計ルールも年々縮小している。
ゲート長の縮小に伴うショートチャネル効果を抑制する
ため、拡散層深さを浅くすることが要求されている。ま
た同時に、拡散層深さが浅くなることによる抵抗の増大
を防ぐ必要がある。拡散層深さを浅く、且つ拡散層抵抗
を低く保つ方法として、ソース/ドレイン領域のみシリ
コンを持ち上げたエレベーティッドソース/ドレイン構
造と、シリコンと金属との化合物であるシリサイドが自
己整合的に形成されたサリサイドとを組み合わせること
が有効な手法とされている。
体は、これまでにもいくつかの方法で試みられている。
例えば、ジクロルシランなどを原料ガスとして用いて、
ソース/ドレイン上にのみ選択的にシリコンをエピタキ
シャル成長させる方法が知られている。しかし、エピタ
キシャル成長させて単結晶状態で堆積するために、単結
晶シリコン膜の端部にファセット面が形成される。
ィッドソース/ドレイン構造とサリサイドとを組み合わ
せた構造を図13に示す。図13において、11はシリ
コン基板、12は素子分離絶縁膜、13はゲート酸化
膜、54はゲート電極、16はシリコン窒化膜、18は
側壁絶縁膜、17はp型拡散層、19は単結晶シリコン
膜、21はp+ 型拡散層、22はサリサイドである。
サリサイドとを組み合わせると、単結晶シリコン膜19
のファセット面が形成されている領域において、基板1
1のp+ 型拡散層21中の深い領域までサリサイド22
が形成されてしまい、接合特性等に劣化をもたらしてし
まうという問題があった。
膜上に結晶粒が生成してしまうという、選択崩れの問題
もある。他の方法としては、特願平6−233934号
に記載されているように、シリコン基板以外の領域をハ
ロゲン等の元素により表面処理し、アモルファスを選択
成長させる方法がある。これは、推積時にアモルファス
状態であるため、ファセットが形成されることはない
が、原料ガス自体にエッチング性がないため、選択性が
崩れやすいというデメリットがある。
ベーティッドソース/ドレイン構造とサリサイドとを組
み合わせると、サリサイドが基板中にも形成されてしま
い接合特性等が劣化するという問題があった。
/ドレイン構造とサリサイドとを組み合わせた構造にお
いて、接合特性等の劣化を防止し得る半導体装置の製造
方法を提供することにある。
うに構成されている。 (1) 本発明(請求項1)は、シリコン基板にMOS
トランジスタを形成する半導体装置の製造方法であっ
て、前記MOSトランジスタのゲート電極の側壁に側壁
絶縁膜を形成する工程と、露出した前記シリコン基板の
表面に前記層間絶縁膜に隣接してファセット面を有する
単結晶シリコン膜を形成する工程と、前記側壁絶縁膜及
び単結晶シリコン膜上に非選択シリコン膜を堆積し、前
記単結晶シリコンのファセット面と前記側壁絶縁膜との
間に形成される空間に該非選択シリコン膜を埋め込む工
程と、前記側壁絶縁膜上の前記非選択シリコン膜を除去
する工程とを含むことを特徴とする。 (2) 本発明(請求項2)は、シリコン基板にMOS
トランジスタを形成する半導体装置の製造方法であっ
て、前記MOSトランジスタのゲート電極の側壁に側壁
絶縁膜を形成する工程と、露出した前記シリコン基板の
表面に前記層間絶縁膜に隣接してファセット面を有する
単結晶シリコン膜を形成する工程と、前記側壁絶縁膜及
び単結晶シリコン膜上に、非単結晶シリコン膜を堆積
し、前記単結晶シリコンのファセット面と前記側壁絶縁
膜との間に形成される空間に該非単結晶シリコン膜を埋
め込む工程と、前記非単結晶シリコンをほぼ均一にエッ
チング或いは研磨し、前記側壁絶縁膜上の前記非単結晶
シリコン膜を除去する工程とを含むことを特徴とする。 (3) 本発明(請求項3)は、シリコン基板にMOS
トランジスタを形成する半導体装置の製造方法であっ
て、前記MOSトランジスタのゲート電極の側壁に側壁
絶縁膜を形成する工程と、露出した前記シリコン基板の
表面に前記層間絶縁膜に隣接してファセット面を有する
単結晶シリコン膜を形成する工程と、前記単結晶シリコ
ン膜上では単結晶であり、前記側壁絶縁膜上では非単結
晶である非選択シリコン膜を形成し、該単結晶シリコン
膜のファセット面と該側壁絶縁膜との間に形成される空
間に該非選択シリコン膜を埋め込む工程と、等方的なエ
ッチング手法を用いて、前記側壁絶縁膜上の前記非選択
シリコン膜を除去する工程とを含むことを特徴とする。 (4) 本発明(請求項4)は、素子分離絶縁膜によっ
て分離された複数の素子領域を有するシリコン基板の素
子領域にMOSトランジスタを形成する半導体装置の製
造方法であって、前記MOSトランジスタのゲート電極
の側壁に側壁絶縁膜を形成する工程と、露出した前記シ
リコン基板の表面に前記層間絶縁膜に隣接してファセッ
ト面を有する単結晶シリコン膜を形成する工程と、前記
単結晶シリコン膜上では単結晶であり、前記側壁絶縁膜
及び素子分離絶縁膜上では非単結晶である非選択シリコ
ン膜を形成し、該単結晶シリコン膜のファセット面と該
側壁絶縁膜との間に形成される空間に該非選択シリコン
膜を埋め込む工程と、等方的なエッチング手法を用い
て、前記側壁絶縁膜及び素子分離絶縁膜上の前記非選択
シリコン膜を除去する工程とを含むことを特徴とする。
以下に示す。前記エッチング手法は、単結晶シリコンの
エッチング速度が、多結晶及び非晶質シリコンのそれよ
りも遅い。
膜又は非選択シリコン膜を除去する工程の後、前記単結
晶シリコン並びに、前記非単結晶シリコン膜又は非選択
シリコン膜にサリサイドを形成する。 (5) 本発明(請求項5)は、シリコン基板にMOS
トランジスタを形成する半導体装置の製造方法であっ
て、前記MOSトランジスタのゲート電極の側壁に側壁
絶縁膜を形成する工程と、露出した前記シリコン基板の
表面に前記層間絶縁膜に隣接してファセット面を有する
単結晶シリコン膜を形成する工程と、前記単結晶シリコ
ン膜上では単結晶であり、前記側壁絶縁膜上では非単結
晶である非選択シリコン膜を形成し、該単結晶シリコン
膜のファセット面と該側壁絶縁膜との間に形成される空
間に前記非選択シリコン膜を埋め込む工程と、前記側壁
絶縁膜上の前記非選択シリコン膜を全て酸化してシリコ
ン酸化膜を形成する工程と、前記シリコン酸化膜を選択
的に除去する工程とを含むことを特徴とする。 (6) 本発明(請求項6)は、素子分離絶縁膜によっ
て分離された複数の素子領域を有するシリコン基板の素
子領域にMOSトランジスタを形成する半導体装置の製
造方法であって、前記MOSトランジスタのゲート電極
の側壁に側壁絶縁膜を形成する工程と、露出した前記シ
リコン基板の表面に前記層間絶縁膜に隣接してファセッ
ト面を有する単結晶シリコン膜を形成する工程と、前記
単結晶シリコン膜上では単結晶であり、前記側壁絶縁膜
及び素子分離絶縁膜上では非単結晶である非選択シリコ
ン膜を形成し、該単結晶シリコンのファセット面と該側
壁絶縁膜との間に形成される空間に前記非選択シリコン
膜を埋め込む工程と、前記側壁絶縁膜及び素子分離絶縁
膜上の前記非選択シリコン膜を全て酸化してシリコン酸
化膜を形成する工程と、前記シリコン酸化膜を選択的に
除去する工程とを含むことを特徴とする。
以下に示す。前記ゲート電極は非単結晶シリコンからな
り、該ゲート電極上に直接前記非選択シリコン膜を形成
する。
記非選択シリコン膜を除去する工程の後、前記単結晶シ
リコン,非選択シリコン膜及びゲート電極にサリサイド
を形成する。
以下に示す。前記非単結晶シリコン膜又は非選択シリコ
ン膜の膜厚は、前記単結晶シリコン膜の膜厚以上であ
る。
の作用・効果を有する。単結晶シリコン膜のファセット
面が形成され、膜厚が薄い部分にシリコンを埋め込み形
成することによって、膜厚の薄い部分が無くなる。その
ため、エレベーティッド構造とサリサイドとを組み合わ
せても、基板中にシリサイド膜が形成されることがな
い。
分する素子分離絶縁膜上にも形成され、その膜厚は素子
分離絶縁膜上に形成されている膜厚とほぼ同様である。
そのため、構成(3),(4)に記載の手法を用いる
と、側壁絶縁膜上の非選択シリコン膜又は酸化膜の除去
工程の際に、素子分離絶縁膜上の非選択シリコン膜又は
それの酸化膜をも同時に除去することができる。
素子分離絶縁膜上には不均一核生成によって結晶粒が堆
積することがあり、不良率の増加の原因となる。ところ
が、非選択シリコン膜のエッチング工程、又は酸化膜の
除去工程において、素子分離絶縁膜上の結晶粒も除去す
ることができ、その結果として多数個のトランジスタを
配置したときの歩留まり向上を図ることができる。
を参照して説明する。 [第1実施形態]図1及び図2は本発明の第1実施形態
に係わるMOSトランジスタの製造工程を示す工程断面
図である。なお、図1及び図2において、MOSトラン
ジスタのソース・ドレイン領域となる拡散層の一方部分
のみを図示している。
リコン基板11に公知の方法を用いて素子分離絶縁膜1
2を形成する。次いで、図1(b)に示すように、素子
分離絶縁膜12で分離された素子領域の基板11の表面
にゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜13を形成した
後、ゲート電極となるボロンが添加された膜厚10nm
のポリシリコン膜141 ,膜厚10nmのWSi膜14
2 及び膜厚10nmのシリコン窒化膜16を順次積層す
る。
にレジストパターンを形成した後、反応性イオンエッチ
ング法を用いてシリコン窒化膜16,ゲート電極14及
びシリコン絶縁膜13を順次エッチングし、ゲート電極
14(ポリシリコン膜141及びWSi膜142 )上に
シリコン窒化膜16が形成された構造を形成する。な
お、本工程で、必ずしもシリコン酸化膜13を除去する
必要はなく、後の工程でシリコン酸化膜13を除去する
ことも可能である。
テンション領域形成のためシリコン窒化膜16をマスク
として基板11にBF2 を加速電圧5keVでドーズ量
1×1014cm-2にてイオン注入し、RTA(Rapid Th
ermal Anneal)により800℃10秒の熱処理を行い、
p型拡散層17を形成する。そして、ゲート電極14及
び素子分離絶縁膜12の側壁に厚さ50nm程度のシリ
コン窒化膜からなる側壁絶縁膜18を形成する。この側
壁絶縁膜18は、全面に70nmのシリコン窒化膜をC
VD法により堆積した後、異方性ドライエッチングによ
り該シリコン窒化膜をエッチングすることで得られる。
層17上の自然酸化膜を剥離した後、図1(d)に示す
ように、露出するp型拡散層17上にのみ選択的に、膜
厚50nmのアンドープで抵抗率が高い単結晶シリコン
膜19を形成する。このとき、側壁絶縁膜18に接する
領域の単結晶シリコン膜19にはファセット面が形成さ
れる。ここで単結晶シリコン膜19の選択成長は、ジク
ロルシラン,水素及び塩酸の混合ガスを原料ガスとした
減圧CVD法を用い、圧力50Torrで基板温度85
0℃の条件で行うことができる。
散層17上のシリコン酸化膜13を除去していなかった
場合、単結晶シリコン膜を選択成長させる前に、p型拡
散層17上のシリコン酸化膜13を除去する。
ったチャンバから出すことなく、連続してシランを原料
とした減圧CVD法により、図2(e)に示すように、
単結晶シリコン膜19のファセット面と側壁絶縁膜18
との間の空間が埋め込まれるよう全面にポリシリコン膜
20を50nm堆積する。
法によりポリシリコン膜20の表面をほぼ均一に研磨
し、素子分離絶縁膜12及びシリコン窒化膜16上のシ
リコン膜20を全て除去する。ここで、CMP法による
ポリシリコン膜20の研磨量は、p型拡散層17上のポ
リシリコン膜20と単結晶シリコン膜19との表面が同
じ高さになるようにするために、ポリシリコン膜20の
膜厚値よりも大きくする必要がある。なお、ここでは、
シリコン窒化膜16上や、素子分離絶縁膜12をストッ
パーとするCMPを用いたが、他の手法として、レジス
ト又はSOG膜を表面が平坦になるように堆積した後、
全面を均一にエッチングする、公知のエッチバック法を
用いても良い。
を加速電圧10keVでドープ量5×l014cm-2にて
イオン注入し、RTAにより800℃10秒の熱処理を
行い、アンドープの単結晶シリコン膜19をp型にする
とともに、p+ 型拡散層21を形成する。
を20nm,TiN膜を30nm順次積層する。この
後、500℃で30秒熱処理することで、Co膜と単結
晶シリコン膜19及びポリシリコン膜20との界面にC
oSi2 膜22を形成する。この後、H2 SO4 やHC
l+H2 O2 溶液を用いて、TiN膜と未反応のCo膜
を剥離した後、700℃30秒の熱処理を行う。この結
果、p型拡散層17上のみに選択的にCoSi2 膜22
が残った構造が形成される。
した後にCo膜をスパッタリング法によって成長させた
が、イオン注入と成膜の順序は逆でも構わない。ただし
この場合には、Coの膜厚に応じて、シリコン基板内部
のボロンの濃度が十分になるように、BF2 イオンの注
入条件を変える必要がある。
ため、p型拡散層上に単結晶シリコン膜を選択エピタキ
シャル成長させた後、サリサイドを形成する従来のエレ
ベーティッドソース/ドレイン型のトランジスタとの比
較を行った。
ン/基板間の逆方向リーク電流を測定し、その結果を図
3に示す。ここで測定に用いたトランジスタのゲート長
は0.35μm、ゲート幅は10μmであった。また、
ゲート電圧0V、ドレイン電圧−3.3Vのもとで測定
を行った。本実施形態の製造方法により形成されたトラ
ンジスタは、Coの堆積膜厚が50nmまでリーク電流
の増加が見られないのに対し、従来のトランジスタで
は、30nm以上の膜厚で接合リーク電流が増加してい
る。
来方法によるMOS型トランジスタでは、ファセット面
が形成されているゲートエッジや素子分離領域に接する
領域において単結晶シリコン膜の膜厚が薄くなってい
る。このため、サリサイドがシリコン基板中に浸食形成
される。このため従来のトランジスタでは、基板内部に
形成したp型拡散層の接合位置とサリサイドとの界面が
極めて近くなる。従って、例えばメタルの拡散によっ
て、図3に示したようにpn接合逆方向リーク電流が増
加してしまう。
ば、局所的に堆積シリコン膜の薄いところが存在しない
ため、基板中にサリサイドが形成されることがないの
で、従来例のようなリーク電流の増加が起こらなかった
と考えられる。
膜のファセット面上に非選択シリコン膜が残ることで、
ドナー原子或いはアクセプタ原子をイオン注入する際
に、従来技術で見られた、単結晶シリコン膜の薄い部分
で注入深さが深くなってしまうという現象を回避するこ
とができる。
ポリシリコン膜の膜厚を、それぞれ50nm,100n
mとしたが、これらの膜厚の組み合わせについては、次
のように考えることができる。先ず、単結晶シリコン膜
の膜厚については、サリサイドプロセスにおいて、サリ
サイドが基板まで届かなくするだけの膜厚として決定さ
れる。一方、ポリシリコン膜の膜厚は、ファセット面と
絶縁膜との間の空間を埋め尽くすのに必要な膜厚として
決定される。
のに必要な膜厚は、単結晶シリコン膜の成長状態に応じ
てファセット面の面方位が異なり、基板表面とファセッ
ト面とのなす角は一定でないため、一概には言えない。
例えば図4(a)に示すように、基板11表面と単結晶
シリコン膜19のファセット面との角度が45度とする
と、シリコン膜20を単結晶シリコン膜19と同じ膜厚
だけ堆積することで、ファセット面と側壁絶縁膜18と
の間の空間を埋め尽くし、単結晶シリコン膜19の端部
の薄膜化を解消することができる。また、図4(b)に
示すように、基板11表面と単結晶シリコン膜19のフ
ァセット面との角度が30度であったとすると、シリコ
ン膜20の堆積膜厚を単結晶シリコン膜19の1.73
倍とすることで、単結晶シリコン膜19の端部の薄膜化
を解消することができるようになる。実際には、側壁絶
縁膜18は、基板11表面に対して必ずしも垂直とはな
らず、90度よりも浅い角度となる。したがって、シリ
コン膜20を、少なくとも選択膜と同じだけは堆積する
必要がある。実用的には、基板表面とファセット面との
角度にも依存するが、シリコン膜を単結晶シリコン膜の
2倍の膜厚だけ堆積する必要があるといえる。
シリコンはアンドープの状態で堆積したが、ボロンが添
加されたポリシリコンを堆積してもよい。この場合、イ
オン注入によってポリシリコンにイオンを注入する必要
がないので、基板中に欠陥が生じることが無くなる。
第2実施形態に係わる半導体装置の製造工程を示す工程
断面図である。なお、図5及び図6において、MOSト
ランジスタのソース・ドレイン領域となる拡散層の一方
部分のみを図示している。
リコン基板11に公知の方法を用いて素子分離絶縁膜1
2を形成する。そして、シリコン酸化膜13、膜厚10
nmのボロン添加のゲートポリシリコン141 、膜厚1
0nmのWSi膜142 、膜厚10nmのシリコン窒化
膜16を形成する。
ン窒化膜16上の所定領域にレジストパターンを形成し
た後、反応性イオンエッチング法により、シリコン窒化
膜16,WSi膜142 ,ポリシリコン141 及びシリ
コン酸化膜13をゲート電極形状にパターニングし、W
Si膜142 及びポリシリコン141 からなるゲート電
極14を形成する。なお、本工程で、必ずしもシリコン
酸化膜13を除去する必要はなく、後の工程でシリコン
酸化膜13を除去することも可能である。
テンション領域形成のため、第1実施形態と同様に、p
型拡散層17を形成する。そして、ゲート電極14の側
壁に厚さ50nm程度のシリコン窒化膜からなる側壁絶
縁膜18を形成する。
水素酸等によってp型拡散層17上の酸化膜(不図示)
を剥離した後、ジクロルシランを原料ガスとした減圧C
VD法により、p型拡散層17上にのみ選択的に、膜厚
50nmのアンドープ単結晶シリコン19を堆積する。
料に、単結晶シリコン膜19の堆積を行ったチャンバか
ら出すことなく、連続してシランを原料とした減圧CV
D法により、550℃において全面にシリコン膜30を
90nm堆積する。このとき、シリコン窒化膜16上及
び素子分離絶縁膜12上のシリコン膜30はアモルファ
スシリコン30aであったのに対し、単結晶シリコン膜
19上のシリコン膜30は一部単結晶化した単結晶シリ
コン30bであった。
て580℃で10分間熱処理し、シリコン膜30のうち
単結晶シリコン19上に推積された部分の全て、並びに
側壁絶縁膜12上の一部は、固相成長によって単結晶化
し、単結晶シリコン30bの領域を拡大させる。 次い
で、図6(g)に示すように、CF4 /O2 の混合ガス
を用いたケミカルドライエッチング法により、素子分離
絶縁膜12,側壁絶縁膜18及びシリコン窒化膜16上
に堆積されたシリコン膜30を除去する。
施形態と同様に、p+ 型拡散層21及びCoSi2 膜2
2を形成する。なお、本実施形態においては、全面に推
積した非選択シリコン膜をエッチングする方法として、
CF4 /O2 の混合ガスを用いたケミカルドライエッチ
ング法を用いたが、この手法について、単結晶/多結晶
/アモルファスシリコンのそれぞれについてのエッチン
グ速度を調べた結果、図7のような結果が得られてい
る。ここでのエッチング条件は、放電パワーを700
W、圧力40Pa、温度は25℃である。また、ベース
・ガスとしてアルゴンを195sccm流し、CF4と
O2 との合計の流量を一定にして実験を行った。
が、いずれのCF4 /O2 の混合比においても、エッチ
ング速度は、単結晶シリコンが最も遅く、更に多結晶、
アモルファスシリコンの順で速くなっている。従って、
単結晶シリコンに対してアモルファスシリコンを選択的
にエッチングすることができることがわかる。
存して、各材料に対するエッチング速度が異なっている
ことが分かる。例えばアモルファスシリコンと単結晶シ
リコンとのエッチング選択比を大きくとるためには、C
F4 /O2 の混合比を2.5:1程度とすればよいこと
がわかる。したがって、本実施形態においては、最大の
選択比1.5が得られる条件、つまりCF4 及びO2 の
流量をそれぞれ75sccm,30sccmにしてエッ
チングを行っている。
あったので、素子分離絶縁膜12上にアモルファス状態
のまま残った非選択シリコン膜を90nmエッチングす
る間に、p+ 型拡散層21上の単結晶シリコンは60n
mしかエッチングされずにすむ。結果的にp+ 型拡散層
21上の単結晶シリコンの膜厚は、予め選択的に堆積し
た膜厚である50nmに、30nmが加わった80nm
となる。
と、単結晶シリコン膜上に堆積したシリコンの状態とが
異なっていることで、エッチング速度の違いを利用する
ことにより、選択的に堆積したシリコン上にのみ、シリ
コンを厚く残すことができる。
めには、絶縁膜上の非選択シリコン膜は、アモルファス
状態であることが望ましいが、多結晶状態であっても構
わない。また、結晶状態に違いがなくとも、ファセット
面上を埋めることができるというメリットは存在するた
め、本発明の有効性が損なわれるものではないことは言
うまでもない。
タの特性を調べるため、p型拡散層上に選択的に単結晶
シリコン膜をエピタキシャル成長させた後に、非選択シ
リコン膜の堆積及びエッチングを行わない試料を作成
し、特性の比較を行った。
て形成されたトランジスタでは、局所的なシリサイドの
食い込みに起因すると思われる局所的なリーク電流が抑
制されており、本実施形態に示したプロセスの有効性を
示すものといえる。
離された各素子領域にそれぞれMOSトランジスタを形
成し、100万個のMOSトランジスタを配列した場合
について調べた。本評価では、選択的に推積する単結晶
シリコン膜の膜厚をパラメータとして実験を行った。な
お、Co膜の膜厚を単結晶シリコンの膜厚に応じて変化
させることで、単体トランジスタとしての動作は同等の
特性を示すものを作製して評価した。
の特性を測定し、その不良率を調べた結果を示す。単結
晶シリコン膜の膜厚が20nm以下の薄さの場合には、
プロセスによらず不良は見られなかった。一方、シリコ
ン基板上に単結晶シリコン膜を300nm以上堆積した
場合、プロセスに関わらず良好な特性を示すトランジス
タは全く形成できなかった。
コン膜の膜厚をこの間の膜厚とした場合であり、この領
域では明快な違いが見出された。この違いが表れたこと
に関しては、次のように考えられる。
非常に厚くした場合、図9(a)に示すように、隣接す
る素子領域に形成された単結晶シリコン膜同志が接触し
てしまうために、プロセスに関わらず良好な特性のトラ
ンジスタは見られなくなる。また、単結晶シリコンの膜
厚が十分に薄い場合には、図9(b)に示すように、単
結晶シリコン膜に起因する問題は特に生じない。
間での膜厚領域の挙動については、次のように考えられ
る。単結晶シリコン膜の選択成長においては、素子分離
絶縁膜上における不均一核生成にきっかけを持つ、意図
せざる素子分離絶縁膜上でのシリコンの堆積を完全に抑
えることはできない。このような核生成が、図9(c)
に示したように、隣接するトランジスタの間で起こった
場合、隣接するトランジスタのソース・ドレイン領域が
電気的に接触してしまい、不良となってしまう。
とで、このような不良発生率が抑制されることができた
のは、非選択シリコン膜のエッチング工程で、不均一核
生成によって稚積した結晶粒をもエッチングできたため
だと考えられる。
は、単結晶シリコン膜の膜厚より薄く、またいろいろな
面方位を有している。そのため絶縁膜上の結晶粒はエッ
チングされやすく、その結果として多数個のトランジス
タを配置したときの歩留まり向上に有効であったと思わ
れる。
示すように、公知の素子分離法により、(100)面方
位を有する単結晶シリコン基板11上の所定領域に素子
分離絶縁膜12を形成する。
に膜厚60nmのアンドープのポリシリコンを形成した
後、反応性イオンエッチング法によりポリシリコンをゲ
ート電極形状にパターニングし、ゲート電極41を形成
する。
41をマスクとしてBF2 のイオン注入を行いp型拡散
層17を形成する(図10(c))。次いで、膜厚20
nmのシリコン酸化膜421 、膜厚50nmのシリコン
窒化膜422 を順次形成した後、反応性イオンエッチン
グ法によりゲート電極の41の側壁部にのみシリコン窒
化膜422 を残す。そして、フッ化水素酸等を用いてp
型拡散層17及びゲート電極41上のシリコン酸化膜4
21 を剥離し、シリコン酸化膜421 とシリコン窒化膜
422 とからなる側壁絶縁膜42を形成する。
ロルシテンを原料ガスとした減圧CVD法により、p型
拡散層17及びゲート電極41上にのみ選択的に、膜厚
30nmのアンドープシリコン膜43(43a,b)を
推積する。ここで選択成長は、ジクロルシランを原料ガ
スとして用い、圧力2Torr温度800℃で行った。
このとき堆積されたシリコン膜は、p型拡散層17上で
は基板11と同一面方位を有する単結晶シリコン43a
に、またポリシリコンからなるゲート電極41上におい
ては多結晶シリコン43bになる。
コン膜43の成膜に用いたチャンバと異なるものを用い
て、シランを原料とした減圧CVD法により、基板温度
600℃において全面にシリコン膜44を50nm堆積
する。シリコン膜44は、単結晶43a上において単結
晶シリコン44aとなり、それ以外の領域では多結晶シ
リコン44bとなった。
積は、基板温度600℃で行った結果として単結晶或い
は多結晶シリコンの何れかになったが、例えばより低温
で行った場合などには非晶質シリコンとなる。非晶質シ
リコンの場合には、後の熱工程で単結晶シリコン膜43
a上のみ固相成長によって単結晶化させることで、同じ
効果を得ることができる。
/水素雰囲気中で試料を850℃に加熱して酸化を行
い、シリコン酸化膜45を形成する。この酸化工程で
は、素子分離絶縁膜12及び側壁絶縁膜42上の多結晶
シリコン膜43bがすべて酸化されるまで行う。このと
き、単結晶シリコン43a上の単結晶シリコン44bは
ちょうど堆積した膜厚分が酸化されているのに対し、ゲ
ート電極41上では選択的に堆積された多結晶シリコン
43bまでも酸化されている。
面方位を有する単結晶シリコンと、多結晶シリコンとの
間では、酸化速度に約1.5倍程度の違いがあることに
よる。この結果として、本実施形態においては、酸化工
程で、p型拡散層17上には十分な膜厚の単結晶シリコ
ン膜43aを残しつつ、素子分離絶縁膜12及び側壁絶
縁膜42上のシリコン膜43bを完全に酸化させること
が可能となる。
でも、ファセット面を有する単結晶シリコン43aと側
壁絶縁膜42との間の隙間を埋めることができる点にお
いては、本発明のような2層堆積のメリットはある。し
かし、シリコン44aが部分的にでも単結晶化すること
で、図12に示した酸化速度の違いを利用することによ
り、単結晶上は残しながら、絶縁膜上は完全に酸化しき
るという酸化工程のマージンを広げることができる点
で、より有利な方法となる。
化アンモニウム等の溶液を用いてシリコン酸化膜45を
選択的に剥離する。次いで、図11(h)に示すよう
に、前実施形態と同様に、p+ 型拡散層21の形成、並
びにアモルファスシリコン54へのドーピングを行った
後、CoSi2 膜22を形成する。
ート電極上にもシリサイドを形成するポリサイド構造に
おいても適用できることが確認された。また、本発明の
有効性は、Co膜の堆積膜厚や、多数個を配列したとき
のトランジスタの歩留まりから、第2実施形態と同様に
確認された。
ルファスシリコンはアンドープの状態で堆積したが、ボ
ロンドープアモルファスを堆積してもよい。この場合、
その後のソース・ドレイン形成のためのイオン注入は不
要となる。
厚くなることで、ドーパントをイオン注入した際に、従
来技術で見られた、局所的にドーパント探さが深くなっ
てしまうという現象を回避することができるようになっ
た。
るものではない。例えば、第1実施形態において、単結
晶シリコン膜の膜厚の薄い部分を埋め込むために、ポリ
シリコンを堆積したが、アモルファスシリコン膜を用い
ることも可能である。
シリサイドを形成していたが、W膜,Ti膜,Ni膜等
を用いてサリサイドを形成することも可能である。ま
た、第1実施形態では、ポリシリコン膜の研磨時に単結
晶シリコン膜上のポリシリコン膜も除去していたが、絶
縁膜上のポリシリコン膜が除去されていれば、単結晶シ
リコン膜上のポリシリコンは、除去しなくとも良い。そ
の他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変
形して実施することが可能である。
結晶シリコン膜のファセット面と絶縁膜との間にできる
空間部にシリコン膜を埋め込むことによって、エレベー
ティッドソース/ドレイン構造とサリサイドとを組み合
わせた構造においても、シリサイドが基板中に形成され
ず接合特性等が劣化することがない。
造工程を示す工程断面図。
造工程を示す工程断面図。
図。
造工程を示す工程断面図。
造工程を示す工程断面図。
チングレートのCF4 /O2 依存性を示す特性図。
性図。
膜上の様子を示す断面図。
製造工程を示す工程断面図。
製造工程を示す工程断面図。
度を示す特性図。
造のMOSトランジスタを示す断面図。
Claims (6)
- 【請求項1】シリコン基板にMOSトランジスタを形成
する半導体装置の製造方法であって、 前記MOSトランジスタのゲート電極の側壁に側壁絶縁
膜を形成する工程と、 露出した前記シリコン基板の表面に前記層間絶縁膜に隣
接してファセット面を有する単結晶シリコン膜を形成す
る工程と、 前記側壁絶縁膜及び単結晶シリコン膜上に非選択シリコ
ン膜を堆積し、前記単結晶シリコンのファセット面と前
記側壁絶縁膜との間に形成される空間に該非選択シリコ
ン膜を埋め込む工程と、 前記側壁絶縁膜上の前記非選択シリコン膜を除去する工
程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】シリコン基板にMOSトランジスタを形成
する半導体装置の製造方法であって、 前記MOSトランジスタのゲート電極の側壁に側壁絶縁
膜を形成する工程と、 露出した前記シリコン基板の表面に前記層間絶縁膜に隣
接してファセット面を有する単結晶シリコン膜を形成す
る工程と、 前記側壁絶縁膜及び単結晶シリコン膜上に、非単結晶で
ある非選択シリコン膜を堆積し、前記単結晶シリコンの
ファセット面と前記側壁絶縁膜との間に形成される空間
に該非選択シリコン膜を埋め込む工程と、 前記非選択シリコンをほぼ均一にエッチング或いは研磨
し、前記側壁絶縁膜上の前記非選択シリコン膜を除去す
る工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項3】シリコン基板にMOSトランジスタを形成
する半導体装置の製造方法であって、 前記MOSトランジスタのゲート電極の側壁に側壁絶縁
膜を形成する工程と、 露出した前記シリコン基板の表面に前記層間絶縁膜に隣
接してファセット面を有する単結晶シリコン膜を形成す
る工程と、 前記単結晶シリコン膜上では単結晶であり、前記側壁絶
縁膜上では非単結晶である非選択シリコン膜を形成し、
該単結晶シリコン膜のファセット面と該側壁絶縁膜との
間に形成される空間に該非選択シリコン膜を埋め込む工
程と、 等方的なエッチング手法を用いて、前記側壁絶縁膜上の
前記非選択シリコン膜を除去する工程とを含むことを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】素子分離絶縁膜によって分離された複数の
素子領域を有するシリコン基板の素子領域にMOSトラ
ンジスタを形成する半導体装置の製造方法であって、 前記MOSトランジスタのゲート電極の側壁に側壁絶縁
膜を形成する工程と、 露出した前記シリコン基板の表面にファセット面を有す
る単結晶シリコン膜を形成する工程と、 前記単結晶シリコン膜上では単結晶であり、前記側壁絶
縁膜及び素子分離絶縁膜上では非単結晶である非選択シ
リコン膜を形成し、該単結晶シリコン膜のファセット面
と該側壁絶縁膜との間に形成される空間に該非選択シリ
コン膜を埋め込む工程と、 等方的なエッチング手法を用いて、前記側壁絶縁膜及び
素子分離絶縁膜上の前記非選択シリコン膜を除去する工
程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】シリコン基板にMOSトランジスタを形成
する半導体装置の製造方法であって、 前記MOSトランジスタのゲート電極の側壁に側壁絶縁
膜を形成する工程と、 露出した前記シリコン基板の表面に前記層間絶縁膜に隣
接してファセット面を有する単結晶シリコン膜を形成す
る工程と、 前記単結晶シリコン膜上では単結晶であり、前記側壁絶
縁膜上では非単結晶である非選択シリコン膜を形成し、
該単結晶シリコン膜のファセット面と該側壁絶縁膜との
間に形成される空間に前記非選択シリコン膜を埋め込む
工程と、 前記側壁絶縁膜上の前記非選択シリコン膜を全て酸化し
てシリコン酸化膜を形成する工程と、 前記シリコン酸化膜を選択的に除去する工程とを含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】素子分離絶縁膜によって分離された複数の
素子領域を有するシリコン基板の素子領域にMOSトラ
ンジスタを形成する半導体装置の製造方法であって、 前記MOSトランジスタのゲート電極の側壁に側壁絶縁
膜を形成する工程と、 露出した前記シリコン基板の表面に前記層間絶縁膜に隣
接してファセット面を有する単結晶シリコン膜を形成す
る工程と、 前記単結晶シリコン膜上では単結晶であり、前記側壁絶
縁膜及び素子分離絶縁膜上では非単結晶である非選択シ
リコン膜を形成し、該単結晶シリコンのファセット面と
該側壁絶縁膜との間に形成される空間に前記非選択シリ
コン膜を埋め込む工程と、 前記側壁絶縁膜及び素子分離絶縁膜上の前記非選択シリ
コン膜を全て酸化してシリコン酸化膜を形成する工程
と、 前記シリコン酸化膜を選択的に除去する工程とを含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000323711A (ja) * | 1999-04-12 | 2000-11-24 | Hyundai Electronics Ind Co Ltd | 半導体素子の製造方法 |
JP2001057429A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-02-27 | Hyundai Electronics Ind Co Ltd | 半導体素子のトランジスタ及びその製造方法 |
US6346732B1 (en) | 1999-05-14 | 2002-02-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device with oxide mediated epitaxial layer |
KR100905463B1 (ko) | 2007-07-02 | 2009-07-02 | 삼성전자주식회사 | 반도체 장치 및 이의 제조방법 |
JP2009182264A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Toshiba Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP09304198A patent/JP3457532B2/ja not_active Expired - Fee Related
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