JPH1173728A - チャネル毎に分解能が異なるマルチチャネルデジタル音声の記録および再生 - Google Patents

チャネル毎に分解能が異なるマルチチャネルデジタル音声の記録および再生

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JPH1173728A
JPH1173728A JP10123793A JP12379398A JPH1173728A JP H1173728 A JPH1173728 A JP H1173728A JP 10123793 A JP10123793 A JP 10123793A JP 12379398 A JP12379398 A JP 12379398A JP H1173728 A JPH1173728 A JP H1173728A
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    • G11B2020/10981Recording or reproducing data when the data rate or the relative speed between record carrier and transducer is variable

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声を主体とするコンテンツへの対応により
適した記録を行う方法および装置と、そのような記録を
再生する方法および装置を提供する。 【解決手段】 ソフトウェア担体上にマルチチャネルデ
ジタル音声信号サンプルを提供する方法は、複数の音声
データチャネルをサンプリングするステップと、複数の
音声データチャネルの少なくとも2つを、異なる分解能
で、ソフトウェア担体上のあるトラックに単一のストリ
ームとして選択的にコード化するステップとを包含す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャネルによって
分解能が異なるマルチチャネルデジタル音声の記録およ
び再生に関し、デジタル多目的ディスクのようなデジタ
ル記録媒体を対象としている。より具体的には、本発明
は、このような記録媒体の中でも、音声情報を主体とし
て含んだ記録媒体に関する。
【0002】譲受人が同一であるMcPhersonらの___
__付け米国特許出願第____号(代理人整理番号第
3546/046号)およびThagardらの_____付け米国特
許出願第____号(代理人整理番号第3546/050号)を
本願に参考として援用する。願第____号(代理人整
理番号第3546/050号)を本願に参考として援用する。
【0003】
【従来の技術】デジタル多目的ディスク(DVD)は、
標準のコンパクトディスク(CD)とほぼ同じサイズの
両面高密度デジタル情報記録媒体である。デジタル多目
的ディスクは、片面につき約4.7ギガバイトのデータ
を保持することができる。その大きな記憶容量と小さな
サイズから、DVDは、家庭用ビデオシステムにおいて
ビデオカセットテープに代わる媒体として注目されてい
る。
【0004】DVDは、Moving Picture Experts Group
(MPEG)のMPEG2デジタル映像規格をサポート
している。DVDは、ドルビーのAC3マルチチャネル
音声フォーマット、あるいは、非圧縮パルスコード変調
(PCM)コード化デュアルチャネルフォーマットにも
対応できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、標準のDVD
は、主に映像コンテンツの保存および表示をサポートす
るようにできており、音声、特に、従来よりも高いレー
トでのサンプリングを含む6チャネル音声等のエンハン
スド音声を主体とするコンテンツのサポートにはそれ程
適さなかった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、(1)DVD式の技
術を用いつつ、音声を主体とするコンテンツへの対応に
より適した記録を行う方法および装置を提供すること、
ならびに(2)そのような記録を再生する方法および装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による方法は、ソ
フトウェア担体上にマルチチャネルデジタル音声信号サ
ンプルを提供する方法であって、複数の音声データチャ
ネルをサンプリングするステップと、該複数の音声デー
タチャネルの少なくとも2つを、異なる分解能で、該ソ
フトウェア担体上のあるトラックに単一のストリームと
して選択的にコード化するステップとを包含し、これに
より、上記目的が達成される。
【0008】前記複数の音声データチャネルを、再生時
に必要となる順番に最も近い順番に配列するステップを
さらに包含してもよい。
【0009】前記複数の音声データチャネルから2チャ
ネルステレオを導出するための重み付け情報を提供する
ステップをさらに包含してもよい。
【0010】前記ソフトウェア担体上に追加の2チャネ
ル音声トラックを提供するステップをさらに包含しても
よい。
【0011】前記配列ステップが、最も近接する最低周
波数サンプル2個の間の間隔を各フレームが規定するよ
うに、前記サンプルを複数のフレームにアセンブルする
ステップを含み、前記サンプリングステップが、前記複
数のチャネルのそれぞれについてサンプル数とサンプリ
ングレートとの積が一定となるように、複数の音声デー
タチャネルをサンプリングするステップを含んでいても
よい。
【0012】前記選択的コード化ステップが、前記複数
の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるデータ
デプスでコード化するステップを含んでいてもよい。
【0013】前記選択的コード化ステップが、前記複数
の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるコード
化レートでコード化するステップを含んでいてもよい。
【0014】前記選択的コード化ステップが、前記複数
の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるデータ
デプスおよび異なるコード化レートでコード化するステ
ップを含んでいてもよい。
【0015】本発明による別の方法は、ソフトウェア担
体上に提供された複数チャネルの記録済みマルチチャネ
ルデジタル音声信号サンプルを再生する方法であって、
該複数のチャネルの少なくとも2つのチャネルが、異な
る分解能で、該ソフトウェア担体上のあるトラックに単
一のストリームとして選択的にコード化されている場合
の方法であって、該複数の音声データチャネルにアクセ
スするステップと、該サンプルをデジタル形式からアナ
ログ形式に変換するステップとを包含し、これにより、
上記目的が達成される。
【0016】前記複数の音声データチャネルのサンプル
が、再生時に必要となる順番に最も近い順番に配列され
てもよい。
【0017】前記変換ステップが、前記複数の音声デー
タチャネルのサンプルを重み付けすることによって、該
複数の音声データチャネルから2チャネルステレオを導
出するステップをさらに含んでいてもよい。
【0018】前記変換ステップが、該変換の前に、前記
複数の音声データチャネルのサンプルを重み付けするこ
とによって、該複数の音声データチャネルから2チャネ
ルステレオを導出するステップをさらに含んでいてもよ
い。
【0019】前記ソフトウェア担体上に追加の2チャネ
ル音声トラックを提供するステップをさらに包含しても
よい。
【0020】前記複数の音声データチャネルの少なくと
も2つが異なるデータデプスでコード化されてもよい。
【0021】前記複数の音声データチャネルの少なくと
も2つが異なるコード化レートでコード化されてもよ
い。
【0022】前記複数の音声データチャネルの少なくと
も2つが異なるデータデプスおよび異なるコード化レー
トでコード化されてもよい。
【0023】本発明による記録再生方法は、ソフトウェ
ア担体上に単一のストリームとして提供される複数の音
声データチャネルをサンプリングするステップであっ
て、該複数のチャネルの少なくとも2つを異なる分解能
で選択的にコード化するステップと、該複数の音声デー
タチャネルのサンプルにアクセスするステップと、該サ
ンプルをデジタル形式からアナログ形式に変換するステ
ップとを包含しており、このことによって、上記目的が
達成される。
【0024】該複数の音声データチャネルのサンプル
が、再生時に必要となる順番に最も近い順番に配列され
てもよい。
【0025】前記複数の音声データチャネルから2チャ
ネルステレオを導出するための重み付け情報を提供する
ステップをさらに包含してもよい。
【0026】前記サンプリングステップが、最も近接す
る最低周波数サンプル2個の間の間隔を各フレームが規
定するように、前記サンプルを複数のフレームにアセン
ブルするステップを含んでいてもよい。
【0027】前記変換ステップが、前記複数の音声デー
タチャネルのサンプルを重み付けすることによって、該
複数の音声データチャネルから2チャネルステレオを導
出するステップをさらに含んでいてもよい。
【0028】前記変換ステップが、該変換の前に、前記
複数の音声データチャネルのサンプルを重み付けするこ
とによって、該複数の音声データチャネルから2チャネ
ルステレオを導出するステップをさらに含んでいてもよ
い。
【0029】前記ソフトウェア担体上に追加の2チャネ
ル音声トラックを提供するステップ、をさらに包含して
もよい。
【0030】前記選択的コード化ステップが、前記複数
の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるデータ
デプスでコード化するステップを含んでいてもよい。
【0031】前記選択的コード化ステップが、前記複数
の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるコード
化レートでコード化するステップを含んでいてもよい。
【0032】前記選択的コード化ステップが、前記複数
の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるデータ
デプスおよび異なるコード化レートでコード化するステ
ップを含んでいてもよい。
【0033】本発明による、記録済みマルチチャネルデ
ジタル音声信号サンプルの再生装置は、ソフトウェア担
体上に単一のストリームとして提供される複数の音声デ
ータチャネルにアクセスするデマルチプレクサであっ
て、該複数のチャネルの少なくとも2つのチャネルが異
なる分解能で選択的にコード化されている、デマルチプ
レクサと、複数のデジタルアナログコンバータを含む変
換ユニットであって、該デジタルアナログコンバータが
それぞれ、該複数のチャネルの1つを受け取ってそのサ
ンプルをデジタル形式からアナログ形式に変換するよう
に構成されている、変換ユニットとを備えており、これ
により、上記目的が達成される。
【0034】前記複数の音声データチャネルのサンプル
が、再生時に必要となる順番に最も近い順番に配列され
ていてもよい。
【0035】前記複数のデジタルアナログコンバータの
選択される出力に接続される複数の演算増幅器であっ
て、前記複数の音声データチャネルのサンプルを重み付
けすることによって、該複数の音声データチャネルから
2チャネルステレオを導出する複数の演算増幅器を前記
変換ユニットがさらに備えていてもよい。
【0036】前記デマルチプレクサの選択される出力リ
ード線に接続される複数のデジタル乗算器であって、逐
次サンプルに様々な適切なデジタル重み付け係数を掛け
る複数のデジタル乗算器と、該複数のデジタル乗算器の
出力を選択的に結合する複数のデジタル加算器であっ
て、該複数のデジタル加算器の出力が前記複数のデジタ
ルアナログコンバータの選択される入力に接続され、こ
れにより、前記複数の音声データチャネルから2チャネ
ルステレオを導出する複数のデジタル加算器とを前記変
換ユニットがさらに備えていてもよい。
【0037】本発明による別の方法は、ソフトウェア担
体上にマルチチャネルデジタル音声信号サンプルを提供
する方法であって、第1の複数の音声データチャネルを
サンプリングするステップと、第2の複数の音声データ
チャネルをサンプリングするステップと、該ソフトウェ
ア担体上の第1のトラックに単一のストリームとして該
第1の複数の音声データチャネルを選択的にコード化す
るステップと、該ソフトウェア担体上の第2のトラック
に単一のストリームとして該第2の複数の音声データチ
ャネルを選択的にコード化するステップとを包含し、こ
れにより、上記目的が達成される。
【0038】本発明による別の方法は、ソフトウェア担
体上にマルチチャネルデジタル音声信号サンプルを提供
する方法であって、第1の複数の音声データチャネルを
サンプリングするステップと、第2の複数の音声データ
チャネルをサンプリングするステップと、該ソフトウェ
ア担体上の第1のトラックに単一のストリームとして該
第1の複数の音声データチャネルを選択的にコード化す
るステップと、該第1の複数の音声データチャネルから
第2の複数の音声データチャネルを導出するための重み
付け情報を提供するステップとを包含し、これにより、
上記目的が達成される。
【0039】前記提供ステップが、前記重み付け情報
を、前記ソフトウェア担体上の第2のトラック上に保存
するステップをさらに含んでいてもよい。
【0040】前記提供ステップが、前記重み付け情報
を、前記第1の複数の音声データチャネルとともに、前
記ソフトウェア担体上の前記第1のトラックに前記単一
のストリームとして保存するステップをさらに含んでい
てもよい。
【0041】本発明による別の方法は、ソフトウェア担
体上にマルチチャネルデジタル音声信号サンプルを提供
する方法であって、複数の音声データチャネルをサンプ
リングするステップと、該複数の音声データチャネルの
少なくとも2つを、該ソフトウェア担体上の第1のトラ
ックに単一のストリームとして選択的にコード化するス
テップと、該ソフトウェア担体上にシステム初期設定デ
ータを選択的にコード化するステップとを包含し、これ
により、上記目的が達成される。
【0042】前記システム初期設定データが、前記音声
データとともに散在した状態で、前記ソフトウェア担体
上の前記第1のトラックに提供されてもよい。
【0043】前記システム初期設定データが、前記ソフ
トウェア担体上の第2のトラックに提供されてもよい。
【0044】前記複数の音声データチャネルの前記少な
くとも2つが、異なる分解能で、前記ソフトウェア担体
上の前記第1のトラックにコード化されてもよい。
【0045】前記複数の音声データチャネルを、再生時
に必要となる順番に最も近い順番に配列するステップを
さらに包含してもよい。
【0046】前記複数の音声データチャネルから2チャ
ネルステレオを導出するための重み付け情報を提供する
ステップをさらに包含してもよい。
【0047】前記ソフトウェア担体上に追加の2チャネ
ル音声トラックを提供するステップ、をさらに包含して
もよい。
【0048】以下に作用を説明する。本発明によれば、
大容量マルチチャネル(例えば、6チャネル)のフォー
マットで音声コンテンツを保存するDVD型記録媒体上
に記録を行う方法および装置を提供できる。そのような
大容量マルチチャネルシステムの一例は、6つのチャネ
ルが非圧縮データ(例えば、PCMデータ)によって表
され得る6チャネルシステムである。各チャネル毎に異
なるレートでコード化することができる。例えば、フロ
ント(前方)チャネルおよびセンタ(中央)チャネルは
96kHzでコード化を行い、リア(後方)チャネルは
48kHzでコード化を行い、サブウーファチャネルは
12kHzでコード化を行うことが可能である。各チャ
ネル毎に異なるデータデプス(data depth)を用いること
が可能である。例えば、フロントチャネルおよびセンタ
チャネルを20ビットのワードを用いてコード化し、リ
アチャネルを16ビットのワードを用いてコード化する
ことが可能である。
【0049】必要に応じて、再生中に、6チャネルの音
声データストリームから、2チャネルの音声出力を導出
(derive)することができる。正確な導出を可能にするた
めに、導出の際に用いられるミキシング係数を、6チャ
ネルの音声データとともに提供することができる。
【0050】あるいは、6チャネルの音声トラックは、
その6チャネルトラックと本質的に同じコンテンツを有
する2チャネルの音声トラックを伴い得る。本発明の記
録媒体によれば、この追加の2チャネル音声トラックを
複数のフォーマットで保存することが可能となるので、
音声コンテンツの制作者およびディスク製造業者には、
2チャネルコード化に関して複数のオプションが与えら
れる。
【0051】以下の詳細な説明から、本発明のその他の
特徴、その性質および様々な利点が明白になるであろ
う。
【0052】
【発明の実施の形態】本発明のDVD型記録媒体におい
て、コンテンツは主に音声である。所与の音声セグメン
トが占めるディスク面積は、同じ長さの映像セグメント
と比べて大幅に小さいので、ディスクのコンテンツの大
部分を音声に限定すれば、ディスク容量の中で音声再生
に割当て可能な部分が大きくなる。結果的に、(例え
ば、線形PCMまたはΔΣ変調フォーマットでコード化
された)6チャネルの高音質音声を使用することが可能
になる。コード化される6つのチャネルの典型的な例
は、レフトフロント(前方左)、センタフロント(前方
中央)、ライトフロント(前方右)、レフトリア(後方
左)、サブウーファおよびライトリア(後方右)であ
る。
【0053】複数の音声チャネルを、異なる分解能でコ
ード化できる。一般にはフロントチャネルが最も重要な
チャネルであり、フロントチャネルは、最高の分解能で
コード化され得る。フロントチャネルに比べて重要でな
いリアチャネルは、比較的低い分解能でコード化され得
る。一般に、分解能要件が最も低いのはサブウーファチ
ャネルであり、サブウーファチャネルは、リアチャネル
よりも低い分解能でコード化され得る。ソフトウェア担
体は、上記6つの音声チャネルに加えて、他のフォーマ
ットの同じ音声プログラミング用のチャネルを有してい
てもよい。例えば、ソフトウェア担体が、2チャネル
(レフトおよびライト)ステレオバージョンの音声プロ
グラミング用の他の2つのチャネルを有していてもよ
い。これらの2つのチャネルに用いられる分解能は典型
的に同じであるが、この分解能は、6つの音声チャネル
に用いられる分解能のいずれとも異なっていてもよい
(あるいは、6つの音声チャネルの1つ以上に用いられ
る分解能と同じであってもよい)。
【0054】2チャネル音声を伴った6チャネル音声を
持つソフトウェア担体の場合、6チャネル音声データを
第1のトラック上に単一のストリームとして保存し、2
チャネル音声データを第2のトラック上に単一のストリ
ームとして保存することができる。別の実施形態におい
ては、2つの異なるフォーマットのデータを単一のトラ
ック内においてインターリーブする。
【0055】図1に示すように、音声データのN個のチ
ャネル(例として、12、14、16および18の参照
符号で示す)が(図2のDVDディスク20のような)
ソフトウェア担体10に設けられる。チャネル数Nは、
1以上の数であり得る。例えば、N=8の場合、6チャ
ネル音声用の6つのチャネルと、2チャネル音声用の2
つのチャネルを設け得る。無論、音声プログラミングを
ソフトウェア担体上に設けるための可能なチャネルフォ
ーマットは多数存在する。複数チャネルのデータに対し
て用いられる分解能の種類は、K種類までの何種類であ
ってもよい。但し、KはN以下である。N個のチャネル
の分解能が全て異なっていてもよいし(その場合、Kは
Nに等しい)、あるいは、複数のチャネルが同じ分解能
を共有してもよい(その場合、KはN未満)。
【0056】図1に示すように、異なる分解能は、異な
るサンプリングレートおよび/または異なるサンプルワ
ード長に対応する(即ち、より高い分解能は、より高い
サンプリング周波数および/またはより長いサンプルワ
ード長を意味する)。レコーディング業界において現在
広く使用されているサンプリングレートには2つの系統
がある。第1の系統は、48、96および192kHz
のレートを含むものであり、第2の系統は、44.1、
88.2および176.4kHzのレートを含むもので
ある。現在、各系統の最高レート(192kHzおよび
176.4kHz)がサポートされているのはステレオ
のみであり、その他のマルチチャネルフォーマットでは
サポートされていない。両系統とも、16、20および
24ビットのビットデプスで使用可能である。
【0057】図2に示すように、チャネル1〜Nは、D
VDディスク20のようなソフトウェア担体上の複数ト
ラック内に設けられ得る。例として、チャネル1〜I
(例えば、6チャネル音声用の6つのチャネル)を含み
得るトラック1を参照符号22で示し、チャネルJ〜N
(例えば、2チャネル音声用の2つのチャネル)を含み
得るトラックM(図2においてはトラック2)を参照符
号24で示す。典型的には、各トラック内に単一のスト
リームとして複数のチャネルを設けるので、MはN未満
となる。例えば、N=8、I=6且つM=2である場
合、トラック1がチャネル1〜6を含み、トラック2が
チャネル7および8を含む。
【0058】複数の音声チャネルを、複数の異なる技法
でコード化することが可能である。例えば、複数の音声
チャネルを異なるレートでコード化することが可能であ
る。例えば、6チャネル音声の場合、フロントチャネル
を96kHzでコード化し、リアチャネルを48kHz
でコード化し、サブウーファを12kHzでコード化す
ることが可能である。あるいは、フロントチャネルを8
8.2kHzでコード化し、リアチャネルを44.1k
Hzでコード化し、サブウーファチャネルを11.02
5kHzでコード化することが可能である。これらのコ
ード化レートの組合せは、一例に過ぎず、必要に応じて
他の適切なコード化レートの組合せを用いることができ
る。
【0059】適切なコード化レート構成においては、レ
フトフロントチャネルに用いるコード化レートがライト
フロントチャネルに用いるコード化レートと同じである
ことが好ましい。同様に、レフトリアチャネルに用いる
コード化レートは、ライトリアチャネルに用いるコード
化レートと同じであることが好ましい。このようにして
右側と左側とを合わせておくことによって、そのディス
クの音声再生がバランスのとれたものとなる。
【0060】もう1つの問題は、様々なコード化レート
間の関係に関するものである。上記の例に示したよう
に、チャネルに用いるコード化レートの整数倍のレート
で他のチャネルをコード化することが好ましい。例え
ば、上記の1番目の例の場合、フロントチャネルをコー
ド化するのに用いた96kHzのコード化レートは、リ
アチャネルをコード化するのに用いた48kHzのコー
ド化レートの2倍(2×)であり、サブウーファチャネ
ルをコード化するのに用いた12kHzのコード化レー
トの8倍(8×)である。同様に、上記の2番目の例の
場合、フロントチャネルをコード化するのに用いた8
8.2kHzのコード化レートは、リアチャネルをコー
ド化するのに用いた44.1kHzのコード化レートの
2倍(2×)であり、サブウーファチャネルをコード化
するのに用いた11.025kHzのコード化レートの
8倍(8×)である。
【0061】コード化レートを変化させるだけでなく、
異なるチャネルに対して、異なるサイズのデータワード
を用いて音声チャネルの分解能を変化させることも可能
である(再び図1を参照)。例えば、フロントおよびセ
ンタのチャネルを20ビットのワードを用いてコード化
し、リアおよびサブウーファのチャネルを16ビットの
ワードを用いてコード化することが可能である。16ビ
ットワード、18ビットワード、20ビットワードおよ
び24ビットワード等のあらゆる適切なワード長のデー
タワードを用いることができる。必要に応じて、異なる
音声チャネルをコード化する際に使用するコード化レー
トおよびワード長をともに変化させることも可能であ
る。
【0062】本発明の可変分解能音声チャネルコード化
スキームの利点の1つは、(リアおよびサブウーファチ
ャネルの情報のような)比較的重要でない音声情報を、
より重要な音声情報よりも低いコード化レートおよび/
または短いワード長を用いてコード化できることであ
る。比較的低い分解能でコード化されたデータは、比較
的高い分解能でコード化されたデータと比べて、占有デ
ィスク面積が小さいので、いくつかのチャネルを選択的
に比較的低い分解能でコード化することによって、最も
重要な音声コンテンツの質を落とすことなく、ディスク
上の音声コンテンツによって消費されるリソース全体を
節約することができる。
【0063】典型的に、少なくともサブウーファチャネ
ルは、他のチャネルよりも低い分解能で記録されるの
で、6チャネル音声は5.1音声とも呼ばれる。
【0064】本発明の別の局面は、上記記録媒体から再
生装置によって2チャネル(ステレオ)の出力を提供す
る機能をサポートすることを含む。消費者の多くは、6
チャネルに対応できるオーディオ機器は持っていない
が、より一般的な2チャネル機器は持っているようであ
るので、この機能は望ましい。
【0065】2チャネル出力を提供する方法の1つは、
ディスク上の既存の6チャネル音声から2チャネル出力
を導出することである。2チャネル出力の導出は、6つ
のチャネルのそれぞれに対して適切なミキシング重み(m
ixing weights)を適用することを含む。例えば、レフト
フロントチャネルに対して50%の重みを適用し、セン
タフロントチャネルに対して50%の重みを適用し、レ
フトリアチャネルに対して50%の重みを適用し、そし
て、サブウーファチャネルに対して50%の重みを適用
することによって、レフトステレオチャネルが導出され
得る。これと同じ重み付けスキームを適用して、ライト
フロントチャネル、センタフロントチャネル、ライトリ
アチャネルおよびサブウーファチャネルを合計すること
によって、ライトステレオチャネルが導出され得る。
【0066】静的重み付け係数を用いると音響効果が望
ましくないものになることがあるので、本発明では、動
的重み付け係数を使用する。音声データと並行して記録
媒体上にコード化されるこれらの重み付け係数によっ
て、ミキシング処理をできるだけ正確に行うことができ
る。さらに、最終的な音声ミクス(audio mix)に対して
認可(approval)を与える権限がアーティストまたは制作
者に与えられている場合もある。この場合、埋込み型重
み付け係数(embedded weighting coefficients)を設け
ることによって、アーティストまたは制作者が、所与の
導出音声ミクスを認定する(certify)ことが可能とな
る。これにより、アーティストまたは制作者に最終的な
ミクスに関する管理(control)を放棄させることなく、
導出技術による費用削減の利点を生かすことができる。
従来のDVD音声とは異なり、本発明は、分解能が異な
る複数の音声チャネルのミキシングに対応し、音声デー
タが展開(非圧縮)状態にある間にチャネルのミキシン
グを行うことができる。
【0067】2チャネル音声出力を提供するもう1つの
方法は、リアルタイムで出力を導出する代わりに、記録
媒体上に固定2チャネル(ステレオ)データストリーム
をコード化する方法である。記録媒体の2チャネル出力
が導出データに基づくものなのか、あるいは、固定デー
タに基づくものなのかを示すステータスビットデータを
用いることができる。本発明の記録媒体では、固定2チ
ャネル音声を提供するために数種類の異なる音声コード
化フォーマットを用いることができるので、音声コンテ
ンツの制作者およびディスク製造業者には、2チャネル
コード化に関して複数のオプションが与えられる。適切
な音声コード化フォーマットには、デルタ−シグマ変調
コード化スキーム、線形PCM、無損失圧縮デルタ−シ
グマ変調コード化、および無損失圧縮PCMが含まれ
る。本発明において使用される適切な無損失圧縮スキー
ムは、ハフマンコード化スキームおよびランレングスコ
ード化スキームである。
【0068】本発明の記録媒体では、必要に応じて、標
準のDVD暗号化技術(例えば、40ビット暗号化)を
用いて非認可のユーザが記録媒体のコンテンツを複製す
ることを防ぐことができる。
【0069】好ましくは、記録媒体上の音声データを、
32Kバイトブロックにまとめられる複数の2Kバイト
セクタに保存する。セクタは、音声データ、映像デー
タ、サブピクチャまたはサブタイトルデータおよび(デ
ィスク使用中にそのディスク内の様々なポイントをユー
ザが行き来することを可能にする)プログラム分岐情報
を含み得る。2Kバイトの音声情報の前には、それぞ
れ、約48バイトのヘッダがあることが好ましい(この
ヘッダのサイズは一例に過ぎず、他の適切なサイズを用
いてもよい)。好ましくは、本発明の記録媒体は、OS
TA(Optical Storage Trade Association)が公布する
UDF(Universal Disc Format)仕様を使用する。ファ
イルディレクトリ構造がディスク上に設けられる。映像
情報(ある場合)は、156バイトのヘッダを有するセ
クタ内に保存される。さらに、映像を音声の前に置く
(即ち、ディスク上の映像情報を、再生時に初めに読み
出されるディスクの最も内側トラックに配置する)こと
も可能である。逆に、音声を映像の前に置く(即ち、デ
ィスク上の音声情報を、再生時に初めに読み出されるデ
ィスクの最も内側トラックに配置する)ことも可能であ
る。これらのフォーマット規格によって、記録媒体上に
保存されたデータをコンピュータによって処理すること
が可能になる。
【0070】マルチチャネルデジタル音声の出現によっ
て、リスナに与えられるコントロールは劇的に増大し
た。例えば、ほとんどのマルチチャネルデジタルオーデ
ィオシステムにおいてリスナは、ほとんどのステレオシ
ステムにおいて通常提供されるベース/トレブルおよび
バランスパラメータのコントロールだけでなく、フロン
ト/リア/ライト/レフトのバランス、リバーブ等の様
々なパラメータ、ならびに立体サウンドのような効果に
関する多くの音声特殊効果をコントロールすることがで
きる。リスナは、これらのパラメータを初期設定時(即
ち、そのオーディオ作品(audio piece)の再生開始
時)、および再生中にコントロールすることができる。
再生環境のパラメータに対するこのように増大したコン
トロールによって、多くのユーザが戸惑ってしまう程の
数のオプションが与えられる。この多くの場合時間がか
かる再生環境パラメータの初期設定プロセスをリスナが
行わずに済むように、マルチチャネル音声データにシス
テム初期設定データを追加することが可能である。これ
により、リスナは、アーティスト/制作者が意図した通
りに音声を聴くことができるようにもなる。無論、保存
された初期パラメータはデフォルト値に過ぎず、いつで
もリスナによってオーバーライド可能である。
【0071】各セクタの一部を「スマートコンテンツ」
データ用に確保しておくことが可能である。このような
データは、デフォルト情報に基づいて、または、ディス
クを再生するときにオーディオシステムが行うテストに
基づいて、ユーザのオーディオ機器の設定パラメータの
情報を提供するために用いられる。典型的なテストで
は、テストパルスを生成し、このパルスに対する鑑賞環
境(listening environment)およびオーディオシステム
の応答を測定することによって行われる。その後、この
テスト結果に基づいて、遅れ時間およびその他のパラメ
ータを調節することができる。
【0072】さらに、本発明の記録媒体は、異なる複数
の選曲(musical selection)(あるいはその選曲の一
部)に対してユーザ機器に異なる設定を行うためのデー
タを含むことも可能である。高い分解能を必要とする選
曲は高いコード化レートでコード化する。要求される分
解能が比較的低い選曲は、比較的低いコード化レートで
コード化する。ディスクに埋め込まれる設定情報によっ
て、ユーザの再生機器は、これらの再生時における分解
能の変化に応答することができる。好ましくは、このよ
うな設定情報を、各データセクタに設ける。セクタレベ
ルでディスクに配設し得る他の設定情報には、ディスク
の6チャネル音声トラックから2チャネル音声出力を導
出するためのミキシング係数が含まれる。
【0073】秘密データ(private data)および条件付き
アクセスの機能をサポートするためのデータを記録媒体
に保存することも可能である。例えば、曲(song)あるい
はその他の情報を含む記録媒体上のロック領域をユーザ
がロック解除するためのデータを記録媒体に保存するこ
とが可能である。典型的に、ユーザはある料金を支払っ
て、所望の情報をロック解除するためのデジタル鍵を入
手する。デジタル鍵は、インターネット、電話網、ケー
ブルテレビネットワーク(例えば、ケーブルモデムを利
用して、または、垂直ブランキング期間に)、衛星配信
システム(satellite distribution systems)、あるいは
これらの送達手段の組合せによってユーザの再生機器に
送信される。
【0074】ユーザ機器に設けられた液晶ディスプレイ
または他の適切な種類のディスプレイ上に表示される情
報をディスク上に設けておくことも可能である。このよ
うな情報を、ディスク再生中の表示することができる。
例えば、ある選曲の歌詞を表示するビットマップを設け
ることが可能である。あるいは、ASCIIまたは同様
のコード化テキストデータを使用することも可能であ
る。ビットマップの方が多機能であり、非ASCII文
字セットを使用する言語を表示することができるが、A
SCII型のコードの方が使用メモリ量が少なく、比較
的安価な再生装置を使用することが可能になる。
【0075】歌詞だけでなく、アルバムタイトル、現在
の選曲、アーティスト等の情報を再生時に表示すること
も可能である。再生中の記録媒体を、デジタルラジオ等
のデジタル送信技術を利用してユーザ機器に直接放送す
る場合、ディスク上にコード化された表示情報がユーザ
に提供される。その場合、ラジオ局のディスクジョッキ
ーが曲のタイトルを言わなかった場合でも、ラジオを聴
いているユーザには自動的にその時流れている選曲が知
らされる。同様の技術を利用して、宣伝用の情報を表示
させることも可能である。再生時に情報を表示するため
に使用されるビットマップおよびASCIIデータは、
2Kバイトデータセクタのヘッダに配設され得る。デー
タ量が大きい場合には、所与のヘッダ内の情報によっ
て、セクタの残りの部分におけるビットマップまたはテ
キスト情報が保存された適切なデータ位置を示すことが
できる。
【0076】図3は、DVD式6チャネル記録媒体上に
サンプルを記録する好適な順序を示す。点A〜点B間
(点Aおよび点Bによって、1フレーム、即ち、最も近
接する最低周波数サンプル2個の間の距離または時間間
隔が規定される)にあるサンプルは、元の情報における
1つの時間間隔から得られるものであり、1つの12k
Hzサブウーファチャネルサンプル、4つの48kHz
リアレフトサンプル、4つの48kHzリアライトサン
プル、8つの96kHzフロントレフトサンプル、8つ
の96kHzフロントセンタサンプル、および8つの9
6kHzフロントライトサンプルを含む。図3に示すサ
ンプルの好適な記録順序において、サンプルは、図中、
左から右、上から下に逐次読み出される。従って、好適
な記録順序は次のようなものである。即ち、初めに読み
出される(点Aにある)サンプルが最低周波数サンプ
ル、次に読み出されるサンプルが中間周波数サンプル、
そして、その次に読み出されるサンプルが最高周波数サ
ンプルである。そして、さらに中間周波数サンプルが読
み出され、次いで、さらに最高周波数サンプルが読み出
される。次の最低周波数サンプルを読み出す時点(点
B)まで、このパターンが繰り返され、その後、再び、
上記パターン全体が繰り返される。
【0077】上記の記録順序(および、後の読出し順
序)によって、記録媒体のサンプルは、再生回路(6チ
ャネルで記録された情報から2チャネルステレオを導出
する際に必要な回路を含む)がそれらのサンプルを必要
とする順番に最も近い順番で提供される。このことは、
例示的な再生回路についての以下の説明からより明白に
なるであろう。
【0078】図4に示す例示的な再生回路100におい
て、DVD式ディスクから読み出されたサンプルは、デ
マルチプレクサ110の左側の端子に逐次与えられる。
デマルチプレクサ110は、逐次与えられる各サンプル
を、切換えによって、変換回路112にある6つの出力
チャネルの中の正しい出力チャネルに与える。例えば、
各サブウーファチャネルサンプルは、切換えによって、
サブウーファチャネル用デジタルアナログ(D/A)コ
ンバータ120Sを含むサブウーファチャネルに与えら
れる。このD/Aコンバータは、受け取ったサンプルを
アナログサブウーファチャネル出力信号(SUBW.O
UT)に変換する。同様に、デマルチプレクサ110
は、各リアレフトチャネルサンプルをリアレフトチャネ
ルD/Aコンバータ120RLに与え、このD/Aコン
バータ120RLによってアナログリアレフトチャネル
出力信号(R.L.OUT)が生成される。各リアライ
トチャネルサンプルも同様に、リアライトチャネルD/
Aコンバータ120RRに与えられる。そして、フロン
トレフトチャネル、フロントセンタチャネルおよびフロ
ントライトチャネルの各サンプルも同様に、D/Aコン
バータ120FL、120FCおよび120FRにそれ
ぞれ与えられる。従って、図4の右側の上から6つの出
力は、6チャネルオーディオシステムにおいて使用され
る6つのアナログ信号である。
【0079】図4には、6チャネル信号からの、レフト
およびライトの2チャネルステレオ出力の導出も示され
ている。レフトステレオ出力信号(STEREOLEF
TOUT)は、SUBW.OUT信号、R.L.OUT
信号、F.L.OUT信号およびF.C.OUT信号を
それぞれ適切に重み付けし、得られた信号を結合するこ
とによって生成される。演算増幅器130SL、130
RLL、130FLLおよび130FCLをそれぞれ用
いて、これらの信号を重み付けを行う。そして、重み付
けされた信号を結合してSTEREOLEFTOUT信
号を生成する。同様に、ライトステレオ出力信号は、S
UBW.OUT信号、R.R.OUT信号、F.C.O
UT信号およびF.R.OUT信号を(演算増幅器13
0SR、130RRR、130FCRおよび130FR
Rをそれぞれ用いて)適切に重み付けし、得られた信号
を結合することによって生成される。演算増幅器130
によって使用される重み付け係数はリード線140を介
して供給される。
【0080】図5は、図4の変換ユニット112の別の
実施形態を示す。図5においては、6チャネル音声信号
からの2チャネルステレオ信号の導出が(図4のように
アナログ領域ではなく)デジタル領域において行われ
る。図5において、部材130は、デジタル乗算器であ
る。デジタル乗算器130は、デマルチプレクサ110
から逐次与えられるサンプルに、リード線140を介し
て供給される適切なデジタル重み付け係数を掛ける。部
材132Lおよび132Rは、乗算器130の出力の中
で、それぞれレフトおよびライトのステレオチャネルに
関与するものを結合するためのデジタル加算器である。
D/Aコンバータ120SLおよび120SRは、それ
ぞれ、加算器132Lおよび132Rのデジタル出力
を、アナログのレフトおよびライトステレオ出力信号に
変換する。その他の全ての点に関して、図5は図4と同
様である。加算器132のそれぞれが、その加算器の各
演算サイクルの間に各関連乗算器130から何らかの信
号を受け取るように、乗算器130のいくつかは、その
乗算器に対してデマルチプレクサ110から次の新たな
サンプルが来るまでの間、デマルチプレクサ110から
受け取った入力をリサイクルおよび再使用し得る。
【0081】図3と図4(または図3と図5)を合わせ
て検討すれば明らかであるが、図3に示すサンプルの記
録順序およびその後の再生順序によれば、図4における
各チャネルのD/Aコンバータ120が(または、図5
におけるD/Aコンバータ120ならびにデジタル部品
130および132が)サンプルを必要とする順番に最
も近い順番で、記録媒体からサンプルが生成される。従
って、このサンプルの順番によれば、チャネル間でデー
タを再同期化するために、および各チャネルにおけるサ
ンプルのレートを揃えるために、各D/Aコンバータお
よびデジタル部品において必要になるバッファリングの
量が最小限に抑えられる。
【0082】以下に、(これまで詳細に説明した)本発
明による、音声情報用DVD型ディスク記録媒体の仕様
の一例を要約形式で示す。 好適なディスクパラメータ 5.1(6チャネル) 導出2チャネルミクス機能 圧縮または非圧縮 サンプリングレート:44.1kHzまたは48kH
z、88.2kHzまたは96kHz、176.4kH
zまたは192kHz、サブウーファ11.025kH
zまたは12kHz 各音場(sound field)(例えば、フロントおよびバッ
ク):サンプリングレートは互いに偶数倍(即ち、1
2、48および96kHz、または11.025、4
4.1および88.2kHz) 無損失コード化(ハフマンまたはランレングスまたは両
方) 暗号化(40ビット) スマートコンテンツリザーブドデータ、ディスクフォー
マット中に指定 選曲設定:スマートコンテンツ、サンプルレート識別、
ワード長識別、ワード長倍率(scale factor)、導出2チ
ャネルミクス係数等をサポートするための各ブロックを
ともなって再送信されるヘッダ 秘密データ/条件付きアクセス 表示データ:CDテキスト型表示、DVD映像のような
ビットマップ表示、LCD型ディスプレイに使用される
ジュークボックス式再生装置用ASCII(アルバムタ
イトル、曲タイトル、アーティスト)のリザーブドデー
タ オプションディスクパラメータ 注:オプション項目の全ては、ディスクフォーマット仕
様スマートコンテンツリザーブドデータ上にリザーブさ
れていなければならない 指定サンプリングレートおよびビットデプスを持つ別の
2チャネルミクス(LPCM);2チャネルミクスが含
まれる場合、導出2チャネルは不要であり、2チャネル
ミクスステータスビットが含まれる 他のコード化スキーム(例えば、デルタ−シグマ)(こ
れを使用する場合には、導出2チャネル情報が含まれな
ければならない) MPEG映像(LPCMおよび/またはAC3を含む既
存の規格を用いて、UDF層よりも上に含まれる) テキストおよびグラフィックス:カラオケ用サブ画像お
よびMPEGIフレーム仕様(DVD映像仕様に準
拠)。
【0083】図6は、異なる分解能で得られるマルチチ
ャネルデジタル音声サンプルの記録および再生方法を示
すフローチャートである。ステップ400において、複
数の音声データチャネルをサンプリングする。複数のチ
ャネルの内、少なくとも2つが異なる分解能でサンプリ
ングされる。ステップ410において、複数の音声デー
タチャネルのサンプルを、再生時に必要となる順番に最
も近い順番に配列する。ステップ430において、複数
の音声データチャネルのサンプルを複数のフレームにア
センブルする。必要に応じて、ステップ420におい
て、ステレオを導出するための重み付け情報を提供す
る。この重み付け情報は、複数の音声データチャネルと
同じトラックに提供してもよいし、別のトラックに提供
してもよい。ステップ440において、フレームおよび
重み付け情報をソフトウェア担体上に記録する。ステッ
プ450において、ソフトウェア担体に保存されたフレ
ームおよび重み付け情報にアクセスする。ステップ46
0において、音声プログラミングを再生可能にするため
に、音声データのサンプルをデジタル形式からアナログ
形式に変換する。
【0084】本発明のマルチチャネルデジタルオーディ
オシステムは、「スマートシステム初期設定」の機能を
も有し得る。この機能によって、リスナは、多くの場合
時間がかかる再生環境パラメータの初期設定プロセスを
行わずに済むとともに、アーティスト/制作者がもとも
と意図した通りに音声を聴くことができるようになる。
ソフトウェア担体上に保存されたマルチチャネル音声デ
ータには、通常音声データトラックとは別のトラックに
提供されるシステム初期設定データが追加される。但
し、音声データチャネルと同様の方法で、システム初期
化データを単一のトラック上にオーディオデータととも
に散在させることも可能である。
【0085】上記記載は本発明の原則を説明するための
ものに過ぎず、当業者であれば本発明の範囲および趣旨
から逸脱することなく様々な改変を行うことが可能であ
る。明の範囲および趣旨から逸脱することなく様々な改
変を行うことが可能である。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、大容量マルチチャネル
(例えば、6チャネル)のフォーマットで音声コンテン
ツを保存するDVD型記録媒体上に記録を行う方法およ
び装置が提供される。本発明の記録方法においては、チ
ャネル毎に異なる分解能を用いることができる。また、
再生時に、マルチチャネル音声データストリームから2
チャネル音声出力を導出することができる。正確な導出
を可能にするために、導出の際に用いられるミキシング
係数を、6チャネルの音声データとともに提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データチャネルおよび対応分解能を示す図であ
る。
【図2】好適なソフトウェア担体を示す簡略上面図であ
る。
【図3】DVD式6チャネル記録媒体上の記録サンプル
の好適な順番を示す図である。
【図4】再生回路の一例を示す簡略模式ブロック図であ
る。
【図5】再生回路の別の例を示す簡略模式ブロック図で
ある。
【図6】好適な記録再生方法を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 ソフトウェア担体 12、14、16、18 チャネル 20 DVDディスク 22、24 トラック 100 再生回路 110 デマルチプレクサ 112 変換ユニット 120 D/Aコンバータ 130 演算増幅器、デジタル乗算器 132 加算器 140 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレゴリー サガード アメリカ合衆国 カリフォルニア 91316, エンシノ, ボリス ドライブ 18088 (72)発明者 エドウィン アウトウォーター ザ サー ド アメリカ合衆国 カリフォルニア 90402, サンタ モニカ, 20ティーエイチ ス トリート 301 (72)発明者 クリストファー クックソン アメリカ合衆国 カリフォルニア 90046, ロサンジェルス, トレイソン ドライ ブ 7825

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェア担体上にマルチチャネルデ
    ジタル音声信号サンプルを提供する方法であって、 複数の音声データチャネルをサンプリングするステップ
    と、 該複数の音声データチャネルの少なくとも2つを、異な
    る分解能で、該ソフトウェア担体上のあるトラックに単
    一のストリームとして選択的にコード化するステップ
    と、を包含する、方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の音声データチャネルを、再生
    時に必要となる順番に最も近い順番に配列するステッ
    プ、をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記複数の音声データチャネルから2チ
    ャネルステレオを導出するための重み付け情報を提供す
    るステップ、をさらに包含する、請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記ソフトウェア担体上に追加の2チャ
    ネル音声トラックを提供するステップ、をさらに包含す
    る、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記配列ステップが、最も近接する最低
    周波数サンプル2個の間の間隔を各フレームが規定する
    ように、前記サンプルを複数のフレームにアセンブルす
    るステップを含み、 前記サンプリングステップが、前記複数のチャネルのそ
    れぞれについてサンプル数とサンプリングレートとの積
    が一定となるように、複数の音声データチャネルをサン
    プリングするステップを含む、請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記選択的コード化ステップが、前記複
    数の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるデー
    タデプスでコード化するステップを含む、請求項1、
    2、3、4または5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記選択的コード化ステップが、前記複
    数の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるコー
    ド化レートでコード化するステップを含む、請求項1、
    2、3、4または5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記選択的コード化ステップが、前記複
    数の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるデー
    タデプスおよび異なるコード化レートでコード化するス
    テップを含む、請求項1、2、3、4または5に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 ソフトウェア担体上に提供された複数チ
    ャネルの記録済みマルチチャネルデジタル音声信号サン
    プルを再生する方法であって、該複数のチャネルの少な
    くとも2つのチャネルが、異なる分解能で、該ソフトウ
    ェア担体上のあるトラックに単一のストリームとして選
    択的にコード化されている場合の方法であって、 該複数の音声データチャネルにアクセスするステップ
    と、 該サンプルをデジタル形式からアナログ形式に変換する
    ステップと、を包含する、方法。
  10. 【請求項10】 前記複数の音声データチャネルのサン
    プルが、再生時に必要となる順番に最も近い順番に配列
    される、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記変換ステップが、 前記複数の音声データチャネルのサンプルを重み付けす
    ることによって、該複数の音声データチャネルから2チ
    ャネルステレオを導出するステップ、をさらに含む、請
    求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記変換ステップが、 該変換の前に、前記複数の音声データチャネルのサンプ
    ルを重み付けすることによって、該複数の音声データチ
    ャネルから2チャネルステレオを導出するステップ、を
    さらに含む、請求項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記ソフトウェア担体上に追加の2チ
    ャネル音声トラックを提供するステップ、をさらに包含
    する、請求項9から12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記複数の音声データチャネルの少な
    くとも2つが異なるデータデプスでコード化される、請
    求項9、10、11または12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記複数の音声データチャネルの少な
    くとも2つが異なるコード化レートでコード化される、
    請求項9、10、11または12に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の音声データチャネルの少な
    くとも2つが異なるデータデプスおよび異なるコード化
    レートでコード化される、請求項9、10、11または
    12に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ソフトウェア担体上に単一のストリー
    ムとして提供される複数の音声データチャネルをサンプ
    リングするステップであって、該複数のチャネルの少な
    くとも2つを異なる分解能で選択的にコード化するステ
    ップと、 該複数の音声データチャネルのサンプルにアクセスする
    ステップと、 該サンプルをデジタル形式からアナログ形式に変換する
    ステップと、を包含する、記録再生方法。
  18. 【請求項18】 該複数の音声データチャネルのサンプ
    ルが、再生時に必要となる順番に最も近い順番に配列さ
    れる、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記複数の音声データチャネルから2
    チャネルステレオを導出するための重み付け情報を提供
    するステップ、をさらに包含する、請求項17に記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 前記サンプリングステップが、最も近
    接する最低周波数サンプル2個の間の間隔を各フレーム
    が規定するように、前記サンプルを複数のフレームにア
    センブルするステップを含む、請求項17、18または
    19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記変換ステップが、 前記複数の音声データチャネルのサンプルを重み付けす
    ることによって、該複数の音声データチャネルから2チ
    ャネルステレオを導出するステップ、をさらに含む、請
    求項17、18または19に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記変換ステップが、 該変換の前に、前記複数の音声データチャネルのサンプ
    ルを重み付けすることによって、該複数の音声データチ
    ャネルから2チャネルステレオを導出するステップ、を
    さらに含む、請求項17、18または19に記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 前記ソフトウェア担体上に追加の2チ
    ャネル音声トラックを提供するステップ、をさらに包含
    する、請求項17、18または19に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記選択的コード化ステップが、前記
    複数の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるデ
    ータデプスでコード化するステップを含む、請求項1
    7、18または19に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記選択的コード化ステップが、前記
    複数の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるコ
    ード化レートでコード化するステップを含む、請求項1
    7、18または19に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記選択的コード化ステップが、前記
    複数の音声データチャネルの少なくとも2つを異なるデ
    ータデプスおよび異なるコード化レートでコード化する
    ステップを含む、請求項17、18または19に記載の
    方法。
  27. 【請求項27】 記録済みマルチチャネルデジタル音声
    信号サンプルを再生する装置であって、 ソフトウェア担体上に単一のストリームとして提供され
    る複数の音声データチャネルにアクセスするデマルチプ
    レクサであって、該複数のチャネルの少なくとも2つの
    チャネルが異なる分解能で選択的にコード化されてい
    る、デマルチプレクサと、 複数のデジタルアナログコンバータを含む変換ユニット
    であって、該デジタルアナログコンバータがそれぞれ、
    該複数のチャネルの1つを受け取ってそのサンプルをデ
    ジタル形式からアナログ形式に変換するように構成され
    ている、変換ユニットと、を備えた、装置。
  28. 【請求項28】 前記複数の音声データチャネルのサン
    プルが、再生時に必要となる順番に最も近い順番に配列
    されている、請求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記複数のデジタルアナログコンバー
    タの選択される出力に接続される複数の演算増幅器であ
    って、前記複数の音声データチャネルのサンプルを重み
    付けすることによって、該複数の音声データチャネルか
    ら2チャネルステレオを導出する複数の演算増幅器、を
    前記変換ユニットがさらに備えている、請求項27に記
    載の装置。
  30. 【請求項30】 前記デマルチプレクサの選択される出
    力リード線に接続される複数のデジタル乗算器であっ
    て、逐次サンプルに様々な適切なデジタル重み付け係数
    を掛ける複数のデジタル乗算器と、 該複数のデジタル乗算器の出力を選択的に結合する複数
    のデジタル加算器であって、該複数のデジタル加算器の
    出力が前記複数のデジタルアナログコンバータの選択さ
    れる入力に接続され、これにより、前記複数の音声デー
    タチャネルから2チャネルステレオを導出する複数のデ
    ジタル加算器と、を前記変換ユニットがさらに備えてい
    る、請求項27に記載の装置。
  31. 【請求項31】 ソフトウェア担体上にマルチチャネル
    デジタル音声信号サンプルを提供する方法であって、 第1の複数の音声データチャネルをサンプリングするス
    テップと、 第2の複数の音声データチャネルをサンプリングするス
    テップと、 該ソフトウェア担体上の第1のトラックに単一のストリ
    ームとして該第1の複数の音声データチャネルを選択的
    にコード化するステップと、 該ソフトウェア担体上の第2のトラックに単一のストリ
    ームとして該第2の複数の音声データチャネルを選択的
    にコード化するステップと、を包含する、方法。
  32. 【請求項32】 ソフトウェア担体上にマルチチャネル
    デジタル音声信号サンプルを提供する方法であって、 第1の複数の音声データチャネルをサンプリングするス
    テップと、 第2の複数の音声データチャネルをサンプリングするス
    テップと、 該ソフトウェア担体上の第1のトラックに単一のストリ
    ームとして該第1の複数の音声データチャネルを選択的
    にコード化するステップと、 該第1の複数の音声データチャネルから第2の複数の音
    声データチャネルを導出するための重み付け情報を提供
    するステップと、を包含する方法。
  33. 【請求項33】 前記提供ステップが、 前記重み付け情報を、前記ソフトウェア担体上の第2の
    トラック上に保存するステップ、をさらに含む、請求項
    32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記提供ステップが、 前記重み付け情報を、前記第1の複数の音声データチャ
    ネルとともに、前記ソフトウェア担体上の前記第1のト
    ラックに前記単一のストリームとして保存するステッ
    プ、をさらに含む、請求項32に記載の方法。
  35. 【請求項35】 ソフトウェア担体上にマルチチャネル
    デジタル音声信号サンプルを提供する方法であって、 複数の音声データチャネルをサンプリングするステップ
    と、 該複数の音声データチャネルの少なくとも2つを、該ソ
    フトウェア担体上の第1のトラックに単一のストリーム
    として選択的にコード化するステップと、 該ソフトウェア担体上にシステム初期設定データを選択
    的にコード化するステップと、を包含する、方法。
  36. 【請求項36】 前記システム初期設定データが、前記
    音声データとともに散在した状態で、前記ソフトウェア
    担体上の前記第1のトラックに提供される、請求項35
    に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記システム初期設定データが、前記
    ソフトウェア担体上の第2のトラックに提供される、請
    求項35に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記複数の音声データチャネルの前記
    少なくとも2つが、異なる分解能で、前記ソフトウェア
    担体上の前記第1のトラックにコード化される、請求項
    35に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記複数の音声データチャネルを、再
    生時に必要となる順番に最も近い順番に配列するステッ
    プ、をさらに包含する、請求項35に記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記複数の音声データチャネルから2
    チャネルステレオを導出するための重み付け情報を提供
    するステップ、をさらに包含する、請求項35に記載の
    方法。
  41. 【請求項41】 前記ソフトウェア担体上に追加の2チ
    ャネル音声トラックを提供するステップ、をさらに包含
    する、請求項35に記載の方法。
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