JPH1174338A - 簡易着脱型蓋付き容器 - Google Patents

簡易着脱型蓋付き容器

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JPH1174338A
JPH1174338A JP25172497A JP25172497A JPH1174338A JP H1174338 A JPH1174338 A JP H1174338A JP 25172497 A JP25172497 A JP 25172497A JP 25172497 A JP25172497 A JP 25172497A JP H1174338 A JPH1174338 A JP H1174338A
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fitting
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fitting plate
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Kazutoshi Ejima
和年 江島
Yukitoo Hiyoubu
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体の取り外し作業を容易にする。 【解決手段】 容器本体2と、本体2を塞ぐ蓋体6と、
蓋体6を本体2に対して確実に固定すると共に容易に取
り外す簡易着脱機構13とを備えた簡易着脱型蓋付き容
器1である。簡易着脱機構13は、蓋体6に本体2側へ
延出して取り付けられると共に弾力性を有して撓み得る
嵌合板15と、本体2に設けられ蓋体6を本体2側へ押
圧することで嵌合板15が嵌合して蓋体6が本体2に固
定される被嵌合部16と、嵌合板15と被嵌合部16と
の間に装着され本体2側へ押圧されることで嵌合板15
を被嵌合部16から分離する分離手段17とから構成し
た。蓋体6を本体2から取り外すときは、分離手段17
を下方へ押圧し、嵌合板15を被嵌合部16から分離し
て、蓋体6の本体2への固定が解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体から蓋体
を容易に着脱できるようにした簡易着脱型蓋付き容器に
関し、特に半導体ウエハ、記憶ディスク、液晶ガラス基
板等の薄板を収納、保管、輸送する容器に用いて好適な
簡易着脱型蓋付き容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の簡易着脱型蓋付き容器として、例
えば実公平6−13114号公報記載の「密閉容器の係
止構造」が知られている。
【0003】この密閉容器51は、図2から図4に示す
ように、容器本体52と、この容器本体52の上部開口
を塞ぐ蓋体53とから概略構成されている。蓋体53の
対向する2つの側壁には、下方へ垂下して形成された係
止片54が設けられている。この係止片54には、その
中央に設けられた操作口55と、この操作口55の両側
に設けられた係止孔56とを有している。容器本体52
には、係止片54の係止孔56に嵌合する係止具57が
設けられている。この係止具57には、係止片54が摺
接して外方へ押し広げられる傾斜面57Aが設けられて
いる。
【0004】前記構成において、蓋体53を容器本体5
2に取り付けて上方から押下すると、係止片54が傾斜
面57Aに摺接して押し広げられ、各係止具57が各係
止孔56に嵌合する。これにより、蓋体53が容器本体
52に装着され、互いに固定される。
【0005】蓋体53を容器本体52から取り外すとき
は、各係止片54を曲げる。即ち、2つの係止片54の
各操作口55を作業者が手で持って互いに引き離す方向
(図4中の右方向)に各係止片54を曲げ、係止片54
の係止孔56を係止具57から外して、蓋体53を容器
本体52から取り外す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、蓋体53を
容器本体52から取り外すときは、前述のように、2つ
の係止片54を互いに引き離す方向に曲げて、係止片5
4の係止孔56を係止具57から外さなければならな
い。
【0007】ところが、2つの係止片54を互いに引き
離す方向に曲げた状態で、蓋体53を上方に持ち上げる
動作においては、係止片54を引き離す動作と、蓋体5
3を持ち上げる動作とを同時に行わなければならず、作
業性が悪い。この場合、数個の容器51に対してその蓋
体53の取り外しを行うときにはあまり問題にならない
が、大量の容器に対してその蓋体53の取り外しを行う
ときには、その作業性の悪さから、作業者への負担が大
きいという問題点がある。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
で、蓋体の取り外し作業を容易にして、作業者への負担
の軽減を図った簡易着脱型蓋付き容器を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に第1の発明に係る簡易着脱型蓋付き容器は、容器本体
と、この容器本体を塞ぐ蓋体と、この蓋体を前記容器本
体に対して確実に固定すると共に容易に取り外す簡易着
脱機構とを備えた簡易着脱型蓋付き容器において、前記
簡易着脱機構が、前記蓋体に前記容器本体側へ延出して
取り付けられると共に弾力性を有して撓み得る嵌合板
と、前記容器本体に設けられ前記蓋体を容器本体側へ押
圧することで前記嵌合板が嵌合して蓋体が容器本体に固
定される被嵌合部と、前記嵌合板と被嵌合部との間に装
着され容器本体側へ押圧されることで嵌合板を被嵌合部
から分離する分離手段とから構成されたことを特徴とす
る。
【0010】前記構成により、蓋体を容器本体に取り付
けるときは、蓋体を容器本体に被せて容器本体側に押圧
する。これにより、簡易着脱機構の嵌合板が被嵌合部に
嵌合して、蓋体が容器本体に固定される。蓋体を容器本
体から取り外すときは、分離手段を容器本体側へ押圧し
て、嵌合板を被嵌合部から分離する。これにより、蓋体
の容器本体への固定が解消され、蓋体を取り外す。この
動作において作業者は、蓋体を容器本体側へ押圧する力
と、その反対方向へ引く力だけで済み、蓋体の取り外し
作業が効率化する。
【0011】第2の発明に係る簡易着脱型蓋付き容器
は、前記嵌合板が、嵌合孔を有して構成され、前記被嵌
合部が、前記蓋体の押圧時に前記嵌合板に摺接してこの
嵌合板を外方へ押し広げる傾斜面を有すると共に、この
傾斜面で押し広げられた嵌合板の嵌合孔に嵌合して前記
蓋体を容器本体に固定する嵌合突起から構成され、前記
分離手段が、前記嵌合突起の傾斜面に摺接した状態で設
けられ、容器本体側へ押圧されることで傾斜面に沿って
外方へ押されて前記嵌合板を前記被嵌合部から分離する
分離板により構成されたことを特徴とする。
【0012】前記構成により、蓋体を容器本体に取り付
けるときは、蓋体を容器本体に被せて容器本体側に押圧
する。これにより、嵌合板が、被嵌合部の傾斜面で押し
広げられながらこの被嵌合部を覆う。そして、嵌合板の
嵌合孔が、嵌合突起と整合したところでこの嵌合突起に
嵌合して、蓋体が容器本体に対して固定される。蓋体を
容器本体から取り外すときは、分離手段を容器本体側へ
押圧する。これにより、分離板が嵌合突起の傾斜面に摺
接しながら傾斜面に沿って外方へ押され、嵌合板を外方
へ押す。外方へ押された嵌合板は、被嵌合部から外れ
て、蓋体の容器本体への固定が解消される。その後、蓋
体を取り外す。
【0013】第3の発明に係る簡易着脱型蓋付き容器
は、前記嵌合板が、嵌合孔を有して構成され、前記被嵌
合部が、前記蓋体の押圧時に前記嵌合板に摺接してこの
嵌合板を外方へ押し広げる傾斜面を有すると共に、この
傾斜面で押し広げられた嵌合板の嵌合孔に嵌合して前記
蓋体を容器本体に固定する嵌合突起から構成され、前記
分離手段が、前記容器本体側へ押圧されることで外方へ
せり出して前記嵌合板を外方へ押し、この嵌合板を前記
被嵌合部から分離する分離板により構成されたことを特
徴とする。
【0014】前記構成により、蓋体を容器本体から取り
外すときは、分離手段を容器本体側へ押圧する。これに
より、分離板が外方へせり出し、このせり出した分離板
によって前記嵌合板が外方へ押される。外方へ押された
嵌合板は、その嵌合孔が嵌合突起から外れることで、こ
の嵌合突起から分離する。これにより、蓋体の容器本体
への固定が解消される。その後、蓋体を取り外す。な
お、蓋体を容器本体に取り付けるときは、前記第2の発
明と同様である。
【0015】第4の発明に係る簡易着脱型蓋付き容器
は、前記簡易着脱機構の被嵌合部が、前記分離手段を収
容する凹部を有して構成され、この凹部内に、容器内外
側間で気体の通過を許容して内部気圧を外部気圧と一致
させると共に塵埃等の通過を制限するフィルタを備えた
ことを特徴とする。
【0016】前記構成により、簡易着脱型蓋付き容器の
輸送途中等において気圧が変化した場合、フィルタが、
塵埃等の進入を抑えて内部気圧を外部気圧と一致させ
る。これにより、蓋体の開放時に内部気圧が外部気圧よ
りも低くなって、開放しづらくなる現象を解消すること
ができる。この結果、前記分離手段と相まって、蓋体の
取り外し作業が、より一層効率化する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。なお、本発明の簡易着脱型蓋付
き容器は、蓋体の取り外し作業の効率化を図った容器で
あり、特に半導体ウエハ、記憶ディスク、液晶ガラス基
板等の薄板を収納、保管、輸送する容器に用いて好適な
容器である。本実施形態では、半導体ウエハを収納する
簡易着脱型蓋付き容器を例に説明する。
【0018】[第1の実施形態]本実施形態に係る簡易
着脱型蓋付き容器1は、図5から図7に示すように構成
されている。図中の2は容器本体である。この容器本体
2内には、多数の半導体ウエハ3がウエハキャリア4に
支持された状態で収納されている。図中の6は容器本体
2を塞ぐ蓋体である。この蓋体6は、容器本体2内に収
納された半導体ウエハ3の上半分を覆った状態で、容器
本体2に取り付けられる。蓋体6内の上側面にはウエハ
支持具7が取り付けられている。このウエハ支持具7
は、ウエハキャリア4に収納された半導体ウエハ3を支
持して、簡易着脱型蓋付き容器1の移動等による振動で
半導体ウエハ3が互いに接触するのを防止するためのも
のである。
【0019】容器本体2の上端部には、図8に示すよう
に、ガスケット収納溝10が設けられている。このガス
ケット収納溝10は、容器本体2の上端部全周に亘って
施されている。ガスケット収納溝10は上方に開口して
形成されており、その内部に容器内外を気密にシールす
るガスケット11が収納されている。蓋体6の下端部に
は、前記ガスケット収納溝10に嵌合する嵌合溝12が
設けられている。この嵌合溝12は、下方に開口して形
成され、蓋体6の下端部の全周に亘って施されている。
嵌合溝12の内側壁12Aは、ガスケット収納溝10内
に挿入され、ガスケット11に圧着して容器内外をシー
ルする。嵌合溝12の外側壁12Bは、ガスケット収納
溝10の外側を覆うカバーとなっている。
【0020】容器本体2と蓋体6との間には、蓋体6を
容器本体2に対して確実に固定すると共に容易に取り外
すための簡易着脱機構13が設けられている。この簡易
着脱機構13は、図6から図13に示すように主に、嵌
合板15と、被嵌合部16と、分離手段17とから構成
されている。
【0021】嵌合板15は、蓋体6の嵌合溝12の外側
壁12Bから、容器本体2側へ延出して形成されてい
る。この嵌合板15は蓋体6の側壁の4カ所に設けられ
ている。嵌合板15の中央には、後述する嵌合突起23
に嵌合する嵌合孔15Aが設けられている。この嵌合板
15は、弾力性を有しており、外方向(図8中の右方
向)に撓むことができるようになっている。
【0022】被嵌合部16は、図6及び図8に示すよう
に、容器本体2の上部のうち、前記嵌合板15に対応す
る位置に設けられている。この被嵌合部16は主に、凹
部18と、この凹部18内に設けられた嵌合突起19と
から構成されている。
【0023】凹部18は、容器本体2の側壁2Aと、底
板21と、両側板22とから構成され、横長の長方形状
を有している。これにより、一定距離だけ隔てられた2
枚の嵌合板15が同時に凹部18内に収納できるように
なっている。凹部18内のうち、前記嵌合板15の嵌合
孔15Aに対応する位置には、この嵌合孔15Aに嵌合
して蓋体6を容器本体2に固定する嵌合突起19が設け
られている。この嵌合突起19は、その上側に傾斜面1
9Aを有し、下側に嵌合面19Bを有している。傾斜面
19Aは、下方へ向けて外側へせり出すように形成さ
れ、蓋体6を容器本体2に被せて上から押圧するとき
に、嵌合板15が摺接してこの嵌合板15を外方へ押し
広げるようになっている。嵌合面19Bは、嵌合孔15
Aに直接に当接して蓋体6を容器本体2に固定するよう
になっている。即ち、傾斜面19Aによって押し広げら
れた嵌合板15が嵌合突起19を覆い、嵌合突起19が
嵌合孔15Aに整合したところで嵌り込んで、嵌合面1
9Bが嵌合孔15Aに当接した状態で、蓋体6を容器本
体2に固定するようになっている。両側板22の下部に
は、底板21に沿って長溝25が設けられている。この
長溝25は、後述する分離板31の係止爪32Aが嵌合
することで、直接的にこの係止爪32Aを支持して間接
的に凹部18内に装着された分離板31を支持するため
のものである。
【0024】凹部18内の一側には、図6及び図9に示
すように、フィルタ26が設けられている。このフィル
タ26は、容器本体2の内外側間で気体の通過を許容し
て内部気圧を外部気圧と一致させると共に塵埃等の通過
を制限するためのフィルタである。フィルタ26は、容
器本体2の側壁2Aに設けられた接続管27に嵌合した
状態で取り付けられ、凹部18から外部にはみ出さない
ようになっている。
【0025】分離手段17は、容器本体2側(下方)へ
押圧されることで嵌合板15を被嵌合部16の嵌合突起
19から分離するためのものである。この分離手段17
は、図8から図13に示すように、分離板31と、足部
32とから構成されている。分離板31は、凹部18内
に収納できる大きさであって、横長のほぼ長方形状に形
成されている。分離板31の両側には、嵌合突起19に
嵌合する嵌合孔33が設けられている。この嵌合孔33
は、嵌合突起19と嵌合板15の嵌合孔15Aとが嵌合
した状態で、この嵌合突起19と嵌合板15との間に分
離板31を介在させるためのものである。この分離板3
1が嵌合突起19と嵌合板15との間に介在した状態を
図8及び図9に示す。そして、この状態で、分離板31
を下方へ押下すると、この分離板31が嵌合突起19の
傾斜面19Aに摺接しながらこの傾斜面19Aに沿って
外方(図8及び図9中の右方)へ押されて、嵌合板15
を嵌合突起19から分離するようになっている。分離板
31の中央部には、作業者が手を入れて分離板31を下
方へ押圧するための押圧用凹部34が設けられている。
【0026】足部32は、容器本体2側である下方へ押
し下げられた分離板31を蓋体6側である上方に押し戻
すためのスプリングである。この足部32は、弾性を有
する板材をくの字型に折り曲げて形成され、分離板31
の下部の2カ所に設けられている。各足部32の左右方
向外側には係止爪32Aが設けられている。この係止爪
32Aは、図8に示すように、長溝25に嵌合すること
で、分離手段17を凹部18内に支持するためのもので
ある。この分離手段17は、図1(A),(B)に示す
ように、嵌合突起19と足部32を整合させた状態で、
凹部18に押し込むことで、足部32の係止爪32Aが
長溝25に嵌合して、凹部18内に装着される。
【0027】[第1の実施形態の動作]以上のように構
成された簡易着脱型蓋付き容器1では、次のようにして
蓋体6が容器本体2に対して、取り付け及び取り外しが
なされる。
【0028】蓋体6を容器本体2に取り付けるときは、
蓋体6を容器本体2に被せた状態で、この蓋体6を容器
本体2側である下方に押圧する。これにより、簡易着脱
機構13の嵌合板15が被嵌合部16に嵌合する。具体
的には、嵌合板15が、被嵌合部16の嵌合突起19の
傾斜面19Aに摺接して、この傾斜面19Aに沿って押
し広げられながらこの嵌合突起19を覆う。そして、嵌
合板15の嵌合孔15Aが、嵌合突起19と整合したと
ころでこの嵌合突起19に嵌合して、蓋体6が容器本体
2に対して固定される。
【0029】蓋体6を容器本体2から取り外すときは、
図1(C),(D)に示すように、分離手段17の押圧
用凹部34を下方に押し下げることで、分離板31を下
方へ移動させる。これにより、嵌合突起19と嵌合板1
5との間に介在した分離板31が嵌合突起19の傾斜面
19Aに沿って外方へ押し出される。これにより、嵌合
板15が外方へ押され、嵌合孔15Aが嵌合面19Bを
摺動しながら最終的にこの嵌合面19Bが外れて、嵌合
板15が嵌合突起19から分離される。これにより、ガ
スケット11及び嵌合板15の弾力性によって蓋体6が
多少上方へずれて、この蓋体6の容器本体2への固定が
解消される。そして、蓋体6を上方へ持ち上げて取り外
す。
【0030】一方、簡易着脱型蓋付き容器1は、その輸
送途中において、周囲の気圧が変化することがある。こ
の場合、フィルタ26が塵埃等の進入を抑えて内部気圧
を外部気圧と一致させる。これにより、簡易着脱型蓋付
き容器1の内部気圧と外部気圧とを常に一致させること
ができる。この結果、簡易着脱型蓋付き容器1の蓋体6
の開放時に、内部気圧が外部気圧よりも低くなって、開
放しづらくなる現象が解消する。
【0031】[第1の実施形態の効果]以上により、蓋
体6の容器本体2に対する取り付け及び取り外し作業に
おいて作業者は、蓋体6に体重を掛けながら下方へ押圧
する動作と、分離手段17を下方へ押圧する動作と、蓋
体6を上方へ持ち上げる動作だけで済む。左右方向への
力を必要としない。これにより、蓋体6の取り付け及び
取り外し作業が大幅に効率化する。
【0032】また、フィルタ26によって、簡易着脱型
蓋付き容器1の内部気圧が外部気圧よりも低くなって開
放しづらくなる現象が解消するため、蓋体6の取り外し
作業を一層効率化することができる。
【0033】また、フィルタ26は凹部18内に収納さ
れ、はみ出している部分がないので、簡易着脱型蓋付き
容器1の移動の際にフィルタ26が何かに接触して破損
するのを確実に防止することができる。
【0034】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。
【0035】本実施形態に係る簡易着脱型蓋付き容器の
全体構成は、前記第1の実施形態に係る簡易着脱型蓋付
き容器1とほぼ同様であるので、同一部材には同一符号
を付してその説明を省略する。本実施形態に係る簡易着
脱型蓋付き容器の特徴は分離手段36にある。この分離
手段36を図14〜図19に基づいて説明する。
【0036】分離手段36は、分離板37と、足部38
とから構成されている。分離板37は、凹部18内に収
納できる大きさであって、前記第1の実施形態の分離板
31とほぼ同様の形状に形成されている。分離板37の
両側には、前記嵌合突起19にその下側から嵌合する切
欠き39が設けられている。この切欠き39は、嵌合突
起19と嵌合板15の嵌合孔15Aとが嵌合した状態
で、この嵌合突起19の下側に嵌合することによって、
分離板37を嵌合板15の内側に位置させるためのもの
である。嵌合突起19と嵌合板15とが嵌合した状態
で、分離板37が嵌合板15の内側に位置する状態を図
19(A)に示す。分離板37のうち、切欠き39の両
側部分は、嵌合板15をその内側から押圧する押圧部4
0となっている。42は押圧用凹部である。この押圧用
凹部42に作業者が手を入れて容器本体2側である下方
へ押圧することで、分離板37が回動して押圧部40が
外方へせり出し、この押圧部40が嵌合板15をその内
側から外方へ押して嵌合突起19から分離するようにな
っている。
【0037】足部38は、分離板37の回動を支持する
と共に、容器本体2側である下方へ押し下げられること
で回動した分離板37をもとの状態に押し戻すためのス
プリングである。この足部38は、弾性を有する板材で
形成され、分離板37の下部の2カ所に設けられてい
る。この足部38の形状は、前記第1の実施形態の足部
32とほぼ同様に、くの字型に折り曲げて形成されてい
るが、次の点で第1の実施形態の足部32と異なる。即
ち、本実施形態の足部38は、第1の実施形態の足部3
2が分離板31を下方へ平行移動させるように支持して
いるのに対して、本実施形態の足部38は分離板37を
回動させるように支持している。この分離板37の回動
を支持する足部38は、分離板31の平行移動を支持す
る足部32に比べて動きが大きいので、脱落するおそれ
が強い。このため、足部38は、確実に支持される構成
になっている。具体的には、係止爪38Aと張り出し部
38Bとが設けられている。係止爪38Aは、前記第1
実施形態の係止爪32Aと同様で、各足部38の左右方
向外側に設けられている。張り出し部38Bは、各足部
38の左右方向内側に設けられている。この張り出し部
38Bは、後述の足部押え板43と凹部18の底板との
間に支持されるようになっている。この係止爪38Aと
張り出し部38Bとによって、足部38が凹部18内に
確実に支持され、分離板37が回動して足部38が大き
く動いても、分離手段36が凹部18から脱落しないよ
うになっている。
【0038】この分離手段36は、その張り出し部38
Bを足部押え板43と凹部18の底板との間に整合させ
た状態で、凹部18に押し込むことで、係止爪38Aが
長溝25に嵌合し、張り出し部38Bが足部押え板43
と凹部18の底板との間に挿入されて、凹部18内に装
着される。
【0039】足部押え板43は、図18及び図19に示
すように、凹部18内の奥板から外方に向けて設けられ
ている。足部押え板43は、凹部18に分離手段36が
装着された状態で、各足部38の張り出し部38Bの上
側を覆う2カ所の位置にそれぞれ設けられている。足部
押え板43と凹部18の底板との間は、足部38の張り
出し部38Bの厚さとほぼ同じ間隔に設定されている。
【0040】[第2の実施形態の動作]以上のように構
成された簡易着脱型蓋付き容器では、次のようにして蓋
体6が容器本体2から取り外される。なお、蓋体6の取
り付けは前記第1の実施形態と同様である。
【0041】蓋体6を容器本体2から取り外すときは、
図19(A),(B)に示すように、分離手段36の押
圧用凹部42を下方に押し下げることで、分離板37を
回動させる。これにより、分離板37の押圧部40が外
方へせり出し、このせり出した押圧部40が嵌合板15
を外方へ押す。外方へ押された嵌合板15は、その嵌合
孔15Aが嵌合面19Bを摺動しながら最終的にこの嵌
合面19Bから外れる。これにより、嵌合板15が嵌合
突起19から分離され、ガスケット11等の弾力性で蓋
体6が多少上方へずれ、この蓋体6の容器本体2への固
定が解消される。そして、蓋体6を上方へ持ち上げて取
り外す。
【0042】[第2の実施形態の効果]以上のように、
本実施形態の簡易着脱型蓋付き容器の場合も、前記第1
の実施形態の簡易着脱型蓋付き容器1と同様の効果を奏
することができる。
【0043】[変形例] (1) 前記第1の実施形態では、分離手段として、上
下に摺動する分離板31を用いたが、図20に示すよう
に、側面形状がL字型の押し出しカム41を設けてもよ
い。この場合、押し出しカム41を下方へ押圧すること
で、この押し出しカム41が回動して、嵌合板15が外
側へ押されて嵌合突起19から外れる。これによって
も、前記各実施形態同様の作用、効果を奏することがで
きる。
【0044】(2) 前記第1の実施形態では、嵌合突
起19を容器本体2側に設けたが、この嵌合突起19を
嵌合板15に設け、この嵌合突起19が嵌合する嵌合孔
を容器本体2側に設けてもよい。これによっても、前記
実施形態同様の作用、効果を奏することができる。
【0045】(3) 前記第2の実施形態では、嵌合板
15が嵌合突起19から分離したときガスケット11等
の弾力性で蓋体6を上方へずらすようにしたが、図21
に示すように、分離板37の押圧部40に押上げ用爪4
4を設けてもよい。この場合、押圧部40が外方へせり
出すことで、押上げ用爪44が嵌合板15の下端部に係
止する。このとき、嵌合板15は、その弾性でもとに戻
ろうとするので、嵌合板15の下端部は確実に押上げ用
爪44に係止される。次いで、足部38の弾力で分離板
37がもとに戻る際に嵌合板15を押し上げる。これに
より、より確実に嵌合板15を嵌合突起19から外すこ
とができるようになる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の簡易着脱
型蓋付き容器によれば、蓋体を容器本体側へ押圧する動
作と、分離手段を容器本体側へ押圧する動作と、蓋体を
上方へ持ち上げる動作だけで、蓋体の容器本体に対する
取り付け及び取り外しを行うことができるようになる。
この結果、左右方向への力を必要とせず、蓋体の取り付
け及び取り外し作業を大幅に効率化させることができる
ようになる。
【0047】また、フィルタによって簡易着脱型蓋付き
容器の内部と外部とを常に同じ気圧に維持することがで
きるため、蓋体の取り外し作業を一層効率化することが
できるようになる。
【0048】また、フィルタを凹部内に収納したので、
簡易着脱型蓋付き容器の移動の際にフィルタが何かに接
触して破損するのを確実に防止することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る簡易着脱型蓋付
き容器の簡易着脱機構を示す要部断面図である。
【図2】従来の密閉容器を示す側面図である。
【図3】従来の密閉容器の蓋体を示す側面図である。
【図4】従来の密閉容器の蓋体を固定する機構を示す要
部断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る簡易着脱型蓋付
き容器を示す側面断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る簡易着脱型蓋付
き容器を示す正面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態に係る簡易着脱型蓋付
き容器の蓋体を示す側面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態に係る簡易着脱型蓋付
き容器の簡易着脱機構を示す要部断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態に係る簡易着脱型蓋付
き容器の簡易着脱機構を示す要部断面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態に係る簡易着脱型蓋
付き容器の分離手段を示す正面図である。
【図11】本発明の第1の実施形態に係る簡易着脱型蓋
付き容器の分離手段を示す正面図である。
【図12】図10のA−A線矢視断面図である。
【図13】図10のB−B線矢視断面図である。
【図14】本発明の第2の実施形態に係る簡易着脱型蓋
付き容器の分離手段を示す正面図である。
【図15】本発明の第2の実施形態に係る簡易着脱型蓋
付き容器の分離手段を示す正面図である。
【図16】図14のA−A線矢視断面図である。
【図17】図14のB−B線矢視断面図である。
【図18】本発明の第2の実施形態に係る簡易着脱型蓋
付き容器の分離手段の要部を示す斜視図である。
【図19】本発明の第2の実施形態に係る簡易着脱型蓋
付き容器の簡易着脱機構を示す要部断面図である。
【図20】第1の変形例を示す要部断面図である。
【図21】第2の変形例を示す要部断面図である。
【符号の説明】 1:簡易着脱型蓋付き容器、2:容器本体、6:蓋体、
13:簡易着脱機構、15:嵌合板、16:被嵌合部、
17:分離手段、18:凹部、19:嵌合突起、19
A:傾斜面。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】前記構成により、蓋体を容器本体から取り
外すときは、分離手段を容器本体側へ押圧する。これに
より、分離板が外方へせり出し、このせり出した分離板
によって前記嵌合板が外方へ押される。外方へ押された
嵌合板は、その嵌合孔が嵌合突起から外れることで、こ
の嵌合突起から分離する。これにより、蓋体の容器本体
への固定が解消される。その後、蓋体を取り外す。な
お、蓋体を容器本体に取り付けるときは、前記第2の発
明と同様である。第4の発明に係る簡易着脱型蓋付き容
器は、前記分離板に、前記嵌合板の下端部に係止して押
し上げる押上げ用爪を設けたことを特徴とする。前記構
成により、分離板が外方へせり出すと、押上げ用爪が嵌
合板の下端部に係止する。次いで、分離板がもとに戻る
際に嵌合板を押し上げる。これにより、より確実に嵌合
板を嵌合突起から外すことができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】第5の発明に係る簡易着脱型蓋付き容器
は、前記簡易着脱機構の被嵌合部が、前記分離手段を収
容する凹部を有して構成され、この凹部内に、容器内外
側間で気体の通過を許容して内部気圧を外部気圧と一致
させると共に塵埃等の通過を制限するフィルタを備えた
ことを特徴とする。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、この容器本体を塞ぐ蓋体
    と、この蓋体を前記容器本体に対して確実に固定すると
    共に容易に取り外す簡易着脱機構とを備えた簡易着脱型
    蓋付き容器において、 前記簡易着脱機構が、前記蓋体に前記容器本体側へ延出
    して取り付けられると共に弾力性を有して撓み得る嵌合
    板と、前記容器本体に設けられ前記蓋体を容器本体側へ
    押圧することで前記嵌合板が嵌合して蓋体が容器本体に
    固定される被嵌合部と、前記嵌合板と被嵌合部との間に
    装着され容器本体側へ押圧されることで嵌合板を被嵌合
    部から分離する分離手段とから構成されたことを特徴と
    する簡易着脱型蓋付き容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の簡易着脱型蓋付き容器
    において、 前記嵌合板が、嵌合孔を有して構成され、 前記被嵌合部が、前記蓋体の押圧時に前記嵌合板に摺接
    してこの嵌合板を外方へ押し広げる傾斜面を有すると共
    に、この傾斜面で押し広げられた嵌合板の嵌合孔に嵌合
    して前記蓋体を容器本体に固定する嵌合突起から構成さ
    れ、 前記分離手段が、前記嵌合突起の傾斜面に摺接した状態
    で設けられ、容器本体側へ押圧されることで傾斜面に沿
    って外方へ押されて前記嵌合板を前記被嵌合部から分離
    する分離板により構成されたことを特徴とする簡易着脱
    型蓋付き容器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の簡易着脱型蓋付き容器
    において、 前記嵌合板が、嵌合孔を有して構成され、 前記被嵌合部が、前記蓋体の押圧時に前記嵌合板に摺接
    してこの嵌合板を外方へ押し広げる傾斜面を有すると共
    に、この傾斜面で押し広げられた嵌合板の嵌合孔に嵌合
    して前記蓋体を容器本体に固定する嵌合突起から構成さ
    れ、 前記分離手段が、前記容器本体側へ押圧されることで外
    方へせり出して前記嵌合板を外方へ押し、この嵌合板を
    前記被嵌合部から分離する分離板により構成されたこと
    を特徴とする簡易着脱型蓋付き容器。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の簡易
    着脱型蓋付き容器において、 前記簡易着脱機構の被嵌合部が、前記分離手段を収容す
    る凹部を有して構成され、この凹部内に、容器内外側間
    で気体の通過を許容して内部気圧を外部気圧と一致させ
    ると共に塵埃等の通過を制限するフィルタを備えたこと
    を特徴とする簡易着脱型蓋付き容器。
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