JP3731791B2 - 同軸ケーブル用コネクタとその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、同軸ケーブル用コネクタとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、次のような同軸ケーブル用コネクタの製造方法が開示されている。
この製造方法は、図17に示すように、同軸ケーブル81の編組81bをシース81cに折り返し、同軸ケーブル81の芯線81aを端子82の接続孔82aに挿入して屈曲し、半田付けにより芯線81aと端子82とを電気的に接続し、端子付きケーブル80を形成する。
【0003】
絶縁性の端子ホルダ83を構成する一対のホルダ本体83a,83aに、端子付きケーブル80を配置し、図18の如くに、一対のホルダ本体83a,83aを閉じて端子付きケーブル80に組付け、ホルダ付きケーブル84を設ける。図19のように、導電性のスリーブ85の後方からホルダ付きケーブル84を挿入し、折り返された編組81bをスリーブ85に圧着して電気的に接続する。圧着後に、スリーブ85から露出した編組81bを切断手段により除去する。これにより、同軸ケーブル用コネクタ86が製造される。
【0004】
しかしながら、図17〜図19に示す如くに、芯線81aを端子82に半田付けしてから編組81bをスリーブ85に圧着するまでの過程には、端子ホルダ83に端子付きケーブル80を組付ける作業と、ホルダ付きケーブル84をスリーブ85に装着する作業とが含まれる。そのため、芯線81aに対して負荷がかかり易くなって品質維持が難しくなる不具合があった。また、製造過程が複雑なため、製造作業の自動化ができず、それに伴って生産効率が悪くなる恐れもあった。
【0005】
また、次のような同軸ケーブル用コネクタの製造方法が開示されている(米国特許第5110308号)。
この製造方法は、図20に示すように、T字状のハウジング91のアダプタ部92に同軸ケーブル81を挿入することにより、ハウジング91内の端子部93の接続孔93aに芯線81aを挿入し、芯線81aと端子部93とを電気的に接続する。
【0006】
そして、絶縁体81dと編組81bとの間にアダプタ部92を押し込み、図21にように、ハウジング91内のスリーブ部94を同軸ケーブル側に屈曲する。編組81b及び絶縁体81dをスリーブ部94の編組加締片94aで加締め、編組81bとスリーブ部94のとを電気的に接続する。これにより、同軸ケーブル用コネクタ90が製造される。
【0007】
しかしながら、図20及び図21の如くに、端子部93、アダプタ部92、及びスリーブ部94が一体成形されているので、芯線81aに接続された端子部93と編組81bに接続されたスリーブ部94とが電気的にショートしないように端子部93の周囲に絶縁部材95を挿入する必要がある。そのため、絶縁部材95の挿入作業が面倒であった。また、スリーブ部94を屈曲させる作業を伴うため、屈曲時に誤って同軸ケーブル81を傷付けたり、ハウジング91を変形させる恐れがあった。そのため、製品に対するする信頼性を低下させる恐れがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した点に鑑み、同軸ケーブルの芯線と端子との接続後に、芯線にかかる負荷を軽減し、製造過程を簡単にし、そして製品に対する信頼性の低下を防止する同軸ケーブル用コネクタとその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、同軸ケーブルと、該同軸ケーブルの芯線を挿入して電気的に接続する端子と、該端子を収容する絶縁性の端子ホルダと、該端子ホルダの外面に着脱自在に装着される導電性のシールドカバーと、該端子ホルダ及びシールドカバーを収容し、かつ該同軸ケーブルの編組を電気的に接続するスリーブとから構成され、前記端子には前記芯線を挿通させる接続孔が形成され、前記端子ホルダには、同軸ケーブル挿入方向から該端子を収容するホルダ本体と、該ホルダ本体の端子挿入側に開閉自在に設けられた相対向する一対の蓋とが形成され、前記シールドカバーには、閉状態のいずれか一方の蓋を覆うカバー本体と、該カバー本体の内面に内方に向けて突設され、前記接続孔に対する前記芯線の挿入動作によって、前記同軸ケーブルの絶縁体と編組との間に挿入され、該編組をめくり上げつつ前記絶縁体を径方向の両側から挟持する押え部とが形成され、前記ホルダ本体に前記端子を挿入してホルダ付き端子が形成され、前記端子ホルダの一方の蓋を閉じ且つ他方の蓋を開いた状態で前記ホルダ付き端子に前記シールドカバーが装着されて、前記接続孔と前記押え部とを前記同軸ケーブル挿入方向に並べて位置させるカバー付き端子が形成され、該カバー付き端子の前記接続孔に前記芯線が真っ直ぐ挿入されるとともに、前記押え部が前記編組をめくり上げて前記絶縁体が挟持されたことを特徴とする(請求項1)。
【0010】
前記押え部が、前記カバー本体の内面で同軸ケーブル挿入方向と交差する方向に配置された相対向する一対の押え片であり、該一対の押え片の間の形状を前記絶縁体の形状と同一に形成することにより、前記カバー付き端子に前記同軸ケーブルを挿入時に、該一対の押え片を該絶縁体と編組との間に挿入すると共に、該編組の位置決めを行う同軸ケーブル用コネクタを特徴とする(請求項2)。
前記一方の蓋には、前記端子の後抜けを防止するため端子挿入側に端子係止突起が設けられ、端子挿入側と反対側に保持リブが突設され、前記他方の蓋には該保持リブに対する係止リブが配置されている同軸ケーブル用コネクタを特徴とする(請求項3)。
前記係止リブの自由端部には前記絶縁体を押し込むための係止溝が設けられ、前記他方の蓋を閉じることにより、該絶縁体が挟持固定される同軸ケーブル用コネクタを特徴とする(請求項4)。
【0011】
同軸ケーブルと、該同軸ケーブルの芯線を挿通させる接続孔を具備した端子と、該端子を収容する端子ホルダと、該端子ホルダの外面に着脱自在に装着される導電性のシールドカバーと、該シールドカバー及び前記端子ホルダを収容すると共に該同軸ケーブルの編組を電気的に接続するスリーブとから構成された同軸ケーブル用コネクタを製造する方法であって、前記端子は前記芯線を挿通させる接続孔を有し、前記端子ホルダは、同軸ケーブル挿入方向から該端子を収容するホルダ本体と、該ホルダ本体の端子挿入側に開閉自在に設けられた相対向する一対の蓋とを有し、前記シールドカバーは、閉状態のいずれか一方の蓋を覆うカバー本体と、該カバー本体の内面に内方に向けて突設され、前記接続孔に対する前記芯線の挿入動作によって、前記同軸ケーブルの絶縁体と編組との間に挿入され、該編組をめくり上げつつ前記絶縁体を径方向の両側から挟持する押え部とを有し、前記ホルダ本体に前記端子を挿入してホルダ付き端子を形成し、前記端子ホルダの一方の蓋を閉じ且つ他方の蓋を開いた状態で前記ホルダ付き端子に前記シールドカバーを装着し、前記接続孔と前記押え部とを前記同軸ケーブル挿入方向に並べて位置させるカバー付き端子を形成し、該カバー付き端子の前記接続孔に前記芯線を真っ直ぐ挿入し、前記押え部で前記編組をめくり上げて前記絶縁体を挟持させ、前記芯線を前記接続孔に対して、及び前記編組を前記シールドカバーに対して同時に位置決めすることを特徴とする(請求項5)。
【0012】
前記カバー付き端子の前記他方の蓋を閉じて前記シールドカバーに着脱自在に装着することにより、前記一対の蓋で前記絶縁体を挟持固定し、前記編組を該シールドカバーに位置決めした状態で端子付きケーブルを設ける同軸ケーブル用コネクタの製造方法を特徴とする(請求項6)。
前記端子付きケーブルを前記スリーブに装着し、該スリーブに配置された一対の編組加締片で、前記押え部と前記編組とを加締める同軸ケーブル用コネクタの製造方法を特徴とする(請求項7)。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例を説明する。
図1〜図16は本発明に係る同軸ケーブル用コネクタの一実施例を示すものである。
図1に示すように、この同軸ケーブル用コネクタ1は、同軸ケーブル2と、芯線2aを接続する導電性の端子3と、端子3を収容する絶縁性の端子ホルダ4と、端子ホルダ4を保護する導電性のシールドカバー5と、端子ホルダ4及びシールドカバー5を挿入して編組2cを接続する導電性のスリーブ6とから構成される。
【0014】
同軸ケーブル2は、芯線2aと、芯線2aの外面に被覆された絶縁体2bと、絶縁体2bの外面に周設された編組2cと、編組2cを覆う絶縁性のシース2dとから成る。
図1及び図2の如くに、端子3は電気を通す(導電性の)金属板材をプレス加工して形成されている。
そして、端子3は断面三角形の角筒状の端子本体10と、端子本体10の底面10aに切り起こされた弾性接触子11と、端子本体10の傾斜面10bから内方へ打ち抜かれた接続子12と、底面10aの一端(後端)から外方へ延設された接触子13とから成る。なお、端子本体10の断面形状は任意である。
【0015】
接触子13は、底面10aから上向きに設けられた延設板部14と、延設板部14の自由端に連成された接続板部15とから一体的に形成されている。接続板部15は、端子3への同軸ケーブル2の挿入方向(P方向)と交差(略直交)するように配置されている。接続板部15には接続孔16が形成されている。そのため、接続孔16も同軸ケーブル2の挿入方向(P方向)と交差(略直交)する。これにより、接続孔16に対して真っ直ぐに同軸ケーブル2を挿入すれば、芯線2aを自動的に接続孔16に挿入できる。そして、従来と比較し、接続孔16への芯線2aの挿入後、芯線2aを屈曲する必要がないので、挿入作業に手間がかからず、挿入作業を簡素化できる。
【0016】
図1及び図3に示す如くに、端子ホルダ4は、筒状のホルダ本体20と、ホルダ本体20の一端(後端)に連成された相対向する一対の上蓋21及び下蓋22(請求項の一対の蓋に相当)とから成る。
ホルダ本体20の内部には一端から端子3を収容する端子収容室23が形成されている。ホルダ本体20の一端部には外面に一対の配置溝24,24が形成されている。配置溝24の底壁面24aには一対の係止スリット25,25がホルダ本体20の中心軸Cと平行に設けられている。ホルダ本体20の他端部には外面に一対の係合溝26が設けられている。ホルダ本体20の他端(先端)には内方へフランジ27が周設され、フランジ27の中央部には相手方端子(図示せず)を挿入する開孔27aを有する。
【0017】
上蓋21及び下蓋22は、円筒を二等分した形状に形成されると共に、ホルダ本体20の一端にヒンジ28a,28bを介して開閉自在にそれぞれ連成されている。上蓋21はホルダ本体20の上半部に配置されたヒンジ28aに連成され、一方、下蓋22はホルダ本体20の下半部に位置するヒンジ28bに設けられている。
上蓋21は、割筒状の上蓋本体30と、上蓋本体30の一端(後端)側の内面30aに突設された保持リブ31と、上蓋本体30の他端(先端)側に設けられた一対の端子係止突起32と、上蓋本体30の両側縁の一端側に形成された収容切欠33とから成る。
【0018】
上蓋21を閉じると、保持リブ31はホルダ本体20の中心軸Cと交差(略直交)するように配置される。保持リブ31の自由端31aはフラット(平坦)状に形成されている。一対の端子係止突起32は、上蓋本体30の他端部の内面30aから相対向するように設けられている。そのため、端子収容室23に端子3を挿入したのち上蓋21を閉じる(締める)と、一対の端子係止突起32がホルダ本体20側に端子3を当接する。これにより、端子係止突起32が端子3の後抜けを防止する。
【0019】
下蓋22は、割筒状の下蓋本体35と、下蓋本体35の一端(後端)部の内面35aに突設された係止リブ36と、下蓋本体35の他端(先端)に形成されたストッパ37と、下蓋本体35の両側縁に蓋係止突起38を設け、下蓋本体35の外面に配置された位置決め溝39とから成る。
下蓋22を閉じると、係止リブ36はホルダ本体20の中心軸Cと交差(略直交)する方向に配置される。係止リブ36の自由端部には絶縁体2bと同径の係止溝36aが形成されている。そのため、上蓋21及び下蓋22を閉じる(締める)と、絶縁体2bが保持リブ31の自由端31aと、係止リブ36の係止溝36aとにより挟持固定される。これにより、絶縁体2bの位置ズレを防止できる。
【0020】
蓋係止突起38の両側にはスリット30bが形成されているので、蓋係止突起38が下蓋本体35に対して中心軸Cと交差する方向に可撓できる。蓋係止突起38の自由端には外方へ蓋係止爪38aが一体的に形成されている。
ストッパ37は、下蓋22を閉じた際に、ホルダ本体20の一端と下蓋本体35の他端との接触を防止するために設けられている。
図1及び図4のように、シールドカバー5は、円筒を二等分した片側の形状(又は樋状)に形成されたカバー本体40と、カバー本体40の内面40aに配置された押え部41と、カバー本体40の長手方向の両側縁に内方へ延設された側縁係止爪42とから成る。
【0021】
カバー本体40の一端(後端)部に押え部41が配置され、カバー本体40の中間部に閉じた上蓋21が覆われ、そしてホルダ本体20の他端部にカバー本体40の一端部が被せられる。また、カバー本体40の一端部は先細り形状に形成されている。
【0022】
押え部41は、カバー本体40の内面40aから内方へ突設された一対の押え片43,43である。各押え片43にはスリット44が形成されている。一対の押え片43,43は絶縁体2bを両側から挟持できるようにそれぞれ配置され、且つ一対の押え片43,43の間の形状は絶縁体2bと同径に形成されている。そのため、カバー本体40の一端側から同軸ケーブル2を挿入すると、一対の押え片43,43の間を絶縁体2bが摺動し、一対の押え片43,43が絶縁体2bと編組2cとの間に挿入される。これにより、カバー本体40に対する編組2cの位置決めを行うことができる。
【0023】
なお、一対の押え片43,43のうち、同軸ケーブル2の挿入方向(P方向)の側を鋭利(鋭角)に形成すれば、絶縁体2bと編組2cとの間に一対の押え片43,43を確実に挿入できる。なぜならば、同軸ケーブル2の挿入に伴って一対の押え片43,43が編組2cをめくり上げることができるから。
【0024】
側縁係止爪42には、ホルダ本体20の係止スリット25と、閉じた下蓋22の蓋係止爪38aとが係合される。側縁係止爪42と蓋係止爪38aとの係合は、蓋係止突起38を一旦内方へ撓ませることにより行われる。
図1及び図5に示すように、スリーブ6は、円筒部51の一端に樋部52を連成したような形状のスリーブ本体50と、スリーブ本体50の樋部52に突設された一対の編組加締片53,53及びシース加締片54,54と、樋部52に設けられたホルダ位置決め片55と、スリーブ本体50の筒部51に形成されたホルダ係合片56と、スリーブ本体50の他端(先端)の外面に周設された鍔57とから成る。
【0025】
筒部51の内部には相手方端子を挿入するための端子挿入空間58が形成されている。一対のシース加締片54,54と編組加締片53,53とは、同軸ケーブル2の挿入方向(P方向)から順番に配置されている。
ホルダ係合片56がホルダ本体20の係合溝26に、及びホルダ位置決め片55が閉じた下蓋22の位置決め溝39にそれぞれ係合される。これにより、端子ホルダ4を確実にスリーブ6に位置決めできる。
【0026】
次に、図1の同軸ケーブル2、端子3、端子ホルダ4、シールドカバー5、及びスリーブ6により同軸ケーブル用コネクタ1を製造する方法(過程)を説明する。
同軸ケーブル2の端末部からシース2dを剥いて芯線2a、絶縁体2b、及び編組2cをそれぞれ露出させる。
図6の如くに、端子ホルダ4の上蓋21と下蓋22とを開いた状態で、ホルダ本体20の端子収容室23に端子3を収容し、ホルダ付き端子7を形成する。ホルダ付き端子7の上蓋21のみを閉じ(締め)、一対の端子係止突起32,32により端子3を当接(付勢)する。これにより、端子3を端子ホルダ4内に固定し、ホルダ本体20からの端子3の後抜けを防止する。
【0027】
図7及び図8のように、上蓋21を閉じた状態で、配置溝24に沿ってシールドカバー5を押し込み、係止スリット25と側縁係止爪42とを係合する(図9参照)ことにより、カバー付き端子8を設ける。これにより、ホルダ本体20の一端部にカバー本体40の他端部が装着され、閉じた上蓋21にカバー本体40の中間部が被せられる。この時、保持リブ31と押え片43とが略一直線上に並ぶ。
【0028】
その状態で、図10に示すように、シールドカバー5の一端側から接続孔16へ向けて同軸ケーブル2を押し込む。図11及び図12の如くに、芯線2aが一対の押え片43,43の間を通過して接続孔16に進入する。絶縁体2bが一対の押え片43,43の間を摺動して編組2cを周方向にめくり上げる。接続孔16への芯線2aの挿入後、一対の押え片43,43が絶縁体2bと編組2cとの間に挿入される。そのため、芯線2aと編組2cとを同時にカバー付き端子8に対して位置決めできる。この時、下蓋22が開いた状態で、芯線2aと編組2cとの位置決めが行われている。また、一対の押え片43,43の外面を編組2cが覆っている。
【0029】
そして、図13に示す如くに、芯線2aと端子3とを半田により電気的に接続し、下蓋22を閉じ、端子付きケーブル9を形成する。下蓋22を閉じることにより、蓋係止突起38が撓みながら収容切欠33に挿入され、蓋係止爪38aと側縁係止爪42とが係合される(図14参照)と共に、係止リブ36と保持リブ31とが絶縁体2bを挟持する。且つ、芯線2aと端子3との接続部(半田付け部)17が上蓋21と下蓋22との内部に収容される。そのため、接続部17が外部と隔離されるから、以後の作業工程において、芯線2aに対する負荷を軽減できる。これにより、芯線2aと端子3との電気的な接続状態の信頼性を向上でき、安心して以後の作業を行うことができる。
【0030】
図15のように、端子付きケーブル9を端子3側から端子挿入空間58へ押し込み、係合溝26とホルダ係合片56とを、及び位置決め溝39とホルダ位置決め片55とをそれぞれ係合し、端子付きケーブル9をスリーブ6に装着する。この時、シールドカバー5の他端側の外面40aがスリーブ6の筒部51の内面51aに当接し、シールドカバー5とスリーブ6とが電気的に接続される。
図16に示すように、端子付きケーブル9の編組2cを一対の編組加締片53,53で、及びシース2dを一対のシース加締片54,54でそれぞれ加締める。そのため、編組2cがスリーブ6に電気的に接続され、シース2dがスリーブ6に機械的に接続される。こうして、同軸ケーブル用コネクタ1が製造される。
【0031】
この製造方法によれば、図6〜図16の如くに、芯線2a及び編組2cを同時に位置決めした状態で端子付き同軸ケーブル9が形成され、その後に端子付き同軸ケーブル9がスリーブ6に装着されるので、同軸ケーブル用コネクタ1の製造作業が従来よりも簡素化される。そのため、製造作業を自動化できるようになると共に、同軸ケーブル用コネクタ1の生産効率を一層上げることができる。
また、同軸ケーブル用コネクタ1の製造時には芯線2aの位置ズレが防止されるので、製造後には芯線2aと端子3との電気的な接続の信頼性が従来よりも向上できる。これにより、製品の品質を高く維持できる。
【0032】
なお、本実施例では、芯線2aと編組2cとを同時に位置決めすることにより、同軸ケーブル用コネクタ1の製造を簡素化するための一つの構成(方法)が説明されているので、本実施例に限定されるものではない。
【0033】
【発明の効果】
以上の如くに、請求項1の発明によれば、同軸ケーブル用コネクタが、同軸ケーブル、端子、絶縁性の端子ホルダ、導電性のシールドカバー、及びスリーブから構成される。ホルダ本体の端子挿入側には開閉自在な一対の蓋が設けられ、ホルダ本体に収容される端子が一対の蓋を開いた状態で収容されると共に、一方の蓋を閉じて係止される。端子ホルダにシールドカバーを着脱自在に装着することにより閉状態の一方の蓋がシールドカバーで覆われる。そのため、シールドカバーによって、一方の蓋の開きが防止されると共に、端子ホルダからの端子の後抜けも防止される。
【0034】
また、カバー本体の内面には、接続孔と同軸ケーブル挿入方向に並んで位置し、接続孔に対する芯線の挿入動作によって、同軸ケーブルの絶縁体と編組との間に挿入され、編組をめくり上げつつ絶縁体を径方向の両側から挟持する押え部が設けられているから、他方の蓋を開いた状態で接続孔に対して芯線を、及びシールドカバーに対して編組をそれぞれ位置決めできる。更に、絶縁体を押え部に固定するので、従来と比較して芯線に対する負荷を軽減できる。そのため、芯線と端子との間における接続の信頼性を向上できる。
【0035】
請求項2の発明によれば、押え部がカバー本体の内面に配置された一対の押え片であり、一対の押え片の間の形状が絶縁体の外径と同一である。そのため、カバー付き端子に同軸ケーブルを挿入すると、一対の押え片が絶縁体に沿って移動しながら、編組を周方向へめくり上げる。これにより、絶縁体と編組との間に一対の押え片を挿入できると共に、編組の位置決めを行うことができる。
また、同軸ケーブルを押し込む押え部が一対の押え片であるから、押え部が円筒状である従来と比較し、押し込む際の力が弱くて済む。そのため、編組が押え部によってバラバラにならない。
【0036】
請求項3の発明によれば、端子係止突起が一方の蓋の端子挿入側に設けられているので、ホルダ本体に挿入された端子の後抜けが防止される。それと共に、係止リブが保持リブに対応して他方の蓋に配置されているから、一対の蓋を閉じることにより、同軸ケーブルの絶縁体が保持リブと係止リブとで挟持固定される。そのため、絶縁体の位置ズレを防止できる。
【0037】
請求項4の発明によれば、位置決め溝を保持リブの自由端部に設けたので、位置決め溝に絶縁体を押し込んで一対の蓋を閉じれば、絶縁体を一層強固に挟持固定できる。
【0038】
請求項5の方法によれば、ホルダ本体に連成された一対の蓋を開いて端子を挿入し、一方の蓋を閉じて端子を係止することによりホルダ付き端子を設ける。閉状態の一方の蓋を覆うようにホルダ本体にシールドカバーを装着してカバー付き端子を形成する。端子の接続孔と、同軸ケーブルの絶縁体と編組との間に挿入され、編組をめくり上げつつ絶縁体を径方向の両側から挟持するシールドカバーに形成された押え部とは、同軸ケーブル挿入方向に並んで位置しているから、接続孔に芯線が挿されるとともに、押え部で絶縁体が固定される。このため、芯線を接続孔に対して、及び編組をシールドカバーに対してそれぞれ同時に位置決めできる。これにより、端子に芯線を接続してから端子ホルダに収容する従来と比較し、芯線に対する負荷を軽減できる。
【0039】
請求項6の方法によれば、カバー付き端子の他方の蓋を閉じてシールドカバーに装着するから、閉じられた一対の蓋で絶縁体を挟持固定できる。そのため、シールドカバーに編組を位置決めした状態で端子付きケーブルを設けることができる。これにより、端子付きケーブルを移動させても、絶縁体及び編組の位置ズレが発生しない。
【0040】
請求項7の方法によれば、端子付きケーブルをスリーブに装着し、スリーブの一対の編組加締片で押え部と編組とを一緒に加締める。そのため、スリーブ部を屈曲する従来と比べ、編組の加締作業を簡単に行うことができる。
請求項5乃至7によれば、ホルダ付き端子にシールドカバーを装着したので、同軸ケーブル用コネクタの製造作業を従来よりも簡単(容易)に行うことできる。そのため、製造作業の自動化対応を可能にし、同軸ケーブル用コネクタの生産効率を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同軸ケーブル用コネクタの一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1における端子を示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の断面図である。
【図3】図1における端子ホルダを示し、(a)は一対の上蓋及び下蓋を開いた状態の斜視図であり、(b)は(a)の断面図である。
【図4】図1におけるシールドカバーを示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の断面図である。
【図5】図1におけるスリーブを示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の断面図である。
【図6】ホルダ付き端子を示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の断面図である。
【図7】図6において上蓋を閉じた状態を示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の断面図である。
【図8】カバー付き端子の示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の断面図である。
【図9】図8(a)におけるA−A線の断面図である。
【図10】カバー付き端子に同軸ケーブルを押し込んでいる状態を示す断面図である。
【図11】カバー付き端子に同軸ケーブルが完全に押し込まれた状態を示す断面図である。
【図12】図11のB−B線の断面図である。
【図13】端子付きケーブルを示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の断面図である。
【図14】図13(a)におけるD−D線の断面図である。
【図15】端子付きケーブルをスリーブに押し込んでいる状態を示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の断面図である。
【図16】同軸ケーブル用コネクタの斜視図である。
【図17】従来例を示す分解斜視図である
【図18】端子付きケーブルの斜視図である。
【図19】同軸ケーブル用コネクタの斜視図である。
【図20】他の従来例を示す分解図である。
【図21】図20のハウジングに同軸ケーブルを押し込んだ状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 同軸ケーブル用コネクタ
2 同軸ケーブル
2a 芯線
2b 絶縁体
2c 編組
3 端子
4 端子ホルダ
5 シールドカバー
6 スリーブ
7 ホルダ付き端子
8 カバー付き端子
9 端子付きケーブル
20 ホルダ本体
21 上蓋(一方の蓋)
22 下蓋(他方の蓋)
31 保持リブ
32 端子係止突起
36 係止リブ
36a 係止溝
40 カバー本体
40a 内面
41 押え部
43 押え片
53 編組加締片
Claims (7)
- 同軸ケーブルと、該同軸ケーブルの芯線を挿入して電気的に接続する端子と、該端子を収容する絶縁性の端子ホルダと、該端子ホルダの外面に着脱自在に装着される導電性のシールドカバーと、該端子ホルダ及びシールドカバーを収容し、かつ該同軸ケーブルの編組を電気的に接続するスリーブとから構成され、
前記端子には前記芯線を挿通させる接続孔が形成され、
前記端子ホルダには、同軸ケーブル挿入方向から該端子を収容するホルダ本体と、該ホルダ本体の端子挿入側に開閉自在に設けられた相対向する一対の蓋とが形成され、
前記シールドカバーには、閉状態のいずれか一方の蓋を覆うカバー本体と、該カバー本体の内面に内方に向けて突設され、前記接続孔に対する前記芯線の挿入動作によって、前記同軸ケーブルの絶縁体と編組との間に挿入され、該編組をめくり上げつつ前記絶縁体を径方向の両側から挟持する押え部とが形成され、
前記ホルダ本体に前記端子を挿入してホルダ付き端子が形成され、前記端子ホルダの一方の蓋を閉じ且つ他方の蓋を開いた状態で前記ホルダ付き端子に前記シールドカバーが装着されて、前記接続孔と前記押え部とを前記同軸ケーブル挿入方向に並べて位置させるカバー付き端子が形成され、
該カバー付き端子の前記接続孔に前記芯線が真っ直ぐ挿入されるとともに、前記押え部が前記編組をめくり上げて前記絶縁体が挟持されたことを特徴とする同軸ケーブル用コネクタ。 - 前記押え部が、前記カバー本体の内面で同軸ケーブル挿入方向と交差する方向に配置された相対向する一対の押え片であり、該一対の押え片の間の形状を前記絶縁体の形状と同一に形成することにより、前記カバー付き端子に前記同軸ケーブルを挿入時に、該一対の押え片を該絶縁体と編組との間に挿入すると共に、該編組の位置決めを行うことを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ。
- 前記一方の蓋には、前記端子の後抜けを防止するため端子挿入側に端子係止突起が設けられ、端子挿入側と反対側に保持リブが突設され、前記他方の蓋には該保持リブに対する係止リブが配置されていることを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ。
- 前記係止リブの自由端部には前記絶縁体を押し込むための係止溝が設けられ、前記他方の蓋を閉じることにより、該絶縁体が挟持固定されることを特徴とする請求項3記載の同軸ケーブル用コネクタ。
- 同軸ケーブルと、該同軸ケーブルの芯線を挿通させる接続孔を具備した端子と、該端子を収容する端子ホルダと、該端子ホルダの外面に着脱自在に装着される導電性のシールドカバーと、該シールドカバー及び前記端子ホルダを収容すると共に該同軸ケーブルの編組を電気的に接続するスリーブとから構成された同軸ケーブル用コネクタを製造する方法であって、
前記端子は前記芯線を挿通させる接続孔を有し、
前記端子ホルダは、同軸ケーブル挿入方向から該端子を収容するホルダ本体と、該ホルダ本体の端子挿入側に開閉自在に設けられた相対向する一対の蓋とを有し、
前記シールドカバーは、閉状態のいずれか一方の蓋を覆うカバー本体と、該カバー本体の内面に内方に向けて突設され、前記接続孔に対する前記芯線の挿入動作によって、前記同軸ケーブルの絶縁体と編組との間に挿入され、該編組をめくり上げつつ前記絶縁体を径方向の両側から挟持する押え部とを有し、
前記ホルダ本体に前記端子を挿入してホルダ付き端子を形成し、前記端子ホルダの一方の蓋を閉じ且つ他方の蓋を開いた状態で前記ホルダ付き端子に前記シールドカバーを装着し、前記接続孔と前記押え部とを前記同軸ケーブル挿入方向に並べて位置させるカバー付き端子を形成し、
該カバー付き端子の前記接続孔に前記芯線を真っ直ぐ挿入し、前記押え部で前記編組をめくり上げて前記絶縁体を挟持させ、前記芯線を前記接続孔に対して、及び前記編組を前記シールドカバーに対して同時に位置決めすることを特徴とする同軸ケーブル用コネクタの製造方法。 - 前記カバー付き端子の前記他方の蓋を閉じて前記シールドカバーに着脱自在に装着することにより、前記一対の蓋で前記絶縁体を挟持固定し、前記編組を該シールドカバーに位置決めした状態で端子付きケーブルを設けることを特徴とする請求項5記載の同軸ケーブル用コネクタの製造方法。
- 前記端子付きケーブルを前記スリーブに装着し、該スリーブに配置された一対の編組加締片で、前記押え部と前記編組とを加締めることを特徴とする請求項6記載の同軸ケーブル用コネクタの製造方法。
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