JPH117300A - 音声データ記憶装置 - Google Patents

音声データ記憶装置

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JPH117300A
JPH117300A JP9175219A JP17521997A JPH117300A JP H117300 A JPH117300 A JP H117300A JP 9175219 A JP9175219 A JP 9175219A JP 17521997 A JP17521997 A JP 17521997A JP H117300 A JPH117300 A JP H117300A
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JP
Japan
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unit
audio
signal
audio data
recording
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Application number
JP9175219A
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Inventor
Yoshiaki Tanaka
美昭 田中
Shoji Ueno
昭治 植野
Hikari Kondo
光 近藤
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声データの情報量を適切に低減させ、より
長い時間連続して記録することができるカード型形状の
音声データ記憶装置を提供する。 【解決手段】 無音部分を削除し(S21)、有音部分
を12.8ms(128サンプル)単位でブロック化し
(S22)、1つのブロックの前後14サンプル(1.
4ms)ずつを間引きして、1ブロックのサンプル数を
100サンプルに低減する(S23)。100サンプル
のブロックの前後33サンプル(3.2ms)の期間
で、前後のブロックとクロスフェードさせるように処理
する(S24)。次いでADPCMによる情報圧縮符号
化を行い、メモリ部9に記録する(S25、S26)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード型形状を有
し、ディジタル化された音声データをメモリに記憶する
音声データ記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クレジットカード若しくはノート型パー
ソナルコンピュータ用に規格化されているPCカードと
同様のカード型形状を有する半導体メモリカードに、画
像データとともに音声データを記録するようにした電子
スチルカメラは従来より知られている(例えば特開平7
−7647号公報)。
【0003】また、音声データを半導体メモリに記録す
る場合に、メモリの容量を有効に使うため、例えばAD
PCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulatio
n)により、情報圧縮符号化を行って記録することが従
来より知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ADP
CMによる情報圧縮では、節約できるメモリ容量が少な
く、長時間の記録が困難であったため、メモリ容量をさ
らに節約し、記録時間を延ばすことが望まれていた。
【0005】本発明はこの点に着目してなされたもので
あり、音声データの情報量を適切に低減させ、より長い
時間連続して記録することができるカード型形状の音声
データ記憶装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、ディジタル音声データを記憶
する記憶手段と、外部装置から前記記憶手段にアクセス
するための接続手段とを備え、カード型形状を有する音
声データ記憶装置において、入力される音声データの無
音部分を削除するとともに、音声データのピッチを保持
しつつ時間軸の圧縮処理を行い、該圧縮処理後の音声デ
ータに対してさらに情報圧縮符号化を行って前記記憶手
段に記録する音声記録手段を備えることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の音声データ記憶装置において、前記音声記録手段は、
音声データを前記記憶手段に記録するときに、使用者の
指示に応じてマーク信号を前記音声データとともに前記
記憶手段に記録することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の音声データ記憶装置において、前記記憶手段
に記録された音声データを読み出して、記録時の情報圧
縮符号化に対応した復号化処理を行う音声再生手段を備
え、該音声再生手段は、使用者の指示に応じて前記マー
ク信号までの順方向または逆方向の早送りを行い、前記
マーク信号が記録された位置から通常再生を開始するサ
ーチ手段を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)図1及び2は本発明の第1の実施形
態にかかる音声データ記憶装置を構成するカード型ビデ
オカメラ及び音声出力ユニットの構成を示すブロック図
である。カード型ビデオカメラ(以下単に「カメラ」と
いう)1は、PCカード規格タイプIに準拠した形状と
ほぼ同様の形状(厚さ3.3mm、長辺86mm、短辺
54mm)を有し、光学画像を電気信号に変換する撮像
素子であるCCD5と、被写体からの光束が入射し、被
写体像をCCD5上に結像させる光学系2と、光学系2
の光軸とほぼ平行に設けられ、使用者が被写体像を確認
するための光学ビューファインダ3と、光学系2の開口
端(CCD5と反対側の端部)及び光学ビューファイン
ダ3の被写体側開口端を覆うスライドカバー6と、長方
形のカード面の長辺のほぼ中央に配置されたマイクロフ
ォン7と、各種信号処理を行う信号処理部8と、主とし
て撮影した画像情報及び音声情報を格納する大容量不揮
発メモリを含むメモリ部9と、パーソナルコンピュータ
等の外部装置と接続するためのコネクタ10と、バッテ
リを含み信号処理部8、メモリ部9等に電源を供給する
電源部11とを備えている。メモリ部9は、コネクタ1
0を介して接続された外部装置が所定のメモリ制御信号
を入力してアクセス(読み書き)できるように構成され
ている。
【0010】メモリ部9は、大容量の不揮発性メモリを
有しており、この不揮発性メモリは例えば175メガビ
ット程度の記憶容量を有するフラッシュメモリで構成さ
れている。
【0011】光学系2は、長方形のカード面の一方の短
辺近傍に、光学系2の光軸がその短辺とほぼ平行となる
ように配置され、複数の光学レンズ、絞り機構、光学L
PF(ローパスフィルタ)及び赤外線カットフィルタな
どから構成されている。CCD5は例えば、対角寸法が
1/5インチ(5.1mm)程度のものを使用する。ス
ライドカバー6は、カメラ1の電源スイッチSW1を兼
ねており、スライドカバー6が図1に示すように、光学
系2及び光学ビューファインダ3の開口端を覆う位置に
あるとき、電源オフ、光学系2及び光学ビューファイン
ダ3の開口端を露出させる位置にあるとき、電源オンと
なるように構成されている。コネクタ10は、光学系2
の反対側の短辺に配置されている。
【0012】カメラ1はさらに、メモリ部9から読み出
したディジタル化された音声データを、図2に示す音声
出力ユニット100に赤外線信号で送信する送信部51
を備えている。
【0013】音声出力ユニット100は、カメラ1の送
信部51から送信される赤外線信号を受信する受信部1
01と、受信部101で受信した信号の復調、デコード
(伸張処理)、D/A変換、増幅などを行う信号処理・
増幅部102と、ヘッドフォンを接続するためのヘッド
フォン端子103と、使用者がヘッドフォン端子103
に出力する音声信号のレベルや音質(例えば低音のブー
ストなど)を調節するための操作部104と、バッテリ
を含む電源部105とを備えている。
【0014】図3は、信号処理部8による信号処理を説
明するためのブロック図である。信号処理部8は、CC
D5の出力信号が入力される相関2重サンプリング回路
(CDS)21と、CDS21の出力信号をディジタル
信号に変換するA/D変換回路22と、ディジタル化さ
れた画像信号をRGB信号または輝度信号及び2つの色
差信号からなる画像信号に変換するDSP(ディジタル
信号プロセッサ)23と、DSP23から出力される画
像信号に対してDCT変換(離散コサイン変換)等の処
理を含む情報圧縮処理を行い、圧縮処理後の画像データ
をメモリ部9に入力する圧縮処理回路24と、マイクロ
フォン7の出力信号を増幅する増幅器25と、増幅器2
5の出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換回
路26と、ディジタル化された音声データに対して所定
の圧縮処理を行うDSP27と、メモリ部9から読み出
された音声データ(圧縮処理された音声データ)で送信
部51の駆動信号を変調する変調回路50と、カメラ1
の全体的な制御を行うCPU30と、DSP23、2
7、CPU30及びメモリ部9を接続するシステムバス
31とを主たる構成要素とする。システムバス31に
は、モード切換スイッチ、撮影スイッチ(図示せず)等
からなる操作部40が接続されており、操作部40の操
作状態がCPU30により検出される。CPU30は、
処理プログラムが格納されたROM及び各種演算に使用
するRAMとを有し、操作部40の操作状態に応じてカ
メラ1の各種動作制御を行う。
【0015】以下、CCD5、CDS21、A/D変換
回路22、DSP23及び圧縮処理回路24からなり、
画像信号の処理を行う回路系を、画像部200といい、
マイクロフォン7、増幅器25、A/D変換回路26、
DSP27、変調回路50及び送信部51からなり、音
声信号の処理を行う回路系を、音声部300という。
【0016】信号処理部8は、画像を記録する画像モー
ドと、音声の記録または再生を行う音声モードと、コネ
クタ10を介して接続された外部装置からメモリ部9へ
のアクセスを可能とする外部モードとに切換可能に構成
されている。画像部200及び音声部300は、それぞ
れこれらの動作モードのいずれであるかに応じて、CP
U30の制御により、消費電力を低減するパワーセーブ
モードとすることができるように構成されている。
【0017】図4は、音声出力ユニット100の信号処
理・増幅部102による信号処理を説明するためのブロ
ック図である。信号処理・増幅部102は、受信部10
1から入力される受信信号を復調する復調回路111
と、復調された音声データに対して、メモリ部9に格納
するときの圧縮処理に対応する伸張処理(デコード処
理)を実行するDSP112と、DSP112で伸張処
理されたディジタル音声データをアナログ音声信号に変
換するD/A変換回路113と、アナログ音声信号を、
ヘッドフォンを駆動できるように増幅する増幅器114
と、DSP112及び操作部104に接続され、操作部
104の操作状態に応じてアナログ音声信号の出力レベ
ルや音質などを制御するCPU115と、再生の時間カ
ウントを行い、カウント値を表示するカウンタ116と
を備えている。
【0018】次に、図3及び4を参照して信号処理部8
及び音声出力ユニット100の動作を以下に説明する。
光学系2を介してCCD5上に結像した被写体像は、電
気信号に変換され、CDS21及びA/D変換回路22
により、ディジタル画像信号に変換される。そして、そ
のディジタル信号は、DSP23によりRGB信号(ま
たは輝度信号と2つの色差信号)に変換され、圧縮処理
回路24により情報圧縮処理が行われて、メモリ部9に
格納される。また、マイクロフォン7から出力される音
声信号は増幅器25を介してA/D変換回路26に入力
され、ディジタル音声信号に変換される。次いでDSP
27により、情報圧縮処理が行われ、処理後の音声デー
タがシステムバス31を介してメモリ部9に格納され
る。
【0019】また、音声モードにおいて、再生の指示が
使用者よりなされたときは、メモリ部9から音声データ
が読み出され、変調部50及び送信部51を介して、音
声出力ユニット100に送信される。音声出力ユニット
100では、受信部101で受信された受信信号が復調
回路111で復調されて元の圧縮された音声データに戻
される。そして、DSP112により圧縮処理に対応し
た伸張処理が行われ、D/A変換回路113でアナログ
音声信号に変換される。アナログ音声信号は、増幅器1
14で増幅され、ヘッドフォン端子103に出力され
る。
【0020】コネクタ10を介して接続可能な外部装置
としては、例えばパーソナルコンピュータや、ディスプ
レイ及びスピーカを備えた専用再生装置などがある。パ
ーソナルコンピュータが接続された場合には、パーソナ
ルコンピュータで再生用のプログラムを起動し、コネク
タ10を介してメモリ部9内に格納された画像データ及
び音声データを読み出し、圧縮処理に対応した伸張処理
を行ってディスプレイ上への表示及びスピーカからの出
力を行う。
【0021】また専用再生装置が接続された場合には、
その専用再生装置がコネクタ10を介して、メモリ部9
に格納された画像データ及び音声データを読み出し、例
えば標準のテレビジョン信号に変換して出力する。
【0022】図5は、CPU30で実行されるモード切
替処理のフローチャートである。先ずステップS1で
は、システムイニシャライズ処理を行い、次いでモード
切替スイッチの設定により、音声モードであるか否かを
判別する(ステップS2)。音声モードであるときは、
画像部200をパワーセーブモードとし(ステップS
5)、再生の指示がなされたか否かを判別する(ステッ
プS12)。再生指示がなされていないときは、音声モ
ードでの記録動作を行い(ステップS13)、再生指示
がなされたときは、メモリ部9から音声データを再生し
て(読み出して)変調部50及び送信部51を介して音
声出力ユニット100に音声データを送信する(ステッ
プS14)。
【0023】ステップS2で音声モードでないときは、
画像モードであるか否かを判別し(ステップS3)、画
像モードであるときは、音声部300をパワーセーブモ
ードとし(ステップS6)、画像モードでの記録動作を
行う(ステップS9)。ステップS3で、画像モードで
ないときは、外部モードか否かを判別し(ステップS
4)、外部モードであるときは、画像部200及び音声
部300を共にパワーセーブモードとし、外部装置がメ
モリ部9にアクセスできるようにする(ステップS7、
S10、S11)。
【0024】続くステップS15では、操作部40を介
したモード指示があったか否かを判別し、無ければ待機
し、有ればステップS2に戻る。上記ステップS14の
実行中にCPU115は、操作部104の操作指示に応
答して出力レベル、音量などの信号処理パラメータをD
SP112に送るとともに、カウンタ116をクリアま
たは進行させる。
【0025】図6は、音声モードにおいて音声データを
早口モードで記録する場合(図5、ステップS13)の
処理を詳細に示すフローチャートである。早口モードが
使用者によって選択されたときは、通常の情報圧縮符号
化(ADPCM:Adaptive Differential Pulse Code M
odulation)を実行する前に、無音部分の削除などの処
理を行って、記録する情報量をより低減するようにして
いる。本実施形態では、サンプリング周波数を10KH
z(サンプリング周期:0.1ms)とし、1024サ
ンプル(102.3ms)を1単位として、以下のステ
ップS21からS26の処理を繰り返す。
【0026】先ずステップS21では、図7(a)
(b)に示すように、102.3msの期間のうち無音
部分を削除する。次に同図(c)(d)に示すように、
有音部分を12.8ms(128サンプル)単位でブロ
ック化し(ステップS22)、1つのブロックの前後1
4サンプル(1.4ms)ずつを間引きして、1ブロッ
クのサンプル数を100サンプルに低減する(ステップ
S23)。そして、100サンプルのブロックの前後3
3サンプル(3.2ms)の期間で、前後のブロックと
クロスフェードさせるように処理する(ステップS2
4)。すなわち、図7(e)に示すようにゲインを調整
し、同図(f)に示すように重ね合わせることにより、
サンプル数が低減されたブロックを連続化する。以上の
処理により、音声データのピッチを変更することなく、
時間軸を圧縮し、記録するデータ量を低減することがで
きる。
【0027】続くステップS25では、ADPCMによ
る情報圧縮符号化を行い、メモリ部9に記録する(ステ
ップS26)。記録すべき音声データがあるときは、ス
テップS21に戻って次の1024サンプルについて同
様の処理を行い、記録すべき音声データが無いときは処
理を終了する(ステップS27)。
【0028】なお、早口モードが選択されていないとき
は、ステップS21〜S24を実行することなく、AD
PCMを行って記録する動作を行う。以上のように本実
施形態では、使用者が早口モードを選択したときは、通
常の情報圧縮符号化処理(ADPCM)に加えて、無音
部分の削除及び間引き処理を行うようにしたので、記録
するデータ量をさらに低減し、音声データをより長い時
間連続して記録することができる。なお、カメラ1から
音声出力ユニット100への音声データの送信は、赤外
線信号に限らず、例えばスペクトラム拡散された電波を
用いてもよい。
【0029】(第2の実施形態)図8及び9は本発明の
第2の実施形態にかかる音声データ記憶装置を構成する
カード型ビデオカメラ1A及び音声出力ユニット100
Aの構成を示すブロック図である。本実施形態は、カメ
ラ1Aにおいてメモリ部9から読み出した音声データを
音声出力ユニット100Aに送信するだけでなく、音声
出力ユニット100Aから音声データの記録及び再生の
指示を行えるようにし、さらに記録時に音声データとと
もにマーク信号を記録し、再生時に記録箇所を容易にサ
ーチできるようにしたものである。以下に説明する点以
外は、第1の実施形態と同様である。
【0030】カメラ1Aは、第1の実施形態(図1)に
おける送信部51及び信号処理部8に代えて、送受信部
52及び信号処理部8aを有する。また、音声出力ユニ
ット100Aは、第1の実施形態(図2)における受信
部101、操作部104及び信号処理・増幅部102に
代えて、送受信部121、操作部104a及び信号処理
・増幅部102aを有する。
【0031】カメラ1Aの信号処理部8aは、図8に示
すように、音声出力ユニット100Aから送信される操
作部104aの操作状態に応じた操作信号を復調する復
調回路53を備えており、復調回路53には、送受信部
52で受信した受信信号が入力される。本実施形態で
は、音声部300aは、マイクロフォン7、増幅器2
5、A/D変換回路26、DSP27、変調回路50、
復調回路53及び送受信部52からなる。
【0032】また、音声出力ユニット100Aの操作部
104aは、ヘッドフォン端子103に出力する音声レ
ベルや音質などを調節するためのノブと、音声データの
記録を指示するための記録ボタンと、音声データの再生
を指示するための再生ボタンと、記録または再生を停止
させるためのストップボタンと、早送り再生を指示する
ための早送りボタン及び逆転再生を指示するための逆転
ボタンと、記録箇所を示すためのマーク信号の記録及び
再生時におけるマークサーチ(再生中のアドレスに最も
近いマーク信号をサーチする動作)を指示するためのマ
ークボタンとを備えており、これらのノブ及びボタンの
操作状態を示す操作信号が、信号処理・増幅部102a
のCPU115に入力される。信号処理・増幅部102
aは、カメラ1Aに送信すべき操作信号で送受信部12
1の駆動信号を変調する変調回路117と、操作部10
4aの操作状態などを表示する表示部118とを備えて
いる。CPU115は、操作部104aから入力される
操作信号に応じて出力音声レベルや音質などを制御する
とともに、カメラ1Aに送信すべき操作信号を変調回路
117に供給する。またCPU115は、表示部118
に操作状態などを表示する。
【0033】上述した構成によれば、カメラ1Aのメモ
リ部9から読み出された音声データが、音声出力ユニッ
ト100Aに送信されるとともに、音声出力ユニット1
00Aの操作部104aの操作状態に応じた操作信号
が、カメラ1Aに送信される。そして、カメラ1AのC
PU30は、操作信号の受信に対応して図12に示す割
込み処理を実行する。
【0034】すなわち、記録ボタンが操作されたとき
は、音声データの記録を開始し(ステップS31、S3
2)、ストップボタンが操作されたときは、記録動作ま
たはメモリ部9からの音声データの読み出し及び送信を
停止し(ステップS33、S34)、早送りボタンが操
作され、マークボタンが操作されないときは、早送りモ
ード(通常よりスピードを上げて順方向に再生するモー
ド)による再生を実行し(ステップS35、S36、S
37)、早送りボタン及びマークボタンが操作されたと
きは、最も近いマーク信号が記録されているアドレスA
MFまで早送りモードによる再生を実行し、アドレスA
MFからノーマルモード(通常のスピードで順方向に再
生するモード)の再生を実行する(ステップS35、S
36、S38、S44)。
【0035】また逆転ボタンが操作され、マークボタン
が操作されないときは、逆転モード(通常よりスピード
を上げて逆方向に再生するモード)による再生を実行し
(ステップS39、S40、S41))、逆転ボタン及
びマークボタンが操作されたときは、最も近いマーク信
号が記録されているアドレスAMRまで逆転モードによ
る再生を実行し、アドレスAMRからノーマルモードの
再生を実行する。
【0036】また再生ボタンが操作されたときは、ノー
マルモードによる通常の再生を実行し(ステップS4
3、S44)、記録中にマークボタンが操作されたとき
は、音声データの基本記録単位毎に付加されるヘッダ
に、マーク信号を示すフラグをセットする(マーク信号
を記録する)(ステップS45、S46、S47)。
【0037】以上のように本実施形態では、音声出力ユ
ニット100Aの操作部104aの操作状態を示す操作
信号が、カメラ1Aに送信され、その操作信号に応じた
音声データの再生制御が実行されるので、カメラ1Aに
おける再生動作を音声出力ユニット100A側から指示
することが可能となる。
【0038】また使用者が記録中にマークボタンを操作
することより、音声データとともにマーク信号が記録さ
れるので、再生時に記録箇所を容易にサーチすることが
可能となる。
【0039】また再生中に早送りモードまたは逆転モー
ドで、使用者がマークボタンを操作すると、マーク信号
をサーチし、マーク信号が記録されているアドレスから
ノーマルモードによる再生を開始させるようにしたの
で、サーチ時の操作性を向上させることができる。
【0040】(その他の実施形態)本発明は上述した実
施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、音声出力ユニット100とカメラ1とをワイヤ
で接続し、そのワイヤを介してカメラ1から音声データ
を音声出力ユニット100に伝送するようにしてよく、
また、音声出力ユニット100に含まれる回路をカメラ
1側に設けて、一体の構成としてもよい。
【0041】また本発明は、音声データの記録・再生機
能に特徴があるので、画像部200は設けなくてもよ
い。また、上述した実施形態では音声の記録時(図5の
ステップS13)に記録のみ行うようにした、記録した
音声データを同時に再生(送信)するようにしてもよ
い。このようにすることにより、記録状態をモニタする
ことができ、しかも離れた場所においてモニタすること
が可能となる。また、画像と音声を同時に記録するモー
ドを設けてもよい。
【0042】また上述した実施形態では、メモリ部9も
含めてPCカード規格タイプIに準拠した形状とほぼ同
様の形状としたが、図13(a)に示すようにメモリ部
9をPCカード規格タイプIに準拠したカードメモリ9
aとし、メモリ部9を有しないカメラ部1aとフレキシ
ブル基板80を介して接続する構成としてもよい。この
場合には、外部装置と接続するためのコネクタ10をメ
モリカード9a側に設ける。
【0043】また図13(a)の例では、フレキシブル
基板50を曲げた状態でキャップ90をフレキシブル基
板80の反対側に装着して、メモリカード9aとカメラ
部1aとを一体として使用できるようにするとよい。外
部装置に接続するときは、キャップ90を外す。
【0044】図13(b)は、同図(a)の構成の変形
例を示す図であり、この例では、フレキシブル基板80
とメモリカード9aとは、コネクタ81を介して接続さ
れている。したがって、メモリカード9aをカメラ部1
aから容易に外すことができ、メモリカード9aのみで
外部装置に接続することが可能となる。
【0045】図13(c)は、カメラ部1aとメモリカ
ード9aを同一サイズのカード形状として一体化した例
を示す。この例では、全体として例えばPCカード規格
のタイプIIに準拠した形状となるようにし、外部装置
と接続するためのコネクタ10を図示の位置に設けるよ
うにしてもよい。
【0046】またメモリカード9aは、半導体メモリに
限らず、薄型HDD(ハードディス装置)としてもよ
い。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、入力される音声データの無音部分が削除さ
れるとともに、音声データのピッチを保持しつつ時間軸
の圧縮処理が行われ、該圧縮処理後の音声データに対し
てさらに情報圧縮符号化が行われて記憶手段に記録され
るので、音声データの情報量を適切に低減させ、より長
い時間連続して記録することが可能となる。さらに、音
声データ記録しながら再生するようにでき、このように
した場合には、記録状態をその場で確認することができ
るという特徴を有する。
【0048】請求項2に記載の発明によれば、、音声デ
ータを記憶手段に記録するときに、使用者の指示に応じ
てマーク信号が音声データとともに記憶手段に記録され
るので、再生時にマーク信号をサーチすることにより、
所望の音声データを迅速に再生することができる。
【0049】請求項3に記載の発明によれば、使用者の
指示に応じてマーク信号までの順方向または逆方向の早
送りが実行され、マーク信号が記録された位置から通常
再生が開始されるので、サーチ時の操作性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるカード型ビデ
オカメラの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態にかかる音声出力ユニ
ットの構成を示す図である。
【図3】図1の信号処理部の構成を説明するためのブロ
ック図である。
【図4】図2の信号処理・増幅部の構成を説明するため
のブロック図である。
【図5】図1のCPUで実行されるモード切替処理のフ
ローチャートである。
【図6】早口モードにおける記録時の信号処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】早口モードにおける記録時の信号処理の内容を
説明するための図である。
【図8】本発明の第2の実施形態にかかるカード型ビデ
オカメラの構成を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態にかかる音声出力ユニ
ットの構成を示す図である。
【図10】図8の信号処理部の構成を説明するためのブ
ロック図である。
【図11】図9の信号処理・増幅部の構成を説明するた
めのブロック図である。
【図12】図9のCPUで実行される割込み処理のフロ
ーチャートである
【図13】その他の実施形態を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 カード型ビデオカメラ 7 マイクロフォン 8、8a 信号処理部(音声記録手段、音声再生手段) 9 メモリ部(記憶手段) 10 コネクタ(接続手段) 11 電源部 30 CPU(サーチ手段) 51 送信部(音声再生手段) 52 送受信部(音声再生手段) 100,100A 音声出力ユニット(音声再生手段) 101 受信部 105 電源部 121 送受信部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル音声データを記憶する記憶手
    段と、外部装置から前記記憶手段にアクセスするための
    接続手段とを備え、カード型形状を有する音声データ記
    憶装置において、 入力される音声データの無音部分を削除するとともに、
    音声データのピッチを保持しつつ時間軸の圧縮処理を行
    い、該圧縮処理後の音声データに対してさらに情報圧縮
    符号化を行って前記記憶手段に記録する音声記録手段を
    備えることを特徴とする音声データ記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記音声記録手段は、音声データを前記
    記憶手段に記録するときに、使用者の指示に応じてマー
    ク信号を前記音声データとともに前記記憶手段に記録す
    ることを特徴とする請求項1に記載の音声データ記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記録された音声データを
    読み出して、記録時の情報圧縮符号化に対応した復号化
    処理を行う音声再生手段を備え、該音声再生手段は、使
    用者の指示に応じて前記マーク信号までの順方向または
    逆方向の早送りを行い、前記マーク信号が記録された位
    置から通常再生を開始するサーチ手段を有することを特
    徴とする請求項1または2に記載の音声データ記憶装
    置。
JP9175219A 1997-06-16 1997-06-16 音声データ記憶装置 Pending JPH117300A (ja)

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