JPH1174036A - 同軸ケーブル用コンタクト - Google Patents

同軸ケーブル用コンタクト

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JPH1174036A
JPH1174036A JP10165522A JP16552298A JPH1174036A JP H1174036 A JPH1174036 A JP H1174036A JP 10165522 A JP10165522 A JP 10165522A JP 16552298 A JP16552298 A JP 16552298A JP H1174036 A JPH1174036 A JP H1174036A
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crimping
piece
braided
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勲 亀山
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
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    • H01R9/053Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables using contact members penetrating insulation
    • HELECTRICITY
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同軸ケーブルと同軸ケーブル用コンタクトと
の接続の信頼性を向上させる。 【解決手段】 中心導体3の外周面に周設された絶縁被
覆4を巻回する編組5と、編組の外周面を覆うシース6
とから成る同軸ケーブル2を矩形状の載置板24に配置
し、載置板に同軸ケーブルの配置方向と交差する方向へ
一対の圧着片22,22を形成し、圧着片の間に対向す
る一又は複数組の編組加締片23,23を有し、編組に
食い込む突き刺し部を編組加締片に形成すると共に、編
組加締片の間隔を絶縁被覆の外径の距離と略同じに設定
した。突き刺し部が編組加締片の自由端部を鋭角に切り
欠いて形成された編組用刃である。圧着片の自由端部を
鋭角状に切り欠いて圧着用刃を形成すると共に、自由端
部の間隔がシースの内径より大、かつ外径より小の距離
に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルの編
組を確実に接続することができる同軸ケーブル用コンタ
クトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、同軸ケーブルを同軸コンタクトに
電気的に接続する方法として、図23に示すような特開
平6−68938号公報に開示された同軸ケーブル用コ
ンタクト接続方法が提案されている。
【0003】即ち、図23において、この同軸ケーブル
用コンタクト接続方法は、同軸ケーブル60の中心導体
60aを接続端子61の一端部に接続し、同軸ケーブル
60のシース60dをスリーブ62に挿入し、接続端子
61の他端部からフェルール63を通し、図24に示す
ように、同軸ケーブル60の編組60cをフェルール6
3側と反対側に折り畳む。
【0004】そして、接続端子61を挿通した誘電体の
インサート64をフェルール63の他端側から挿着し、
スリーブ62をフェルール63側へ移動させて編組60
cを延ばし、編組60cをスリーブ62とフェルール6
3との間に挟み、接続端子61の他端側から同軸コンタ
クト65を挿入して誘電体のインサート64を内部に収
容し、同軸コンタクト65の圧着片65aでスリーブ6
2の外周面を加締め、同軸ケーブル60と同軸コンタク
ト65とを電気的に接続する。これにより、同軸ケーブ
ル用コンタクト70が形成される。
【0005】なお、同軸ケーブル60は中心導体60a
と、中心導体60aの外周面に周設された絶縁被覆60
bと、絶縁被覆60bの外周面を巻回する編組60c
と、編組60cを覆うシース60dとから成る。
【0006】しかしながら、同軸ケーブル60の編組6
0cを折り畳む作業が煩わしいという問題点があった。
また、編組60cの巻回密度が小さい場合に、熟練が少
ない作業者が編組60cを折り畳むと、編組60cが広
がってしまうと共に、編組60cの収拾がつかなくなる
恐れがあった。更に、圧着により圧着片65aがスリー
ブ62に加締められるから、スリーブ62を同軸ケーブ
ル60に残さないと、圧着に依る熱が直接シース60d
に作用してシース60dが縮小し、シース60dと編組
60cとの間に隙間が生じるという欠点があった。
【0007】また、実開昭55−106981号公報に
記載されている接続端子70は、図25に示すように、
端子本体71の両側に二重係止片72,73を有する。
二重係止片72,73のうち、内側(相対向する側)係
止片72は端子本体71の両側に直接立設され、外側係
止片73は端子本体71に直接立設されていない。即
ち、端子本体71の一端に連結板74の一端が接続さ
れ、折り畳まれた連結板74の他端部に外側係止片73
が立設されている。
【0008】しかしながら、外側係止片73が連結板7
4の他端部の上面に形成さているから、接続端子70を
製造するには連結板74の中間部を下側(内側係止片7
2の側と反対側)に折り曲げる必要がある。そのため
に、複数の接続端子70を連続的に製造するたの連鎖帯
(図示せず)を連結板74に形成することができないか
ら、電線等(図示せず)を接続端子70に連続的に圧着
することができないという問題点あった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、同軸ケーブルの編組が簡単に接続され、圧着時
に同軸ケーブルのシースが変形しても、電気的な接続の
信頼性が低下せず、そして同軸ケーブルを圧着する接続
端子を連続的に製造すると共に、同軸ケーブルを接続端
子に連続的に圧着できる同軸ケーブル用コンタクトを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、中心導体の外周面に周設された絶縁被覆
を巻回する編組と、該編組の外周面を覆うシースとから
成る同軸ケーブルを矩形状の載置板に配置し、該載置板
に該同軸ケーブルの配置方向と交差する方向へ一対の圧
着片を形成し、該圧着片の間に対向する一又は複数組の
編組加締片を有し、前記編組に食い込む突き刺し部を該
編組加締片に形成すると共に、該編組加締片の間隔を前
記絶縁被覆の外径の距離と略同じに設定した同軸ケーブ
ル用コンタクトを特徴とする(請求項1)。前記突き刺
し部が前記編組加締片の自由端部を鋭角に切り欠いて形
成された編組用刃である同軸ケーブル用コンタクトを特
徴とする(請求項2)。前記圧着片の自由端部を鋭角状
に切り欠いて圧着用刃を形成すると共に、該自由端部の
間隔が前記シースの内径より大、かつ外径より小の距離
に設定されていることが好ましい(請求項3)。前記載
置板の一端に設けられた連結板を前記圧着片側に折曲
し、該載置板に重ね合わされた該連結板に前記編組加締
片を配置し、かつ該連結板に前記同軸ケーブルの配置方
向と交差する方向に連鎖帯を有することも可能である
(請求項4)。前記突き刺し部が、前記編組加締片の自
由端に連成された一対の延設板を相対向させて屈曲する
と共に、前記同軸ケーブルを軸方向から該編組加締片へ
挿入した際に前記編組と絶縁被覆との間に挿入されるよ
うに、該延設板の一側に編組用挿入刃を設けて成る同軸
ケーブル用コンタクトを採用する(請求項5)。前記編
組用挿入刃が断面ハ字状又は円弧状に形成されると共
に、該編組用挿入刃の内径が前記絶縁被覆の外径と略同
じである同軸ケーブル用コンタクトも有効である(請求
項6)。前記延設板の断面形状が前記編組用挿入刃と同
形状である同軸ケーブル用コンタクトも併せて採用する
(請求項7)。
【0011】請求項1によれば、載置板に形成された一
対の圧着片が同軸ケーブルの配置方向と交差する方向で
あり、一又は複数組の編組加締片が圧着片の間に位置す
ると共に、編組加締片が突き刺し部を有し、そして編組
加締片の間隔が絶縁被覆の径と略同じ距離であるから、
例えば、同軸ケーブルの露出した編組が圧着片と編組加
締片とに押し込まれると、突き刺し部が編組内に食い込
む。突き刺し部が編組内に食い込んだ状態で圧着片が編
組の外周面に圧着されて加締められる。これにより、同
軸ケーブルの編組が編組加締片と圧着片とにより挟まれ
る。
【0012】請求項2によれば、突き刺し部が編組加締
片の自由端部に配置される共に、鋭角に形成された編組
用刃であるから、編組加締片に編組が押し込まれると、
編組用刃が確実に編組内に食い込む。請求項3によれ
ば、圧着片が自由端部に圧着用刃を有し、自由端の間隔
がシースの内径より大かつ外径より小の距離であるか
ら、例えば、同軸ケーブルの編組を露出しなくても、同
軸ケーブルが圧着片に押し込まれると、圧着用刃がシー
ス内に食い込む。そして、シースから突出した圧着片が
圧着されたシースに加締められる。
【0013】請求項4によれば、載置板の一端に設けら
れた連結板が圧着片側に折れ曲がり、載置板に重ね合わ
された連結板が編組加締片を配置し、載置板が同軸ケー
ブルの配置方向と交差する方向に連鎖帯を有するから、
例えば、同軸ケーブルに接続される接続端子に連結板と
連鎖帯とをそれぞれ形成すれば、複数の接続端子が連続
する。
【0014】請求項5によれば、編組加締片の自由端に
連成された一対の延設板が相対向して屈曲すると共に、
編組用挿入刃が延設板の一側に位置する。これにより、
同軸ケーブルを軸方向から編組加締片へ挿入すると、編
組用挿入刃が編組と絶縁被覆との間に進入する。請求項
6によれば、編組用挿入刃が断面ハ字状又は円弧状であ
ると共に、内径が絶縁被覆の外径と略同じである。これ
により、同軸ケーブルを編組加締片に挿入すると、編組
用挿入刃が絶縁被覆から編組を分離して外側にめくり上
げる。請求項7によれば、延設板の断面形状が編組用挿
入刃と同形状である、これにより、同軸ケーブルを編組
加締片に挿入すると、編組と絶縁被覆との間にスムーズ
に延設板及び編組加締片を挿入できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を図面を参照して説明する。図1〜図10は本発明に係
る同軸ケーブル用コンタクトの第一実施例を示すもので
ある。なお、従来例と同一構成部材には同一名称を付け
て詳細な説明を省略する。
【0016】図1において、この同軸ケーブル用コンタ
クト1Aは、同軸ケーブル2の中心導体3を接続端子1
0に接続し、同軸ケーブル2の編組5を同軸端子20に
接続し、接続端子10および同軸端子20をハウジング
50に収容し、ハウジング50に収容された接続端子1
0と同軸端子20とを絶縁部材30により相互に絶縁す
るものである。
【0017】同軸端子20は、円筒状の環状本体21の
一端側21aの周縁から軸方向へ矩形状の載置板24を
延設し、載置板24に一対の圧着片22,22を立設す
ると共に、一対の圧着片22,22の間に一対の編組加
締片23,23を突設し、環状本体21の周壁21bを
切り起こして他端側21cから第一接続子25aと第二
接続子25bとを形成したものである。一対の圧着片2
2,22は載置板24の自由端部に同方向へ立設されて
いる。第一接続子25aと第二接続子25bとの間には
相互の干渉を防止するための隙間21dが形成されてい
る。また、環状本体21の他端21c側には一端21a
方向を向く係止片26が切り起こされている。
【0018】図2に示す如くに、編組加締片23は断面
U字状に形成され、載置板24の上面24cに圧着片2
2と同方向へ立設されている。一組の編組加締片23,
23はそれぞれ相対向している。編組加締片23の高さ
は圧着片22より低く設定されている。また、編組加締
片23の自由端部23aには外側から内側(相対向する
側)へ鋭角状(傾斜状)に切り欠いて、突き刺し部とし
ての編組用刃23bが形成されている。自由端部23a
の間隔dは同軸ケーブル2の絶縁被覆4の径fと同じで
あるか、又は絶縁被覆4の径fより小(図3)に設定さ
れている。即ち、d≦fである。
【0019】これにより、同軸ケーブル2の編組5が編
組加締片23に挿入されると、編組用刃23bに突き刺
さる。なお、本実施例では、載置板24に一組だけ編組
加締片23が立設されているが、複数組の編組加締片2
3を設けることもできる。また、編組加締片23を相対
向して配置することも、又はずらした状態で対向させて
配置することも可能である。
【0020】図1に戻って、接続端子10は、円筒状の
端子本体11の一端11aに同軸ケーブル2の中心導体
3および絶縁被覆4を固定する一対の導体圧着片12,
12および被覆加締片13,13を有し、他端11bに
ピン状の電気接触部14を設け、中間部11cの一端1
1a側に係合突片15を立設している。
【0021】図1に示すように、ハウジング50は、円
筒状に形成されたハウジング本体51の周縁51aに軸
方向へ一対の可撓性周壁52,52を設け、各可撓性周
壁52の自由端部に割り筒状の一対のカバー53,53
を設けている。一対の可撓性周壁52,52の間には同
軸端子20の第一接続子25aおよび第二接続子25b
を収容する接続空間54が形成されている。
【0022】ハウジング本体51の周縁51aには接続
空間内に防止壁51bが突設されている。接続空間54
に進入した第一接続子25aが防止壁51bに突き当た
ることによって、同軸端子20の過度の進入が防止され
る。各可撓性周壁の外周面には係合突起55が設けら
れ、そして係合突起の近傍にはΛ状のヒンジ56を介し
てカバー53が開閉自在に連結されている。カバー53
はハウジング本体51の軸と直交する平面内で自由に開
閉可能である(図9及び図10参照)。
【0023】カバー53の自由端部には係合枠57が設
けられている。係合突起55と係合枠57との係合によ
り一方(他方)のカバー53が他方(一方)の可撓性周
壁52に固定される。なお、ヒンジ56の先端部56a
を押圧することにより、可撓性周壁52が撓むから、係
合突起55と係合枠56との係合が解除される。可撓性
周壁52の自由端側の周縁には同軸ケーブル2のシース
6を固定するためのシース保護壁58が周設されてい
る。カバー53の内面には軸方向へ延びる端子保護壁5
9が設けられている。そして、端子保護壁59がハウジ
ング本体51内に収容された同軸端子20の一端側21
aを固定して保持する。
【0024】同軸ケーブル2を固定した同軸端子20が
ハウジング50内に収容されると、同軸端子20の第一
接続子25aと第二接続子25bとが接続空間から突出
される。各カバー53を回転して係合枠57が係合突起
55に係合されると共に、シース6がシース保護壁58
に、そして同軸端子20の一端側21aが端子保護壁5
9にそれぞれ固定される。
【0025】図1の如くに、絶縁部材30は、中空円筒
状の部材本体31を有し、部材本体31の周壁31c外
面で他端31b側にリング状の蓋32を周設し、内面に
一対の係合段部34,34を有する。部材本体31の外
径pは同軸端子20の環状本体21の内径p′と同じ、
又は内径p′より小(p≦p′)に設定されている。蓋
32の外径qは環状本体21の外径q′よりも大(q>
q′)に設定されている。部材本体31の周壁31cに
は係止孔33が穿設されている。この係止孔33は、同
軸端子20の係止片26に係合される。また、係合段部
34は接続端子10の係合突片15に係合される。
【0026】次に、同軸ケーブル用コンタクト1Aを製
造する方法について説明する。先ず、図2に示すよう
に、同軸ケーブル2の一端部から編組5およびシース6
を剥いて絶縁被覆4が露出されると共に、絶縁被覆4か
ら中心導体3が露出される。そして、シース6の中間部
からシース6を皮剥いて編組5が露出される。その次
に、同軸ケーブル2が同軸端子20内に挿入され、中心
導体3が接続端子10の一対の導体圧着片12,12、
及び絶縁被覆4が一対の被覆加締片13,13にそれぞ
れ固定される。固定後に、同軸ケーブル2が引き戻され
る。
【0027】そして、図5(a)の如くに、同軸ケーブ
ル2の編組5が一対の編組加締片23,23に押し込ま
れると、図5(b)に示すように、各編組用刃23bが
編組5内に進入して食い込む。絶縁被覆4の外周面に当
接した状態で各編組刃23bの間に絶縁被覆4が挟まれ
る。即ち、各々の編組用刃23bが編組5と絶縁被覆4
とを分離する。図5(c)のように、一対の圧着片2
2,22が編組5の外周面に圧着され、編組5が一対の
圧着片22,22によって加締られる。これにより、同
軸ケーブル2の編組5が同軸端子20に電気的に接続さ
れる。
【0028】その後、図6〜図8に示すように、同軸端
子20の各接続子25a(25b)が防止壁51bに突
き当たるまで、同軸端子20がハウジング50内に挿入
される。挿入後、同軸端子20の各接続子25a(25
b)が接続空間54から突出する。ハウジング50の各
カバー53を回転した後に、カバー53の係合枠57が
係合突起55に係合される。係合枠57と係合突起55
との係合により、同軸端子20の一端21aの側がカバ
ー53の各端子保護壁59に保持されると共に、カバー
53のシース保護壁58が同軸ケーブル2のシース6を
挟持する。
【0029】最後に、絶縁部材30が同軸端子20の他
端21cの側から同軸端子20と接続端子10との間に
挿入され、絶縁部材30の係止孔33と同軸端子20の
係止片26とが係合される。絶縁部材30よって接続端
子10と同軸端子20とが隔絶される。こうして、同軸
ケーブル用コンタクト1Aが形成される。
【0030】このように、同軸端子20の編組加締片2
3が、同軸ケーブル2の編組5に突き刺さることによ
り、編組5と絶縁被覆4との間に配置されると共に、一
対の圧着片22,22が編組5の外周面に加締められる
から、編組5が一対の編組加締片23,23と一対の圧
着片22,22とによって挟まれた状態で同軸端子20
に固定される。これにより、同軸ケーブル2と同軸端子
20との固定強度が従来に比べて増加する。
【0031】また、圧着時の熱等が同軸ケーブル2の絶
縁被覆4に作用し、絶縁被覆4が変形しても、編組5が
絶縁被覆4の変形に依る影響を受けないから、同軸ケー
ブル2と同軸端子20との電気的な接続が安定する。こ
れにより、電気的接続の信頼度が一層向上される。
【0032】図11及び図12は本発明に係る同軸ケー
ブル用コンタクトの第一実施例の変形例を示すものであ
る。なお、第一実施例と同一構成部材には同一名称と番
号とを付けて詳細な説明を省略する。図11において、
この同軸ケーブル用コンタクト1Bは、同軸端子20の
一対の圧着片22,22に圧着用刃22bをそれぞれ形
成したものである。
【0033】この圧着用刃22bは、圧着片22の自由
端部22aに外側から内側(対向する側)へ切り欠かれ
たものである。圧着用刃22bと編組用刃23bとは同
じ側を向いている。圧着片22の自由端部22aの間隔
Dは同軸ケーブル2のシース6の内径rより大、かつ外
径R(図2参照)より小に設定されている。即ち、r<
D<Rである。なお、本変形例では、一対の圧着片22
が相対向した状態で載置板24に立設されているが、相
互にずらして対向させた状態に立設することも可能であ
る。
【0034】同軸ケーブル2および同軸ケーブル用コン
タクト1B、特に、同軸ケーブル2のシース6および同
軸端子20の圧着片22と、同軸ケーブル2の編組5お
よび同軸端子20の編組加締片23とをそれぞれ接続す
るには、同軸ケーブル2から中心導体3と絶縁被覆4と
を露出させ、同軸ケーブル2のシース6の中間部を皮剥
かずに、そのまま同軸端子20の一対の圧着片22,2
2と編組加締片23,23との間にそれぞれ押し込む
(図12(a))。
【0035】挿入されると、図12(b)に示すよう
に、圧着片22の圧着用刃22bがシース6内に食い込
むと共に、編組加締片23の編組用刃23bがシース6
に突き刺さり、シース6内を通って同軸ケーブル2の編
組5に到達して編組5に食い込む。更に押し込むと、圧
着用刃22bがシース6から突き出ると共に、編組用刃
23bが編組5内に留まる。図12(c)の如くに、シ
ース6から突出した圧着片22を加締めることによって
圧着片22の自由端部22aがシース6の外周面を固定
する。
【0036】このように、圧着片22に圧着用刃22b
が形成されることにより、シース6の中間部を皮剥かず
に直接、シース6に圧着片22、編組5に編組加締片2
3がそれぞれ加締められるから、シース6の中間部の皮
剥き作業が省かれる。これにより、同軸ケーブル2を同
軸ケーブル用コンタクト1Bに電気的接続を行う作業効
率が更に向上される。
【0037】図13〜図15は本発明に係る同軸ケーブ
ル用コンタクトの第二実施例を示すものである。なお、
本実施例では、第一実施例の接続端子に対する相手方端
子の場合について説明する。
【0038】図13において、この相手方端子40は、
中空円筒状の端子本体41の周縁に矩形状の載置板42
の一端42aを連成し、載置板42の長手方向で両側4
2b,42bに対向する一対の圧着片43,43を立設
し、載置板42の他端42cに連結板44の一端44a
を一体的に設け、折り畳まれた連結板44の他端部44
bに三組の編組加締片45を形成し、連結板44の長手
方向で両側44cに連鎖帯46を有する。相手方端子4
0の端子本体41内に接続端子10の端子本体11が挿
入される。なお、上記構造を同軸端子20、又は(及
び)接続端子10に適用することも可能である。
【0039】一対の圧着片43,43は載置板42の両
側42b,42bから同方向へ突出している。各圧着片
43は対向していれば、相互に対向していなくてもよ
い。圧着片43の自由端部43aの間隔λは編組5の外
周面の径r(図2参照)より大きい。即ち、λ>rであ
る。なお、圧着片43の自由端部43aを切り欠いて圧
接用刃(図示せず)を形成することも可能である。連結
板44はバンド状に形成されている。連結板44の一端
44aには載置板42の他端42cが一体的に設けら
れ、そして他端部44bの両側44cには一組の編組加
締片45,45が形成されている。
【0040】一組の編組加締片45,45は連結板44
の他端部44bで両側44c,44cかつ、圧着片43
の突出方向と反対方向に設けられている。各編組加締片
45は圧着片43の突出した長さより短い。また、各編
組加締片45は相対向した状態であるが、相互にずらし
た状態でも配置可能である。連結板44の中間部が上方
(圧着片43側)へ折り曲げられた後に折り畳まれ、連
結板44の他端部44bの上面が載置板42の上面に重
ねられる。これにより、圧着片43と編組加締片45と
がそれぞれ同方向を向く。
【0041】また、編組加締片45は圧着片43の突出
長さより短く設定されている。各編組加締片45の自由
端部45aには、外側から内側(対向する側)へ切り欠
かれて編組用刃45bが形成されている。自由端部45
aの間隔は絶縁被覆4の外径より大、かつシース6の内
径より小に設定されている。
【0042】連鎖帯46は折り畳まれて重なった連結板
44のうち下側連結板44′の両側に配置されている。
なお、重なった連結板44の上側連結板44″の両側に
連鎖帯46を配置することも可能である。このように、
連鎖帯46が連結板44に設けられることによって相手
方端子40が連鎖帯46を介して連続的に製造される。
【0043】次に、相手方端子40に同軸ケーブル2を
接続する場合を説明する。図14に示すように、連続的
に製造された相手方端子40の各連結板44が折り上げ
られて畳まれ、各連結板44の他端部44bの上面が載
置板42の上面に重ねられ、そして圧着片43と編組加
締片45とがそぞれ同方向に向けられる。同軸ケーブル
2の中心導体3、絶縁被覆4、および編組5がそれぞれ
順に露出される。
【0044】中心導体3と絶縁被覆4とが端子本体41
内に挿入されて端子本体41内で自由状態にされる。押
圧力Fを同軸ケーブル2の下方へ加えると、編組加締片
45の編組用刃45bが編組5に突き刺さる。完全に同
軸ケーブル2が押し込まれると、編組用刃45bが突き
刺さった状態で編組5内で留まる。この状態で、図15
の如くに、圧着片43が編組5の外周面を覆うように、
圧着されて編組5を加締める。それと同時に、連鎖帯4
6が図示しない切断手段により切断される。
【0045】このように、連続的に製造された相手方端
子40に、同軸ケーブル2が圧着される(加締められ
る)から、同軸ケーブル2を相手方端子40に圧着する
圧着作業が連続的に行われる。これにより、従来と比較
して、圧着作業の効率が格段に向上される。
【0046】図16〜図22は本発明に係る同軸ケーブ
ル用コンタクトの第三実施例を示すものである。なお、
第一及び第二実施例と同一構成部材には同一名称を付け
て詳細な説明を省略する。
【0047】図16において、この同軸ケーブル用コン
タクト1Cの突き刺し部は、載置板24の後端に連結さ
れた連結板47を折り返して一対の編組加締片23,2
3を形成し、編組加締片23の自由端にそれぞれ延設板
27を連成し、一対の延設板27,27を相対向するよ
うに屈曲すると共に、延設板27の一端に編組用挿入刃
28を設けたものである。編組加締片23の後方にはシ
ース6を加締めるために一対のシース加締片29,29
が載置板24に配置されている。
【0048】図17及び図18に示すように、延設板2
7は屈曲されて断面ハ字状又は円弧状に形成されてい
る。編組加締片23の間隔dは図16の絶縁被覆4の外
径fと略同じ(d≒f)であるので、延設板27の内径
bは図16の絶縁被覆4の外径fと略同じ(b≒f)に
することが好ましい。屈曲後に延設板27の自由端27
aが相互に重なり合わないように、延設板27の長さL
が設定されている。
【0049】図17の編組用挿入刃28は、図20に示
す如くに、同軸ケーブル2を軸方向(S方向)から編組
加締片23に挿入した際に編組5と絶縁被覆4との間に
挿入されるように、延設板27に配置されている。図1
7及び図19のように、編組用挿入刃28の断面はハ字
状又は円弧状に形成され、編組用挿入刃28の内径cは
図16の絶縁被覆4の外径fと略同じ(c≒f)に設定
することが好ましい。
【0050】このように、図16に示す如くに、編組加
締片23に延設板27を介して編組用挿入刃28を設け
ると共に、編組加締片23の間隔dを絶縁被覆4の外径
fと略同じにすることで、同軸ケーブル2を軸方向(S
方向)から編組加締片23に挿入して載置板24に配置
することができる。これにより、図20のように、編組
加締片23に対して上方(T方向)から同軸ケーブル2
を載置板24に配置するのと比較し、編組加締片23に
対する同軸ケーブル2の位置決めをする必要がなくな
る。そのため、同軸ケーブル2の配置作業を効率良く行
うことができると共に、同軸ケーブル2を同軸端子20
に圧着する作業の信頼性を一層向上させることができ
る。
【0051】次に、同軸ケーブル2を一対の編組加締片
23,23の間に配置する方法を説明する。図20の如
くに、同軸ケーブル2からシース6及び絶縁被覆4を剥
いて編組5と中心導体3とをそれぞれ露出させる。同軸
ケーブル2を軸方向(S方向)から編組加締片23へ挿
入する。図21に示すように、中心導体3及び絶縁被覆
4が編組加締片23の間を通過する。
【0052】編組5が編組用挿入刃28の先端に突き当
たり、編組用挿入刃28が絶縁被覆4から編組5を分離
して編組5を外側にめくり上げる。めくり上がった編組
5と絶縁被覆4との間に延設板27及び編組加締片23
が徐々に挿入される。これにより、図22に示すよう
に、編組加締片23を編組5と絶縁被覆4との間に配置
させることができる。それから、一対の編組加締片23
の外側に位置する一対の圧着片22により編組5が加締
められる。
【0053】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1によれば、載置
板に同軸ケーブルの配置方向と交差する方向に設けられ
た一対の圧着片と、一対の圧着片の間に形成された一又
は複数組の編組加締片とに、例えば、編組を露出した同
軸ケーブルが押し込まれると、絶縁被覆の外径の距離に
略等しい間隔を有する編組加締片に形成された突き刺し
部が編組内に食い込み、圧着片が編組の外周面に圧着さ
れて加締められるから、編組が二重に係止される。これ
により、従来に比べて同軸ケーブルの編組と載置板との
固定力が増加される。
【0054】また、圧着片が編組を直接加締めるから、
従来に比較して、圧着時に発生する熱等によって圧着片
と編組との電気的な接続に影響しない。これにより、圧
着片と編組との電気的な接続が一層安定する。従って、
同軸ケーブルから編組が露出されれば、編組が確実に編
組加締片に電気的に接続されるから、編組と編組加締片
との電気的な接続の信頼性が向上される。請求項2によ
れば、突き刺し部としての編組用刃が編組加締片の自由
端部に鋭角に形成され、そして編組加締片を編組に押し
込むと、編組内に確実かつ自動的に食い込むから、編組
が編組加締片から離れることがない。これにより、編組
加締片を加締める作業が従来に比べて一層正確かつ迅速
になる。
【0055】請求項3によれば、シースの内径より大か
つ外径より小の距離の間隔を有する自由端部に形成され
た圧着用刃に、例えば、同軸ケーブルが押し込まれる
と、圧着用刃がシース内に食い込むから、確実に圧着片
がシースに固定される。これにより、同軸ケーブルから
編組を露出させなくても、簡単かつ確実に同軸ケーブル
が圧着片に固定される。従って、圧着片と同軸ケーブル
との接続時に同軸ケーブルから編組を露出させる作業が
不要になるから、従来に比べて、接続作業の効率が一段
と向上される。
【0056】請求項4によれば、載置板の一端に設けら
れて圧着片側に折り曲げられ、載置板に重ね合わされた
連結板に配置された編組加締片と、同軸ケーブルの配置
方向と交差する方向に位置する連結板の連鎖帯とが、例
えば、同軸ケーブルに接続される接続端子にそれぞれ設
けられた場合には、複数の接続端子が連続した状態で配
置される。これにより、連鎖帯により接続端子が連続的
に製造されると共に、連続的に製造された接続端子に同
軸ケーブルが連続して接続される。
【0057】請求項5によれば、突き刺し部が編組加締
片に連成された延設板と、延設板に設けられた編組用挿
入刃とから成る。そして、同軸ケーブルを軸方向から編
組加締片に挿入した際に、編組用挿入刃が編組と絶縁被
覆との間に挿入される。これにより、編組加締片に対し
て上方から同軸ケーブルを配置する場合と比較し、編組
加締片に対する同軸ケーブルの位置決めを行う手間を省
くことができる。そのため、編組加締片に同軸ケーブル
を配置する作業の効率を向上できると共に、同軸ケーブ
ルを圧着する作業の信頼性も一層向上できる。
【0058】請求項6によれば、断面ハ字状又は円弧状
に形成された編組用挿入刃が内径を絶縁被覆の外径と略
同じに設定しているので、同軸ケーブルを軸方向から編
組加締片に挿入すると、編組用挿入刃が絶縁被覆から編
組を分離してめくり上げる。これにより、編組と絶縁被
覆との間に編組用挿入刃を確実に挿入できる。請求項7
によれば、延設板の断面形状が編組用挿入刃と同形状で
あるから、同軸ケーブルを編組加締片に押し込む(挿入
する)ことで簡単に編組と絶縁被覆との間に延設板及び
編組加締片をスムーズに配置できる。これにより、編組
加締片と編組とを確実に圧着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同軸ケーブル用コンタクトとの分
解斜視図である。
【図2】図1における同軸ケーブルの圧着片と編組加締
片とを示す拡大斜視図である。
【図3】図2における編組加締片の他の例を示す図であ
る。
【図4】接続端子に同軸ケーブルを接続した状態を示す
図である。
【図5】圧着片と編組加締片とに同軸ケーブルを接続す
る場合を説明する図であり、(a)は同軸ケーブルが両
片に接続される前状態、(b)は同軸ケーブルが編組加
締片に接続された状態、(c)は同軸ケーブルが両片に
接続された状態である。
【図6】接続端子と同軸端子とをハウジングに挿着した
状態を示す側面図である。
【図7】図6の内部状態を示す部分断面図である。
【図8】図7を軸方向に90度回転した状態を示す図で
ある。
【図9】図6の矢視A方向からの図である。
【図10】図6の矢視B方向からの図である。
【図11】本発明に係る同軸ケーブル用コンタクトの第
一実施例の変形例を示すものである。
【図12】同軸ケーブルを圧着片および編組加締片に接
続する場合を説明する図であり、(a)は同軸ケーブル
が両片に接続される前状態、(b)はシースに両片が食
い込んだ状態、(c)はシースが圧着片に加締められた
状態である。
【図13】本発明に係る同軸ケーブル用コンタクトの第
二実施例を示す斜視図である。
【図14】連鎖帯によって連結された複数の相手方端子
に同軸ケーブルが接続される前状態を示す図である。
【図15】図14において、相手方端子に同軸ケーブル
が接続された状態を示す図である。
【図16】本発明に係る同軸ケーブル用コンタクトの第
三実施例を示す全体図である。
【図17】図16における編組加締片を拡大した斜視図
である。
【図18】図16におけるX−X線の断面図である。
【図19】図16における矢視Y方向から見た図であ
る。
【図20】図16の同軸端子に同軸ケーブルを挿入する
前の状態を示す図である。
【図21】図20において編組用挿入刃によって編組が
めくり上げられた状態を示す図である。
【図22】図21において同軸ケーブルを編組用挿入刃
に完全に挿入した状態を示す図である。
【図23】従来の同軸ケーブル用コンタクトを示す図で
ある。
【図24】図23の同軸ケーブルの編組を折り返した状
態を示す図である。
【図25】従来の接続端子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C 同軸ケーブル用コンタクト 2 同軸ケーブル 3 中心導体 4 絶縁被覆 5 編組 6 シース 22,43 圧着片 22a 自由端部 22b 圧着用刃 23,45 編組加締片 23a,45a 自由端部 23b,45b 編組用刃 24,42 載置板 27 延設板 28 編組用挿入刃 44 連結板 46 連鎖帯

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心導体の外周面に周設された絶縁被覆
    を巻回する編組と、該編組の外周面を覆うシースとから
    成る同軸ケーブルを矩形状の載置板に配置し、該載置板
    に該同軸ケーブルの配置方向と交差する方向へ一対の圧
    着片を形成し、該圧着片の間に対向する一又は複数組の
    編組加締片を有し、前記編組に食い込む突き刺し部を該
    編組加締片に形成すると共に、該編組加締片の間隔を前
    記絶縁被覆の外径の距離と略同じに設定したことを特徴
    とする同軸ケーブル用コンタクト。
  2. 【請求項2】 前記突き刺し部が前記編組加締片の自由
    端部を鋭角に切り欠いて形成された編組用刃であること
    を特徴とする請求項1記載の同軸ケーブル用コンタク
    ト。
  3. 【請求項3】 前記圧着片の自由端部を鋭角状に切り欠
    いて圧着用刃を形成すると共に、該自由端部の間隔が前
    記シースの内径より大、かつ外径より小の距離に設定さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載の同軸ケ
    ーブル用コンタクト。
  4. 【請求項4】 前記載置板の一端に設けられた連結板を
    前記圧着片側に折曲し、該載置板に重ね合わされた該連
    結板に前記編組加締片を配置し、かつ該連結板に前記同
    軸ケーブルの配置方向と交差する方向に連鎖帯を有する
    ことを特徴とする請求項1又は3記載の同軸ケーブル用
    コンタクト。
  5. 【請求項5】 前記突き刺し部が、前記編組加締片の自
    由端に連成された一対の延設板を相対向させて屈曲する
    と共に、前記同軸ケーブルを軸方向から該編組加締片へ
    挿入した際に前記編組と絶縁被覆との間に挿入されるよ
    うに、該延設板の一側に編組用挿入刃を設けて成ること
    を特徴とする請求項1記載の同軸ケーブル用コンタク
    ト。
  6. 【請求項6】 前記編組用挿入刃が断面ハ字状又は円弧
    状に形成されると共に、該編組用挿入刃の内径が前記絶
    縁被覆の外径と略同じであることを特徴とする請求項5
    記載の同軸ケーブル用コンタクト。
  7. 【請求項7】 前記延設板の断面形状が前記編組用挿入
    刃と同形状であることを特徴とする請求項5又は6記載
    の同軸ケーブル用コンタクト。
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