JPH1173856A - 遮断器のインターロック装置 - Google Patents

遮断器のインターロック装置

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JPH1173856A
JPH1173856A JP24997997A JP24997997A JPH1173856A JP H1173856 A JPH1173856 A JP H1173856A JP 24997997 A JP24997997 A JP 24997997A JP 24997997 A JP24997997 A JP 24997997A JP H1173856 A JPH1173856 A JP H1173856A
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JP
Japan
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interlock
circuit breaker
pin
lever
lock
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JP24997997A
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English (en)
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Takeshi Yamaguchi
猛史 山口
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続状態の遮断器を引き外す際、手動引き外
し押ボタンの操作によるインターロックの解除をなく
し、隣接の投入状態の遮断器の引き外しを防止し、該当
の遮断状態の遮断器のみを引き外し、隣接の運転中の回
線の遮断を防止し、系統の安定した給電を確保する。 【解決手段】 遮断器6を投入,遮断する連結軸56に
ロックレバー53を連結し、遮断器6の投入状態におい
て、ロックレバー53をインターロックピン10に当接
してインターロックノブ28の引き出しを阻止し、遮断
状態において、ロックレバー53をインターロックピン
10から離脱してインターロックノブ28の引き出しを
可能にし、インターロックノブ28の引き出しにより、
ロッド33を移動し、鎖錠ピン44とフック42との係
止を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続位置から断路
位置へ移動する場合の遮断器のインターロック装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の遮断器のインターロック装置につ
き、遮断器が接続位置に固定された状態の切断左側面図
の図3A、Aの一部の正面図の同B、図3からの引き外
し状態の切断左側面図の図4A、Aの一部の正面図の同
B、他の部分の切断左側面図の図5A、Aの一部を除去
した正面図の同Bを参照して説明する。
【0003】それらの図において、1は複数個並設され
た列盤のキュービクル、2はキュービクル1の床板、3
は床板2に設置されたインターロック板、4,5はイン
ターロック板3に形成された接続孔及び断路孔である。
【0004】6はキュービクル1に収納された遮断器、
7,8は遮断器6の底板,前面板、9は底板7の後部に
設けられた支持体、10は底板7,支持体9を貫通し,
上下動自在に設けられたインターロックピン、11はイ
ンターロックピン10に設けられたばねであり、ばね1
1によりインターロックピン10が下方の出方向に付勢
され、インターロックピン10の下端部が接続孔4に挿
入されている。12は中央部が支持体9に回転自在に支
持されたL型のレバーであり、一端がインターロックピ
ン10のほぼ中央部に連結されている。
【0005】13は前面板8の下部に透設された透孔、
14は前面板8の後方に設けられた固定金具であり、下
端部が透孔13の後方に位置している。15は固定金具
14の上端部に後方に折曲して形成された折曲片であ
る。
【0006】16は固定金具14の後方に左右に移動自
在に設けられた左右方向のリセットレバーであり、左方
の係止位置と右方の解除位置とに移動する。17はリセ
ットレバー16の右端部に前方に折曲して形成された把
持片であり、前端部が前面板8から導出されている。1
8はリセットレバー16の両側に形成された左右方向の
長孔、19はリセットレバー16の両長孔18間に形成
されただるま孔であり、左側の大径の挿通孔20と右側
の小径の係止孔21とからなる。22はリセットレバー
16の上縁部に突設された係止体、23は一端が係止体
22に係止した復帰ばねであり、リセットレバー16を
左方、即ち係止位置の方向に付勢している。24は両長
孔18に挿通された2個のピンである。
【0007】25はインターロック杆であり、先端部の
連結部26が、レバー12の他端に連結され、インター
ロック杆25の前端部の大径の挿通部27が、前面板8
の透孔13及び固定金具14の下端部を貫通し、挿通部
27が固定金具14の下端部でガイドされ、インターロ
ック杆25が前後動自在に設けられ、連結部26がばね
11により後方に付勢され、インターロック杆25が入
状態になっている。28は挿通部27の前端に固着され
た円板状のインターロックノブ、29はインターロック
杆25の中央部の前部,後部に膨出された膨出部であ
る。
【0008】30は中央部が回転自在に支持されたL型
のリンクであり、下端部が両膨出部29の間に位置し、
インターロック杆25の前後動によりリンク30の下端
部が両膨出部29のいずれかに押圧され、リンク30が
回転する。31はリンク30の上端部に折曲して形成さ
れた押圧片であり、固定金具14の折曲片15の下方に
位置している。
【0009】32は固定金具14の折曲片15の上方に
設けられた断面コ字状のガイド金具、33は上下方向の
ロッドであり、ガイド金具32の上片,下片及び固定金
具14の折曲片15を貫通し、上下動自在に設けられ、
下端がリンク30の押圧片31に当接している。34は
ガイド金具32とロッド33との間に設けられたばねで
あり、ロッド33を下方に付勢している。
【0010】35は前面板8の上部に形成された貫通
孔、36は前面板8の貫通孔35の上方の背面に植設さ
れたストッパ、37は貫通孔35に挿通され,前後動自
在に設けられた手動引き外し押ボタン、38は上部が押
ボタン37のほぼ中央部に固着された移動レバーであ
り、下部がかぎ形状に形成され、ロッド33の上方に位
置している。39は下部が押ボタン37の後部に固着さ
れた当接レバーであり、上部をストッパ36が貫通して
いる。40は押ボタン37を出方向に付勢するばねであ
る。
【0011】41はピン、42はピン41に支持された
フックであり、左回転の方向に付勢されている。43は
フック42の下端部に形成された係止部である。
【0012】44は鎖錠ピンであり、右回転の方向に付
勢されている。45は鎖錠ピン44に形成された半月状
の係合部であり、フック42の係止部43が係止してい
る。46は鎖錠ピン44に突設された押圧レバー、47
は鎖錠ピン44に固着された上下方向の回転レバーであ
り、ストッパ36に当接している。
【0013】48は鎖錠ピン44の押圧レバー46の下
方に設けられた引き外しコイル、49はコイル48のプ
ランジャであり、通電によりプランジャ49が上動して
押圧レバー46を押圧する。
【0014】そして、遮断器6を接続位置から断路位置
に引き出す場合、遮断器6が投入状態であると、遮断器
6の断路部で負荷電流を遮断することになるため、必ず
遮断器6が遮断状態でなければならない。
【0015】従って、手動で遮断器6を引き出す場合、
手動引き外し押ボタン37を操作し、遮断器6を遮断状
態にした後、インターロック機構を解除する必要があ
る。
【0016】つぎに遮断器6の手動引き外し操作につい
て説明する。図3Aに示す状態は、インターロックピン
10がインターロック板3の接続孔4に挿入され、右方
に位置したリセットレバー16のだるま孔19の大径の
挿通孔20にインターロック杆25の大径の挿通部27
が位置し、押ボタン37が出状態で、当接レバー39が
鎖錠ピン44の回転レバー47の前方に位置し、鎖錠ピ
ン44の係合部45にフック42の係止部43が係止
し、遮断器6が投入状態であれば遮断操作が行え、遮断
状態であれば投入操作が行える状態になっている。
【0017】そして、図3Aの状態から押ボタン37を
押圧すると、移動レバー38がばね40に抗してロッド
33の上方から後方に移動し、押ボタン37の当接レバ
ー39が鎖錠ピン44の回転レバー47を押圧し、鎖錠
ピン44が左回転し、フック42との係止状態が解除さ
れ、フック42が左回転し、遮断器6が引き外され、図
4Aに示す状態になる。
【0018】この状態で図3Aに示すインターロックノ
ブ28をインターロックピン10のばね11に抗して前
方へ引き出すと、だるま孔19の大径の挿通孔20から
インターロック杆25の挿通部27が外れ、挿通孔20
に小径のインターロック杆25が位置し、ばね23によ
りリセットレバー16が左方へ移動し、図4Bに示す状
態になる。
【0019】そして、ノブ28の引き出しによりレバー
12が回転し、インターロックピン10が接続孔4から
離脱する。この状態でノブ28を離すと、ばね11によ
りノブ28が若干引き戻されるが、挿通部27がリセッ
トレバー16に当接し、ノブ28の引き出し状態がロッ
クされる。
【0020】この時、前記ノブ28の引き出しによりリ
ンク30が回転し、リンク30の押圧片31がロッド3
3をばね34に抗して押し上げ、ロッド33の上端部が
移動レバー38の前方へ位置し、ばね40による押ボタ
ン37の前方への移動が阻止され、フック42の引き外
し状態がロックされる。そして、引き外しが行われた遮
断器6を前方、即ち断路位置に移動する。
【0021】つぎに遮断器6を断路位置に固定する操作
について説明する。リセットレバー16をばね23に抗
して右方に移動すると、だるま孔19の大径の挿通孔2
0がインターロック杆25の挿通部27に位置し、ばね
11によりインターロック杆25が後方に移動し、イン
ターロックピン10が下方に移動して断路孔5に挿入さ
れる。
【0022】そして、インターロック杆25の後方への
移動によりリンク30が回転し、ばね34によりロッド
33が下方に移動して移動レバー38から離脱し、ばね
40により押ボタン37が前方へ復帰し、移動レバー3
8がロッド33の上方に位置し、ノブ28の引き出しが
阻止されるとともに、インターロックピン10の挿入状
態がロックされ、遮断器6が断路位置に固定される。
【0023】そして、フック42の右回転により、鎖錠
ピン44が右回転し、左回転の方向に付勢されたフック
42の係止部43が、鎖錠ピン44の係合部45に係止
する。
【0024】つぎに遮断器6の自動引き外し操作につい
て説明する。引き外しコイル48を励磁し、プランジャ
49を上動し、鎖錠ピン44の押圧レバー46を押し上
げ、鎖錠ピン44を回転し、フック42との係止を解除
し、遮断器6を引き外し状態にする。
【0025】なお、引き外しコイル48の励磁は、コン
トロール盤のコントロールスイッチによる引き外し指
令,または地絡や短絡事故により回路に異常が生じた時
の変流器等の異常検知によるリレーを介しての引き外し
指令により行われる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記装置の場
合、接続状態の遮断器6を引き出す際、手動引き外し押
ボタン37を操作してインターロックを解除するため、
隣接の投入状態の遮断器6の押ボタン37を誤って操作
し、該当器でない投入状態の遮断器6を引き外す場合が
あり、運転中の回線を遮断して給電に支障をきたすとい
う問題点がある。
【0027】本発明は、前記の点に留意し、接続状態の
遮断器を引き外す際、手動引き外し押ボタンの操作によ
るインターロックの解除をなくし、隣接の投入状態の遮
断器の引き外しを防止し、該当の遮断状態の遮断器のみ
を引き外し、隣接の運転中の回線の遮断を防止し、系統
の安定した給電を確保する遮断器のインターロック装置
を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の遮断器のインターロック装置は、遮断器に
出入自在に設けられ,ばねにより出方向に付勢されたイ
ンターロックピンと、床板に設けられ,前記遮断器の接
続位置で,前記インターロックピンが挿入される位置に
接続孔が形成され,断路位置で,前記インターロックピ
ンが挿入される位置に断路孔が形成されたインターロッ
ク板と、先端部が前記インターロックピンに連結され,
前記ばねにより入状態になったインターロックノブと、
回転により前記遮断器を引き外し状態にするフックと、
前記フックに係止し,前記フックの前記回転を阻止する
鎖錠ピンと、通電によるプランジャの移動により前記鎖
錠ピンと前記フックとの係止を解除する引き外しコイル
と、前記ばねに抗しての前記インターロックノブの引き
出しにより,前記鎖錠ピンと前記フックとの係止を解除
するロッドと、前記遮断器を投入,遮断する連結軸と、
前記連結軸に連結され,前記遮断器の投入状態で,前記
インターロックピンに当接して前記インターロックノブ
の引き出しを阻止し,前記遮断器の遮断状態で,前記イ
ンターロックピンから離脱して前記インターロックノブ
の引き出しを可能にするロックレバーとを備えたもので
ある。
【0029】従って、遮断器を投入,遮断する連結軸に
ロックレバーを連結し、遮断器の投入状態において、イ
ンターロックピンにロックレバーを当接してインターロ
ックノブの引き出しを阻止し、遮断状態において、イン
ターロックピンからロックレバーを離脱してインターロ
ックノブの引き出しを可能にし、インターロックノブの
引き出しにより、ロッドを移動し、鎖錠ピンとフックと
の係止を解除するようにしたため、接続状態の遮断器を
引き外す際、従来のように、手動引き外し押ボタンを操
作することなく、インターロックを解除することがで
き、隣接の投入状態の遮断器の引き外しを防止し、該当
の遮断状態の遮断器のみを引き外すことができ、隣接の
運転中の回線の遮断を防止することができ、系統の安定
した給電を確保することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】実施の1形態につき、遮断器が接
続位置に固定された状態の切断左側面図の図1A,Aの
一部の正面図の同B、図1からの引き外し状態の切断左
側面図の図2A,Aの一部の正面図の同Bを参照して説
明する。それらの図において、図3ないし図5と同一符
号は同一もしくは相当するものを示す。
【0031】50は遮断器6の底板7の後部に設けられ
た支持体であり、底板7,支持体50の前部をインター
ロックピン10が貫通して上下動自在に設けられ、イン
ターロックピン10が図3の装置と同様、ばね11によ
り下方の出方向に付勢され、支持体50に支持されたレ
バー12を介してインターロック杆25の連結部26に
連結されている。51,52は支持体50の上面の中央
部,後部に立設された中支持板,後支持板、53は中央
部が中支持板51に回転自在に支持されたロックレバー
であり、一端部がインターロックピン10の上面に接離
自在に当接する。54はほぼ中央部が後支持板52に回
転自在に支持された回転レバー、55は一端が回転レバ
ー54の下端部に連結された連結杆であり、他端がロッ
クレバー53の他端に連結されている。
【0032】56は遮断器6の遮断部に連結された連結
軸、57は基部が連結軸56に固着された連結レバー、
58は一端が連結レバー57の先端部に連結された連結
棒であり、他端が回転レバー54の上端部に連結され、
連結軸56の回転により連結レバー57,連結棒58,
回転レバー54,連結杆55を介してロックレバー53
が回転する。
【0033】そして、従来例のストッパ36,手動引き
外し押ボタン37,移動レバー38,当接レバー39,
ばね40及び回転レバー47がなく、引き外しコイル4
8のプランジャ49の下方にロッド33が位置し、イン
ターロックノブ28の前後動によりロッド33が上下動
し、ロッド33の上動によりプランジャ49が上動して
押圧レバー46を押し上げ、鎖錠ピン44を回転し、鎖
錠ピン44とフック42との係合を解除する。
【0034】つぎに遮断器6の手動引き外し操作につい
て説明する。図1Aに示す状態は、インターロックピン
10がインターロック板3の接続孔4に挿入され、右方
に位置したリセットレバー16のだるま孔19の大径の
挿通孔20に、インターロック杆25の大径の挿通部2
7が位置し、コイル48のプランジャ49の下方にロッ
ド33が位置し、鎖錠ピン44の係合部45にフック4
2の係止部43が係止し、遮断器6が投入状態で、ロッ
クレバー53がインターロックピン10の上面に当接
し、インターロックピン10の上動及びインターロック
ノブ28の前動を阻止している。
【0035】即ち、遮断器6が投入状態であれば、イン
ターロックノブ28を操作することができず、遮断器6
を引き外すことができない。
【0036】そして、図1の状態から連結軸56が左回
転し、遮断器6が遮断状態になると、連結レバー57,
連結棒58,回転レバー54,連結杆55を介してロッ
クレバー53が左回転し、ロックレバー53の一端部が
インターロックピン10の上面から離脱する。
【0037】この状態で、インターロックノブ28をイ
ンターロックピン10のばね11に抗して前方へ引き出
すと、だるま孔19の大径の挿通孔20からインターロ
ック杆25の挿通部27が外れ、挿通孔20に小径のイ
ンターロック杆25が位置し、ばね23によりリセット
レバー16が左方へ移動し、挿通部27がリセットレバ
ー16に当接し、ノブ28の引き出し状態がロックさ
れ、レバー12が回転し、インターロックピン10が接
続孔4から離脱した状態がロックされる。
【0038】そして、ノブ28の引き出しによりリンク
30が回転し、ロッド33がばね34に抗して押し上げ
られ、ロッド33が引き外しコイル48のプランジャ4
9を押し上げ、プランジャ49が鎖錠ピン44の押圧レ
バー46を押し上げ、鎖錠ピン44とフック42との係
止状態が解除され、フック42が左回転し、遮断器6が
引き外され、図2Aに示す状態になる。
【0039】従って、ノブ28がロックされている間
は、引き外しコイル48のプランジャ49は常に押し上
げられており、コントロール盤のコントロールスイッチ
により投入指令が与えられても、ロックを解除すること
ができず、投入動作を行うことができない。そして、遮
断器6を前方、即ち断路位置に移動する。
【0040】つぎに遮断器6を断路位置に固定する操作
について説明する。フック42を右回転し、鎖錠ピン4
4の係合部45の切欠部から離脱させ、この状態でリセ
ットレバー16をばね23に抗して右方に移動すると、
だるま孔19の挿通孔20がインターロック杆25の挿
通部27に位置し、ばね11によりノブ28が後動し、
インターロックピン10が下動して断路孔5に挿入され
る。
【0041】そして、ノブ28の後動によりリンク30
が回転し、ばね34によりロッド33が下方に移動する
とともに、プランジャ49が下方に移動し、プランジャ
49の先端部が鎖錠ピン44の押圧レバー46から離脱
し、鎖錠ピン44が右回転し、フック42に鎖錠ピン4
4が係止する。
【0042】なお、遮断器6の自動引き外し操作は、図
3の装置と同様、引き外しコイル48を励磁し、プラン
ジャ49を上動し、鎖錠ピン44とフック42との係止
を解除し、遮断器6を引き外し状態にする。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の遮
断器のインターロック装置は、遮断器6を投入,遮断す
る連結軸56にロックレバー53を連結し、遮断器6の
投入状態において、ロックレバー53をインターロック
ピン10に当接してインターロックノブ28の引き出し
を阻止し、遮断状態において、ロックレバー53をイン
ターロックピン10から離脱してインターロックノブ2
8の引き出しを可能にし、インターロックノブ28の引
き出しにより、ロッド33を移動し、鎖錠ピン44とフ
ック42との係止を解除するようにしたため、接続状態
の遮断器6を引き外す際、従来のように、手動引き外し
押ボタン37を操作することなく、インターロックを解
除することができ、隣接の投入状態の遮断器6の引き外
しを防止し、該当の遮断状態の遮断器6のみを引き外す
ことができ、隣接の運転中の回線の遮断を防止すること
ができ、系統の安定した給電を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本発明の実施の1形態の遮断器が接続位置
に固定された状態の切断左側面図、BはAの一部の正面
図である。
【図2】Aは図1からの引き外し状態の切断左側面図、
BはAの一部の正面図である。
【図3】Aは従来例の遮断器が接続位置に固定された状
態の切断左側面図、BはAの一部の正面図である。
【図4】Aは図3からの引き外し状態の切断左側面図、
BはAの一部の正面図である。
【図5】Aは従来例の他の部分の切断左側面図、BはA
の一部を除去した正面図である。
【符号の説明】
2 床板 3 インターロック板 4 接続孔 5 断路孔 6 遮断器 10 インターロックピン 11 ばね 28 インターロックノブ 33 ロッド 42 フック 44 鎖錠ピン 48 引き外しコイル 49 プランジャ 53 ロックレバー 56 連結軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断器に出入自在に設けられ,ばねによ
    り出方向に付勢されたインターロックピンと、 床板に設けられ,前記遮断器の接続位置で,前記インタ
    ーロックピンが挿入される位置に接続孔が形成され,断
    路位置で,前記インターロックピンが挿入される位置に
    断路孔が形成されたインターロック板と、 先端部が前記インターロックピンに連結され,前記ばね
    により入状態になったインターロックノブと、 回転により前記遮断器を引き外し状態にするフックと、 前記フックに係止し,前記フックの前記回転を阻止する
    鎖錠ピンと、 通電によるプランジャの移動により前記鎖錠ピンと前記
    フックとの係止を解除する引き外しコイルと、 前記ばねに抗しての前記インターロックノブの引き出し
    により,前記鎖錠ピンと前記フックとの係止を解除する
    ロッドと、 前記遮断器を投入,遮断する連結軸と、 前記連結軸に連結され,前記遮断器の投入状態で,前記
    インターロックピンに当接して前記インターロックノブ
    の引き出しを阻止し,前記遮断器の遮断状態で,前記イ
    ンターロックピンから離脱して前記インターロックノブ
    の引き出しを可能にするロックレバーとを備えたことを
    特徴とする遮断器のインターロック装置。
JP24997997A 1997-08-29 1997-08-29 遮断器のインターロック装置 Pending JPH1173856A (ja)

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